十一日目・十両。(九州場所)
【ひとこと】琴欧洲、二敗目。
全勝が両横綱だけの中、大関で唯一人一敗の琴欧洲。
優勝争いに絡んでほしいという期待が掛かっていたのですが、十日目、二敗に後退してしまいました。
対戦相手は、前日に幕内通算勝利数歴代2位に並ぶ804勝を上げた魁皇でした。
琴欧洲、魁皇に左腕を手繰られ、更に魁皇の前に出る圧力に後ろ向きに倒れました。
魁皇は、この相手の左腕を手繰る動きをよくやり、このまま相手の腕を抱えて小手投げに行って相手の肘を壊すことも多々ありました。
そのため、琴欧洲も恐怖心があるのか、腕を手繰られた後、腰が引けてしまい、簡単に崩れ落ちてしまいました。
琴欧洲、苦手の安美錦戦といい、気持ちの乱れがそのまま負けにつながっていますね。
落ち着いて取れば、無敵なのに…。
琴欧洲が二敗に後退したため、一敗力士は嘉風だけ。
両横綱が並走し、他の力士が脱落して行くパターンが、完成しつつあります。
優勝争いに対する期待は、千秋楽両横綱全勝対決ぐらいですかね…。
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優勝争いに絡んでほしいという期待が掛かっていたのですが、十日目、二敗に後退してしまいました。
対戦相手は、前日に幕内通算勝利数歴代2位に並ぶ804勝を上げた魁皇でした。
琴欧洲、魁皇に左腕を手繰られ、更に魁皇の前に出る圧力に後ろ向きに倒れました。
魁皇は、この相手の左腕を手繰る動きをよくやり、このまま相手の腕を抱えて小手投げに行って相手の肘を壊すことも多々ありました。
そのため、琴欧洲も恐怖心があるのか、腕を手繰られた後、腰が引けてしまい、簡単に崩れ落ちてしまいました。
琴欧洲、苦手の安美錦戦といい、気持ちの乱れがそのまま負けにつながっていますね。
落ち着いて取れば、無敵なのに…。
琴欧洲が二敗に後退したため、一敗力士は嘉風だけ。
両横綱が並走し、他の力士が脱落して行くパターンが、完成しつつあります。
優勝争いに対する期待は、千秋楽両横綱全勝対決ぐらいですかね…。
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十日目・幕内。(九州場所)
十日目・十両。(九州場所)
九州場所十日目・十両の取り組み内容を書き起こしました。
カッコ内は取り組み時間です。
● 臥牙丸 4勝6敗 寄り切り 駿河司 3勝3敗 ○ (23.4秒)
駿河司、突っ掛ける。2度目、駿河司がやや早く立ち、行司が止める。3度目、駿河司、右に動いて右上手を取り、左下手も取る。臥牙丸、右上手を持って寄る。駿河司、右上手投げで臥牙丸を土俵際に置く。臥牙丸、左掬い投げで駿河司を土俵外に出そうとする。駿河司、堪えて右上手投げで土俵外に出そうとする。両者、中に戻り、両廻しを取って左四つがっぷりになる。臥牙丸、寄る。駿河司、右上手投げで体を入れ替え、一呼吸置いて寄る。臥牙丸、両廻しを引きつけ、吊り気味に左に振る。駿河司、両廻しを引きつけて寄る。臥牙丸、俵の外に左足が出る。
カッコ内は取り組み時間です。
● 臥牙丸 4勝6敗 寄り切り 駿河司 3勝3敗 ○ (23.4秒)
駿河司、突っ掛ける。2度目、駿河司がやや早く立ち、行司が止める。3度目、駿河司、右に動いて右上手を取り、左下手も取る。臥牙丸、右上手を持って寄る。駿河司、右上手投げで臥牙丸を土俵際に置く。臥牙丸、左掬い投げで駿河司を土俵外に出そうとする。駿河司、堪えて右上手投げで土俵外に出そうとする。両者、中に戻り、両廻しを取って左四つがっぷりになる。臥牙丸、寄る。駿河司、右上手投げで体を入れ替え、一呼吸置いて寄る。臥牙丸、両廻しを引きつけ、吊り気味に左に振る。駿河司、両廻しを引きつけて寄る。臥牙丸、俵の外に左足が出る。
【ひとこと】両横綱、並走。
中日(八日目)に全勝で勝ち越しを決めた両横綱。
九日目もともに勝って全勝を守りました。
朝青龍は、怪力把瑠都との対戦でした。
把瑠都、立合いで突き押しに行きますが、朝青龍に両下手を取られて潜られます。
朝青龍が頭をつけた低い体勢なのに対し、把瑠都は廻しが取れずに上体が起きた攻めにくい体勢。把瑠都、この体勢では簡単には廻しを取れません。
朝青龍を起こそうとしても起こせず、押っ付けで前に出ようとしても体を入れ替えられ、結局肩越しの上手を取ろうとします。
朝青龍、その隙に投げに行き、豪快な掛け投げで把瑠都を仕留め、1分22秒を超える大相撲を制しました。
朝青龍−把瑠都戦で長い相撲といえば、今年の春場所。1分15秒近い相撲でした。
このときは、把瑠都が途中で肩越しの上手を取りました。
そのため、朝青龍が、頭を把瑠都の脇の下に入れ、仰け反りながら上手を切るという技を見せ、ビックリさせられました。
朝青龍はこの相撲に勝ちましたが、この力相撲の翌日、十日目に初黒星。
その後、千秋楽までの5日間は2勝3敗と崩れ、優勝争いから脱落しました。
…今場所は大丈夫でしょうか。
もう一人の全勝力士、白鵬は、大関千代大海と対戦しました。
白鵬、踏み込んですぐに左前廻しを取り、千代大海に全く突き放させずに前に出て、力強い寄り切り。
全く隙の無い内容。この後も、崩れそうにないですね。
それよりも、対戦相手の千代大海の状態が心配です。
今場所角番ですが、三日目から7連敗。
あと一敗で負け越し。大関から陥落が決定してしまいます…。
十日目の対戦相手は全勝の朝青龍。
…厳しいですね。
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九日目もともに勝って全勝を守りました。
朝青龍は、怪力把瑠都との対戦でした。
把瑠都、立合いで突き押しに行きますが、朝青龍に両下手を取られて潜られます。
朝青龍が頭をつけた低い体勢なのに対し、把瑠都は廻しが取れずに上体が起きた攻めにくい体勢。把瑠都、この体勢では簡単には廻しを取れません。
朝青龍を起こそうとしても起こせず、押っ付けで前に出ようとしても体を入れ替えられ、結局肩越しの上手を取ろうとします。
朝青龍、その隙に投げに行き、豪快な掛け投げで把瑠都を仕留め、1分22秒を超える大相撲を制しました。
朝青龍−把瑠都戦で長い相撲といえば、今年の春場所。1分15秒近い相撲でした。
このときは、把瑠都が途中で肩越しの上手を取りました。
そのため、朝青龍が、頭を把瑠都の脇の下に入れ、仰け反りながら上手を切るという技を見せ、ビックリさせられました。
朝青龍はこの相撲に勝ちましたが、この力相撲の翌日、十日目に初黒星。
その後、千秋楽までの5日間は2勝3敗と崩れ、優勝争いから脱落しました。
…今場所は大丈夫でしょうか。
もう一人の全勝力士、白鵬は、大関千代大海と対戦しました。
白鵬、踏み込んですぐに左前廻しを取り、千代大海に全く突き放させずに前に出て、力強い寄り切り。
全く隙の無い内容。この後も、崩れそうにないですね。
それよりも、対戦相手の千代大海の状態が心配です。
今場所角番ですが、三日目から7連敗。
あと一敗で負け越し。大関から陥落が決定してしまいます…。
十日目の対戦相手は全勝の朝青龍。
…厳しいですね。
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九日目・幕内。(九州場所)
九州場所九日目・幕内の取り組み内容を書き起こしました。
カッコ内は取り組み時間です。
● 将司 2勝7敗 寄り倒し 霜鳳 5勝4敗 ○ (23.6秒)
将司、踏み込み、右下手を取る。霜鳳、左上手をがっちり取り、右をのぞかせる。将司、右下手を引きつけ、頭をつける。霜鳳、左上手を引きつけて将司を起こし、右下手を探るが取れずに右差し手を返す。将司、少し上体が起きるが、頭は霜鳳の肩につける。両者、少し止まる。将司、左上手を探る。霜鳳、左上手を引きつけ、上手投げで揺さぶって寄る。将司、俵に両足を掛けて残し、中に戻る。霜鳳、右下手を取り、再び左上手を引きつけて寄る。将司、俵の外に左膝から崩れ落ちる。
カッコ内は取り組み時間です。
● 将司 2勝7敗 寄り倒し 霜鳳 5勝4敗 ○ (23.6秒)
将司、踏み込み、右下手を取る。霜鳳、左上手をがっちり取り、右をのぞかせる。将司、右下手を引きつけ、頭をつける。霜鳳、左上手を引きつけて将司を起こし、右下手を探るが取れずに右差し手を返す。将司、少し上体が起きるが、頭は霜鳳の肩につける。両者、少し止まる。将司、左上手を探る。霜鳳、左上手を引きつけ、上手投げで揺さぶって寄る。将司、俵に両足を掛けて残し、中に戻る。霜鳳、右下手を取り、再び左上手を引きつけて寄る。将司、俵の外に左膝から崩れ落ちる。
九日目・十両。(九州場所)
【ひとこと】全勝の嘉風に土。
両横綱以外で唯一人、初日から7連勝の嘉風。
八日目は、左を差すとしぶとい豊ノ島と対戦しました。
豊ノ島、立合いに自分得意の左四つになります。
嘉風は、体を離して動きの良さで勝負するタイプの力士なので、組み止められてやや分が悪くなります。
互いに廻しを取ったり切ったりの攻防の末、嘉風が前に出ようとした瞬間に豊ノ島の突きが決まり、嘉風、土俵に落ちました。
嘉風は七日目に「初日から三日目は攻める相撲が取れていたけれど、四日目からは相撲内容が悪くなった。自分に勝つ流れが来ていて勝てているようだ」という内容のコメントをしていました。
確かに、攻め込まれての逆転が多くなっていました。
そして八日目は、差し身のうまい豊ノ島にうまく差されて、自分の良さを発揮できませんでした。
非常に悔しい負けでしょうが、連勝による注目も重くなって来ていたようですので、ホッとした部分もあるかもしれません。
気を取り直して、また本来の動きの良さを発揮して、活躍してほしいと思います。
一方、嘉風を破った豊ノ島は、ここまで二敗。
両差し、あるいは左差しになるのがうまく、その形になれば、色んな技を繰り出し、土俵際の粘りもあり、そして勝機を逃さない力士です。
ここ数場所は、その肝心の左肘の怪我のために、動きに精彩が無く、存在感が薄くなってしまっていましたが、今場所は久々に動きの良さを取り戻しています。
四日目に髷を掴む反則で負けていますが、これは『故意に掴んだ』と判断するのはどうかと思うようなものでしたので、非常に惜しい黒星でした。
これが無ければ一敗で、優勝争いにも名前が出ていていい力士。
今場所白星を連ねて、早く三役に復帰してほしいと思います。
《2009年九州場所取組内容・目次へ》
八日目は、左を差すとしぶとい豊ノ島と対戦しました。
豊ノ島、立合いに自分得意の左四つになります。
嘉風は、体を離して動きの良さで勝負するタイプの力士なので、組み止められてやや分が悪くなります。
互いに廻しを取ったり切ったりの攻防の末、嘉風が前に出ようとした瞬間に豊ノ島の突きが決まり、嘉風、土俵に落ちました。
嘉風は七日目に「初日から三日目は攻める相撲が取れていたけれど、四日目からは相撲内容が悪くなった。自分に勝つ流れが来ていて勝てているようだ」という内容のコメントをしていました。
確かに、攻め込まれての逆転が多くなっていました。
そして八日目は、差し身のうまい豊ノ島にうまく差されて、自分の良さを発揮できませんでした。
非常に悔しい負けでしょうが、連勝による注目も重くなって来ていたようですので、ホッとした部分もあるかもしれません。
気を取り直して、また本来の動きの良さを発揮して、活躍してほしいと思います。
一方、嘉風を破った豊ノ島は、ここまで二敗。
両差し、あるいは左差しになるのがうまく、その形になれば、色んな技を繰り出し、土俵際の粘りもあり、そして勝機を逃さない力士です。
ここ数場所は、その肝心の左肘の怪我のために、動きに精彩が無く、存在感が薄くなってしまっていましたが、今場所は久々に動きの良さを取り戻しています。
四日目に髷を掴む反則で負けていますが、これは『故意に掴んだ』と判断するのはどうかと思うようなものでしたので、非常に惜しい黒星でした。
これが無ければ一敗で、優勝争いにも名前が出ていていい力士。
今場所白星を連ねて、早く三役に復帰してほしいと思います。
《2009年九州場所取組内容・目次へ》
