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取組書き起こし作業(2)

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<中継中の作業>
 大相撲中継が放送されているときは、(1)キャプチャー録画をしながら、(2)録画したものを再生し、(3)データを取り、(4)ときどきツイッターにコメントを載せています。

1) 大相撲中継が放送されているときのPC画面です。

06-201411月中継中作業状態.gif

左上に生放送中の画面、右上に既にキャプチャー録画した取組の再生画面、下に作業用のエクセルファイルを開いています。

左下のリモコンは、日本に置いてあるHDDレコーダーを操作するためのリモコン。その上にある紫色の長方形は、キャプチャー録画するためのボタンです。

の赤い線で囲まれた部分を録画中。その他の部分は少し暗くなります。(現在、暗くならない状態で使えるようになりました)

上の画像は、十両2番目の明瀬山-千代の国戦をキャプチャー録画中のもの。
同時に、右上に既に録画した1番目の旭大星-若荒雄戦を再生しています。

この再生で取組のデータを取るのですが、左上で録画作業をしている間は、その作業に追われて細かい書き起こし作業はできません。
取組が短く、取組と取組の間に十分時間があれば書き起こしができる場合もありますが、通常は、中継が終わってから作業します。


2) 中継中に行うのは、取組時間の計測(勝負がついた時間-開始時間で計算)、待った回数、物言いがついた場合「軍配通り」か「差し違え」かの記入です。

06-201411月中継中作業状態2 データ取り.gif

取組時間を計算すると、左から2番目(B列)のセルに順位がつきます(一番長い取組が「1」)。これは、後で書き起こし作業をするとき、長い取組から作業に入るための目安として使います(長い取組を後にすると、集中力が失われるので)。

アナウンサーや親方の話で気になる点があれば(力士の体調・コメント等)それを書き込みます

このように、キャプチャー録画と同時に様々な作業をしていますが、その際、キャプチャー録画中のエリアに、不要なものが入り込まないように注意が必要です。それも含めて録画してしまうからです。
うっかりマウスポインタが入り込んだり、録画映像ファイルを開いた際に再生画面がかぶったり等、余計な映像が入り込んだ場合は、後で録画をやり直します…(涙。


<中継後の作業>
 Webサイトから取組の結果(勝敗・決まり手)をコピー・ペーストし、作業ファイルに貼り付けます。

中継中に手入力すればいいじゃない、というご意見もあるかと思いますが、そのときは他の様々な作業をしていますし、間違いも生じやすいので、Webサイトから取組の結果(勝敗・決まり手)をコピペしています。

Webサイトの結果は、取組順が逆だったり、各取組が2行にわたって表示されていたりで、単純にコピペできません。
そのため、使いやすいように並べ替えをします

07-201411月結果のコピー.gif

勝敗は左(東)側の力士に○●を入れれば③、右(西)側の力士に逆の●○の結果が自動的に入るようにしています
また、勝敗欄に○が入った力士の四股名は、勝った力士として分かりやすいよう、黄色く表示されるようにしています

08-201411月結果の入力.gif

勝敗と決まり手の入力が終わったら、いよいよ本格的に書き起こし。
取組時間が長い順に、キャプチャー録画した取組を再生します。それを一時停止したり、同じ個所を複数回再生したり、別角度の映像を見たりして、力士の動きを文字にして行きます⑥。

09-201411月書き起こし作業.gif

以上の作業が終わったら、ブログにその日の取組内容として掲載します。


<翌日の準備>
 Webから翌日の取組情報をコピーし、並べ替え等をし、作業ファイルに貼り付け⑦、翌日の作業に備えます。

10-201411月翌日準備.gif


以上、私が本場所中に行っている、取組書き起こしのための作業でした。

※2016年1月場所より、十両の取組内容はブログに掲載していません。
 詳しいことはこちらに書いてあります。→《十両取組内容の掲載方法変更について》


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取組書き起こし作業(1)

本場所中、外国に住みながら、どうやって相撲中継を見たり、取組の書き起こし作業をしているのか、知りたいと言って下さる人がいたので、ちょっと説明したいと思います。
(現在は、日本に帰国していますが、PC上で動画を見た方が、作業が効率的にできることと、画像をキャプチャーしやすいので、ほぼ同じ作業をしています)

<テレビの視聴>

 日本のテレビ番組は、日本の家に設置してあるスリングボックス(http://www.slingbox.jp/)という機器を使い、インターネット経由で見ています。

01 201412月スリングボックス画面-矢印つき.gif

この機器は、傍に置いてあるHDDレコーダー等の録画機器を、どこからでも(外国にある自宅でも、旅先でも)リモコン操作できます。(で表示されているリモコンをマウスで操作する)
それにより、設置場所で放送されているチャンネルをリアルタイムで見られますし、録画をして見ることもできます。

この画像では小さい画面で表示していますが、もちろん全画面表示もできます。
映像は通常PCで見ていますが、PCを大きな画面のテレビにつなげば、テレビ画面で見られます。

ただし、画質はインターネットの速度によって左右されますので、割合良い画質で見られるときもあれば、何が映っているのか分からないほどの画質のときもあります。

尚、の丸い部分をドラッグすることにより、映像を最大30分遡ることができます。(ただし、大まかにしか遡れない上、これを使っているときに、このソフトがフリーズする確率が高まります。)この機能を使って、気になる画像をキャプチャーしています。


<取組の録画>
 取組は、PC画面上で、キャプチャー録画します。

本場所中はリアルタイムで取組を見ていますが、通常のスピードで流れる取組を文字で書き起こすのは困難です。
書き起こしには、映像を録画し、それを再生し、一時停止を繰り返しながら行います。

日本にいるときなら、HDDレコーダーを操作すればよい話ですが、インターネット経由でリモコン操作しての作業は大変です。
何が大変って、タイムラグ があるからです。

外国からリモコンを操作して、日本にある機器がそれを認識し、それがこちらで見ている画面に反映されるには、早くて4秒ほど掛かります(ネット速度が遅いともっと遅い)。

単純な操作なら問題ないのですが、早送り、一時停止、コマ送り、スロー再生、等の細かい作業をしたいのにタイムラグがあると、思った所で止められず、作業がはかどりません。

なので、取組毎にPC画面上でキャプチャー録画しています。
(ソフトはBB FlashBack Express http://www.bbflashback.jp/)
02 BB FlashBack Express レコーダー.jpg



十両と幕内の全取組についてこれを行うので、14番(十両)+21番(幕内)計35番の録画を行います。
(下は2014年11月場所3日目の録画リスト)

03 201411月場所リスト.gif


<書き起こし作業ファイル>
 取組の書き起こしは、エクセルのファイルに記録します。

下が書き起こしを記録していくファイルです。
取組が始まるまでに、各取組の力士名、前日までの成績(初日は先場所の成績)を記入しておきます。


04 201411月十両ファイルひな型.gif


幕内の場合は、過去の対戦成績もあらかじめ入力しています。

05-201411月幕内ファイルひな型.gif


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