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『大相撲取組内容』へようこそ!

このブログは、大相撲の本場所での取り組みの様子を、書くことを目的としています。

各取り組みで、力士がどのような動きをし、勝負が決まったのか。
ニュースでの「決まり手」だけではなかなか分からないですよね。

立合いは、1度で成立したのか、それとも駆け引き等で呼吸が合わなかったのか。
その決まり手に至るまで、どのような攻防があったのか。
勝負は、どのくらいの時間で決まったのか。

それらを知るお手伝いができればと、もともと趣味で書いていた「取組内容」を、ブログという形で公開しています。

実際の取り組みを見られなかった方、
また、取り組みは見たけれど、後で、どんな取り組みだったか振り返りたい方、
そんな方のお役に立てればと思います。

また、読み上げソフトなどを使って、目の不自由な方が、取組の様子を詳しく知るお手伝いになれば、とも思います。

◆取組の書き起こしのために、どのような作業をしているのか説明してみました。
興味を持たれましたら、ご覧ください。

取組書き起こし作業(1)
取組書き起こし作業(2)

◆ツイッターでブログの更新をお知らせしています。
 何らかの事情で更新が遅れる場合も、お知らせします。



下は、このブログに掲載している目次です。
知りたい取り組みのある「場所」の名前をクリックしてください。
その「場所」の目次にジャンプします。

【横綱取組内容目次】
第69代横綱 白鵬
第70代横綱 日馬富士
第71代横綱 鶴竜
第72代横綱 稀勢の里


【場所別目次】
2020年
 ◇一月場所(初場所)取組内容・目次
 ◇三月場所(春場所)取組内容・目次 New!!

2019年
 ◇一月場所(初場所)取組内容・目次
 ◇三月場所(春場所)取組内容・目次
 ◇五月場所(夏場所)取組内容・目次
 ◇七月場所(名古屋場所)取組内容・目次
 ◇九月場所(秋場所)取組内容・目次
 ◇十一月場所(九州場所)取組内容・目次
 ■2019年間ランキング(十両以上の力士の取組から、勝利数、待った回数、物言い数、取組時間)

2018年
 ◇一月場所(初場所)取組内容・目次
 ◇三月場所(春場所)取組内容・目次
 ◇五月場所(夏場所)取組内容・目次
 ◇七月場所(名古屋場所)取組内容・目次
 ◇九月場所(秋場所)取組内容・目次
 ◇十一月場所(九州場所)取組内容・目次
 ■2018年間ランキング(十両以上の力士の取組から、勝利数、待った回数、物言い数、取組時間)

2017年
 ◇一月場所(初場所)取組内容・目次
 ◇三月場所(春場所)取組内容・目次
 ◇五月場所(夏場所)取組内容・目次
 ◇七月場所(名古屋場所)取組内容・目次
 ◇九月場所(秋場所)取組内容・目次
 ◇十一月場所(九州場所)取組内容・目次
 ■2017年間ランキング(十両以上の力士の取組から、勝利数、待った回数、物言い数、取組時間)

2016年
※2016年以降、十両取組内容書き起こしを省略(詳しく→こちらを
 ◇一月場所(初場所)取組内容・目次
 ◇三月場所(春・大阪場所)取組内容・目次
 ◇五月場所(夏場所)取組内容・目次
 ◇七月場所(夏場所)取組内容・目次
 ◇九月場所(夏場所)取組内容・目次
 ◇十一月場所(九州場所)取組内容・目次
 ■2016年間ランキング(十両以上の力士の取組から、勝利数、待った回数、物言い数、取組時間)

※2015年以前を見たい方は「続きを読む」をクリック!

2020年春場所(三月)取組内容・目次

2020年春場所(一月)場所用の目次です。
色の変わった文字を押すと、それぞれのページを表示します。

◆番付
幕内番付(似顔絵つき)
十両番付

◆各日取組内容
◇初日    幕内   十両
◇二日目   幕内   十両
◇三日目   幕内   十両
◇四日目   幕内   十両
◇五日目   幕内   十両
◇六日目   幕内   十両
◇七日目   幕内   十両
◇八日目   幕内   十両
◇九日目   幕内   十両
◇十日目   幕内   十両
◇十一日目  幕内   十両
◇十二日目  幕内   十両
◇十三日目  幕内   十両
◇十四日目  幕内   十両
◇千秋楽   幕内   十両

初日協会挨拶全文
千秋楽協会挨拶全文

新序一番出世披露
新序二番出世披露

◆優勝インタビュー
◇幕内
◇十両
◇幕下
◇三段目
◇序二段
◇序ノ口

◆各日まとめ及び成績上位者変遷
幕内(初日~千秋楽)
十両(初日~千秋楽)

◆星取表 (別ウィンドウで表示します)
幕内星取表-1(横綱~前頭5)
幕内星取表-2(前頭6~17)
十両星取表 New!!

◆各種データ順位
幕内各種データ順位
◇十両各種データ順位

《総合目次へ》

2020年春(3月)場所 幕下優勝 錦富士

■幕下 錦富士(にしきふじ) (初)

2016年9月、初土俵。
初めて番付に載った2016年11月、序ノ口優勝
翌2017年1月、序二段優勝。序二段優勝インタビュー
自己最高位の東幕下3枚目だった2019年9月、左肘を負傷(筋断裂)して途中休場し、手術→秋場所八日目・十両。(取組時間等)(錦富士、十両土俵で勢と対戦)
翌11月場所、全休
今年1月、西幕下58枚目で土俵に復帰し、4勝3敗と勝ち越し。
続く今場所、7戦全勝で幕下優勝を決めた。

〔表彰状を受け取る錦富士〕
20200322 15 532 各段優勝表彰式 幕下 錦富士

〔優勝インタビュー〕
インタビュアーは、沢田石和樹アナウンサー

<幕下優勝、伊勢ヶ濱部屋の錦富士さんです。おめでとうございます>
ありがとうございます。

<3年前の序二段優勝以来の各段優勝ですが、どうですか>
やっぱり久しぶりなので。ちょっと、なんとも言えない嬉しさがあります。
20200320 13 591 錦富士 幕下優勝インタビュー 09 何とも言えない嬉しさ

優勝はどの辺りから意識しましたか>
5勝目ぐらいを上げたときから、「ちょっと頑張って(優勝を)狙おうかな」と、思いながら一番一番、大事に取ってました。
20200320 13 591 錦富士 幕下優勝インタビュー 13 一番一番大事に

<きょう優勝が懸かる相撲は、幕下の旭蒼天さんとの相撲でしたが、頭からきょうは当たって行きましたね>
とりあえず「踏み込みを大事に」というのは考えていて。「左四つで行こうかな」と思っていたんですけれど、結果的に「頭からかます」という形で当たりました。
20200320 13 591 錦富士 幕下優勝インタビュー 21 旭蒼天戦 01
20200320 13 591 錦富士 幕下優勝インタビュー 21 旭蒼天戦 40

<その左四つが得意な錦富士さんですが、去年の秋ですね、十両 目前の番付で、左肘の怪我をして、そこから2場所休場がありました。そのときはどうでしたか>
すごい苦しい思い、悔しい思いをした中で、師匠(伊勢ヶ濱親方)、安治川親方(元 安美錦)、関取衆、あと、同期の翠富士など、たくさんの人に支えられて、なんとか頑張れた中で、
一番やっぱり翠富士に、先に十両昇進、越されたという、嬉しいような、悔しいような、モヤモヤする思いがある中で、
そうっすね、何とか今場所、成績を上げられたので、良かったと思います。
20200320 13 591 錦富士 幕下優勝インタビュー 31 成績上げられて良かった

<その左肘の状態、今はどうですか?>
だいぶ良くなってきて、治療の方も、リハビリも、うまく、順調に進んでいるので、また来場所、最高位(昨年9月の東幕下3枚目)に近い位置に戻ると思うんで、また稽古して頑張りたいと思います。

<今場所はゲン担ぎもしていたと聞きました>
安治川親方が、いつも「一緒にカレーを食べる」というゲン担ぎをして下さって。
僕がずっと勝ち続けているので「もう飽きたよ」と言いながらも、毎日一緒に食べることができて、良かったです。
<じゃあ今晩は、優勝して何を食べましょう>
逆に僕が(カレーを)作って安治川親方に食べていただきたいと思います。
20200320 13 591 錦富士 幕下優勝インタビュー 55 安治川親方に作る

<いい報告、恩返しになりますね>
はい。そうですね。良かったと思います。
20200320 13 591 錦富士 幕下優勝インタビュー 57 恩返しできて良かった

<来場所また上位に上がりますので、是非、期待しています>
がんばります。
<錦富士さんでした。おめでとうございました>
ありがとうございました。
20200320 13 591 錦富士 幕下優勝インタビュー 61 がんばります

《2020年春場所取組内容・目次へ》

2020年春(3月)場所 十両優勝 琴勝峰

■十両 琴勝峰(ことしょうほう) (初)

2017年11月、「琴手計(ことてばかり)」という四股名で初土俵。→前相撲→新序出世披露
翌場所の2018年1月は、6勝1敗で並んだ塚原との決定戦に敗れて序ノ口優勝を逃す。→塚原との決定戦
新幕下だった2018年9月は、3勝4敗と初めて負け越す。→ザンバラ髪の琴手計
それ以降は勝ち越しを続け、2019年11月、新十両に。四股名を「琴勝峰」に改める。→新十両インタビュー
十両3場所目の今場所、12勝3敗十両優勝

〔表彰状を受け取る琴勝峰〕
20200322 15 531 各段優勝表彰式 十両 琴勝峰

〔優勝インタビュー〕
インタビュアーは、三瓶宏志アナウンサー
20200322 15 591 琴勝峰 十両優勝インタビュー 01

<十両優勝、琴勝峰関のインタビューです。おめでとうございます>
ありがとうございます。
20200322 15 591 琴勝峰 十両優勝インタビュー 05 ありがとうございます

<(各段優勝は)初めて。幕下以下でも、優勝がなかったんですね>
はい。初めてです。

<どうですか、このインタビュールームの感じは?>
まあ(周囲を見回し)…ちょっと緊張しています。
20200322 15 591 琴勝峰 十両優勝インタビュー 10 インタビュールームの感じは?

<いやー、きょうは強い相撲でしたね>
朝、師匠からも言われたんですけれども、「思い切って行くしかない」「やるしかない」という風に言われたんで、本当「やるしかない」という気持ちで、行きました。
〔千秋楽 ○琴勝峰 押し倒し 千代の海●〕
20200322 15 504 琴勝峰 押し倒し 千代の海 38

<きょうの相撲は、どの辺りが一番良かったですか>
立合いからしっかり前に出られたことが良かったと思います。

きのう勝てば優勝」という状況だったんですが、きのうの心の中はどういう感じでしたか?>
もうそれ(優勝)ばっか意識しちゃって足が全然出ていなくて、そこはやっぱ、反省しないといけないと思います。
20200322 15 591 琴勝峰 十両優勝インタビュー 15 きのうは優勝を意識
<やはり、優勝の意識は相当あったんですね>
はい、きのうはもう本当に、めちゃめちゃ考えちゃいました

<ということはきょうは、しっかり気持ちを切り替えられたと>
やっぱ考えちゃってったんですけど。やるしかないんで、そういう気持ちで行きました。

<今場所、十両3場所目ですけれども、全体を振り返ってどうでしたか?>
体がよく動いていて、良かったと思います。

<ここ2場所に比べても、内容としては、自分としてはどうなんですか?>
そうですね。焦ることなく落ち着いて行けていたと思います。
20200322 15 591 琴勝峰 十両優勝インタビュー 40 焦ることなく落ち着いて

<関取は若いですし、各親方が関取に期待する声、たくさんあるんですけれども、関取にも(その声が)届いていますか?>
あっもう、結構、聞かせてもらうときもあります。
<どんな感じですか?>
本当に、光栄です。
20200322 15 591 琴勝峰 十両優勝インタビュー 45 周囲の期待の声

<今場所は十両の上の方で好成績者が多いので、来場所、幕内、行けそうな感じもありますが、ご自分ではどうですか?>
もう、やれることはやったんで、また、次の場所に向けて、しっかり地力つけていきたいです。
20200322 15 591 琴勝峰 十両優勝インタビュー 65 地力をつけていきたい

<来場所も楽しみにしています。>
ありがとうございます。
<おめでとうございました>
ありがとうございました。
<十両優勝の琴勝峰関でした>
20200322 15 591 琴勝峰 十両優勝インタビュー 85 ありがとうございました

《2020年春場所取組内容・目次へ》

2020年3月(春)場所場所 十両取組 各種データ順位

2020年3月(春)場所場所 十両全取り組みを対象に、各種データを順位化しました。
扱ったデータは「勝ち星数」、「同一決まり手勝利数」、「待った回数」、全取り組み時間のうちの「最長取組時間」、「最短取組時間」、及び「長取組平均時間」、「短取組平均時間」です。

■十両優勝
 東十両6枚目 琴勝峰(初) 12勝3敗
20200322 15 531 各段優勝表彰式 十両 琴勝峰

■勝ち星数
 12勝 琴勝峰 ※優勝
 11勝 琴恵光
 10勝 若隆景、照ノ富士、翔猿

■最多同一決まり手勝利数(カッコ内は全勝利数に占めるその決まり手の割合)
 6回 白鷹山 押し出し(66.7%)、千代の海 押し出し(85.7%)、千代鳳 寄り切り(66.7%)、明瀬山 寄り切り(66.7%)
20200312 05 501 千代の海 押し出し 朝玉勢 35
〔五日目 ○千代の海 押し出し 朝玉勢●〕

■待った回数
 6回 若元春
 5回 矢後
 4回 千代翔馬
 3回 琴勇輝、若隆景、大翔丸、貴源治、白鷹山
〔六日目 若元春-千代鳳戦の立合い不成立〕
20200313 06 501 若元春 寄り切り 千代鳳 01 不成立

■最多物言い回数
 1回 千代翔馬、若隆景、大翔鵬、琴恵光、琴勝峰

※以下の取り組み時間の順位はこのブログ独自に計測した取り組み時間を元にしています。

■最長取り組み時間
 155.1秒 琴勝峰-逸ノ城戦
〔六日目 ○琴勝峰 突き落とし 逸ノ城●〕
20200313 06 507 琴勝峰 突き落とし 逸ノ城 40

■最短取り組み時間
 0.93秒 若隆景-天空海戦
〔九日目 ○若隆景 突き落とし 天空海●〕
20200316 09 511 若隆景 突き落とし 天空海 40

■長平均取組時間
1位 26.9秒 明瀬山
2位 24.8秒 矢後
3位 22.7秒 琴勝峰
〔五日目 ○明瀬山 上手投げ 若元春● 125.4秒〕
20200312 05 503 明瀬山 上手投げ 若元春 42

■短平均取組時間
1位 4.8秒 大翔丸
2位 4.8秒 琴勇輝
3位 6.1秒 若隆景
〔十四日目 ○ 大翔丸 押し出し 翠富士● 2.5秒〕
20200321 14 508 大翔丸 押し出し 翠富士 40

《2020年春場所取組内容・目次へ》

2020年3月(春)場所 幕内取組 各種データ順位

2020年3月(春)場所 幕内全取り組みを対象に、各種データを順位化しました。
扱ったデータは「勝ち星数」、「同一決まり手勝利数」、「待った回数」、全取り組み時間のうちの「最長取組時間」、「最短取組時間」、及び「長取組平均時間」、「短取組平均時間」です。

■幕内優勝
 東横綱 白鵬(44回目) 13勝2敗

〔全幕内力士が土俵下に整列した表彰式〕
20200322 15 632 土俵に向く力士ら
〔賜杯を受け取る横綱白鵬〕
20200322 15 632 賜杯拝戴 白鵬 30
20200322 15 632 賜杯拝戴 白鵬 40 土俵下に力士


■三賞
 殊勲賞:西前頭5枚目 阿武咲(初)
20200322 15 635 三賞 01 殊勲賞 阿武咲 30

 敢闘賞:東前頭9枚目 隆の勝(初)
20200322 15 635 三賞 02 敢闘賞 隆の勝 30

 技能賞:西前頭13枚目 碧山(初)
20200322 15 635 三賞 03 技能賞 碧山 30

■勝ち星数
 13勝 白鵬※優勝
 12勝 鶴竜、隆の勝(2人)
 11勝 朝乃山、碧山(2人)
 10勝 御嶽海(1人)

■最多同一決まり手勝利数(カッコ内は全勝利数に占めるその決まり手の割合)
 7回 大栄翔 押し出し(87.5%)
〔四日目 ○大栄翔 押し出し 貴景勝●〕
20200311 04 619 大栄翔 押し出し 貴景勝 38

■待った回数
 5回 白鵬
 4回 竜電、照強、東龍
 3回 鶴竜、阿炎、妙義龍、玉鷲、碧山、琴ノ若
〔十四日目 白鵬-碧山戦での不成立〕
20200321 14 619 白鵬 上手投げ 碧山 02 2度目の立合い不成立

■最多物言い回数
 3回 徳勝龍(三:軍配通り●、十一:軍配通り●、十三:差し違え●)
〔十三日目 松鳳山-徳勝龍戦での物言い〕
20200320 13 613 松鳳山 送り出し 徳勝龍 55 物言い協議

※以下の取り組み時間の順位はこのブログ独自に計測した取り組み時間を元にしています。

■最長取組時間
 90.3秒 豊山-炎鵬戦
〔三日目 ○豊山 押し倒し 炎鵬●〕
20200310 03 615 豊山 押し倒し 炎鵬 20-3

■最短取組時間
 0.9秒 松鳳山-隆の勝戦
〔二日目 ○隆の勝 突き落とし 松鳳山●〕
20200309 02 610 隆の勝 突き落とし 松鳳山 40

■長平均取組時間
1位 17.7秒 高安 ※初日~四日目のみ
2位 14.4秒 豊山
3位 13.4秒 炎鵬
4位 11.6秒 琴ノ若、栃ノ心
〔千秋楽 ○琴ノ若 上手捻り 栃ノ心● 62.3秒〕
20200322 15 605 琴ノ若 上手捻り 栃ノ心 35

■短平均取組時間
1位 3.4秒 千代大龍
2位 4.6秒 隆の勝
3位 5.3秒 阿炎
〔三日目 ○千代大龍 上手投げ 照強● 1.5秒〕
20200310 03 607 千代大龍 上手投げ 照強 37

《2020年春場所取組内容・目次へ》

2020年春(3月)場所幕内の各日まとめ及び成績上位者変遷

各日の幕内取組内容の冒頭に書いたその日のまとめを集めました。
三日目以降は、成績上位者の名前も掲載。

◆初日◆
20200308 01 900 無観客春場所 @ニュース7
20200308 01 900 春場所初日 @ニュース7

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、史上初の無観客開催となった今場所、土俵入り、賜杯優勝旗返還式後に、全幕内力士が土俵下に並んだ異例の形で協会挨拶。八角理事長は「大相撲の持つ力が、世界中の方々に勇気や感動を与え、世の中に平安を呼び戻すことができるよう、十五日間全力で努力する」と話す。→協会挨拶全文
先場所四日目から休場した横綱白鵬は、先場所苦杯をなめさせられた小結遠藤と対戦。叩き込んで白星発進。
先場所五日目から休場した横綱鶴竜は、前回九月場所で敗れた大栄翔と対戦。いなしてから送り出し、白星発進。
ひとり大関貴景勝は、平幕に下がった高安と対戦。押し出して白星発進。
大関昇進を目指す関脇朝乃山は、隠岐の海と対戦。焦って勝負をつけず、やや時間を掛けて寄り切り、初日白星。
先場所千秋楽まで優勝争いをした関脇正代と優勝者 徳勝龍が対戦。正代が押し出し、初日白星。
新入幕琴ノ若は、大奄美を寄り切って初日白星。
→初日・幕内取組内容へ

◆二日目◆
20200309 02 900 春場所二日目 @ニュース7

横綱白鵬は、大栄翔を掬い投げで倒し、2連勝。
横綱鶴竜は、小結北勝富士と対戦。いなされ、土俵際で送り倒されて初黒星。北勝富士は、先場所に続いて2場所連続鶴竜撃破。
ひとり大関貴景勝は、隠岐の海に上手投げで倒されて初黒星。横綱大関陣で連勝スタートは白鵬のみに。
今場所大関昇進を目指す関脇朝乃山は、近畿大学の先輩で先場所の優勝者 徳勝龍と対戦。上手出し投げで倒し、2連勝。
先場所千秋楽まで優勝争いをした関脇正代は、平幕に下がった高安と対戦。掬い投げで倒して2連勝。高安は2連敗。
きのう横綱白鵬に敗れた小結遠藤は、豊山を押し出して初日を出す。
小兵の炎鵬は、竜電を下手投げで倒して初日を出す。
元大関琴奨菊は、魁聖を寄り切って幕内勝利数を702とし、歴代単独9位となる。
→二日目・幕内取組内容へ

◆三日目◆
20200310 03 900 春場所三日目 @ニュース7

横綱白鵬は、元大関高安と対戦。やや時間がかかるが、寄り切りで勝って3連勝。
きのう黒星を喫した横綱鶴竜は、隠岐の海を寄り切り、連敗せずに2勝目。
きのう黒星を喫したひとり大関貴景勝は、小結遠藤を力強く突き出して2勝目。
大関昇進を目指す関脇朝乃山は、大栄翔を押し出して3連勝。
先場所千秋楽まで優勝争いをした関脇正代は、御嶽海と2連勝同士の対戦。押し出されて初黒星。御嶽海は3連勝。
小結北勝富士は、先場所の優勝者 徳勝龍を押し出して2勝目。徳勝龍は3連敗。
小兵の炎鵬は、金沢学院東高校の1年先輩 豊山と対戦。両者が手を握り合う手四つの体勢で止まるなど、長くなり、1分半の相撲の末、豊山が押し倒して2勝目。炎鵬は2敗目。
新入幕の琴ノ若は、志摩ノ海に土俵際まで追い込まれるも、左上手で捻りながらの右掬い投げで逆転。2勝目を上げる。
<成績上位者>
全勝 白鵬、朝乃山、御嶽海、隆の勝、千代大龍、石浦、碧山、千代丸(8人)
→三日目・幕内取組内容へ

◆四日目◆
20200311 04 900 春場所四日目 @ニュース7

横綱白鵬は、35歳の誕生日であり、東日本大震災の日でもあるきょう、隠岐の海を上手投げで倒し、初日から4連勝。
横綱鶴竜は、高安をやや長い相撲の末、突き落として3勝目。この相撲で、高安が左足を痛めて立ち上がれず、車椅子で下がる。
ひとり大関貴景勝は、大栄翔と対戦。まともに引いたところを押し出され、2勝2敗に。
大関昇進を目指す関脇朝乃山は、小結北勝富士を力強い掬い投げで倒し、初日から4連勝。
関脇正代は、小兵の炎鵬から上手を取って捕まえ、寄り切って3勝目。炎鵬戦3戦3勝。
小結遠藤は、先場所の優勝者 徳勝龍を寄り倒して2勝目。徳勝龍は初日から4連敗。
平幕に下がって2場所目の御嶽海は、豊山を寄り切って初日から4連勝。
<成績上位者>
全勝 白鵬、朝乃山、御嶽海、隆の勝、石浦、碧山(6人)
一敗 鶴竜、正代、阿武咲、輝、千代大龍、勢、千代丸、東龍、志摩ノ海、琴ノ若(10人)
→四日目・幕内取組内容へ

◆五日目◆
20200312 05 900 春場所五日目 @ニュース7

横綱白鵬は、先場所の優勝者 徳勝龍を下手投げで倒し、初日から5連勝。
横綱鶴竜は、豊山を力強く押し出して4勝目。
ひとり大関貴景勝は、御嶽海にあっけなく寄り切られ、連敗で3敗目。御嶽海は初日から5連勝。
大関昇進を目指す関脇朝乃山は、高安の休場による不戦勝で5勝目。高安は、きのうの相撲で左太ももを痛め、歩くのも難しい状態とのこと。
関脇正代は、小結遠藤に寄り切られて2敗目。
二日目に横綱鶴竜を破った小結北勝富士は、大栄翔に押し出されて3敗目。
新入幕の琴ノ若は、東龍を寄り切って4勝目。
剣翔が、先場所痛めた左膝と持病のヘルニアの状態が悪化し、きょうから休場。
<成績上位者>
全勝 白鵬、朝乃山、御嶽海、碧山(4人)
一敗 鶴竜、阿武咲、隆の勝、千代大龍、石浦、琴ノ若(6人)
→五日目・幕内取組内容へ

◆六日目◆
20200313 06 900 春場所六日目 @ニュース7

横綱白鵬は、豊山を難なく寄り切り、初日から6連勝。
横綱鶴竜は、先場所の優勝者 徳勝龍と対戦。相手得意の左四つになり、寄り切られて2敗目。徳勝龍は、今場所の初白星が初めての金星。33歳6ヶ月での初金星は、歴代3位の年長記録。
ひとり大関貴景勝は、小兵の炎鵬をよく見て突き出し、3勝3敗と星を五分にする。
大関昇進を目指す関脇朝乃山は、御嶽海と勝ちっぱなし同士で対戦。相手に両差しになられて防戦を強いられ、寄り切られて初黒星。御嶽海は初日から6連勝。
関脇正代は、大栄翔に押し出されて3勝3敗に。
北勝富士と遠藤の小結同士の対戦は、遠藤が押し出しで勝って4勝目。
碧山が、明生を叩き込んで、初日から6連勝。白鵬、御嶽海と3人でトップに並ぶ。
<成績上位者>
全勝 白鵬、御嶽海、碧山(3人)
一敗 朝乃山、隆の勝、千代大龍、石浦(4人)
→六日目・幕内取組内容へ

◆七日目◆
20200314 07 900 春場所七日目@ニュース7

勝ちっぱなしの横綱白鵬と平幕の御嶽海が直接対戦。白鵬が危なげなく押し出し、初日から7連勝。御嶽海は初黒星。
もう一人の勝ちっぱなし力士 碧山は、照強の下手投げに倒れて初黒星。白鵬が単独トップに立つ。
横綱鶴竜は、横綱初挑戦の炎鵬と対戦。よく見て押し倒し、5勝目。
ひとり大関貴景勝は、きのう横綱鶴竜を破った徳勝龍と対戦。突き落として4勝目。
大関昇進を目指す関脇朝乃山は、分の悪い相手、小結遠藤と対戦。相手に両差しになられるが、小手投げで倒して6勝目。
関脇正代は、隠岐の海に寄り切られ、3勝4敗と黒星先行に。
小結北勝富士は、阿炎に叩き込まれて5敗目。
新入幕の琴ノ若は、明生を掬い投げで倒して5勝目。
<成績上位者>
全勝 白鵬(1人)
一敗 朝乃山、御嶽海、隆の勝、千代大龍、碧山(5人)
二敗 鶴竜、阿武咲、石浦、千代丸、琴ノ若(5人)
→七日目・幕内取組内容へ

◆八日目◆
20200315 08 900 春場所八日目 @ニュース7

横綱白鵬は、阿炎をとったりで倒し、ただひとり初日から8連勝。中日勝ち越しは49回目。
横綱鶴竜は、御嶽海を一気に押し出して6勝目。御嶽海は6連勝のあと連敗。
ひとり大関貴景勝は、今場所横綱鶴竜を破った小結北勝富士と対戦。引いて俵に詰まるが、いなして逆襲。押し出して5勝目。北勝富士は6敗目。
大関昇進を目指す関脇朝乃山は、学生時代から競い合う豊山と対戦。右を十分差せず、引いて俵に詰まったところを、掬い投げで転がされて2敗目を喫する。豊山は3勝目。
小兵の炎鵬は、立合いで「八艘跳び」を見せて先手を取り、阿武咲を肩透かしで倒して3勝目。
新入幕の琴ノ若は、ここまで1敗と好調の千代大龍を突き出し、6勝目を上げる。
平幕の隆の勝、碧山が7勝目を上げ、トップの白鵬と1差はこの2人のみとなる。
栃煌山は、松鳳山の上手投げに敗れ、初日から8連敗で負け越しが決まる。
千代丸が発熱のため、きょうから休場。
<成績上位者>
全勝 白鵬(1人)
一敗 隆の勝、碧山(2人)
二敗 鶴竜、朝乃山、御嶽海、千代大龍、石浦、琴ノ若(6人)
三敗 貴景勝、大栄翔、阿武咲、輝、宝富士、勢、千代丸(7人)
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◆九日目◆
20200316 09 900 春場所九日目 @ニュース7

ただひとり勝ちっぱなしの横綱白鵬は、竜電と対戦。相手の腕を手繰って崩し、押し出し。初日から9連勝。
横綱鶴竜は、阿炎と対戦。相手の突っ張りを堪え、いなしてから押し出し、7勝目。
ひとり大関貴景勝は、豊山と対戦。腕を抱えられ、逆に手繰って回り込んだ際に体勢を崩し、押し出しで敗れて4敗目。
大関昇進を目指す朝乃山は、正代と関脇同士で対戦。寄り切りで勝ち、連敗せずに7勝目。
小結遠藤は、初対戦の先場所敗れた相手、炎鵬と対戦。突き出しで勝って5勝目。炎鵬は6敗目。
小結北勝富士は、今場所好調の御嶽海と対戦。押し出され、7敗目と後がなくなる。
隆の勝、碧山が勝ち越し。
新入幕の琴ノ若は、十両の英乃海を小手投げで倒して7勝目。勝ち越しまであと1勝とする。
琴奨菊は幕内勝利数を706とし、歴代8位の武蔵丸に並ぶ。
<成績上位者>
全勝 白鵬(1人)
一敗 隆の勝、碧山(2人)
二敗 鶴竜、朝乃山、御嶽海、石浦、琴ノ若(5人)
三敗 大栄翔、輝、宝富士、千代大龍(4人)
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◆十日目◆
20200317 10 900 春場所十日目 @ニュース7

初日からただひとり勝ちっぱなしの横綱白鵬は、阿武咲と対戦。途中引いた際に、一気に前に出られ、押し出されて初黒星。初日からの連勝は9で止まる。阿武咲は、2017年9月日馬富士から以来の2つめの金星を獲得。
横綱鶴竜は、竜電を危なげなく寄り切って勝ち越し。トップと1差になる。
ひとり大関貴景勝は、関脇正代に叩き込まれ、5勝5敗に。
大関昇進を目指す関脇朝乃山は、初対戦の先場所敗れた炎鵬と対戦。小兵の相手をよく見て押し出し、勝ち越しを決める。
今場所好調の御嶽海は、小結遠藤を押し出し、3場所ぶりの勝ち越し。遠藤は5勝5敗に。
小結北勝富士は、妙義龍に引き落とされて負け越し。
きのうまで1敗の隆の勝は、宝富士に突き落とされて2敗目。
もうひとりの1敗力士 碧山は、志摩ノ海を突き出して9勝目。横綱白鵬と2人でトップに並ぶ。
<成績上位者>
全勝 なし
一敗 白鵬、碧山(2人)
二敗 鶴竜、朝乃山、御嶽海、隆の勝(4人)
三敗 大栄翔、宝富士、千代大龍、石浦、琴ノ若(5人)
→十日目・幕内取組内容へ

◆十一日目◆
20200318 11 900 春場所十一日目 @ニュース7

きのう初黒星を喫した横綱白鵬は、小結北勝富士を一気に押し出して10勝目。北勝富士は9敗目。
白鵬と並ぶ平幕の碧山は、新入幕の琴ノ若を力強く突き出して10勝目。白鵬と並走。琴ノ若はきょうの勝ち越しならず。
横綱鶴竜は、関脇正代を力強く押し出して9勝目。正代は5勝6敗と黒星先行に。
ひとり大関貴景勝は、阿炎に押し出されて5勝6敗と黒星先行に。
大関昇進を懸ける関脇朝乃山は、竜電を寄り切って9勝目。
小結遠藤は、きのう白鵬を破った阿武咲と対戦。寄り切って6勝目。
御嶽海は、大栄翔に土俵際に追い込まれるが、際どく残して送り出しで逆転勝ち。9勝目を上げ、トップとの1差を守る。大栄翔はきょうの勝ち越しならず。
琴奨菊は、千代丸を寄り切って6勝目。幕内勝利数を707にし、歴代単独8位となる。
琴奨菊に敗れた千代丸は、発熱のため八日目から休場していたが、きょうから再出場。熱も下がり、念のため受けた新型コロナウイルスの検査でも陰性。
初日から10連敗だった栃煌山が、初日を出す。
<成績上位者>
全勝 なし
一敗 白鵬、碧山(2人)
二敗 鶴竜、朝乃山、御嶽海、隆の勝(4人)
三敗 なし
四敗 大栄翔、宝富士、千代大龍、石浦、魁聖、琴ノ若(6人)
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◆十二日目◆
20200319 12 900 春場所十二日目 @ニュース7

横綱白鵬は、関脇正代と対戦。ややバタつく雑な相撲となり、相手に両差しになられて寄り切られ、2敗目。
平幕で1敗の碧山は、御嶽海を力強く押し出して11勝目。単独トップに立つ。
横綱鶴竜は、小結遠藤と対戦。相手に前廻しを取られるが、下がりながらの上手投げで勝ち、10勝目。
ひとり大関貴景勝は、竜電を突き落とし、連敗を3で止めて6勝6敗と星を五分に。竜電は5連敗で負け越し。
大関昇進を目指す関脇朝乃山は、隆の勝と9勝同士で対戦。得意の右を差し、相手が土俵際を回り込むところを力強く押し倒し、二桁勝利を上げる。
小結北勝富士は、小兵の炎鵬と初対戦。極め倒して3勝目。
宝富士、石浦、魁聖が勝ち越しを決める。
<成績上位者>
全勝 なし
一敗 碧山(1人)
二敗 白鵬、鶴竜、朝乃山(3人)
三敗 御嶽海、隆の勝(2人)
四敗 宝富士、石浦、魁聖(3人)
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◆十三日目◆
20200320 13 900 春場所十三日目 @ニュース7

きのう単独トップに立った碧山は、隆の勝を叩いて墓穴。押し出されて2敗に後退。
きのう2敗目を喫した横綱白鵬は、大関昇進を目指す関脇朝乃山と対戦。両差しを狙った鋭い立合いで一気に前に出、押し出し。11勝目を上げ、再びトップに並ぶ。
横綱鶴竜は、大関貴景勝と対戦。寄り切って11勝目を上げ、白鵬、碧山と3人でトップに並ぶ。ひとり大関貴景勝は、7敗目と後がなくなる。
関脇正代は、阿炎を押し倒して7勝目。三役での初めての勝ち越しに、あと1勝とする。
小結遠藤は、輝を寄り切って7勝目。勝ち越しまであと1つとする。輝はきょうの勝ち越しならず。
小兵の炎鵬は、大栄翔と「取り直し」の末、引き落としで勝って5勝目。大栄翔は、今日の勝ち越しならず。
<成績上位者>
全勝~一敗 なし
二敗 白鵬、鶴竜、碧山(3人)
三敗 朝乃山、御嶽海、隆の勝(3人)
四敗 なし
五敗 阿武咲、宝富士、石浦、勢、魁聖(5人)
→十三日目・幕内取組内容へ

◆十四日目◆
20200321 14 900 春場所十四日目 @ニュース7

優勝争いトップ3人のうちの2人、横綱白鵬と碧山が直接対戦。立合い2度合わず、3度目、白鵬が、突き落としからの上手投げで碧山を転がし、12勝目。碧山は3敗に後退。
もうひとりの優勝争いトップ 横綱鶴竜は、大関昇進を目指す関脇朝乃山と対戦。巻き替えて両差しになるも俵に詰まり、相手に上手投げを打たれるが、下手投げを返し、「物言い」のつく勝負を制して12勝目。優勝争いは、7年ぶりの千秋楽横綱相星決戦へ。朝乃山は、両横綱に敗れて4敗目。
既に7敗のひとり大関貴景勝は、割を崩される形で、前頭5枚目ですでに勝ち越している阿武咲と対戦。突き勝って、7勝7敗で千秋楽へ。
関脇正代は、宝富士を寄り切り、三役で初めて勝ち越す。
小結遠藤は、苦手の阿炎に引き落とされ、7勝7敗で千秋楽へ。
御嶽海と隆の勝は、3敗同士で初対戦。隆の勝が優勝経験のある相手を押し出し、11勝目。
新入幕の琴ノ若は、錦木を上手出し投げで倒し、勝ち越しを決める。
<成績上位者>
全勝~一敗 なし
二敗 白鵬、鶴竜(2人)
三敗 隆の勝、碧山(2人)
四敗 朝乃山、御嶽海(2人)
五敗 なし
→十四日目・幕内取組内容へ

◆千秋楽◆
20200322 15 900 春場所千秋楽 @ニュース7

優勝争いで並ぶ白鵬と鶴竜の両横綱が結びで直接対戦。両者が巻き替える熱戦の末、白鵬が寄り切りで勝利。異例の場所を44回目の優勝で締めくくる。
優勝インタビューは取組後、インタビュールームで髷を直しながら。弓取式後、幕内全力士が土俵周りに整列しての協会挨拶。そのまま幕内力士が土俵下にいる中での表彰式と、異例の進行となる。
7勝7敗の ひとり大関貴景勝と、大関昇進を懸ける関脇朝乃山が対戦。朝乃山が押し倒しで勝ち、11勝目。直近3場所三役で33勝という大関昇進への目安には1勝足らなかったが、相撲内容を評価され、場所後、大関へ昇進することに。貴景勝は負け越し、来場所角番に。
終盤まで優勝争いに絡んだ隆の勝は、関脇正代を押し倒して12勝目。初の敢闘賞を受賞。
阿武咲は、御嶽海を押し出して9勝目。また、今場所横綱白鵬を破った相撲が評価され、殊勲賞を受賞。
一時は単独トップに立つなど、優勝争いを引っぱった碧山は、基本に忠実な突き、押しの相撲を評価され、技能賞を受賞。
新入幕の琴ノ若は、元大関栃ノ心と1分を超える相撲の末、上手捻りで勝ち、9勝目を上げる。
<成績上位者>
全勝~一敗 なし
二敗 白鵬 ※優勝
三敗 鶴竜、隆の勝(2人)
四敗 朝乃山、碧山(2人)
五敗 御嶽海(1人)
→千秋楽・幕内取組内容へ


《2020年初場所取組内容・目次へ》

春場所千秋楽・幕内。

春場所千秋楽・幕内の取り組み。
優勝争いで並ぶ白鵬と鶴竜の両横綱が結びで直接対戦。両者が巻き替える熱戦の末、白鵬が寄り切りで勝利。異例の場所を44回目の優勝で締めくくる。
優勝インタビューは取組後、インタビュールームで髷を直しながら。弓取式後、幕内全力士が土俵周りに整列しての協会挨拶。そのまま幕内力士が土俵下にいる中での表彰式と、異例の進行となる。
7勝7敗の ひとり大関貴景勝と、大関昇進を懸ける関脇朝乃山が対戦。朝乃山が押し倒しで勝ち、11勝目。直近3場所三役で33勝という大関昇進への目安には1勝足らなかったが、相撲内容を評価され、場所後、大関へ昇進することに。貴景勝は負け越し、来場所角番に。
終盤まで優勝争いに絡んだ隆の勝は、関脇正代を押し倒して12勝目。初の敢闘賞を受賞。
阿武咲は、御嶽海を押し出して9勝目。また、今場所横綱白鵬を破った相撲が評価され、殊勲賞を受賞。
一時は単独トップに立つなど、優勝争いを引っぱった碧山は、基本に忠実な突き、押しの相撲を評価され、技能賞を受賞。
新入幕の琴ノ若は、元大関栃ノ心と1分を超える相撲の末、上手捻りで勝ち、9勝目を上げる。

幕内全取り組み内容は以下の通り。
カッコ内は取り組み時間です。
立合い不成立がない場合は、記載なし。不成立があった場合は、「待った1回」などと回数ともに表記。
物言いがない場合は、記載なし。物言いがついた場合は、「軍配通り」、「差し違え」、「取り直し」、「反則」と表記。

○ 石浦 9勝6敗 寄り切り ● 碧山 11勝4敗 (15.3秒)
 石浦、先に両手をつく。碧山、両手をサッとつく。石浦、素早く立ち、右手を出して頭を下げる。碧山、両手突きに行く。石浦、左へぴょんと飛んで相手の腕の下に入り、左下手を取る。碧山、向き直って突き放そうとする。石浦、左廻しを持って左へ左へ回り、頭をつけて右前廻しを探る。碧山、左で押っ付ける。石浦、右腕を抜き、体を開いて左下手出し投げを打つ。碧山、前のめりになるが向き直る。石浦、頭をつけ、体を開いて左下手出し投げ。碧山、振られて俵に詰まる。石浦、そこを前に出る。碧山、上体が起きて俵を割る。
20200322 15 601 石浦 寄り切り 碧山 40
〔技能賞受賞インタビューを受ける碧山〕
20200322 15 601 石浦 寄り切り 碧山 75 碧山 技能賞受賞

● 大奄美 5勝10敗 寄り切り ○ 照強 9勝6敗 (15.6秒) 「待った1回」
 照強、先に右手をつく。大奄美、両手をサッとついて突っ掛ける。2度目、照強、先に右手をつく。大奄美、腰を下ろし、両手をサッとつく。照強、素早くぴょんと立ち、頭を下げる。大奄美、その場で立って両差しを狙う。照強、頭をつけて外から押っ付ける。大奄美、差し手を抜いて叩く。照強、左筈で脇を右で顎を押し上げて相手を起こし、前に出る。大奄美、上体が起きて俵に詰まり、相手の腕を引っ張り込む。照強、両差しになり、右下手を取る。大奄美、外から抱えて中に戻る。照強、深い左下手も取り、両下手を引きつけて前に出る。大奄美、左で抱えたまま、右で首を巻いて振ろうとする。照強、足を踏ん張って堪え、相手を浮かせるように寄る。大奄美、俵を割り、土俵下に落ちる。照強、右を差したまま土俵下に倒れ込む。
20200322 15 602 照強 寄り切り 大奄美 40

● 千代大龍 8勝7敗 押し出し ○ 志摩ノ海 9勝6敗 (7.9秒)
 志摩ノ海、先に両手をつく。千代大龍、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。千代大龍、右から張る。志摩ノ海、右へ踏み出す。千代大龍、向き直って叩き、右で押っ付けながら右へ回る。志摩ノ海、落ちずに向き直り、押しながら前に出る。千代大龍、相手の腕を叩きながら下がり、土俵際で右を差す。志摩ノ海、そのまま寄り切る。
20200322 15 603 志摩ノ海 押し出し 千代大龍 40

● 佐田の海 6勝9敗 吊り出し ○ 錦木 6勝9敗 (8.5秒)
 佐田の海、先に手をつく。錦木、左手をつき、右手をサッとつく。佐田の海、素早く立ち、左肘を固め、頭から低く踏み込む。錦木、両肘を固めて頭から当たり、両差しを狙う。佐田の海、右上手前廻しを取り、左で押っ付けて左上手も取る。錦木、両差し手をねじ込み、左差し手を返すが相手の廻しを切れず、両下手を取る。佐田の海、両上手を引きつけて前に出る。錦木、両下手で相手を吊り上げて左へ振り、高々と持ち上げたまま土俵外に出す。
20200322 15 604 錦木 吊り出し 佐田の海 38

○ 琴ノ若 9勝6敗 上手捻り ● 栃ノ心 6勝9敗 (62.3秒) 「待った1回」
 栃ノ心、両手をサッとついて突っ掛ける。2度目、琴ノ若、先に右手をつく。栃ノ心、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。栃ノ心、両肘を固める。琴ノ若、両手突きで相手に当たらせず、やや右にずれる。栃ノ心、向き直る。琴ノ若、右喉輪で押す。栃ノ心、左で喉輪を外す。琴ノ若、突き放す。栃ノ心、左上手に手を伸ばすが取れず、突き放す。琴ノ若、左喉輪、右筈で脇を押す。栃ノ心、右を差す。琴ノ若、頭をつけて左上手、右下手を取る。栃ノ心、右下手を取り、左で差し手を抱え、前に出ながら左上手を探る。琴ノ若、腰を遠ざけて上手を与えず。栃ノ心、左上手に手を伸ばす。琴ノ若、腰を捻って上手を与えず、右下手を持って前に出る。栃ノ心、再び左上手に手を伸ばすが取れず、体を開いて右下手投げに行く。琴ノ若、左上手を持って堪え、右差し手を返す。栃ノ心、右下手を持ってやや半身の体勢になる。両者、すこし止まる(約3秒間)。栃ノ心、左上手に手を伸ばす。琴ノ若、腰を捻って上手を与えず、土俵際で体を開き、左上手投げで振りながら左へ回って体を入れ替え、右を差し、左上手を引きつけて前に出ようとする。栃ノ心、下がらず。両者、止まり、琴ノ若は左上手を持って右差し手を返し、栃ノ心は右下手を持って半身の体勢(約7秒間)。栃ノ心、右下手を引きつけ、左前廻しを狙う。琴ノ若、右を再び差し込み、頭をつける。栃ノ心、下がりながら左を巻き替えようとする。琴ノ若、再び右を差し、差し手を大きく返し、右下手を取る。栃ノ心、右半身の体勢でじわじわ前に出る。琴ノ若、やや土俵際。栃ノ心、右下手投げで振ってやや正対し、左で押っ付ける。琴ノ若、両廻しを持って土俵際、栃ノ心は右下手を持ち、両者、上体が起きて胸が合う体勢で止まる(約5秒間)。栃ノ心、左で押っ付けて左上手に手を掛ける。琴ノ若、土俵際、右下手で投げながら左上手て捻って右へ回る。栃ノ心、体勢を崩して右膝から土俵に落ちる。
〔上手で捻る琴ノ若〕
20200322 15 605 琴ノ若 上手捻り 栃ノ心 35

● 明生 7勝8敗 突き出し ○ 輝 8勝7敗 (8.3秒)
 輝、先に両手をつく。明生、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。明生、右手を出し、左肘を固めて頭から踏み込む。輝、右手を出して頭から当たる。明生、右喉輪で突き放す。輝、突き放しながら前に出る。明生、土俵際、相手の右腕を手繰って左へ回る。輝、向き直り、突き放して前に出る。明生、今度は土俵際を逆の右へ回ろうとする。輝、逃さず相手の胸を突く。明生、俵の外に出る。
20200322 15 606 輝 突き出し 明生 40

● 妙義龍 4勝11敗 送り倒し ○ 栃煌山 3勝12敗 (2.3秒)
 妙義龍、先に手をつく。栃煌山、仕切り線後方で両手をサッとつき、右手を出して左を差そうとする。妙義龍、右手を出して左へ踏み出す。栃煌山、左を差し、右ものぞかせて前に出る。妙義龍、右で首を巻いて投げに行こうとするが、すっぽ抜け、相手に背中を向けて体勢を崩す。栃煌山、後ろから抱える形になる。妙義龍、土俵に落ちる。
20200322 15 607 栃煌山 送り倒し 妙義龍 40

○ 竜電 6勝9敗 寄り切り ● 東龍 5勝10敗 (17.3秒) 「待った1回」
 竜電、先に左手をつく。東龍、左手をつく。竜電、右手をトンとついて突っ掛ける。2度目、竜電、先に左手をつく。東龍、すぐに左、右とサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。竜電、左肘を固めて頭を下げる。東龍、両肘を固め、右でかち上げ気味に当たる。竜電、右で肩を押しながら前に出る。東龍、左足を俵に掛け、深い左下手を取る。竜電、左下手を取る。東龍、少し中に戻り、左下手投げで振る。竜電、振られるが堪え、右上手を取る。東龍、上体を起こし、右を巻き替えようとする。竜電、左で押っ付けて巻き替えを許さず、頭をつけ、右上手を引きつけて相手を半身にし、左前廻しを取る。東龍、左下手投げで振り、正対して右をねじ込もうとするがならず、右上手に手を伸ばすが取れず。竜電、低い体勢のまま前に出る。東龍、土俵際で肩越しの右上手を取り、俵伝いに右へ回る。竜電、逃さず寄り切る。
20200322 15 608 竜電 寄り切り 東龍 35

● 魁聖 8勝7敗 押し出し ○ 阿炎 7勝8敗 (3.0秒)
 阿炎、先に手をつく。魁聖、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。魁聖、右腕を内に入れる。阿炎、両手突き。魁聖、下からあてがって前に出る。阿炎、相手の腕を叩きながら引き、土俵際右に開く。魁聖、泳ぐが俵でなんとか踏み止まる。阿炎、そこを押す。魁聖、俵の外に出る。
20200322 15 609 阿炎 押し出し 魁聖 37

○ 炎鵬 6勝9敗 下手投げ ● 勢 8勝7敗 (4.1秒)
 炎鵬、先に右手をつく。勢、両手をサッとつく。炎鵬、素早く立ち、頭から低く踏み込み、左前廻しを狙う。勢、右肘かち上げで相手を起こし、前に出る。炎鵬、右前廻しに手を掛ける。勢、左肘でかち上げるが、相手の廻しを切れず。炎鵬、左下手を取り、体を開いて土俵際を回りながら左下手投げ。勢、土俵に落ちる。炎鵬、体が飛んで俵の外に倒れる。
〔炎鵬の腕を抜く下手投げ〕
20200322 15 610 炎鵬 下手投げ 勢 35
20200322 15 610 炎鵬 下手投げ 勢 40

○ 阿武咲 9勝6敗 押し出し ● 御嶽海 10勝5敗 (6.3秒)
 阿武咲、先に手をつく。御嶽海、腰を下ろし、両手をサッとつく。阿武咲、素早く立ち、右手を出して頭から踏み込む。御嶽海、右肘を固め、左腕を内に入れて当たる。阿武咲、右喉輪、左筈で押し上げる。御嶽海、下からあてがい、両差しになろうとする。阿武咲、頭をつけ、左押っ付けで押し上げる。御嶽海、上体が起き、引く。阿武咲、乗じて押しながら前に出る。御嶽海、俵の上で右から突こうとするが、土俵下に落ちる。
20200322 15 611 阿武咲 押し出し 御嶽海 38
〔殊勲賞受賞インタビューを受ける阿武咲〕
20200322 15 611 阿武咲 押し出し 御嶽海 75 阿武咲殊勲賞インタビュー

○ 豊山 8勝7敗 突き落とし ● 千代丸 7勝6敗2休 (9.2秒) 「差し違え」
 豊山、先に両手をつく。千代丸、両手をsッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。豊山、右手を出す。千代丸、左から張り、右を差す。豊山、左へ回り、左で押っ付ける。千代丸、突き放し、再び右を差し、差し手を返して前に出る。豊山、左から突き落としに行きながら土俵際を左へ回る。千代丸、土俵に落ち、豊山、俵の外に出、千代丸、土俵に転がり、豊山、土俵下に落ちる。木村晃之助、軍配を千代丸に上げる。「物言い」がつき、高田川審判長は「同体か協議した結果、豊山の足が残っていた」と説明、「軍配差し違え」で豊山の勝ちとなる。
20200322 15 612 豊山 突き落とし 千代丸 40
〔高田川審判長が説明中〕
20200322 15 612 豊山 突き落とし 千代丸 60 説明する高田川審判長

○ 玉鷲 6勝9敗 押し出し ● 徳勝龍 4勝11敗 (8.3秒)
 玉鷲、先に手をつく。徳勝龍、腰を下ろし、両手をサッとつく。玉鷲、両手を出して頭から踏み込む。徳勝龍、左肘を固めて頭から当たる。玉鷲、顎に向かって突き上げる。徳勝龍、仰け反るが堪え、左を差して前に出る。玉鷲、左を差し、掬い気味に左へ回り、右筈で胸を押して相手を起こし、左喉輪で突き放し、右喉輪で押し上げながら一気に前に出る。徳勝龍、仰け反って俵を割る。
20200322 15 613 玉鷲 押し出し 徳勝龍 40

○ 隠岐の海 8勝7敗 上手投げ ● 琴奨菊 7勝8敗 (7.8秒)
 隠岐の海、先に右手をつく。琴奨菊、仕切り線後方で左手をつき、右手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。琴奨菊、右肘を固めて頭から踏み込む。隠岐の海、右肘を固めて当たる。琴奨菊、両差しを狙う。隠岐の海、左を差し勝つ。琴奨菊、左差し右押っ付けで、がぶって前に出る。隠岐の海、左足を俵に掛けて堪える。琴奨菊、左差し手を返して少し振り、前に出る。隠岐の海、土俵際を左へ回り、右上手を取って上手投げを下に打つ。琴奨菊、右肘から土俵に落ちる。
20200322 15 614 隠岐の海 上手投げ 琴奨菊 40

● 大栄翔 8勝7敗 上手投げ ○ 霧馬山 9勝6敗 (3.7秒)
 大栄翔、先に両手をつく。霧馬山、腰を下ろし、両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。大栄翔、両手を出して頭を下げる。霧馬山、右手を出して胸で当たり、左へ踏み出して左上手に手を伸ばすが取れず、右で叩きながら下がる。大栄翔、押し、左喉輪で前に出る。霧馬山、俵に両足を掛けて仰け反りながら堪え、右から突き、右で後ろ廻しを取って上手投げ。大栄翔、土俵に倒れる。
20200322 15 615 霧馬山 上手投げ 大栄翔 40

○ 宝富士 9勝6敗 押し出し ● 遠藤 7勝8敗 (5.5秒)
 宝富士、先に両手をつく。遠藤、時を置いてから両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。宝富士、左肘を固める。遠藤、やや右へ踏み出し、右で押っ付け、左喉輪で押し上げる。宝富士、相手の喉輪を外し、左を差す。遠藤、左を差す。宝富士、右で押っ付けながら前に出る。遠藤、左前廻しに手を掛けるが俵に詰まる。宝富士、右で相手の左腕をつかんで押し上げる。遠藤、土俵際、右足一本で大きく傾き、俵の外に出る。
20200322 15 616 宝富士 押し出し 遠藤 37

● 北勝富士 4勝11敗 寄り切り ○ 松鳳山 4勝11敗 (12.7秒)
 北勝富士、先に右手をつく。松鳳山、両手をサッとつき、左腕を内に入れる。北勝富士、頭を下げ、やや左へ踏み出そうとする。松鳳山、右で相手の頭を叩き、左へ変わる。北勝富士、泳ぎかけるがすぐに向き直る。松鳳山、右から張り、左喉輪で距離を取る。北勝富士、相手の腕を叩き、左喉輪で前に出る。松鳳山、俵に詰まる。北勝富士、押し出そうとする。松鳳山、右に開き、叩きながら土俵際を右へ回る。北勝富士、左喉輪、右押っ付けで前に出る。松鳳山、相手の左腕を手繰って体を入れ替える。北勝富士、俵に詰まる。松鳳山、右上手に手を掛け、左差しで寄る。北勝富士、上体が起きて俵を割る。
20200322 15 617 松鳳山 寄り切り 北勝富士 40

○ 隆の勝 12勝3敗 押し倒し ● 正代 8勝7敗 (5.1秒)
 隆の勝、先に両手をつく。正代、仕切り線後方で両手をサッとつく。隆の勝、素早く立ち、右手を出して頭から踏み込む。正代、左で突き、左を差す。隆の勝、頭をつけ、右押っ付けで絞りながら前に出る。正代、左半身で土俵際になり、両手で相手の左腕を抱えて捻ろうとする。隆の勝、前のめりになりながら右筈で押す。正代、俵の外に倒れ、土俵下に転がり落ちる。
〔腕捻りに行く正代〕
20200322 15 618 隆の勝 押し出し 正代 30 腕捻りに行く正代
〔隆の勝の押し出し〕
20200322 15 618 隆の勝 押し出し 正代 37

● 貴景勝 7勝8敗 押し倒し ○ 朝乃山 11勝4敗 (9.6秒)
 貴景勝、先に両手をつく。朝乃山、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。朝乃山、右肘を固めて踏み込む。貴景勝、右手を出し、やや左にずれて頭から当たり、押し上げる。朝乃山、相手の顎を押し上げて起こし、左上手に手を伸ばして取る。貴景勝、右喉輪で押し上げながら前に出るが廻しを切れず。朝乃山、下手になった左廻しを持って一気に前に出る。貴景勝、足が送れず上体が起きるが、土俵際で腰を引いて相手の廻しを切る。朝乃山、左で押っ付けながら前に出る。貴景勝、土俵際を左へ回り、叩きながら逆の右へ回ろうとするが、足を送れず体勢を崩す。朝乃山、そこを押す。貴景勝、尻餅をつき、土俵下に転がり落ちる。
20200322 15 619 朝乃山 押し倒し 貴景勝 42

○ 白鵬 13勝2敗 寄り切り ● 鶴竜 12勝3敗 (24.5秒) 「待った1回」
 白鵬、両手をサッとついて突っ掛ける。2度目、白鵬、両手をサッとつく。鶴竜、すぐに両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。白鵬、右肘を固めて踏み込む。鶴竜、右肘を固め、頭から低く踏み込んで左上手前廻しを取って前に出る。白鵬、右下手を取って右へ回り、腰を右に捻って相手に下手を与えず、左上手に手を伸ばすが取れず、左を巻き替え、両差しになり、体勢を低くして深い左下手も取る。鶴竜、すぐに左を巻き替えて左下手を取り、右上手に手を伸ばすが取れず、相手の左腕に体重をかける。両者、左四つで止まる(約6秒間)。鶴竜、左下手を持ち、右で押っ付けながら下手を切ろうとするが切れず、一呼吸後、上体を起こして右を巻き替えようとする。白鵬、両廻しを引きつける。鶴竜、巻き替えを止め、右上手を取り、両廻しを引きつけ、右足外掛けに行く。白鵬、少し下がって足を外す。鶴竜、その機に右を巻き替えて差す。白鵬、すぐに右肘を張って相手の上手を切り、低い体勢で一気に前に出る。鶴竜、俵を割る。
〔右足外掛けに行く鶴竜〕
20200322 15 620 白鵬 寄り切り 鶴竜 30-2 右外掛けに行く鶴竜
〔白鵬の寄り切り〕
20200322 15 620 白鵬 寄り切り 鶴竜 40

★来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」
1位:隆の勝、2位:朝乃山、3位:阿武咲

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