春場所

錦木 2017年春(三月)場所取組内容

201703-にしきぎ

前頭11枚目だった先場所は、5勝10敗の成績だった。→先場所の取組内容
前頭16枚目で迎えた今場所、初日は千代鳳に寄り切られて黒星発進。
二日目、妙義龍を押し出して初日を出す。(→妙義龍戦
四日目、五日目と連勝。3勝2敗と白星先行。(→四日目阿武咲戦) 五日目は、横綱鶴竜土俵入りで露払いも務める。(→横綱鶴竜土俵入り
六日目、千代皇に寄り切られて3敗目。(→千代皇戦
そこから黒星が連なって4連敗。3勝6敗と黒星先行に。
十日目、佐田の海を押し出して4勝目。(→佐田の海戦
十一日目から黒星が連なり、十二日目に負け越し決定。十三日目まで3連敗。
十四日目、新入幕の宇良を押し出し、5勝目を上げる。(→宇良戦
千秋楽、輝に押し出され、5勝10敗で今場所を終える。
負け越し、二桁黒星とも、3場所連続。



(初) 千代鳳戦 ●寄り切り 28.4秒
 錦木、先に手をつく。千代鳳、体を上下に揺らし、仕切り線後方でサッと手をつく。錦木、素早く立つ。千代鳳、頭から低く当たる。錦木、右でかち上げる。千代鳳、頭を上げず。錦木、右を差そうとする。千代鳳、左で押っ付けて左を差し勝ち、左下手を取る。錦木、深い右上手を取る。千代鳳、右上手も取り、両廻しを引きつけて前に出る。錦木、左下手を取り、右上手で振って相手を土俵際にする。千代鳳、相手の上手を切って中に戻り、両廻しを引きつけて前に出る。錦木、右で押っ付けるが土俵際になり、左下手で振ろうとする。千代鳳、寄る。錦木、腰が伸びて俵を割る。

(2) 妙義龍戦 ○押し出し 4.3秒
 錦木、先に両手をつく。妙義龍、右、左とサッと手をつき、やや左へ踏み出して頭から当たり、左上手前廻しに手を掛けるが取れず。錦木、両差しになろうとする。妙義龍、頭をつけて押っ付ける。錦木、圧力をかける。妙義龍、上体が起き、右に回って体を離すが土俵際。錦木、向き直って押す。妙義龍、俵の外に出る。

(3) 徳勝龍戦 ●引き落し 2.1秒
 錦木、先に両手をつく。徳勝龍、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。錦木、右肘を固める。徳勝龍、頭から踏み込み、突っ張る。錦木、下がらず前に出る。徳勝龍、叩いて下がる。錦木、土俵にバッタリ落ち、徳勝龍、俵の上で残る。

(4) 阿武咲戦 ○押し出し 8.1秒
 阿武咲、先に両手をつく。錦木、左手をつく。阿武咲、突っ掛ける。2度目、阿武咲、先に両手をつく。錦木、腰を下ろし、手をサッとつく。阿武咲、右手を出して頭から踏み込み、突き放して前に出る。錦木、左を差し、右で差し手を引っ張り込んで左へ回り、右上手を探る。阿武咲、土俵際、右を巻き替えようとする。錦木、乗じて左押っ付けで押し上げながら前に出る。阿武咲、俵に足を掛けながら左から掬おうとするが、上体が起きて土俵下に落ちる。

(5) 旭秀鵬戦 ○寄り切り 5.5秒
 錦木、先に手をつく。旭秀鵬、手をサッとつく。錦木、素早く立ち、踏み込んで右を差す。旭秀鵬、左上手、右下手を取る。錦木、右下手を取り、左を巻き替えて差し、両差しで前に出る。旭秀鵬、廻しが切れ、左で相手の首を巻く。錦木、低い体勢で前に出る。旭秀鵬、俵を割る。

(6) 千代皇戦 ●寄り切り 21.9秒
 千代皇、先に両手をつく。錦木、仕切り線少し後方で左手をつき、右手をサッとつく。千代皇、左肘を固めて頭から踏み込む。錦木、右肘でかち上げ気味に当たり、前に出ながら左を差す。千代皇、左を差し、右で押っ付ける。錦木、深い左下手を取る。千代皇、手を伸ばして深い右上手を取り、引きつけて前に出るが一枚廻しが伸びる。一呼吸後、千代皇、右上手投げで振る。錦木、その機に右を巻き替えて差す。千代皇、左上手も取り、両上手を引きつけて前に出る。錦木、右から掬って体を入れ替え、左下手を持って寄る。千代皇、俵に両足を掛けて堪える。錦木、右差し手を抜く。千代皇、土俵際、右上手で振って体を入れ替え、寄る。錦木、俵の上で右から突き落としに行く。両者、俵の外に傾くが、錦木、先に俵の外に出る。その後、千代皇、俵の外に裏返る。

(7) 石浦戦 ●下手捻り 20.4秒
 錦木、先に左手をつく。石浦、仕切り線後方で右手をつき、左手をサッとついて素早く立ち、頭から踏み込む。錦木、両差しを狙う。石浦、左筈で脇を押し上げながら前に出る。錦木、左に回りながら差そうとする。石浦、右に開いていなし、押し上げながら前に出る。錦木、俵に詰まるが、叩きながら左へ回る。石浦、左手を伸ばして廻しを取り、頭をつける。錦木、右で差し手を抱えてやや覆いかぶさる体勢。石浦、右手で相手の左手首を掴んで差させず、機を見て、左下手で手前に捻る。錦木、土俵にバッタリ落ちる。

(中) 大翔丸戦 ●押し出し 8.7秒
 錦木、先に両手をつく。大翔丸、サッと手をつく。錦木、素早く立ち、両差しになろうとする。大翔丸、頭から低く当たり、左押っ付け、右筈で押し上げる。錦木、差し手を抜いて左へ回る。大翔丸、押しながら前に出る。錦木、俵に詰まり、右から突きながら右へ回ろうとする。大翔丸、逃さず押す。錦木、俵の外に出る。

(9) 貴景勝戦 ●押し出し 7.9秒
 錦木、先に手をつく。貴景勝、手をサッとつけて突っ掛ける。2度目、錦木、先に手をつく。貴景勝、手をサッとつき、両手を出して頭から踏み込み、突き放す。両者、押し合う。貴景勝、左筈で相手の右脇を押し上げる。錦木、引いて体を離すが土俵際。貴景勝、そこを押す。錦木、俵の外に出る。

(10) 佐田の海戦 ○押し出し 2.4秒
 佐田の海、先に手をつく。錦木、左、右と手をつく。佐田の海、素早く立って両手突き。錦木、少し遅れて低く当たり、押しながら一気に前に出る。佐田の海、土俵下に飛び落ちる。

(11) 大栄翔戦 ●寄り切り 8.5秒
 大栄翔、仕切り線少し後方で先に両手をつく。錦木、左、右と手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。錦木、頭から当たろうとする。大栄翔、両手で相手の肩を押さえ、顎に向かって突き上げる。錦木、左から突く。大栄翔、向き直り、突っ張りながら前に出る。錦木、右で相手の左腕を抱え、右に回りながら小手投げに行く。大栄翔、左差し手を突きつけて寄り切る。

(12) 栃ノ心戦 ●掬い投げ 2.8秒
 錦木、手をつく。栃ノ心、すぐに手をサッとついて素早く立ち、叩いて左に変わる動きをするが、錦木、立てず。2度目、錦木、手をつく。栃ノ心、すぐに手をサッとついて素早く立ち、右肘を固めて当たり、右を差す。錦木、頭をつける。栃ノ心、左で頭を叩き、右差し手を返して掬い投げ。錦木、宙で裏返って土俵に転がる。

(13) 魁聖戦 ●掬い投げ 14.7秒
 魁聖、先に両手をつく。錦木、左手をつく。魁聖、素早く立ち、錦木、遅れて立って当たるが、行司 木村寿之介が止める。2度目、錦木、先に左手をつく。魁聖、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。錦木、頭から踏み込む。魁聖、右肘を固めて当たり、下がりながら右を差す。錦木、頭をつけて左で押っ付け、左上手を取る。魁聖、左へ回って体を入れ替え、左をねじ込んで両差しになる。錦木、右上手前廻しを取り、右に回る。魁聖、両差しで前に出、相手の上手を切り、更に前に出続ける。錦木、体を離し、頭から低く当たる。魁聖、左で頭を叩く。錦木、右を差して下手を取る。魁聖、左上手に手を掛けるが切れ、右から掬い投げ。錦木、宙で裏返って土俵に落ちる。

(14) 宇良戦 ○押し出し 3.7秒
 宇良、仕切り線後方で右手をつく。錦木、両手をつき、見ながら立つ。宇良、右手を出して頭を下げる。錦木、左を差して前に出る。宇良、土俵際、相手の左腕をかついで反りに行く。錦木、取られた左腕を抜き、左半身になった相手の左脇を押す。宇良、右足一本を俵に掛けて堪えようとするが、俵の外に出る。

(楽) 輝戦 ●押し出し 2.9秒
 錦木、先に両手をつく。輝、手をサッとつく。錦木、素早く立つ。輝、頭から当たり、右喉輪で押し上げ、突き放しながら前に出る。錦木、上体が起きて俵を割る。

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徳勝龍 2017年春(三月)場所取組内容

201703-とくしょうりゅう

前頭15枚目だった昨年九月場所は、6勝9敗の成績だった。→九月場所の取組内容
翌場所、十両に陥落。2場所十両を務め、十両8枚目だった先場所、11勝4敗の成績を上げる。
場所前、挙式披露宴を開いた。(→日刊スポーツ記事 記事が表示されない場合は→こちら
幕内に復帰し、前頭15枚目で迎えた今場所、初日は千代皇を寄り切って白星発進。(→千代皇戦
二日目、千代大龍に寄り切られて初黒星。
三日目、四日目と連勝、更に五日目から3連勝し、6勝2敗と白星先行。(→六日目貴景勝戦
九日目、今場所好調の栃煌山に叩き込まれて3敗目。
十日目、千代翔馬を浴びせ倒して7勝目。勝ち越しまであと1つとする。(→千代翔馬戦
十一日目、佐田の海を寄り切って連勝。勝ち越しを決める。(→佐田の海戦、勝ち越しインタビュー→①→②
十二日目から黒星が連なり、千秋楽まで4連敗。8勝7敗で今場所を終える。
幕内での勝ち越しは、昨年三月場所以来、1年ぶり。



(初) 千代皇戦 ○寄り切り 4.5秒
 千代皇、先に手をつく。徳勝龍、腰を下ろし、おもむろに手をサッとついて立つ。千代皇、頭から当たる。徳勝龍、左肘を固めて当たり、左を差して前に出る。千代皇、左を差すが、上体が起きて俵に詰まる。徳勝龍、がぶって寄り切る。

(2) 千代大龍戦 ●寄り切り 32.6秒
 千代大龍、先に手をつく。徳勝龍、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。千代大龍、右肘を固めて踏み込む。徳勝龍、左肘を固めて当たる。千代大龍、突き放す。徳勝龍、前に出ながら左を差す。千代大龍、左下手、右上手を取る。徳勝龍、右で押っ付けながら前に出る。千代大龍、土俵際を左へ回り、中へ戻る。両者、左四つ、徳勝龍が左下手、千代大龍が両廻しを持った体勢で、しばらく止まる(約19秒間)。千代大龍、両廻しを引きつけて前に出る。徳勝龍、土俵際、右から突き落とそうとする。千代大龍、左下手を持って堪える。徳勝龍、俵の外に出る。千代大龍、俵の外に倒れ、徳勝龍、土俵下に落ちる。

(3) 錦木戦 ○引き落し 2.1秒
 錦木、先に両手をつく。徳勝龍、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。錦木、右肘を固める。徳勝龍、頭から踏み込み、突っ張る。錦木、下がらず前に出る。徳勝龍、叩いて下がる。錦木、土俵にバッタリ落ち、徳勝龍、俵の上で残る。

(4) 妙義龍戦 ○突き落し 6.5秒
 妙義龍、右手をつく。徳勝龍、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。徳勝龍、左から張る。妙義龍、左にずれて頭から当たる。徳勝龍、突っ張り、左を差す。妙義龍、右上手を探るが取れず、左下手を取り、右を巻き替えて差す。徳勝龍、乗じて前に出、両手で顔を押し、右小手投げで相手の下手を切り、右から突く。妙義龍、土俵に落ちる。

(5) 千代鳳戦 ●送り出し 7.6秒
 千代鳳、先に左手をつく。徳勝龍、右手を出し、相手に見せるように手をサッとついて立つ。千代鳳、頭を下げる。徳勝龍、両手突きから押し上げ、叩きながら右に開く。千代鳳、向き直って右下手を探る。徳勝龍、左で差し手を抱えて左に回り、顔に向かって押す。千代鳳、押し上げながら前に出る。徳勝龍、相手の右腕を手繰って俵伝いに左へ回ろうとするが、後ろ向きになり、土俵下に落ちる。

(6) 貴景勝戦 ○突き落し 9.2秒
 貴景勝、先に両手をつく。徳勝龍、手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立ち、頭から低く踏み込む。貴景勝、突き放す。徳勝龍、突っ張りながら前に出る。貴景勝、左に回る。徳勝龍、突っ張り続ける。貴景勝、土俵際から突っ張りながら一気に前に出る。徳勝龍、土俵際、左から突く。貴景勝、土俵にバッタリ落ち、その後、徳勝龍も前に落ちる。

(7) 大翔丸戦 ○押し出し 10.2秒
 大翔丸、先に両手をつく。徳勝龍、両手をサッとつき、頭から踏み込む。大翔丸、頭から当たる。徳勝龍、突き起こそうとする。大翔丸、押しながら前に出る。徳勝龍、押し返す。大翔丸、右から突く。徳勝龍、押し上げて引く。大翔丸、向き直る。徳勝龍、左から張って左を差し、右で差し手を抱えながら前に出る。大翔丸、土俵際、右から突く。徳勝龍、向き直って相手を押す。大翔丸、俵の外に出る。

(中) 旭秀鵬戦 ○押し出し 6.1秒
 旭秀鵬、仕切り線後方で先に左手をつく。徳勝龍、手をサッとつく。旭秀鵬、素早く立ち、右肘を固めて当たる。徳勝龍、頭から当たる。旭秀鵬、左を差して差し手を返し、右上手を探る。徳勝龍、左差しを返して前に出る。旭秀鵬、土俵際、左から掬おうとする。徳勝龍、押す。旭秀鵬、上体が起きて俵を割る。

(9) 栃煌山戦 ●叩き込み 3.5秒
 栃煌山、仕切り線かなり後方で先に手をつく。徳勝龍、手をサッとつく。栃煌山、素早く立つ。徳勝龍、両手突きに行く。栃煌山、叩きながら右に動く。徳勝龍、向き直る。栃煌山、押しながら前に出。叩く。徳勝龍、土俵に両手をつく。

(10) 千代翔馬戦 ○浴せ倒し 4.4秒
 千代翔馬、左手をつく。徳勝龍、すぐに手をサッとついて素早く立つ。千代翔馬、左肘を固めて低く当たる。徳勝龍、左を差して前に出る。千代翔馬、左下手を取り、土俵際、左掬い投げで堪えて左へ回る。徳勝龍、左差し手を突きつけて体を預ける。千代翔馬、背中から倒れる。

(11) 佐田の海戦 ○寄り切り 6.2秒
 佐田の海、先に右手をつく。徳勝龍、右手を相手に見せるようにトンとつき、両者、ほぼ同時に立つ。徳勝龍、両手突きから左を差す。佐田の海、左下手、右上手前廻しを取り、引きつけて前に出る。徳勝龍、土俵際、左から掬い、右で差し手を抱えながら一気に前に出る。佐田の海、俵を割って倒れ込む。

(12) 隠岐の海戦 ●寄り切り 17.1秒
 隠岐の海、先に右手をつく。徳勝龍、手をサッとつき、頭から踏み込む。隠岐の海、右肘を固めて当たり、左上手前廻しに手を掛けるが止め、左を差して前に出る。徳勝龍、土俵際、左から掬いながら堪え、左に回って中に戻る。隠岐の海、右で押っ付けながら前に出、右上手を取る。徳勝龍、すぐに腰を捻って上手を切る。隠岐の海、前に出ながら再び右上手を取って寄る。徳勝龍、左差し手を返しながら堪えようとするが、上体が起きて俵を割る。

(13) 大栄翔戦 ●押し出し 4.4秒
 大栄翔、仕切り線少し後方で先に両手をつく。徳勝龍、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。大栄翔、右手を出して当たる。両者、突っ張り合う。大栄翔、押し上げながら前に出る。徳勝龍、上体が起きて俵を割る。

(14) 栃ノ心戦 ●突き落し 4.1秒
 栃ノ心、先に手をつく。徳勝龍、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。徳勝龍、左に変わって相手の右腕を抱えて小手に振る。栃ノ心、取られた右腕を抜き、叩きながら引く。徳勝龍、右前廻しを取って前に出る。栃ノ心、土俵際、左で頭を押さえながら右から突く。徳勝龍、右肘から土俵に落ち、栃ノ心、俵の上で残してから外に出る。

(楽) 千代の国戦 ●突き落し 4.7秒
 千代の国、仕切り線後方で先に左手をつく。徳勝龍、両手をサッとつき、左肘を固めて頭から踏み込む。千代の国、右手を出し、左肘を固めて当たり、右喉輪で押し上げる。徳勝龍、下がらず左喉輪で押す。千代の国、突き放す。徳勝龍、右から突いて喉輪を外し、右を差す。千代の国、左から突きながら左へ回る。徳勝龍、土俵に落ちる。

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千代皇 2017年春(三月)場所取組内容

201703-ちよおう

新入幕で前頭15枚目だった先場所は、7勝8敗の成績だった。→先場所の取組内容
場所前、千代翔馬とともに幕内昇進祝賀会が行われた。
同じ前頭15枚目で迎えた今場所、初日は徳勝龍に寄り切られて黒星発進。
そのまま三日目まで3連敗。
四日目、大翔丸を叩き込んで初日を出す。(→大翔丸戦
六日目、七日目と連勝し、七日目を終えて3勝4敗に。(→五日目錦木戦
中日から黒星が連なり、十日目まで3連敗。
十一日目から休場。場所前の稽古で右足親指を骨折。状態が改善して今場所出場したが、十日目の宇良戦で再び痛めたとのこと。(→休場情報
今場所は、3勝8敗2休で終える。負け越しは2場所連続。



(初) 徳勝龍戦 ●寄り切り 4.5秒
 千代皇、先に手をつく。徳勝龍、腰を下ろし、おもむろに手をサッとついて立つ。千代皇、頭から当たる。徳勝龍、左肘を固めて当たり、左を差して前に出る。千代皇、左を差すが、上体が起きて俵に詰まる。徳勝龍、がぶって寄り切る。

(2) 旭秀鵬戦 ●上手投げ 3.6秒
 千代皇、先に手をつく。旭秀鵬、左、右とサッと手をつく。千代皇、右肘を固めて踏み込む。旭秀鵬、左上手を取る。千代皇、右差し手を深くし、左上手に手を伸ばす。旭秀鵬、そこを左上手投げ。千代皇、土俵に転がる。

(3) 臥牙丸戦 ●押し出し 3.3秒
 臥牙丸、先に手をつく。千代皇、両手をサッとつく。臥牙丸、素早く立ち、頭を下げて踏み込む。千代皇、右肘を固めて当たる。臥牙丸、右喉輪、左筈で押しながら前に出る。千代皇、俵に詰まり、右に回ろうとする。臥牙丸、逃さず押す。千代皇、俵の外に出る。

(4) 大翔丸戦 ○叩き込み 1.9秒
 千代皇、先に両手をつく。大翔丸、両手をサッとつく。千代皇、素早く立ち、右肩から踏み込む。大翔丸、左押っ付けで前に出る。千代皇、土俵際で叩く。大翔丸、土俵に転がる。

(5) 妙義龍戦 ●寄り切り 3.6秒
 千代皇、先に両手をつく。妙義龍、右手をつき、時をおき、左手をサッとついて素早く立ち、頭から踏み込み、右を差してどんどん前に出る。千代皇、上体が起きて俵を割る。

(6) 錦木戦 ○寄り切り 21.9秒
 千代皇、先に両手をつく。錦木、仕切り線少し後方で左手をつき、右手をサッとつく。千代皇、左肘を固めて頭から踏み込む。錦木、右肘でかち上げ気味に当たり、前に出ながら左を差す。千代皇、左を差し、右で押っ付ける。錦木、深い左下手を取る。千代皇、手を伸ばして深い右上手を取り、引きつけて前に出るが一枚廻しが伸びる。一呼吸後、千代皇、右上手投げで振る。錦木、その機に右を巻き替えて差す。千代皇、左上手も取り、両上手を引きつけて前に出る。錦木、右から掬って体を入れ替え、左下手を持って寄る。千代皇、俵に両足を掛けて堪える。錦木、右差し手を抜く。千代皇、土俵際、右上手で振って体を入れ替え、寄る。錦木、俵の上で右から突き落としに行く。両者、俵の外に傾くが、錦木、先に俵の外に出る。その後、千代皇、俵の外に裏返る。

(7) 大栄翔戦 ○寄り切り 17.9秒
 大栄翔、仕切り線少し後方で先に両手をつく。千代皇、両手をサッとついて素早く立ち、右肘を固めて踏み込む。大栄翔、両手突きから突き放しながら前に出、左で押っ付け、右で肩を押し上げる。千代皇、下からあてがって中に戻り、右をねじ込み、左も差し、両差しになって前に出る。大栄翔、左に回るが、上体が起きて俵を割る。

(中) 栃煌山戦 ●肩透かし 5.8秒
 千代皇、先に手をつく。栃煌山、腰を下ろし、足をジリッとすり、仕切り線かなり後方で両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。千代皇、右手を出して頭から踏み込む。栃煌山、両差しになろうとしながら前に出る。千代皇、土俵際左へ回って体を離す。栃煌山、突き放し、右から張って両差しになろうとし、右で叩きながら肩透かしを引く。千代皇、土俵に転がる。

(9) 佐田の海戦 ●寄り切り 6.7秒
 佐田の海、先に右手をつく。千代皇、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。佐田の海、頭から踏み込む。千代皇、左で相手の右腕を引っ張り込む。佐田の海、右を差し、左上手を取り、深い右下手を取って前に出る。千代皇、左上手を取るが俵に詰まる。佐田の海、相手の上手を切って寄る。千代皇、仰け反りながら堪える。佐田の海、右筈で押す。千代皇、俵の外に出る。

(10) 宇良戦 ●押し出し 2.7秒
 宇良、仕切り線後方で先に手をつく。千代皇、手をサッとついて素早く立つ。宇良、右に踏み出す。千代皇、見ながら当たり、右を差す。宇良、左押っ付け、右筈押しで一気に前に出る。千代皇、引いて体を離す。宇良、そこを押して俵の外に出す。

(11) 貴景勝戦 ■ 不戦勝
 千代皇、「右母趾末節骨骨折」のため、休場。

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旭秀鵬 2017年春(三月)場所取組内容

201703-きょくしゅうほう

前頭11枚目だった先々場所の十一月場所は、3勝12敗の成績だった。→十一月場所の取組内容
先場所は十両に陥落。2枚目で8勝7敗と勝ち越す。
一場所で幕内に復帰し、前頭14枚目で迎えた今場所、初日は妙義龍と対戦。寄り切られて黒星発進。
二日目、千代皇を上手投げで倒して初日を出す。(→千代皇戦
三日目、大翔丸を寄り切って連勝。(→大翔丸戦
四日目、貴景勝戦は互いに張るなど激しい相撲に。押し出されて2敗目。(→貴景勝と張り合う
そこから黒星が連なり、6連敗。7敗目と後がなくなる。
十日目、栃ノ心を寄り切って3勝目。
十一日目、新入幕の宇良に寄り切られて負け越し決定。
十二日目、臥牙丸を下手投げで倒して4勝目。(→勝負後旭秀鵬を見る臥牙丸
十三日目、十四日目と連敗し、二桁黒星に。
千秋楽、蒼国来を寄り切り、5勝10敗で今場所を終える。(→蒼国来戦
負け越し、二桁黒星とも、2場所ぶり。



(初) 妙義龍戦 ●寄り切り 21.5秒
 妙義龍、先に手をつく。旭秀鵬、仕切り線少し後方で手をサッとつき、両腕を内に入れて踏み込む。妙義龍、やや左にずれて頭から当たり、右喉輪で押し上げる。旭秀鵬、上体が起きる。妙義龍、左で押っ付けながら前に出る。旭秀鵬、俵に足を掛けて堪え、右を差す。妙義龍、右を差して後ろ廻しを取る。旭秀鵬、少し中に戻り、左上手に手を伸ばす。妙義龍、相手に上手を与えず頭をつけた体勢を作り、右で結び目を持ち、左から押っ付ける。旭秀鵬、何度も左上手に手を伸ばすが取れず。妙義龍、機を見て前に出る。旭秀鵬、俵に詰まり、左から突き落としに行く。妙義龍、体が前に飛ぶ。旭秀鵬、土俵下に落ち、妙義龍、土俵に落ちる。軍配、妙義龍。両者のタイミングが微妙に見えたが、物言いはつかず。VTRでは、妙義龍の体が飛んでいるときに、旭秀鵬の右足が俵の外に出ていた。

(2) 千代皇戦 ○上手投げ 3.6秒
 千代皇、先に手をつく。旭秀鵬、左、右とサッと手をつく。千代皇、右肘を固めて踏み込む。旭秀鵬、左上手を取る。千代皇、右差し手を深くし、左上手に手を伸ばす。旭秀鵬、そこを左上手投げ。千代皇、土俵に転がる。

(3) 大翔丸戦 ○寄り切り 7.7秒
 大翔丸は仕切り線上で、旭秀鵬は仕切り線後方で、両者、ほぼ同時にサッと手をついて立つ。旭秀鵬、右肘を固めて当たる。大翔鵬、やや左へ踏み出して頭から当たり、左で押っ付ける。旭秀鵬、右を差し、左上手を取って引きつけながら右下手も取り、両廻しを引きつけて前に出る。大翔丸、腰が伸びて俵に詰まる。旭秀鵬、左上手を引きつけながら寄り切る。

(4) 貴景勝戦 ●押し出し 14.3秒
 旭秀鵬、仕切り線後方で先に左手をつく。貴景勝、両手をサッとつき、両手を出して頭から踏み込む。旭秀鵬、左から張り、右でかち上げ気味に当たり、左廻しに手を伸ばす。貴景勝、突っ張って廻しを与えず。旭秀鵬、突っ張りながら前に出、叩く。貴景勝、落ちずに堪える。旭秀鵬、突っ張りながら前に出る。両者、体が離れ、旭秀鵬は右から、貴景勝は左から張る。突き放してまた体が離れる。両者、今度は反対方向から張る。貴景勝、押しながら前に出る。旭秀鵬、叩く。貴景勝、中に入って前に出る。旭秀鵬、左で首を巻いて捻ろうとするが、俵を割る。

(5) 錦木戦 ●寄り切り 5.5秒
 錦木、先に手をつく。旭秀鵬、手をサッとつく。錦木、素早く立ち、踏み込んで右を差す。旭秀鵬、左上手、右下手を取る。錦木、右下手を取り、左を巻き替えて差し、両差しで前に出る。旭秀鵬、廻しが切れ、左で相手の首を巻く。錦木、低い体勢で前に出る。旭秀鵬、俵を割る。

(6) 千代大龍戦 ●寄り切り 3.6秒
 千代大龍、先に右手をつく。旭秀鵬、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。千代大龍、左肘を固めて当たる。旭秀鵬、右でかち上げ気味に当たる。千代大龍、深い左下手を取り、頭をつけて右上手前廻しも取って前に出る。旭秀鵬、力なく俵を割る。

(7) 佐田の海戦 ●寄り切り 11.9秒
 佐田の海、先に手をつく。旭秀鵬、仕切り線後方で左、右と手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。佐田の海、頭から踏み込み、左上手前廻しを取り、右を差す。旭秀鵬、深い右下手を取り、左上手に手を伸ばすが取れず。佐田の海、左上手を引きつけ、右差し手を大きく返して前に出る。旭秀鵬、左上手に手を伸ばすが取れず、右から掬う。佐田の海、振られるが堪え、切れた左上手を取り直す。旭秀鵬、右差し手を返して相手の上手を切ろうとするが切れず、右下手で後ろ廻しを取り、左上手を探る。佐田の海、腰を捻って上手を与えず、左上手を引きつけて前に出る。旭秀鵬、土俵際、右から掬う。佐田の海、両廻しを持って寄る。旭秀鵬、再び右から掬おうとするが、左足が俵の外に出る。

(中) 徳勝龍戦 ●押し出し 6.1秒
 旭秀鵬、仕切り線後方で先に左手をつく。徳勝龍、手をサッとつく。旭秀鵬、素早く立ち、右肘を固めて当たる。徳勝龍、頭から当たる。旭秀鵬、左を差して差し手を返し、右上手を探る。徳勝龍、左差しを返して前に出る。旭秀鵬、土俵際、左から掬おうとする。徳勝龍、押す。旭秀鵬、上体が起きて俵を割る。

(9) 大栄翔戦 ●押し出し 2.9秒
 大栄翔、先に両手をつく。旭秀鵬、仕切り線後方でサッと手をつき、右肘を固めて踏み込む。大栄翔、右手を出して上がり、顎に向かって突き上げながら前に出、土俵際の相手の胸を押す。旭秀鵬、俵の外に出る。

(10) 栃ノ心戦 ○寄り切り 13.6秒
 両者、手をサッとついて立ち、右肘を固めて当たる。旭秀鵬、頭をつけ、前に出ながら左上手を探る。栃ノ心、右差し手を返して上手を与えず、左上手を取る。旭秀鵬、右差し手を返して右に回り、両廻しを取る。栃ノ心、右下手も取って両廻しになる。両者、廻しの引きつけ合い、互いに下手を離して差し手を返す。旭秀鵬、相手の上手を切り、左上手を引きつけて前に出る。栃ノ心、土俵際、叩こうとするが、俵を割って土俵下に落ちる。

(11) 宇良戦 ●寄り切り 3.5秒
 宇良、仕切り線後方で先に右をつく。旭秀鵬、サッと手をついて素早く立ち、右を差そうとする。宇良、右手を出して頭を下げ、相手の右足を取ろうとする。旭秀鵬、肩越しの左上手を取る。宇良、潜った体勢で前に出る。旭秀鵬、土俵際、右から掬おうとする。宇良、右半身で相手に寄りかかる。旭秀鵬、俵の外に出、そのすぐ後、宇良、俵の外に倒れる。

(12) 臥牙丸戦 ○下手投げ 4.3秒
 臥牙丸、先に両手をつく。旭秀鵬、仕切り線少し後方で手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。旭秀鵬、左を差す。臥牙丸、右喉輪で押し上げ、右上手を取って前に出る。旭秀鵬、左下手投げを打ちながら土俵際に行き、下手投げを下に打つ。臥牙丸、土俵に落ちる。

(13) 琴勇輝戦 ●引き落し 2.5秒
 旭秀鵬、先に手をつく。琴勇輝、仕切り線後方で手をサッとつく。旭秀鵬、素早く立つ。琴勇輝、両手突きから突き上げる。旭秀鵬、左で突く。琴勇輝、すぐに向き直って体を離す。旭秀鵬、土俵に手をつく。

(14) 石浦戦 ●寄り切り 10.8秒
 石浦、先に右手をつく。旭秀鵬、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。旭秀鵬、右肘を固めて踏み込む。石浦、頭から当たり、両差しになる。旭秀鵬、外から極め気味に抱え、右から小手に振る。石浦、両肘を張って前に出る。旭秀鵬、肩越しの右上手に手を伸ばすが取れず、土俵際右から突き落としに行く。石浦、そのまま前に出て寄り切る。

(楽) 蒼国来戦 ○寄り切り 7.6秒
 旭秀鵬、先に手をつく。蒼国来、仕切り線後方でサッと手をつく。旭秀鵬、踏み込んで右を差し、深い左上手を取る。蒼国来、左上手、深い右下手を取る。両者、廻しを引きつけ合う。旭秀鵬、右差し手を返し、左上手を引きつけて前に出る。蒼国来、俵を割る。

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妙義龍 2017年春(三月)場所取組内容

201703-みょうぎりゅう

前頭7枚目だった先場所は、4勝11敗の成績だった。→先場所の取組内容
前頭14枚目で迎えた今場所、初日の旭秀鵬戦、相手の土俵際での突き落としが決まったかに見えたが足が出ており、寄り切りで白星発進。(→旭秀鵬戦
二日目から3連敗。
四日目、千代皇を寄り切って2勝目。(→千代皇戦
六日目、七日目と連敗し、2勝5敗と黒星先行。
中日、石浦を押し出して3勝目。(→石浦戦
九日目、新入幕の宇良を寄り倒して連勝。(→宇良戦
十日目の大栄翔戦。一度は軍配をもらうも、妙義龍の足が先に出ているとして「差し違え」となり、6敗目。(→大栄翔戦
十一日目、十二日目と連勝し、6勝6敗と星を五分に。
十三日目から千秋楽まで3連敗し、6勝9敗で今場所を終える。
負け越しは2場所連続。



(初) 旭秀鵬戦 ○寄り切り 21.5秒
 妙義龍、先に手をつく。旭秀鵬、仕切り線少し後方で手をサッとつき、両腕を内に入れて踏み込む。妙義龍、やや左にずれて頭から当たり、右喉輪で押し上げる。旭秀鵬、上体が起きる。妙義龍、左で押っ付けながら前に出る。旭秀鵬、俵に足を掛けて堪え、右を差す。妙義龍、右を差して後ろ廻しを取る。旭秀鵬、少し中に戻り、左上手に手を伸ばす。妙義龍、相手に上手を与えず頭をつけた体勢を作り、右で結び目を持ち、左から押っ付ける。旭秀鵬、何度も左上手に手を伸ばすが取れず。妙義龍、機を見て前に出る。旭秀鵬、俵に詰まり、左から突き落としに行く。妙義龍、体が前に飛ぶ。旭秀鵬、土俵下に落ち、妙義龍、土俵に落ちる。軍配、妙義龍。両者のタイミングが微妙に見えたが、物言いはつかず。VTRでは、妙義龍の体が飛んでいるときに、旭秀鵬の右足が俵の外に出ていた。

(2) 錦木戦 ●押し出し 4.3秒
 錦木、先に両手をつく。妙義龍、右、左とサッと手をつき、やや左へ踏み出して頭から当たり、左上手前廻しに手を掛けるが取れず。錦木、両差しになろうとする。妙義龍、頭をつけて押っ付ける。錦木、圧力をかける。妙義龍、上体が起き、右に回って体を離すが土俵際。錦木、向き直って押す。妙義龍、俵の外に出る。

(3) 貴景勝戦 ●突き落し 8.4秒
 妙義龍、先に右手をつく。貴景勝、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。貴景勝、両手突きに行く。妙義龍、右手を出して当たる。貴景勝、両手で突き放し、激しく突っ張る。妙義龍、下から撥ね上げて下がらず、押しながら前に出る。貴景勝、叩きながら右に回り、右から突く。妙義龍、前に飛び落ちる。

(4) 徳勝龍戦 ●突き落し 6.5秒
 妙義龍、右手をつく。徳勝龍、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。徳勝龍、左から張る。妙義龍、左にずれて頭から当たる。徳勝龍、突っ張り、左を差す。妙義龍、右上手を探るが取れず、左下手を取り、右を巻き替えて差す。徳勝龍、乗じて前に出、両手で顔を押し、右小手投げで相手の下手を切り、右から突く。妙義龍、土俵に落ちる。

(5) 千代皇戦 ○寄り切り 3.6秒
 千代皇、先に両手をつく。妙義龍、右手をつき、時をおき、左手をサッとついて素早く立ち、頭から踏み込み、右を差してどんどん前に出る。千代皇、上体が起きて俵を割る。

(6) 大翔丸戦 ●押し倒し 7.1秒
 妙義龍、先に右手をつく。大翔丸、手をサッと動かす。妙義龍、素早く立ち、右を差す。大翔丸、左で押っ付け、右で叩きながら左へ回り、頭をつけて押し上げる。妙義龍、叩いて体を離し、押し上げ、右から張って差そうとする。大翔丸、押し上げ、土俵際の相手の胸を押す。妙義龍、体勢を崩して土俵下に落ちる。

(7) 栃ノ心戦 ●叩き込み 0.6秒
 妙義龍、右手をつく。栃ノ心、仕切り線後方で手をサッとつく。妙義龍、頭から踏み込む。栃ノ心、叩いて左に開く。妙義龍、土俵に両手をつく。

(中) 石浦戦 ○押し出し 4.9秒
 石浦は仕切り線後方で、妙義龍は仕切り線上で、右手をつく。石浦、左手をつく。妙義龍、左手をサッとつき、素早く立って踏み込む。石浦、右手を出し、頭を下げて左へ踏み出し、相手の右足を取ろうとする。妙義龍、向き直って左を差し、右で相手の差し手を抱える。石浦、左下手を取り、頭を相手の左脇下に入れる。妙義龍、左差し手で相手を起こしながら前に出、押す。石浦、土俵下に落ちる。

(9) 宇良戦 ○寄り倒し 6.4秒
 宇良、仕切り線後方で先に手をつく。妙義龍、右手をつき、左手をサッとついて素早く立つ。宇良、頭を下げて低く当たる。妙義龍、押しながら前に出、右をのぞかせる。宇良、右を差して右に回り、左で頭を抱える。妙義龍、乗じて右差しで一気に前に出る。宇良、体を開いて右足で掛け投げに行こうとするが、俵の外に倒れる。

(10) 大栄翔戦 ●押し出し 4.7秒
 大栄翔、仕切り線少し後方で先に両手をつく。妙義龍、右手をつき、左手をサッとついて素早く立つ。大栄翔、右手を出してその場で当たる。妙義龍、押し上げながら前に出る。大栄翔、突き返す。妙義龍、相手の手を叩いて引き、出てくる相手を更に叩く。大栄翔、前のめりになりながらも押す。両者、俵の外に出、大栄翔、俵の外に落ち、妙義龍、土俵下に尻餅。木村秋治郎は、軍配を妙義龍に上げる。「物言い」がつき、協議の結果、山科審判長は「妙義龍の足が先に出ている」と説明。「軍配差し違え」で大栄翔の勝ち。

(11) 隠岐の海戦 ○寄り切り 3.9秒
 隠岐の海、先に右手をつく。妙義龍、手をつこうとする。隠岐の海、突っ掛ける。2度目、妙義龍、相手が手をつく前に手をサッとついて突っ掛ける。3度目、隠岐の海、先に右手をつく。妙義龍、手をサッとつく。隠岐の海、右肘を前に出す。妙義龍、右手を出して頭から踏み込み、左前廻しを取って右を差す。隠岐の海、左上手前廻しを取る。妙義龍、左下手を持って前に出る。隠岐の海、左を巻き替え、土俵際、右小手投げに行く。妙義龍、左廻しを離さず寄る。隠岐の海、俵を割る。その後、妙義龍、俵の外に倒れる。

(12) 栃煌山戦 ○寄り切り 2.5秒
 妙義龍、先に右手をつく。栃煌山、仕切り線後方でサッと手をつく。妙義龍、頭から踏み込む。栃煌山、その場で立ち、叩く。妙義龍、両差しになる。栃煌山、右で首を巻いて下がる。妙義龍、乗じて一気に寄り切る。

(13) 阿武咲戦 ●押し倒し 9.3秒
 阿武咲、先に手をつく。妙義龍、腰を下ろして右手をつく。阿武咲、ふわっと突っ掛ける。2度目、阿武咲、先に手をつく。妙義龍、腰を下ろして右手をつく。阿武咲、突っ掛ける。3度目、阿武咲、先に手をつく。妙義龍、右手をつき、左手をサッとついて素早く立ち、頭から踏み込んで右を差す。阿武咲、左押っ付け、右喉輪で突き放す。妙義龍、右喉輪で押し上げる。阿武咲、相手の右腕を叩いて左に回る。両者、体が離れて見合う。阿武咲、突き上げながら前に出る。妙義龍、両手で顔を押し上げる。阿武咲、仰け反るが下がらず、右で相手の左脇を押し上げ、前に出る。妙義龍、土俵際、右で首を巻く。阿武咲、押す。妙義龍、俵の外に尻餅をつく。

(14) 千代翔馬戦 ●叩き込み 1.4秒
 妙義龍、右手をつく。千代翔馬、一旦、右手をつくが戻す。妙義龍、手を戻し、再び右手をつく。千代翔馬、サッと手をついて素早く立ち、左手を出して踏み込み、右前廻しを探る。妙義龍、右を差して前に出ようとする。千代翔馬、叩く。妙義龍、左膝からあっけなく土俵に転がる。

(楽) 碧山戦 ●叩き込み 3.3秒
 妙義龍、先に手をつく。碧山、両手をサッとついて素早く立ち、両手突きに行く。妙義龍、その場で立つ。碧山、突っ張る。妙義龍、下から撥ね上げる。碧山、引く。妙義龍、乗じて押しながら前に出る。碧山、土俵際、右から突いて体を離す。妙義龍、土俵に落ちる。

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大翔丸 2017年春(三月)場所取組内容

201703-だいしょうまる

前頭12枚目だった先場所は、7勝8敗の成績だった。→先場所の取組内容
前頭13枚目で迎えた今場所、初日は幕内2場所目の貴景勝、二日目は新入幕の宇良を押し出し、連勝スタート。(→宇良戦 →勝負後花道奥での様子
三日目、旭秀鵬に寄り切られて初黒星。四日目、千代皇に叩き込まれて連敗。
五日目から九日目までの間に4勝し、6勝3敗と白星先行。(→五日目石浦戦→六日目妙義龍戦
十日目から3連敗し、6勝6敗と星が五分に。
十三日目、佐田の海を押し出して7勝目。勝ち越しまであと1つとする。(→佐田の海戦
十四日目、碧山に叩き込まれて7勝7敗に。
千秋楽、北勝富士戦では前に出るも、相手に逃げられて突き落としで敗れ、7勝8敗で今場所を終える。(→北勝富士戦
負け越しは5場所連続。7勝8敗は3場所連続。



(初) 貴景勝戦 ○押し出し 4.3秒
 貴景勝、先に両手をつく。大翔丸、腰を下ろし、指先を動かし、ゆっくり手をつく。貴景勝、素早く立ち、両手を出して頭から踏み込む。大翔丸、その場で低く当たり、押しながら前に出る。貴景勝、叩きながら右に回ろうとする。大翔丸、押す。貴景勝、上体が起きて俵に詰まる。大翔丸、そこを更に押す。貴景勝、土俵下に落ちる。

(2) 宇良戦 ○押し出し 4.2秒
 宇良、仕切り線後方で先に手をつく。大翔丸、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。宇良、頭を下げて潜ろうとする。大翔丸、右手を出して低く踏み込む。宇良、左から突いて左へ開く。大翔丸、向き直って押しながら前に出る。宇良、俵に詰まって仰け反る。大翔丸、そこを押し、右膝を相手の左足にあてて回り込ませないようにする。宇良、土俵下に吹っ飛ぶ。

(3) 旭秀鵬戦 ●寄り切り 7.7秒
 大翔丸は仕切り線上で、旭秀鵬は仕切り線後方で、両者、ほぼ同時にサッと手をついて立つ。旭秀鵬、右肘を固めて当たる。大翔鵬、やや左へ踏み出して頭から当たり、左で押っ付ける。旭秀鵬、右を差し、左上手を取って引きつけながら右下手も取り、両廻しを引きつけて前に出る。大翔丸、腰が伸びて俵に詰まる。旭秀鵬、左上手を引きつけながら寄り切る。

(4) 千代皇戦 ●叩き込み 1.9秒
 千代皇、先に両手をつく。大翔丸、両手をサッとつく。千代皇、素早く立ち、右肩から踏み込む。大翔丸、左押っ付けで前に出る。千代皇、土俵際で叩く。大翔丸、土俵に転がる。

(5) 石浦戦 ○叩き込み 2.7秒
 石浦、先に両手をつく。大翔丸、体を上下に揺らし、両手をサッとつく。石浦、素早く立ち、頭から低く当たる。大翔丸、押し上げながら前に出る。石浦、俵に詰まる。大翔丸、手前に叩く。石浦、土俵に両手をつく。

(6) 妙義龍戦 ○押し倒し 7.1秒
 妙義龍、先に右手をつく。大翔丸、手をサッと動かす。妙義龍、素早く立ち、右を差す。大翔丸、左で押っ付け、右で叩きながら左へ回り、頭をつけて押し上げる。妙義龍、叩いて体を離し、押し上げ、右から張って差そうとする。大翔丸、押し上げ、土俵際の相手の胸を押す。妙義龍、体勢を崩して土俵下に落ちる。

(7) 徳勝龍戦 ●押し出し 10.2秒
 大翔丸、先に両手をつく。徳勝龍、両手をサッとつき、頭から踏み込む。大翔丸、頭から当たる。徳勝龍、突き起こそうとする。大翔丸、押しながら前に出る。徳勝龍、押し返す。大翔丸、右から突く。徳勝龍、押し上げて引く。大翔丸、向き直る。徳勝龍、左から張って左を差し、右で差し手を抱えながら前に出る。大翔丸、土俵際、右から突く。徳勝龍、向き直って相手を押す。大翔丸、俵の外に出る。

(中) 錦木戦 ○押し出し 8.7秒
 錦木、先に両手をつく。大翔丸、サッと手をつく。錦木、素早く立ち、両差しになろうとする。大翔丸、頭から低く当たり、左押っ付け、右筈で押し上げる。錦木、差し手を抜いて左へ回る。大翔丸、押しながら前に出る。錦木、俵に詰まり、右から突きながら右へ回ろうとする。大翔丸、逃さず押す。錦木、俵の外に出る。

(9) 琴勇輝戦 ○押し出し 5.4秒
 大翔丸、先に両手をつく。琴勇輝、仕切り線後方でサッと両手をつく。大翔丸、素早く立ち、右肘を固めて頭から踏み込む。琴勇輝、頭から低く当たり、突き放す。大翔丸、下がらず、押しながら前に出る。琴勇輝、上体が起きて俵を割る。

(10) 栃煌山戦 ●叩き込み 0.7秒
 大翔丸、先に両手をつく。栃煌山、足をじりっとすり、仕切り線後方で両手をサッとついて立つ。大翔丸、頭から低く踏み込む。栃煌山、叩いて左に開く。大翔丸、土俵に両手をつく。

(11) 千代翔馬戦 ●寄り切り 6.8秒
 大翔丸、先に両手をつく。千代翔馬、両手をサッとついて素早く立って踏み込む。大翔丸、頭から当たる。千代翔馬、右を差し、左上手前廻しも取る。大翔丸、右を差す。千代翔馬、両廻しを引きつけてどんどん前に出る。大翔丸、腰が伸びて俵を割る。

(12) 輝戦 ●引き落し 3.5秒
 大翔丸、先に両手をつく。輝、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。輝、両手突きから押しながら前に出る。大翔丸、俵に詰まる。輝、押していた手を外す。大翔丸、前に落ちる。

(13) 佐田の海戦 ○押し出し 5.3秒
 佐田の海、先に右手をつく。大翔丸、両手をサッと動かす。両者、ほぼ同時に立ち、頭で当たり合う。大翔丸、右押っ付けで相手を起こし、押しながら前に出る。佐田の海、土俵際、右を差す。大翔丸、押し上げる。佐田の海、俵の上で左から突こうとする。大翔丸、そのまま俵の外に出す。

(14) 碧山戦 ●叩き込み 2.8秒
 大翔丸、先に両手をつく。碧山、両手をサッとついて素早く立ち、両差しを狙う。大翔丸、頭から当たり、押し上げる。碧山、叩きながら下がる。大翔丸、土俵に両手をつく。

(楽) 北勝富士戦 ●突き落し 6.4秒
 北勝富士、先に右手をつく。大翔丸、右手をサッとつく。北勝富士、左手をサッとついて素早く立つ。大翔丸、右手を出して頭から踏み込む。北勝富士、左へ踏み出して左から突く。大翔丸、向き直って押す。北勝富士、右を差す。大翔丸、左押っ付けで前に出る。北勝富士、土俵際を右へ回り、右から突いて体を離す。大翔丸、泳いで俵の外に飛び出る。北勝富士、俵の中に残る。

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貴景勝 2017年春(三月)場所取組内容

201703-たかけいしょう

前頭12枚目で新入幕だった先場所は、7勝8敗の成績だった。→先場所の取組内容
幕内2場所目、前頭13枚目で迎えた今場所、初日は大翔丸に押し出されて黒星発進。
二日目から3連勝し、3勝1敗と白星先行。
五日目、六日目と連敗し、3勝3敗と五分に。
七日目、過去4戦全勝の新入幕力士・宇良と対戦。押し出しで勝って4勝目。
そこから3連勝し、6勝3敗と白星先行。
十日目、激しい相撲の末、石浦に押し倒されて4敗目。(→石浦戦
十一日目、千代皇の休場により7勝目。勝ち越しまであと1つとする。
十二日目、逸ノ城を土俵際の逆転で突き落とし、幕内で初めて勝ち越しを決める。(→逸ノ城戦→勝ち越しインタビュー
そのまま白星を連ね、十四日目、栃煌山を叩き込み、白星を二桁に乗せる。
千秋楽、勝てば敢闘賞という千代翔馬戦。押し出して勝ち、11勝4敗の成績を上げ、初の三賞を受賞。(→三賞インタビュー→殊勲賞受賞の高安ともに記念撮影
勝ち越し、二桁勝利とも、十両3枚目で優勝した11月場所以来、2場所ぶり。



(初) 大翔丸戦 ●押し出し 4.3秒
 貴景勝、先に両手をつく。大翔丸、腰を下ろし、指先を動かし、ゆっくり手をつく。貴景勝、素早く立ち、両手を出して頭から踏み込む。大翔丸、その場で低く当たり、押しながら前に出る。貴景勝、叩きながら右に回ろうとする。大翔丸、押す。貴景勝、上体が起きて俵に詰まる。大翔丸、そこを更に押す。貴景勝、土俵下に落ちる。

(2) 佐田の海戦 ○突き落し 5.7秒
 佐田の海、先に右手をつく。貴景勝、左手をつき、右手をサッとついて立ち、両手を出して低く踏み込む。佐田の海、右手を出して当たる。貴景勝、突っ張りながら前に出る。佐田の海、下からあてがい、左で突いて左に回る。貴景勝、半身になるが向き直る。佐田の海、右で張り、右上手を取る。貴景勝、左手で相手の上手を切り、叩きながら大きく引く。佐田の海、左前廻しを取ってついて行こうとするが、体が飛んで でんぐり返る。

(3) 妙義龍戦 ○突き落し 8.4秒
 妙義龍、先に右手をつく。貴景勝、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。貴景勝、両手突きに行く。妙義龍、右手を出して当たる。貴景勝、両手で突き放し、激しく突っ張る。妙義龍、下から撥ね上げて下がらず、押しながら前に出る。貴景勝、叩きながら右に回り、右から突く。妙義龍、前に飛び落ちる。

(4) 旭秀鵬戦 ○押し出し 14.3秒
 旭秀鵬、仕切り線後方で先に左手をつく。貴景勝、両手をサッとつき、両手を出して頭から踏み込む。旭秀鵬、左から張り、右でかち上げ気味に当たり、左廻しに手を伸ばす。貴景勝、突っ張って廻しを与えず。旭秀鵬、突っ張りながら前に出、叩く。貴景勝、落ちずに堪える。旭秀鵬、突っ張りながら前に出る。両者、体が離れ、旭秀鵬は右から、貴景勝は左から張る。突き放してまた体が離れる。両者、今度は反対方向から張る。貴景勝、押しながら前に出る。旭秀鵬、叩く。貴景勝、中に入って前に出る。旭秀鵬、左で首を巻いて捻ろうとするが、俵を割る。

(5) 大栄翔戦 ●押し出し 33.3秒
 大栄翔、先に両手をつく。貴景勝、腰を下ろし、時をおき、両手をサッとついて立ち、両手を出して頭から踏み込む。大栄翔、両手を出して頭で当たる。貴景勝、突き放す。大栄翔、突っ張る。両者、押し合う。貴景勝、押し勝って前に出、右で相手の腕を突き、左喉輪で俵に追い詰める。大栄翔、土俵際から押し返して中に戻る。両者、右手を相手の肩に置き、頭をつけ合う体勢で止まる(約12秒間)。貴景勝、押す。大栄翔、左下手を探るが取れず、突っ張りながら前に出、少し叩く。貴景勝、乗じて押す。大栄翔、押しながら前に出る。貴景勝、土俵際、左から突いて左に回るが、上体が起きる。大栄翔、向き直って押す。貴景勝、土俵下に落ちる。

(6) 徳勝龍戦 ●突き落し 9.2秒
 貴景勝、先に両手をつく。徳勝龍、手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立ち、頭から低く踏み込む。貴景勝、突き放す。徳勝龍、突っ張りながら前に出る。貴景勝、左に回る。徳勝龍、突っ張り続ける。貴景勝、土俵際から突っ張りながら一気に前に出る。徳勝龍、土俵際、左から突く。貴景勝、土俵にバッタリ落ち、その後、徳勝龍も前に落ちる。

(7) 宇良戦 ○押し出し 15.2秒
 宇良、仕切り線かなり後方で先に手をつく。貴景勝、左手をつき、時をおき、右手をサッとついて立ち、両手を出して頭から踏み込む。宇良、頭を下げて低く当たる。貴景勝、両手で突き放しながら前に出る。宇良、右足が俵に掛かるが堪え、突き放す。貴景勝、突き放す。宇良、俵に足を掛けながら右で突き、体を入れ替える。貴景勝、突っ張りながら前に出る。宇良、相手の左腕を手繰りながら右に回る。貴景勝、逃さず押す。宇良、残して中に戻る。貴景勝、前に出て押す。宇良、頭を下げて中に入ろうとする。貴景勝、両手で突き放す。宇良、体が飛んで俵の外に出る。

(中) 栃ノ心戦 ○引き落し 4.0秒
 両者、なかなか手をつかず、栃ノ心、腰を上げる。2度目、栃ノ心、先に手をつく。貴景勝、仕切り線後方でサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。栃ノ心、右肘を固める。貴景勝、頭から当たる。栃ノ心、右でかち上げるが上体が起きる。貴景勝、突き放しながら前に出る。栃ノ心、下からあてがって差そうとする。貴景勝、相手の腕を叩きながら引く。栃ノ心、土俵に両手をつく。

(9) 錦木戦 ○押し出し 7.9秒
 錦木、先に手をつく。貴景勝、手をサッとつけて突っ掛ける。2度目、錦木、先に手をつく。貴景勝、手をサッとつき、両手を出して頭から踏み込み、突き放す。両者、押し合う。貴景勝、左筈で相手の右脇を押し上げる。錦木、引いて体を離すが土俵際。貴景勝、そこを押す。錦木、俵の外に出る。

(10) 石浦戦 ●押し倒し 6.4秒
 石浦、仕切り線後方で先に右手をつく。貴景勝、左手をつき、右手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。石浦、頭を下げて潜ろうとする。貴景勝、両手で相手の肩を押さえ、突き放す。両者、体が離れる。貴景勝、突き放して前に出る。石浦、土俵際、左下手を取って一気に前に出、右筈で相手の左脇を押し上げる。貴景勝、右足一本で俵に詰まり、相手を叩いて左へいなす。石浦、土俵際前のめりになるが堪えて押す。貴景勝、尻から土俵下に落ちる。

(11) 千代皇戦 □ 不戦勝
 千代皇、「右母趾末節骨骨折」のため、休場。

(12) 逸ノ城戦 ○突き落し 10.7秒
 逸ノ城、先に両手をつく。貴景勝、両手をサッと動かし、頭から踏み込もうとする。逸ノ城、左から張って右を差す。貴景勝、突き放す。逸ノ城、突き返しながら再び右を差し、右下手を取って前に出る。貴景勝、土俵際を右へ回り、左から突く。逸ノ城、土俵に転がり、その後、貴景勝、土俵下に落ちる。

(13) 碧山戦 ○引き落し 13.7秒
 貴景勝、先に両手をつく。碧山、両手をとんとついて立ち、両腕を下げて当たる。貴景勝、右手を出して頭から当たる。碧山、叩いて右を差そうとする。両者、突き放し合う。碧山、押しながら前に出、叩きながら下がる。貴景勝、押しながら前に出る。両者、押し合い。貴景勝、機を見て左から突く。碧山、向き直り、叩く。貴景勝、押し、叩きながら下がる。碧山、前に飛んで土俵に転がる。

(14) 栃煌山戦 ○叩き込み 5.7秒
 貴景勝、先に両手をつく。栃煌山、足をじりっとすり、仕切り線後方でサッと手をつく。貴景勝、頭から踏み込み、突き放す。栃煌山、両差しになろうとしながら前に出る。貴景勝、引いて体を離す。栃煌山、土俵際の相手を押し上げ、廻しを探る。貴景勝、俵の上で叩く。栃煌山、土俵に這う。

(楽) 千代翔馬戦 ○押し出し 10.1秒
 両者、手をつこうとして止める。千代翔馬、先に手をつく。貴景勝、両手をサッと動かして突っ掛ける。2度目、千代翔馬、右手をつくが、その手を戻す。貴景勝、両手をサッとつき、両手突きに行く。千代翔馬、右手を出して頭から当たる。貴景勝、両手で相手を起こす。千代翔馬、突き放しながら前に出、左で廻しを探る。貴景勝、押しながら前に出る。千代翔馬、叩きながら下がり、土俵際で左廻しを探る。貴景勝、叩きながら引くが、一瞬前のめりになる。千代翔馬、叩きながら右に回る。貴景勝、押しながらどんどん前に出、両手で突き放す。千代翔馬、土俵下に落ちる。貴景勝、勝ったことで敢闘賞も獲得。

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宇良 2017年春(三月)場所取組内容

201703-うら

2015年5月場所で序ノ口デビューし、1年後、昨年5月場所で新十両に。十両を5場所務め、先場所十両3枚目で11勝4敗の成績を上げ、新入幕に。(→新入幕会見の様子
前頭12枚目で迎えた今場所(→中継で流れた新入幕挨拶)、初日は佐田の海を押し出して白星発進。(→勝ち名乗りを受ける宇良
二日目、大翔丸に押し出されて初黒星。三日目、栃煌山に上手投げで倒されて連敗。
四日目、大栄翔を押し出し、2勝2敗と星を五分に。
五日目、体格差のある輝に突き倒されて3敗目。(→両者の体格差→攻められる宇良
六日目、小兵の石浦を押し出し、再び星を五分に。(→石浦戦
七日目、過去4戦全敗の貴景勝に押し出されて4敗目。
十日目、十一日目と連勝し、6勝5敗と白星先行に。
十四日目、錦木に押し出され、7勝7敗で千秋楽へ。(→錦木戦
千秋楽の逸ノ城戦、相手に軍配が上がるも「物言い」。相手の手が先についていると判断され、「差し違え」で勝ち、勝ち越しを決める。(→逸ノ城戦、勝ち越しインタビュー →①→②
勝ち越しは十両5枚目だった先々場所から3場所連続。



(初) 佐田の海戦 ○押し出し 2.9秒
 佐田の海、先に手をつく。宇良、仕切り線後方で右手をつき、左手をつこうとする。佐田の海、素早く立って踏み込む。宇良、頭を下げてやや左へ踏み出す。佐田の海、右でかち上げる。宇良、左で相手の右脇を押し上げ、左へ回る。佐田の海、上体が起きて俵に詰まる。宇良、そこを押す。佐田の海、土俵下に落ちる。

(2) 大翔丸戦 ●押し出し 4.2秒
 宇良、仕切り線後方で先に手をつく。大翔丸、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。宇良、頭を下げて潜ろうとする。大翔丸、右手を出して低く踏み込む。宇良、左から突いて左へ開く。大翔丸、向き直って押しながら前に出る。宇良、俵に詰まって仰け反る。大翔丸、そこを押し、右膝を相手の左足にあてて回り込ませないようにする。宇良、土俵下に吹っ飛ぶ。

(3) 栃煌山戦 ●上手投げ 2.0秒
 宇良、仕切り線少し後方で先に右手をつく。栃煌山、腰を下ろし、足をジリッとすり、仕切り線後方で両手をサッとつき、見ながら立つ。宇良、右手を前に出し、やや左へ踏み出して頭を下げる。栃煌山、叩きながら左へ回る。宇良、左手で相手の左足を抱えようとする。栃煌山、肩越しの左上手を取り、右で頭を押さえつけながら手前に上手投げ。宇良、土俵に落ちる。

(4) 大栄翔戦 ○押し出し 4.2秒
 大栄翔、仕切り線少し後方で先に両手をつく。宇良、仕切り線後方で右手をつき、左手をサッとついて低く踏み込む。大栄翔、その場で立ち、叩きながら左へ回る。宇良、落ちず、乗じて押しながら前に出る。大栄翔、俵伝いに左へ回る。宇良、押しながらついて行き、相手の胸を押す。大栄翔、土俵下に飛び落ちる。

(5) 輝戦 ●突き倒し 4.3秒
 宇良、仕切り線後方で先に両手をつく。輝、左手をトンとつき、両手を出して見ながら立つ。宇良、右手を出し、頭を下げて潜ろうとする。輝、突き起こそうとする。宇良、再び頭を下げ、相手の左腕を手繰って右に回る。輝、突き放す。宇良、俵に両足を掛けて仰け反り、俵の外に尻餅をつく。

(6) 石浦戦 ○押し出し 7.3秒
 石浦、先に右手をつく。宇良、仕切り線後方で右手をつき、左手もつく。石浦、左手をサッとついて立ち、両手を出して頭から踏み込む。宇良、頭から低く当たる。両者、頭をつけ合って肩を押す。宇良、相手の左腕を両手で抱えて右に回り、相手を土俵際にして押し上げる。石浦、上体が起きて俵を割る。

(7) 貴景勝戦 ●押し出し 15.2秒
 宇良、仕切り線かなり後方で先に手をつく。貴景勝、左手をつき、時をおき、右手をサッとついて立ち、両手を出して頭から踏み込む。宇良、頭を下げて低く当たる。貴景勝、両手で突き放しながら前に出る。宇良、右足が俵に掛かるが堪え、突き放す。貴景勝、突き放す。宇良、俵に足を掛けながら右で突き、体を入れ替える。貴景勝、突っ張りながら前に出る。宇良、相手の左腕を手繰りながら右に回る。貴景勝、逃さず押す。宇良、残して中に戻る。貴景勝、前に出て押す。宇良、頭を下げて中に入ろうとする。貴景勝、両手で突き放す。宇良、体が飛んで俵の外に出る。

(中) 琴勇輝戦 ○送り出し 9.7秒
 宇良、仕切り線後方で先に右手をつく。琴勇輝、仕切り線後方でサッと手を動かして立ち、両手突きに行く。宇良、低く当たって前に出るが、行司 木村寿之介が止める。2度目、宇良、仕切り線後方で先に右手をつく。琴勇輝、手をサッとついて突っ掛ける。3度目、宇良、仕切り線後方で先に手をつく。琴勇輝、手をサッと動かし、両手突きに行く。宇良、頭を下げる。琴勇輝、突っ張って相手を起こそうとする。宇良、突き放しながら前に出る。琴勇輝、押しながら前に出ようとする。宇良、右に開いてかわす。琴勇輝、前に泳ぎ、土俵際向き直る。両者、突き放し合う。琴勇輝、押しながら前に出る。宇良、体を開いて右から突いていなす。琴勇輝、土俵際向き直ろうとする。宇良、そこを押す。琴勇輝、土俵下に落ちる。その後、宇良、土俵下に体が飛んで落ちる。

(9) 妙義龍戦 ●寄り倒し 6.4秒
 宇良、仕切り線後方で先に手をつく。妙義龍、右手をつき、左手をサッとついて素早く立つ。宇良、頭を下げて低く当たる。妙義龍、押しながら前に出、右をのぞかせる。宇良、右を差して右に回り、左で頭を抱える。妙義龍、乗じて右差しで一気に前に出る。宇良、体を開いて右足で掛け投げに行こうとするが、俵の外に倒れる。

(10) 千代皇戦 ○押し出し 2.7秒
 宇良、仕切り線後方で先に手をつく。千代皇、手をサッとついて素早く立つ。宇良、右に踏み出す。千代皇、見ながら当たり、右を差す。宇良、左押っ付け、右筈押しで一気に前に出る。千代皇、引いて体を離す。宇良、そこを押して俵の外に出す。

(11) 旭秀鵬戦 ○寄り切り 3.5秒
 宇良、仕切り線後方で先に右をつく。旭秀鵬、サッと手をついて素早く立ち、右を差そうとする。宇良、右手を出して頭を下げ、相手の右足を取ろうとする。旭秀鵬、肩越しの左上手を取る。宇良、潜った体勢で前に出る。旭秀鵬、土俵際、右から掬おうとする。宇良、右半身で相手に寄りかかる。旭秀鵬、俵の外に出、そのすぐ後、宇良、俵の外に倒れる。

(12) 碧山戦 ●叩き込み 2.1秒
 宇良、仕切り線後方で先に手をつく。碧山、右、左と手をつき、見ながら立つ。宇良、頭を下げる。碧山、肩を押さえ、突っ張り、叩く。宇良、土俵にバッタリ落ちる。

(13) 千代翔馬戦 ○寄り切り 3.7秒
 宇良、仕切り線後方で先に右手をつく。千代翔馬、両手をサッとついて素早く立つ。宇良、立てず。2度目、宇良、仕切り線後方で先に手をつく。千代翔馬、両手をサッとついて素早く立って踏み込む。宇良、頭を下げて当たる。千代翔馬、右でかち上げる。宇良、頭を上げず、左を差して一気に前に出る。千代翔馬、右で小手に巻くが俵に詰まり、左で頭を叩こうとする。宇良、左差しで寄る。千代翔馬、土俵下に落ちる。

(14) 錦木戦 ●押し出し 3.7秒
 宇良、仕切り線後方で右手をつく。錦木、両手をつき、見ながら立つ。宇良、右手を出して頭を下げる。錦木、左を差して前に出る。宇良、土俵際、相手の左腕をかついで反りに行く。錦木、取られた左腕を抜き、左半身になった相手の左脇を押す。宇良、右足一本を俵に掛けて堪えようとするが、俵の外に出る。

(楽) 逸ノ城戦 ○掬い投げ 9.0秒
 宇良、仕切り線かなり後方で先に手をつく。逸ノ城、両手をつく。宇良、すばやくぴょんと立つ。逸ノ城、見ながら立ち、右肘を固めて当たる。宇良、右に回って体を離す。両者、見合う。逸ノ城、前に出る。宇良、右から突いて右に回る。両者、体が離れて見合う。宇良、頭から当たり、筈で押し上げる。逸ノ城、叩く。宇良、落ちず、右を差す。逸ノ城、左で差し手を抱えて前に出る。宇良、肩透かし気味に下がり、俵伝いに右へ回りながら右から掬う。両者、俵の外に倒れる。木村元基、軍配を逸ノ城に上げる。「物言い」がつき、二所ノ関審判長は「逸ノ城の手がつくのが早い」と説明、「軍配差し違え」で、宇良の勝ちに。

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