『大相撲取組内容』へようこそ!

このブログは、大相撲の本場所での取り組みの様子を、書くことを目的としています。

各取り組みで、力士がどのような動きをし、勝負が決まったのか。
ニュースでの「決まり手」だけではなかなか分からないですよね。

立合いは、1度で成立したのか、それとも駆け引き等で呼吸が合わなかったのか。
その決まり手に至るまで、どのような攻防があったのか。
勝負は、どのくらいの時間で決まったのか。

それらを知るお手伝いができればと、もともと趣味で書いていた「取組内容」を、ブログという形で公開しています。

実際の取り組みを見られなかった方、
また、取り組みは見たけれど、後で、どんな取り組みだったか振り返りたい方、
そんな方のお役に立てればと思います。

また、読み上げソフトなどを使って、目の不自由な方が、取組の様子を詳しく知るお手伝いになれば、とも思います。

◆取組の書き起こしのために、どのような作業をしているのか説明してみました。
興味を持たれましたら、ご覧ください。

取組書き起こし作業(1)
取組書き起こし作業(2)

◆ツイッターでブログの更新をお知らせしています。
 何らかの事情で更新が遅れる場合も、お知らせします。



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下は、このブログに掲載している目次です。
知りたい取り組みのある「場所」の名前をクリックしてください。
その「場所」の目次にジャンプします。

【力士別取組内容目次】
第69代横綱 白鵬 New!!
第70代横綱 日馬富士 New!!
第71代横綱 鶴竜 New!!
第72代横綱 稀勢の里 New!!

2017年
 ◇一月場所(初場所)取組内容・目次
 ◇三月場所(春場所)取組内容・目次 New!!

2016年
※2016年以降、十両取組内容書き起こしを省略(詳しくは→こちらを
 ◇一月場所(初場所)取組内容・目次
 ◇三月場所(春・大阪場所)取組内容・目次
 ◇五月場所(夏場所)取組内容・目次
 ◇七月場所(夏場所)取組内容・目次
 ◇九月場所(夏場所)取組内容・目次
 ◇十一月場所(九州場所)取組内容・目次
 ■2016年間ランキング(十両以上の力士の取組から、勝利数、待った回数、物言い数、取組時間)

2015年
 ◇一月場所(初場所)取組内容・目次
 ◇三月場所(春・大阪場所)取組内容・目次
 ◇五月場所(夏場所)取組内容・目次
 ◇七月場所(名古屋場所)取組内容・目次
 ◇九月場所(秋場所)取組内容・目次
 ◇十一月場所(九州場所)取組内容・目次
 ■2015年間ランキング(十両以上の力士の取組から、勝利数、待った回数、取組時間)

※2014年以前を見たい方は「続きを読む」をクリック!

2017年春場所(三月)取組内容・目次

2017年春場所(三月)場所用の目次です。
色の変わった文字を押すと、それぞれのページを表示します。

◆番付
幕内番付(似顔絵つき)  十両番付

◇初日    幕内   十両
◇二日目   幕内   十両
◇三日目   幕内   十両
◇四日目   幕内   十両
◇五日目   幕内   十両
◇六日目   幕内   十両
◇七日目   幕内   十両
◇八日目   幕内   十両
◇九日目   幕内   十両
◇十日目   幕内   十両
◇十一日目  幕内   十両
◇十二日目  幕内   十両
◇十三日目  幕内   十両
◇十四日目  幕内   十両
◇千秋楽   幕内   十両

◇各日まとめ及び成績上位者変遷
幕内(初日~千秋楽)
十両(初日~千秋楽)

◇稀勢の里、2回目優勝インタビュー全文

◆星取表 (別ウィンドウで表示します)
幕内星取表-1(横綱~前頭5)
幕内星取表-2(前頭6~16)
十両星取表

◆各種データ順位
幕内各種データ順位
十両各種データ順位


◆幕内力士15日間取組内容 New!!

各幕内力士の今場所15日間の取組内容をまとめました。
見たい力士の名前をクリックして下さい。 ※似顔絵が似ていないのは、お許し下さい…
(掲載しているのは名前の色が変わっている力士です。順次掲載していく予定です。)

番付西
2勝3敗10休 白鵬 翔 横綱 鶴竜 力三郎 10勝5敗
10勝5敗 日馬富士 公平 横綱 稀勢の里 寛 13勝2敗
1勝5敗9休 豪栄道 豪太郎 大関 照ノ富士 春雄 13勝2敗
8勝7敗 玉鷲 一朗 関脇 高安 晃 12勝3敗
9勝6敗 琴奨菊 和弘 関脇
9勝6敗 御嶽海 久司 小結 正代 直也 4勝11敗
5勝10敗 豪風 旭 前頭筆頭 勢 翔太 5勝10敗
4勝11敗 蒼国来 栄吉 二枚目 貴ノ岩 義司 6勝9敗
5勝10敗 松鳳山 裕也 三枚目 宝富士 大輔 7勝8敗
8勝7敗 嘉風 雅継 四枚目 荒鷲 毅 3勝10敗2休
8勝7敗 遠藤 聖大 五枚目 北勝富士 大輝 7勝8敗
9勝6敗 千代の国 憲輝 六枚目 碧山 亘右 8勝7敗
6勝9敗 逸ノ城 駿 七枚目 千代翔馬 富士雄 9勝6敗
3勝7敗5休 魁聖 一郎 八枚目 隠岐の海 歩 10勝5敗
7勝8敗 輝 大士 九枚目 琴勇輝 一巖 5勝10敗
7勝8敗 栃ノ心 剛 十枚目 栃煌山 雄一郎 10勝5敗
11勝4敗 大栄翔 勇人 十一枚目 石浦 将勝 7勝8敗
4勝11敗 佐田の海 貴士 十二枚目 宇良 和輝 8勝7敗
11勝4敗 貴景勝 光信 十三枚目 大翔丸 翔伍 7勝8敗
6勝9敗 妙義龍 泰成 十四枚目 旭秀鵬 滉規 5勝10敗
3勝8敗4休 千代皇 王代仁 十五枚目 徳勝龍 誠 8勝7敗
5勝10敗 錦木 徹也 十六枚目

《総合目次へ》

千代の国 2017年春(三月)場所取組内容

201703-ちよのくに

前頭8枚目だった先場所は、9勝6敗の成績だった。→先場所の取組内容
前頭6枚目で迎えた今場所、初日は北勝富士を突き落としたかに見えたが、その前に足が出ており、黒星発進。(→北勝富士戦
二日目、逸ノ城を突き落として初日を出す。
四日目の隠岐の海戦、相手に軍配が上がるも、「差し違え」で勝って3連勝。
五日目、宝富士に寄り切られて2敗目。
六日目から再び白星が連なって3連勝。6勝2敗と白星先行。(七日目の嘉風戦では片足を大きく上げて相手をかわす →①,→②
九日目、栃ノ心に立合い変化からの叩き込みで敗れて3敗目。
十日目、琴勇輝に立合い変わられるが対応し、引き落としで勝って7勝目。勝ち越しまであと1つとする。
十一日目の栃煌山戦。立合い変わられるも堪え、相手に寄られるところ、土俵際小手投げで返す。微妙な勝負に行司は回し団扇。取り直しに。(→取り直しとなった一番)取り直しの相撲では、千代の国が立合い変わる。しかし相手に対応されて4敗目。
十二日目、石浦を突き落として勝ち越し決定。(→勝ち越しインタビューを受ける千代の国
十三日目、十四日目と連敗。
千秋楽、徳勝龍を突き落とし、9勝6敗で今場所を終える。
勝ち越しは2場所連続。



(初) 北勝富士戦 ●寄り切り 4.2秒
 千代の国、先に左手をつく。北勝富士、腰を下ろし、右手をつく。両者、もう片方の手をサッとついてほぼ同時に立つ。千代の国、頭から踏み込む。両者、頭で当たり合う。千代の国、右喉輪で突き放し、叩く。北勝富士、落ちずに左で押っ付け、左上手を探る。千代の国、左に回りながら左で突き落としに行くが、その際右足が俵の外に出る。北勝富士、裏返って土俵に落ちるが、勝負は北勝富士の勝ち。

(2) 逸ノ城戦 ○突き落し 5.6秒
 千代の国、先に手をつく。逸ノ城、手をサッとつく。千代の国、頭から踏み込む。逸ノ城、右を差し、左でガバッと相手を捕まえに行く。千代の国、左に回って体を離し、突っ張りながら前に出る。逸ノ城、左足が俵に掛かり、右前廻しを探る。千代の国、左から突く。逸ノ城、土俵に落ちる。

(3) 碧山戦 ○突き落し 1.3秒
 千代の国、先に左手をつく。碧山、手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立ち、頭で当たり合う。千代の国、左に開いて突く。碧山、前にバッタリ落ちる。

(4) 隠岐の海戦 ○突き落し 5.6秒
 隠岐の海、先に右手をつく。千代の国、仕切り線後方でサッと手をつく。隠岐の海、右肘を前に出して踏み込む。千代の国、頭から当たり、突き放す。隠岐の海、下からあてがい、左を差す。千代の国、右で押っ付け、左で叩きながら下がる。隠岐の海、乗じて左差しで前に出る。千代の国、俵の上で右から突き落としに行き、両者、俵の外に倒れる。軍配、隠岐の海。「物言い」がつき、協議の結果、隠岐の海の手が先についていると判断、「軍配差し違え」で千代の国の勝ちとなる。

(5) 宝富士戦 ●寄り切り 7.2秒
 千代の国、仕切り線後方で先に手をつく。宝富士、仕切り線後方でサッと手をつく。千代の国、素早く立ち、左手を出して頭から踏み込む。宝富士、左肘を固めて当たる。千代の国、右肘を固めて差させず、突き放す。宝富士、下がらず左を差す。千代の国、突き放す。宝富士、左を差す。千代の国、右に回って右を差す。宝富士、右を差して深い下手を取る。千代の国、腰を振って廻しを切るが土俵際。宝富士、左上手を取って寄る。千代の国、上体が起きて俵を割る。

(6) 遠藤戦 ○突き出し 2.9秒
 千代の国、仕切り線後方で先に両手をつく。遠藤、仕切り線後方でサッと両手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。遠藤、低く踏み込み、右前廻しを狙う。千代の国、やや右に踏み出し、右肘を固めて当たり、右で押っ付けて左喉輪で押し上げ、突き放す。遠藤、土俵際。千代の国、そこを更に突き放す。遠藤、土俵下に飛び落ちる。

(7) 嘉風戦 ○引き落し 4.2秒
 嘉風、先に両手をつく。千代の国、仕切り線後方で手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立ち、頭で当たり合う。千代の国、突き放す。嘉風、下がらず前に出る。千代の国、土俵際、押し上げてから左へ開き、右足を高々と上げ、俵の上の左足一本で相手をかわす。嘉風、前に飛び落ち、土俵下に転落。

(中) 荒鷲戦 ○とったり 4.0秒
 両者、仕切り線後方でサッと手をつき、ほぼ同時に立つ。荒鷲、右肘を固めて踏み込む。千代の国、頭から踏み込んで当たる。荒鷲、突き放し、左から張って左を差す。千代の国、右で差し手を抱え、体を開いてとったり。荒鷲、体が裏返って背中から土俵に落ちる。

(9) 栃ノ心戦 ●叩き込み 0.7秒
 千代の国、仕切り線後方で先に両手をつく。栃ノ心、仕切り線後方でサッと手をつく。千代の国、ぴょんと立って頭から当たろうとする。栃ノ心、叩いて左へ変わる。千代の国、土俵に落ちる。

(10) 琴勇輝戦 ○引き落し 5.1秒
 千代の国、先に左手をつく。琴勇輝、両手をサッとつく。千代の国、素早く立ち、頭から踏み込もうとする。琴勇輝、叩きながら右へ変わる。千代の国、向き直って突き放す。琴勇輝、土俵際下からあてがい、左へ回る。千代の国、叩いて右に開く。琴勇輝、前に泳いで土俵に転がる。

(11) 栃煌山戦 ●寄り切り 3.0秒
 千代の国、仕切り線後方で先に左手をつく。栃煌山、腰を下ろし、足をじりっとすり、両手をサッとつく。千代の国、素早く立って踏み込む。栃煌山、叩いて左に開く。千代の国、前のめりになるが堪え、向き直る。栃煌山、前に出る。千代の国、土俵際で右を差す。栃煌山、右下手を取って両差しで寄る。千代の国、土俵際、体を開いて右小手投げに行く。両者、足を大きく上げ、俵の外に倒れる。木村晃之助、軍配を栃煌山に上げようとするが、すぐに回し団扇で千代の国に上げる。「物言い」がつき、藤島審判長は「両者の体の落ちるのが同時」と説明、「取り直し」となる。(6.3秒)
<取り直しの相撲>千代の国、仕切り線少し後方で先に左手をつく。栃煌山、腰を下ろし、足をじりっとすり、両手をサッとつく。千代の国、左へ踏み出し、左から突こうとする。栃煌山、見ながら右筈で相手の胸を押し、右から張って両差しになり、前に出る。千代の国、上体が起きて俵の外に出る。

(12) 石浦戦 ○突き落し 2.8秒
 千代の国、仕切り線後方で先に手をつく。石浦、腰を下ろし、右手をつき、時をおいて左手をサッとついて立ち、頭から踏み込む。千代の国、見ながら立って相手の肩を押さえ、突っ張り、右から突く。石浦、体が飛んで俵の外に転がる。

(13) 貴ノ岩戦 ●吊り出し 11.5秒
 千代の国、仕切り線後方で先に両手をつく。貴ノ岩、両手をサッとつく。千代の国、素早く立ち、頭から踏み込み、突っ張る。貴ノ岩、叩いて右に回る。千代の国、向き直り、押し上げてから引く。貴ノ岩、前のめりになるが堪える。千代の国、突き放す。貴ノ岩、右から突いていなし、右で後ろ廻しを取る。千代の国、くるっと向き直って廻しを切る。貴ノ岩、左下手を取り、右差し手を返して寄る。千代の国、俵の上で堪える。貴ノ岩、相手を高々と吊り上げ、俵の外に出す。

(14) 御嶽海戦 ●押し出し 2.5秒
 千代の国、仕切り線少し後方で先に手をつく。御嶽海、手をサッとつく。千代の国、素早く立ち、両手を出して頭から踏み込む。御嶽海、右手を出して頭から当たる。両者、突き放し合う。御嶽海、左を差す。千代の国、叩いて下がる。御嶽海、乗じて押し出す。

(楽) 徳勝龍戦 ○突き落し 4.7秒
 千代の国、仕切り線後方で先に左手をつく。徳勝龍、両手をサッとつき、左肘を固めて頭から踏み込む。千代の国、右手を出し、左肘を固めて当たり、右喉輪で押し上げる。徳勝龍、下がらず左喉輪で押す。千代の国、突き放す。徳勝龍、右から突いて喉輪を外し、右を差す。千代の国、左から突きながら左へ回る。徳勝龍、土俵に落ちる。

《2017年春場所取組内容・目次へ》

北勝富士 2017年春(三月)場所取組内容

201703-ほくとふじ

自己最高位の前頭8枚目だった先場所は、9勝6敗の成績だった。→先場所の取組内容
場所の直前に、右足ふくらはぎを肉離れ。(日刊スポーツ →春場所七日目の記事 記事が表示されない場合は→こちら
幕内3場所目、自己最高位を更新して前頭5枚目の今場所、初日は千代の国を寄り切って白星発進。(→千代の国戦
二日目、碧山に突き落とされてから黒星が連なり、六日目まで5連敗。
七日目、荒鷲を寄り切って2勝目。
中日、遠藤に寄り切られて6敗目。
九日目の貴ノ岩戦。30秒を超える相撲の末、寄り倒して3勝目。立合いの張り手でにより鼻や口から激しく出血し、勝負後は意識朦朧。(→出血する北勝富士
十日目輝、十一日目途中出場の魁聖に勝って3連勝。
十二日目、蒼国来に肩透かしで倒されて7敗目。あとが無くなる。
十三日目、松鳳山を叩き込んで踏み止まる。
十四日目、琴勇輝に叩き込まれて負け越し決定。
千秋楽、大翔丸を突き落とし、7勝8敗と1点の負け越しに留める。
負け越しは、2015年5月の初土俵以降、初めて。



(初) 千代の国戦 ○寄り切り 4.2秒
 千代の国、先に左手をつく。北勝富士、腰を下ろし、右手をつく。両者、もう片方の手をサッとついてほぼ同時に立つ。千代の国、頭から踏み込む。両者、頭で当たり合う。千代の国、右喉輪で突き放し、叩く。北勝富士、落ちずに左で押っ付け、左上手を探る。千代の国、左に回りながら左で突き落としに行くが、その際右足が俵の外に出る。北勝富士、裏返って土俵に落ちるが、勝負は北勝富士の勝ち。

(2) 碧山戦 ●突き落し 5.2秒
 北勝富士、仕切り線後方で先に右手をつく。碧山、右手をつく。北勝富士、素早く立って踏み込むが、碧山、立てず。2度目、両者、ほぼ同時に右手をつく。北勝富士、左手をサッとつき、素早く立って頭から踏み込む。碧山、頭を下げて当たり、押しながら前に出、突っ張り、両手で相手の顎を押し上げる。北勝富士、仰け反るが堪える。碧山、右に回りながら頭を押さえつける。北勝富士、前に飛んで土俵に落ちる。

(3) 逸ノ城戦 ●寄り切り 16.8秒
 逸ノ城、先に両手をつく。北勝富士、仕切り線後方で右手をつき、左手をサッとついて立つ。逸ノ城、左手で肩を押さえ、右肘でかち上げ気味に当たり、右を差す。北勝富士、頭をつけ、左で押っ付けながら一気に前に出る。逸ノ城、俵に詰まる。北勝富士、左上手を探る。逸ノ城、右差し手を返して上手を与えず、深い右下手を取り、左上手も探る。北勝富士、腰を捻って上手を与えず。逸ノ城、深い左上手を取る。北勝富士、右筈で押し上げて上手を切ろうとするがならず。逸ノ城、少し中に戻る。北勝富士、左上手に手を伸ばすが取れず、左を巻き替えようとする。逸ノ城、乗じて、両廻しを引きつけて一気に前に出る。北勝富士、堪えられず俵を割る。

(4) 宝富士戦 ●押し出し 15.5秒
 北勝富士、先に右手をつく。宝富士、仕切り線少し後方で両手をサッとつく。北勝富士、素早く立って頭から踏み込む。宝富士、左肘を固めて当たる。北勝富士、頭をつけ、右押っ付け、左筈で押し上げる。宝富士、相手の腕を外し、左を差そうとする。北勝富士、両手で押す。宝富士、左から突き、左を差そうとする。北勝富士、突き放し、右押っ付け、左喉輪で押し上げる。宝富士、右で突いて喉輪を外し、左から突いていなす。北勝富士、前に泳いで相手に背中を向けるが、向き直ろうとする。宝富士、その機に一気に前に出、左をのぞかせて右で胸を押す。北勝富士、土俵下に落ちる。

(5) 嘉風戦 ●寄り切り 11.7秒
 嘉風、先に両手をつく。北勝富士、仕切り線後方で右手をつき、左手をサッとついて立ち、頭から踏み込む。嘉風、左肘を固めて頭から当たる。両者、突き放す。北勝富士、突き放しながら前に出る。嘉風、頭を下げ、下から押し上げながら前に出、左下手を取る。北勝富士、俵に詰まり、左を差して右で差し手を抱える。嘉風、頭をつけ、左下手を引きつけ、右押っ付けで押し上げながら寄る。北勝富士、上体が起き、土俵下に落ちる。

(6) 千代翔馬戦 ●叩き込み 8.6秒
 北勝富士、先に右手をつく。千代翔馬、左、右とサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。千代翔馬、左手を前に出す。両者、頭で当たり合う。千代翔馬、右前廻しを探る。北勝富士、突き放そうとする。千代翔馬、左で叩いていなし、右で後ろ廻しを取る。北勝富士、向き直って叩く。千代翔馬、落ちずに向き直り、突っ張りながら前に出る。北勝富士、下からあてがい、突き放す。千代翔馬、叩いて左に開く。北勝富士、前にバッタリ落ちる。

(7) 荒鷲戦 ○寄り切り 11.0秒
 荒鷲、先に右手をつく。北勝富士、仕切り線少し後方で右手をつき、左手をサッとついて立つ。荒鷲、右肘を固めて踏み込む。北勝富士、頭から当たる。荒鷲、左上手前廻しを探るが取れず、右下手を取る。北勝富士、腰を引いて上手を与えず、右差し手を返し、左上手、深い右下手を取って前に出る。荒鷲、左で押っ付け、土俵際、右下手投げで振るが下手が切れる。北勝富士、左上手を持って堪え、中に戻る。荒鷲、右差し手を抜く。北勝富士、両差しで前に出る。荒鷲、上体が起きて土俵下に落ちる。

(中) 遠藤戦 ●寄り切り 15.0秒
 北勝富士、先に右手をつく。遠藤、仕切り線後方で両手をサッとつく。北勝富士、頭から踏み込む。遠藤、低く踏み込み、右を差す。北勝富士、右で押っ付け、左喉輪で押し上げる。遠藤、右下手を探る。北勝富士、腰を引いて廻しを与えず。遠藤、突き放し、左を差そうとする。北勝富士、右から絞り、左喉輪、右喉輪で押し上げる。遠藤、相手の右腕を手繰りながら左で突いていなし、左上手を探る。北勝富士、頭を下げ、腰を引いて上手を与えず。遠藤、前に出ながら両差しになり、両下手を取る。北勝富士、土俵際、左で頭を押さえつけながら右へ回って中に戻り、相手の廻しを切る。遠藤、押し上げながら前に出、再び両差しになって右下手を取る。北勝富士、上体が起きて左で首を巻く。遠藤、左差し手を返しながら寄り切る。

(9) 貴ノ岩戦 ○寄り倒し 32.9秒
 北勝富士、先に右手をつく。貴ノ岩、右手をつく。北勝富士、突っ掛ける。2度目、北勝富士、先に右手をつく。貴ノ岩、右手をつき、左手をサッとついて立ち、右から張る。北勝富士、左にずれて当たり、左上手を取る。貴ノ岩、向き直って上手を切る。北勝富士、左押っ付け、右喉輪で押し上げる。貴ノ岩、仰け反って俵に詰まりながら右下手を探る。北勝富士、前に出ながら左上手を探るが取れず。貴ノ岩、前に出て左上手を探るが取れず、右下手を取る。北勝富士、右下手を取り、左上手に手を伸ばすが取れず。貴ノ岩、左で押っ付けながら相手の下手を切ろうとするが切れず。北勝富士、左を巻き替えようとするがならず、頭をつける。貴ノ岩、前に出ようとするがならず、叩きながら右へ回る。北勝富士、乗じて右下手を引きつけて前に出る。貴ノ岩、上体が起きて俵に詰まるが左で押っ付けながら残す。北勝富士、頭をつけ、左上手に手を伸ばすが取れず。貴ノ岩、中に戻る。北勝富士、左で絞りながら前に出る。貴ノ岩、土俵際堪え、叩きながら左へ回るが、土俵に転がる。勝負後、北勝富士、鼻や口から激しく出血しており、意識がもうろうとしている様子で、慎重に土俵を下りる。

(10) 輝戦 ○押し倒し 8.1秒
 輝、先に左手をつく。北勝富士、仕切り線少し後方で右手をつき、左手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。輝、右手を出して頭から踏み込む。北勝富士、頭から当たる。輝、顎を押し上げる。北勝富士、胸に向かって突き放しながら前に出る。輝、土俵際を左へ回り、出てくる相手を右から突く。北勝富士、前のめりになるが向き直る。輝、土俵際の相手を押す。北勝富士、右から突き、体勢を崩した相手を更に押す。輝、土俵に落ちて転がる。

(11) 魁聖戦 ○寄り切り 11.8秒
 魁聖、先に両手をつく。北勝富士、腰を下ろし、仕切り線後方で右手をつき、左手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。北勝富士、やや左へ踏み出して頭から当たる。魁聖、右を差そうとする。北勝富士、左で押っ付け、右喉輪で押し上げ、一旦体を離し、再び頭から当たって左で押っ付け、左筈で脇を、右で顎を押し上げながら前に出る。魁聖、上体が起き、土俵際を左へ回る。北勝富士、頭をつけて押す。魁聖、右小手投げに行く。北勝富士、両差しになって寄り切る。

(12) 蒼国来戦 ●肩透かし 12.3秒
 北勝富士、仕切り線少し後方で先に右手をつく。蒼国来、仕切り線少し後方で左手をつき、時をおき、右手をサッとついて素早く立つ。北勝富士、遅れて立ち、頭から当たる。しかし、行司 木村庄太郎が止める。2度目、北勝富士、仕切り線少し後方で先に右手をつく。蒼国来、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。蒼国来、左肘を固めてやや右へ踏み出す。北勝富士、やや右にずれて頭から当たり、突き放しながら前に出る。蒼国来、右を差す。北勝富士、少し引いて体を離し、左で後ろ廻しに手を掛ける。蒼国来、向き直って上手を与えず、右を差す。北勝富士、左で押っ付け、右喉輪で押し上げる。蒼国来、相手の右腕を手繰って左へ回る。両者、体が離れる。北勝富士、前に出る。蒼国来、左をのぞかせ、右で叩いて肩透かし。北勝富士、右足を大きく上げて土俵に落ちる。

(13) 松鳳山戦 ○叩き込み 8.4秒
 北勝富士、先に右手をつく。松鳳山、両手をサッとついて立ち、右から張って差そうとする。北勝富士、突き放す。松鳳山、再び右から張り、差そうとする。北勝富士、両手で顎を押し上げる。松鳳山、突き放す。北勝富士、押しながら一気に前に出る。松鳳山、俵に詰まる。北勝富士、押し上げてから右に開く。松鳳山、両足を開いて土俵に手をつく。

(14) 琴勇輝戦 ●叩き込み 1.9秒
 北勝富士、先に右手をつく。琴勇輝、仕切り線少し後方で両手をサッとつく。北勝富士、頭から踏み込む。琴勇輝、両手で押し上げ、右に開く。北勝富士、土俵に落ちる。

(楽) 大翔丸戦 ○突き落し 6.4秒
 北勝富士、先に右手をつく。大翔丸、右手をサッとつく。北勝富士、左手をサッとついて素早く立つ。大翔丸、右手を出して頭から踏み込む。北勝富士、左へ踏み出して左から突く。大翔丸、向き直って押す。北勝富士、右を差す。大翔丸、左押っ付けで前に出る。北勝富士、土俵際を右へ回り、右から突いて体を離す。大翔丸、泳いで俵の外に飛び出る。北勝富士、俵の中に残る。

《2017年春場所取組内容・目次へ》

遠藤 2017年春(三月)場所取組内容

201703-えんどう

前頭4枚目だった先場所は、2大関を破るも7勝8敗の成績だった。→先場所の取組内容
前頭5枚目で迎えた今場所、初日は荒鷲を寄り切り、白星発進。(→勝負後荒鷲を引き上げる遠藤
二日目嘉風、三日目宝富士に敗れて連敗。
四日目碧山、五日目逸ノ城を寄り切って連勝。3勝2敗と白星先行。(→逸ノ城戦勝負後
六日目、千代の国に突き出されて3敗目。
七日目から千代翔馬、北勝富士、隠岐の海に3連勝し、6勝目。(→隠岐の海戦
十日目、横綱日馬富士に叩き込まれて4敗目。
十一日目、貴ノ岩に上手出し投げで、十二日目、角番を脱出した大関 照ノ富士に浴びせ倒されて3連敗。6勝6敗と星が五分に。
十三日目は、過去5戦全敗の栃煌山と対戦。押し出しで初めて勝つつとともに7勝目。勝ち越しまであと1つとする。
十四日目、輝に押し出されて7敗目。3場所連続7勝7敗で千秋楽へ。
千秋楽、栃ノ心を寄り切って勝ち越し。(→鼻血を出しながらの勝ち越し
勝ち越しは、昨年9月場所以来3場所ぶり。



(初) 荒鷲戦 ○寄り切り 9.6秒
 荒鷲、先に手をつく。遠藤、仕切り線後方でサッと手をつき、左肘を固めて低く踏み込み、前に出ながら左下手を取る。荒鷲、左を差し、深い右上手を取る。遠藤、右上手前廻しも取る。荒鷲、上手を引きつけて右に回り、土俵際右上手投げに行く。遠藤、左下手投げを返して堪え、中に戻って右上手前廻しを取り直し、両廻しを引きつけて前に出る。荒鷲、左下手投げを打ち、更に土俵際、右掬い投げも打つ。遠藤、休まず前に出て寄り切る。荒鷲、土俵下に落ちる。

(2) 嘉風戦 ●渡し込み 3.6秒
 嘉風、先に両手をつく。遠藤、仕切り線後方で両手をサッとついて立つ。嘉風、立てず。2度目、嘉風、先に両手をつく。遠藤、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。嘉風、右肘を固めて頭から踏み込む。遠藤、右前廻しを探るが取れず、左を差す。嘉風、左を差して頭をつける。遠藤、叩く。嘉風、左差しで一気に前に出、右で相手の左太腿を抱える。遠藤、右足一本で俵の外に出、土俵下に落ちる。

(3) 宝富士戦 ●押し出し 3.4秒
 宝富士、先に両手をつく。遠藤、仕切り線後方でサッと両手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。宝富士、左肘を固める。遠藤、左手を出して低く踏み込む。宝富士、左を差す。遠藤、突き放し、右上手に手を伸ばすが取れず。宝富士、下がらず左差しで前に出る。遠藤、上体が起きて俵に詰まる。宝富士、右で押っ付ける。遠藤、俵を割る。

(4) 碧山戦 ○寄り切り 3.0秒
 遠藤、仕切り線後方で先に右手をつく。碧山、手をサッとつき、頭を下げて踏み込む。遠藤、頭から当たり、左を差す。碧山、右で小手に巻き、右に回りながら小手に振る。遠藤、左差しでついて行く。碧山、俵の外に出、その後、遠藤、俵の外に両手をつく。

(5) 逸ノ城戦 ○寄り切り 10.2秒
 逸ノ城、仕切り線少し後方で先に両手をつく。遠藤、仕切り線後方でサッと手をつき、左肘を固めて踏み込む。逸ノ城、左から張り、右肘を固めて当たる。遠藤、右上手前廻しを探るが取れず。逸ノ城、左喉輪で相手を起こす。遠藤、両差しになり、右差し手を返して前に出る。逸ノ城、左で差し手を抱え、左半身で土俵際になる。遠藤、深い右下手を取って前に出る。逸ノ城、土俵際、左小手投げで振りながら左へ回る。遠藤、右下手を持ち、左差し手を返しながら寄る。逸ノ城、上体が起きて俵を割る。

(6) 千代の国戦 ●突き出し 2.9秒
 千代の国、仕切り線後方で先に両手をつく。遠藤、仕切り線後方でサッと両手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。遠藤、低く踏み込み、右前廻しを狙う。千代の国、やや右に踏み出し、右肘を固めて当たり、右で押っ付けて左喉輪で押し上げ、突き放す。遠藤、土俵際。千代の国、そこを更に突き放す。遠藤、土俵下に飛び落ちる。

(7) 千代翔馬戦 ○上手出投 11.2秒
 遠藤、仕切り線後方で右手をつき、千代翔馬、すぐに左、右と手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。千代翔馬、左手で相手の肩を押さえながら踏み込み、、右上手を取る。遠藤、左を差して前に出、右上手を取る。千代翔馬、土俵際で左下手を取って両廻し。遠藤、左から巻くようにして右に回り、右上手を持って前に出、左下手を取る。両者、土俵中央に戻る。千代翔馬、伸びた右上手を取り直す。遠藤、左肘を張りながら腰を振って相手の上手を切り、前に出る。千代翔馬、体を開いて左下手投げに行く。遠藤、右上手で出し投げ。千代翔馬、左膝から土俵に落ちる。

(中) 北勝富士戦 ○寄り切り 15.0秒
 北勝富士、先に右手をつく。遠藤、仕切り線後方で両手をサッとつく。北勝富士、頭から踏み込む。遠藤、低く踏み込み、右を差す。北勝富士、右で押っ付け、左喉輪で押し上げる。遠藤、右下手を探る。北勝富士、腰を引いて廻しを与えず。遠藤、突き放し、左を差そうとする。北勝富士、右から絞り、左喉輪、右喉輪で押し上げる。遠藤、相手の右腕を手繰りながら左で突いていなし、左上手を探る。北勝富士、頭を下げ、腰を引いて上手を与えず。遠藤、前に出ながら両差しになり、両下手を取る。北勝富士、土俵際、左で頭を押さえつけながら右へ回って中に戻り、相手の廻しを切る。遠藤、押し上げながら前に出、再び両差しになって右下手を取る。北勝富士、上体が起きて左で首を巻く。遠藤、左差し手を返しながら寄り切る。

(9) 隠岐の海戦 ○寄り切り 10.2秒
 隠岐の海、仕切り線少し後方で先に手をつく。遠藤、仕切り線少し後方でサッと手をつく。隠岐の海、右肘を固めて踏み込み、左を差す。遠藤、低く踏み込み、右上手前廻しを取り、左差し手を返し、上手を引きつけて前に出る。隠岐の海、腰が伸び、右足一本を俵に掛けて堪える。遠藤、休まず寄り立て、腰を下ろして寄り切る。

(10) 日馬富士戦 ●叩き込み 6.4秒
 遠藤、先に右手をつく。日馬富士、仕切り線後方でサッと両手をつく。遠藤、左肩から踏み込む。日馬富士、頭から素早く踏み込む。遠藤、左を差す。日馬富士、引いて体を離す。遠藤、土俵際の相手を押す。日馬富士、右を差して中に戻る。遠藤、左押っ付けで前に出る。日馬富士、叩きながら下がり、土俵際左に開く。遠藤、前に飛び落ち、日馬富士、左足一本で残す。

(11) 貴ノ岩戦 ●上手出投 7.2秒
 遠藤、仕切り線少し後方で先に手をつく。貴ノ岩、両手をサッとつき、右肘を固めて踏み込む。遠藤、頭から踏み込む。貴ノ岩、頭を叩きながら右に回る。遠藤、少し泳ぐが、向き直って左を差す。貴ノ岩、右で押っ付け、叩きながら下がり、土俵際、肩越しの右上手を取り、左で頭を押さえつけて体を入れ替えながら右上手出し投げ。遠藤、足が宙に舞い、土俵に裏返る。

(12) 照ノ富士戦 ●浴せ倒し 15.6秒
 遠藤、仕切り線少し後方で先に右手をつく。照ノ富士、手をサッとつく。遠藤、頭から踏み込む。照ノ富士、左から張り、右肘でかち上げ、左を差そうとする。遠藤、右に回り、右喉輪で押し上げる。照ノ富士、喉輪を外し、右を差す。遠藤、すぐに左を巻き替え、差し手を返す。照ノ富士、肩越しの右上手を取る。遠藤、右も差して両差しになり、両下手を取ってがぶり寄る。照ノ富士、右上手を持ち、左で差し手を抱えながら俵に両足を掛けて堪え、腹を突き出すように前に出、右膝を相手の左足にあてて足を送らせないようにする。遠藤、体勢を崩して土俵に倒れる。照ノ富士、その上に乗る。

(13) 栃煌山戦 ○押し出し 8.6秒
 遠藤、先に手をつく。栃煌山、仕切り線かなり後方で手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。遠藤、両肘を固めて頭から踏み込む。栃煌山、両差しになろうとする。遠藤、左から絞り、右上手に手を伸ばすが取れず、引く。栃煌山、乗じて押しながら前に出る。遠藤、土俵際から突き放しながら前に出る。栃煌山、叩きながら左へ回る。遠藤、向き直って突き放す。栃煌山、上体が起きて俵を割る。 
(14) 輝戦 ●押し出し 5.0秒
 輝、先に左手をつく。遠藤、仕切り線少し後方で両手をサッとつく。輝、素早く立って両手突きに行く。遠藤、頭から当たる。輝、突き放して前に出る。遠藤、左を差すが土俵際。輝、押し上げる。遠藤、上体が起き、土俵下に落ちる。

(楽) 栃ノ心戦 ○寄り切り 6.1秒
 遠藤、仕切り線少し後方で右手をつく。栃ノ心、すぐにサッと両手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。遠藤、左肘を固めて低く踏み込む。栃ノ心、右肘を相手の顔に向けて当て、更に左肘で押し上げる。遠藤、右上手前廻しを取って離さず。栃ノ心、左で首を巻き、右押っ付けで突く。遠藤、右下手を深くし、両差しで前に出る。栃ノ心、上体が起きて俵を割る。

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荒鷲 2017年春(三月)場所取組内容

201703-あらわし

自己最高位の前頭2枚目だった先場所は、2つの金星を獲得するも、6勝9敗の成績だった。→先場所の取組内容
前頭4枚目で迎えた今場所、初日は遠藤に寄り切られて黒星発進。(→勝負後遠藤に引き上げてもらう荒鷲
二日目宝富士、三日目嘉風に寄り切られて3連敗。
四日目、松鳳山を下手投げで倒して初日を出す。
五日目から再び黒星が連なり、4連敗で7敗目。後がなくなる。
九日目、横綱日馬富士を寄り切り、3つめの金星を獲得。(→殊勲インタビューを受ける
十日目、途中出場の魁聖と対戦。「物言い」がつくも突き落として連勝。7敗で踏み止まる。(→勝負直後
十一日目、角番を脱出した大関 照ノ富士の上手投げに敗れて負け越し決定。
十二日目、新横綱で初日から勝ちっ放しの稀勢の里に寄り切られて9敗目。この取組で、土俵下に落ちた際に左足首を捻る。
十三日目から左足首捻挫のため、休場。(→荒鷲休場
3勝10敗2休で今場所を終える。負け越しは2場所連続。



(初) 遠藤戦 ●寄り切り 9.6秒
 荒鷲、先に手をつく。遠藤、仕切り線後方でサッと手をつき、左肘を固めて低く踏み込み、前に出ながら左下手を取る。荒鷲、左を差し、深い右上手を取る。遠藤、右上手前廻しも取る。荒鷲、上手を引きつけて右に回り、土俵際右上手投げに行く。遠藤、左下手投げを返して堪え、中に戻って右上手前廻しを取り直し、両廻しを引きつけて前に出る。荒鷲、左下手投げを打ち、更に土俵際、右掬い投げも打つ。遠藤、休まず前に出て寄り切る。荒鷲、土俵下に落ちる。

(2) 宝富士戦 ●寄り切り 4.4秒
 宝富士、先に両手をつく。荒鷲、右手をつく。宝富士、素早く立つ。荒鷲、遅れて立つが、行司 木村庄太郎が止める。2度目、宝富士、先に両手をつく。荒鷲、仕切り線後方で両手をサッとつき、右肘を固めて踏み込む。宝富士、左肘を固めて当たる。荒鷲、左を差し、右で押っ付ける。宝富士、左をねじ込み、深い右上手を取って前に出る。荒鷲、土俵際、左下手投げに行く。宝富士、右上手を引きつけて寄る。荒鷲、俵の外に出る。その後、宝富士、土俵に落ちる。

(3) 嘉風戦 ●寄り切り 5.2秒
 嘉風、先に両手をつく。荒鷲、右手をつく。嘉風、ふわっと突っ掛ける。2度目、嘉風、先に両手をつく。荒鷲、右手をつく。嘉風、再びふわっと突っ掛ける。3度目、嘉風、先に両手をつく。荒鷲、右、左とサッと手をついて立ち、右肘を固める。嘉風、左肘を固めて頭から当たる。荒鷲、左廻しに手を伸ばす。嘉風、叩きながら下がり、左を差して頭をつけ、右で押っ付けながら前に出る。荒鷲、右小手投げに行く。嘉風、左差し手を突きつけて寄る。荒鷲、上体が起きて俵を割る。

(4) 松鳳山戦 ○下手投げ 15.1秒
 荒鷲、先に右手をつく。松鳳山、両手をサッとついて素早く立ち、両手突きに行く。荒鷲、右肘を固めて当たり、左廻しに手を伸ばす。松鳳山、突っ張る。荒鷲、下からあてがい、左下手を探るが取れず、相手の左腕を抱えながら右に回る。松鳳山、取られた腕を抜き、引く。荒鷲、前のめりになるが堪える。松鳳山、突き放し、右から張り、右上手を取る。荒鷲、深い左下手を取り、機を見て体を開き、左下手で投げ捨てる。松鳳山、土俵に転がる。

(5) 碧山戦 ●押し出し 2.1秒
 荒鷲、仕切り線後方で先に右手をつく。碧山、手をサッとついて立ち、低く踏み込み、左押っ付け、右筈で押しながら一気に前に出る。荒鷲、土俵下に飛び落ちる。

(6) 貴ノ岩戦 ●寄り切り 6.3秒
 荒鷲、先に右手をつく。貴ノ岩、手をサッとつく。荒鷲、素早く立ち、右腕を内に入れて踏み込む。貴ノ岩、すぐに左前廻しを取り、引きつけて前に出る。荒鷲、土俵際、左押っ付けで突く。貴ノ岩、両下手を持って前に出る。荒鷲、右を巻き替えて右下手を取る。貴ノ岩、両廻しを引きつけながら寄る。荒鷲、土俵際、右下手投げに行く。貴ノ岩、左上手を引きつけながら腰をぶつける。荒鷲、左足一本で俵の外に出、両者、土俵下に落ちる。

(7) 北勝富士戦 ●寄り切り 11.0秒
 荒鷲、先に右手をつく。北勝富士、仕切り線少し後方で右手をつき、左手をサッとついて立つ。荒鷲、右肘を固めて踏み込む。北勝富士、頭から当たる。荒鷲、左上手前廻しを探るが取れず、右下手を取る。北勝富士、腰を引いて上手を与えず、右差し手を返し、左上手、深い右下手を取って前に出る。荒鷲、左で押っ付け、土俵際、右下手投げで振るが下手が切れる。北勝富士、左上手を持って堪え、中に戻る。荒鷲、右差し手を抜く。北勝富士、両差しで前に出る。荒鷲、上体が起きて土俵下に落ちる。

(中) 千代の国戦 ●とったり 4.0秒
 両者、仕切り線後方でサッと手をつき、ほぼ同時に立つ。荒鷲、右肘を固めて踏み込む。千代の国、頭から踏み込んで当たる。荒鷲、突き放し、左から張って左を差す。千代の国、右で差し手を抱え、体を開いてとったり。荒鷲、体が裏返って背中から土俵に落ちる。

(9) 日馬富士戦 ○寄り切り 4.3秒
 荒鷲、先に右手をつく。日馬富士、仕切り線後方で両手をサッとつく。荒鷲、素早く立ち、右肘を固めて踏み込む。日馬富士、右手を出して踏み込み、左上手を取る。荒鷲、右下手を取り、すぐに下手投げで振って相手を俵に追い詰め、左で押っ付けながら寄る。日馬富士、左上手を持ち、右で叩こうとするが、左足が俵の外に出る。その後、荒鷲、土俵に転がる。

(10) 魁聖戦 ○突き落し 6.1秒
 荒鷲、先に右手をつく。魁聖、仕切り線後方でサッと手をつき、右腕を内に入れる。荒鷲、右肘を固めて低く踏み込み、左上手前廻しを狙うが取れず、右差しで左へ回る。魁聖、右差し手を抜く。荒鷲、深い左下手を探る。魁聖、押しながら前に出る。荒鷲、土俵際を左へ回り、左から突く。魁聖、土俵に落ち、すぐその後に、荒鷲も土俵に転がる。木村庄太郎は、軍配を荒鷲に上げる。「物言い」がつき、同体か協議した結果、藤島審判長は「魁聖の手が先についている」と説明、「軍配通り」荒鷲の勝ち。

(11) 照ノ富士戦 ●上手投げ 39.8秒
 荒鷲、仕切り線少し後方で先に右手をつく。照ノ富士、両手をサッと動かして立ち、右肘を固めて踏み込む。荒鷲、右肘を固めて当たる。照ノ富士、左上手前廻しを取る。荒鷲、頭をつけ、右差し手を抜いて右上手を取り、左下手も取る。照ノ富士、左下手を深くし、腰を振って相手の下手を切る。荒鷲、右上手を引きつける。照ノ富士、右を巻き替えて両差しになる。荒鷲、両上手を引きつけて前に出る。照ノ富士、俵に両足を掛け、右差し手を大きく返して相手の左上手を切る。荒鷲、左腕がバンザイになり、右上手で土俵内へ振り、左上手を取り直す。照ノ富士、右差し手を返して前に出、左差し手を抜いて左上手を取る。荒鷲、左に回って土俵内へ戻る。両者、土俵中央で右四つ、両廻しを取る体勢で止まる(約11秒間)。照ノ富士、相手を吊り上げて前に出る。荒鷲、土俵際、右下手投げに行く。照ノ富士、少し下がって左上手投げ。荒鷲、土俵に転がる。

(12) 稀勢の里戦 ●寄り切り 3.3秒
 荒鷲、先に手をつく。稀勢の里、仕切り線後方で両手をサッとつき、左肘を固めて踏み込む。荒鷲、低く当たって左上手前廻しに手を掛けるが切れる。稀勢の里、左を差して前に出る。荒鷲、右上手を取り、土俵際右上手投げに行こうとするが廻しが切れる。稀勢の里、左差し手を突きつけて体を預ける。荒鷲、俵の外に出る。その後、荒鷲、土俵下に飛び落ち、稀勢の里、俵の外に転がる。

(13) 逸ノ城戦 ■ 不戦勝 
 荒鷲、「左足関節捻挫」のため、休場。

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嘉風 2017年春(三月)場所取組内容

201703-よしかぜ

前頭5枚目だった先場所は、8勝7敗の成績だった。→先場所の取組内容
場所前は、二所ノ関一門の稽古で、新横綱の稀勢の里らと稽古する。(→ニュース画像
前頭4枚目で迎えた今場所、初日は宝富士に突き落とされて黒星発進。
二日目は遠藤を渡し込んで初日を出し、三日目は荒鷲を寄り切って連勝。
四日目、角番の大関 照ノ富士に寄り切られて2敗目。
五日目、同じ日体大出身の北勝富士を寄り切って3勝2敗と白星先行に。
六日目、いつも熱戦になる横綱日馬富士戦。引き落とされて敗れる。
七日目、一目置いているという千代の国に引き落とされて連敗。(取組画像 →①→②)(→初場所での嘉風の千代の国に対するコメント日刊スポーツより 記事が表示されない場合は→こちら
35歳の誕生日を迎えた中日、碧山を寄り切って星を五分に。
九日目、重たい逸ノ城を30秒の相撲の末に下手捻りで倒して5勝4敗と白星先行。
十日目、横綱鶴竜を休まず攻めて3連勝。(→殊勲インタビューの様子
十一日目、新横綱稀勢の里に贈り出されて5敗目。
十二日目は千代翔馬、十三日目は今場所初日から10連勝だった関脇 高安に勝って2連勝。勝ち越しを決める。
十四日目、千秋楽と連敗し、8勝7敗で今場所を終える。
勝ち越しは2場所連続。待った回数5回は、今場所の幕内で最多。(→幕内取組各種データ順位



(初) 宝富士戦 ●突き落し 5.6秒
 嘉風、先に両手をつく。宝富士、仕切り線後方でサッと手をついて立つ。嘉風、頭から踏み込む。宝富士、左肘を固めて当たり、左を差そうとする。嘉風、左喉輪で押し上げ、右で押っ付けながら前に出る。宝富士、土俵際左を差し、中に戻る。嘉風、左を差し、右も差そうとしながら一気に前に出る。宝富士、左に回って左から突く。嘉風、土俵下へ転がり落ちる。

(2) 遠藤戦 ○渡し込み 3.6秒
 嘉風、先に両手をつく。遠藤、仕切り線後方で両手をサッとついて立つ。嘉風、立てず。2度目、嘉風、先に両手をつく。遠藤、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。嘉風、右肘を固めて頭から踏み込む。遠藤、右前廻しを探るが取れず、左を差す。嘉風、左を差して頭をつける。遠藤、叩く。嘉風、左差しで一気に前に出、右で相手の左太腿を抱える。遠藤、右足一本で俵の外に出、土俵下に落ちる。

(3) 荒鷲戦 ○寄り切り 5.2秒
 嘉風、先に両手をつく。荒鷲、右手をつく。嘉風、ふわっと突っ掛ける。2度目、嘉風、先に両手をつく。荒鷲、右手をつく。嘉風、再びふわっと突っ掛ける。3度目、嘉風、先に両手をつく。荒鷲、右、左とサッと手をついて立ち、右肘を固める。嘉風、左肘を固めて頭から当たる。荒鷲、左廻しに手を伸ばす。嘉風、叩きながら下がり、左を差して頭をつけ、右で押っ付けながら前に出る。荒鷲、右小手投げに行く。嘉風、左差し手を突きつけて寄る。荒鷲、上体が起きて俵を割る。

(4) 照ノ富士戦 ●寄り切り 3.0秒
 嘉風、先に両手をつく。照ノ富士、手をサッとついて立つ。嘉風、立てず。2度目、嘉風、先に両手をつく。照ノ富士、手をサッとつき、右腕を内に入れて踏み込む。嘉風、両肘を固めて頭から当たる。照ノ富士、左上手前廻しを取って前に出る。嘉風、右差し手を抜いて右から突こうとする。照ノ富士、相手の左側について前に出る。嘉風、土俵下に飛び落ちる。

(5) 北勝富士戦 ○寄り切り 11.7秒
 嘉風、先に両手をつく。北勝富士、仕切り線後方で右手をつき、左手をサッとついて立ち、頭から踏み込む。嘉風、左肘を固めて頭から当たる。両者、突き放す。北勝富士、突き放しながら前に出る。嘉風、頭を下げ、下から押し上げながら前に出、左下手を取る。北勝富士、俵に詰まり、左を差して右で差し手を抱える。嘉風、頭をつけ、左下手を引きつけ、右押っ付けで押し上げながら寄る。北勝富士、上体が起き、土俵下に落ちる。

(6) 日馬富士戦 ●引き落し 8.9秒
 嘉風、先に両手をつく。日馬富士、仕切り線後方で両手をサッとつき、左手を出して頭から踏み込む。両者、頭で当たり合う。日馬富士、左で突き放し、右から張る。嘉風、左から張り、左をのぞかせて前に出る。日馬富士、右を巻き替えて差す。嘉風、左上手を取り、右で頭を叩きながら左に回る。日馬富士、廻しを切って向き直る。嘉風、突き放しながら前に出る。日馬富士、左足を俵に掛けながら押す。嘉風、少し引いて体を離す。日馬富士、前に出て右上手を探るが、左足が前に滑って重心が後ろになり、引いて体勢を立て直す。嘉風、前のめりになって土俵に落ちる。

(7) 千代の国戦 ●引き落し 4.2秒
 嘉風、先に両手をつく。千代の国、仕切り線後方で手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立ち、頭で当たり合う。千代の国、突き放す。嘉風、下がらず前に出る。千代の国、土俵際、押し上げてから左へ開き、右足を高々と上げ、俵の上の左足一本で相手をかわす。嘉風、前に飛び落ち、土俵下に転落。

(中) 碧山戦 ○寄り切り 5.7秒
 嘉風、先に両手をつく。碧山、サッと両手をつき、頭から踏み込む。嘉風、左肘を固めて頭から当たる。碧山、押し、左で顔を押し上げる。嘉風、右で突いて相手の腕を外し、押しながら前に出る。碧山、土俵際、右で突きながら右へ回る。嘉風、左差しで前に出る。碧山、上体が起きて俵を割る。

(9) 逸ノ城戦 ○下手捻り 30.0秒
 嘉風、先に両手をつく。逸ノ城、仕切り線後方で両手をサッとついて立つ。嘉風、頭から踏み込み、両差しになる。逸ノ城、外から抱え、左で小手に振り、左上手を探るが取れず。嘉風、頭をつけ、左下手を取る。逸ノ城、体を開いて右小手投げに行く。嘉風、右で相手の右膝を押さえながら堪え、右押っ付けで前に出る。逸ノ城、両手で相手の左腕を抱えながら俵に詰まる。嘉風、右上手を取る。逸ノ城、少し中に戻る。嘉風、両廻しを引きつけて寄る。逸ノ城、残して少し中に戻る。両者、少し止まる(約4秒間)。嘉風、両廻しを引きつけて寄る。逸ノ城、俵に両足を掛けて堪える。嘉風、左下手で捻る。逸ノ城、土俵に転がる。

(10) 鶴竜戦 ○寄り切り 7.5秒
 嘉風、仕切り線後方で先に両手をつく。鶴竜、両手をサッとついて素早く立つ。嘉風、遅れて立ち「待った」。2度目、嘉風、仕切り線後方で先に両手をつく。鶴竜、手をサッとついて立ち、右肘を固めて踏み込む。嘉風、左肘を固めて頭から当たり、突っ張り、前に出ながら左を差す。鶴竜、上体が起き、土俵際、左で首を巻いて右小手投げに行こうとする。嘉風、左下手を取り、右を巻き替えて差す。鶴竜、右で首を巻いて左へ回る。嘉風、左下手を持って一気に前に出る。鶴竜、土俵下に飛び落ちる。

(11) 稀勢の里戦 ●送り出し 9.5秒
 嘉風、仕切り線少し後方で先に両手をつく。稀勢の里、仕切り線後方でサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。嘉風、頭から踏み込む。稀勢の里、左肘を固めて当たる。嘉風、右肘でかち上げ気味に当たり、突っ張りながら前に出る。稀勢の里、俵に詰まり、右で小手投げ気味に振って右に回り、体を入れ替える。嘉風、左差しで一気に前に出る。稀勢の里、土俵際、左から突き、相手の後ろについて腰を押す。嘉風、俵の外に出る。

(12) 千代翔馬戦 ○寄り倒し 3.9秒
 嘉風、先に両手をつく。千代翔馬、手をサッとつき、左手で相手の肩を押さえ、頭をつける。嘉風、左を差し、右で押っ付けながら一気に前に出る。千代翔馬、俵に詰まるが、左から掬おうとする。両者、体が離れてともに俵の外に倒れるが、千代翔馬がわずかに早く土俵につく。

(13) 高安戦 ○押し出し 7.3秒
 嘉風、先に右手をつく。高安、腰を下ろし、仕切り線後方でサッと手をつく。両者、ほぼ同時に立つ。嘉風、右肘を固めて頭から踏み込む。高安、左肘を固めて当たり、左を差そうとする。嘉風、突き放す。高安、右で押っ付け、左で顎を押し上げながら前に出る。嘉風、突っ張り、両差しになって前に出る。高安、右で首を巻いて俵に詰まる。嘉風、押す。高安、土俵下に落ちる。

(14) 隠岐の海戦 ●浴せ倒し 9.6秒
 嘉風、先に右手をつく。隠岐の海、仕切り線後方でサッと手をつく。嘉風、頭から踏み込む。隠岐の海、右肘を前に出して当たり、左を差して差し手を返す。嘉風、上体が起き、左下手を取る。隠岐の海、左差し手を返し、右押っ付けで前に出、右上手を取る。嘉風、土俵際、左下手投げに行こうとする。隠岐の海、右上手が切れるが、すぐに取り直す。嘉風、俵の上で右から掬って相手を左へ振ろうとする。隠岐の海、右上手を持って体を預ける。嘉風、後ろ向きに倒れる。隠岐の海、相手をかばうように右手をつき、土俵に落ちる。

(楽) 琴奨菊戦 ●寄り切り 6.3秒
 嘉風、先に両手をつく。琴奨菊、仕切り線後方でサッと手をつき、右肘を固めて頭から踏み込む。嘉風、頭から当たる。琴奨菊、両差しを狙う。嘉風、左から押っ付ける。琴奨菊、右を差せずに抜き、左を差し、右で差し手を抱えて前に出る。嘉風、俵に足を掛けて堪えようとする。琴奨菊、左差し手を返してがぶり寄る。嘉風、上体が起きて俵を割る。

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宝富士 2017年春(三月)場所取組内容

201703-たからふじ

前頭筆頭だった先場所は、6勝9敗の成績だった。→先場所の取組内容
前頭3枚目で迎えた今場所、初日は嘉風を突き落として白星発進。
そのまま白星を連ねて、五日目まで5連勝。新横綱稀勢の里、大関照ノ富士ら5人でトップに並ぶ。
六日目、横綱 稀勢の里と全勝同士で対戦。寄り切られて初黒星。
そこから黒星が連なって6連敗。5勝6敗と黒星先行に。
十二日目、大関復帰を目指す 関脇 琴奨菊を叩き込んで6勝目。星を五分にする。
十三日目、関脇 玉鷲に押し出されて7敗目。後がなくなる。
十四日目、関脇 高安と対戦。廻し待ったでの中断を除いても1分15秒の長い取組の末、押し出されて負け越し決定。この取組は、今場所の幕内で最長。(→2017年3月(春)場所 幕内取組 各種データ順位
千秋楽、石浦を押し出し、7勝8敗と一点の負け越しに留める。
負け越しは2場所連続。



(初) 嘉風戦 ○突き落し 5.6秒
 嘉風、先に両手をつく。宝富士、仕切り線後方でサッと手をついて立つ。嘉風、頭から踏み込む。宝富士、左肘を固めて当たり、左を差そうとする。嘉風、左喉輪で押し上げ、右で押っ付けながら前に出る。宝富士、土俵際左を差し、中に戻る。嘉風、左を差し、右も差そうとしながら一気に前に出る。宝富士、左に回って左から突く。嘉風、土俵下へ転がり落ちる。

(2) 荒鷲戦 ○寄り切り 4.4秒
 宝富士、先に両手をつく。荒鷲、右手をつく。宝富士、素早く立つ。荒鷲、遅れて立つが、行司 木村庄太郎が止める。2度目、宝富士、先に両手をつく。荒鷲、仕切り線後方で両手をサッとつき、右肘を固めて踏み込む。宝富士、左肘を固めて当たる。荒鷲、左を差し、右で押っ付ける。宝富士、左をねじ込み、深い右上手を取って前に出る。荒鷲、土俵際、左下手投げに行く。宝富士、右上手を引きつけて寄る。荒鷲、俵の外に出る。その後、宝富士、土俵に落ちる。

(3) 遠藤戦 ○押し出し 3.4秒
 宝富士、先に両手をつく。遠藤、仕切り線後方でサッと両手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。宝富士、左肘を固める。遠藤、左手を出して低く踏み込む。宝富士、左を差す。遠藤、突き放し、右上手に手を伸ばすが取れず。宝富士、下がらず左差しで前に出る。遠藤、上体が起きて俵に詰まる。宝富士、右で押っ付ける。遠藤、俵を割る。

(4) 北勝富士戦 ○押し出し 15.5秒
 北勝富士、先に右手をつく。宝富士、仕切り線少し後方で両手をサッとつく。北勝富士、素早く立って頭から踏み込む。宝富士、左肘を固めて当たる。北勝富士、頭をつけ、右押っ付け、左筈で押し上げる。宝富士、相手の腕を外し、左を差そうとする。北勝富士、両手で押す。宝富士、左から突き、左を差そうとする。北勝富士、突き放し、右押っ付け、左喉輪で押し上げる。宝富士、右で突いて喉輪を外し、左から突いていなす。北勝富士、前に泳いで相手に背中を向けるが、向き直ろうとする。宝富士、その機に一気に前に出、左をのぞかせて右で胸を押す。北勝富士、土俵下に落ちる。

(5) 千代の国戦 ○寄り切り 7.2秒
 千代の国、仕切り線後方で先に手をつく。宝富士、仕切り線後方でサッと手をつく。千代の国、素早く立ち、左手を出して頭から踏み込む。宝富士、左肘を固めて当たる。千代の国、右肘を固めて差させず、突き放す。宝富士、下がらず左を差す。千代の国、突き放す。宝富士、左を差す。千代の国、右に回って右を差す。宝富士、右を差して深い下手を取る。千代の国、腰を振って廻しを切るが土俵際。宝富士、左上手を取って寄る。千代の国、上体が起きて俵を割る。

(6) 稀勢の里戦 ●寄り切り 10.5秒
 宝富士、仕切り線後方で先に両手をつく。稀勢の里、仕切り線後方でサッと手をつき、左肘を固めて踏み込む。宝富士、左手を出して頭から低く踏み込む。稀勢の里、左を差す。宝富士、頭をつけ、右上手を探る。稀勢の里、左差し手を返して上手を与えず、前に出ながら右上手を取る。宝富士、相手の上手を切り、左下手を取り、右上手を探る。稀勢の里、腰を下ろして相手の廻しを切り、右上手を取り直して寄る。宝富士、俵に両足を掛けて堪え、俵伝いに右へ回る。稀勢の里、逃さず寄り切る。

(7) 碧山戦 ●引き落し 2.3秒
 宝富士、先に両手をつく。碧山、両手をサッとつき、左手を出して頭から踏み込む。宝富士、左肘を固めて当たる。碧山、突き放し、右喉輪で押し上げ、右に開く。宝富士、土俵にバッタリ落ちる。

(中) 千代翔馬戦 ●掬い投げ 13.8秒
 宝富士、先に両手をつく。千代翔馬、手をサッとついて素早く立ち、左手を出して頭から踏み込む。宝富士、左肘を固めて当たる。千代翔馬、右肘を固めて当たり、左喉輪で押し上げる。宝富士、相手の喉輪を外す。千代翔馬、突き放し、右喉輪で距離を取る。宝富士、相手の右腕を外す。千代翔馬、突き放し、左喉輪で押し上げる。宝富士、喉輪を外し、左を差す。千代翔馬、右上手を取って右に回る。宝富士、左差しで前に出、右上手を取って寄る。千代翔馬、土俵際、左から掬い投げ。宝富士、裏返って土俵に落ちる。両者、土俵下に落ちる。

(9) 鶴竜戦 ●寄り切り 10.4秒
 宝富士、仕切り線後方で先に両手をつく。鶴竜、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。鶴竜、左手を出して頭から踏み込む。宝富士、左肘を固めて当たる。鶴竜、左喉輪、右押っ付けで押し上げながら前に出、両差しになって右下手を取る。宝富士、右で差し手を抱えながら俵伝いに右へ回ろうとするが、右足が俵の外に出る。

(10) 逸ノ城戦 ●押し出し 9.6秒
 逸ノ城、仕切り線後方で先に両手をつく。宝富士、両手をサッとつく。逸ノ城、左手を出し、右肘を固めて踏み込む。宝富士、左肘を固めて頭から当たり、左を差しながら前に出る。逸ノ城、右から突いて体を離す。宝富士、向き直る。逸ノ城、左喉輪で押し上げ、右で押っ付けながら前に出る。宝富士、差し手争いの末に左を差すが、右足が俵の外に滑り出る。

(11) 豪風戦 ●突き落し 7.7秒
 宝富士、先に両手をつく。豪風、仕切り線後方でサッと手をついて素早く立ち、右肘を固めて頭から踏み込む。宝富士、左肘を固めて当たる。豪風、左に回り、押しながら前に出る。宝富士、下からあてがいながら左へ回り、相手を土俵際にする。豪風、土俵際、左から突いていなす。宝富士、前に泳いで土俵下に落ちる。

(12) 琴奨菊戦 ○叩き込み 7.0秒
 宝富士、先に両手をつく。琴奨菊、仕切り線後方でサッと手をつく。宝富士、左肘を固めて当たる。琴奨菊、右肘を固めて当たり、左喉輪で押し上げる。宝富士、左上手を取る。琴奨菊、両差しになろうとしながら前に出る。宝富士、左上手が切れ、土俵際、左から突き、右で叩く。琴奨菊、土俵に両手をつく。

(13) 玉鷲戦 ●押し出し 5.8秒
 宝富士、先に両手をつく。玉鷲、左手をつき、右手をサッとついて頭から踏み込む。宝富士、左を差す。玉鷲、左、右と喉輪で突き放し、どんどん突き放し続けて前に出る。宝富士、仰け反って俵を割る。

(14) 高安戦 ●押し出し 75.2秒
 宝富士、先に両手をつく。高安、仕切り線少し後方で両手をサッとつく。宝富士、頭から低く踏み込み、右廻しに手を伸ばす。高安、両手突きから、左喉輪、右押っ付けで押し上げる。宝富士、下がらず、左を差して下手を取る。高安、左下手を取り、右で相手の差し手を抱える。両者、互いに上手に手を伸ばすが取れず。高安、右押っ付けで相手の下手を切り、右から突きながら右に回る。宝富士、右上手を取り、左差し手を返す。高安、左差し手を返しながら腰を振り、相手の上手を切る。ここで行司 式守勘太夫が止め、「廻し待った」。<約32秒間中断>宝富士、右から押っ付ける。高安、腰を振って相手の下手を切る。宝富士、右上手に手を伸ばすが取れず、右から絞って左差し手を返す。高安、やや左半身の体勢。両者、しばらく止まる(約14秒間)。互いに右上手に手を伸ばすが取れず。両者、胸が合う体勢に変わって少し止まる(約3秒間)。高安、左下手を取り、前に出ようとする。宝富士、右で押っ付けながら堪える。両者、止まる(約3秒間)。高安、右押っ付けで前に出る。宝富士、左下手が切れ、土俵下に落ちる。

(楽) 石浦戦 ○押し出し 3.8秒
 宝富士、先に両手をつく。石浦、仕切り線後方に右手をつく。宝富士、素早く立ち、左肘を固めて踏み込む。石浦、頭から当たる。宝富士、左を差して前に出る。石浦、右足を俵に掛けて右押っ付けで堪え、体を離して右へ回ろうとする。宝富士、相手の胸を押す。石浦、俵の外に出る。

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