秋場所

大栄翔 2016年秋(九月)場所取組内容

201609-だいえいしょう

前頭11枚目だった先場所は、5勝10敗の成績だった。→先場所の取組内容
初日、返り入幕の旭秀鵬に叩き込まれて黒星発進。
二日目、徳勝龍を突き落として初日を出す。
三日目、四日目と連敗し、1勝3敗と黒星先行。
五日目、十両の宇良と対戦。軍配をもらうも、「取り直し」に。2度目の相撲で突き倒し、2勝目を上げる。
六日目の蒼国来戦、前日に続いて「物言い」がつくが、大栄翔の手が先についているとして「軍配通り」叩き込みで敗れる。
七日目も敗れて2度目の連敗、5敗目となる。
中日、新入幕の天風を引き落として3勝目。
九日目、臥牙丸に叩き込まれてから黒星が連なり、十一日目に負け越し決定。
そのまま十三日目まで5連敗。二桁負けとなる。
十四日目、千秋楽と連勝し、5勝10敗で今場所を終える。
負け越しは3場所連続。5勝10敗は2場所連続。



(初) 旭秀鵬戦 ●叩き込み 1.8秒
 大栄翔、先に手をつく。旭秀鵬、仕切り線少し後方でサッと手をつく。大栄翔、両手突きから突っ張る。旭秀鵬、相手の頭を叩き落とす。大栄翔、土俵に這う。

(2) 徳勝龍戦 ○突き落し 2.4秒
 大栄翔、先に両手をつく。徳勝龍、腰を下ろし、手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。徳勝龍、頭から踏み込む。大栄翔、低く当たり、下から押し上げる。徳勝龍、下がらず堪える。大栄翔、引く。徳勝龍、乗じて押しながら前に出る。大栄翔、俵の上で左から突く。徳勝龍、土俵に落ち、大栄翔、残してから俵の外に出る。

(3) 輝戦 ●突き落し 2.7秒
 大栄翔、先に手をつく。輝、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。輝、右手を出して頭から踏み込む。大栄翔、両手を出して低く当たる。両者、右喉輪で押し上げる。輝、左で相手の喉輪を外し、突き上げる。大栄翔、体勢を崩す。輝、そこを叩く。大栄翔、土俵に落ちる。

(4) 豊響戦 ●押し出し 1.3秒
 大栄翔、先に手をつく。豊響、仕切り線後方でサッと手をつき、素早く立って頭から踏み込む。大栄翔、その場で立って両手を出し、叩きながら下がる。豊響、乗じて押し出す。

(5) 宇良戦 ○突き倒し 3.2秒
 大栄翔、先に両手をつく。宇良、仕切り線後方で右手をつき、左手をサッとついて立ち、低い姿勢で潜ろうとする。大栄翔、両手で相手の肩を押し上げて中に入れないようにし、右をのぞかせる。宇良、右を差し、右に回りながら相手の左腕下をくぐろうとする。大栄翔、左で頭を抱える体勢で前に出る。宇良、土俵際、頭の上にある相手の左腕を右から突く。両者、ほぼ同時に俵の外に倒れる。軍配、大栄翔。「物言い」がつき、協議の結果、同体と判断、「取り直し」になる。(6.0秒)
<取り直しの相撲>大栄翔、先に手をつく。宇良、腰を下ろし、仕切り線後方で右手をつき、左手をつく。大栄翔、ふわっとその場で先に立つ。宇良、少し遅れて立ち、低い姿勢で潜ろうとする。大栄翔、見ながら相手の肩を押さえ、突き起こす。宇良、土俵際、再び頭を下げる。大栄翔、突っ張りながら前に出る。宇良、俵の外に吹っ飛ぶ。(3.2秒)

(6) 蒼国来戦 ●叩き込み 4.2秒
 大栄翔、仕切り線後方で先に手をつく。蒼国来、左手をつき、右手をサッと動かして立つ。大栄翔、両手を出して踏み込もうとする。蒼国来、両手を出して叩きながら左に動く。大栄翔、向き直って突き放す。蒼国来、土俵際を右に回り、叩く。大栄翔、土俵に落ち、蒼国来、俵の外に出る。軍配、蒼国来。「物言い」がつき、協議の結果、大栄翔の手が先についていると判断、「軍配通り」、蒼国来の勝ち。

(7) 錦木戦 ●押し出し 2.8秒
 大栄翔、先に両手をつく。錦木、左手をつき、右手をサッとつく。大栄翔、両手を出して頭から踏み込む。錦木、頭から当たる。大栄翔、叩きながら左へ下がる。錦木、乗じて押しながら前に出る。大栄翔、土俵際、左へ回ろうとするがならず、土俵下に落ちる。

(中) 天風戦 ○引き落し 6.1秒
 大栄翔、仕切り線少し後方で先に両手をつく。天風、腰を下ろし、仕切り線後方でサッと手をつく。大栄翔、両手を出して頭から踏み込む。天風、右手を出して頭から踏み込む。大栄翔、顎に向かって突き上げる。天風、突っ張り返し、右で相手の左腕を引っ張り込もうとする。大栄翔、腕を抜いて突き放す。天風、押して前に出ようとする。大栄翔、相手の手を叩き、右に開いてかわす。天風、前に飛んで土俵に転がる。

(9) 臥牙丸戦 ●叩き込み 10.5秒
 大栄翔、先に両手をつく。臥牙丸、右手をつき、左手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。大栄翔、両手突きに行く。臥牙丸、頭から踏み込み、前に出る。大栄翔、右押っ付けで突き、右に回る。臥牙丸、向き直る。大栄翔、相手の左腕を手繰りながら右に回る。臥牙丸、突き放す。大栄翔、仰け反るが堪え、相手の右腕を手繰りながら少し左に回る。臥牙丸、向き直り、顎に向かって突っ張る。大栄翔、少し引き、俵に右足を掛けて押し返そうとする。臥牙丸、頭を叩く。大栄翔、土俵に落ちる。

(10) 千代翔馬戦 ●寄り切り 18.3秒
 大栄翔、先に手をつく。千代翔馬、手をサッとつく。大栄翔、右手を出す。千代翔馬、右手を出して頭から踏み込む。大栄翔、右で突き放す。千代翔馬、左で肩を押さえ、頭から当たって差そうとする。大栄翔、突っ張る。千代翔馬、下から撥ね上げ、右下手を探り、頭をつけて左上手前廻しを取り、右差し手を返す。大栄翔、左で差し手を抱え、右をねじ込んで下手を取る。千代翔馬、左上手を引きつけ、右差し手を返して前に出る。大栄翔、右差し手を返して堪える。千代翔馬、左上手を持って左に回り、頭をつけて右上手前廻しも取る。大栄翔、右差し手を抜き、左をねじ込む。千代翔馬、両前廻しを引きつけて前に出る。大栄翔、肩越しの右上手を探るが取れず、上体が起きて俵を割る。

(11) 佐田の海戦 ●寄り切り 7.9秒
 大栄翔、先に手をつく。佐田の海、腰を下ろし、右手をついて立ち、右手を出して頭から踏み込む。大栄翔、両手を出して相手の肩を押さえる。佐田の海、右喉輪で相手を仰け反らせる。大栄翔、突っ張りながら前に出、左で顎を押し上げる。佐田の海、右で喉輪を突き外しながら右に回る。大栄翔、土俵際向き直って突き上げる。佐田の海、右を差す。大栄翔、叩きながら俵伝いに左へ引く。佐田の海、そのまま寄る。大栄翔、俵の外に出る。佐田の海、土俵に落ち、大栄翔、土俵下に飛び落ちる。

(12) 荒鷲戦 ●寄り切り 12.3秒
 大栄翔、先に両手をつく。荒鷲、腰を下ろし、仕切り線後方でサッと手をつく。両者、ほぼ同時に立つ。荒鷲、右肘を固めて踏み込む。大栄翔、右手を出してやや左へ踏み出し、突っ張りながら前に出る。荒鷲、あてがいながら左へ回り、左上手に手を伸ばして取る。大栄翔、突き放そうとするが廻しを切れず、頭をつけて右で押っ付ける。荒鷲、下手になった左廻しを持って前に出、右上手も取る。大栄翔、左下手を取り、右上手に手を伸ばすが取れず、右を巻き替えに行く。荒鷲、それを許さず、両廻しを引きつけて前に出る。大栄翔、俵に両足を掛けて堪える。荒鷲、休まず寄り立て、寄り切る。

(13) 青狼戦 ●寄り切り 9.3秒
 大栄翔、先に両手をつく。青狼、腰を下ろし、仕切り線少し後方でサッと手をつく。両者、ほぼ同時に立ち、右手を出して踏み込む。大栄翔、右で相手の肩を押さえる。青狼、左上手に手を伸ばすが取れず。大栄翔、突き放す。青狼、前に出ながら左上手を探る。大栄翔、右へ回る。青狼、押しながら前に出る。大栄翔、土俵際を右へ回りながら右を差し、左も差そうとする。青狼、左上手を取り、右で押っ付けながら前に出、右を差して寄る。大栄翔、上体が起きて俵を割る。

(14) 豪風戦 ○押し出し 6.7秒
 大栄翔、先に両手をつく。豪風、腰を下ろし、仕切り線少し後方でサッと手をついて素早く立ち、頭から踏み込む。大栄翔、両手突き。豪風、叩きながら左に変わり、体を離して土俵際。大栄翔、前のめりになるが、向き直る。豪風、押しながら前に出、再び叩きながら左へ回る。大栄翔、落ちずに突っ張りながら前に出る。豪風、上体が起きて俵の外に出る。

(楽) 北はり磨戦 ○突き出し 5.9秒
 大栄翔、先に両手をつく。北はり磨、腰を下ろし、手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。北はり磨、頭から踏み込む。大栄翔、両手突きで相手を起こし、突っ張る。北はり磨、突き放しながら前に出る。大栄翔、突き返し、叩きながら下がる。北はり磨、左廻しに手を掛ける。大栄翔、右喉輪で突き放す。北はり磨、右足一本になる。大栄翔、突き放しながら一気に前に出る。北はり磨、土俵際、相手の左腕を手繰るが、右足が俵の外に滑り出る。大栄翔、手繰られた左で相手の腹を押す。北はり磨、土俵下に落ちる。

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旭秀鵬 2016年秋(九月)場所取組内容

201609-きょくしゅうほう

前頭8枚目だった5月場所、右膝靭帯などの手術からの回復が遅れて全休した。→5月場所の取組内容 翌場所、十両6枚目で10勝5敗の成績を上げる。
一場所で幕内に復帰し、前頭15枚目で迎えた今場所、初日、二日目と連勝スタート。
三日目、新入幕の天風に寄り切られて初黒星。(→立合い待ったの場面
四日目、五日目と連勝し(→五日目千代翔馬戦)、六日目、大砂嵐の休場による不戦勝で3連勝。全勝の力士2人(豪栄道、隠岐の海)を追う、1敗力士の3人(日馬富士、遠藤、旭秀鵬)に入る。
七日目、同じ1敗力士の遠藤と対戦。押し出されて2敗に後退。
ここから黒星が連なり、十一日目まで5連敗。5勝6敗と黒星先行に。七日目から膝に水がたまり、押されると残せない状態とのこと。(→大相撲中継での情報
十三日目、錦木に下手投げで敗れて7敗目。後がなくなる。
そこから踏み止まり、千秋楽に勝ち越しを決める。
幕内での勝ち越しは、昨年11月場所以来、5場所ぶり。



(初) 大栄翔戦 ○叩き込み 1.8秒
 大栄翔、先に手をつく。旭秀鵬、仕切り線少し後方でサッと手をつく。大栄翔、両手突きから突っ張る。旭秀鵬、相手の頭を叩き落とす。大栄翔、土俵に這う。

(2) 輝戦 ○叩き込み 5.7秒
 輝、先に手をつく。旭秀鵬、左、右とサッと手をつく。輝、右手を出して頭から踏み込む。旭秀鵬、右肘でかち上げて相手を起こす。輝、突き放そうとする。旭秀鵬、突っ張り、叩きながら下がって右に回る。輝、土俵に裏返る。

(3) 天風戦 ●寄り切り 7.4秒
 旭秀鵬、仕切り線後方で先に手をつく。天風、サッと手をつき、ふわっと突っ掛ける。2度目、旭秀鵬、仕切り線少し後方で手をつく。天風、すぐにサッと手をつく。旭秀鵬、素早く立ち、右肘を固めて踏み込む。天風、遅れてその場で立ち、両手突き。旭秀鵬、押し上げながら前に出、土俵際、左を差して下手を取る。天風、左差し手を返し、俵に両足を掛けながら右上手を取る。旭秀鵬、右上手を探るが取れず。天風、右上手を引きつけてどんどん前に出る。旭秀鵬、体が浮いて俵の外に出る。

(4) 荒鷲戦 ○寄り切り 3.1秒
 荒鷲、仕切り線少し後方で先に手をつく。旭秀鵬、左、右とサッと手をつく。両者、ほぼ同時に立つ。荒鷲、右肘を固めて踏み込む。旭秀鵬、踏み込んですぐ左上手を取る。荒鷲、左上手、右下手を取る。旭秀鵬、右差し手を返して相手の上手を切り、左上手を引きつけて前に出る。荒鷲、左を巻き替えようとするがならず、腰が伸びて俵を割る。

(5) 千代翔馬戦 ○突き落し 1.5秒
 旭秀鵬、仕切り線少し後方で先に手をつく。千代翔馬、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。千代翔馬、左肘を固め、右手を出しながら踏み込む。旭秀鵬、右肘を固めて当たり、右で相手の左腕を小手投げ気味に突く。千代翔馬、前のめりになる。旭秀鵬、そこを更に突く。千代翔馬、土俵に裏返る。

(6) 大砂嵐戦 □ 不戦勝 
 大砂嵐「左内転筋挫傷で5日間の休場を要する見込み」のため、休場。

(7) 遠藤戦 ●押し出し 2.6秒
 遠藤、先に右手をつく。旭秀鵬、仕切り線少し後方でサッと手をつく。遠藤、頭から踏み込み、右上手に手を伸ばす。旭秀鵬、右肘でかち上げる。遠藤、突き放そうとする。旭秀鵬、左で叩いて少し引く。遠藤、右喉輪で押し上げ、下から押し上げて前に出る。旭秀鵬、上体が起きて俵を割る。

(中) 佐田の海戦 ●寄り切り 6.5秒
 佐田の海、先に手をつく。旭秀鵬、仕切り線後方でサッと手をつく。佐田の海、素早く立ち、頭から踏み込む。旭秀鵬、右肘を固めて当たり、右を差す。佐田の海、左押っ付けから左上手を取る。旭秀鵬、肩越しの左上手を取る。佐田の海、左上手を引きつけて前に出、深い右下手も取って力強く寄る。旭秀鵬、右差し手を返して堪えようとするが、上体が起きて俵を割る。

(9) 豪風戦 ●押し出し 2.9秒
 旭秀鵬、先に手をつく。豪風、仕切り線後方で手をサッとつく。旭秀鵬、右肘を固めて踏み込む。豪風、頭から当たる。旭秀鵬、右かち上げで起こし、右で頭を叩きながら引く。豪風、乗じて前に出、両手で押し上げる。旭秀鵬、上体が起きて俵を割る。

(10) 臥牙丸戦 ●押し出し 10.4秒
 臥牙丸、先に手をつく。旭秀鵬、手をサッとつく。臥牙丸、右手を出して頭から踏み込む。旭秀鵬、右肘を固めて当たる。臥牙丸、右喉輪で押し上げる。旭秀鵬、顎に向かって突き放し、左を差す。臥牙丸、右押っ付けで一気に前に出る。旭秀鵬、土俵際、左下手前廻しを取る。臥牙丸、右上手を探る。旭秀鵬、腰を引いて上手を与えず。臥牙丸、右筈で押し上げながら前に出る。旭秀鵬、上体が起き、土俵下に落ちる。

(11) 東龍戦 ●寄り切り 16.9秒
 東龍、先に手をつく。旭秀鵬、仕切り線少し後方でサッと手をつく。両者、右肘を固めて当たる。東龍、すぐに左上手を取る。旭秀鵬、右下手を取る。東龍、腰を引いて相手の下手を切り、右を差して深い下手も取る。旭秀鵬、再び右下手を取る。東龍、下手を離し、右筈で相手を起こそうとする。旭秀鵬、頭を下げ、体を左へ傾けながら左を差し込み、左前廻しを取る。東龍、右を巻き替えて差し、差し手を返して相手の上手を切ろうとする。旭秀鵬、両廻しを引きつけて堪える。東龍、深い右下手を取り、両者、右四つで両廻しの引きつけ合い。東龍、前に出て寄る。旭秀鵬、腰が伸びて俵を割り、土俵下に落ちる。

(12) 大翔丸戦 ○叩き込み 1.9秒
 大翔丸、先に手をつく。旭秀鵬、仕切り線少し後方でサッと手をつき、右肘を固めて踏み込む。大翔丸、頭から当たる。旭秀鵬、右かち上げで相手を起こし、左喉輪で突き放す。大翔丸、頭をつけて押そうとする。旭秀鵬、左で頭を叩く。大翔丸、土俵に落ちる。

(13) 錦木戦 ●下手投げ 7.5秒
 錦木、先に手をつく。旭秀鵬、仕切り線少し後方でサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。錦木、頭から踏み込む。旭秀鵬、右肘でかち上げ気味に当たり、左を差して下手を取る。錦木、左差し手を返しながら右上手に手を伸ばすが取れず。旭秀鵬、左下手を持って右で首を巻く体勢になり、機を見て右足内掛けに行く。錦木、掛けられそうになった左足をかわし、下手投げを打ちながら左へ回って相手を土俵際にし、下手を離して押す。旭秀鵬、土俵下に飛び落ちる。

(14) 蒼国来戦 ○寄り切り 15.7秒
 旭秀鵬、仕切り線少し後方で先に手をつく。蒼国来、仕切り線後方でサッと手をつき、左肘を固めて踏み込む。旭秀鵬、右肘を固めて当たる。蒼国来、左を差す。旭秀鵬、左で差し手争いの末、左を差して腰を引く。蒼国来、深い右上手、左下手を取る。旭秀鵬、深い左下手を取る。蒼国来、両廻しを持って少し前に出る。旭秀鵬、右上手に手を伸ばす。蒼国来、腰を捻って上手を与えず、相手の上手を遠ざけようとじりじり右に動いて右足を俵に掛ける。旭秀鵬、腰を振って相手の下手を切り、前に出ながら左下手を更に深くし、腰を引いて相手の上手を切り、深い右上手も取って引きつける。蒼国来、俵に両足を掛けながら相手の廻しを切る。旭秀鵬、構わず腰を下ろして寄り切る。

(楽) 豊響戦 ○叩き込み 0.9秒
 豊響、先に手をつく。旭秀鵬、仕切り線少し後方で左手をつく。豊響、素早く立ち、右手を出して頭から踏み込む。旭秀鵬、その場で伸び上がり、叩きながら左へ変わる。豊響、前に飛んで土俵に転がる。

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徳勝龍 2016年秋(九月)場所取組内容

201609-とくしょうりゅう

前頭12枚目だった先場所は、6勝9敗の成績だった。→先場所の取組内容
前頭15枚目で迎えた今場所、初日は輝を寄り切って白星発進。
二日目大栄翔、三日目遠藤に敗れて連敗。
四日目、誉富士の休場で不戦勝。五日目、佐田の富士を寄り切り、3勝2敗と白星先行。
六日目の豊響戦、一度は軍配をもらうも、「取り直し」に。その相撲で突き出され、星が五分に。
七日目、青狼に引き落とされて4敗目。
八日目、十日目と勝って5勝目を上げる。(→十日目の荒鷲戦
十一日目、十二日目と連敗し、7敗目と後がなくなる。
十三日目、新入幕の天風を上手投げで倒し、踏み止まる。
十四日目、勢に小手投げで敗れ、負け越し決定。
千秋楽、松鳳山に押し出され、6勝9敗で今場所を終える。
負け越し、6勝9敗の成績とも、3場所連続。



(初) 輝戦 ○寄り切り 8.9秒
 輝、先に右手をつく。徳勝龍、手をサッとつき、両者、頭から踏み込む。輝、下から押し上げる。徳勝龍、右から突き、右に回りながら右上手を探る。輝、左を差して前に出る。徳勝龍、土俵際左を差し、差し手を返しながら左に回って体を入れ替える。輝、左差しで土俵際を左に回る。徳勝龍、左差し手を返して寄る。輝、上体が起きて俵を割る。

(2) 大栄翔戦 ●突き落し 2.4秒
 大栄翔、先に両手をつく。徳勝龍、腰を下ろし、手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。徳勝龍、頭から踏み込む。大栄翔、低く当たり、下から押し上げる。徳勝龍、下がらず堪える。大栄翔、引く。徳勝龍、乗じて押しながら前に出る。大栄翔、俵の上で左から突く。徳勝龍、土俵に落ち、大栄翔、残してから俵の外に出る。

(3) 遠藤戦 ●寄り切り 23.6秒
 遠藤、仕切り線少し後方で先に手をつく。徳勝龍、手をサッとついて素早く立ち、頭から踏み込む。遠藤、少し遅れて立ち、顔で当たりを受ける。徳勝龍、左を差す。遠藤、低い体勢で右上手前廻しを取り、左差し手を返して前に出る。徳勝龍、土俵際堪え、右で突きながら右へ回って体を入れ替える。遠藤、左下手を取り、両廻しを引きつけて前に出る。徳勝龍、左下手を取って堪える。遠藤、両廻しを引きつけて寄り立てる。徳勝龍、俵に両足を掛け、右押っ付けで突こうとしながら堪え、中に戻る。遠藤、下手が伸びるが、両廻しを引きつけて前に出る。徳勝龍、左下手を持ち、右で押っ付けながら堪えるが、ついに俵を割る。

(4) 誉富士戦 □ 不戦勝 
 誉富士、右下腿三頭筋挫傷のため、休場。

(5) 佐田の海戦 ○寄り切り 2.6秒
 佐田の海、先に手をつく。徳勝龍、腰を下ろし、仕切り線後方でサッと手をつく。両者、ほぼ同時に立つ。佐田の海、両腕を下げて踏み込む。徳勝龍、両手突きに行く。佐田の海、左を差して下手を取る。徳勝龍、左差し、右押っ付けで前に出る。佐田の海、土俵際、右で小手に振ろうとするが、上体が起きて俵を割る。

(6) 豊響戦 ●突き出し 4.6秒
 豊響、仕切り線後方で先に手をつく。徳勝龍、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。豊響、右手を出して頭から踏み込む。徳勝龍、右手を出して当たり、引く。豊響、乗じて一気に前に出る。徳勝龍、俵の上で叩き、右足一本で残そうとする。豊響、土俵に転がり、徳勝龍、俵の外に飛び出、両者、土俵下に落ちる。軍配、徳勝龍。「物言い」がつき、同体と判断、「取り直し」となる。(2.4秒)
<取り直しの相撲>豊響、仕切り線後方で先に手をつく。徳勝龍、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。豊響、右手を出して頭から踏み込む。徳勝龍、右手を出して当たる。豊響、押し上げる。徳勝龍、引いて右に回る。豊響、向き直って押す。徳勝龍、土俵際押し返すが上体が起きる。豊響、そこを両手で突き放す。徳勝龍、俵の外に出る。(4.6秒)

(7) 青狼戦 ●引き落し 7.7秒
 青狼、手をつく。徳勝龍、すぐに手をサッとつく。青狼、素早く立って踏み込む。徳勝龍、その場で立って両手突き。青狼、左下手を探る。徳勝龍、突き放しながら前に出る。青狼、土俵際、左上手を取り、右で押っ付けながら前に出る。徳勝龍、体を離そうとするが、俵に詰まる。青狼、体を離す。徳勝龍、前に落ちる。

(中) 錦木戦 ○寄り切り 14.1秒
 錦木、先に手をつく。徳勝龍、仕切り線少し後方で手をサッとつき、頭から踏み込む。錦木、頭から当たる。徳勝龍、突っ張る。錦木、下からあてがって下がらず。徳勝龍、引く。錦木、乗じて前に出る。徳勝龍、土俵際、相手に右腕を手繰って俵伝いに左へ回り、少し中に戻って顔を押し上げる。錦木、左を深く差して下手を取る。徳勝龍、左を差して前に出る。錦木、土俵際を左へ回り、俵に足を掛けて堪え、右で小手に振りながら中に戻る。徳勝龍、その機に右上手を取り、上手を引きつけて前に出る。錦木、土俵際、右から小手に振ろうとするが、左足が俵の外に出る。

(9) 北はり磨戦 ●押し出し 8.9秒
 北はり磨、仕切り線後方で先に手をつく。徳勝龍、手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。徳勝龍、両手を出して踏み込もうとする。北はり磨、やや左に踏み出し、左で押っ付ける。徳勝龍、右で顎を押し上げる。北はり磨、左下手を取る。徳勝龍、右で差し手を抱えて前に出る。北はり磨、俵に詰まるが、右押っ付けで押し上げながら前に出る。徳勝龍、右小手で振る。北はり磨、左腕を抜き、左で後ろ廻しを取って左に回る。徳勝龍、下がって廻しを切る。北はり磨、乗じて押しながら一気に前に出る。徳勝龍、俵の外に出る。

(10) 荒鷲戦 ○掬い投げ 2.9秒
 荒鷲、先に右手をつく。徳勝龍、手をサッとつき、右手を出し、左肘を固めて頭から踏み込む。荒鷲、右肘を固めて当たり、左を差して深い下手を取る。徳勝龍、左を差し、差し手を返して前に出る。荒鷲、土俵際、体を開いて右小手投げに行く。徳勝龍、左差し手を突きつける。荒鷲、俵の外に吹っ飛び、土俵下に転がり落ちる。

(11) 千代翔馬戦 ●突き落し 1.6秒
 両者、見合って、手をつくタイミングを計る。徳勝龍、手をサッとついて立つ。千代翔馬、少し遅れて手をサッとついて立つ。徳勝龍、頭から踏み込む。千代翔馬、左から張り、左へ飛びながら叩く。徳勝龍、向き直ろうとするが前のめり。千代翔馬、そこを更に左から突く。徳勝龍、土俵に落ちる。

(12) 蒼国来戦 ●上手捻り 11.3秒
 徳勝龍、先に手をつく。蒼国来、仕切り線少し後方でサッと手をついて立ち、左肘を固めて踏み込む。徳勝龍、左手を出し、やや右にずれて頭から当たる。蒼国来、左を差す。徳勝龍、右で差し手を抱える。蒼国来、左差し手を返し、右で絞りながら前に出る。徳勝龍、引き、土俵際を右に回る。蒼国来、右押っ付けから右上手を取る。徳勝龍、左差しで中に戻り、左下手を取る。両者、左四つで止まる(約4秒間)。蒼国来、左に回りながら右上手で捻る。徳勝龍、左膝から落ちて土俵に転がる。

(13) 天風戦 ○上手投げ 6.3秒
 天風、仕切り線少し後方で先に手をつく。徳勝龍、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。徳勝龍、頭から踏み込む。天風、右肘でかち上げ、左を差す。徳勝龍、左を差して差し手を返し、右上手を取る。天風、右で差し手を抱えて前に出、右上手に手を伸ばすが取れず、左下手を取って寄る。徳勝龍、土俵際、体を開いて右上手投げ。天風、俵の外に出る。

(14) 勢戦 ●小手投げ 2.8秒
 勢、先に手をつく。徳勝龍、手をサッとつき、頭から踏み込む。勢、両腕を内に入れ、右肩から当たる。徳勝龍、左肘を固めて当たる。勢、右を差そうとするがならず、左を差して差し手を返す。徳勝龍、右で差し手を抱え、前に出ながら左を差す。勢、土俵際、右小手投げ。徳勝龍、土俵に落ちる。

(楽) 松鳳山戦 ●押し出し 9.5秒
 徳勝龍、手をつこうとする。松鳳山、手をサッとついて突っ掛ける。2度目、徳勝龍、先に右手をつく。松鳳山、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。松鳳山、右で張り、両差しになろうとしながら前に出る。徳勝龍、上体を起こして左を差す。松鳳山、左差し手を返す。徳勝龍、左差しで前に出る。松鳳山、右から突いて振る。徳勝龍、その機に右上手を探るが取れず。松鳳山、両手で相手の左腕を抱え、土俵際、網打ち気味に振る。徳勝龍、向き直って体を離し、押し上げて引く。松鳳山、落ちずに押す。徳勝龍、左足が俵の外に出る。

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輝 2016年秋(九月)場所取組内容

201609-かがやき

再入幕し、幕内2場所目で東前頭14枚目だった先場所は、7勝8敗の成績だった。→先場所の取組内容
西前頭14枚目で迎えた今場所、初日、二日目と連敗スタート。
三日目、大栄翔を突き落として初日を出し、そこから新入幕の天風、ベテラン豪風に勝って3連勝。3勝2敗と白星先行。
六日目、錦木の小手投げに敗れ、星が五分になる。
七日目から3連勝。6勝3敗と白星先行。(→九日目豊響戦の取組画像
十日目、琴勇輝に押し出されて4敗目。(→立合い画像
十一日目、荒鷲を寄り切って7勝目。勝ち越しまであと1つとする。
十三日目、臥牙丸を寄り切り、幕内で初めて勝ち越しを決める。(→取組直後の様子→勝ち越しインタビューの様子
十四日目、千代の国を寄り切って9勝目。
千秋楽は敗れ、9勝6敗で今場所を終える。
勝ち越しは十両だった5月場所以来、2場所ぶり。



(初) 徳勝龍戦 ●寄り切り 8.9秒
 輝、先に右手をつく。徳勝龍、手をサッとつき、両者、頭から踏み込む。輝、下から押し上げる。徳勝龍、右から突き、右に回りながら右上手を探る。輝、左を差して前に出る。徳勝龍、土俵際左を差し、差し手を返しながら左に回って体を入れ替える。輝、左差しで土俵際を左に回る。徳勝龍、左差し手を返して寄る。輝、上体が起きて俵を割る。

(2) 旭秀鵬戦 ●叩き込み 5.7秒
 輝、先に手をつく。旭秀鵬、左、右とサッと手をつく。輝、右手を出して頭から踏み込む。旭秀鵬、右肘でかち上げて相手を起こす。輝、突き放そうとする。旭秀鵬、突っ張り、叩きながら下がって右に回る。輝、土俵に裏返る。

(3) 大栄翔戦 ○突き落し 2.7秒
 大栄翔、先に手をつく。輝、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。輝、右手を出して頭から踏み込む。大栄翔、両手を出して低く当たる。両者、右喉輪で押し上げる。輝、左で相手の喉輪を外し、突き上げる。大栄翔、体勢を崩す。輝、そこを叩く。大栄翔、土俵に落ちる。

(4) 天風戦 ○寄り切り 7.2秒
 輝、先に手をつく。天風、手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立ち、右手を出して頭から踏み込む。天風、右喉輪で押し上げる。輝、左押っ付けから左を差し、右も巻き替えて両差しになる。天風、乗じて前に出る。輝、左下手を取り、俵に両足を掛けて堪え、右差し手を返し、両下手を持って前に出る。天風、左を巻き替えるが、上体が起きて俵に詰まる。輝、左差し手を返しながら寄り切る。

(5) 豪風戦 ○押し出し 5.7秒
 輝、先に手をつく。豪風、手をサッとつき、頭から踏み込む。輝、両手で顔を突き起こす。豪風、押し上げ、少し引く。輝、右から張り、右をのぞかせ、左で抱えて前に出る。豪風、引いて体を離し、土俵際。輝、押す。豪風、土俵下に飛び落ちる。

(6) 錦木戦 ●小手投げ 5.7秒
 錦木、先に手をつく。輝、仕切り線少し後方でサッと手をつく。両者、ほぼ同時に立って頭から踏み込む。輝、両差しになる。錦木、右上手に手を掛けるが取れず、外から抱える。輝、両差しで前に出る。錦木、土俵際、右から強烈な小手投げ。輝、振られて腰から土俵に落ちる。

(7) 蒼国来戦 ○押し出し 4.2秒
 輝、先に右手をつく。蒼国来、仕切り線後方でサッと手をつき、右から張って右へ踏み出す。輝、右で押っ付け、左喉輪で押し上げ、突っ張りながら前に出る。蒼国来、土俵際、相手の右腕を手繰るが、土俵下に落ちる。

(中) 東龍戦 ○押し出し 3.0秒
 東龍、先に右手をつく。輝、腰を下ろし、仕切り線後方で手をサッとつく。その直前、東龍、素早く立ち、右を差す。輝、突っ張る。東龍、右で頭を押さえながら下がり、土俵際、肩越しの左上手に手を掛ける。輝、乗じて前に出、右喉輪で突き放す。東龍、土俵下に飛び落ちる。

(9) 豊響戦 ○突き落し 1.9秒
 豊響、仕切り線少し後方で先に手をつく。輝、手をサッとつく。豊響、頭から踏み込もうとする。輝、両手突きで相手を起こし、突っ張ろうとする。豊響、下がらず、左押っ付けで前に出る。輝、下がりながら左で突く。豊響、前に飛び落ちる。

(10) 琴勇輝戦 ●押し出し 5.7秒
 輝、先に右手をつく。琴勇輝、仕切り線後方でサッと手をつく。両者、両手突き。琴勇輝、仰け反りながら右で突く。輝、向き直り、相手の胸に突っ張る。琴勇輝、突き返し、右に開く。輝、前に泳ぎ、土俵際で向き直る。琴勇輝、そこを突き放し、右喉輪で押し上げる。輝、俵の上で相手の右腕を手繰ろうとする。琴勇輝、取られた腕を抜き、押す。輝、土俵下に落ちる。

(11) 荒鷲戦 ○寄り切り 3.1秒
 荒鷲、仕切り線少し後方で先に右手をつく。輝、仕切り線少し後方で手をサッとつく。荒鷲、右肘を固めて右肩から踏み込む。輝、右手を出して踏み込み、突き放す。荒鷲、左上手に手を掛けるが切れる。輝、右を差して前に出る。荒鷲、上体が起きて俵を割る。

(12) 佐田の海戦 ●寄り切り 10.7秒
 佐田の海、先に手をつく。輝、腰を下ろし、仕切り線後方でサッと手をつく。両者、右手を出して踏み込み、右喉輪で突き放す。輝、突き放してから右を差す。佐田の海、頭をつけ、左上手前廻しを取って前に出る。輝、右差し手を返して上手を切ろうとする。佐田の海、左上手を離さず、右下手も取る。輝、腰を捻って上手を切る。佐田の海、すぐに左上手を取り直し、両廻しを引きつけて寄る。輝、土俵際、右下手を取り、下手投げで振って相手も土俵際にする。佐田の海、両廻しを引きつけて一気に前に出る。輝、左上手に手を伸ばすが取れず。佐田の海、相手を浮かせながら俵の外に出す。

(13) 臥牙丸戦 ○寄り切り 4.8秒
 臥牙丸、先に右手をつく。輝、仕切り線後方で手をサッとつき、右手を出して頭から踏み込む。臥牙丸、右手を出して頭から当たり、顎に向かって突き上げ、相手を起こそうとする。輝、下がらず、体勢を低くして突き放して前に出、深い左下手を取る。臥牙丸、土俵際、右で小手に巻きながら下手を切るが、上体が起きて俵を割る。

(14) 千代の国戦 ○寄り切り 4.7秒
 千代の国、先に手をつく。輝、仕切り線後方でサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。千代の国、頭から踏み込む。輝、両手突きから突っ張る。千代の国、下から撥ね上げ、右で突き、深い右上手に手を掛ける。輝、前に出ながら深い左下手を取る。千代の国、上手が切れ、右で小手に巻くが、右足が俵の外に出る。輝、気づかず、右押っ付けで押し上げる。千代の国、俵の外で左足を上げて傾く。

(楽) 玉鷲戦 ●押し出し 6.2秒
 玉鷲、先に手をつく。輝、腰を下ろす。玉鷲、相手が手をつく前に、突っ掛ける。2度目、玉鷲、先に手をつく。輝、仕切り線少し後方でサッと手をつく。玉鷲、素早く立ち、右手を出して頭から踏み込む。輝、右手を出して頭から当たる。両者、互いに右で突き放す。玉鷲、突っ張る。輝、下がらず、押しながら前に出、右を差す。玉鷲、左足を俵に掛け、突き放しながら前に出る。輝、俵に詰まる。玉鷲、そこを押し上げる。輝、俵の上で左から突こうとする。玉鷲、右で相手の胸を押す。輝、俵の外に出る。

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遠藤 2016年秋(九月)場所取組内容

201609-えんどう

前頭6枚目だった先場所は、初日から9連敗し、3勝12敗の成績だった。→先場所の取組内容
場所前は、連日20番以上稽古し、怪我を負ってから一番いい状態に。(→日刊スポーツ記事 記事が表示されない場合は→こちら
前頭14枚目で迎えた今場所、初日は豊響を寄り切って白星発進。
二日目、新入幕の天風に押し出されて初黒星。
三日目、徳勝龍を寄り切って2勝目。
四日目、五日目と勝ちっぱなしの相手を破って白星を連ね、六日目、豪風を突き落とし(→取組画像)、全勝の2人(豪栄道、隠岐の海)を追う1敗力士3人(日馬富士、遠藤、旭秀鵬)の1人となる。
七日目、同じ1敗力士の旭秀鵬を押し出し、隠岐の海が初黒星を喫したため、ただ一人全勝の豪栄道を追う1力士3人(日馬富士、隠岐の海、遠藤)の1人となる。
八日目、過去6戦全敗の勢を寄り倒して7勝目。
九日目、蒼国来を寄り切り、平幕で唯一人勝ち越しを決める(他は全勝の大関豪栄道と、同じ1敗の横綱日馬富士のみ)(→勝ち越しインタビューの様子)。九日目での勝ち越しは、自己最速。
十日目、佐田の海を寄り切り、三日目から8連勝。(→取組後の土俵下での様子
十一日目、玉鷲に突き落とされて2敗目。日馬富士も敗れたため、1敗力士が消える(トップは、全勝の豪栄道)。
十二日目、御嶽海を寄り切って二桁勝利。
十三日目、他の2敗力士2人 日馬富士と高安が敗れる中、松鳳山を逆転のとったりで破り、豪栄道のこの日の優勝決定を阻む。(取組画像 →その1→その2
十四日目、前日3敗に後退した関脇高安と対戦。寄り切って2敗を守り、豪栄道が土俵に上がる前の優勝決定を阻止。豪栄道は、取り組みで勝って優勝を決める。
千秋楽、錦木を寄り切って13勝目(→取組後の笑顔)。13勝2敗の成績を上げ、技能賞を受賞する(→三賞インタビューの様子)。
勝ち越しは2場所ぶり。13勝は幕内での自己最多。



(初) 豊響戦 ○寄り切り 11.5秒
 遠藤、先に手をつく。豊響、少し下がる。遠藤、ついていた手を上げるが、再びつく。豊響、仕切り線後方でサッと手を動かして立つ。遠藤、低く踏み込む。しかし、行司 木村元基が止め、豊響にしっかり手をつくよう注意を与える。2度目、遠藤、先に手をつく。豊響、仕切り線後方で右手をつき、左手をサッと動かして立つ。遠藤、右から張る。豊響、左喉輪で押し上げようとする。遠藤、左を差し、右前廻しを取る。豊響、左を差し込む。遠藤、右上手前廻しを引き付けて前に出る。豊響、やや仰け反りながら右で突いて堪え、寄る。遠藤、俵に詰まるが堪え、左下手も取り、両廻しを持って前に出る。豊響、土俵際、右から突く。遠藤、堪えて寄り切る。

(2) 天風戦 ●押し出し 4.3秒
 両者、腰を下ろしてから長く見合う(約10秒間)。遠藤、仕切り線少し後方で右手をつく。天風、すぐに手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。遠藤、頭から踏み込む。天風、右肘でかち上げて相手を起こす。遠藤、右前廻しを探る。天風、両手で突き放す。遠藤、相手の圧力に下がり、土俵際を右へ回ろうとする。天風、逃さず押す。遠藤、土俵下に吹っ飛ぶ。

(3) 徳勝龍戦 ○寄り切り 23.6秒
 遠藤、仕切り線少し後方で先に手をつく。徳勝龍、手をサッとついて素早く立ち、頭から踏み込む。遠藤、少し遅れて立ち、顔で当たりを受ける。徳勝龍、左を差す。遠藤、低い体勢で右上手前廻しを取り、左差し手を返して前に出る。徳勝龍、土俵際堪え、右で突きながら右へ回って体を入れ替える。遠藤、左下手を取り、両廻しを引きつけて前に出る。徳勝龍、左下手を取って堪える。遠藤、両廻しを引きつけて寄り立てる。徳勝龍、俵に両足を掛け、右押っ付けで突こうとしながら堪え、中に戻る。遠藤、下手が伸びるが、両廻しを引きつけて前に出る。徳勝龍、左下手を持ち、右で押っ付けながら堪えるが、ついに俵を割る。

(4) 千代翔馬戦 ○掬い投げ 4.4秒
 遠藤、仕切り線少し後方で先に手をつく。千代翔馬、手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立ち、遠藤は右手、千代翔馬は左手を出して当たる。遠藤、両差しになり、右下手を取って引きつける。千代翔馬、左で首を巻いて首投げに行く。遠藤、右下手を深くして堪える。千代翔馬、そのまま首投げを打ち続ける。遠藤、堪え続けて右掬い投げを返す。千代翔馬、土俵に転がる。

(5) 琴勇輝戦 ○寄り切り 11.3秒
 遠藤、先に右手をつく。琴勇輝、仕切り線後方でサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。琴勇輝、両手突きから突っ張る。遠藤、下からあてがい、相手の右腕を手繰る。琴勇輝、下がりながら取られた腕を抜き、土俵際叩いて右に開く。遠藤、向き直って右上手を取る。琴勇輝、突き放そうとするがならず。遠藤、右上手を引きつけて前に出る。琴勇輝、押し上げて廻しを切ろうとするが切れず、俵に詰まる。遠藤、そのまま寄り切る。

(6) 豪風戦 ○突き落し 3.4秒
 遠藤、先に手をつく。豪風、仕切り線後方でサッと手をついて立つ。遠藤、右から張る。豪風、右肘でかち上げ気味に当たり、左に開く。遠藤、向き直って突き放す。豪風、左で相手の右上腕を押し上げながら前に出る。遠藤、左足一本になりながら右で顎を押して体を離す。豪風、土俵に落ちる。

(7) 旭秀鵬戦 ○押し出し 2.6秒
 遠藤、先に右手をつく。旭秀鵬、仕切り線少し後方でサッと手をつく。遠藤、頭から踏み込み、右上手に手を伸ばす。旭秀鵬、右肘でかち上げる。遠藤、突き放そうとする。旭秀鵬、左で叩いて少し引く。遠藤、右喉輪で押し上げ、下から押し上げて前に出る。旭秀鵬、上体が起きて俵を割る。

(中) 勢戦 ○寄り倒し 6.5秒
 勢、先に手をつく。遠藤、仕切り線少し後方でサッと手をつく。両者、ほぼ同時に立つ。勢、右肩から踏み込む。遠藤、左肘を固めて低く踏み込み、左を差して前に出る。勢、左を差して土俵際になり、体を開いて右小手投げに行く。遠藤、左差しで堪え、右上手を取り、体を開いて土俵内に右上手出し投げ。勢、向き直って体勢を立て直そうとする。遠藤、それを許さず、左で相手の腹を押す。勢、土俵下に転落。

(9) 蒼国来戦 ○寄り切り 10.9秒
 蒼国来、左手をつく。遠藤、すぐに仕切り線少し後方でサッと手をつく。蒼国来、両肘を固め、やや左へ踏み出す。遠藤、左肘を固めて踏み込み、左を差す。蒼国来、右で押っ付けながら前に出、左差し手を大きく返しながら腰を落とす。遠藤、左半身。蒼国来、右押っ付けで前に出る。遠藤、土俵際、左をねじ込む。蒼国来、右上手を取って寄る。遠藤、深い左下手を取り、土俵際、左下手投げで体を入れ替える。蒼国来、俵の上、右上手を持って左へ振ろうとする。遠藤、右上手を取って堪え、両廻しを持って寄り切る。蒼国来、土俵下に落ち、遠藤、俵の外に倒れる。

(10) 佐田の海戦 ○寄り切り 3.2秒
 佐田の海、先に手をつく。遠藤、仕切り線後方でサッと手をつく。佐田の海、頭から踏み込む。遠藤、低く踏み込んで頭で当たり、左を差す。佐田の海、右上手に手を伸ばすが取れず。遠藤、右で押っ付けながら一気に前に出、右上手を取る。佐田の海、右で首を巻いて俵に詰まる。遠藤、左下手も取り、両廻しを引きつけて寄る。佐田の海、右で小手に振ろうとするが、俵の外に出る。

(11) 玉鷲戦 ●突き落し 3.7秒
 遠藤、右手をつく。玉鷲、すぐに左手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。玉鷲、頭から踏み込む。遠藤、右から張って左を差そうとする。玉鷲、突き放して前に出る。遠藤、相手の右腕を手繰りながら左に回り、突き放す。玉鷲、左足が俵に掛かるが、突き上げてから叩く。遠藤、前に落ちて土俵に転がる。

(12) 御嶽海戦 ○寄り切り 6.2秒
 御嶽海、先に手をつく。遠藤、仕切り線少し後方でサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。御嶽海、右手を出して踏み込む。遠藤、頭から踏み込んで当たり、突っ張る。御嶽海、下から撥ね上げて下がらず。遠藤、左を差し、右押っ付けから右上手を取り、左差し手を返して頭をつける。御嶽海、左下手を探って取る。遠藤、右上手を引きつけ、左差し手を返しながら一気に前に出る。御嶽海、上体が起きて俵を割る。

(13) 松鳳山戦 ○とったり 2.5秒
 遠藤、仕切り線少し後方で先に手をつく。松鳳山、手をサッとつき、左手を出して頭から踏み込む。遠藤、左を差す。松鳳山、突き放し、左喉輪で一気に前に出る。遠藤、土俵際、両手で相手の左腕を外しながら右へかわし、右で後ろ廻しを取って土俵外に出す。松鳳山、土俵下に飛び落ちる。

(14) 高安戦 ○寄り切り 6.1秒
 高安、先に右手をつく。遠藤、仕切り線後方でサッと手をつく。高安、左手をサッとついて素早く立ち、左肘を固めて頭から踏み込む。遠藤、低く当たって左を差し、右押っ付けで押し上げる。高安、右で差し手を抱え、左下手を取る。遠藤、右上手前廻しを取り、左差し手を返し、深い左下手を取る。高安、すぐに腰を振って下手を切るが土俵際。遠藤、右上手を引きつけて寄る。高安、土俵際、左から掬いながら俵伝いに左へ回る。遠藤、少し傾きながらも右上手を引きつけて体を寄せる。高安、上体が起きて俵を割る。

(楽) 錦木戦 ○寄り切り 21.7秒
 錦木、先に手をつく。遠藤、仕切り線少し後方でサッと手をつく。錦木、頭から踏み込む。遠藤、左を差して差し手を返す。錦木、左で押っ付ける。遠藤、右差し手を抜き、右で絞りながら上手前廻しを探る。錦木、腰を引いて上手を与えず。遠藤、ついに右上手前廻しを取る。錦木、腰を振って上手を切ろうとするがきれず、左下手を取り、やや肩越しの右上手を取る。遠藤、すぐに左肘を張って相手の上手を切り、右上手を引きつけて前に出る。錦木、右足が俵に詰まるが堪え、右上手に手を伸ばす。遠藤、すぐに左肘を張って上手を切り、左差し手を返して寄る。錦木、右下手を持ち、俵に両足を掛けて堪える。遠藤、右上手を持って休まず寄る。錦木、腰が伸びて俵を割る。

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豊響 2016年秋(九月)場所取組内容

201609-とよひびき

東前頭13枚目だった先場所は、7勝8敗の成績だった。→先場所の取組内容
西前頭13枚目で迎えた今場所、初日は遠藤に寄り切られて黒星発進。
二日目、新入幕の千代翔馬に上手出し投げで敗れて連敗。
三日目誉富士、四日目大栄翔と連勝し、星を五分にする。
五日目、臥牙丸に送り出されて黒星先行。
六日目、徳勝龍に一度軍配が上がるが「取り直し」となり、突き出しで勝って星を五分にする。
七日目から黒星が連なり、5連敗で十一日目に負け越しが決まる。(→中日蒼国来戦→九日目輝戦→十日目宇良戦
十二日目、新入幕の天風を押し出して4勝目。そこから白星を連ねて3連勝。
千秋楽、旭秀鵬に立合い変化からの叩き込みで敗れ、6勝9敗で今場所を終える。
負け越しは2場所連続。



(初) 遠藤戦 ●寄り切り 11.5秒
 遠藤、先に手をつく。豊響、少し下がる。遠藤、ついていた手を上げるが、再びつく。豊響、仕切り線後方でサッと手を動かして立つ。遠藤、低く踏み込む。しかし、行司 木村元基が止め、豊響にしっかり手をつくよう注意を与える。2度目、遠藤、先に手をつく。豊響、仕切り線後方で右手をつき、左手をサッと動かして立つ。遠藤、右から張る。豊響、左喉輪で押し上げようとする。遠藤、左を差し、右前廻しを取る。豊響、左を差し込む。遠藤、右上手前廻しを引き付けて前に出る。豊響、やや仰け反りながら右で突いて堪え、寄る。遠藤、俵に詰まるが堪え、左下手も取り、両廻しを持って前に出る。豊響、土俵際、右から突く。遠藤、堪えて寄り切る。

(2) 千代翔馬戦 ●上手出投 2.2秒
 豊響、サッと手をつく。千代翔馬、すぐにサッと手をつき、頭から踏み込む。豊響、両手突きから押す。千代翔馬、叩きながら右に回り、右上手を取って出し投げ。豊響、土俵に転がる。

(3) 誉富士戦 ○突き出し 7.0秒
 誉富士、先に手をつく。豊響、腰を下ろし、仕切り線少し後方で右手をつき、左手をサッとついて立ち、両手を出して頭から踏み込む。誉富士、左へ踏み出し、左から突いて左に開く。豊響、向き直る。誉富士、押し、叩きながら下がる。豊響、突き放しながら前に出る。誉富士、土俵際突っ張り返し、右に回る。豊響、逃さず突き放す。誉富士、上体が起きて俵を割る。

(4) 大栄翔戦 ○押し出し 1.3秒
 大栄翔、先に手をつく。豊響、仕切り線後方でサッと手をつき、素早く立って頭から踏み込む。大栄翔、その場で立って両手を出し、叩きながら下がる。豊響、乗じて押し出す。

(5) 臥牙丸戦 ●送り出し 11.1秒
 臥牙丸、先に手をつく。豊響、仕切り線少し後方でサッと手をついて素早く立ち、右手を出して頭から踏み込む。臥牙丸、頭から当たり、右上手に手を伸ばす。豊響、腰を引いて廻しを与えず、右小手で振る。臥牙丸、乗じて前に出る。豊響、俵に詰まり、相手を押す。臥牙丸、顎に向かって押し上げる。豊響、下からあてがい、右で相手の左肘を突いて喉輪を外しながら土俵際を右へ回る。臥牙丸、逃さずついて行き、後ろ向きになった相手の腰を押す。豊響、土俵下に落ちる。

(6) 徳勝龍戦 ○突き出し 4.6秒
 豊響、仕切り線後方で先に手をつく。徳勝龍、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。豊響、右手を出して頭から踏み込む。徳勝龍、右手を出して当たり、引く。豊響、乗じて一気に前に出る。徳勝龍、俵の上で叩き、右足一本で残そうとする。豊響、土俵に転がり、徳勝龍、俵の外に飛び出、両者、土俵下に落ちる。軍配、徳勝龍。「物言い」がつき、同体と判断、「取り直し」となる。(2.4秒)
<取り直しの相撲>豊響、仕切り線後方で先に手をつく。徳勝龍、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。豊響、右手を出して頭から踏み込む。徳勝龍、右手を出して当たる。豊響、押し上げる。徳勝龍、引いて右に回る。豊響、向き直って押す。徳勝龍、土俵際押し返すが上体が起きる。豊響、そこを両手で突き放す。徳勝龍、俵の外に出る。(4.6秒)

(7) 大翔丸戦 ●押し出し 3.4秒
 豊響、仕切り線少し後方で右手をつく。大翔丸、手をサッとつく。豊響、素早く立ち、両手を出して頭から踏み込む。大翔丸、右手を出して頭から踏み込む。豊響、突っ張る。大翔丸、下がらず下から押し上げ、浅い両差しで一気に前に出る。豊響、土俵下に落ちる。

(中) 蒼国来戦 ●上手投げ 15.2秒
 豊響、先に手をつく。蒼国来、仕切り線後方で手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。蒼国来、右肘を固めて踏み込む。豊響、両手突きから押し上げる。蒼国来、右を差して両廻しを取り、引きつけて前に出る。豊響、右差し手を返し、左上手を探るが取れず、右下手を探る。蒼国来、廻しを遠ざけて与えず、両廻しを引きつけて寄る。豊響、右から掬って相手を土俵際にしようとする。蒼国来、両廻しを持って再び相手を土俵際にし、左上手投げ。豊響、俵の外に転がる。

(9) 輝戦 ●突き落し 1.9秒
 豊響、仕切り線少し後方で先に手をつく。輝、手をサッとつく。豊響、頭から踏み込もうとする。輝、両手突きで相手を起こし、突っ張ろうとする。豊響、下がらず、左押っ付けで前に出る。輝、下がりながら左で突く。豊響、前に飛び落ちる。

(10) 宇良戦 ●肩透かし 5.0秒
 宇良、仕切り線少し後方で先に手をつく。豊響、仕切り線少し後方で右手をつき、左手をサッとついて立ち、両手突きに行く。宇良、遅れてその場で頭を下げる。豊響、両手で相手の肩を押し上げて起こし、顎に向かって突っ張る。宇良、右を差して体を離さず。豊響、右喉輪で押し上げ、左で極め気味に押っ付ける。宇良、右をのぞかせたまま右肘を内に曲げ、左で叩きながら右に回って土俵際で肩透かし。豊響、裏返って土俵下に落ちる。宇良、俵の外に飛び落ちる。

(11) 錦木戦 ●押し出し 8.5秒
 錦木、先に手をつく。豊響、仕切り線後方で右手をつき、左手をサッとついて素早く立ち、右手を出して頭から踏み込む。錦木、頭から当たる。豊響、突き起こし、左押っ付けで前に出る。錦木、土俵際、左から突きながら左へ回って体を入れ替え、左を差す。豊響、左筈で押し上げながら少し前に出、右で頭を叩いて引く。錦木、前のめりになりながら前に出る。豊響、相手が落ちる前に俵の外に出る。錦木、土俵に落ちる。

(12) 天風戦 ○押し出し 5.6秒
 豊響、仕切り線後方で先に手をつく。天風、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。豊響、右手を出して頭から踏み込む。天風、右肘を固めて踏 当たるが、右を差せずに抜き、左を差す。豊響、頭をつけ、左筈で押しながら前に出る。天風、右上手に手を伸ばす。豊響、腰を引いて上手を与えず、押し上げながら前に出る。天風、土俵際、左から掬おうとするがそのまま俵を割る。

(13) 東龍戦 ○寄り切り 6.2秒
 東龍、先に手をつく。豊響、仕切り線後方に右手をつき、左手をサッとついて立つ。東龍、左から張り、右を差して左上手を取り、右下手も取る。豊響、頭をつけ、左で押っ付けながら前に出、左上手前廻しを探る。東龍、右肘を張って上手を与えず、俵の上で左上手投げに行こうとする。豊響、体を預ける。東龍、俵の外に出、土俵下に飛び落ちる。

(14) 松鳳山戦 ○叩き込み 4.0秒
 豊響、仕切り線少し後方で先に右手をつく。松鳳山、サッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。豊響、頭から踏み込む。松鳳山、右手を出して頭を下げ、やや左へ踏み出し、左で相手の右腕を抱える。豊響、取られた腕を抜いて向き直り、少し突っ張り、叩きながら大きく引いて左へ開く。松鳳山、前に落ちる。

(楽) 旭秀鵬戦 ●叩き込み 0.9秒
 豊響、先に手をつく。旭秀鵬、仕切り線少し後方で左手をつく。豊響、素早く立ち、右手を出して頭から踏み込む。旭秀鵬、その場で伸び上がり、叩きながら左へ変わる。豊響、前に飛んで土俵に転がる。

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天風 2016年秋(九月)場所取組内容

201609-あまかぜ

昨年三月場所、新十両に昇進。そこから9場所連続で十両を務め、十両11枚目だった先場所、13勝2敗で十両優勝(→優勝を決めた一番→優勝インタビュー)。
五月場所のとき、下の名前が本名の「賢人」から「浩二」に変わったが(→参照)、新入幕を決め、師匠の下の名前と同じ「浩一」になる(新入幕会見の様子 →その1→その2→その3)。
大相撲中継で流れた新入幕挨拶VTRでは、明るいキャラクターが前面に(→その様子)。
前頭13枚目で迎えた今場所は、初日は同じ新入幕の千代翔馬に上手出し投げで敗れ、黒星発進。
二日目、遠藤を押し出して初日を出し、懸賞5本を獲得。(新入幕初白星インタビューの様子 →その1→その2→その3
三日目、旭秀鵬を寄り切って連勝(→立合い不成立時の様子)。五日目、大翔丸を突き落とし、序盤は、3勝2敗と白星先行。
六日目、松鳳山に下手投げで敗れ、星が五分に(→立合い不成立時の様子→花道奥の様子)。
七日目は、琴勇輝と、明治以降初となる香川県出身同士の対戦。押し出しで敗れて連敗。
そのまま黒星が続き、6連敗で、十一日目に負け越し決定。(→十日目の花道を下がる様子
更に黒星が連なって8連敗する。
十四日目、臥牙丸を押し出して4勝目。(→立合い不成立時の様子
千秋楽、十両の大砂嵐を寄り切り、5勝10敗で今場所を終える。
負け越しは2場所ぶり。二桁負けは自身初。



(初) 千代翔馬戦 ●上手出投 2.4秒
 天風、手をつく。千代翔馬、すぐにサッと手をつく。天風、その場で立つ。千代翔馬、頭から踏み込み、左筈で相手の脇を押し上げ、右上手前廻しを取る。天風、前に出る。千代翔馬、土俵際、左で頭を押さえ、右に回りながら右上手出し投げ。天風、土俵に転がる。

(2) 遠藤戦 ○押し出し 4.3秒
 両者、腰を下ろしてから長く見合う(約10秒間)。遠藤、仕切り線少し後方で右手をつく。天風、すぐに手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。遠藤、頭から踏み込む。天風、右肘でかち上げて相手を起こす。遠藤、右前廻しを探る。天風、両手で突き放す。遠藤、相手の圧力に下がり、土俵際を右へ回ろうとする。天風、逃さず押す。遠藤、土俵下に吹っ飛ぶ。

(3) 旭秀鵬戦 ○寄り切り 7.4秒
 旭秀鵬、仕切り線後方で先に手をつく。天風、サッと手をつき、ふわっと突っ掛ける。2度目、旭秀鵬、仕切り線少し後方で手をつく。天風、すぐにサッと手をつく。旭秀鵬、素早く立ち、右肘を固めて踏み込む。天風、遅れてその場で立ち、両手突き。旭秀鵬、押し上げながら前に出、土俵際、左を差して下手を取る。天風、左差し手を返し、俵に両足を掛けながら右上手を取る。旭秀鵬、右上手を探るが取れず。天風、右上手を引きつけてどんどん前に出る。旭秀鵬、体が浮いて俵の外に出る。

(4) 輝戦 ●寄り切り 7.2秒
 輝、先に手をつく。天風、手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立ち、右手を出して頭から踏み込む。天風、右喉輪で押し上げる。輝、左押っ付けから左を差し、右も巻き替えて両差しになる。天風、乗じて前に出る。輝、左下手を取り、俵に両足を掛けて堪え、右差し手を返し、両下手を持って前に出る。天風、左を巻き替えるが、上体が起きて俵に詰まる。輝、左差し手を返しながら寄り切る。

(5) 大翔丸戦 ○突き落し 5.6秒
 大翔丸、先に手をつく。天風、仕切り線少し後方でサッと手をつき、右手を出して頭から踏み込む。大翔丸、頭から当たる。天風、少し下がって左を差す。大翔丸、押し上げながら前に出る。天風、俵に両足を掛けながら左で突く。大翔丸、土俵にバッタリ落ちる。

(6) 松鳳山戦 ●下手投げ 9.4秒
 松鳳山、手をサッとついて立ち、右肘を固める。天風、遅れて手をつかずにその場で立つが、行司 式守与之吉が止める。2度目、天風、先に手をつく。松鳳山、仕切り線少し後方でサッと手をついて素早く立ち、右肘を固めて低く踏み込み、左腕を前に出す。天風、左肘を固めて当たる。松鳳山、左を差して差し手を返す。天風、押し上げながら前に出る。松鳳山、俵に両足を掛け、左から突く。天風、前に泳いで俵で踏み止まり、くるっと向き直る。松鳳山、そこを一気に前に出る。天風、土俵際を右に回る。松鳳山、左喉輪で押し上げる。天風、土俵際必死に堪える。松鳳山、両差しになり、右下手を取って投げる。天風、右膝から土俵に落ちて転がる。

(7) 琴勇輝戦 ●押し出し 4.4秒
 天風、先に手をつく。琴勇輝、仕切り線後方でサッと手をつく。天風、左肘を固める。琴勇輝、頭から踏み込み、両手で突き放す。天風、前に出ようとする。琴勇輝、右から突いて右に開き、下から押す。天風、叩きながら下がる。琴勇輝、乗じて一気に前に出る。天風、土俵際を左へ回ろうとするが、右足が俵の外に滑り出る。

(中) 大栄翔戦 ●引き落し 6.1秒
 大栄翔、仕切り線少し後方で先に両手をつく。天風、腰を下ろし、仕切り線後方でサッと手をつく。大栄翔、両手を出して頭から踏み込む。天風、右手を出して頭から踏み込む。大栄翔、顎に向かって突き上げる。天風、突っ張り返し、右で相手の左腕を引っ張り込もうとする。大栄翔、腕を抜いて突き放す。天風、押して前に出ようとする。大栄翔、相手の手を叩き、右に開いてかわす。天風、前に飛んで土俵に転がる。

(9) 錦木戦 ●寄り切り 14.9秒
 錦木、先に手をつく。天風、手をサッとついて素早く立ち、頭から踏み込む。錦木、頭から当たる。天風、左を差す。錦木、両廻しに手を掛ける。天風、差し手を返して腰を引き、廻しを与えず。錦木、左下手を取る。天風、更に左差し手を返し、深い右上手を取る。錦木、深い左下手を取る。天風、右上手を引きつけて前に出る。錦木、左下手投げで振って左に回る。天風、深い右上手を持って寄る。錦木、俵に両足を掛けて堪え、差し手を返して相手の上手を切り、逆に前に出、両廻しを引きつけて寄る。天風、上体が起きて俵を割る。

(10) 玉鷲戦 ●押し出し 12.3秒
 天風、先に右手をつく。玉鷲、左手をつき、右手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。玉鷲、頭から踏み込もうとする。天風、右肘でかち上げに行く。玉鷲、やや左へ踏み出し、左押っ付けで突く。天風、向き直る。玉鷲、突っ張ろうとする。天風、突き放す。玉鷲、突き放そうとする。天風、左をのぞかせて前に出る。玉鷲、俵に詰まるが突き放し、少し中に戻り、顎に向かって張り手を交えながら突っ張り、前に出る。天風、突き返すが、土俵際。玉鷲、頭をつけて押し上げる。天風、上体が起きて俵を割る。

(11) 蒼国来戦 ●寄り切り 22.5秒
 天風、先に手をつく。蒼国来、仕切り線後方でサッと手をついて素早く立ち、左肘を固める。天風、左を差そうとする。蒼国来、左肩から当たり、右で押っ付けながら右上手前廻しを取る。天風、右で差し手を抱え、腰を引いて上手を与えず、左差しで前に出る。蒼国来、左下手、右上手前廻しを取り、両廻しを引きつけて土俵際堪え、右に回って前に出る。天風、右上手に手を伸ばす。蒼国来、腰を捻って上手を与えず、両廻しを引きつけて前に出ようとする。天風、右で差し手を抱えながら堪え、左下手を探る。蒼国来、腰を捻って下手を与えず、右で絞る。天風、左下手を取る。蒼国来、右に回り、両廻しを引きつけて前に出る。天風、上体が起きるが必死に堪え、土俵際、肩越しに右上手に手を伸ばす。蒼国来、腰を低くして上手を与えず、寄り切る。

(12) 豊響戦 ●押し出し 5.6秒
 豊響、仕切り線後方で先に手をつく。天風、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。豊響、右手を出して頭から踏み込む。天風、右肘を固めて踏 当たるが、右を差せずに抜き、左を差す。豊響、頭をつけ、左筈で押しながら前に出る。天風、右上手に手を伸ばす。豊響、腰を引いて上手を与えず、押し上げながら前に出る。天風、土俵際、左から掬おうとするがそのまま俵を割る。

(13) 徳勝龍戦 ●上手投げ 6.3秒
 天風、仕切り線少し後方で先に手をつく。徳勝龍、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。徳勝龍、頭から踏み込む。天風、右肘でかち上げ、左を差す。徳勝龍、左を差して差し手を返し、右上手を取る。天風、右で差し手を抱えて前に出、右上手に手を伸ばすが取れず、左下手を取って寄る。徳勝龍、土俵際、体を開いて右上手投げ。天風、俵の外に出る。

(14) 臥牙丸戦 ○押し出し 5.2秒
 臥牙丸、先に右手をつく。天風、サッと手をついて立つが、臥牙丸、立てず。2度目、臥牙丸、仕切り線後方で両手をつく。天風、相手に見せるようにサッと両手をつき、両肘を固めて踏み込む。臥牙丸、右手を出して頭から踏み込む。天風、左を差して差し手を返す。臥牙丸、上体が起き、土俵際、体を開いて右小手投げに行く。天風、左差し手を突きつけて堪え、相手の右脇腹を押す。臥牙丸、俵を割る。

(楽) 大砂嵐戦 ○寄り切り 3.0秒
 大砂嵐、先に手をつく。天風、仕切り線後方でサッと手をつき、両肘を固めて踏み込む。大砂嵐、両手で相手の顎を突き上げる。天風、相手の腕を下から撥ね上げて前に出る。大砂嵐、肩越しの左上手を取る。天風、右差し手を返して寄る。大砂嵐、腰が伸びて俵を割る。

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千代翔馬 2016年秋(九月)場所取組内容

201609-ちよしょうま

今年一月場所、新十両に昇進。十両4場所目で西十両3枚目だった先場所、9勝6敗と勝ち越す。
名古屋場所後の7月31日、師匠の元横綱千代の富士が死去。巡業から、通夜告別式のために一時帰京し、参列した(→涙を流す千代翔馬)。部屋は、元大関千代大海が継承。
先代親方がよく褒めたという千代翔馬(朝日新聞記事 記事が表示されない場合は→こちら日刊スポーツ記事 記事が表示されない場合は→こちら→新十両紹介での九重親方のコメント)が、今場所新入幕。(会見の様子→その1→その2
前頭12枚目の今場所は、初日、同じ新入幕の天風と対戦。上手出し投げで倒して白星発進。(→初日に流れた新入幕挨拶)そのまま3連勝。
四日目、五日目と連敗するも、3勝2敗と白星先行。(→五日目旭秀鵬戦画像
六日目、体をひねりながらの下手投げで勢を倒し、4勝目。(→画像
七日目、松鳳山戦で立合い張る。それに怒りを感じた松鳳山が、土俵下に吹っ飛ばす(→取組画像)。吹っ飛ばされた千代翔馬、土俵下の浦風審判にぶつかる(→画像)。勝負後も松鳳山は千代翔馬を睨む(→画像)。
中日、臥牙丸を肩透かしで破って5勝目。
九日目、玉鷲に強烈に突き倒されて4敗目。
十日目から3連勝し、十二日目に勝ち越しを決める。(→勝ち越しインタビュー
十三日目から3連敗。8勝7敗で今場所を終える。
勝ち越しは2場所連続。



(初) 天風戦 ○上手出投 2.4秒
 天風、手をつく。千代翔馬、すぐにサッと手をつく。天風、その場で立つ。千代翔馬、頭から踏み込み、左筈で相手の脇を押し上げ、右上手前廻しを取る。天風、前に出る。千代翔馬、土俵際、左で頭を押さえ、右に回りながら右上手出し投げ。天風、土俵に転がる。

(2) 豊響戦 ○上手出投 2.2秒
 豊響、サッと手をつく。千代翔馬、すぐにサッと手をつき、頭から踏み込む。豊響、両手突きから押す。千代翔馬、叩きながら右に回り、右上手を取って出し投げ。豊響、土俵に転がる。

(3) 蒼国来戦 ○突き落し 0.9秒
 千代翔馬、サッと手をついて突っ掛ける。2度目、蒼国来、左手をつく。千代翔馬、手をサッとつく。蒼国来、頭から踏み込む。千代翔馬、左で相手の肩を押さえ、右に動いて右からつぶすように突く。蒼国来、土俵に手をつく。

(4) 遠藤戦 ●掬い投げ 4.4秒
 遠藤、仕切り線少し後方で先に手をつく。千代翔馬、手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立ち、遠藤は右手、千代翔馬は左手を出して当たる。遠藤、両差しになり、右下手を取って引きつける。千代翔馬、左で首を巻いて首投げに行く。遠藤、右下手を深くして堪える。千代翔馬、そのまま首投げを打ち続ける。遠藤、堪え続けて右掬い投げを返す。千代翔馬、土俵に転がる。

(5) 旭秀鵬戦 ●突き落し 1.5秒
 旭秀鵬、仕切り線少し後方で先に手をつく。千代翔馬、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。千代翔馬、左肘を固め、右手を出しながら踏み込む。旭秀鵬、右肘を固めて当たり、右で相手の左腕を小手投げ気味に突く。千代翔馬、前のめりになる。旭秀鵬、そこを更に突く。千代翔馬、土俵に裏返る。

(6) 勢戦 ○下手投げ 13.8秒
 勢、先に手をつく。千代翔馬、手をサッとつく。勢、右肘を固める。千代翔馬、右手を出してやや左へ踏み出し、左前廻しを狙う。勢、腰を引いて廻しを与えず。千代翔馬、左を差す。勢、右上手に手を伸ばすが取れず。千代翔馬、頭をつけて右で絞り、左下手を取り、右手を伸ばして深い上手を取る。勢、左下手を取り、右上手に手を伸ばすが取れず。勢、右で差し手を抱えて前に出ようとする。千代翔馬、右上手を持ったまま、体を捻って左下手投げを打ち、足を大きく開いてそのまま相手を投げ倒す。勢、土俵に転がる。

(7) 松鳳山戦 ●押し出し 4.5秒
 両者、手をつこうとするがなかなかつけず。松鳳山、右手をつく。千代翔馬、手をサッとついて立ち、右から張る。松鳳山、両手突き。千代翔馬、右から突いて右に開く。松鳳山、落ちずに押しながら前に出る。千代翔馬、土俵際、相手の右腕を手繰る。松鳳山、押す。千代翔馬、土俵下に吹っ飛び、浦風審判の上に落ちて倒す。勝負後、千代翔馬を睨む。

(中) 臥牙丸戦 ○肩透かし 5.8秒
 臥牙丸、先に手をつく。千代翔馬、腰を下ろし、手をサッとつき、左で相手の肩を押さえて当たらせず。臥牙丸、押しながら前に出る。千代翔馬、左で頭を押さえながら右に回り、土俵際体勢を低くし、左を差そうとする。臥牙丸、右押っ付けで相手を起こし、左喉輪で押し上げる。千代翔馬、左をのぞかせ、肩透かしを引きながら左へ回って体を入れ替える。臥牙丸、土俵下に落ちる。

(9) 玉鷲戦 ●突き倒し 2.8秒
 玉鷲、手をつく。千代翔馬、すぐにサッと手をつき、左手を出す。玉鷲、両手突きで相手を起こし、突っ張りながら前に出る。千代翔馬、土俵際、相手の手を手繰ろうとしながら左へ回る。玉鷲、両手で強烈に突き放す。千代翔馬、吹っ飛んで土俵に尻餅。

(10) 大栄翔戦 ○寄り切り 18.3秒
 大栄翔、先に手をつく。千代翔馬、手をサッとつく。大栄翔、右手を出す。千代翔馬、右手を出して頭から踏み込む。大栄翔、右で突き放す。千代翔馬、左で肩を押さえ、頭から当たって差そうとする。大栄翔、突っ張る。千代翔馬、下から撥ね上げ、右下手を探り、頭をつけて左上手前廻しを取り、右差し手を返す。大栄翔、左で差し手を抱え、右をねじ込んで下手を取る。千代翔馬、左上手を引きつけ、右差し手を返して前に出る。大栄翔、右差し手を返して堪える。千代翔馬、左上手を持って左に回り、頭をつけて右上手前廻しも取る。大栄翔、右差し手を抜き、左をねじ込む。千代翔馬、両前廻しを引きつけて前に出る。大栄翔、肩越しの右上手を探るが取れず、上体が起きて俵を割る。

(11) 徳勝龍戦 ○突き落し 1.6秒
 両者、見合って、手をつくタイミングを計る。徳勝龍、手をサッとついて立つ。千代翔馬、少し遅れて手をサッとついて立つ。徳勝龍、頭から踏み込む。千代翔馬、左から張り、左へ飛びながら叩く。徳勝龍、向き直ろうとするが前のめり。千代翔馬、そこを更に左から突く。徳勝龍、土俵に落ちる。

(12) 豪風戦 ○突き落し 3.6秒
 両者、見合いながら手をつくタイミングを計るが、なかなかつけず、豪風、立合いを嫌う。2度目、千代翔馬は仕切り線上で、豪風は仕切り線後方で、ほぼ同時にサッと手をついて立つ。千代翔馬、踏み込む。豪風、その場で伸び上がって叩き、左に変わる。千代翔馬、向き直って右下手前廻しを探る。豪風、左で押っ付けながら前に出ようとする。千代翔馬、土俵際、左から突いていなす。豪風、前に泳いで土俵下に飛び落ちる。

(13) 琴勇輝戦 ●押し出し 3.7秒
 両者、見合ってなかなか手をつかず。琴勇輝、サッと手をかすらせて素早く立つ。千代翔馬、サッと手をついて遅れて立つ。しかし、木村寿之介が止める。2度目、琴勇輝、仕切り線少し後方で先に両手をつく。千代翔馬、仕切り線少し後方でサッと手をつく。その直前、琴勇輝、素早く立って両手突き。千代翔馬、遅れて立ち、上体を起こされる。琴勇輝、突っ張りながら前に出る。千代翔馬、右に回って左を差す。琴勇輝、右押っ付けで寄る。千代翔馬、俵に詰まり、差し手を抜いて左半身になる。琴勇輝、そこを押す。千代翔馬、土俵下に落ちる。

(14) 佐田の海戦 ●押し出し 2.1秒
 佐田の海、先に手をつく。千代翔馬、手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。千代翔馬、右手を出してやや左に踏み出す。佐田の海相手の頭に頭で当たり、左筈を脇に入れ、右で押っ付ける。千代翔馬、一気に引き、土俵際、両手で相手の左腕を手繰る。佐田の海、乗じて前に出、左で相手の胸を押す。千代翔馬、俵の外に出る。佐田の海、俵の外に倒れ、千代翔馬、土俵下客席に背中から倒れ込む。

(楽) 正代戦 ●押し出し 2.9秒
 正代、仕切り線後方で先に手をつく。千代翔馬、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。千代翔馬、左手を出して頭から踏み込む。正代、右肘を固めながら左を差そうとする。千代翔馬、右にずれ、相手の左腕を抱えて下がり、右に回って土俵際とったりに行く。正代、土俵際、取られた腕を抜く。千代翔馬、土俵下に飛び落ちる。

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