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『大相撲取組内容』へようこそ!

このブログは、大相撲の本場所での取り組みの様子を、書くことを目的としています。

各取り組みで、力士がどのような動きをし、勝負が決まったのか。
ニュースでの「決まり手」だけではなかなか分からないですよね。

立合いは、1度で成立したのか、それとも駆け引き等で呼吸が合わなかったのか。
その決まり手に至るまで、どのような攻防があったのか。
勝負は、どのくらいの時間で決まったのか。

それらを知るお手伝いができればと、もともと趣味で書いていた「取組内容」を、ブログという形で公開しています。

実際の取り組みを見られなかった方、
また、取り組みは見たけれど、後で、どんな取り組みだったか振り返りたい方、
そんな方のお役に立てればと思います。

また、読み上げソフトなどを使って、目の不自由な方が、取組の様子を詳しく知るお手伝いになれば、とも思います。

◆取組の書き起こしのために、どのような作業をしているのか説明してみました。
興味を持たれましたら、ご覧ください。

取組書き起こし作業(1)
取組書き起こし作業(2)

◆ツイッターでブログの更新をお知らせしています。
 何らかの事情で更新が遅れる場合も、お知らせします。



下は、このブログに掲載している目次です。
知りたい取り組みのある「場所」の名前をクリックしてください。
その「場所」の目次にジャンプします。

【横綱取組内容目次】
第69代横綱 白鵬
第70代横綱 日馬富士
第71代横綱 鶴竜
第72代横綱 稀勢の里
第73代横綱 照ノ富士

【場所別目次】
2022年
 ◇一月場所(初場所)取組内容・目次
 ◇三月場所(春場所)取組内容・目次
 ◇五月場所(夏場所)取組内容・目次
 ◇七月場所(名古屋場所)取組内容・目次
 ◇九月場所(秋場所)取組内容・目次
 ◇十一月場所(九州場所)取組内容・目次 New!!

2021年
 ◇一月場所(初場所)取組内容・目次
 ◇三月場所(春場所・東京開催)取組内容・目次
 ◇五月場所(夏場所)取組内容・目次
 ◇七月場所(名古屋場所)取組内容・目次
 ◇九月場所(秋場所)取組内容・目次
 ◇十一月場所(九州場所)取組内容・目次
 ■2021年間ランキング(十両以上の力士の取組から、勝利数、待った回数、物言い数、取組時間)

2020年
 ◇一月場所(初場所)取組内容・目次
 ◇三月場所(春場所・無観客)取組内容・目次
 ◇五月場所(夏場所)取組内容・目次《中止》
 ◇七月場所(東京開催)取組内容・目次
 ◇九月場所(秋場所)取組内容・目次
 ◇十一月場所(東京開催)取組内容・目次
 ■2020年間ランキング(十両以上の力士の取組から、勝利数、待った回数、物言い数、取組時間)

2019年
 ◇一月場所(初場所)取組内容・目次
 ◇三月場所(春場所)取組内容・目次
 ◇五月場所(夏場所)取組内容・目次
 ◇七月場所(名古屋場所)取組内容・目次
 ◇九月場所(秋場所)取組内容・目次
 ◇十一月場所(九州場所)取組内容・目次
 ■2019年間ランキング(十両以上の力士の取組から、勝利数、待った回数、物言い数、取組時間)

2018年
 ◇一月場所(初場所)取組内容・目次
 ◇三月場所(春場所)取組内容・目次
 ◇五月場所(夏場所)取組内容・目次
 ◇七月場所(名古屋場所)取組内容・目次
 ◇九月場所(秋場所)取組内容・目次
 ◇十一月場所(九州場所)取組内容・目次
 ■2018年間ランキング(十両以上の力士の取組から、勝利数、待った回数、物言い数、取組時間)

2017年
 ◇一月場所(初場所)取組内容・目次
 ◇三月場所(春場所)取組内容・目次
 ◇五月場所(夏場所)取組内容・目次
 ◇七月場所(名古屋場所)取組内容・目次
 ◇九月場所(秋場所)取組内容・目次
 ◇十一月場所(九州場所)取組内容・目次
 ■2017年間ランキング(十両以上の力士の取組から、勝利数、待った回数、物言い数、取組時間)

2016年
※2016年以降、十両取組内容書き起こしを省略(詳しく→こちらを
 ◇一月場所(初場所)取組内容・目次
 ◇三月場所(春・大阪場所)取組内容・目次
 ◇五月場所(夏場所)取組内容・目次
 ◇七月場所(夏場所)取組内容・目次
 ◇九月場所(夏場所)取組内容・目次
 ◇十一月場所(九州場所)取組内容・目次
 ■2016年間ランキング(十両以上の力士の取組から、勝利数、待った回数、物言い数、取組時間)

※2015年以前を見たい方は「続きを読む」をクリック!

2022年九州場所(十一月場所)取組内容・目次

2022年九州場所(十一月場所)用の目次です。
色の変わった文字を押すと、それぞれのページを表示します。

◆番付
幕内番付(似顔絵つき)
十両番付

◆各日取組内容
 ※今場所から幕内、十両とも取組内容がおおまかなものになりました。(作業環境変化のため)
◇初日    幕内   十両
◇二日目   幕内   十両
◇三日目   幕内   十両
◇四日目   幕内   十両
◇五日目   幕内   十両
◇六日目   幕内   十両
◇七日目   幕内   十両
◇八日目   幕内   十両
◇九日目   幕内   十両
◇十日目   幕内   十両
◇十一日目  幕内   十両
◇十二日目  幕内   十両
◇十三日目  幕内   十両
◇十四日目  幕内   十両
◇千秋楽   幕内   十両

◆優勝インタビュー
幕内 阿炎
◇十両
◇幕下
◇三段目
◇序二段
◇序ノ口

◆各日まとめ及び成績上位者変遷
幕内(初日~千秋楽)
十両(初日~千秋楽)

◆星取表 (別ウィンドウで表示します)
幕内星取表-1(横綱~前頭5)
幕内星取表-2(前頭6~16)
十両星取表 New!!

◆各種データ順位
◇幕内各種データ順位
◇十両各種データ順位

《総合目次へ》

2022年九州(11月)場所幕内の各日まとめ及び成績上位者変遷

各日の幕内取組内容の冒頭に書いたその日のまとめを集めました。
三日目以降は、成績上位者の名前も掲載。

◆初日◆
20221113 01 900 九州場所初日 @ニュース7

先場所途中休場した横綱照ノ富士は、10月に両膝を手術。初日から休場し、今場所は横綱不在の場所となる。
出場力士で最高位の大関貴景勝は、小結大栄翔と対戦。相手が叩こうと飛び上がったところを押し出し、白星発進。
ご当所場所を角番で迎えた大関正代は、新小結の翔猿と対戦。差すことができず、押し出されて初日黒星。
大関復帰が叶う二桁勝利を目指す関脇御嶽海は、明生と対戦。押っ付けで相手を起こし、押し出して白星発進。
大関昇進を目指す関脇若隆景は、先場所優勝を逃した高安と対戦。相手の鬼気迫る突っ張りに堪え切れず、腕を手繰ったところを押し出され、3場所連続初日黒星。
関脇豊昇龍は、三役昇進を目指す琴ノ若と対戦。相手が一気に前に出てくるが、土俵際の突き落としで逆転勝ちし、白星発進。
先場所優勝の小結玉鷲は、先々場所の優勝者 逸ノ城と対戦。相手の出足を回り込んで堪えるが、いなしで崩され、押し出されて初日黒星。
先場所三役で初めて勝ち越した小結霧馬山は、宇良と対戦。見ながら立って肩透かしで倒し、白星発進。
新入幕の熱海富士は、平戸海と対戦。やや立ち遅れて廻しを取れず、巻き替えにいったところを寄り切られて初日黒星。
→初日・幕内取組内容へ

◆二日目◆
20221114 02 900 九州場所二日目 @ニュース7

大関貴景勝は、埼玉栄高校の後輩 琴ノ若を押し出して2連勝。
角番大関正代は、高安を寄り切って初日を出す。きのう勝った相撲の後、足を気にしていた高安の状態がやや気がかり。
関脇若隆景は、小結霧馬山と対戦。30秒近い相撲の末、寄り切って初日を出す。
関脇豊昇龍は、先場所の優勝者 小結玉鷲と対戦。廻しは取れなかったが、引っ掛けで外に出し、2連勝。玉鷲は連敗。
大関復帰を目指す関脇御嶽海は、逸ノ城と対戦。相手の出足を回り込んで残し、押し出して2連勝。
新小結翔猿は、明生と対戦。土俵際で叩き、物言いのつく相撲となるが、俵の上の足は残っており、「軍配通り」勝って2連勝。
入幕3場所目で前頭5枚目まで番付を上げた錦富士は、実力者の竜電と対戦。低い相手を起こして突き出し、2連勝。
きょうが誕生日の千代大龍(34)と隆の勝(28)が、ともに白星。
→二日目・幕内取組内容へ

◆三日目◆
20221115 03 900 九州場所三日目 @ニュース7

連勝スタートの大関貴景勝は、大関経験者の高安と対戦。相手のかち上げからの突き放しに防戦一方となり、叩き込まれて初黒星。足に不安のある高安は、2勝目。
角番大関正代は、過去5戦一度も勝ったことのない琴ノ若と対戦。踏み込み勝ち、相手の叩きに乗じて押し出し、連勝で2勝目。
大関復帰を狙う関脇御嶽海は、小結大栄翔と対戦。相手の突き放しを堪えるが、引き落とされて初黒星。
大関昇進への足固めをしたい関脇若隆景は、明生と対戦。相手の引きに乗じて寄り切り、2連勝。
関脇豊昇龍は、逸ノ城と対戦。相手のやや強引な上手投げを堪え、両差しになって寄り切り。2年ぶりの初日から3連勝。
新小結翔猿は、先場所の優勝者 玉鷲と小結同士で対戦。立合い足を取ろうと動き、寄り切って初日から3連勝。玉鷲は初日が出ず。
小結霧馬山は、小兵の翠富士と対戦。50秒近い相撲の末、上手出し投げで倒して2勝目。
新入幕の熱海富士は、十両の美ノ海を押し出し、幕内初白星を挙げる。
<成績上位者>
全勝 豊昇龍、翔猿、阿炎、琴勝峰、平戸海(5人)
→三日目・幕内取組内容へ

◆四日目◆
20221116 04 900 九州場所四日目 @ニュース7

きのう初黒星を喫した大関貴景勝は、明生に寄り切られて連敗。鹿児島県出身でご当所の明生は、今場所の初日を出す。
二日目から連勝中の角番大関正代は、逸ノ城と対戦。相手に右を差され、寄り切られて2勝2敗に。2大関がともに敗れる。
大関復帰となる二桁勝利を目指す関脇御嶽海は、宇良を押し出して3勝目。
大関昇進への足固めを目指す関脇若隆景は、ここ直近3連敗中の相手 琴ノ若と対戦。相手に廻しを与えない低い体勢を作るが、腕捻りで倒されて2敗目。
初日から3連勝の関脇豊昇龍は、大関経験者 高安と対戦。相手の当たりに体勢を崩され、叩き込まれて初黒星。高安は3勝目。
先場所の優勝者 玉鷲は、大栄翔と小結同士で対戦。攻守が入れ替わる熱戦の末、押し出し。38歳の誕生日に、今場所の初日を出す。
新小結翔猿は、霧馬山と小結同士で対戦。相手の脇から頭を出す苦しい体勢になり、上手捻りで倒されて初黒星。霧馬山は3勝目。
初日から3連勝の阿炎、琴勝峰、平戸海らも敗れ、四日目で早くも全勝力士がいなくなる。四日目で勝ちっぱなしがいなくなるのは、1969(昭和44)年九州場所以来、53年ぶり。
きのう初日を出した新入幕の熱海富士は、隠岐の海と初対戦。両差しになった相手を極め出して連勝。
<成績上位者>
全勝 なし
一敗 豊昇龍、御嶽海、霧馬山、翔猿、高安、若元春、錦富士、阿炎、阿武咲、琴勝峰、琴恵光、王鵬、一山本、平戸海(14人)
→四日目・幕内取組内容へ

◆五日目◆
20221117 05 900 九州場所五日目 @ニュース7

大関貴景勝は、直近3連敗中の逸ノ城と対戦。立合い動いて相手の圧力をかわし、押し出して3勝目。
角番大関正代は、きのう貴景勝を破った明生と対戦。両差しで寄り切られ、2勝3敗と黒星先行。
大関復帰となる二桁勝利を目指す関脇御嶽海は、同学年で新小結の翔猿と1敗同士で対戦。相手が胸を合わせて寄ってくるのを堪え、土俵際で突き落として4勝目。翔猿は2敗目。
大関昇進への足固めを目指す関脇若隆景は、宇良と対戦。相手の引きに乗じて押し出し、3勝目。宇良は初日が出ず。
関脇豊昇龍は、十両時代も含め、過去5戦 勝ったことのなかった翠富士と対戦。相手が切り返しにきたところを《河津掛け》で倒し、4勝目。幕内で《河津掛け》の決まり手が出たのは、2012年3月、隆の山が勢に決めて以来、10年半ぶり。
小結玉鷲は、先場所千秋楽に勝って優勝を決めた相手 高安と対戦。相手に両廻しを取られ、小手投げにいったところを寄り切られて4敗目。高安は4勝目。
大栄翔と霧馬山が小結同士で対戦。大栄翔が叩き込み、霧馬山は2敗に後退。
王鵬と琴恵光が1敗同士で対戦。王鵬は相手の突き落としを堪え、寄ってくる相手を突き落として4勝目を上げる。
<成績上位者>
全勝 なし
一敗 豊昇龍、御嶽海、高安、錦富士、阿炎、阿武咲、王鵬、一山本(8人)
→五日目・幕内取組内容へ

◆六日目◆
20221118 06 900 九州場所六日目 @ニュース7

大関貴景勝は、宇良と対戦。一気に押し出して4勝目。宇良は初日が出ず。
角番大関正代は、翠富士と対戦。相手が得意の肩透かしから両差しになるが、力強く押し倒し、連敗を止めて3勝3敗。翠富士は初の結びで白星ならず。
大関昇進の足固めをしたい関脇若隆景は、先々場所優勝の逸ノ城と対戦。1分を超える相撲の末、相手がやや強引に前に出たところを下手投げで土俵下に落とし、4勝目。逸ノ城は4敗目。
大関復帰のための二桁勝利を目指す関脇御嶽海は、高安と1敗同士で対戦。右を差すが胸が合う体勢になり、相手に寄り切られて2敗目。高安は5勝目を上げ、先頭集団に残る。
関脇豊昇龍は、小結大栄翔と対戦。相手に起こされ、土俵際になるが、腕を手繰って体を入れ替えて5勝目。先頭を維持する。
先場所優勝の玉鷲と霧馬山が小結同士で対戦。霧馬山が突き放し合いを制して4勝目。玉鷲は1勝5敗に。
新小結翔猿は、琴ノ若と対戦。右下手を取って前に出るが、土俵際の小手投げでつぶされ、3連勝スタートから3連敗。琴ノ若は3連敗スタートから3連勝と星を戻す。
<成績上位者>
全勝 なし
一敗 豊昇龍、高安、阿炎、王鵬(4人)
二敗 貴景勝、若隆景、御嶽海、霧馬山、若元春、錦富士、竜電、妙義龍、阿武咲、琴恵光、一山本(11人)
→六日目・幕内取組内容へ

◆七日目◆
20221119 07 900 九州場所七日目@ニュース7

大関貴景勝は、小兵の翠富士と対戦。相手の変化に対応して押し出し、5勝目を上げる。
角番大関正代は、宇良と対戦。叩き込みで勝って4勝3敗。宇良は初日から7連敗。
大関昇進の足固めをしたい関脇若隆景は、新小結の翔猿と対戦。相手に起こされ、押し出されて3敗目。翔猿は4勝3敗と白星先行に。
大関復帰のための二桁勝利を目指す関脇御嶽海は、小結霧馬山と対戦。すぐに相手に廻しを取られ、寄り切られて連敗で3敗目。霧馬山は5勝目。
関脇豊昇龍は、若元春と対戦。両下手を取り、吊りも見せてから外掛けで倒して6勝目。先頭を維持する。
高安は、小結大栄翔と対戦。かち上げから突っ張り、突き落として6勝目。豊昇龍、阿炎、王鵬と4人で先頭を維持。
先場所の優勝者 小結玉鷲は、琴ノ若に押し出されて6敗目。琴ノ若は3連敗スタートから4連勝。
錦富士は、大関経験者の栃ノ心と対戦。力強く寄り切って5勝目。
<成績上位者>
全勝 なし
一敗 豊昇龍、高安、阿炎、王鵬(4人)
二敗 貴景勝、霧馬山、錦富士、妙義龍、一山本(5人)
→七日目・幕内取組内容へ

◆八日目◆
20221120 08 900 九州場所八日目 @ニュース7

大関貴景勝は、若元春を難なく押し出し、4連勝で6勝目。
角番大関正代は、同じ熊本県出身の佐田の海と対戦。前に出るが、土俵際で上手を取られ、出し投げで倒され、4勝4敗に。
先頭4人のひとり関脇豊昇龍は、新小結の翔猿と対戦。伸びた上手で振り回す投げで倒し、7勝目を上げる。翔猿は4勝4敗に。
大関昇進の足固めをしたい関脇若隆景は、小結大栄翔と対戦。相手の引きに乗じて寄り切り、5勝目。
大関復帰のための二桁勝利を目指す関脇御嶽海は、直近4連敗中の琴ノ若と対戦。相手の肩透かしにあっさり土俵に落ちて4敗目。苦しい星に。
先頭4人のひとり高安は、小結霧馬山と対戦。力強い掬い投げで倒し、7勝目を上げる。
ここまで1敗の阿炎、王鵬もともに星を伸ばし、先頭4人が並走。
先場所の優勝者 小結玉鷲は、明生に引き落とされ、7敗と後がなくなる。
初日から7連敗の宇良は、重たい逸ノ城を押し出し、今場所の初日を出す。
千代大龍が引退を発表。対戦相手の輝は不戦勝。
<成績上位者>
全勝 なし
一敗 豊昇龍、高安、阿炎、王鵬(4人)
二敗 貴景勝、錦富士(2人)
三敗 若隆景、霧馬山、琴ノ若、北勝富士、竜電、妙義龍、阿武咲、琴勝峰、一山本、輝、平戸海(11人)
→八日目・幕内取組内容へ

◆九日目◆
20221121 09 900 九州場所九日目 @ニュース7

大関貴景勝は、新小結の翔猿と対戦。激しい突き放し合いの末、いなそうとして上体が起き、そこを押し出されて3敗目。翔猿は2大関を破って5勝目。
角番の大関正代は、小結大栄翔に一気に押し出され、連敗で4勝5敗と黒星先行に。
大関昇進の足固めをしたい関脇若隆景は、小兵の翠富士と対戦。相手に両差しになられ、肩透かしで倒されて4敗目。
大関復帰のための二桁勝利を目指す関脇御嶽海は、初対戦の先場所敗れた相手、若元春と対戦。前に出られず、引いたところを寄り切られ、5敗目と後がなくなる。
1敗で先頭のひとり関脇豊昇龍は、きのう大関正代を破った佐田の海と対戦。立合い変化からの上手投げで倒し、勝ち越しを決める。
1敗で先頭のひとり高安は、明生と対戦。相手に巻き替えられ、上手投げにいったところ呼び込む形になり、寄り切られて2敗に後退。
休場明けでここまで1敗の阿炎は、錦富士と十両のとき以来の対戦。前に出たところ、突き落としで体を入れ替えられ、きょうの勝ち越しならず。
もうひとりの1敗力士 王鵬は、阿武咲と対戦。叩きで後ろについて送り出して、勝ち越し。豊昇龍と2人で先頭に並ぶ。
先場所の優勝者である小結玉鷲は、宇良を倒して2勝目。決まり手は《合掌捻り》に。幕内で《合掌捻り》が出たのは、1965年11月に大心が前田川に決めて以来、57年ぶり。きのう初日を出した宇良は、負け越しが決まる。
<成績上位者>
全勝 なし
一敗 豊昇龍、王鵬(2人)
二敗 高安、錦富士、阿炎(3人)
三敗 貴景勝、霧馬山、北勝富士、竜電、妙義龍、一山本、輝、平戸海(8人)
→九日目・幕内取組内容へ

◆十日目◆
20221122 10 900 九州場所十日目 @ニュース7

大関貴景勝は、小結霧馬山と6勝同士で対戦。相手の引きに乗じて押し出し、連敗せずに7勝目。
角番大関正代は、ここまで1敗と好調の関脇豊昇龍と対戦。相手に寄られ、土俵際で突き落としにいこうとするが、つま先がわずかに早く出て、4勝6敗と苦しい星に。豊昇龍は9勝目。
二桁勝利を目指す関脇御嶽海は、小兵の翠富士と対戦。相手に両差しになられ、1分半近い相撲の末、寄り切られて6敗目。今場所後の大関復帰はなくなる。
大関昇進の足固めをしたい関脇若隆景は、佐田の海と対戦。一気に押し出して6勝目。
きのう2敗に後退した高安は、新小結の翔猿と対戦。かち上げから押し、叩き込み、連敗せずに勝ち越し。先頭を1差で追う。
入幕3場所目の錦富士は、大きな逸ノ城と初対戦。相手の叩きに乗じて押し出し、3場所連続の勝ち越しを決める。逸ノ城は負け越し。
王鵬は、大きな碧山と四つに組む展開になり、寄り切って9勝目。同学年同期の豊昇龍と先頭を並走。
新入幕の熱海富士は、小学校の卒業文集の「将来の夢」で「倒す」と書いた相手、遠藤と初対戦。しかし両差しになられ、寄り切られて今回は夢の実現ならず。
<成績上位者>
全勝 なし
一敗 豊昇龍、王鵬(2人)
二敗 高安、錦富士(2人)
三敗 貴景勝、竜電、阿炎、輝、平戸海(5人)
→十日目・幕内取組内容へ

◆十一日目◆
20221123 11 900 九州場所十一日目 @ニュース7

大関貴景勝は、北勝富士を力強く突き放してから叩きで土俵外に出し、勝ち越しを決める。
角番大関正代は、関脇若隆景と対戦。前に出ながら両差しになり、連敗を3で止めて5勝6敗に。大関昇進の足固めをしたい若隆景は、5敗目で二桁勝利に後がなくなる。
優勝争い先頭の豊昇龍は、今場所後の大関復帰の可能性が消えた御嶽海と関脇同士で対戦。両廻しを取ってすぐに寄り切り、完勝。二桁勝利を上げて大関昇進への起点を作ると同時に、並んでいた王鵬が敗れたため、単独先頭に立つ。御嶽海は7敗目で勝ち越しに後がなくなる。
ともにここまで2敗の高安と錦富士が直接対戦。熱戦の末、高安が押し倒しで勝ち、9勝目。単独先頭の豊昇龍を1差で追う。
新小結の翔猿は、翠富士と対戦。激しい押し合いから、相手に両差しを許し、豪快な掬い投げで倒されて6敗目。
先場所優勝の小結玉鷲は、過去6戦負けたことのない錦木と対戦。押し切れずに引いたところを押し出され、負け越しが決まる。
小結霧馬山は、竜電との1分半を超える相撲の末、外掛けで倒して7勝目。勝ち越しまであと1勝とする。
初日から10連敗の宝富士が、隠岐の海を突き落として初日を出す。
新入幕の熱海富士は、栃ノ心に叩き込まれて負け越しが決まる。
<成績上位者>
全勝 なし
一敗 豊昇龍(1人)
二敗 高安、王鵬(2人)
三敗 貴景勝、錦富士、阿炎、輝(4人)
→十一日目・幕内取組内容へ

◆十二日目◆
20221124 12 900 九州場所十二日目 @ニュース7

優勝争い単独先頭の関脇豊昇龍は、同学年同期の王鵬と幕内で初対戦。叩き込まれて2敗に後退。王鵬は豊昇龍を引きずり下ろして先頭に並ぶ。
2敗の高安は、勝ち越しの懸かる竜電と対戦。相手の廻しを切り、前に出てから引き落として二桁勝利。豊昇龍、王鵬と3人で先頭に並ぶ。
大関貴景勝は、錦富士と8勝同士で対戦。力強く押し出して9勝目。先頭に1差。
角番大関正代は、小結霧馬山と対戦。廻しを切ろうと引いて土俵際になり、寄り切られ、7敗目と後がなくなる。霧馬山は、三役で2場所連続の勝ち越しを決める。
大関昇進の足固めをしたい関脇若隆景は、既に勝ち越している阿炎と対戦。相手が立合い変わりながら上手を取り、すぐに上手投げで倒されて6敗目。2場所連続の二桁勝利ならず。阿炎は9勝目を上げ、先頭に1差。
関脇御嶽海は、佐田の海を力強く押し出し、連敗を6で止め、7敗で踏み止まる。
返り入幕の輝は、前頭筆頭の琴ノ若と1年ぶりに対戦。押し出して9勝目を上げ、先頭に1差。琴ノ若はきょうの勝ち越しならず。
新入幕だった先場所、幕尻で負け越すも残留した平戸海。北勝富士を突き落とし、幕内で初めて勝ち越しを決める。
<成績上位者>
全勝~一敗 なし
二敗 豊昇龍、高安、王鵬(3人)
三敗 貴景勝、阿炎、輝(3人)
四敗 霧馬山、錦富士、阿武咲、平戸海(4人)
→十二日目・幕内取組内容へ

◆十三日目◆
20221125 13 900 九州場所十三日目 @ニュース7

優勝争い先頭の高安と王鵬が直接対戦。高安が押し合いから両廻しを取り、上手投げで倒して11勝目。王鵬は3敗に後退。
もうひとりの優勝争い先頭 関脇豊昇龍は、大関貴景勝と対戦。押し出されて連敗で3敗目。高安が単独先頭に立つ。貴景勝は二桁勝利を上げ、先頭の高安に1差。
角番大関正代は、先場所の優勝者 小結玉鷲と対戦。防戦一方で押し出されて負け越し。大関からの陥落が決まり、来場所は関脇に。
関脇若隆景は、錦富士と三段目以来の対戦。上手を取り、寄り切って7勝目。
関脇御嶽海は、同学年で同期の北勝富士と対戦。立合い変化から叩き込み、7敗で踏み止まる。
新小結翔猿は、佐田の海に送り出されて負け越しが決まる。
阿炎と輝が9勝同士で対戦。阿炎が突き出しで勝ち、先頭に1差。
入幕2場所目の平戸海は、遠藤と初対戦。一瞬両差しになって寄り切り、9勝目を上げる。
西前頭筆頭の琴ノ若は、小兵の翠富士と対戦。強烈な押っ付けで相手を起こし、押し出して勝ち越しを決める。
<成績上位者>
全勝~一敗 なし
二敗 高安(1人)
三敗 貴景勝、豊昇龍、阿炎、王鵬(4人)
四敗 輝、平戸海(2人)
五敗 霧馬山、琴ノ若、若元春、錦富士、竜電、阿武咲(6人)
→十三日目・幕内取組内容へ

◆十四日目◆
20221126 14 900 九州場所十四日目 @ニュース7

きのう優勝争い単独先頭となった高安は、輝と対戦。立合いかち上げた後にやや足が流れ、後手に回り、下がりながらの叩き込みで相手を落として12勝目。あす勝てば初優勝。
関脇豊昇龍と阿炎が、3敗同士で対戦。豊昇龍が、相手の両手突きをいなして廻しを取るが、引き落とされ、単独先頭から3連敗で、優勝争いから脱落。阿炎は、過去4戦全敗の豊昇龍を破って優勝争いに残る。千秋楽は高安と対戦が組まれ、勝てば優勝決定戦に進める状況に。
大関貴景勝は、埼玉栄高校の後輩で付け人でもあった王鵬と3敗同士で初対戦。力強く押し出し、優勝争いに残る。
大関からの陥落が決まった正代と今場所後の大関復帰がならなかった関脇御嶽海が対戦。御嶽海が押し込むが決められず、引いたところを押し出され、負け越しが決まる。
関脇若隆景は、北勝富士と対戦。押し出して勝ち越しを決める。北勝富士は負け越し。
先場所の優勝者で既に負け越しが決まっている小結玉鷲は、宝富士を力強く押し出して5勝目。
新小結翔猿は、大きな碧山を下手投げで倒し、連敗を4で止めて6勝目。
<成績上位者>
全勝~一敗 なし
二敗 高安(1人)
三敗 貴景勝、阿炎(2人)
四敗 豊昇龍、王鵬、平戸海(3人)
五敗 若元春、竜電、阿武咲、輝(4人)
→十四日目・幕内取組内容へ

◆千秋楽◆
20221127 15 900 九州場所千秋楽 @ニュース7

優勝争い単独先頭の高安は、1差の阿炎と対戦。押し勝って相手を土俵際にするが、いなしからの攻めで起こされ、引いたところを突き倒されて3敗目。星が並んで優勝の行方は決定戦に。
勝てば決定戦に進める大関貴景勝は、関脇若隆景と対戦。体が離れたところ、張り手から押し込み、叩き込んで12勝目。若隆景は8勝7敗で今場所を終える。
優勝決定戦は、28年ぶりの巴戦に。くじ引きの結果、最初の対戦は高安-阿炎戦。高安が踏み込んだところ、立合い動いた相手の胸に頭が当たり、土俵に崩れ落ちて立ち上がれず。阿炎が最初の取組で白星。
決定戦二番目は貴景勝-阿炎戦。貴景勝が相手の両手突きを叩いて引いたところ、阿炎が押し出し。2番続けて阿炎が勝ち、初優勝を決める。平幕が3場所連続で優勝するのは、史上初。
大関正代は、北勝富士にいいところなく押し出され、6勝9敗。来場所は関脇に落ち、大関復帰が叶う二桁勝利を目指す。初の三役そろい踏みを経験した北勝富士は、7勝目を上げ、1天の負け越しに留める。
関脇豊昇龍は、小結霧馬山を寄り切って11勝目。「勝てば」の条件を満たし、技能賞を獲得。
関脇御嶽海は、錦富士に力強く寄り切られて6勝9敗に。三役から陥落する星に。
先場所の優勝者で関取最年長の小結玉鷲は、同時に新十両となった3歳年下の栃ノ心と対戦。両者が力を出し、玉鷲が上手投げで勝って6勝目を上げる。
西前頭筆頭の琴ノ若は、竜電と対戦。相手の両前廻しを切り、力強く寄り切って9勝目を上げる。
一山本が、佐田の海を突き落として土俵下に飛び落ちるが、その際に足を痛める。相撲もつま先が先に出ていたとして「差し違え」で敗れ、車椅子で花道を下がる。
<成績上位者>
全勝~二敗 なし
三敗 貴景勝、高安、阿炎※優勝(3人)
四敗 豊昇龍(1人)
五敗 若元春、王鵬、平戸海(3人)
→千秋楽・幕内取組内容へ




《2022年九州場所取組内容・目次へ》

九州場所千秋楽・幕内。(2022年11月)

九州場所千秋楽・幕内の取り組み。
優勝争い単独先頭の高安は、1差の阿炎と対戦。押し勝って相手を土俵際にするが、いなしからの攻めで起こされ、引いたところを突き倒されて3敗目。星が並んで優勝の行方は決定戦に。
勝てば決定戦に進める大関貴景勝は、関脇若隆景と対戦。体が離れたところ、張り手から押し込み、叩き込んで12勝目。若隆景は8勝7敗で今場所を終える。
優勝決定戦は、28年ぶりの巴戦に。くじ引きの結果、最初の対戦は高安-阿炎戦。高安が踏み込んだところ、立合い動いた相手の胸に頭が当たり、土俵に崩れ落ちて立ち上がれず。阿炎が最初の取組で白星。
決定戦二番目は貴景勝-阿炎戦。貴景勝が相手の両手突きを叩いて引いたところ、阿炎が押し出し。2番続けて阿炎が勝ち、初優勝を決める。平幕が3場所連続で優勝するのは、史上初。
大関正代は、北勝富士にいいところなく押し出され、6勝9敗。来場所は関脇に落ち、大関復帰が叶う二桁勝利を目指す。初の三役そろい踏みを経験した北勝富士は、7勝目を上げ、1天の負け越しに留める。
関脇豊昇龍は、小結霧馬山を寄り切って11勝目。「勝てば」の条件を満たし、技能賞を獲得。
関脇御嶽海は、錦富士に力強く寄り切られて6勝9敗に。三役から陥落する星に。
先場所の優勝者で関取最年長の小結玉鷲は、同時に新十両となった3歳年下の栃ノ心と対戦。両者が力を出し、玉鷲が上手投げで勝って6勝目を上げる。
西前頭筆頭の琴ノ若は、竜電と対戦。相手の両前廻しを切り、力強く寄り切って9勝目を上げる。
一山本が、佐田の海を突き落として土俵下に飛び落ちるが、その際に足を痛める。相撲もつま先が先に出ていたとして「差し違え」で敗れ、車椅子で花道を下がる。

幕内全取り組み内容は以下の通り。
カッコ内は取り組み時間です。
立合い不成立がない場合は、記載なし。不成立があった場合は、「待った1回」などと回数ともに表記。
物言いがない場合は、記載なし。物言いがついた場合は、「軍配通り」、「差し違え」、「取り直し」、「反則」と表記。

○ 碧山 7勝8敗 押し出し ● 隠岐の海 8勝7敗 (2.8秒)
 碧山、押しながら前に出る。隠岐の海、上体が起きて俵を割る。
20221127 15 601 碧山 押し出し 隠岐の海 40

● 隆の勝 7勝8敗 上手投げ ○ 熱海富士 4勝11敗 (5.3秒)
 熱海富士、左上手を取る。隆の勝、右を差し、左も差そうとしながら前に出る。熱海富士、土俵際、左へ回りながらの上手投げで倒す。
20221127 15 602 熱海富士 上手投げ 隆の勝 37

○ 宝富士 3勝12敗 送り出し ● 輝 9勝6敗 (4.2秒)
 輝、筈で押し上げて前に出る。宝富士、土俵際、右に開いていなす。輝、前に泳いで俵に詰まる。宝富士、そこを送り出す。
20221127 15 603 宝富士 送り出し 輝 37

● 東龍 7勝8敗 寄り切り ○ 妙義龍 8勝7敗 (3.1秒)
 東龍、左から張る。妙義龍、両差しになって前に出る。東龍、力なく俵を割る。
20221127 15 604 妙義龍 寄り切り 東龍 41

● 遠藤 6勝9敗 押し出し ○ 千代翔馬 7勝8敗 (5.3秒)
 遠藤、押しながら前に出、下がりながら左を差す。千代翔馬、乗じて一気に押し出す。
20221127 15 605 千代翔馬 押し出し 遠藤 40

○ 錦木 8勝7敗 寄り切り ● 琴恵光 7勝8敗 (6.3秒)
 琴恵光、右から張って両差しになる。錦木、右小手投げで振り、左を巻き替えて前に出る。琴恵光、右を巻き替え返すが土俵際。錦木、そのまま寄り切る。
20221127 15 606 錦木 寄り切り 琴恵光 37

● 一山本 7勝8敗 押し出し ○ 佐田の海 8勝7敗 (2.4秒) 「差し違え」
 一山本、両手突きから叩きながら右へ引く。佐田の海、押しながら前に出る。一山本、土俵際、右から突く。佐田の海、前のめりになり、一山本、俵の上から飛んで土俵下に落ちる。軍配、一山本。「物言い」がつく。一山本は、土俵下で転がったまま、なかなか起き上がれず、左足を浮かせる。審判団の協議後、藤島審判長は「一山本のつま先が出ていた」と説明。「軍配差し違え」で佐田の海の勝ちとなる。
20221127 15 607 佐田の海 押し出し 一山本 40
20221127 15 607 佐田の海 押し出し 一山本 42
〔説明する藤島審判長〕
20221127 15 607 佐田の海 押し出し 一山本 60 説明する藤島審判長
〔車椅子に乗った一山本〕
20221127 15 607 佐田の海 押し出し 一山本 70 車椅子に乗った一山本

○ 若元春 10勝5敗 掬い投げ ● 王鵬 10勝5敗 (17.7秒)
 王鵬、低く踏み込み、押しながら前に出る。両者、左を差す。若元春、左下手を取り、右で押っ付けながら上手を探る。王鵬、右小手で相手の下手を切り、押しながら前に出る。若元春、土俵際で両差しになり、左掬い投げで逆転勝ち。
20221127 15 608 若元春 掬い投げ 王鵬 35

● 琴勝峰 7勝8敗 押し出し ○ 翠富士 8勝7敗 (3.1秒)
 翠富士、押しながら前に出る。琴勝峰、叩きながら右へ回り込み、土俵際、左で突こうとする。翠富士、踏み止まって押す。琴勝峰、俵の外に出る。
20221127 15 609 翠富士 押し出し 琴勝峰 40

● 照強 0勝15敗 上手投げ ○ 逸ノ城 4勝11敗 (21.2秒)
 逸ノ城、踏み込む。照強、頭をつけ、左前廻し、深い右下手を取る。逸ノ城、肩越しの両上手を取り、相手を土俵際まで運び、俵の外に放り投げる。
20221127 15 610 逸ノ城 上手投げ 照強 37

○ 明生 9勝6敗 突き出し ● 平戸海 10勝5敗 (9.6秒)
 平戸海、左前廻しを取り、右を差そうとする。明生、廻しを切りながら引いて右へ回り込み、力強く突き放して前に出、相手を起こして外に出す。
20221127 15 611 明生 突き出し 平戸海 40

● 竜電 9勝6敗 寄り切り ○ 琴ノ若 9勝6敗 (17.4秒)
 琴ノ若、両差しを狙う。竜電、外から押っ付けながら両前廻しを取る。琴ノ若、右下手を取り、左で押っ付けて相手の右廻しを切り、左を巻き替えて両下手になり、相手の左廻しも切って、両肘を張って寄り切る。
20221127 15 612 琴ノ若 寄り切り 竜電 37

● 高安 12勝3敗 突き倒し ○ 阿炎 12勝3敗 (15.9秒)
 高安、かち上げに行く。阿炎、相手の腕の上から両手突き、右喉輪で相手を起こし、突っ張る。高安、押し勝って前に出る。阿炎、押し返しながら俵伝いに左へ回る。高安、押しながら前に出る。阿炎、左へ開いていなす。高安、向き直る。阿炎、押しながら前に出る。高安、上体が起き、引いて俵に詰まる。阿炎、そこを右喉輪で突き放す。高安、体が飛んで俵の外に尻餅をつき、両足バンザイで土俵下に落ちる。
20221127 15 613 阿炎 突き倒し 高安 37
20221127 15 613 阿炎 突き倒し 高安 41

● 阿武咲 9勝6敗 叩き込み ○ 大栄翔 7勝8敗 (6.1秒)
 大栄翔、突っ張り、叩きながら引く。阿武咲、乗じて前に出る。大栄翔、俵の外に出、阿武咲、土俵に落ちる。両者のタイミングが微妙に見えたが、軍配は大栄翔、「物言い」なし。
20221127 15 614 大栄翔 叩き込み 阿武咲 40

○ 翔猿 7勝8敗 押し出し ● 宇良 4勝11敗 (7.2秒)
 翔猿、両手を出してから、右を差して左も差そうとする。宇良、右喉輪で押し上げ、両手で頭を押さえながら引く。翔猿、乗じて前に出、押し出す。
20221127 15 615 翔猿 押し出し 宇良 40

○ 玉鷲 6勝9敗 上手投げ ● 栃ノ心 6勝9敗 (14.3秒)
 玉鷲、左にずれ、押し上げながら前に出る。両者、突き放し合う。栃ノ心、叩きながら引き、左廻しを取る。玉鷲、右小手投げで廻しを切り、右で後ろ廻しを取って投げる。栃ノ心、土俵に落ちる。
20221127 15 616 玉鷲 上手投げ 栃ノ心 35

○ 錦富士 9勝6敗 寄り切り ● 御嶽海 6勝9敗 (11.6秒)
 御嶽海、左を差す。錦富士、右上手前廻しを取れず、右押っ付けで突きながら右へ回り、両廻しを取る。御嶽海、深い左下手を取る。両者、少し足が止まる。錦富士、両廻しを引きつけて力強く寄り切る。
20221127 15 617 錦富士 寄り切り 御嶽海 41

● 霧馬山 8勝7敗 寄り切り ○ 豊昇龍 11勝4敗 (25.1秒) 「待った1回」
 霧馬山、突っ掛ける。2度目、豊昇龍、右にずれて右上手を取る。霧馬山、左下手を取る。豊昇龍、右上手で振り回して頭をつける。霧馬山、左下手を持って半身の体勢になり、右を巻き替えようとする。豊昇龍、廻しを引きつけて前に出る。霧馬山、堪えて中に戻る。豊昇龍、右上手を引きつけて前に出る。霧馬山、土俵際、左から掬おうとするが、豊昇龍、そのまま寄り切る。
20221127 15 618 豊昇龍 寄り切り 霧馬山 40

○ 北勝富士 7勝8敗 押し出し ● 正代 6勝9敗 (5.1秒)
 北勝富士、両手突きで相手を仰け反らせ、押しながら前に出る。正代、俵伝いに右へ回る。北勝富士、逃さず前に出、押し出す。
20221127 15 619 北勝富士 押し出し 正代 41

○ 貴景勝 12勝3敗 叩き込み ● 若隆景 8勝7敗 (12.1秒)
 両者、突き放す。貴景勝、突き放し続ける。若隆景、あてがい、廻しを探るが取れず、土俵際になる。貴景勝、叩きながら引く。若隆景、乗じて前に出る。貴景勝、突き放す。両者、体が離れて見合う。貴景勝、左から張り、押しながら前に出、叩く。若隆景、土俵に落ちる。
20221127 15 620 貴景勝 叩き込み 若隆景 41

<優勝決定巴戦>
● 高安 叩き込み ○ 阿炎 (1.0秒)
 高安、左肘を固めて踏み込む。阿炎、その場で伸び上がり、左へ動く。高安、頭が相手の胸に当たり、土俵に崩れ落ち、額を押さえて立ち上がれず。場内騒然。呼出し二人が支えて立ち上がらせ、若者頭らの肩を借りながら土俵下に下りる。
〔頭が阿炎の胸に当たる高安〕
20221127 15 621 優勝決定戦-1 阿炎 叩き込み 高安 30
〔立ち上がれない高安〕
20221127 15 621 優勝決定戦-1 阿炎 叩き込み 高安 60 立ち上がれない高安

● 貴景勝 押し出し ○ 阿炎 (4.0秒)
 阿炎、両手突き。貴景勝、相手の腕を叩いて引く。阿炎、足が流れかけるが堪え、前に出ながら突き放す。貴景勝、土俵際で仰け反る。阿炎、相手の胸を押す。貴景勝、土俵下に落ちる。この結果により、阿炎の初優勝が決まる。
20221127 15 622 優勝決定戦-2 阿炎 押し出し 貴景勝 40

★来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」
1位:阿炎、2位:錦木、3位:貴景勝

《2022年九州場所取組内容・目次へ》

2022年九州(11月)場所十両の各日まとめ及び成績上位者変遷

各日の十両(取組時間等)の冒頭に書いたその日のまとめを集めました。
三日目以降は、成績上位者の名前も掲載。

◇初日◇
20221113 01 509 栃武蔵 押し出し 北の若 41
○栃武蔵 押し出し 北の若●

先場所新十両優勝を果たした栃武蔵は、北の若と対戦。すぐに廻しは取れなかったが、前に出続け、押し出して白星発進。
自己最高位 東2枚目の美ノ海は、西筆頭の千代丸と対戦。得意の左前廻しに手をかけるが、切られて引き落とされて初日黒星。
自己最高位 東6枚目の北青鵬は、千代の国に上体を起こされながらも崩れず、押す。回り込もうとした千代の国の足が外に出、勝負結果《踏み出し》で北青鵬が白星発進。十両で《踏み出し》の決まり手が出るのは、2020年3月に、翔猿が白鷹山に勝った一番以来、2年半ぶり。
十両2場所目で、今場所初めて髷を結った金峰山は、荒篤山と対戦。突き放しながら前に出るが、土俵際で叩き込まれて初日黒星。
對馬洋と狼雅が、新十両同士で対戦。狼雅が上手を取って前に出るが、對馬洋が下手投げで逆転勝ちし、関取初白星を挙げる。
→初日・十両取組内容へ

◇二日目◇
20221114 02 514 東白龍 上手投げ 美ノ海 39
○ 東白龍 上手投げ 美ノ海●

ともに自己最高位。東筆頭の東白龍と2枚目の美ノ海が対戦。美ノ海が、得意の左前廻しに手をかけるが、東白龍がそれを切って攻め、押し合いから、美ノ海が出るところを、東白龍が叩きながら上手を取って投げ倒し、2連勝。美ノ海は2連敗。
天空海は、6枚目まで番付を上げた北青鵬と対戦。肩越しに探る相手に廻しを与えず、中に入って寄り切り、連勝。北青鵬は初黒星。
2場所連続二桁負けを喫している志摩ノ海は、先場所新十両優勝を果たした栃武蔵と対戦。相手の廻しを切り、寄り倒して初日を出す。
小兵の炎鵬は、千代栄を引き落とし、3月以来、4場所ぶりの連勝スタート。
→二日目・十両取組内容へ

◇三日目◇
20221115 03 510 天空海 寄り切り 千代の国 40
○天空海 寄り切り 千代の国●

東筆頭の東白龍は、西筆頭の千代丸と対戦。相手が出てくるところを引くが、相手が落ちる前に外に出て、初黒星。
東3枚目の剣翔は、水戸龍を上手出し投げで倒し、初日から3連勝。
天空海は、千代の国を寄り切り、初日から3連勝。勝ちっぱなしは、剣翔と2人だけとなる。
豊山は身長2メートルの北青鵬と対戦。1分20秒近い相撲の末、上手投げで倒して初日を出す。
先場所 新十両優勝を果たした栃武蔵と、同じく先場所新十両だった金峰山が対戦。金峰山が、相手の上手投げに乗じて寄り切り。金峰山は、栃武蔵戦2戦2勝。
連勝スタートの炎鵬は、徳勝龍と対戦。左を差して掬い投げにいくが、それをすかされ、送り出されて初黒星。
<成績上位者>
全勝 剣翔、天空海(2人)
→三日目・十両取組内容へ

◇四日目◇
20221116 04 511 天空海 押し出し 英乃海 40
○天空海 押し出し 英乃海●

初日から3連勝の剣翔は、千代丸と対戦。出し投げで崩して寄り切り、初日から4連勝。
もうひとりの3連勝力士 天空海は、英乃海と対戦。差してくる相手に構わず前に出、押し出して初日から4連勝。剣翔と2人で並走。
きのう初黒星を喫した炎鵬は、同学年の大翔鵬と対戦。足を取って倒し、3勝目。
徳勝龍は、十両3場所目の欧勝馬と対戦。左を差して右上手を取り、出し投げで崩してから寄り切り、連勝で3勝目。
新十両の狼雅は、鳥取城北高校の先輩 貴健斗と対戦。相手の押しを堪え、寄り切り。二日目から3連勝で3勝目を上げる。
新十両の對馬洋は、武隈部屋が境川部屋から独立するまで同部屋だった豪ノ山と対戦。土俵際で叩き、物言いのつく相撲となるが、押し出しで敗れて二日目から3連敗。
西幕下2枚目の藤青雲は、島津海を寄り切って2勝1敗と白星先行。
十両14番中3番で「物言い」がつく。
<成績上位者>
全勝 剣翔、天空海(2人)
一敗 炎鵬、徳勝龍、狼雅(3人)
→四日目・十両取組内容へ

◇五日目◇
20221117 05 512 天空海 押し出し 美ノ海 42
○天空海 押し出し 美ノ海●

初日から勝ちっぱなしの天空海は、美ノ海を一気に押し出し、自身初の初日から5連勝。
もうひとりの勝ちっぱなし力士 剣翔は、幕内土俵で東龍を寄り切り、5連勝。天空海と2人で並走。
ここまで1敗の徳勝龍は、豪ノ山を叩き込み、3連勝で4勝目。
新十両でここまで1敗の狼雅は、島津海を寄り切って二日目から4連勝。
千代の国は、先場所新十両優勝した栃武蔵と対戦。立合いのかち上げで相手を吹っ飛ばし、突き出して3勝目。
北青鵬は、北の若との1分10秒の相撲を制し、寄り切って3勝目。
<成績上位者>
全勝 剣翔、天空海(2人)
一敗 徳勝龍、狼雅(2人)
→五日目・十両取組内容へ

◇六日目◇
20221118 06 509 天空海 寄り倒し 栃武蔵 37
○天空海 寄り倒し 栃武蔵●

勝ちっぱなしの剣翔は、東筆頭の東白龍と対戦。両手突きからすぐに叩き込み、初日から6連勝。勝ち越せば新入幕確実の東白龍は、三日目から4連敗。
もう一人の勝ちっぱなし天空海は、先場所新十両優勝の栃武蔵と対戦。相手の上手投げに乗じて寄り倒し、初日から6連勝。剣翔と並走。栃武蔵は二日目から5連敗。
ここまで1敗の徳勝龍は、ともに幕内優勝経験者で近畿大学の後輩でもある、大関経験者の朝乃山と対戦。幕内優勝経験者が十両で対戦するのは史上初。取組では、徳勝龍が一気に押し出されて2敗に後退。東幕下4枚目の朝乃山は、4連勝で勝ち越しを決める。
もう一人の1敗力士 新十両の狼雅は、十両3場所目の欧勝馬と対戦。寄り切られて2敗に後退。1敗力士が消える。
北青鵬は、英乃海との2分20秒の相撲を制し、寄り切って4勝目。
新十両の對馬洋は、島津海を叩き込み、初日以来の2勝目を上げる。
<成績上位者>
全勝 剣翔、天空海(2人)
一敗 なし
二敗 武将山、千代の国、北青鵬、魁勝、炎鵬、徳勝龍、欧勝馬、狼雅(8人)
→六日目・十両取組内容へ

◇七日目◇
20221119 07 513 千代丸 突き落とし 天空海 39
○千代丸 突き落とし 天空海●

ここまで勝ちっぱなしの剣翔は、千代の国と対戦。激しい突っ張りからの肩透かしに倒れて初黒星。千代の国は5勝目。
もう一人の勝ちっぱなし力士 天空海は、千代丸と対戦。相手の引きに乗じて前に出、渡し込もうとするが、突き落とされて初黒星。全勝力士が消えるが、剣翔と天空海の2人が変わらず先頭に並ぶ。
小兵の炎鵬は、貴健斗と対戦。1分を超える相撲の末、下手投げを打ち続けてから寄り倒し、5勝目を上げる。
新十両の對馬洋は、徳勝龍と対戦。土俵際を回り込みながら叩き込み、連勝で3勝目。
<成績上位者>
全勝 なし
一敗 剣翔、天空海(2人)
二敗 千代の国、炎鵬、欧勝馬(3人)
→七日目・十両取組内容へ

◇八日目◇
20221120 08 513 天空海 押し出し 東白龍 42
○天空海 押し出し 東白龍●

1敗で先頭のひとり剣翔は、2メートルと長身の北青鵬と対戦。両下手を取るが寄り切れず、右四つに変えるが、両廻しを取った相手に寄り切られ、連敗で2敗目。北青鵬は5勝目。
もうひとりの1敗力士 天空海は、東白龍と対戦。相手を土俵下へ吹っ飛ばして7勝目。単独先頭に立つ。
十両3場所目の欧勝馬は、魁勝との1分半を超える相撲を上手投げで制し、6勝目。先頭の天空海を1差で追う。
西2枚目の武将山は、千代の国との激しい押し合いを制して5勝目。
美ノ海は、水戸龍との2分半超えの相撲を下手捻りで制し、今場所初めての連勝で3勝目。
新十両の對馬洋は、幕下の紫雷と対戦。動きよくいなし、相手の踏み出しで勝利。3連勝で4勝4敗と星を五分に。
<成績上位者>
全勝 なし
一敗 天空海(1人)
二敗 剣翔、欧勝馬(2人)
三敗 武将山、千代の国、北青鵬、金峰山、炎鵬、豪ノ山(6人)
→八日目・十両取組内容へ

◇九日目◇
20221121 09 506 對馬洋 押し出し 志摩ノ海 40
○對馬洋 押し出し 志摩ノ海 40●

単独先頭の天空海は、武将山を掬い投げで倒して8勝1敗。初土俵以来、負け越したことのない十一月場所で、12年連続の勝ち越しを決める。
ただひとり先頭に1差の剣翔は、十両2場所目の金峰山と対戦。相手の引きに乗じて押し出し、7勝目を上げる。
東筆頭の東白龍は、過去4戦勝ったことのない英乃海と対戦。叩き込みで初めて勝って、3勝目。
美ノ海-北の若戦は、1分を超える相撲の末、体を入れ替えようとした北の若の足が俵の外に出て敗れる。
今場所動きのいい千代の国は、水戸龍と対戦。突っ張って攻め込むが、腕を手繰られ、引っ掛けで倒されて4敗目。
小兵の炎鵬は、新十両の狼雅を押し出して6勝目。
新十両の對馬洋は、志摩ノ海を押し出し、4連勝で5勝4敗とついに白星先行に。
<成績上位者>
全勝 なし
一敗 天空海(1人)
二敗 剣翔(1人)
三敗 北青鵬、炎鵬、欧勝馬(3人)
→九日目・十両取組内容へ

◇十日目◇
20221122 10 510 水戸龍 小手投げ 天空海 35
○水戸龍 小手投げ 天空海●

単独先頭の天空海は、水戸龍と対戦。両廻しを取って前に出るが、土俵際の小手投げに倒れて2敗目。水戸龍は6勝目を上げる。
ただひとり先頭に1差の剣翔は、美ノ海と対戦。左を差して前に出、土俵際の相手を押し出して勝ち越し。先頭の天空海と再び並ぶ。
長身の北青鵬は、千代丸と対戦。相手が押し上げから引くが、自分で体勢を崩してつき手。北青鵬は7勝目を上げ、勝ち越しまであと1勝とするとともに、先頭に1差。
小兵の炎鵬は、島津海と対戦。頭をつけ、右下手前廻しで捻り倒して7勝目を上げる。
十両3場所目の欧勝馬は、先場所の新十両で同学年の金峰山と対戦。前に出たところを叩かれ、「物言い」のつく相撲になるが、「軍配通り」押し出しで勝って7勝目。2場所連続の勝ち越しまであと1勝とする。
西2枚目の武将山は、豊山を押し出して6勝4敗と白星先行。
<成績上位者>
全勝~一敗 なし
二敗 剣翔、天空海(2人)
三敗 北青鵬、炎鵬、欧勝馬(3人)
四敗 武将山、水戸龍、大奄美、大翔鵬(4人)
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◇十一日目◇
20221123 11 510 天空海 押し出し 剣翔 37
○天空海 押し出し 剣翔●

2敗で先頭の2人、剣翔と天空海が直接対戦。天空海が相手に廻しを与えず、伸びた廻しを離さず攻めて押し出し。9勝目を上げ、単独先頭に立つ。
北青鵬は、武将山と対戦。肩越しの右上手一本を持った立ち腰の体勢だったが、その上手で振って寄り切り。十両に戻ってから3場所連続で勝ち越す。
炎鵬は、東筆頭の東白龍と対戦。2分20秒を超える相撲の末、下手投げで倒し、勝ち越しを決める。
十両3場所目の欧勝馬は、大翔鵬を1分近い相撲の末に寄り切り、2場所連続で勝ち越す。
千代の国は、徳勝龍と対戦。相手のいなしにもすぐに対応し、動きよく攻めて突き落とし。連敗を3で止めて、6勝目。
<成績上位者>
全勝~一敗 なし
二敗 天空海(1人)
三敗 剣翔、北青鵬、炎鵬、欧勝馬(4人)
四敗 水戸龍、大奄美(2人)
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◇十二日目◇
20221124 12 513 北青鵬 押し出し 東白龍 40
○北青鵬 押し出し 東白龍●

2敗で単独先頭の天空海は、1差の欧勝馬と対戦。張り手をまじえた荒っぽい突っ張りで相手を起こそうとするが、送り出されて3敗に後退。欧勝馬は先頭に並ぶ。
3敗の剣翔は、豊山を寄り切り、再び先頭に並ぶ。豊山は負け越し。
北青鵬は、東白龍の突き放しに下がらず、押し出して9勝目。剣翔、天空海、欧勝馬と4人で先頭に並ぶ。東筆頭で新入幕を目指す東白龍は、負け越しに。
先場所新入幕だった水戸龍は、日本大学の後輩で十両2場所目の金峰山と対戦。上手投げで振り回して倒し、勝ち越しを決める。
大奄美は、美ノ海を押し出して3場所ぶりの勝ち越し。東2枚目で新入幕を狙う美ノ海は、負け越しに。
<成績上位者>
全勝~二敗 なし
三敗 剣翔、天空海、北青鵬、欧勝馬(4人)
四敗 水戸龍、大奄美、炎鵬(3人)
五敗 武将山、荒篤山、大翔鵬、狼雅、豪ノ山(5人)
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◇十三日目◇
20221125 13 511 欧勝馬 突き出し 剣翔 40
○欧勝馬 突き出し 剣翔●

先頭4人の内の2人、剣翔と欧勝馬が直接対戦。欧勝馬が相手の叩きに乗じて前に出て突き出し、十両3場所目で初めて二桁勝利を上げる。剣翔は4敗に後退。
先頭のひとり天空海は、新十両の狼雅と対戦。相手にすぐに上手を取られ、寄り切られて4敗に後退。狼雅は、新十両で勝ち越しを決める。
先頭のひとり北青鵬は、勝ち越しの懸かる大翔鵬と対戦。立合いずれて上手を取り、寄り切って二桁勝利。欧勝馬と2人で先頭に並ぶ。
炎鵬は、同学年で大きな相手 水戸龍と対戦。足を狙いながら機を見て中に入り、下手捻りで鮮やかに倒し、9勝目。先頭との1差を保つ。
新十両の對馬洋は、日本大学の後輩 金峰山に叩き込まれ、負け越しが決まる。
西幕下筆頭の湘南乃海は、豪ノ山を叩き込んで5勝目。新十両に大きく近づく。
<成績上位者>
全勝~二敗 なし
三敗 北青鵬、欧勝馬(2人)
四敗 剣翔、天空海、大奄美、炎鵬(4人)
五敗 水戸龍、狼雅(2人)
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◇十四日目◇
20221126 14 501 欧勝馬 叩き込み 炎鵬 40
○欧勝馬 叩き込み 炎鵬●

優勝争い先頭のひとり欧勝馬は、1敗差の炎鵬と対戦。最初の立合いで中に入られるが、不成立。2度目の立合いからは、相手を中に入れないよう突き放し、機を見て叩き込んで11勝目を上げる。炎鵬は5敗目で優勝争いから脱落。また、欧勝馬と星が並んでいる弟弟子 北青鵬の援護射撃ならず。
もうひとりの先頭力士 北青鵬は、大奄美と対戦。相手に上手を取られて寄り切られて4敗目。この結果、欧勝馬が単独先頭に。天空海は、北青鵬らと並んで先頭に1差。
剣翔は、魁勝を上手投げで倒して二桁勝利。先頭を1差で追う。西10枚目の魁勝は、二桁負けに。
天空海は、徳勝龍と対戦。最初の立合いで徳勝龍が変化するが不成立。2度目の立合いで変化して叩き込み、二桁勝利を上げる。東12枚目の徳勝龍は、4勝10敗と厳しい成績に。
貴健斗は、武将山との押し合いを制し、踏み止まって7勝7敗に。武将山は、7勝してから連敗。
きのう負け越しが決まった新十両の對馬洋は、日本大学の先輩 英乃海と対戦。土俵際、うまく残して叩き込み、連敗を4で止めて6勝目。英乃海は11敗目。
<成績上位者>
全勝~二敗 なし
三敗 欧勝馬(1人)
四敗 剣翔、天空海、北青鵬、大奄美(4人)
五敗 水戸龍、炎鵬(2人)
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◇千秋楽◇
20221127 15 521 欧勝馬 押し出し 大奄美 60 欧勝馬十両優勝

優勝争い単独先頭の欧勝馬は、大奄美に押し出されて決められず。優勝の行方は、この2人を含めた最大5人の決定戦へ。
勝てば決定戦に進める北青鵬は、荒篤山と対戦。廻しに手を伸ばしたところを突き落とされて5敗目。荒篤山は勝ち越しを決める。
勝てば決定戦に進める天空海は、豪ノ山と対戦。一気に前に出るが、土俵際で突き落とされて5敗目。豪ノ山は9勝目を上げる。
勝てば決定戦に進める剣翔は、狼雅に押し出されて5敗目。優勝決定戦は、欧勝馬と大奄美の2人の対戦となる。新十両の狼雅は9勝目を上げる。
優勝決定戦。きょう本割で当たった欧勝馬と大奄美が対戦。欧勝馬が引いて土俵際になるが、相手の腕を手繰ってから押し出し、十両優勝を決める。
小兵の炎鵬は、千代丸と対戦。突っ張ってから中に入り、送り出して二桁勝利を上げる。
新十両の對馬洋は、西幕下2枚目の藤青雲と対戦。右下手を取り、50秒を超える相撲の末、下手投げで倒し、7勝8敗と1天の負け越しに留める。藤青雲は負け越しに。
<成績上位者>
全勝~三敗 なし
四敗 大奄美※優勝、欧勝馬(2人)
五敗 剣翔、天空海、北青鵬、炎鵬(4人)
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九州場所千秋楽・十両。(2022年11月)

九州場所千秋楽・十両について。
優勝争い単独先頭の欧勝馬は、大奄美に押し出されて決められず。優勝の行方は、この2人を含めた最大5人の決定戦へ。
勝てば決定戦に進める北青鵬は、荒篤山と対戦。廻しに手を伸ばしたところを突き落とされて5敗目。荒篤山は勝ち越しを決める。
勝てば決定戦に進める天空海は、豪ノ山と対戦。一気に前に出るが、土俵際で突き落とされて5敗目。豪ノ山は9勝目を上げる。
勝てば決定戦に進める剣翔は、狼雅に押し出されて5敗目。優勝決定戦は、欧勝馬と大奄美の2人の対戦となる。新十両の狼雅は9勝目を上げる。
優勝決定戦。きょう本割で当たった欧勝馬と大奄美が対戦。欧勝馬が引いて土俵際になるが、相手の腕を手繰ってから押し出し、十両優勝を決める。
小兵の炎鵬は、千代丸と対戦。突っ張ってから中に入り、送り出して二桁勝利を上げる。
新十両の對馬洋は、西幕下2枚目の藤青雲と対戦。右下手を取り、50秒を超える相撲の末、下手投げで倒し、7勝8敗と1天の負け越しに留める。藤青雲は負け越しに。

カッコ内は取り組み時間です。
立合い不成立がない場合は、記載なし。不成立があった場合は、「待った1回」などと回数ともに表記。
物言いがない場合は、記載なし。物言いがついた場合は、「軍配通り」、「差し違え」、「取り直し」、「反則」と表記。

○ 對馬洋 7勝8敗 下手投げ ● 藤青雲 3勝4敗 (51.0秒)
 對馬洋、踏み込んで右でかち上げる。藤青雲、左上手を狙うが取れず。對馬洋、押し上げながら前に出る。藤青雲、仰け反るが堪え、左へ回る。對馬洋、右下手を取る。藤青雲、左小手で振って切る。對馬洋、右下手を取り直す。藤青雲が相手の右腕を両手で抱え、下手を切ろうとするがならず。両者、右下手を取り、腰を引いた体勢で足が止まる。對馬洋、右下手を持って前に出る。藤青雲、その機に左上手を取って堪え、両廻しを持って寄る。對馬洋、土俵際、右下手投げで逆転勝ち。
20221127 15 501 對馬洋 下手投げ 藤青雲 41

● 白鷹山 5勝2敗 送り出し ○ 魁勝 5勝10敗 (5.9秒)
 白鷹山、両手突きから突き放しながら前に出る。魁勝、土俵際、仰け反りながら堪え、右で突いて右で後ろ廻しを取り、送り出して逆転勝ち。
〔仰け反って堪える魁勝〕
20221127 15 502 魁勝 送り出し 白鷹山 33 仰け反って堪える魁勝
〔魁勝の送り出し〕
20221127 15 502 魁勝 送り出し 白鷹山 40

○ 大奄美 11勝4敗 押し出し ● 欧勝馬 11勝4敗 (13.4秒)
 両者、低く当たる。欧勝馬、引く。大奄美、乗じて押しながら前に出る。欧勝馬、あてがいながら右へ回り、頭をつける。両者、足が止まり、差し手争い。欧勝馬、引く。大奄美、乗じて押し出す。
20221127 15 503 大奄美 押し出し 欧勝馬 40

● 貴健斗 7勝8敗 押し出し ○ 金峰山 8勝7敗 (13.2秒)
 金峰山、突き放す。貴健斗、突き返す。両者、押し合い。金峰山、右で相手の上腕を押し上げて起こし、一気に押し出す。
20221127 15 504 金峰山 押し出し 貴健斗 37

● 徳勝龍 4勝11敗 寄り切り ○ 北の若 6勝9敗 (4.2秒) 「待った1回」
 北の若、早く立ち、不成立。2度目、北の若、両手突きから左を差し、両廻しを取って寄り切る。
20221127 15 505 北の若 寄り切り 徳勝龍 40

● 北青鵬 10勝5敗 突き落とし ○ 荒篤山 8勝7敗 (7.4秒)
 荒篤山、突き上げながら前に出る。北青鵬、あてがいながら右へ回り、右廻しに手を伸ばす。荒篤山、そこを右から突き落とす。
20221127 15 506 荒篤山 突き落とし 北青鵬 37

● 天空海 10勝5敗 突き落とし ○ 豪ノ山 9勝6敗 (1.7秒)
 天空海、低く踏み込み、左をのぞかせて一気に前に出る。豪ノ山、土俵際の右突き落としで逆転勝ち。
20221127 15 507 豪ノ山 突き落とし 天空海 40

○ 栃武蔵 7勝8敗 寄り切り ● 豊山 5勝10敗 (50.9秒)
 栃武蔵、踏み込み、右を差して前に出る。豊山、土俵際で左上手を取って中に戻る。栃武蔵、右下手を取り、左で差し手争いの末、両差しになる。豊山、右で首を巻きながら左上手投げに行く。栃武蔵、右足で外掛けにいきながら堪える。両者、頭をつけ、腰を引いた体勢で止まる。栃武蔵、左押っ付けで相手を起こし、寄り切る。
20221127 15 508 栃武蔵 寄り切り 豊山 40

○ 英乃海 4勝11敗 引き落とし ● 千代の国 6勝9敗 (5.2秒)
 千代の国、突き放して前に出る。英乃海、右で突きながら右へ回り込む。千代の国、体勢を崩す。英乃海、そこを引き落とす。
20221127 15 509 英乃海 引き落とし 千代の国 42

○ 大翔鵬 8勝7敗 寄り切り ● 水戸龍 9勝6敗 (14.5秒)
 大翔鵬、左を差して深い右上手を取り、差し手を返して前に出る。水戸龍、右下手を取って土俵際堪え、少し中に戻る。大翔鵬、もう一度寄り、今度は寄り切る。
20221127 15 510 大翔鵬 寄り切り 水戸龍 39

● 剣翔 10勝5敗 押し出し ○ 狼雅 9勝6敗 (12.6秒)
 剣翔、右から張って右を差す。狼雅、左上手前廻しを取って左へ回り、右差し手を返して前に出る。剣翔、土俵際左押っ付けで突きながら堪え、相手の廻しを切る。狼雅、休まず攻めて押す。剣翔、上体が起きて外に出る。
20221127 15 511 狼雅 押し出し 剣翔 41

● 千代栄 7勝8敗 押し出し ○ 武将山 8勝7敗 (5.3秒)
 両者、突き放し合い。武将山、押し勝って前に出、相手を外に出す。
20221127 15 512 武将山 押し出し 千代栄 40

● 美ノ海 4勝11敗 寄り切り ○ 島津海 8勝7敗 (9.5秒)
 島津海、左前廻しを取る。美ノ海、両前廻しを取り、相手の廻しを切る。島津海、左上手を取り直し、引きつけて相手を傾かせながら前に出、寄り切る。
20221127 15 513 島津海 寄り切り 美ノ海 41

○ 炎鵬 10勝5敗 送り出し ● 千代丸 8勝7敗 (9.3秒)
 千代丸、見ながら手を出す。炎鵬、相手の腕をいなしながら左に回り、突っ張りながら前に出、素早く左を差して相手の右側につき、両廻しを取って前に出る。千代丸、右首投げにいこうとして後ろ向きになる。炎鵬、相手を後ろから抱えて送り出す。
20221127 15 514 炎鵬 送り出し 千代丸 37

● 東白龍 5勝10敗 上手投げ ○ 志摩ノ海 7勝8敗 (4.0秒)
 東白龍、両手突きから突っ張る。志摩ノ海、あてがって下がらず、相手の引きに乗じて前に出、左上手を取って上手投げで倒す。
20221127 15 515 志摩ノ海 上手投げ 東白龍 41

<優勝決定戦>
○ 大奄美 押し出し ● 欧勝馬 (18.3秒)
 大奄美、両差しを狙う。欧勝馬、右で極め気味に抱えて差させず。両者、押し合い。大奄美、相手の引きに乗じて前へ出る。欧勝馬、土俵際、相手の左腕を手繰って体を入れ替え、右で極め気味に抱え、左筈で押し上げて外に出す。
〔腕を手繰る欧勝馬〕
20221127 15 521 欧勝馬 押し出し 欧勝馬 35 腕を手繰る欧勝馬
〔欧勝馬の押し出し〕
20221127 15 521 欧勝馬 押し出し 大奄美 40
〔優勝を決めた欧勝馬〕
20221127 15 521 欧勝馬 押し出し 大奄美 60 欧勝馬十両優勝

★来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」
1位:炎鵬、2位:大奄美、3位:豪ノ山
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阿炎、初優勝インタビュー全文(2022年九州場所)

2022年九州場所。高安が単独先頭で迎えた千秋楽。
1差の阿炎は、本割で高安を突き倒して星が並ぶ。
そして同じく相星となった大関貴景勝との3人での優勝決定巴戦に。優勝決定巴戦は28年ぶり
最初の一番で、高安を叩き込み。二番目の相撲で、貴景勝を押し出し、阿炎が初優勝を決める。

千秋楽の館内で、優勝インタビューが行われた。
インタビュアーは、戸部眞輔アナウンサー。
20221127 15 651 阿炎優勝インタビュー 00

<放送席。そして福岡国際センターの皆さん。初優勝です。阿炎関です。おめでとうございます>
ありがとうございます。(館内大きな拍手)
20221127 15 651 阿炎優勝インタビュー 01 ありがとうございます

<初めて賜杯をいだきました。どんな感触でしたか>
はい、うれしいです。はい。(館内拍手)
<初優勝をつかみました。今、どんな気持ちですか>
そうですね。えー…。
まだなんか、ウソのような感じで。すごく、高ぶっています、まだ。はい。(館内、笑い声と拍手)
20221127 15 651 阿炎優勝インタビュー 05 ウソのような感じ

<きょうは星の差ひとつで高安関との本割がありました。どんな気持ちで臨みましたか>
そうですね。師匠にも「一番、集中」と、毎日メールをいただいていたので、
その言葉のとおり、星を考えずに、《一番集中》で取りました。

<その後、大関(貴景勝)も勝って、巴戦が決まりました。そのとき、どんな思いでしたか>
そうですね。最低でも2番は取るので、しっかり、1番ずつ集中できるように、気持ちづくりをしました。

<気持ちを作った中で、まず、高安関との対戦、変化しましたが、あの辺り、どう考えましたか>
変化…というよりは、当たってすぐ、横から攻めるつもりで。
そしたら、高安関の立合いが強かったので、(自分の体が)飛ばされた感じで、ずれる形になったという感じです。
20221127 15 651 阿炎優勝インタビュー 11 高安に飛ばされた感じに

<それで勝って、勝てば優勝という貴景勝関との一番。どういう風に臨みましたか>
そうですね。低く、とにかく速く当たることだけを考えて、取りました。

優勝が決まった瞬間、どんな気持ちがわきあがってきましたか>
…そうですね。…なんか、なんとも言えないような、感じでした。(館内、笑い声と拍手)
20221127 15 651 阿炎優勝インタビュー 20 優勝決まって何とも言えない感じ

<さきほど話にも出ましたが、寺尾の錣山親方は今場所休場中です。ただ、連日連絡が来て。どういう風に報告したいですか>
そうですね。まだ病院にいると思うので、電話は出来ないので。メールで、「おかげさまで」と、言いたいと思います。(館内、拍手)
<苦しいときも、ずっと味方でいてくれた師匠。どんな存在ですか>
…そうですね。えー…。
本当、迷惑しかかけてこなかったので、少しでも、喜んでくれたらいいなと思います。(やや涙声)(館内拍手)
20221127 15 651 阿炎優勝インタビュー 30 迷惑しかかけてない
<絶対、喜んでいると思いますよ>
(目元をぬぐう阿炎)(館内拍手)
20221127 15 651 阿炎優勝インタビュー 34 涙の阿炎
20221127 15 651 阿炎優勝インタビュー 35 涙の阿炎

<そして苦しいときには、家族の支えもあったと思います。家族への思いは、どうですか>
えー…。そうですね。早く会いたいですね。(館内、笑い声と拍手)
<会ってどう伝えたいですか>
ずっと見ててくれてたと思うので、言葉などではなく、一緒にいたいと思います。
20221127 15 651 阿炎優勝インタビュー 40 家族に早く会いたい

休場明けの今場所、不安も多かったと思いますが、相撲内容、どうでしたか>
そうですね。すごく状態もいい感じで迎えることができたので。
調整もしっかりできましたし。ちゃんと師匠のいうとおり、運動してきましたし。
それがあって、こういう成績が取れたんだと思います。

<さあ、一年納めの九州場所、優勝を勝ち取って、来年、どんな年にしたいですか>
そうですね。来年はもっと、力強い相撲が取れるようになりたいなと思います。
20221127 15 651 阿炎優勝インタビュー 50 来年はもっと力強い相撲を

<本当におめでとうございます>
ありがとうございました。
<初優勝の阿炎関でした>

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九州場所十四日目・幕内。(2022年11月)

九州場所十四日目・幕内の取り組み。
きのう優勝争い単独先頭となった高安は、輝と対戦。立合いかち上げた後にやや足が流れ、後手に回り、下がりながらの叩き込みで相手を落として12勝目。あす勝てば初優勝。
関脇豊昇龍と阿炎が、3敗同士で対戦。豊昇龍が、相手の両手突きをいなして廻しを取るが、引き落とされ、単独先頭から3連敗で、優勝争いから脱落。阿炎は、過去4戦全敗の豊昇龍を破って優勝争いに残る。千秋楽は高安と対戦が組まれ、勝てば優勝決定戦に進める状況に。
大関貴景勝は、埼玉栄高校の後輩で付け人でもあった王鵬と3敗同士で初対戦。力強く押し出し、優勝争いに残る。
大関からの陥落が決まった正代と今場所後の大関復帰がならなかった関脇御嶽海が対戦。御嶽海が押し込むが決められず、引いたところを押し出され、負け越しが決まる。
関脇若隆景は、北勝富士と対戦。押し出して勝ち越しを決める。北勝富士は負け越し。
先場所の優勝者で既に負け越しが決まっている小結玉鷲は、宝富士を力強く押し出して5勝目。
新小結翔猿は、大きな碧山を下手投げで倒し、連敗を4で止めて6勝目。

幕内全取り組み内容は以下の通り。
カッコ内は取り組み時間です。
立合い不成立がない場合は、記載なし。不成立があった場合は、「待った1回」などと回数ともに表記。
物言いがない場合は、記載なし。物言いがついた場合は、「軍配通り」、「差し違え」、「取り直し」、「反則」と表記。

○ 隠岐の海 8勝6敗 寄り倒し ● 千代翔馬 6勝8敗 (73.1秒)
 隠岐の海、右にずれて右上手をすぐに取り、左を差す。千代翔馬、右上手を取り、左から掬うが相手の上手を切れず。両者、左四つがっぷりになり、長い相撲に。途中で、千代翔馬が左足で内掛けにいき、また、機を見て左足で相手の右足を蹴るが、崩せず。両者、止まる。隠岐の海、機を見て両廻しを引きつけて前に出、寄り倒す。
20221126 14 601 隠岐の海 寄り倒し 千代翔馬 42

○ 隆の勝 7勝7敗 押し出し ● 東龍 7勝7敗 (4.0秒)
 東龍、左肘を固めて踏み込む。隆の勝、右筈で押して前に出る。東龍、右を差し、土俵際で掬おうとするが、俵の外に出る。
20221126 14 602 隆の勝 押し出し 東龍 37

○ 琴勝峰 7勝7敗 寄り切り ● 妙義龍 7勝7敗 (15.8秒)
 妙義龍、突き放しながら前に出る。琴勝峰、俵に詰まるが左で突き、叩きながら左へ回り込んで残す。両者、押し合う。妙義龍、引く。琴勝峰、乗じて前に出、左を差して腕を返す。妙義龍、右で首を抱える体勢になる。琴勝峰、結び目向こうの左下手、右上手を引きつけて寄り切る。
20221126 14 603 琴勝峰 寄り切り 妙義龍 41

○ 錦木 7勝7敗 寄り切り ● 一山本 7勝7敗 (43.4秒)
 一山本、両手突きから突き放す。錦木、右を差す。一山本、左上手を取って前に出る。錦木、右で掬いながら回り込む。一山本、左上手を持って頭をつける。両者、止まる。一山本、左上手を引きつけて前に出る。錦木、土俵際、左で突き落としにいきながら堪えて中に戻り、右下手を取る。両者、止まる。錦木、左を巻き替えようとする。一山本、乗じて前に出る。錦木、右から掬って相手の上手を切り、前に出て寄り切る。
20221126 14 604 錦木 寄り切り 一山本 37

○ 平戸海 10勝4敗 寄り切り ● 錦富士 8勝6敗 (5.5秒)
 平戸海、素早く立って左で相手の肩を押さえ、両差しになって両腕を返し、力強く前に出て寄り切る。
20221126 14 605 平戸海 寄り切り 錦富士 38

○ 若元春 9勝5敗 押し出し ● 琴恵光 7勝7敗 (2.5秒)
 若元春、踏み込む。琴恵光、両差しを狙う。若元春、外から押っ付けながら一気に前に出、力強く押し出す。
20221126 14 606 若元春 押し出し 琴恵光 40

● 栃ノ心 6勝8敗 押し出し ○ 佐田の海 7勝7敗 (2.4秒)
 栃ノ心、右肘を固めて当たり、すぐに叩きながら引く。佐田の海、乗じて前に出、押し出す。
20221126 14 607 佐田の海 押し出し 栃ノ心 41

○ 宇良 4勝10敗 押し倒し ● 照強 0勝14敗 (32.0秒)
 宇良、低く当たる。照強、引く。宇良、落ちず前へ出る。照強、肩透かしを引きながら左へ回る。両者、頭をつけ合って足が止まる。宇良、引くが、照強、堪える。また頭をつけ合って止まる。宇良、叩きながら右へ回り、土俵際の相手を押す。照強、土俵下へ吹っ飛ぶ。
20221126 14 608 宇良 押し倒し 照強 40

● 遠藤 6勝8敗 突き落とし ○ 翠富士 7勝7敗 (2.8秒)
 遠藤、右を差す。翠富士、左押っ付けで力強く前に出、土俵際、体を開いて突き落とし。遠藤、左膝から落ちて転がる。その後、翠富士、土俵に落ちる。
20221126 14 609 翠富士 突き落とし 遠藤 40

● 熱海富士 3勝11敗 寄り切り ○ 逸ノ城 3勝11敗 (44.4秒)
 熱海富士、右を差して深い下手を取る。両者、右下手を持って足が止まる。両者、左上手を探るがなかなか取れず。逸ノ城、左上手を取ってすぐに前に出、寄り切る。
20221126 14 610 逸ノ城 寄り切り 熱海富士 39

○ 高安 12勝2敗 叩き込み ● 輝 9勝5敗 (13.6秒)
 高安、右でかち上げるが、足が流れて体勢を崩しかける。輝、突っ張る。高安、あてがい、押し返しながら前に出る。輝、土俵際、左、右と突いていなす。高安、堪えて向き直り、叩きながら引く。輝、乗じて前に出る。高安、土俵際を回り込み、叩いて左へかわす。輝、土俵に落ちて転がる。
20221126 14 611 高安 叩き込み 輝 42

○ 明生 8勝6敗 寄り切り ● 琴ノ若 8勝6敗 (7.9秒)
 明生、踏み込み、両差しを狙う。琴ノ若、右を差そうとする。明生、押し上げる。琴ノ若、土俵際、叩きながら左へ回る。明生、乗じて前に出、深い左下手を取る。琴ノ若、俵の上で右小手投げにいこうとするが、相手が落ちる前に外に出る。
20221126 14 612 明生 寄り切り 琴ノ若 40

○ 玉鷲 5勝9敗 押し出し ● 宝富士 2勝12敗 (8.3秒)
 玉鷲、顎に向かって押し上げる。宝富士、あてがいながら左へ回り込んで、左を差す機をうかがう。玉鷲、左筈で相手の胸を突き放す。宝富士、体が泳いで外に出る。
〔押す玉鷲〕
20221126 14 613 玉鷲 押し出し 宝富士 30
〔外に出る宝富士〕
20221126 14 613 玉鷲 押し出し 宝富士 42

○ 竜電 9勝5敗 寄り切り ● 大栄翔 6勝8敗 (30.2秒) 「軍配通り」
 大栄翔、両手突きから顎に向かって突き放す。竜電、あてがいながら堪え続ける。大栄翔、叩いて左へ開く。竜電、泳いで俵の上に乗るが際どく残し、中に戻って左を差す。大栄翔、両手で相手の左腕を抱える。竜電、右上手を取り、引きつけて前に出る。大栄翔、腰が伸びて俵を割る。軍配、竜電。「物言い」がつき、藤島審判長は「勝負の途中で竜電のつま先が出たか協議した結果、出ていなかった」と説明。「軍配通り」竜電の勝ちとなる。
〔俵の上で堪える竜電〕
20221126 14 614 竜電 寄り切り 大栄翔 10-2 俵で堪える竜電
〔寄る竜電〕
20221126 14 614 竜電 寄り切り 大栄翔 35
〔説明する藤島審判長〕
20221126 14 614 竜電 寄り切り 大栄翔 60 説明する藤島審判長

○ 翔猿 6勝8敗 下手投げ ● 碧山 6勝8敗 (15.8秒)
 碧山、両手突きから突っ張る。翔猿、右を差して頭をつけ、両廻しを取る。碧山、肩越しの左上手を取り、差し手を返す。翔猿、体を開いて右下手投げで倒す。
20221126 14 615 翔猿 下手投げ 碧山 42

○ 阿武咲 9勝5敗 突き落とし ● 霧馬山 8勝6敗 (3.2秒)
 霧馬山、左を差す。阿武咲、すぐに右を巻き替える。霧馬山、突き放す。阿武咲、左に開いて突き落とす。
20221126 14 616 阿武咲 突き落とし 霧馬山 40

○ 若隆景 8勝6敗 押し出し ● 北勝富士 6勝8敗 (7.5秒)
 北勝富士、右手を出して左にずれる。若隆景、前に出ながら両差しになる。北勝富士、土俵際、外から極めようとする。若隆景、差し手を抜き、押しながら前に出る。北勝富士、土俵下に飛び落ちる。
20221126 14 617 若隆景 押し出し 北勝富士 37

○ 阿炎 11勝3敗 引き落とし ● 豊昇龍 10勝4敗 (3.4秒)
 阿炎、両手突きにいく。豊昇龍、左で張り気味に相手の腕を突き、左前廻しに手をかける。阿炎、引いて相手の廻しを切り、土俵際、突き放してから右に開く。豊昇龍、前に落ちる。
20221126 14 618 阿炎 引き落とし 豊昇龍 40

○ 貴景勝 11勝3敗 押し出し ● 王鵬 10勝4敗 (5.5秒)
 貴景勝、突き放し、左で突いていなす。王鵬、向き直る。貴景勝、押しながら前に出、相手を土俵下に落とす。
20221126 14 619 貴景勝 押し出し 王鵬 38

● 御嶽海 6勝8敗 押し出し ○ 正代 6勝8敗 (4.7秒)
 正代、両差しになろうとする。御嶽海、押っ付けながら前に出る。正代、俵に詰まるが堪える。御嶽海、押し上げるが体が伸び、一気に引く。正代、乗じて前に出る。御嶽海、体勢を崩して土俵に手をつく。正代、押す。御嶽海、俵の外に出る。
〔堪える正代〕
20221126 14 620 正代 押し出し 御嶽海 30 堪える正代
〔正代の押し出し〕
20221126 14 620 正代 押し出し 御嶽海 38

★来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」
1位:宇良、2位:貴景勝、3位:錦木

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