名古屋場所

阿武咲 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-おうのしょう

新入幕を果たし、前頭14枚目だった先場所は、10勝5敗と二桁勝利を上げ、敢闘賞を受賞した。→先場所の取組内容
場所前は、出稽古に来た横綱稀勢の里や中学時代からのライバル貴景勝らと稽古した。(→稀勢の里との稽古【産経新聞】 記事が表示されない場合は こちら→①→②)(→貴景勝との稽古【日刊スポーツ】 記事が表示されない場合は→こちら
前頭6枚目で迎えた今場所、初日は貴ノ岩を寄り倒して白星発進
二日目栃煌山、三日目逸ノ城と、関脇経験者を破り、初日から3連勝。
四日目、宇良を突き落としたかに見えたが、その前に足が出ており、初黒星。
五日目石浦、六日目大栄翔に勝ち、5勝1敗と白星先行。六日目の大相撲中継では、場所入りの→着流し姿と、取組後の→浴衣姿 が流れる。
七日目、輝に上手投げで倒されて2敗目。
中日、初日から勝ちっ放しの碧山を押し出し、6勝目。
そこから白星を連ね、十日目に徳勝龍を引き落として勝ち越し。徳勝龍に勝って勝ち越すのは2場所連続。
十一日目、同じ青森県中泊町出身の先輩 宝富士と初対戦。引き落として勝ち、4連勝で9勝目。(→日刊スポーツ記事 記事が表示されない場合は→こちら) 2敗を守り、碧山と並んで1敗の白鵬追う存在に。
十二日目、千代大龍に叩き込まれて3敗に後退。
十三日目、松鳳山に押し出されて連敗。
十四日目、嘉風を寄り切り、二桁勝利を上げる。
千秋楽、勝てば敢闘賞受賞が懸かる一番で、新関脇の御嶽海と対戦。押し出しで敗れ、10勝5敗で今場所を終える。
勝ち越しは、十両だった今年1月場所から4場所連続。二桁勝利は新入幕だった先場所に続いて2場所連続。
平均取組時間の3.95秒は今場所の幕内最短。



(初) 貴ノ岩戦 ○寄り倒し 2.0秒
 阿武咲、先に手をつく。貴ノ岩、右、左とサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。阿武咲、右手を出し、頭から低く当たる。貴ノ岩、右肘を固めて当たる。阿武咲、左上手前廻しを取る。貴ノ岩、右で小手に巻いて下がりながら小手投げに行こうとする。阿武咲、乗じて体を寄せる。貴ノ岩、後ろ向きに倒れ、阿武咲、その上に乗る。
20170709 01 310 阿武咲 寄り倒し 貴ノ岩 40

(2) 栃煌山戦 ○引き落し 4.3秒
 阿武咲、先に両手をつく。栃煌山、腰を下ろし、足をじりっとすり、仕切り線後方で両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。阿武咲、右手を出して相手の肩を押さえる。栃煌山、両差しを狙う。阿武咲、押し上げ、引く。栃煌山、乗じて押しながら前に出る。阿武咲、土俵際、押し上げてから左に開く。栃煌山、土俵に両手をつく。
20170710 02 311 阿武咲 引き落とし 栃煌山 42

(3) 逸ノ城戦 ○寄り切り 3.5秒
 阿武咲、先に両手をつく。逸ノ城、仕切り線後方で両手をサッとつく。阿武咲、素早く立ち、右手で相手の肩を押さえる。逸ノ城、右を差す。阿武咲、突き放しながら前に出、左を差して右筈で押す。逸ノ城、上体が起きて俵を割る。
20170711 03 310 阿武咲 寄り切り 逸ノ城 40

(4) 宇良戦 ●押し出し 6.2秒
 阿武咲、先に両手をつく。宇良、仕切り線かなり後方で右手をつき、左手をサッとついて立つ。阿武咲、見ながら両手を出す。宇良、頭を下げ、左に回る。阿武咲、見ながら相手の肩を押す。宇良、右足を俵に掛けて頭を下げる。阿武咲、突き放し、少し引く。宇良、押しながら前に出る。阿武咲、土俵際、叩きながら左に回る。宇良、土俵際左足一本で堪える。阿武咲、俵伝いに左へ回るが、このとき右足が俵の外に出る。しかし、阿武咲気づかず、そのまま左から突く。宇良、俵の外に飛び出る。その後、阿武咲、土俵内に転がる。軍配は宇良。勝ち名乗りを受けた後、場内が勝負結果に驚いて騒然とする中、勝負審判が交代のために立ち上がるのを見て、宇良は「物言い」と勘違いし、受け取った懸賞束を返そうとする場面が見られた。
〔左足一本で残す宇良〕
20170712 04 311 宇良 押し出し 阿武咲 35 左足一本で残す宇良
〔阿武咲の足が出た場面〕
20170712 04 311 宇良 押し出し 阿武咲 40
〔その後、宇良が俵の外に飛び出し、阿武咲は土俵内〕
20170712 04 311 宇良 押し出し 阿武咲 45-1

(5) 石浦戦 ○押し出し 5.3秒
 阿武咲、先に手をつく。石浦、仕切り線かなり後方で右手をつき、左手をサッとついて立つ。阿武咲、右肘を固め、左腕を内に入れる。石浦、左肘を固め、頭から低く踏み込んで当たる。阿武咲、左を差そうとするがならず、突き放し、叩く。石浦、乗じて突き放しながら前に出る。阿武咲、右下手前廻しを探る。石浦、左上手を探る。阿武咲、腰を引いて上手を与えず。石浦、叩きながら引き、上体が起きる。阿武咲、乗じて一気に前に出る。石浦、土俵下へ吹っ飛ぶ。
20170713 05 310 阿武咲 押し出し 石浦 40

(6) 大栄翔戦 ○突き落し 2.1秒
 阿武咲、先に手をつく。大栄翔、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。阿武咲、右手を出して頭から踏み込む。大栄翔、右喉輪で相手を起こす。阿武咲、左から突いて相手の喉輪を外し、体を離す。大栄翔、前のめりになる。阿武咲、そこを左から突く。大栄翔、土俵に落ちる。
20170714 06 310 阿武咲 突き落とし 大栄翔 35

(7) 輝戦 ●上手投げ 3.3秒
 阿武咲、先に両手をつく。輝、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。輝、右手を出して頭から踏み込む。阿武咲、右手で相手の肩を押さえ、左前廻しを取る。輝、右喉輪で押し、左をのぞかせる。阿武咲、右で押っ付けながら前に出る。輝、左差し手を抜き、左上手を取って体を開きながら投げ捨てる。阿武咲、体が飛んで俵の外に両手をつく。
20170715 07 312 輝 上手投げ 阿武咲 37

(中) 碧山戦 ○押し出し 4.2秒
 阿武咲、先に手をつく。碧山、腰を下ろし、手をサッとついて立つ。阿武咲、その場で立つ。碧山、両手突きから突っ張る。阿武咲、左上手を取る。碧山、右で押し上げて廻しを切り、右を差す。阿武咲、右筈で押しながら一気に前に出る。碧山、土俵際、俵の上で右から突こうとする。阿武咲、押す。碧山、土俵下に落ちる。
20170716 08 310 阿武咲 押し出し 碧山 40

(9) 隠岐の海戦 ○寄り切り 2.6秒
 阿武咲、先に手をつく。隠岐の海、仕切り線後方で両手をサッとつき、右肘でかち上げに行く。阿武咲、右肘を固めて頭から当たり、左前廻しを取る。隠岐の海、右で相手の左腕を抱える。阿武咲、両差しで一気に前に出る。隠岐の海、上体が起きて俵を割る。
20170717 09 309 阿武咲 寄り切り 隠岐の海 40

(10) 徳勝龍戦 ○寄り切り 2.9秒
 阿武咲、先に両手をつく。徳勝龍、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。阿武咲、右肘を固めて低く当たる。徳勝龍、左肘を固めて当たり、右で相手の左腕を引っ張り込む。阿武咲、深い左下手を取り、右で押っ付けながら一気に前に出る。徳勝龍、仰け反って俵を割る。
20170718 10 310 阿武咲 寄り切り 徳勝龍 40
〔勝ち越しインタビューを受ける阿武咲〕
20170718 10 310 阿武咲 寄り切り 徳勝龍 75 阿武咲勝ち越し 05

(11) 宝富士戦 ○引き落し 3.3秒
 阿武咲、先に手をつく。宝富士、腰を下ろし、仕切り線後方で両手をサッとつく。阿武咲、素早く立ち、左手を出し、右肘を固めて踏み込む。宝富士、左肘を固めて当たる。阿武咲、突き放しながら前に出る。宝富士、右足が俵に掛かる。阿武咲、左で顔を押し上げてから右に開く。宝富士、前のめりになって土俵に落ちる。
20170719 11 309 阿武咲 引き落とし 宝富士 40

(12) 千代大龍戦 ●叩き込み 3.3秒
 阿武咲、先に両手をつく。千代大龍、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。阿武咲、右肘を固めて踏み込む。千代大龍、左肘を固めて当たり、突き上げ、叩きながら大きく引く。阿武咲、前に飛び落ち、千代大龍、右足一本で残る。
20170720 12 310 千代大龍 叩き込み 阿武咲 40

(13) 松鳳山戦 ●押し出し 2.3秒
 阿武咲、先に両手をつく。松鳳山、腰を下ろし、両手をサッとついて素早く立ち、右から張って両差しになろうとする。阿武咲、上体が起き、右を巻き替えに行く。松鳳山、右喉輪で押し上げながら前に出る。阿武咲、土俵際で叩こうとするが、下に落ちる。
20170721 13 308 松鳳山 押し出し 阿武咲 40

(14) 嘉風戦 ○寄り切り 11.0秒
 阿武咲、先に両手をつく。嘉風、腰を下ろし、仕切り線後方で両手をサッとつく。阿武咲、素早く立ち、右手を出して相手の肩を押さえる。両者、頭で当たり合う。阿武咲、両手で押し上げる。嘉風、左から突いて体を離す。阿武咲、向き直る。嘉風、右から張る。阿武咲、突き放す。嘉風、左から張り、左を差して右上手に手を掛ける。阿武咲、腰を引いて相手の上手を切り、右で押っ付けながら左差し手を返す。嘉風、左下手を取る。阿武咲、右から絞って相手の下手を切り、右上手に手を掛ける。嘉風、左下手を取り直し、腰を引いて上手を与えず。阿武咲、左下手を取る。嘉風、右上手を探る。阿武咲、腰を引いて上手を与えず、相手の下手を切り、下手を持った左腕を返して前に出る。嘉風、左下手を取り直す。阿武咲、右押っ付けで前に出ながら右上手も取る。嘉風、上体が起きて俵を割る。
20170722 14 315 阿武咲 寄り切り 嘉風 40

(楽) 御嶽海戦 ●押し出し 3.0秒
 阿武咲、先に手をつく。御嶽海、腰を下ろし、両手をサッとつく。阿武咲、素早く立ち、右手で相手の肩を押さえ、右喉輪で起こす。御嶽海、右喉輪で押し上げ、突き放しながら前に出る。阿武咲、上体が起き、土俵下に飛び落ちる。
20170723 15 316 御嶽海 押し出し 阿武咲 40

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逸ノ城 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-いちのじょう

前頭9枚目だった先場所は、8勝7敗の成績だった。→先場所の取組内容
前頭6枚目で迎えた今場所、初日は栃煌山に押し出されてくる黒星発信。
二日目、貴ノ岩を小手投げで倒して初日を出す。
三日目、初対戦の阿武咲に寄り切られて2敗目。
四日目、輝を寄り切り、五日目、遠藤の休場による不戦勝で、3勝2敗と白星先行に。
六日目、千代翔馬に上手投げで敗れる。大相撲中継では手形柄の浴衣を披露。(→浴衣姿の逸ノ城
そこから黒星が連なり、七日目は勝ちっ放しの碧山に、八日目は小兵の石浦に敗れて3連敗。3勝5敗と黒星先行に。
十日目、栃ノ心との取り組みは2分を超える相撲の末、上手出し投げで敗れて6敗目。
十一日目、勢との取り組みも長くなり、1分10秒近い相撲の末、寄り切りで勝って5勝目。
十二日目、宇良を寄り倒して連勝、6勝6敗と星を五分に。
7勝7敗で迎えた千秋楽、佐田の海に寄り切られ、7勝8敗の成績で終える。
負け越しは2場所ぶり。
栃ノ心戦の123.5秒は、今場所の最長取組時間。



(初) 栃煌山戦 ●押し出し 7.5秒
 逸ノ城、先に両手をつく。栃煌山、じりっと足をすり、仕切り線後方で両手をサッとついて素早く立ち、右手を出して低く踏み込む。逸ノ城、胸で当たる。栃煌山、両差しになろうとする。逸ノ城、外から極めようとするが止め、右で少し叩きながら引く。栃煌山、乗じて両差しで前に出る。逸ノ城、土俵際。栃煌山、左差し手を返して振り、右下手を取る。逸ノ城、右を巻き替えようとする。栃煌山、巻き替えを許さず、右下手を持ち、再び左を差そうしながら前に出る。逸ノ城、左で頭を押さえながら引く。栃煌山、乗じて押す。逸ノ城、土俵下に飛び落ちる。
20170709 01 311 栃煌山 寄り切り 逸ノ城 40

(2) 貴ノ岩戦 ○小手投げ 5.7秒
 逸ノ城、先に両手をつく。貴ノ岩、両手を動かし、右肘を固める。逸ノ城、左から張り、右を差そうとする。貴ノ岩、左へ踏み出し、左上手を取り、そのまま左へ一回転半し、左肘を絞りながら上手出し投げを打つ。逸ノ城、右差し手を抜き、右小手で投げ捨てる。貴ノ岩、土俵にバッタリ落ちる。
〔上手出し投げを打つ貴ノ岩〕
20170710 02 310 逸ノ城 小手投げ 貴ノ岩 30
〔小手投げを打つ逸ノ城〕
20170710 02 310 逸ノ城 小手投げ 貴ノ岩 35
〔土俵に落ちる貴ノ岩〕
20170710 02 310 逸ノ城 小手投げ 貴ノ岩 40

(3) 阿武咲戦 ●寄り切り 3.5秒
 阿武咲、先に両手をつく。逸ノ城、仕切り線後方で両手をサッとつく。阿武咲、素早く立ち、右手で相手の肩を押さえる。逸ノ城、右を差す。阿武咲、突き放しながら前に出、左を差して右筈で押す。逸ノ城、上体が起きて俵を割る。
20170711 03 310 阿武咲 寄り切り 逸ノ城 40

(4) 輝戦 ○寄り切り 5.3秒
 逸ノ城、先に両手をつく。輝、腰を下ろし、両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。逸ノ城、左から張って右を差し、左上手を取って右差し手を返す。輝、右下手を取り、左上手に手を伸ばす。逸ノ城、左に回って相手に上手を与えず、左上手を持って前に出る。輝、左をねじ込んで両差しになるが、俵に詰まる。逸ノ城、腹をぶつけるように寄る。輝、俵を割る。
20170712 04 312 逸ノ城 寄り切り 輝 38

(5) 遠藤戦 □ 不戦勝 
 遠藤、「左足関節靭帯損傷」のため、休場。
20170713 05 313 逸ノ城 不戦勝 遠藤

(6) 千代翔馬戦 ●上手投げ 24.9秒
 逸ノ城、先に両手をつく。千代翔馬、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。千代翔馬、右手を出して頭から踏み込む。逸ノ城、右肘を固めて当たる。千代翔馬、突っ張り、叩きながら左へ回る。逸ノ城、向き直る。千代翔馬、突っ張る。逸ノ城、下からあてがって下がらず。千代翔馬、頭をつけて左で押っ付ける。逸ノ城、右差し手を抜いて右で相手の左腕を引っ張り込もうとする。千代翔馬、下がり、土俵際、右に回りながら右上手に手を伸ばすが取れず、相手の左腕を抱えて小手投げで振り、体を入れ替える。逸ノ城、取られた腕を抜いて向き直り、土俵際突き放す。両者、一瞬見合う。千代翔馬、右から強烈に張り、突っ張り、左上手を取って左に回りながら右で頭を押さえる。逸ノ城、右下手を取って堪え、向き直る。千代翔馬、左を巻き替えて差す。逸ノ城、右が上手になり、左下手も取る。千代翔馬、左下手を取り、右で相手の脇腹を叩いてから右を巻き替えようとする。逸ノ城、許さず前に出る。千代翔馬、右上手を取り、土俵際体を開いて上手投げに行く。逸ノ城、左差し手を返して堪える。千代翔馬、下がりながら左で頭を押さえて右上手投げ。逸ノ城、土俵に右手をつく。
〔千代翔馬の投げを堪える逸ノ城〕
20170714 06 311 千代翔馬 上手投げ 逸ノ城 30 千代翔馬の投げを堪える逸ノ城
〔千代翔馬の上手投げ〕
20170714 06 311 千代翔馬 上手投げ 逸ノ城 40

(7) 碧山戦 ●押し出し 6.1秒
 逸ノ城、仕切り線後方で先に両手をつく。碧山、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。逸ノ城、左から張り、右肘を固める。碧山、頭から踏み込んで当たり、突っ張る。逸ノ城、左で相手に右腕を抱え、右を差し込む。碧山、左上手を探るが取れず、右差しで前に出る。逸ノ城、左上手を取るが俵に詰まる。碧山、腰を下ろして上手を切る。逸ノ城、右から掬う。碧山、左腕を内に回し、土俵際の相手を押す。逸ノ城、土俵下に倒れ込む。
20170715 07 309 碧山 押し出し 逸ノ城 40
20170715 07 309 碧山 押し出し 逸ノ城 43

(中) 石浦戦 ●上手出投 13.5秒
 逸ノ城、先に両手をつく。石浦、仕切り線後方で右手をつき、左手をサッとついて素早く立ち、右手を出してやや左へ踏み出す。逸ノ城、右肘を固めて踏み込み、右を差す。石浦、左で押っ付け、体を開いて左で突く。逸ノ城、向き直る。石浦、両差しになって左に回り、深い左下手を取って右前廻しを取る。逸ノ城、右で差し手を抱え、左に腰を向けて相手の廻しを切る。石浦、再び左を差し込んで下手を取る。逸ノ城、肩越しの右上手を取る。石浦、すぐに腰を引いて上手を切る。逸ノ城、右を差す。石浦、頭をつけて左から絞る。逸ノ城、右を差し込もうとしながら前に出る。石浦、左上手を取り、土俵際左に回りながら右で頭を押さえて上手出し投げ。逸ノ城、俵の外に出る。
20170716 08 309 石浦 上手出し投げ 逸ノ城 40

(9) 大栄翔戦 ○寄り切り 8.6秒
 大栄翔、仕切り線後方で先に両手をつく。逸ノ城、仕切り線後方でサッと手をつく。大栄翔、素早く立って両手突きに行く。逸ノ城、右肘を固めて当たる。大栄翔、突き放す。逸ノ城、下から撥ね上げる。大栄翔、突っ張り続ける。逸ノ城、機を見て右を差す。大栄翔、引いて体を離す。逸ノ城、乗じて前に出、土俵際の相手から右上手を取って寄り切る。
20170717 09 310 逸ノ城 寄り切り 大栄翔 40

(10) 栃ノ心戦 ●上手出投 123.5秒
 逸ノ城、先に両手をつく。栃ノ心、仕切り線後方で両手をサッとつく。逸ノ城、右肘を固める。栃ノ心、右肘を固めて踏み込み、右を差す。逸ノ城、左上手を取る。栃ノ心、右下手を取る。逸ノ城、左上手を引きつけながら右下手も取り、前に出る。栃ノ心、左足が俵に掛かるが堪え、右に回って中に戻る。逸ノ城、両廻しを引きつけて前に出る。栃ノ心、腰を捻って相手の下手を切り、左上手を取る。逸ノ城、右差し手を返して相手の上手を切ろうとするが切れず、右下手を取り直す。両者、右四つがっぷりで止まる(約6秒間)。逸ノ城、両廻しを引きつける。栃ノ心、引きつけ返し、右肘を張りながら腰を振って相手の上手を切ろうとする。逸ノ城、上手を離さず。両者、右四つがっぷりで止まる(約12秒間)。逸ノ城、両廻しを引きつけて前に出る。栃ノ心、堪えて左に回って中に戻り、右下手を引きつけて相手の上手を切ろうとする。逸ノ城、離さず。両者、右四つがっぷりで少し止まる(約3秒間)。栃ノ心、左上手で振る。両者、止まる(約10秒間)。栃ノ心、両廻しを引きつけて前に出る。逸ノ城、俵に両足を掛けて必死に堪え、中に戻る。両者、止まる(約12秒間)。栃ノ心、両廻しを引きつける。逸ノ城、堪える。栃ノ心、上手を少し浅く持ち替え、左足を飛ばして相手の右足を蹴る。両者、止まる(約8秒)。逸ノ城、両廻しを引きつける。栃ノ心、廻しを引きつけ返し、右下手を離して左上手投げで振る。逸ノ城、堪える。栃ノ心、右下手を取り直す。両者、右四つがっぷりで止まる(約10秒間)。逸ノ城、両廻しを引きつけて前に出る。栃ノ心、右に回って体を入れ替え、相手を土俵際にし、右肘を張って下がりながら相手の上手を切り、左に開いて右で頭を押さえながら上手出し投げ。逸ノ城、土俵に転がる。
〔がっぷり四つの逸ノ城と栃ノ心〕
20170718 10 312 栃ノ心 上手出し投げ 逸ノ城 20
〔栃ノ心の上手出し投げ〕
20170718 10 312 栃ノ心 上手出し投げ 逸ノ城 40

(11) 勢戦 ○寄り切り 68.3秒
 逸ノ城、先に両手をつく。勢、仕切り線後方で両手をサッとついて素早く立つ。逸ノ城、右肘を固めて頭を下げる。勢、右肩から踏み込んで右を差す。逸ノ城、左上手に手を伸ばすが取れず。勢、左上手を取れず。逸ノ城、左上手を取る。勢、右下手を取り、左上手に何度も手を伸ばすが取れず。逸ノ城、右差し手を返して前に出る。勢、左足を俵に掛けて堪え、右下手を持って中に戻り、左を差そうとする。逸ノ城、左上手を持ち、右肘を固めて相手に差させず。両者、しばらく止まる(約48秒間)。逸ノ城、左上手を引きつける。勢、前に出ようとする。逸ノ城、右で首を巻き、左上手で振りながら右を差す。勢、右下手投げに行こうとして下がる。逸ノ城、乗じて一気に前に出る。勢、土俵下に落ちる。
20170719 11 312 逸ノ城 寄り切り 勢 40

(12) 宇良戦 ○寄り倒し 11.8秒
 宇良、仕切り線後方で先に両手をつく。逸ノ城、両手をサッとつく。宇良、素早く立ち、体を伸ばしながら両手を伸ばし、左へ回る。逸ノ城、左上手に手を伸ばすが取れず、前に出る。宇良、押しながら一気に前に出る。逸ノ城、土俵際、右小手投げに行く。宇良、堪えて押し上げる。逸ノ城、右足を俵に掛けて堪え、突き放して前に出る。宇良、俵に詰まり、両差しになろうとする。逸ノ城、右を差し、肩越しの左上手を取る。宇良、右下手を取る。逸ノ城、左上手を引きつけ、右差し手を返す。宇良、痛めている右膝から土俵に落ちる。
20170720 12 311 逸ノ城 寄り倒し 宇良 40

(13) 徳勝龍戦 ●寄り切り 21.4秒
 逸ノ城、先に両手をつく。徳勝龍、腰を下ろし、両手をサッとついて素早く立つ。逸ノ城、左から張って右を差す。徳勝龍、左を巻き替えようとするがならず。逸ノ城、右差し手を返して左上手を取り、右下手を探る。徳勝龍、機を見て左を巻き替える。逸ノ城、乗じて前に出、左を巻き替えて左下手を取る。徳勝龍、左差し手を大きく返し、土俵際堪えて中に戻る。逸ノ城、左下手を持って上体が起きた体勢になり、機を見て肩越しの右上手に手を伸ばす。徳勝龍、その機に右上手を引きつけて一気に前に出る。逸ノ城、力なく俵を割る。
20170721 13 309 徳勝龍 寄り切り 逸ノ城 40

(14) 荒鷲戦 ○寄り切り 3.0秒
 逸ノ城、先に両手をつく。荒鷲、両手をサッとついて素早く立ち、右肘を固めて踏み込む。逸ノ城、右肘を固めて当たる。荒鷲、左上手前廻しに手を掛けるが取れず。逸ノ城、左上手を取り、右差し手を返して前に出る。荒鷲、右下手を取り、投げに行こうと半身になる。逸ノ城、左膝を相手の右足にあてながら寄り切る。
20170722 14 308 逸ノ城 寄り切り 荒鷲 37

(楽) 佐田の海戦 ●寄り切り 6.2秒
 佐田の海、先に手をつく。逸ノ城、腰を下ろし、両手をサッとつく。佐田の海、素早く立って左肘を固める。逸ノ城、右肘を固めて当たり、右を差そうとする。佐田の海、右差し手を返して左で差し手争い、左で絞りながら上手前廻しを取る。逸ノ城、窮屈な右下手を取る。佐田の海、左上手を引きつけて一気に前に出る。逸ノ城、俵の外に出る。その後、両者、土俵下に落ちる。
20170723 15 307 佐田の海 寄り切り 逸ノ城 40

《2017年名古屋場所取組内容・目次へ》

栃煌山 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-とちおうざん

前頭4枚目だった先場所は、6勝9敗の成績だった。→先場所の取組内容
前頭5枚目で迎えた今場所、初日は逸ノ城を押し出して白星発進。
二日目、初対戦の阿武咲に引き落とされて初黒星。
三日目、貴ノ岩を押し出してから白星が連なり、遠藤、千代翔馬、輝に勝って4連勝。5勝1敗と白星先行。
七日目石浦、八日目大栄翔に投げられて連敗。
九日目、徳勝龍を送り出してから白星が連なり、勢、千代大龍と3連勝し、十一日目に勝ち越し決定。(→表情豊かな勝ち越しインタビュー
十二日目、新大関高安を送り出して4連勝。
そのまま白星を連ね、宝富士、新関脇御嶽海、関脇玉鷲を破り、千秋楽まで7連勝。12勝3敗の成績で終える。
場所中、「今場所は久しぶりに腰が入るというか、体に芯が1本通っている感じがする。この感覚は3年ぶりくらいかな」とコメントする。(→出典:サンケイスポーツ記事 記事が表示されない場合は→こちら
勝ち越し、二桁勝利とも2場所ぶり。12勝を上げたのは、2012年5月場所以来、約5年ぶり。



(初) 逸ノ城戦 ○押し出し 7.5秒
 逸ノ城、先に両手をつく。栃煌山、じりっと足をすり、仕切り線後方で両手をサッとついて素早く立ち、右手を出して低く踏み込む。逸ノ城、胸で当たる。栃煌山、両差しになろうとする。逸ノ城、外から極めようとするが止め、右で少し叩きながら引く。栃煌山、乗じて両差しで前に出る。逸ノ城、土俵際。栃煌山、左差し手を返して振り、右下手を取る。逸ノ城、右を巻き替えようとする。栃煌山、巻き替えを許さず、右下手を持ち、再び左を差そうしながら前に出る。逸ノ城、左で頭を押さえながら引く。栃煌山、乗じて押す。逸ノ城、土俵下に飛び落ちる。
20170709 01 311 栃煌山 寄り切り 逸ノ城 40

(2) 阿武咲戦 ●引き落し 4.3秒
 阿武咲、先に両手をつく。栃煌山、腰を下ろし、足をじりっとすり、仕切り線後方で両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。阿武咲、右手を出して相手の肩を押さえる。栃煌山、両差しを狙う。阿武咲、押し上げ、引く。栃煌山、乗じて押しながら前に出る。阿武咲、土俵際、押し上げてから左に開く。栃煌山、土俵に両手をつく。
20170710 02 311 阿武咲 引き落とし 栃煌山 42

(3) 貴ノ岩戦 ○押し出し 17.1秒
 栃煌山、足をすり、左手をつく。貴ノ岩、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。栃煌山、左肘を固めて踏み込む。貴ノ岩、右肘を固めて当たり、すぐに左上手廻しを取り、右を差そうとする。栃煌山、右を差し、左で差し手争い。貴ノ岩、右上手前廻しも取って絞る。栃煌山、左をねじ込もうとする。貴ノ岩、右を巻き替える。栃煌山、すぐに巻き替え返す。貴ノ岩、再び右を巻き替えて差す。栃煌山、右下手を取り、左上手に手を伸ばすが取れず、左押っ付けからまた左で差し手争い。貴ノ岩、左上手を持ち、右上手前廻しを取る。栃煌山、左をねじ込み、腰を引いて相手の廻しを切る。貴ノ岩、左手で相手の右下手を切る。栃煌山、押しながら前に出る。貴ノ岩、上体が起きて俵を割る。
20170711 03 311 栃煌山 押し出し 貴ノ岩 40

(4) 遠藤戦 ○押し出し 2.5秒
 遠藤、先に手をつく。栃煌山、仕切り線後方で両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。遠藤、低く踏み込む。栃煌山、両肘を固めて踏み込み、両差しを狙う。遠藤、少し引いて体を離すが、そのまま力なく俵を割る。
20170712 04 313 栃煌山 押し出し 遠藤 40

(5) 千代翔馬戦 ○寄り切り 5.0秒
 千代翔馬、先に右手をつく。栃煌山、仕切り線後方で両手をサッとついて突っ掛ける。2度目、千代翔馬、相手が手をつく前に突っ掛ける。3度目、千代翔馬、両手をサッとついて素早く立つ。栃煌山、仕切り線後方で両手をサッと動かし、その場で立つ。千代翔馬、両手を出して当たる。栃煌山、右喉輪で突き放す。千代翔馬、右から張り、右上手を取る。栃煌山、両差しになって前に出る。千代翔馬、上手が切れ、左で首を巻きながら左へ回る。栃煌山、乗じて右で後ろ廻しを取って前に出、腰を下ろして寄る。千代翔馬、土俵下に落ちる。
20170713 05 311 栃煌山 寄り切り 千代翔馬 40

(6) 輝戦 ○叩き込み 13.2秒
 栃煌山、仕切り線後方で両手をサッとつく。輝、両手をサッとつき、右手を出して頭から踏み込む。栃煌山、両差しになろうとする。輝、左押っ付けで押し上げ、突き放す。栃煌山、上体が起きる。輝、頭から当たり、押しながら前に出る。栃煌山、右足を俵に掛けて堪え、左を差して右をねじ込み、両差しになって前に出る。輝、上体が起きて俵に詰まり、右で頭を押さえながら土俵際を左へ回る。栃煌山、どんどん前に出る。輝、土俵際を更に回り込み、頭をつけようと体勢を低くする。栃煌山、そこを叩く。輝、前にバッタリ落ちる。
20170714 06 312 栃煌山 叩き込み 輝 42

(7) 石浦戦 ●下手投げ 3.3秒
 石浦、仕切り線後方で先に両手をつく。栃煌山、両足をじりっとすり、仕切り線後方で両手をサッとつき、右から張る。石浦、頭を下げて張り手をかわしながら中に入り、左で後ろ廻し、右で前廻しを取り、一気に前に出る。栃煌山、肩越しの右上手を取るが俵に詰まる。石浦、右で相手の右膝を押さえながら、土俵内へ左下手投げ。栃煌山、土俵に転がる。石浦、その上に乗るように転がる。
20170715 07 310 石浦 下手投げ 栃煌山 40

(中) 大栄翔戦 ●小手投げ 7.6秒
 大栄翔、先に両手をつく。栃煌山、腰を下ろし、仕切り線後方で両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。大栄翔、右手を出して頭から踏み込む。栃煌山、突き放して相手を起こす。大栄翔、突き放しながら前に出、右から突いていなす。栃煌山、向き直る。大栄翔、左喉輪で押し上げる。栃煌山、両差しになって前に出る。大栄翔、土俵際、左で頭を押さえながら右から小手投げ。栃煌山、土俵に裏返り、大栄翔、その上に転がる。
20170716 08 311 大栄翔 小手投げ 栃煌山 40

(9) 徳勝龍戦 ○送り出し 5.5秒
 栃煌山、仕切り線後方でサッと両手をつく。徳勝龍、すぐに手をサッとつく。栃煌山、左肘を固めて踏み込もうとする。徳勝龍、左から張り気味に手を振る。栃煌山、両差しになって前に出る。徳勝龍、左で首を巻き、左半身で俵に詰まる。栃煌山、相手を後ろから抱えて外に出す。
20170717 09 311 栃煌山 送り出し 徳勝龍 40

(10) 勢戦 ○押し出し 6.0秒
 勢、先に右手をつく。栃煌山、両足をじりっとすり、仕切り線後方で両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。栃煌山、右手を出し、左肘を固めて踏み込む。勢、右肘を固めて当たる。栃煌山、右を差し、左で差し手争い。勢、右を差せず、体を離して叩く。栃煌山、前のめりになりながらも押す。勢、俵の外に出る。その後、栃煌山、土俵に落ちる。
20170718 10 311 栃煌山 押し出し 勢 40

(11) 千代大龍戦 ○引き落し 7.6秒
 栃煌山、両足をじりっとすり、仕切り線後方で両手をサッとつく。千代大龍、すぐに手をサッとついて立つ。栃煌山、左肘を固めて頭から踏み込む。千代大龍、左肘を固めて右手を出して当たり、右喉輪で突き放す。栃煌山、下がらず、押しながら前に出る。千代大龍、俵に詰まり、両手で顔を押し上げる。栃煌山、押し返してから左に開く。千代大龍、前のめりになって土俵に両手をつく。
20170719 11 310 栃煌山 引き落とし 千代大龍 40
〔勝ち越しインタビューを受ける栃煌山〕
20170719 11 310 栃煌山 引き落とし 千代大龍 75 栃煌山勝ち越し 15 カメラ目線

(12) 高安戦 ○送り出し 22.8秒
 高安、先に右手をつく。栃煌山、足をジリッとすり、手をサッとついて立ち、左肘を固めて踏み込む。高安、胸から当たってかち上げ、突き放す。栃煌山、少し下がるが、張り手を交えて突き放しながら前に出る。高安、右から張る。栃煌山、押し上げ、右から張り、突き放し、更に右から張って両差しを狙う。高安、右から張る。栃煌山、右から張る。高安、両差しを狙う。栃煌山、左で押っ付け、右喉輪で突き放す。高安、胸で当たり、叩きながら左に回る。栃煌山、向き直って右から張り、前に出る。高安、左に開く。栃煌山、向き直る。高安、両手で突き放す。栃煌山、右喉輪、左筈で押しながら前に出る。高安、左足が俵に掛かる。栃煌山、叩きながら引く。高安、堪える。栃煌山、両差しになり、右で後ろ廻しを取る。高安、左で差し手を抱え、左上手に手を伸ばすが取れず。栃煌山、右下手を持って前に出、後ろについて送り出す。高安、土俵下に飛び落ちる。
〔栃煌山の張り手〕
20170720 12 317 栃煌山 送り出し 高安 15 栃煌山の張り手
〔栃煌山の送り出し〕
20170720 12 317 栃煌山 送り出し 高安 40

(13) 宝富士戦 ○押し出し 7.4秒
 宝富士、先に両手をつく。栃煌山、腰を下ろし、両足をジリッとすり、仕切り線後方で両手をサッとついて立ち、右肘を固めて頭から踏み込む。宝富士、左肘を固めて当たり、左を差そうとする。栃煌山、右で押っ付け、左筈で押し上げながら前に出る。宝富士、左を差し直そうとする。栃煌山、右を巻き替え、両差しになろうとしながら前に出る。宝富士、土俵際を左へ回りながら体を離す。栃煌山、押す。宝富士、土俵下に落ちる。
20170721 13 310 栃煌山 押し出し 宝富士 40

(14) 御嶽海戦 ○寄り切り 17.6秒
 御嶽海、先に両手をつく。栃煌山、両足をじりっとすり、仕切り線後方でサッと手をつく。両者、ほぼ同時に立つ。御嶽海、両肘を固めて頭から踏み込む。栃煌山、右肘を固めて当たる。御嶽海、左を差し込む。栃煌山、右上手に手を掛ける。御嶽海、左差し手を返して相手の上手を切る。栃煌山、差し手を抱えながら前に出る。御嶽海、差し手を返しながら堪え、中に戻ろうとする。栃煌山、右喉輪で押し上げ、右から張って両差しになる。御嶽海、引いて左下手を狙う。栃煌山、乗じて左差しで一気に前に出る。御嶽海、土俵際、右上手に手を伸ばすが取れず。栃煌山、右上手を取って左差し手を返し、前に出る。御嶽海、土俵際右上手に手を掛ける。栃煌山、腰を下ろして上手を与えず、左差し手を返しながら寄る。御嶽海、上体が起きて俵を割る。
20170722 14 318 栃煌山 寄り切り 御嶽海 37

(楽) 玉鷲戦 ○押し出し 4.5秒
 玉鷲、先に左手をつく。栃煌山、腰を下ろす。玉鷲、突っ掛ける。2度目、玉鷲、先に左手をつく。栃煌山、腰を下ろし、仕切り線後方で両手をサッとついて立つ。玉鷲、両手を出す。栃煌山、右手を出し、左肘を固めて当たる。玉鷲、両手突きから突き放そうとする。栃煌山、下がらず、押しながら前に出る。玉鷲、両足を俵に掛けて仰け反る。栃煌山、一瞬左下手を取る。玉鷲、俵の上で左から突きながら左へ回ろうとする。栃煌山、逃さず押す。玉鷲、俵の外に出る。
20170723 15 317 栃煌山 押し出し 玉鷲 40

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千代翔馬 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-ちよしょうま

自己最高位の前頭2枚目だった先場所は、5勝10敗の成績だった。→先場所の取組内容
前頭5枚目で迎えた今場所、初日は輝を叩き込んで白星発進。
二日目宇良、三日目遠藤に連敗。
四日目、立ち合いの変化から叩き込んで2勝目。
六日目、大きな逸ノ城を上手投げで倒し、3勝3敗と星を五分に。この日の大相撲中継で、赤い浴衣姿を披露。(→千代翔馬の浴衣姿
七日目大栄翔に叩き込まれ、八日目は上位に休場者が多く出たために大関戦が組まれ、新大関高安に寄り倒されて連敗。
九日目、大関豪栄道を土俵際で首投げ。「物言い」がついたが、「軍配通り」勝つ。
十日目、前日通算勝利数が亡き先代九重親方の千代の富士に並んだ横綱白鵬と対戦。寄り切られて6敗目。白鵬は、千代の富士の弟子を倒し、通算勝利数を歴代単独2位とする。
十一日目は横綱日馬富士、十二日目は勢に押し出されて3連敗。負け越しが決まる。
十三日目、石浦を叩き込んで5勝目。
十四日目隠岐の海、千秋楽蒼国来と連敗し、5勝10敗で今場所を終える。
負け越し、二桁負けとも2場所連続。
今場所の待った回数は5回と、嘉風、石浦と並んで最多。また、蒼国来戦の0.6秒は、今場所の最短取組時間。
場所後、新潟県新発田市の諏訪神社で、横綱白鵬の土俵入りで太刀持ちを務める。(→諏訪神社白鵬奉納土俵入り



(初) 輝戦 ○叩き込み 8.1秒
 輝、両手をつく。千代翔馬、すぐに両手をサッとつき、両者、立つ。千代翔馬、頭から低く踏み込み、右上手に手を伸ばす。輝、突っ張って廻しを与えず。千代翔馬、右押っ付けで突き、右に回る。輝、向き直り、押しながら前に出る。千代翔馬、土俵際を右へ右へ回る。輝、ついて行く。千代翔馬、土俵を半周して叩く。輝、最後は足がついて行かず、土俵に転がる。両者、土俵下に落ちる。
20170709 01 312 千代翔馬 叩き込み 輝 40

(2) 宇良戦 ●押し出し 5.3秒
 宇良、仕切り線後方で先に手をつく。千代翔馬、両手をサッとついて素早くその場で立ち、見ながら左手を出す。宇良、頭を下げる。千代翔馬、左で相手の肩を押さえ、肩に向かって突っ張り、少し叩く。宇良、乗じて押しながらどんどん前に出る。千代翔馬、土俵下に落ちる。勝負後、宇良、左目を痛そうにする。
20170710 02 312 宇良 寄り切り 千代翔馬 40

(3) 遠藤戦 ●突き落し 1.6秒
 遠藤、仕切り線後方で先に手をつく。千代翔馬、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。千代翔馬、右肘を固めて頭から踏み込む。遠藤、低く当たり、すぐに右から突きながら左で頭を押さえつける。千代翔馬、前のめりになり、土俵に右手をつく。
20170711 03 313 遠藤 突き落とし 千代翔馬 40

(4) 貴ノ岩戦 ○叩き込み 1.4秒
 貴ノ岩、右手をつく。千代翔馬、すぐに右手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。貴ノ岩、右肩から当たろうとする。千代翔馬、その場で伸び上がり、叩きながら右に変わる。貴ノ岩、向き直りながら相手の足を抱えて堪えようとする。千代翔馬、相手の手を外して更に叩く。貴ノ岩、土俵に両手をつく。
〔足を抱える貴ノ岩〕
20170712 04 310 千代翔馬 叩き込み 貴ノ岩 30 足を抱える貴ノ岩
〔千代翔馬の叩き込み〕
20170712 04 310 千代翔馬 叩き込み 貴ノ岩 40

(5) 栃煌山戦 ●寄り切り 5.0秒
 千代翔馬、先に右手をつく。栃煌山、仕切り線後方で両手をサッとついて突っ掛ける。2度目、千代翔馬、相手が手をつく前に突っ掛ける。3度目、千代翔馬、両手をサッとついて素早く立つ。栃煌山、仕切り線後方で両手をサッと動かし、その場で立つ。千代翔馬、両手を出して当たる。栃煌山、右喉輪で突き放す。千代翔馬、右から張り、右上手を取る。栃煌山、両差しになって前に出る。千代翔馬、上手が切れ、左で首を巻きながら左へ回る。栃煌山、乗じて右で後ろ廻しを取って前に出、腰を下ろして寄る。千代翔馬、土俵下に落ちる。
20170713 05 311 栃煌山 寄り切り 千代翔馬 40

(6) 逸ノ城戦 ○上手投げ 24.9秒
 逸ノ城、先に両手をつく。千代翔馬、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。千代翔馬、右手を出して頭から踏み込む。逸ノ城、右肘を固めて当たる。千代翔馬、突っ張り、叩きながら左へ回る。逸ノ城、向き直る。千代翔馬、突っ張る。逸ノ城、下からあてがって下がらず。千代翔馬、頭をつけて左で押っ付ける。逸ノ城、右差し手を抜いて右で相手の左腕を引っ張り込もうとする。千代翔馬、下がり、土俵際、右に回りながら右上手に手を伸ばすが取れず、相手の左腕を抱えて小手投げで振り、体を入れ替える。逸ノ城、取られた腕を抜いて向き直り、土俵際突き放す。両者、一瞬見合う。千代翔馬、右から強烈に張り、突っ張り、左上手を取って左に回りながら右で頭を押さえる。逸ノ城、右下手を取って堪え、向き直る。千代翔馬、左を巻き替えて差す。逸ノ城、右が上手になり、左下手も取る。千代翔馬、左下手を取り、右で相手の脇腹を叩いてから右を巻き替えようとする。逸ノ城、許さず前に出る。千代翔馬、右上手を取り、土俵際体を開いて上手投げに行く。逸ノ城、左差し手を返して堪える。千代翔馬、下がりながら左で頭を押さえて右上手投げ。逸ノ城、土俵に右手をつく。
〔千代翔馬の上手投げを堪える逸ノ城〕
20170714 06 311 千代翔馬 上手投げ 逸ノ城 30 千代翔馬の投げを堪える逸ノ城
〔千代翔馬、下がりながらの上手投げで逸ノ城を落とす〕
20170714 06 311 千代翔馬 上手投げ 逸ノ城 40

(7) 大栄翔戦 ●叩き込み 3.8秒
 大栄翔、仕切り線後方で先に両手をつく。千代翔馬、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。大栄翔、右手を出す。千代翔馬、右手で肩を押さえながら頭から当たり、突き放す。大栄翔、突っ張り、叩いて右に開く。千代翔馬、向き直ろうとするが、前のめりになって土俵に手をつく。
20170715 07 311 大栄翔 叩き込み 千代翔馬 40

(中) 高安戦 ●寄り倒し 15.1秒
 高安、右手をつく。千代翔馬、左、右とサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。千代翔馬、頭から踏み込み、右上手を狙う。高安、右でかち上げて相手を起こす。千代翔馬、右上手は取れず、左下手を取る。高安、右で相手の左腕を極め気味に抱え、左下手を取り、右上手に手を伸ばす。千代翔馬、腰を捻って上手を与えず。両者、右上手に手を伸ばす。千代翔馬、右を巻き替えようとする。高安、乗じて一気に前に出る。千代翔馬、俵に詰まり、右から突き落とそうとするが、俵の外に倒れる。高安、その上に落ちる。
20170716 08 317 高安 寄り倒し 千代翔馬 40

(9) 豪栄道戦 ○首投げ 1.8秒
 豪栄道は右手を、千代翔馬は両手をサッとついて立つ。しかし、手つき不十分で式守勘太夫が両者を止める。2度目、千代翔馬、右手をつく。豪栄道、右手をサッとついて素早く立つ。千代翔馬、左手をサッとついてその場で伸び上がり、叩きながら右に変わる。豪栄道、動じず両差しで前に出る。千代翔馬、土俵際、左首投げ。豪栄道、土俵に倒れる。直後、千代翔馬、土俵下に落ちる。軍配、千代翔馬。「物言い」がついたが、豪栄道の膝が先についているとし、「軍配通り」千代翔馬の勝ちとなる。
20170717 09 317 千代翔馬 首投げ 豪栄道 40
〔説明する二所ノ関審判長〕
20170717 09 317 千代翔馬 首投げ 豪栄道 60 説明する二所ノ関審判長
〔殊勲インタビューを受ける千代翔馬〕
20170717 09 317 千代翔馬 首投げ 豪栄道 75 殊勲インタビュー

(10) 白鵬戦 ●寄り切り 24.6秒
 千代翔馬、右手をつく。白鵬、すぐに右手をつく。千代翔馬、左手をサッとついて突っ掛ける。2度目、千代翔馬、右手をつく。白鵬、右手をつく。千代翔馬、左手をつく。白鵬、左手をサッとついて立つ。千代翔馬、右手を出して頭から当たろうとする。白鵬、見ながら右を差す。千代翔馬、左上手前廻しを探るが取れず。白鵬、右差し手を返しながら左上手を取る。両者、少し止まる(約4秒間)。千代翔馬、左押っ付けで前に出ようとする。白鵬、堪える。千代翔馬、左押っ付けで上手を探るが取れず、左を巻き替えようとするがならず。白鵬、右下手も取る。千代翔馬、左押っ付けで上手を探るが取れず、腰を捻って廻しを切ろうとするが切れず。白鵬、両廻しを引きつけて少し前に出る。両者、止まる(約3秒間)。千代翔馬、左で相手の脇腹を叩き、左を巻き替える。白鵬、乗じて両上手を引きつけて前に出る。千代翔馬、俵の外に左足が滑り出る。
20170718 10 318 白鵬 寄り切り 千代翔馬 40

(11) 日馬富士戦 ●とったり 3.2秒
 両者、手をサッとつき、ほぼ同時に頭から踏み込む。日馬富士、低く当たる。千代翔馬、叩きながら左へ回る。日馬富士、落ちずについて行き、押し上げる。千代翔馬、右足を俵に掛けながら右を差す。日馬富士、相手の左腕を両手で抱えて体を開き、とったり。千代翔馬、土俵に転がる。
20170719 11 318 日馬富士 とったり 千代翔馬 35

(12) 勢戦 ●押し出し 2.1秒
 勢、先に右手をつく。千代翔馬、両手をサッとつく。勢、右肩から踏み込む。千代翔馬、右手を出してやや左へ踏み出し、左上手前廻しに手を掛けるが取れず。勢、押しながら前に出る。千代翔馬、上体が起きて俵を割る。
20170720 12 312 勢 押し出し 千代翔馬 40

(13) 石浦戦 ○叩き込み 2.0秒
 石浦、両手をつく。千代翔馬、すぐに両手をつく。石浦、素早く立つが、千代翔馬、立てず。2度目、石浦、先に手をつく。千代翔馬、すぐに両手をサッとついて素早く立ち、両手突き。石浦、頭を下げる。千代翔馬、突っ張ってから叩く。石浦、土俵に両手をつく。
20170721 13 311 千代翔馬 叩き込み 石浦 41

(14) 隠岐の海戦 ●上手投げ 35.0秒
 隠岐の海、仕切り線後方で右手をつく。千代翔馬、すぐに両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。千代翔馬、右手を出して踏み込む。隠岐の海、左を差して深い下手を取る。千代翔馬、右で相手の脇腹を叩いて巻き替えに行くと見せて深い右上手に手を伸ばして取り、上手を持って右に回り、右足外掛けに行く。隠岐の海、堪え、左を巻き替えようと見せてから右上手を取って両廻し。両者、左四つがっぷりで少し止まる(約4秒間)。隠岐の海、両廻しを引きつけて前に出ようとし、左差し手を返して相手の上手を切ろうとする。千代翔馬、堪える。一呼吸後、隠岐の海、右上手を引きつけて前に出ながら、左差し手を返して相手を切ろうとする。千代翔馬、堪えて中に戻る。両者、左四つがっぷりで止まる(約4秒間)。千代翔馬、左足を飛ばして相手の右足を蹴る。隠岐の海、堪え、右上手を引きつけて前に出る。千代翔馬、左足一本を俵に掛けて体を開き、左下手投げに行こうとする。隠岐の海、右上手投げ。千代翔馬、俵の外に裏返り、その後、隠岐の海、土俵に倒れる。
20170722 14 309 隠岐の海 上手投げ 千代翔馬 37

(楽) 蒼国来戦 ●叩き込み 0.6秒
 両者、なかなか手をつかず。蒼国来、左手をつく。千代翔馬、左、右と手をついて頭から踏み込む。蒼国来、その場で立ち、叩きながら左に開く。千代翔馬、土俵に手をつく。
20170723 15 308 蒼国来 叩き込み 千代翔馬 40
20170723 15 308 蒼国来 叩き込み 千代翔馬 50

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輝 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-かがやき

前頭9枚目だった先場所は、9勝6敗の成績だった。→先場所の取組内容
場所後、横綱稀勢の里が富岡八幡宮で横綱力士刻名式に出席した際、土俵入りで露払いを務めた。(→富岡八幡宮奉納土俵入り
名古屋市熱田神宮奉納土俵入りでは、稀勢の里の太刀持ちを務めた。(→熱田神宮奉納土俵入り
自己最高位の前頭4枚目で迎えた今場所、初日は千代翔馬に叩き込まれて黒星発進。
二日目、同じ石川県出身で今場所から同じ金色の締め込みをつけた遠藤と対戦。(→石川県黄金廻し対決) 寄り切られて連敗。
三日目、人気力士の宇良と対戦。押し倒して初日を出す。
そこから白星黒星と交互に積み重なり、七日目を終えて3勝5敗。
中日、初めての結びで横綱日馬富士と対戦。下手出し投げで敗れる。
九日目、二日連続の結びで横綱白鵬と対戦。叩き込まれて連敗。
十日目、過去2戦2敗の北勝富士戦。土俵際で突き落とされて3連敗。7敗目と後がなくなる。
十一日目、大栄翔を寄り切って4勝目。
十二日目、初対戦の大関豪栄道に突き落とされ、負け越しが決まる。
十三日目、優勝争いをしている碧山と対戦。物言いがつく微妙な相撲だったが、惜しくも敗れて9敗目。師匠の高田川親方は、悔しい負け方をした輝に「残念!!」と書かれたケーキを買ったそう。(→高田川部屋ブログ 記事が表示されない場合は→こちら
十四日目、千代丸に押し出されて3連敗。10敗と二桁負けに。
千秋楽は豪風を押し出して5勝目。5勝10敗で今場所を終える。
負け越しは2場所ぶり。二桁負けは、昨年1月場所以来9場所ぶり。



(初) 千代翔馬戦 ●叩き込み 8.1秒
 輝、両手をつく。千代翔馬、すぐに両手をサッとつき、両者、立つ。千代翔馬、頭から低く踏み込み、右上手に手を伸ばす。輝、突っ張って廻しを与えず。千代翔馬、右押っ付けで突き、右に回る。輝、向き直り、押しながら前に出る。千代翔馬、土俵際を右へ右へ回る。輝、ついて行く。千代翔馬、土俵を半周して叩く。輝、最後は足がついて行かず、土俵に転がる。両者、土俵下に落ちる。
20170709 01 312 千代翔馬 叩き込み 輝 40

(2) 遠藤戦 ●寄り切り 16.0秒
 輝、先に両手をつく。遠藤、仕切り線後方でサッと両手をつく。輝、素早く立ち、右手を出して頭から踏み込む。遠藤、低く当たる。輝、突き放しながら前に出る。遠藤、右足が俵に掛かるが、押し返して中に戻る。輝、突き放して前に出る。遠藤、土俵際、左下手前廻しに手を探るが取れず。輝、突っ張る。遠藤、右に回って中に戻る。両者、押し合い。遠藤、右から張って左を差す。輝、体を離すが俵に詰まる。遠藤、突っ張り、右を差して前に出る。輝、左で小手に巻き、俵伝いに左へ回りながら左で叩こうとするが、上体が起きて俵を割る。
〔ともに金色の締め込みの両者〕
20170710 02 313 輝-遠藤
〔遠藤の寄り切り〕
20170710 02 313 遠藤 寄り切り 輝 40

(3) 宇良戦 ○押し倒し 8.7秒
 宇良、仕切り線後方で先に両手をつく。輝、両手をサッとつく。宇良、素早く立ち、頭を下げて踏み込む。輝、その場で当たりを受け、突き放しながら前に出る。宇良、右足を俵に掛け、頭を下げて押す。輝、突き放す。宇良、叩きながら土俵際を左に回る。輝、前のめりになるが堪え、向き直る。宇良、土俵際、重心が後ろになるが堪え、しゃがむ。輝、そこを押す。宇良、俵の外に倒れて転がる。
20170711 03 312 輝 押し倒し 宇良 38

(4) 逸ノ城戦 ●寄り切り 5.3秒
 逸ノ城、先に両手をつく。輝、腰を下ろし、両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。逸ノ城、左から張って右を差し、左上手を取って右差し手を返す。輝、右下手を取り、左上手に手を伸ばす。逸ノ城、左に回って相手に上手を与えず、左上手を持って前に出る。輝、左をねじ込んで両差しになるが、俵に詰まる。逸ノ城、腹をぶつけるように寄る。輝、俵を割る。
20170712 04 312 逸ノ城 寄り切り 輝 38

(5) 貴ノ岩戦 ○押し出し 2.5秒
 輝、先に両手をつく。貴ノ岩、両手をサッとついて立ち、頭から踏み込む。輝、右手を出して頭から当たる。貴ノ岩、右肘を固めて当たる。輝、押しながら前に出る。貴ノ岩、土俵際堪えようとするが、右足が俵の外に滑り出る。
20170713 05 312 輝 押し出し 貴ノ岩 40

(6) 栃煌山戦 ●叩き込み 13.2秒
 栃煌山、仕切り線後方で両手をサッとつく。輝、両手をサッとつき、右手を出して頭から踏み込む。栃煌山、両差しになろうとする。輝、左押っ付けで押し上げ、突き放す。栃煌山、上体が起きる。輝、頭から当たり、押しながら前に出る。栃煌山、右足を俵に掛けて堪え、左を差して右をねじ込み、両差しになって前に出る。輝、上体が起きて俵に詰まり、右で頭を押さえながら土俵際を左へ回る。栃煌山、どんどん前に出る。輝、土俵際を更に回り込み、頭をつけようと体勢を低くする。栃煌山、そこを叩く。輝、前にバッタリ落ちる。
20170714 06 312 栃煌山 叩き込み 輝 42

(7) 阿武咲戦 ○上手投げ 3.3秒
 阿武咲、先に両手をつく。輝、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。輝、右手を出して頭から踏み込む。阿武咲、右手で相手の肩を押さえ、左前廻しを取る。輝、右喉輪で押し、左をのぞかせる。阿武咲、右で押っ付けながら前に出る。輝、左差し手を抜き、左上手を取って体を開きながら投げ捨てる。阿武咲、体が飛んで俵の外に両手をつく。
20170715 07 312 輝 上手投げ 阿武咲 37

(中) 日馬富士戦 ●下手出投 9.9秒
 輝、先に左手をつく。日馬富士、仕切り線後方で両手をサッとつく。輝、素早く立って右手を出す。日馬富士、頭から素早く踏み込んで当たり、左上手に手を伸ばす。輝、右喉輪で押し上げる。日馬富士、右で顔を押し上げ、左上手を探る。輝、突き放して前に出る。日馬富士、左から張って頭を下げる。輝、両手で突き放す。日馬富士、俵に詰まるが、頭から当たり、左上手前廻しを探る。輝、腰を引いて廻しを与えず。日馬富士、顔に向かって突っ張る。輝、両手で押し上げようとする。日馬富士、土俵際、ようやく左上手を取り、左に回りながら出し投げ。輝、上体を起こして向き直る。日馬富士、左で後ろ縦褌を取って左に回りながら出し投げ。輝、土俵中央に転がる。
20170716 08 319 日馬富士 下手出し投げ 輝 35
20170716 08 319 日馬富士 下手出し投げ 輝 42

(9) 白鵬戦 ●叩き込み 3.2秒
 輝、左手をつく。白鵬、すぐに両手をサッとつく。輝、右手を出して頭から踏み込もうとする。白鵬、左から張り、やや左へ踏み出して右を差し、左上手に手を掛ける。輝、向き直って体を離す。白鵬、突き放す。輝、俵に詰まって膝が伸びる。白鵬、そこを叩く。輝、前にバッタリ落ちる。
20170717 09 319 白鵬 叩き込み 輝 40

(10) 北勝富士戦 ●突き落し 10.2秒
 北勝富士、先に右手をつく。輝、仕切り線後方で両手をサッとつく。北勝富士、左手を出して頭から踏み込む。輝、右手を出して頭で当たり合い、左に回る。北勝富士、右を差す。輝、左で相手の差し手を抱え、右筈で押し上げながら左上手を探る。北勝富士、腰を捻って上手を与えず。輝、再び左上手に手を伸ばす。北勝富士、腰を引いて上手を与えず。輝、また左上手に手を伸ばす。北勝富士、肩透かしを引きながら右に回り、俵に詰まる。輝、右で顎を押し上げる。北勝富士、仰け反って堪え、右で突きながら俵伝いに右へ回る。輝、前に体が飛んで落ちる。北勝富士、土俵内に残る。
20170718 10 313 北勝富士 突き落とし 輝 35
20170718 10 313 北勝富士 突き落とし 輝 40

(11) 大栄翔戦 ○寄り切り 13.4秒
 大栄翔、先に両手をつく。輝、仕切り線後方で両手をサッとつく。大栄翔、両手突きに行く。輝、右手を出しながら踏み込む。大栄翔、突き放して相手を起こし、突っ張る。輝、下から撥ね上げ、前に出ながら右を差し、左上手を探るが取れず、深い右下手を取る。大栄翔、土俵際、左半身になり、左首投げに行く。輝、その機に左を差し、両差しで堪える。大栄翔、左に回って中に戻る。輝、前に出る。大栄翔、土俵際、左足内掛けに行く。輝、動じず寄る。大栄翔、上体が起きて俵を割る。
〔首投げに行く大栄翔〕
20170719 11 311 輝 寄り切り 大栄翔 25 首投げ
〔内掛けに行く大栄翔〕
20170719 11 311 輝 寄り切り 大栄翔 35 内掛け
〔輝の寄り切り〕
20170719 11 311 輝 寄り切り 大栄翔 40

(12) 豪栄道戦 ●突き落し 2.3秒
 輝、先に左手をつき、相手が手をつこうとしたときに突っ掛ける。2度目、豪栄道は右手、輝は左手をつく。豪栄道、左手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。豪栄道、左肘を固めて頭から踏み込む。輝、右で相手を突き起こし、突っ張ろうとする。豪栄道、左から突いていなす。輝、前に飛び落ちる。
20170720 12 316 豪栄道 突き落とし 輝 40

(13) 碧山戦 ●叩き込み 3.6秒
 輝、先に左手をつく。碧山、右手をつく。輝、素早く立つが、碧山立てず。2度目、碧山、先に右手をつく。輝、左手をサッとつく。碧山、その直前素早く立ち、両差しを狙う。輝、左肘を固めて当たり、突き放そうとする。碧山、叩きながら下がる。輝、乗じて前に出る。碧山、俵の外に出、輝、土俵に落ちる。軍配、碧山。「物言い」がつき、山科審判長は「踵が残っている」と説明し、「軍配通り」碧山の勝ちとなる。VTRでは、輝の方が有利に見えた。
20170721 13 312 碧山 叩き込み 輝 42
〔説明に苦慮し、苦笑する山科審判長〕
20170721 13 312 碧山 叩き込み 輝 60 山科審判長

(14) 千代丸戦 ●押し出し 10.5秒
 輝、先に左手をつく。千代丸、右手をつく。輝、素早く立って踏み込む。千代丸、その場で立ち、右肘を固めて胸で当たる。輝、突き放そうとする。千代丸、相手の手を叩いて右に回る。輝、乗じて押しながら前に出る。千代丸、土俵際堪えて右を差す。輝、左上手を取って寄り立てる。千代丸、俵に両足を掛けながら堪え、腰を下ろして相手の上手を切り、右に回って中に戻る。輝、右下手を取る。千代丸、左上手に手を伸ばす。輝、土俵際、腰を引いて上手を与えず、左を巻き替えようとする。千代丸、乗じて左で差し手を抱えながら寄り、押して相手の下手を切る。輝、俵を割って土俵下に落ちる。
20170722 14 310 千代丸 押し出し 輝 40

(楽) 豪風戦 ○押し出し 6.3秒
 輝、先に左手をつく。豪風、仕切り線後方でサッと手をつき、左肘を固めて頭から踏み込む。輝、左を差そうとする。豪風、右で押っ付け、左を差そうとする。輝、右押っ付けで相手を起こし、顔に向かって押し上げながら前に出る。豪風、俵に詰まる。輝、相手の胸を押し上げる。豪風、叩こうとするが、土俵下に落ちる。
20170723 15 309 輝 押し出し 豪風 40

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宇良 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-うら

幕内2場所目で自己最高位の前頭10枚目だった先場所は、11勝4敗の成績を上げるも、三賞受賞ならず。→先場所の取組内容
山響部屋の部屋開きの際、横綱稀勢の里の土俵入りの太刀持ちを務める。(→産経フォト 記事が表示されない場合は→こちら
場所前、木瀬部屋宿舎近くの岐阜羽島警察署で一日署長を務めた。(→デイリースポーツ記事 記事が表示されない場合は→こちら
日刊スポーツで行われた「第6回大相撲総選挙」では、6連覇の稀勢の里に次ぐ2位。人気の高さを証明した。(→日刊スポーツ記事 記事が表示されない場合は→こちら
また、嵐の二宮和也とライオン衣料用液体洗剤「トップ スーパーNANOX」のCMに出演した。(→日刊スポーツ記事 記事が表示されない場合は→こちら
場所直前の舞の海秀平さんの名古屋場所展望では、宇良への期待が語られた(→注目力士宇良)。
幕内3場所目、自己最高位を更新して前頭4枚目で迎えた今場所、初日は初対戦の遠藤を送り出して白星発進。
二日目、千代翔馬を押し出して連勝。相手の指が目に入り、痛そうにする。(→痛そうにする宇良→薄目で勝ち名乗り
三日目、輝に押し倒されて初黒星。
四日目の阿武咲戦では、突き落とされるもその前に相手の足が先に出て勝利。阿武咲の足が出たことが分からなかった観客で場内が騒然とする中、勝負審判が交代のために立ち上がるのを見て、「物言い」と勘違いした宇良が、受け取った懸賞束を返そうとする珍しい場面が見られた。
五日目、先場所敗れた栃ノ心に足取りで勝利。栃ノ心が、体勢の低い宇良の頭に向かって突っ張ったため、髷が乱れる。(→土俵下で髷を直し切れない宇良
六日目、幕下時代から6戦全敗の貴景勝と対戦。引き落としで初めて勝つ。(→貴景勝戦初勝利で嬉しそうな表情)大相撲中継で流れた浴衣コレクションでは、同じ寝屋川市出身大関豪栄道名が入った浴衣を披露(→浴衣姿)。
七日目、初の三役との対戦。相手は、ともに学生相撲出身で同学年の新関脇 御嶽海。押し倒されて2敗目。
中日、2横綱1大関が休場した影響で、横綱白鵬との対戦が組まれる。(→両者の身長体重→取組前の二人)宇良は、角界に入る前に2回、小学生のときと大学生のときに白鵬と会ったエピソードを明かす(→宇良の話)。その取組、白鵬は宇良を警戒したか、相手の顔の前に手を出してずれ、上手を狙う立合い。宇良は相手に上手を取らさないように攻めるが取られ、左上手を切ろうとするところを逆の右掬い投げで倒される。連敗で3敗目。
九日目、横綱日馬富士と対戦。相手の腕を取ってとったりで倒し、初金星を獲得。殊勲インタビューでは涙を流す。(→涙の初金星インタビュー内容)(→「安馬のようになれ」と指導された宇良【デイリースポーツ】 記事が表示されない場合は→こちら)(→「色物と見られて」【日刊スポーツ】 記事が表示されない場合は→こちら
十日目、新大関高安と対戦。宇良は懸命の相撲を取り、途中、自分から大きく下がって俵から走り込んで高安にぶつかる珍しい場面が見られた。足を取って前に出たところ、首投げで倒されて4敗目。しかし、場内を大きく沸かせ、負けたにもかかわらず、来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」で1位となる。
しかし高安戦で右膝を痛めた影響もあり、翌十一日目大関豪栄道戦を始め、逸ノ城、小結琴奨菊、関脇玉鷲に敗れて5連敗。十四日目に負け越しが決まる。
千秋楽、千代の国を叩き込み、連敗を止め、7勝8敗と一点の負け越しに留める。取組後、土俵下に降りる際に足が滑る。
負け越しは、幕内になって初めて。十両だった昨年9月場所以来、5場所ぶり。



(初) 遠藤戦 ○送り出し 9.0秒
 宇良、先に手をつく。遠藤、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。宇良、頭を下げて潜ろうとする。遠藤、見ながら左肘を固めて当たり、相手の肩に向かって突っ張る。宇良、あてがって下がらず。遠藤、少し叩いて右に回り、肩越しの右上手を探る。宇良、乗じて前に出る。遠藤、俵に詰まり、左に回り込もうとする。宇良、逃さず押す。遠藤、後ろ向きになり、土俵下に飛び落ち、花道奥まで走る。
20170709 01 313 宇良 送り出し 遠藤 37

(2) 千代翔馬戦 ○押し出し 5.3秒
 宇良、仕切り線後方で先に手をつく。千代翔馬、両手をサッとついて素早くその場で立ち、見ながら左手を出す。宇良、頭を下げる。千代翔馬、左で相手の肩を押さえ、肩に向かって突っ張り、少し叩く。宇良、乗じて押しながらどんどん前に出る。千代翔馬、土俵下に落ちる。勝負後、宇良、左目を痛そうにする。
20170710 02 312 宇良 寄り切り 千代翔馬 40

(3) 輝戦 ●押し倒し 8.7秒
 宇良、仕切り線後方で先に両手をつく。輝、両手をサッとつく。宇良、素早く立ち、頭を下げて踏み込む。輝、その場で当たりを受け、突き放しながら前に出る。宇良、右足を俵に掛け、頭を下げて押す。輝、突き放す。宇良、叩きながら土俵際を左に回る。輝、前のめりになるが堪え、向き直る。宇良、土俵際、重心が後ろになるが堪え、しゃがむ。輝、そこを押す。宇良、俵の外に倒れて転がる。
20170711 03 312 輝 押し倒し 宇良 38

(4) 阿武咲戦 ○押し出し 6.2秒
 阿武咲、先に両手をつく。宇良、仕切り線かなり後方で右手をつき、左手をサッとついて立つ。阿武咲、見ながら両手を出す。宇良、頭を下げ、左に回る。阿武咲、見ながら相手の肩を押す。宇良、右足を俵に掛けて頭を下げる。阿武咲、突き放し、少し引く。宇良、押しながら前に出る。阿武咲、土俵際、叩きながら左に回る。宇良、土俵際左足一本で堪える。阿武咲、俵伝いに左へ回るが、このとき右足が俵の外に出る。しかし、阿武咲気づかず、そのまま左から突く。宇良、俵の外に飛び出る。その後、阿武咲、土俵内に転がる。軍配は宇良。勝ち名乗りを受けた後、場内が勝負結果に驚いて騒然とする中、勝負審判が交代のために立ち上がるのを見て、宇良は「物言い」と勘違いし、受け取った懸賞束を返そうとする場面が見られた。
〔左足一本で残す宇良〕
20170712 04 311 宇良 押し出し 阿武咲 35 左足一本で残す宇良
〔阿武咲の足が出た場面〕
20170712 04 311 宇良 押し出し 阿武咲 40
〔その後、宇良が俵の外に飛び出し、阿武咲は土俵内〕
20170712 04 311 宇良 押し出し 阿武咲 45-1
〔宇良、勝負審判が立ち上がったのを見て懸賞の束を返そうとする〕
20170712 04 311 宇良 押し出し 阿武咲 65 物言い?

(5) 栃ノ心戦 ○足取り 11.2秒
 宇良、仕切り線後方で右手をつく。栃ノ心、すぐに両手をつき、突っ掛ける。2度目、宇良、仕切り線後方で右手をつく。栃ノ心、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。宇良、右手を出す。栃ノ心、見ながら左に踏み出し、左から張る。宇良、頭を下げて向き直り、右筈で相手の脇を押し上げる。栃ノ心、左で相手の右腕を引っ張り込もうとするがならず、突き放す。宇良、左に回って相手の右膝を取ろうとする。栃ノ心、向き直って体を離し、突き放す。宇良、低い体勢で中に入ろうとする。栃ノ心、宇良の頭に向かって突っ張る。宇良、下がって体を離し、右足を徳俵に掛ける。栃ノ心、見ながらじわじわ前に出、右から張る。宇良、左手で張り手を受け、体勢を低くして相手の右膝を取り、持ち上げて一気に前に出る。栃ノ心、土俵下に落ちる。
〔栃ノ心、自ら下がった宇良に警戒〕
20170713 05 314 宇良 足取り 栃ノ心 30 下がった宇良に警戒する栃ノ心
〔宇良の足取り〕
20170713 05 314 宇良 足取り 栃ノ心 40-2

(6) 貴景勝戦 ○引き落し 0.9秒
 宇良、仕切り線後方で先に両手をつく。貴景勝、ゆっくり左手をつき、右手をサッとついて素早く立ち、両手を出して踏み込む。宇良、その場で見ながら立ち、右で相手の左腕を突きながら右に変わる。貴景勝、土俵に落ちて両手をつく。
20170714 06 313 宇良 引き落とし 貴景勝 37
20170714 06 313 宇良 引き落とし 貴景勝 40-2

(7) 御嶽海戦 ●押し倒し 7.6秒
 宇良、仕切り線後方で先に両手をつく。御嶽海、右、左とサッと手をついて素早く立つ。宇良、頭を下げてやや左へ踏み出す。御嶽海、左肘を固めて当たり、左をのぞかせ、突き放す。宇良、押し上げながら前に出る。御嶽海、右から突いていなし、前に出る。宇良、少し泳ぎ、右足を俵に掛けて向き直り、左で相手の右太ももに手を掛ける。御嶽海、押す。宇良、土俵際を左へ回る。御嶽海、逃さずついて行く。宇良、しゃがむ体勢になる。御嶽海、そこを更に押す。宇良、俵の外に倒れる。
20170715 07 314 御嶽海 押し倒し 宇良 40
20170715 07 314 御嶽海 押し倒し 宇良 42

(中) 白鵬戦 ●掬い投げ 7.6秒
 宇良、仕切り線後方で先に手をつく。白鵬、右、左とサッと手をつき、相手の顔の前に右手を出す。宇良、低い体勢で踏み込む。白鵬、左に開き、左上手を狙うが取れず。宇良、向き直る。白鵬、突き放す。宇良、右足を俵に掛け、頭を下げて相手の足に手を掛ける。白鵬、頭を押さえながら少し下がり、右を差す。宇良、右下手を取って右に回る。白鵬、前に出ながら左上手を探るが取れず、左で相手の右腕を抱えて起こし、左上手を取る。宇良、俵に詰まり、腰を左に捻って上手を切ろうとする。白鵬、逆の右から掬う。宇良、左足が大きく上がり、俵の外に裏返し。白鵬、相手の上に乗る。
〔足を取ろうとする宇良〕
20170716 08 318 白鵬 掬い投げ 宇良 15 足を取ろうとする宇良
〔白鵬の掬い投げ〕
20170716 08 318 白鵬 掬い投げ 宇良 30-2
20170716 08 318 白鵬 掬い投げ 宇良 35-2
20170716 08 318 白鵬 掬い投げ 宇良 40-2

(9) 日馬富士戦 ○とったり 2.9秒
 宇良、仕切り線後方で先に右手をつく。日馬富士、仕切り線後方で両手をサッとつく。宇良、素早く立ち、頭を下げる。日馬富士、頭から踏み込む。宇良、低く当たり、両手で相手の右腕を取って左へ回り、土俵際体を開いてとったり。日馬富士、土俵に落ちる。
〔宇良のとったり〕
20170717 09 318 宇良 とったり 日馬富士 35
20170717 09 318 宇良 とったり 日馬富士 42
〔やや呆然とした表情で勝ち名乗りを受ける宇良〕
20170717 09 318 宇良 とったり 日馬富士 60-3
〔殊勲インタビューで涙を見せる宇良〕
20170717 09 318 宇良 とったり 日馬富士 75 宇良 33
20170717 09 318 宇良 とったり 日馬富士 75 宇良 34

(10) 高安戦 ●首投げ 33.8秒
 宇良、仕切り線後方で右手をつく。高安、すぐに右手をつく。両者、左手をサッとついて立つ。宇良、頭を下げて踏み込む。高安、見ながら両手を出し、突き放す。宇良、下がって右足を俵に掛け、左に回って相手の右足を狙う。高安、見ながら突き放す。宇良、下がって右足を俵に掛ける。両者、見合う。高安、左から張ろうとする。宇良、頭を下げてかわし、踏み込んで当たり、押し上げる。高安、左で顔を押し上げる。宇良、体を離し、頭から当たる。高安、突き放し、右から張る。宇良、頭を下げ、相手の右足を取ろうとする。高安、右で相手の左腕を抱えて左に回る。宇良、左下手投げに行く。高安、右で差し手を抱えながら堪え、左を差そうとする。宇良、右から絞り、左差し手を抜き、両手で相手の左腕を手繰って右に回る。高安、土俵際になる。宇良、押し上げる。高安、動じず、押す。宇良、自ら大きく下がって右足を俵に掛け、そこから走り込んで相手にぶつかる。高安、当たる。宇良、下がって再び右足を俵に掛ける。高安、見ながらじりじり前に出る。両者、押して体を離す。宇良、踏み込んで相手の右足を取り、抱え上げて前に出る。高安、右で首を巻いて首投げに行き、右膝で相手の左足を跳ね上げる。宇良、土俵に裏返る。その後、高安、土俵に膝から落ちる。
〔自ら俵まで下がり、走り込んで高安にぶつかる宇良〕
20170718 10 317 高安 首投げ 宇良 20 下がって走り込む 01
20170718 10 317 高安 首投げ 宇良 20 下がって走り込む 02
20170718 10 317 高安 首投げ 宇良 20 下がって走り込む 05
20170718 10 317 高安 首投げ 宇良 20 下がって走り込む 07
〔高安の首投げ〕
20170718 10 317 高安 首投げ 宇良 37
20170718 10 317 高安 首投げ 宇良 40

(11) 豪栄道戦 ●押し出し 4.0秒
 宇良、仕切り線後方で先に手をつく。豪栄道、右手をサッとついて素早く立ち、左肘を固めて踏み込む。宇良、頭から踏み込む。豪栄道、深い左上手に手を伸ばす。宇良、体を離して廻しを与えず。豪栄道、前に出ながら左を差す。宇良、俵に足が掛かり、体を離そうとする。豪栄道、相手の胸を押す。宇良、俵の外に出る。
20170719 11 317 豪栄道 押し出し 宇良 40

(12) 逸ノ城戦 ●寄り倒し 11.8秒
 宇良、仕切り線後方で先に両手をつく。逸ノ城、両手をサッとつく。宇良、素早く立ち、体を伸ばしながら両手を伸ばし、左へ回る。逸ノ城、左上手に手を伸ばすが取れず、前に出る。宇良、押しながら一気に前に出る。逸ノ城、土俵際、右小手投げに行く。宇良、堪えて押し上げる。逸ノ城、右足を俵に掛けて堪え、突き放して前に出る。宇良、俵に詰まり、両差しになろうとする。逸ノ城、右を差し、肩越しの左上手を取る。宇良、右下手を取る。逸ノ城、左上手を引きつけ、右差し手を返す。宇良、痛めている右膝から土俵に落ちる。
20170720 12 311 逸ノ城 寄り倒し 宇良 40

(13) 琴奨菊戦 ●押し出し 1.8秒
 宇良、仕切り線後方で先に両手をつく。琴奨菊、仕切り線後方で左手をつき、右手をサッと動かして立つ。宇良、頭を下げて踏み込もうとする。琴奨菊、左から張り、左を差す。宇良、両手で相手の左腕を抱えながら下がるが、回り込めずに土俵下に落ちる。
20170721 13 314 琴奨菊 押し倒し 宇良 37

(14) 玉鷲戦 ●叩き込み 3.4秒
 宇良、仕切り線後方で先に手をつく。玉鷲、左手をつき、右手をサッとついて見ながら立つ。宇良、右手を出して頭を下げる。玉鷲、両手で相手の肩を押さえる。宇良、自分から下がって右足を俵に掛ける。玉鷲、見ながら押す。宇良、押し返し、低い体勢で前に出る。玉鷲、叩きながら左へ回る。宇良、足が宙を舞い、土俵に裏返る。
20170722 14 317 玉鷲 叩き込み 宇良 40

(楽) 千代の国戦 ○叩き込み 7.8秒
 宇良、先に両手をつく。千代の国、仕切り線後方でサッと両手をついて見ながら立ち、両手突きに行く。宇良、頭を下げて潜ろうとする。千代の国、肩に向かって突き放そうとする。宇良、相手の腕をかわして押し上げる。千代の国、上体が起き、突き放す。両者、押し合い、体が離れて見合う。宇良、頭を下げる。千代の国、押すが、体が離れて前のめりになる。宇良、そこを叩く。千代の国、土俵に這う。
20170723 15 310 宇良 叩き込み 千代の国 40
〔土俵下に降りる際、滑った宇良〕
20170723 15 310 宇良 叩き込み 千代の国 69 滑る宇良 01
20170723 15 310 宇良 叩き込み 千代の国 69 滑る宇良 02
20170723 15 310 宇良 叩き込み 千代の国 69 滑る宇良 03
20170723 15 310 宇良 叩き込み 千代の国 69 滑る宇良 04

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遠藤 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-えんどう

新三役が狙える前頭筆頭だった先場所は、1横綱2大関を撃破するも、6勝9敗の成績だった。→先場所の取組内容
前頭3枚目で迎えた今場所、金色の締め込みで登場。(→金の締め込み姿)初日は宇良に送り出されて黒星発進。
二日目、同じ石川県出身でやはり黄金の廻しをつけている輝と対戦。(→黄金廻し対決)寄り切って初日を出す。
三日目、千代翔馬を突き落として連勝。
四日目、栃煌山戦では、力なく土俵を割り、足の状態が心配される。
五日目、「左足関節靱帯損傷により2カ月の通院治療を要する」との診断書を提出して休場。
今場所は2勝3敗10休の成績。負け越しは2場所連続。休場は、昨年1月場所以来、9場所ぶり。二桁負けは、昨年7月場所以来1年ぶり。
5月場所前の稽古総見の際に左足首痛が悪化し、今場所は痛み止めを使用しての出場だったとのこと。
7月下旬に左足首の遊離軟骨を内視鏡手術によって除去する予定。夏巡業は全休。師匠の追手風親方は、秋場所への出場を目指すが、間に合わないこともありうると話す。(→サンケイスポーツ記事 記事が表示されない場合は→こちら



(初) 宇良戦 ●送り出し 9.0秒
 宇良、先に手をつく。遠藤、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。宇良、頭を下げて潜ろうとする。遠藤、見ながら左肘を固めて当たり、相手の肩に向かって突っ張る。宇良、あてがって下がらず。遠藤、少し叩いて右に回り、肩越しの右上手を探る。宇良、乗じて前に出る。遠藤、俵に詰まり、左に回り込もうとする。宇良、逃さず押す。遠藤、後ろ向きになり、土俵下に飛び落ち、花道奥まで走る。
20170709 01 313 宇良 送り出し 遠藤 37

(2) 輝戦 ○寄り切り 16.0秒
 輝、先に両手をつく。遠藤、仕切り線後方でサッと両手をつく。輝、素早く立ち、右手を出して頭から踏み込む。遠藤、低く当たる。輝、突き放しながら前に出る。遠藤、右足が俵に掛かるが、押し返して中に戻る。輝、突き放して前に出る。遠藤、土俵際、左下手前廻しに手を探るが取れず。輝、突っ張る。遠藤、右に回って中に戻る。両者、押し合い。遠藤、右から張って左を差す。輝、体を離すが俵に詰まる。遠藤、突っ張り、右を差して前に出る。輝、左で小手に巻き、俵伝いに左へ回りながら左で叩こうとするが、上体が起きて俵を割る。
〔ともに金色の締め込みの両者〕
20170710 02 313 輝-遠藤
〔遠藤の寄り切り〕
20170710 02 313 遠藤 寄り切り 輝 40

(3) 千代翔馬戦 ○突き落し 1.6秒
 遠藤、仕切り線後方で先に手をつく。千代翔馬、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。千代翔馬、右肘を固めて頭から踏み込む。遠藤、低く当たり、すぐに右から突きながら左で頭を押さえつける。千代翔馬、前のめりになり、土俵に右手をつく。
20170711 03 313 遠藤 突き落とし 千代翔馬 40

(4) 栃煌山戦 ●押し出し 2.5秒
 遠藤、先に手をつく。栃煌山、仕切り線後方で両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。遠藤、低く踏み込む。栃煌山、両肘を固めて踏み込み、両差しを狙う。遠藤、少し引いて体を離すが、そのまま力なく俵を割る。
20170712 04 313 栃煌山 押し出し 遠藤 40

(5) 逸ノ城戦 ■ 不戦勝 
 遠藤、「左足関節靭帯損傷」のため、休場。
20170713 05 313 逸ノ城 不戦勝 遠藤

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勢 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-いきおい

前頭6枚目だった先場所は、9勝6敗の成績だった。→先場所の取組内容
前頭3枚目の今場所、初日は関脇玉鷲に押し出され、黒星発進。
新大関高安を含めた3大関に敗れ、初日から4連敗。
五日目、過去15戦全敗だった横綱稀勢の里を小手投げで倒す。金星獲得は、3月場所以来、4つめ。
六日目横綱日馬富士、七日目横綱白鵬、八日目栃ノ心に敗れて3連敗。7敗目と後がなくなる。
九日目、北勝富士を小手投げで倒し、2勝目。
十日目、栃煌山に押し出されて負け越し決定。
十一日目、逸ノ城戦は1分を超える相撲の末、寄り切られて連敗。
十二日目、千代翔馬を押し出し、十四日目、徳勝龍を小手投げで倒して4勝目。
千秋楽、正代に掬い投げで敗れ、4勝11敗で今場所を終える。4勝のうち、3勝が小手投げによる勝利。
負け越し、二桁負けとも2場所ぶり。



(初) 玉鷲戦 ●押し出し 3.1秒
 勢、先に右手をつく。玉鷲、左手をつこうとする。勢、突っ掛ける。2度目、勢、先に右手をつく。玉鷲、左、右と手をつく。勢、素早く立ち、右肩から踏み込む。玉鷲、右手を出して低く当たり、突っ張りながら前に出る。勢、下からあてがうが相手の圧力に下がり、右足が俵の外に出、体勢を崩して土俵内に両手をつく。
20170709 01 314 玉鷲 押し出し 勢 40 勢の足が出た場面

(2) 高安戦 ●寄り切り 3.5秒
 勢、右手をつく。高安、すぐに仕切り線後方でサッと両手をつき、両肘を固めて踏み込む。勢、頭から当たるが、相手の当たりに上体が起きる。高安、前に出ようとする。勢、右で小手に巻いて右へ回り、土俵際左で頭を叩く。高安、左差しで前に出る。勢、俵の外に出、土俵下に飛び落ちる。高安、俵の外に転がる。
20170710 02 316 高安 寄り切り 勢 40

(3) 照ノ富士戦 ●寄り切り 28.0秒
 勢、先に右手をつく。照ノ富士、仕切り線後方でサッと両手をつく。勢、素早く立ち、左肘を固めて踏み込む。照ノ富士、踏み込んで胸で当たる。勢、右を差し、左も差そうとする。照ノ富士、左上手をがっちり取り、右肘を固めて差させず。勢、左をねじ込み、右下手を取る。照ノ富士、左上手を持って前に出る。勢、土俵際、右下手投げを打ちながら左で頭を押さえる。照ノ富士、堪える。勢、左を差し直して中に戻る。照ノ富士、右を巻き替えて差す。勢、左上手に手を伸ばすが取れず。照ノ富士、左上手を持ち、右差し手を返して前に出る。勢、左足が俵に掛かるが堪え、右下手投げを打ちながら右に回り、相手の上手を切る。照ノ富士、堪えて中に戻る。両者、少し止まる(約3秒間)。勢、右下手を引きつけて前に出ようとする。照ノ富士、重い腰で堪える。勢、引いて体を離し、俵に詰まる。照ノ富士、両差しになり、左差し手を返し、左で後ろ廻しを取って寄る。勢、俵を割る。
20170711 03 316 照ノ富士 寄り切り 勢 40

(4) 豪栄道戦 ●寄り切り 2.3秒
 豪栄道、先に右手をつく。勢、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。勢、右肩から踏み込む。豪栄道、左上手前廻しを取る。勢、右で差し手を抱え、小手に振りながら下がる。豪栄道、乗じて左差しで前に出る。勢、土俵下に落ちる。
20170712 04 316 豪栄道 寄り切り 勢 40

(5) 稀勢の里戦 ○小手投げ 7.5秒
 勢、先に右手をつく。稀勢の里、仕切り線後方で両手をサッとつき、左肘を固めて踏み込む。勢、右肘を固めて頭から当たるが、右を差せずに右上手を取り、左を差す。稀勢の里、前に出ながら深い左下手を取って寄る。勢、右上手が切れて俵に詰まるが、右で差し手を抱えながら俵伝いに右へ回り、体を開いて右小手投げ。稀勢の里、土俵下に飛び落ち、控え行司のところに倒れ込む。勝負後、稀勢の里、花道奥で足を痛そうにする。
20170713 05 319 勢 小手投げ 稀勢の里 40
〔殊勲インタビューを受ける勢〕
20170713 05 319 勢 小手投げ 稀勢の里 75 勢 20

(6) 日馬富士戦 ●押し出し 2.3秒
 勢、先に手をつく。日馬富士、仕切り線後方で両手をサッとつく。勢、素早く立ち、右肩から踏み込みながら両差しを狙う。日馬富士、頭から踏み込んで当たり、左上手前廻しを狙う。勢、腰を引いて廻しを与えず、叩きながら引く。日馬富士、乗じて押しながら前に出る。勢、俵の外に出る。
20170714 06 320 勢 押し出し 日馬富士 40

(7) 白鵬戦 ●突き落し 2.1秒
 勢、先に右手をつく。白鵬、腰を下ろすのを止め、仕切り直し。2度目、勢、先に右手をつく。白鵬、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。勢、左肘を固めて右肩から踏み込む。白鵬、右手を出して左へ踏み出す。勢、右差しで前に出る。白鵬、土俵際左で突きながら右で頭を押さえる。勢、土俵に落ちて転がる。
20170715 07 319 白鵬 突き落とし 勢 37

(中) 栃ノ心戦 ●寄り切り 4.6秒
 栃ノ心、先に手をつく。勢、仕切り線後方で両手をサッとつき、左肘を固めて踏み込む。栃ノ心、左へ変わりながら左上手を取る。勢、向き直って右を差す。栃ノ心、右下手前廻しも取り、両廻しを引きつけて前に出る。勢、俵に詰まり、右から掬おうとする。栃ノ心、左上手を離さず寄り切る。
20170716 08 312 栃ノ心 寄り切り 勢 40

(9) 北勝富士戦 ○小手投げ 6.4秒
 勢、先に右手をつく。北勝富士、右手をつき、左手をサッとつく。勢、右肩から踏み込み、右を差す。北勝富士、頭から当たり、左前廻しを取る。勢、右で相手の左腕を引っ張り込み、小手投げで振りながら右に回る。北勝富士、左差しで前に出、深い左下手を取る。勢、土俵際、右小手投げ。北勝富士、土俵に裏返る。
20170717 09 312 勢 小手投げ 北勝富士 40

(10) 栃煌山戦 ●押し出し 6.0秒
 勢、先に右手をつく。栃煌山、両足をじりっとすり、仕切り線後方で両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。栃煌山、右手を出し、左肘を固めて踏み込む。勢、右肘を固めて当たる。栃煌山、右を差し、左で差し手争い。勢、右を差せず、体を離して叩く。栃煌山、前のめりになりながらも押す。勢、俵の外に出る。その後、栃煌山、土俵に落ちる。
20170718 10 311 栃煌山 押し出し 勢 40

(11) 逸ノ城戦 ●寄り切り 68.3秒
 逸ノ城、先に両手をつく。勢、仕切り線後方で両手をサッとついて素早く立つ。逸ノ城、右肘を固めて頭を下げる。勢、右肩から踏み込んで右を差す。逸ノ城、左上手に手を伸ばすが取れず。勢、左上手を取れず。逸ノ城、左上手を取る。勢、右下手を取り、左上手に何度も手を伸ばすが取れず。逸ノ城、右差し手を返して前に出る。勢、左足を俵に掛けて堪え、右下手を持って中に戻り、左を差そうとする。逸ノ城、左上手を持ち、右肘を固めて相手に差させず。両者、しばらく止まる(約48秒間)。逸ノ城、左上手を引きつける。勢、前に出ようとする。逸ノ城、右で首を巻き、左上手で振りながら右を差す。勢、右下手投げに行こうとして下がる。逸ノ城、乗じて一気に前に出る。勢、土俵下に落ちる。
〔膠着状態〕
20170719 11 312 逸ノ城 寄り切り 勢 20 膠着状態
〔逸ノ城の寄り切り〕
20170719 11 312 逸ノ城 寄り切り 勢 40

(12) 千代翔馬戦 ○押し出し 2.1秒
 勢、先に右手をつく。千代翔馬、両手をサッとつく。勢、右肩から踏み込む。千代翔馬、右手を出してやや左へ踏み出し、左上手前廻しに手を掛けるが取れず。勢、押しながら前に出る。千代翔馬、上体が起きて俵を割る。
20170720 12 312 勢 押し出し 千代翔馬 40

(13) 嘉風戦 ●掬い投げ 8.3秒
 嘉風、仕切り線後方で先に両手をつく。勢、腰を下ろし、仕切り線後方で両手をサッとついて立つ。嘉風、右肘を固めて頭から踏み込む。勢、右肩から当たる。嘉風、左を差して前に出る。勢、左足が俵に掛かる。嘉風、深い左下手、右下手を取って寄る。勢、土俵際を左へ回り、右小手投げに行く。嘉風、振られるが堪え、左差しで前に出る。勢、再び右小手投げに行く。嘉風、左差し手を突きつけ、右で頭を押さえる。勢、土俵に転がる。
20170721 13 315 嘉風 掬い投げ 勢 40

(14) 徳勝龍戦 ○小手投げ 8.2秒
 勢、先に右手をつく。徳勝龍、両手をサッとついて素早く立ち、左肘を固めて頭から踏み込む。勢、右を差そうとする。徳勝龍、突っ張り、左を差そうとする。勢、右上手に手を伸ばす。徳勝龍、少し右に動いて上手を与えず、左差し手を返して前に出る。勢、俵伝いに左へ回り、右小手投げ。徳勝龍、足が宙を舞い、右手を土俵について土俵に転がる。
20170722 14 311 勢 小手投げ 徳勝龍 40

(楽) 正代戦 ●掬い投げ 13.7秒
 勢、先に右手をつく。正代、仕切り線後方でサッと両手をつく。勢、左肘を固めて頭から踏み込む。正代、胸で当たる。勢、差せずに体を離す。正代、右を差す。勢、左押っ付けで前に出る。正代、俵に詰まる。勢、相手の胸を押し上げ、引く。正代、前のめりになるが堪え、押しながら前に出る。勢、右から突き、土俵際、叩きながら右に回る。正代、堪えて左下手を探る。勢、土俵際、右で小手に巻いて相手の差し手を嫌い、中に戻りながら右上手を取って頭をつける。正代、左を差す。勢、頭をつけ、右上手を引きつけながら前に出る。正代、土俵際、体を開いて左掬い投げに行く。勢、左肘から落ちて土俵に転がる。
20170723 15 313 正代 掬い投げ 勢 40

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