名古屋場所

2017年5月場所(夏場所)十両番付

2017年7月場所(名古屋場所)幕内番付

201707-幕内番付

2017年名古屋(7月)場所の幕内番付です。
先場所(2017年夏・5月場所)の番付と成績を合わせて表示しています。
成績に「★」がついているものは、優勝者です。
先場所より半枚でも番付が上がったものについては「先場所番付」欄をピンクで表示、下がったものについてはブルーで表示。
十両から幕内、または平幕から三役に昇進したものについては「四股名」の欄をピンクで表示し、また、新大関、新関脇は濃いピンクで表示しています。
三役から平幕に陥落したものについては「四股名」の欄をブルーで表示しています。

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荒鷲 2016年名古屋(七月)場所取組内容

201607-あらわし

昨年5月場所、前頭12枚目で2勝13敗の成績。→昨年5月場所の取組内容 翌場所から6場所連続で十両を務め、先場所十両3枚目で8勝7敗と勝ち越し、幕内に復帰。
前頭16枚目で迎えた今場所、初日は同じ返り入幕の佐田の富士を寄り切って白星発進。
そのまま白星を連ね、初日から4連勝。
五日目、六日目と2連敗。
七日目、佐田の海を寄り倒して5勝目を上げるも、中日、九日目と再び2連敗。5勝4敗となる。
十日目から白星を連ね、十二日目、先場所十両優勝の千代の国をとったりで破り、勝ち越しを決める。
十三、十四日目と2連敗するも、千秋楽、大栄翔を下手投げで破り、9勝6敗の成績で終える。
勝ち越しは3場所連続。幕内での勝ち越しは、昨年3月場所以来、8場所ぶり。



(初) 佐田の富士戦 ○寄り切り 12.4秒
 荒鷲、仕切り線少し後方で先に手をつく。佐田の富士、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。佐田の富士、右手を出して頭を下げる。荒鷲、頭から低く踏み込み、左廻しを狙う。佐田の富士、左肘を固めて当たり、突き放す。荒鷲、相手の手を叩く。佐田の富士、頭で相手の顔に当たる。荒鷲、左下手、右上手を取り、右に回って頭をつけ、両廻しを引きつけて前に出る。佐田の富士、上体が起きて俵を割る。荒鷲、右目の上付近から流血。

(2) 臥牙丸戦 ○寄り倒し 16.6秒
 臥牙丸、先に手をつく。荒鷲、仕切り線少し後方で右手をつき、左手をサッとついて素早く立ち、右肘を固めて踏み込む。臥牙丸、頭から低く当たり、両手で顎を押し上げながら前に出る。荒鷲、相手の喉輪を外し、左に回って左下手前廻しを取る。臥牙丸、右で差し手を抱える。荒鷲、右前廻しも取り、両廻しを引きつけて前に出る。臥牙丸、体を開き、右小手投げに行こうとする。荒鷲、左差し手を抜く。臥牙丸、頭をつけ、左で押っ付ける。荒鷲、右下手前廻しが切れるが、深い右下手を取り直し、前に出る。臥牙丸、上体が起き、肩越しの左上手を取って土俵際堪え、中に戻る。荒鷲、深い左下手も取って前に出、右下手を引きつける。臥牙丸、体が傾き、俵の外に右手をついて崩れて倒れ、土俵下に転がり落ちる。

(3) 錦木戦 ○下手投げ 4.6秒
 錦木、先に手をつく。荒鷲、仕切り線後方で右手をつく。錦木、突っ掛ける。2度目、錦木、先に手をつく。荒鷲、仕切り線後方で手をつこうとする。錦木、ふわっと突っ掛ける。3度目、荒鷲、仕切り線後方で右手をつく。すぐに錦木、左手をつく。荒鷲、素早く立って、右肘を固めて踏み込む。錦木、遅れてその場で立ち、頭から当たり、左を差して差し手を返す。荒鷲、深い左下手を取り、右上手に手を伸ばすが取れず。錦木、右上手を取り、引きつけて前に出る。荒鷲、土俵際、体を開いて左下手投げ。錦木、右上手投げで振り返すが、先に右足が出る。両者、土俵下に落ちる。軍配、荒鷲。「物言い」がつき、同体か協議した結果、錦木の足が先に出ていると判断、「軍配通り」、荒鷲の勝ち。

(4) 豊響戦 ○突き落し 1.4秒
 荒鷲、仕切り線後方で先に手をつく。豊響、仕切り線少し後方で手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。豊響、右手を出して頭から踏み込む。荒鷲、左上手に手を伸ばすが取れず、左に開いて突く。豊響、土俵に手をつく。

(5) 輝戦 ●押し出し 3.2秒
 荒鷲、仕切り線少し後方で先に手をつく。輝、手をサッとついて素早く立ち、右手を出して頭から踏み込む。荒鷲、少し遅れて立ち、右肘を固めて当たり、左上手に手を伸ばす。輝、押しながら一気に前に出る。荒鷲、土俵際を左に回るが、俵の外に出る。

(6) 北はり磨戦 ●引き落し 6.2秒
 荒鷲、先に手をつく。北はり磨、手をつく。荒鷲、右肘を固めて踏み込む。北はり磨、頭から踏み込み、右筈で胸を押す。荒鷲、左に回って体を離す。北はり磨、更に筈で押そうとする。荒鷲、相手の左腕を手繰り、とったりで土俵際に追い込む。北はり磨、右足が俵に掛かる。荒鷲、そこを押し出そうとする。北はり磨、仰け反るが堪え、押しながら中に戻り、頭を下げる。荒鷲、体勢を崩して土俵に左手をつく。

(7) 佐田の海戦 ○寄り倒し 6.9秒
 佐田の海、先に手をつく。荒鷲、仕切り線後方で右手をつき、左手をサッとついて右肘を固めて踏み込む。佐田の海、左肘を固めて当たり、右を差して左で差し手争い。荒鷲、右上手前廻しを取る。佐田の海、左差し手を抜き、左上手を取って前に出る。荒鷲、深い右下手を取り、土俵際、右下手投げで体を入れ替え、左上手も取り、両廻しを引きつけて寄る。佐田の海、俵の上で左から突き落としに行くが、体が飛んで土俵下に落ちる。荒鷲、一緒に土俵下へ落ちる。

(中) 玉鷲戦 ●寄り切り 4.8秒
 荒鷲、仕切り線後方で先に右手をつく。玉鷲、左手をつく。荒鷲、左手をサッとついて素早く立つ。玉鷲、遅れて右手をサッとついて立つ。荒鷲、右肘を固めて踏み込む。玉鷲、右手を出し、頭を下げて左にずれて当たる。荒鷲、左上手に手を伸ばすが届かず。玉鷲、右喉輪で押そうとする。荒鷲、相手の右腕を手繰り、左上手を取り、右喉輪で押し上げて前に出る。玉鷲、土俵際、右から掬って相手を土俵際にし、右差し手を突きつけて寄り切る。

(9) 貴ノ岩戦 ●寄り切り 10.7秒
 荒鷲、先に手をつく。貴ノ岩、手をサッとつき、右手で相手の肩を押さえて頭から踏み込む。荒鷲、左上手前廻しに手を伸ばす。貴ノ岩、突き放して廻しを与えず、頭をつけて右で押っ付ける。荒鷲、頭を下げる。貴ノ岩、右手で叩き、左を差して下手を取る。荒鷲、左下手を取る。両者、右上手に手を伸ばすが取れず。貴ノ岩、右上手に手を伸ばしてから、素早く右を巻き替える。荒鷲、左に回りながら右を巻き替えて差す。貴ノ岩、乗じて両廻しを引きつけて一気に前に出る。荒鷲、土俵際、右下手投げに行くが、左足一本で俵を割り、土俵下に落ちる。

(10) 千代翔馬戦 ○叩き込み 0.6秒
 荒鷲、仕切り線少し後方で手をつく。千代翔馬、すぐにサッと手をつき、頭から踏み込む。千代翔馬、いきなり叩いて左に変わる。荒鷲、土俵に手をつき、土俵下に落ちる。

(11) 蒼国来戦 ○切り返し 6.7秒
 荒鷲、先に手をつく。蒼国来、仕切り線少し後方でサッと手をつき、右肘を固めて踏み込む。荒鷲、右肘を固めて当たり、すぐに左上手前廻しを取って引きつけ、右を差して前に出る。蒼国来、右差しで右に回って堪える。荒鷲、右差し手を抜き、左へ回りながら上手出し投げ。蒼国来、土俵際、右下手投げに行く。荒鷲、左膝を相手の右足に当てながら後ろへ切り返す。蒼国来、体勢を崩して土俵に落ちる。

(12) 千代の国戦 ○とったり 3.0秒
 荒鷲、仕切り線少し後方で先に手をつく。千代の国、仕切り線後方でサッと手をつく。荒鷲、右肘を固めて踏み込む。千代の国、左肘を固めて頭から当たる。荒鷲、左上手に手を伸ばすが取れず。千代の国、右差しで前に出る。荒鷲、相手の左腕を取り、体を開いてとったりで振る。千代の国、前に泳ぎ、土俵下に落ちる。勝負後、千代の国、左肩を気にする。

(13) 大翔丸戦 ●押し出し 3.0秒
 荒鷲、仕切り線後方で先に手をつく。大翔丸、手をサッとつく。荒鷲、素早く立ち、右肘を固めて踏み込む。大翔丸、頭から低く当たり、左で押っ付け、右で顔を押し上げながら前に出、両手で押す。荒鷲、あっけなく土俵下に落ちる。

(14) 豪風戦 ●叩き込み 3.7秒
 荒鷲、仕切り線後方で先に手をつく。豪風、仕切り線少し後方でサッと手をつき、素早く立って左肘を固める。荒鷲、右肘を固めて踏み込む。豪風、左肘を固めて低く当たって当たり勝ち、突き放しながら前に出る。荒鷲、土俵際を左へ回る。豪風、押しながら前に出る。荒鷲、相手を叩こうとするが空振りになる形で体勢を崩し、前のめりになって土俵に両手をつく。

(楽) 大栄翔戦 ○下手投げ 14.3秒
 大栄翔、仕切り線少し後方で先に両手をつく。荒鷲、仕切り線少し後方で手をつく。大栄翔、すぐに突っ掛ける。2度目、大栄翔、先に手をつく。荒鷲、仕切り線少し後方で右手をつき、左手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。荒鷲、右肘を固めて踏み込む。大栄翔、右手を出して頭から当たり、両手で相手を押し上げ、右喉輪で押す。荒鷲、相手の右腕を手繰って外し、左上手に手を伸ばして取る。大栄翔、向き直って押し上げるが廻しを切れず。荒鷲、下手になった左廻しを持って前に出、肩越しの右上手を取る。大栄翔、土俵際、腰を右に捻って上手を切り、左下手を取って中に戻る。荒鷲、右上手に手を伸ばすが取れず。両者、少し止まる(約3秒間)。荒鷲、体を開いて豪快な左下手投げ。大栄翔、足が宙を舞い、土俵に裏返る。

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佐田の富士 2016年名古屋(七月)場所取組内容

201607-さだのふじ

昨年11月場所、前頭9枚目で4勝11敗の成績。→昨年11月場所の取組内容 翌場所の今年1月場所、十両に陥落。先場所、9勝6敗の成績で、今場所幕内に復帰。
前頭15枚目で迎えた今場所、初日は同じ返り入幕の荒鷲に寄り切られて黒星発進。
二日目、新入幕の北はり磨を引き落として初白星。
●○交互に続き、四日目を終えて2勝2敗。
五日目から3連敗し、2勝5敗で黒星先行。
中日、蒼国来を押し倒して3勝目。
九日目、先場所十両優勝の千代の国に寄り切られて6敗目。
そこから黒星が連なり、十一日目に負け越しが決まる。
十四日目まで6連敗。千秋楽は豪風を掬い投げで破り、4勝11敗で今場所を終えた。
負け越しは2場所ぶり。二桁黒星は、4場所ぶり。



(初) 荒鷲戦 ●寄り切り 12.4秒
 荒鷲、仕切り線少し後方で先に手をつく。佐田の富士、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。佐田の富士、右手を出して頭を下げる。荒鷲、頭から低く踏み込み、左廻しを狙う。佐田の富士、左肘を固めて当たり、突き放す。荒鷲、相手の手を叩く。佐田の富士、頭で相手の顔に当たる。荒鷲、左下手、右上手を取り、右に回って頭をつけ、両廻しを引きつけて前に出る。佐田の富士、上体が起きて俵を割る。荒鷲、右目の上付近から流血。

(2) 北はり磨戦 ○引き落し 4.9秒
 北はり磨、先に手をつく。佐田の富士、仕切り線後方でサッと手をつき、素早く立って右手を出す。北はり磨、頭から当たる。佐田の富士、押す。北はり磨、下から押し上げながら前に出る。佐田の富士、土俵際、左から突いて体を離す。北はり磨、前のめりになり、俵の外に両手をつく。

(3) 東龍戦 ●寄り切り 19.2秒
 東龍、先に手をつく。佐田の富士、手をサッとつき、右手を出して頭から踏み込む。東龍、右を差して下手を取る。佐田の富士、左で小手に巻いて振り、右で顎を押し上げる。東龍、右廻しを離さず、左上手に手を伸ばす。佐田の富士、腰を引いて上手を与えず。東龍、左で相手の喉輪を叩いて外し、右廻しを持って右に回る。佐田の富士、向き直って廻しを切り、押しながら前に出る。東龍、頭をつけ、右上手を取って出し投げを打ち、右足を飛ばして相手の左足を蹴り、相手を左半身にする。佐田の富士、両手で相手の左腕を抱える。東龍、取られた左腕を抜く。佐田の富士、右で相手の左手を掴む。東龍、手をほどき、左を差して前に出る。佐田の富士、上体が起きて俵を割る。

(4) 輝戦 ○押し出し 12.2秒
 輝、先に手をつく。佐田の富士、手をサッとつき、両者、頭で当たり合う。輝、右喉輪で押し上げる。佐田の富士、押しながら前に出る。輝、体勢を低くし、押し上げながら前に出る。佐田の富士、土俵際、左から突いて左に回って体を入れ替え、押す。輝、俵の外に出る。

(5) 玉鷲戦 ●押し出し 6.6秒
 玉鷲、先に手をつく。佐田の富士、手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立ち、右手を出して頭から踏み込む。佐田の富士、左から突く。玉鷲、左に回って正対し、右喉輪で押しながら前に出る。佐田の富士、相手の喉輪を外すが俵に詰まる。玉鷲、そこを更に左喉輪で押す。佐田の富士、俵の外に出る。

(6) 錦木戦 ●押し出し 3.4秒
 錦木、先に手をつく。佐田の富士、仕切り線少し後方で手をサッとついて素早く立ち、右手を出して頭から踏み込む。錦木、少し遅れ、その場で頭から低く当たる。佐田の富士、少し引く。錦木、乗じて押しながら前に出る。佐田の富士、俵に詰まる。錦木、右を差して寄る。佐田の富士、上体が起きて俵を割る。

(7) 貴ノ岩戦 ●寄り切り 17.8秒
 佐田の富士、先に手をつく。貴ノ岩、右手をつき、左手をサッとついて頭から踏み込む。佐田の富士、頭から当たる。貴ノ岩、右前廻しを探る。佐田の富士、左で相手の右腕を抱え、右喉輪で押し上げようとする。貴ノ岩、取られた腕を抜いて上体が起きる。佐田の富士、そこを押そうとする。貴ノ岩、少し引いて体を離す。佐田の富士、両手で顔を押し上げようとする。貴ノ岩、左を差して下手を取る。佐田の富士、左を差そうとする。貴ノ岩、頭をつけて右から押っ付ける。佐田の富士、右から押っ付ける。貴ノ岩、右前廻しを取り、左差し手を抜き、右廻しを持って右に回る。佐田の富士、相手に合わせて引く体勢になり、左手で相手の右廻しを切る。貴ノ岩、すぐに右で後ろ廻しを取り、右に開いて上手出し投げを打ち、更に右に回り、左筈で押し上げながら前に出る。佐田の富士、上体が起きて俵を割る。

(中) 蒼国来戦 ○押し倒し 10.6秒
 蒼国来、先に手をつく。佐田の富士、仕切り線少し後方で手をサッとついて立つ。蒼国来、頭から踏み込み、右前廻しを狙う。佐田の富士、両手突きで相手を起こし、押しながら前に出る。蒼国来、土俵際、右で突きながら右に回る。佐田の富士、土俵際向き直って押そうとする。蒼国来、相手の手を叩き、右から突く。佐田の富士、土俵際向き直る。蒼国来、左で廻しを探る。佐田の富士、押しながら前に出る。蒼国来、相手の手を叩くが、前のめりになって土俵に落ちる。

(9) 千代の国戦 ●寄り切り 7.7秒
 千代の国、仕切り線後方で先に手をつく。佐田の富士、仕切り線少し後方でサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。佐田の富士、右手を出して頭から踏み込む。両者、頭で当たり合う。千代の国、突き放す。佐田の富士、突っ張ろうとする。千代の国、下からあてがい、右を差して差し手を返し、左もねじ込んで両差しになる。佐田の富士、右上手を取る。千代の国、深い両下手を取る。佐田の富士、左で小手に振ろうとする。千代の国、左下手が切れるが、右下手を引きつけて寄る。佐田の富士、上体が起きて俵を割る。

(10) 大栄翔戦 ●押し出し 8.2秒
 大栄翔、仕切り線少し後方で先に手をつく。佐田の富士、仕切り線少し後方でサッと手をつき、右手を出して頭から踏み込む。大栄翔、右手を出して低く当たる。両者、右喉輪で押し上げる。大栄翔、顎に向かって押し上げながら前に出る。佐田の富士、俵に詰まり、左喉輪で押し上げる。大栄翔、仰け反るが下がらず、左喉輪で押し、更に右筈で相手の脇を押し上げる。佐田の富士、俵の上、右足一本で傾く。大栄翔、左喉輪で押し上げ、胸を押して俵の外に出す。

(11) 臥牙丸戦 ●叩き込み 2.2秒
 臥牙丸、先に手をつく。佐田の富士、仕切り線少し後方でサッと手をつき、右手を出して頭から踏み込む。臥牙丸、頭から低く踏み込み、押しながら前に出る。佐田の富士、膝が伸びて俵に詰まる。臥牙丸、そこを叩く。佐田の富士、土俵に落ちる。

(12) 徳勝龍戦 ●寄り切り 19.0秒
 徳勝龍、先に手をつく。佐田の富士、仕切り線少し後方でサッと手をつき、素早く立って相手の肩を押さえる。徳勝龍、左で押っ付ける。佐田の富士、差し手を抜き、左に体を開く。徳勝龍、前のめりになるが向き直る。佐田の富士、突き放す。徳勝龍、下がらずあてがう。佐田の富士、右に回る。徳勝龍、左を差して向き直る。佐田の富士、右押っ付けから上手に手を伸ばす。徳勝龍、腰を捻って廻しを与えず、左下手を取り、右上手に手を伸ばす。佐田の富士、土俵際、右上手を取る。両者、少し止まる(約4秒間)。佐田の富士、右上手を引きつけて一気に前に出る。徳勝龍、体を開いて下手出し投げで振り回し、頭をつけて両差しで前に出る。佐田の富士、上体が起きて俵を割る。

(13) 遠藤戦 ●寄り切り 54.7秒
 遠藤、仕切り線少し後方で先に手をつく。佐田の富士、仕切り線少し後方でサッと手をつき、素早く立つ。遠藤、左手を伸ばして立つ。佐田の富士、両手で相手の肩を押さえ、顎に向かって突っ張る。遠藤、下がらず前に出、右上手を取り、左を差して頭をつける。佐田の富士、右で押っ付ける。遠藤、左差し手を抜き、左前廻しを探ってから左を差し直し、頭をつけて上手を持った右で絞る。佐田の富士、左半身でやや高い体勢。両者、止まる(約7秒間)。遠藤、左差し手を抜き、左前廻しを探る。佐田の富士、左半身で体勢を低くし、右で相手の左手首を掴む。両者、止まる(約20秒間)。遠藤、左前廻しを取り、低い体勢のまま、両廻しを持って前に出ようとする。佐田の富士、重い腰で動かず。両者、少し止まる(約3秒間)。佐田の富士、左下手を探る。遠藤、腰を引いて廻しを与えず、そのまま右に回って出し投げを打ち、左を差して前に出る。佐田の富士、上体が起きて俵を割る。遠藤、仕切り線少し後方で先に手をつく。佐田の富士、仕切り線少し後方でサッと手をつき、素早く立つ。遠藤、左手を伸ばして立つ。佐田の富士、両手で相手の肩を押さえ、顎に向かって突っ張る。遠藤、下がらず前に出、右上手を取り、左を差して頭をつける。佐田の富士、右で押っ付ける。遠藤、左差し手を抜き、左前廻しを探ってから左を差し直し、頭をつけて上手を持った右で絞る。佐田の富士、左半身でやや高い体勢。両者、止まる(約7秒間)。遠藤、左差し手を抜き、左前廻しを探る。佐田の富士、左半身で体勢を低くし、右で相手の左手首を掴む。両者、止まる(約20秒間)。遠藤、左前廻しを取り、低い体勢のまま、両廻しを持って前に出ようとする。佐田の富士、重い腰で動かず。両者、少し止まる(約3秒間)。佐田の富士、左下手を探る。遠藤、腰を引いて廻しを与えず、そのまま右に回って出し投げを打ち、左を差して前に出る。佐田の富士、上体が起きて俵を割る。

(14) 松鳳山戦 ●上手投げ 11.1秒
 佐田の富士、サッと手をついて先に立ち、松鳳山、遅れてその場で立つが、木村晃之助が止める。2度目、松鳳山、先に手をつく。佐田の富士、仕切り線少し後方で手をサッとつく。松鳳山、両腕を内に入れて立つ。佐田の富士、両手突き。松鳳山、深い右上手を取って肘を締める。佐田の富士、左を差して左半身で深い左下手を取り、右上手を探る。松鳳山、機を見て上体を起こし、左で頭を叩きながら右上手投げで振る。佐田の富士、土俵に落ちる。

(楽) 豪風戦 ○掬い投げ 24.5秒
 佐田の富士、手をつこうとして一旦止めるが、右手をつく。豪風、仕切り線少し後方で左、右と手をサッとついて素早く立つ。佐田の富士、両手で相手の肩を押さえ、少し引く。豪風、乗じて一気に前に出る。佐田の富士、土俵際を左へ回る。豪風、突き放し、押す。佐田の富士、左から押っ付ける。両者、頭をつけ合う。豪風、右をのぞかせて前に出る。佐田の富士、深い左上手を取り、じりっと前に出て土俵中央。豪風、右差し手を抜き、左に回って叩こうとする。佐田の富士、乗じて前に出る。豪風、土俵際、右首投げに行こうとする。佐田の富士、左差し手を返して掬い投げ。豪風、土俵に落ちる。

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北はり磨 2016年名古屋(七月)場所取組内容

201607-きたはりま

十両4枚目だった先場所、9勝6敗の成績を上げ、今場所、新入幕。
初土俵は、稀勢の里と同じ2002年3月場所で、14年かけて入幕。所要85場所での新入幕は、史上9番目に並ぶスロー出世。体重126kgは、幕内最軽量。
初日は、幕内2場所目の錦木を、鮮やかに切り返して白星発進。
二日目、初黒星を喫するが、三日目、再入幕の輝を寄り切って2勝目。
四日目、五日目と連敗し、2勝3敗と黒星先行。
六日目は荒鷲を引き落とし、七日目は豊響に珍しく立合い変化し、突き落としで勝って連勝。4勝3敗と白星先行。
中日から5連敗し、十二日目に負け越し決定。「実力不足。幕内は当たってから自分の形になるのが速い」とコメント。(時事通信より  記事が表示されない場合は→こちら
十三日目、玉鷲を立合い変化から叩き込んで5勝目。
十四日目、幕内最重量211kgの逸ノ城戦。蹴手繰りから動き回り、押し出して勝利。6勝目を上げる。
千秋楽、蒼国来に突き落とされて9敗目。6勝9敗で今場所を終える。
負け越しは今年1月場所以来、3場所ぶり。



(初) 錦木戦 ○切り返し 13.7秒
 北はり磨、先に手をつく。錦木、手をつく。北はり磨、すぐに立つが、錦木、立てず。2度目、錦木、先に手をつく。北はり磨、すぐに手をつき、低く踏み込み、両手で押し上げる。錦木、上体が起き、左押っ付けで突いていなす。北はり磨、向き直る。錦木、右下手を探り、前に出ようとする。北はり磨、左を巻き替えて差し、左下手を取り、右で押っ付けながら前に出る。錦木、深い右上手を取る。北はり磨、土俵際、左掬い投げで土俵内へ振り、一気に前に出る。錦木、土俵際、深い右上手を持って投げに行く。北はり磨、左差し手を返して低い体勢で堪え、結び目向こうの左下手を取り、右手で相手の右膝を押さえる。錦木、更に右上手投げに行こうとする。北はり磨、左膝を相手の右足後ろに当てながら、右筈で押し上げて切り返す。錦木、後ろ向きに倒れ、北はり磨、廻しを引っ張られてその上に落ちる。

(2) 佐田の富士戦 ●引き落し 4.9秒
 北はり磨、先に手をつく。佐田の富士、仕切り線後方でサッと手をつき、素早く立って右手を出す。北はり磨、頭から当たる。佐田の富士、押す。北はり磨、下から押し上げながら前に出る。佐田の富士、土俵際、左から突いて体を離す。北はり磨、前のめりになり、俵の外に両手をつく。

(3) 輝戦 ○寄り切り 11.2秒
 北はり磨、先に手をつく。輝、手をサッとついて両手突き。北はり磨、その場で立って当たる。輝、突っ張りながら前に出る。北はり磨、右足が俵に掛かるが堪え、中に入ろうとしながら前に出る。輝、両差し手を入れて相手を起こそうとする。北はり磨、体を離し、押し上げながら前に出る。輝、突き返す。北はり磨、再び中に入って前に出る。輝、上体が起きて俵を割る。

(4) 英乃海戦 ●突き落し 2.7秒
 北はり磨、先に手をつく。英乃海、仕切り線後方で手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。北はり磨、頭から踏み込む。英乃海、両差しになろうとする。北はり磨、右で強烈に押っ付ける。英乃海、左差し手を抜き、右差し手を返し、左で押っ付けながら前に出る。北はり磨、右足が俵に掛かって前のめりになる。英乃海、そこを右で手前に突く。北はり磨、土俵に両手をつく。

(5) 佐田の海戦 ●押し倒し 4.4秒
 佐田の海、先に手をつく。北はり磨、腰を下ろし、仕切り線少し後方でサッと手をつく。佐田の海、素早く立ち、両腕を下げて低く踏み込む。北はり磨、頭から当たり、両手で押し上げて相手を起こす。佐田の海、右押っ付けで突く。北はり磨、一瞬左半身になる。佐田の海、深い右下手に手を掛け、左筈で押しながら前に出る。北はり磨、左半身で右足を俵に掛けて堪え、向き直る。佐田の海、左押っ付け、右喉輪で押し上げる。北はり磨、左で突いて喉輪を外すが仰け反り、俵の外に倒れる。

(6) 荒鷲戦 ○引き落し 6.2秒
 荒鷲、先に手をつく。北はり磨、手をつく。荒鷲、右肘を固めて踏み込む。北はり磨、頭から踏み込み、右筈で胸を押す。荒鷲、左に回って体を離す。北はり磨、更に筈で押そうとする。荒鷲、相手の左腕を手繰り、とったりで土俵際に追い込む。北はり磨、右足が俵に掛かる。荒鷲、そこを押し出そうとする。北はり磨、仰け反るが堪え、押しながら中に戻り、頭を下げる。荒鷲、体勢を崩して土俵に左手をつく。

(7) 豊響戦 ○突き落し 1.0秒
 北はり磨、先に手をつく。豊響、仕切り線後方でサッと手を動かし、素早く立つ。北はり磨、少し遅れて左手を出しながらその場で立ち、左で突いて左に変わる。豊響、前に泳いで土俵に落ちる。

(中) 大栄翔戦 ●叩き込み 2.0秒
 大栄翔、先に手をつく。北はり磨、手をサッとつき、頭から踏み込む。大栄翔、頭から当たる。北はり磨、突っ張る。大栄翔、突き返して叩く。北はり磨、前に落ちる。

(9) 徳勝龍戦 ●上手投げ 4.1秒
 北はり磨、先に手をつく。徳勝龍、手をサッとつき、左肘を固める。北はり磨、頭から低く当たる。徳勝龍、左を差そうとする。北はり磨、右で押っ付け、筈で押し上げながら前に出る。徳勝龍、引いて土俵際、肩越しの右上手を取り、右に回りながら体を入れ替え、左で頭を押さえつけながら右上手投げ。北はり磨、宙で裏返って土俵に落ちる。

(10) 千代鳳戦 ●押し出し 6.7秒
 北はり磨、先に手をつく。千代鳳、体を上下に揺らし、仕切り線少し後方でサッと手をつき、素早く立って頭から踏み込む。北はり磨、頭から当たる。千代鳳、右下手を探る。北はり磨、突き放す。千代鳳、再び右で廻しを探る。北はり磨、左手で相手の下手を切って右に回る。千代鳳、落ちずについて行き、押す。北はり磨、俵に詰まる。千代鳳、相手の胸を押す。北はり磨、仰け反り、土俵下に落ちる。

(11) 千代の国戦 ●押し倒し 3.2秒
 北はり磨、先に手をつく。千代の国、仕切り線かなり後方でサッと手をつき、素早く立って頭を下げる。北はり磨、頭から当たる。千代の国、低く当たり、押しながら前に出、左喉輪で押し上げながら右で後ろ廻しを取り、左で力強く突き放す。北はり磨、吹っ飛んで土俵に落ちる。

(12) 東龍戦 ●送り出し 8.6秒
 北はり磨、先に手をつく。東龍、仕切り線後方でサッと手をついて立つ。北はり磨、頭から踏み込む。東龍、左から張って右を差し、左上手に手を伸ばす。北はり磨、左に回って上手を与えず、左で相手の差し手を抱える。東龍、右を差し直す。北はり磨、突き上げながら前に出る。東龍、左で後ろ廻しを探る。北はり磨、向き直って廻しを切る。東龍、押し上げてから叩き、左に開く。北はり磨、前のめりになる。東龍、その機に左で後ろ廻しを取って前に出、俵の外に出す。

(13) 玉鷲戦 ○叩き込み 0.8秒
 北はり磨、先に手をつく。玉鷲、腰を下ろし、左手をつき、右手をサッとついて立つ。北はり磨、その場で立ち、叩いて左に変わる。玉鷲、前のめりになり、土俵に両手をつく。

(14) 逸ノ城戦 ○押し出し 14.6秒
 北はり磨、先に手をつく。逸ノ城、腰を下ろし、仕切り線少し後方でサッと手をつき、左から張ろうとする。北はり磨、相手の手を叩いて右に変わり、左足で相手の左を足を蹴って蹴手繰り。逸ノ城、少し泳ぐが向き直り、右を差そうとする。北はり磨、下から押し上げて相手に差させず。両者、差し手争い。北はり磨、左を差し、右で押っ付け左差し手を返しながら前に出る。逸ノ城、土俵際、右小手で振る。北はり磨、体を離して下がる。逸ノ城、押しながら前に出る。北はり磨、左で突きながら左へ回る。逸ノ城、向き直り、押しながら前に出る。北はり磨、土俵際、叩いて左に開く。逸ノ城、土俵際、やや前のめりになる。北はり磨、そこで頭から当たり、押し上げる。逸ノ城、右足を上げ、俵の上左足一本で傾き、外に出る。

(楽) 蒼国来戦 ●突き落し 14.7秒
 北はり磨、先に手をつく。蒼国来、仕切り線後方で手をサッとつき、素早く立ち、両差しを狙う。北はり磨、頭から踏み込んで当たる。蒼国来、左を差そうとする。北はり磨、右で押っ付けて相手に十分差させず、絞り上げながら前に出る。蒼国来、右足が俵に詰まる。北はり磨、右から突く。蒼国来、崩れず、少し中に戻って突き放す。北はり磨、突っ張る。蒼国来、右から突く。北はり磨、前にバッタリ落ちる。

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錦木 2016年名古屋(七月)場所取組内容

201607-にしきぎ

新入幕で東前頭14枚目だった先場所は、7勝8敗の成績だった。→先場所の取組内容
西前頭14枚目の今場所、初日は新入幕の北はり磨と対戦。鮮やかに切り返されて黒星発進。
二日目、三日目と返り入幕の相手に敗れ、初日から3連敗。
四日目、貴ノ岩を寄り切って初白星。そのまま六日目まで3連勝。3勝3敗と五分にする。
七日目、豪風に叩き込まれて4敗目。
中日、九日目と連勝し、5勝4敗と初めて白星先行。
十日目、逸ノ城と対戦。1分45秒を超える相撲の末、寄り切られて5敗目。
十一日目から白星が連なり、十三日目に勝ち越し決定。十四日目まで4連勝し、9勝目を上げる。
千秋楽、玉鷲に寄り切られ、9勝6敗で今場所を終える。
勝ち越しは2場所ぶり。幕内での勝ち越しは初。



(初) 北はり磨戦 ●切り返し 13.7秒
 北はり磨、先に手をつく。錦木、手をつく。北はり磨、すぐに立つが、錦木、立てず。2度目、錦木、先に手をつく。北はり磨、すぐに手をつき、低く踏み込み、両手で押し上げる。錦木、上体が起き、左押っ付けで突いていなす。北はり磨、向き直る。錦木、右下手を探り、前に出ようとする。北はり磨、左を巻き替えて差し、左下手を取り、右で押っ付けながら前に出る。錦木、深い右上手を取る。北はり磨、土俵際、左掬い投げで土俵内へ振り、一気に前に出る。錦木、土俵際、深い右上手を持って投げに行く。北はり磨、左差し手を返して低い体勢で堪え、結び目向こうの左下手を取り、右手で相手の右膝を押さえる。錦木、更に右上手投げに行こうとする。北はり磨、左膝を相手の右足後ろに当てながら、右筈で押し上げて切り返す。錦木、後ろ向きに倒れ、北はり磨、廻しを引っ張られてその上に落ちる。

(2) 輝戦 ●寄り切り 8.7秒
 輝、手をつき、錦木もすぐに手をつくが、輝が素早く立って右手を出しながら踏み込む。錦木、その場で立って当たり、左手を伸ばして廻しに手を掛けるが取れず、右上手前廻しを取る。輝、両差しで前に出る。錦木、左に回るが土俵際。輝、右差し手を返しながら左下手を取り、がぶって寄る。錦木、俵に足を掛けながら右上手で振り、左を巻き替えてながら俵伝いに右へ回る。輝、右で押っ付けながら体を寄せる。錦木、右で投げに行こうとするが、左足が俵の外に出る。

(3) 荒鷲戦 ●下手投げ 4.6秒
 錦木、先に手をつく。荒鷲、仕切り線後方で右手をつく。錦木、突っ掛ける。2度目、錦木、先に手をつく。荒鷲、仕切り線後方で手をつこうとする。錦木、ふわっと突っ掛ける。3度目、荒鷲、仕切り線後方で右手をつく。すぐに錦木、左手をつく。荒鷲、素早く立って、右肘を固めて踏み込む。錦木、遅れてその場で立ち、頭から当たり、左を差して差し手を返す。荒鷲、深い左下手を取り、右上手に手を伸ばすが取れず。錦木、右上手を取り、引きつけて前に出る。荒鷲、土俵際、体を開いて左下手投げ。錦木、右上手投げで振り返すが、先に右足が出る。両者、土俵下に落ちる。軍配、荒鷲。「物言い」がつき、同体か協議した結果、錦木の足が先に出ていると判断、「軍配通り」、荒鷲の勝ち。

(4) 貴ノ岩戦 ○寄り切り 24.9秒
 錦木、先に手をつく。貴ノ岩、右手をつき、左手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。錦木、頭から踏み込む。貴ノ岩、右肘を固めて当たり、前に出ながら右を差す。錦木、右下手を取る。貴ノ岩、左手を伸ばして深い左上手を取り、右差し手を大きく返す。錦木、右下手を持ってじわじわ中に戻る。貴ノ岩、右下手も取り、両廻しを引きつける。錦木、左を巻き替えて差す。貴ノ岩、すぐに右を巻き替え返す。錦木、前に出る。貴ノ岩、体を開いて左小手投げに行く。錦木、右下手を持って前に出る。貴ノ岩、左を巻き替えて差すが、上体が起きて俵を割る。

(5) 豊響戦 ○寄り切り 6.8秒
 錦木、先に手をつく。豊響、仕切り線後方でサッと手をつき、右手を出して頭から踏み込む。錦木、少し遅れて頭から当たる。豊響、押し上げ、突き放すが前に出られず。錦木、左下手、右上手を取り、頭をつけて前に出る。豊響、右をねじ込んで両差しになるが、俵に詰まり、やや仰け反りながら両差し手を返す。錦木、廻しが切れるが押す。豊響、土俵下に飛び落ちる。

(6) 佐田の富士戦 ○押し出し 3.4秒
 錦木、先に手をつく。佐田の富士、仕切り線少し後方で手をサッとついて素早く立ち、右手を出して頭から踏み込む。錦木、少し遅れ、その場で頭から低く当たる。佐田の富士、少し引く。錦木、乗じて押しながら前に出る。佐田の富士、俵に詰まる。錦木、右を差して寄る。佐田の富士、上体が起きて俵を割る。

(7) 豪風戦 ●叩き込み 1.7秒
 錦木、先に手をつく。豪風、仕切り線後方でサッと手をつき、素早く立って頭から踏み込む。錦木、やや遅れ、その場で立って頭で当たる。豪風、叩きながら左へ開く。錦木、前に飛んで土俵に落ち、豪風、俵の上で左足一本で残してから外に出る。

(中) 千代大龍戦 ○寄り切り 37.4秒
 錦木、先に手をつく。千代大龍、仕切り線少し後方でサッと手をついて立つ。錦木、少し遅れて頭を下げる。千代大龍、右喉輪で押し上げ、頭をつける。錦木、左で押っ付ける。千代大龍、左差し手を返し、右腕を抜いて右上手を探るが取れず。錦木、左下手を取る。千代大龍、左下手を取る。両者、左四つで止まり、互いに上手を探るが取れず(約27秒間)。千代大龍、左を巻き替えて両差しになり、両下手を取る。錦木、すぐに右を巻き替えて差す。千代大龍、両廻しを持って一気に前に出る。錦木、土俵際、左に振って体を入れ替え、寄り切る。

(9) 佐田の海戦 ○寄り切り 10.9秒
 佐田の海、先に手をつく。錦木、腰を下ろし、左、右と手をつく。佐田の海、素早く立ち、右手を出して頭から踏み込む。錦木、その場で立って頭から当たる。佐田の海、左を差し、右から押っ付ける。両者、左下手を取る。錦木、左下手を深くし、右上手に手を伸ばす。佐田の海、腰を遠ざけて上手を与えず。錦木、右上手を探りながら前に出る。佐田の海、土俵際、腰を振って相手の下手を切ろうとするが切れず。錦木、右で押っ付けながら下手を切り、素早く右上手前廻しを取って寄る。佐田の海、上体が起きて俵を割る。

(10) 逸ノ城戦 ●寄り切り 105.8秒
 錦木、先に手をつく。逸ノ城、仕切り線少し後方でサッと手をつき、左手を出して踏み込む。錦木、頭から踏み込み、左肘を固めて当たる。逸ノ城、突き放す。錦木、頭から当たる。逸ノ城、右を差す。錦木、右を差して下手を取り、左から押っ付け、左上手前廻しを探る。逸ノ城、右差し手を返しながら左上手を探る。錦木、左上手に手を伸ばす。逸ノ城、腰を遠ざけて上手を与えず。錦木、左上手に手を伸ばすが取れず。逸ノ城、右差し手を返して前に出る。錦木、土俵際、右下手投げで振り、左を巻き替えて差す。逸ノ城、すぐに右を巻き替え返す。錦木、右下手を持って頭をつけ、左で差し手争い。逸ノ城、前に出ようとする。錦木、左も差して両下手になる。逸ノ城、すぐに右を巻き替えて差す。錦木、両廻しを持って一気に前に出る。逸ノ城、俵に両足を掛けて堪え、右差し手を返して相手の上手を切り、残して少し中に戻る。錦木、切れた左上手を取り直す。両者、右四つがっぷりで止まる(約4秒間)。両者、廻しを引きつける。逸ノ城、少し前に出る。両者、土俵中央近くでしばらく止まる(約16秒間)。錦木、廻しを引きつける。逸ノ城、右差し手を返して相手の上手を切り、一気に前に出る。錦木、土俵際、左を差して掬って堪え、両下手を取って中に戻る。逸ノ城、両上手になる。錦木、腰を上下させて上手を切ろうとするが切れず。逸ノ城、両上手を持ってじわりと中に戻る。両者、土俵中央でしばらく止まる(約19秒間)。錦木、腰を上下させて上手を切ろうとする。逸ノ城、両上手を持って少し前に出る。両者、止まる(約11秒間)。逸ノ城、両上手を引きつけて前に出る。錦木、土俵際、両下手を持って左へ振る。逸ノ城、右足が俵に掛かるが、堪えて前に出る。錦木、両足が俵に掛かる。逸ノ城、両上手を引きつけて寄る。錦木、俵を割る。

(11) 千代鳳戦 ○寄り切り 3.4秒
 錦木、先に手をつく。千代鳳、体を上下に揺らし、仕切り線後方で手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。千代鳳、右手を出し、左肘を固めて頭から踏み込む。錦木、頭から当たり、押しながら前に出る。千代鳳、左を差すが俵に詰まる。錦木、右上手を取る。千代鳳、俵に足を掛けながら左で掬う。錦木、右上手を持って左筈で胸を押す。千代鳳、俵の外に出る。

(12) 大栄翔戦 ○押し出し 7.4秒
 大栄翔、先に手をつく。錦木、手をつく。大栄翔、素早く立ち、右手を出して頭から踏み込む。錦木、頭から低く当たり、右で相手の差し手を抱え、左下手を取り、右上手に手を伸ばす。大栄翔、腰を捻って上手を与えず、左下手に手を掛ける。錦木、左下手を持ち、右上手に手を伸ばすが取れず、右で押っ付けながら相手の下手を切り、右上手に手を伸ばす。大栄翔、少し下がって相手の下手を切る。錦木、右押っ付けで前に出る。大栄翔、上体が起き、土俵際、叩きながら左へ回るが、俵の外に出る。

(13) 英乃海戦 ○寄り切り 8.3秒
 錦木、先に手をつく。英乃海、仕切り線少し後方でサッと手をつき、左から張る。錦木、頭から当たる。英乃海、右を差し、左で押っ付けて前に出る。錦木、左上手を取り、俵に足を掛けて堪える。英乃海、左上手を取る。錦木、相手の上手を切って中に戻る。英乃海、右下手を取る。錦木、左上手を引きつけて前に出る。英乃海、土俵際、右下手投げに行く。錦木、左上手を引きつけて寄り切る。

(14) 徳勝龍戦 ○小手投げ 19.8秒
 錦木、先に手をつく。徳勝龍、右手をつき、左手をサッと動かして素早く立ち、頭から踏み込む。錦木、その場で立って、頭から当たる。徳勝龍、左を差して差し手を返す。錦木、右上手に手を伸ばすが取れず、右下手を取る。徳勝龍、右で差し手を抱え、左下手を取る。両者、止まる(約5秒間)。錦木、右押っ付けから右上手を探る。徳勝龍、左下手を引きつけて前に出る。錦木、右上手を取り、両廻しを引きつけて堪える。徳勝龍、左下手を深くする。錦木、伸びた右上手を取り直し、両廻しを引きつけて前に出る。徳勝龍、土俵際体を開いて下手投げに行く。錦木、土俵際、右上手が切れ、右で相手の左腕を小手に巻く。徳勝龍、体をぶつけるように土俵際を左に回る。錦木、右小手投げに行く。徳勝龍、取られた左腕を抜く。錦木、すっぽ抜けて前のめりになる。徳勝龍、左で相手の背中を押さえて倒そうとするが、先に左足が俵の外に踏み出す。錦木、土俵に倒れ、徳勝龍、土俵下に飛び落ちる。木村元基、軍配を錦木に上げる。「物言い」がつき、同体か協議した結果、「軍配通り」錦木の勝ちとなる。

(楽) 玉鷲戦 ●寄り切り 4.7秒
 錦木、先に手をつく。玉鷲、左手をつき、右手をサッとついて素早く立ち、頭から踏み込む。錦木、その場で立って頭から当たる。玉鷲、突き放そうとする。錦木、下からあてがいながら前に出る。玉鷲、土俵際、右に開き、右上手を取って前に出る。錦木、上体が起き、土俵際右から掬う。玉鷲、振られるがそのまま体を預ける。錦木、土俵下に落ちる。

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輝 2016年名古屋(七月)場所取組内容

201607-かがやき

今年1月場所、新入幕を果たすも、4勝11敗の成績だった。(→1月場所の取組内容) 翌場所、十両に陥落し、先場所、10勝5敗の成績を上げる。
自己最高位の前頭14枚目で再入幕した今場所、初日は豊響に押し出されて黒星発進。
二日目、幕内2場所目の錦木を寄り切って初白星。
三日目は新入幕の北はり磨、四日目は返り入幕の佐田の富士に敗れて連敗。1勝3敗と黒星先行。
五日目から白星黒星が交互に重なる。
九日目から白星が連なり、十一日目、同じ石川県出身の遠藤との初対戦(前回の対戦は遠藤の休場で不戦勝)、押し倒して3連勝。6勝5敗と白星先行に。
十二日目から3連敗し、十四日目に負け越し決定。
千秋楽、大翔丸を押し出し、7勝8敗と1点の負け越しに留める。
負け越しは2場所ぶり。幕内での勝ち越しはまだ無い。



(初) 豊響戦 ●押し出し 3.4秒
 輝、先に手をつく。豊響、仕切り線後方でサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。輝、右手を出し、頭から踏み込む。豊響、低く当たり、右喉輪で突き放す。輝、下からあてがいながら左に回る。豊響、どんどん前に出る。輝、土俵下に落ちる。

(2) 錦木戦 ○寄り切り 8.7秒
 輝、手をつき、錦木もすぐに手をつくが、輝が素早く立って右手を出しながら踏み込む。錦木、その場で立って当たり、左手を伸ばして廻しに手を掛けるが取れず、右上手前廻しを取る。輝、両差しで前に出る。錦木、左に回るが土俵際。輝、右差し手を返しながら左下手を取り、がぶって寄る。錦木、俵に足を掛けながら右上手で振り、左を巻き替えてながら俵伝いに右へ回る。輝、右で押っ付けながら体を寄せる。錦木、右で投げに行こうとするが、左足が俵の外に出る。

(3) 北はり磨戦 ●寄り切り 11.2秒
 北はり磨、先に手をつく。輝、手をサッとついて両手突き。北はり磨、その場で立って当たる。輝、突っ張りながら前に出る。北はり磨、右足が俵に掛かるが堪え、中に入ろうとしながら前に出る。輝、両差し手を入れて相手を起こそうとする。北はり磨、体を離し、押し上げながら前に出る。輝、突き返す。北はり磨、再び中に入って前に出る。輝、上体が起きて俵を割る。

(4) 佐田の富士戦 ●押し出し 12.2秒
 輝、先に手をつく。佐田の富士、手をサッとつき、両者、頭で当たり合う。輝、右喉輪で押し上げる。佐田の富士、押しながら前に出る。輝、体勢を低くし、押し上げながら前に出る。佐田の富士、土俵際、左から突いて左に回って体を入れ替え、押す。輝、俵の外に出る。

(5) 荒鷲戦 ○押し出し 3.2秒
 荒鷲、仕切り線少し後方で先に手をつく。輝、手をサッとついて素早く立ち、右手を出して頭から踏み込む。荒鷲、少し遅れて立ち、右肘を固めて当たり、左上手に手を伸ばす。輝、押しながら一気に前に出る。荒鷲、土俵際を左に回るが、俵の外に出る。

(6) 貴ノ岩戦 ●寄り切り 11.4秒
 輝、先に手をつく。貴ノ岩、右手をつき、左手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。輝、頭から踏み込む。貴ノ岩、低く踏み込む。輝、突き放す。貴ノ岩、右から張り、右で後ろ廻しを取って振り回し、左喉輪で押し上げる。輝、俵に詰まる。貴ノ岩、両差しになる。輝、俵の上で右を巻き替えて差す。貴ノ岩、深い左下手、右上手前廻しを取り、相手を浮かせながら寄り切る。

(7) 大栄翔戦 ○とったり 5.4秒
 大栄翔、先に両手をつく。輝、腰を下ろし、右、左と手をサッとついて立ち、右手を出して頭から踏み込む。大栄翔、右手を出して頭から当たる。両者、右喉輪で相手を起こし、突っ張り合う。大栄翔、押しながら前に出る。輝、左で相手の右腕を抱え、体を開いて突き落とし気味にとったり。大栄翔、前に泳いで俵の外に出る。

(中) 佐田の海戦 ●押し出し 4.2秒
 佐田の海、先に手をつく。輝、仕切り線少し後方で右、左と手をサッとつく。佐田の海、頭から踏み込む。輝、右手を出して頭から踏み込み、突っ張る。佐田の海、下から撥ね上げ、左から突いていなす。輝、前に泳ぎ、土俵際で向き直る。佐田の海、相手の胸を押し上げる。輝、上体が起きて俵を割り、土俵下に落ちる。

(9) 青狼戦 ○寄り切り 6.6秒
 青狼、先に手をつく。輝、仕切り線少し後方でサッと手をつく。青狼、素早く立ち、右肘を固めて踏み込み、左上手を狙う。輝、頭から当たり、右喉輪で押し、右を差して差し手を返し、前に出ながら左も差そうとする。青狼、頭をつけ、左上手、右上手前廻しを取る。輝、一旦腰を引き、右差し手を返して相手の廻しを切って寄る。青狼、上体が起きて俵を割る。

(10) 豪風戦 ○突き落し 1.7秒
 輝、手をつく。豪風、すぐに仕切り線少し後方でサッと手をつき、頭から踏み込む。輝、右手を出して当たり、右喉輪で押し上げ、突っ張る。豪風、右から突こうとするが、やや空振りになって体勢を崩す。輝、そこを左から突く。豪風、前にバッタリ落ちる。

(11) 遠藤戦 ○押し倒し 5.9秒
 輝、先に手をつく。遠藤、仕切り線後方で手をつこうとする。輝、素早く立つ。遠藤、遅れて手をつかずに立つ。木村寿之介が立合いを止める。2度目、輝、先に手をつく。遠藤、仕切り線後方で手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。輝、右手を出して頭から踏み込もうとする。遠藤、右から張る。輝、突っ張る。遠藤、下からあてがって下がらず、左を巻き替えて差す。輝、そこを右押っ付けで押し上げる。遠藤、右足一本で半身になり、下がる。輝、乗じて前に出る。遠藤、俵に詰まる。輝、左喉輪で押し上げる。遠藤、仰け反る。輝、そこを更に押す。遠藤、俵の外に倒れる。

(12) 玉鷲戦 ●押し出し 7.1秒
 玉鷲、先に手をつく。輝、仕切り線少し後方でサッと手をつく。玉鷲、素早く立ち、右手を出して頭から踏み込む。輝、頭から低く当たり、突き放す。玉鷲、左から突く。輝、向き直り、左を差そうとする。玉鷲、押し上げ、突っ張りながら前に出る。輝、下から撥ね上げるが、両足が俵の上になる。玉鷲、相手の胸を押す。輝、上体が起きて俵を割る。

(13) 逸ノ城戦 ●引き落し 4.5秒
 輝、先に手をつく。逸ノ城、仕切り線少し後方でサッと手をつく。輝、素早く立ち、右手を出して頭から踏み込む。逸ノ城、右肘を固めて当たる。輝、突き放す。逸ノ城、下がらず、右を差す。輝、左で押っ付けながら前に出ようとする。逸ノ城、左足が俵に掛かり、右差し手を抜く。輝、足が流れ、前のめりになって土俵に落ちる。

(14) 碧山戦 ●叩き込み 4.2秒
 輝、先に手をつく。碧山、手をつこうとする。輝、突っ掛ける。2度目、輝、先に手をつく。碧山、手をサッとつき、両手突きに行く。両者、突っ張り合う。碧山、突き勝って前に出る。輝、左前廻しに手を掛ける。碧山、両手で頭を押さえつけながら大きく引いて右に開く。輝、土俵に転がる。

(楽) 大翔丸戦 ○押し出し 2.9秒
 大翔丸、先に手をつく。輝、仕切り線後方で手をサッとつき、素早く立つ。大翔丸、頭から踏み込もうとする。輝、両手で顔を押し上げて起こし、胸を押しながら前に出る。大翔丸、土俵際、左へ回りながら叩く。輝、左廻しに手を掛けて前に出る。大翔丸、先に俵の外に出る。その後、輝、俵の外に倒れ、大翔丸、土俵下に転落。

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安美錦 2016年名古屋(七月)場所取組内容

201607-あみにしき

前頭3枚目だった先場所、二日目に左足アキレス腱を断裂し、三日目から休場。1勝2敗12休の成績だった。→先場所の取組内容
先場所三日目に手術をし十日目に退院し、その後、リハビリに努める。(→あさチャンで放送された安美錦のリハビリの様子
リハビリは順調で回復は早いとのことだったが、しっかり治すことを優先。(時事通信より  記事が表示されない場合は →こちら
前頭13枚目の今場所は、幕内在位94場所目となり、寺尾に並ぶ歴代4位となったが、「8月31日までの安静加療を要する」との診断書を出して全休。
けれども、同部屋の宝富士がテレビでインタビューを受ける際、自分の近況を言わせるなど、休場中でも存在感を示す。(インタビューで安美錦の近況を語る宝富士 →大関琴奨菊を破った殊勲インタビュー  →十日目の勝ち越しインタビュー
休場は2場所連続8回目。全休は初めて。



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