2017年04月05日

日馬富士 2017年春(三月)場所取組内容

201703-はるまふじ

先場所は、右足肉離れのため七日目から休場。4勝3敗8休の成績だった。→先場所の取組内容
先場所の優勝者、稀勢の里が横綱に昇進して4横綱となり、揃って住吉大社で土俵入りを行った。(→ニュース画像
場所前、休場明けの春場所について意気込みを語る。(→インタビュー画像
迎えた今場所、初日は、今場所二桁勝利での大関復帰を狙う 関脇 琴奨菊と対戦。どんどん前に出られて押し出され、初日黒星。
二日目の勢戦では、物言いがつく勝負を制し、連敗回避。
昨年4場所連続で黒星、先場所も黒星だった鬼門の三日目、初めて結びで相撲を取る 蒼国来と対戦。叩き込まれて2敗目を喫する。蒼国来は初金星。
四日目、幕内最年長の豪風を寄り切って連敗回避。しかし、左目を痛そうにする。(→目を閉じたまま勝ち名乗りを受ける日馬富士
そこから白星を連ね、中日まで5連勝。
九日目、ここまで1勝7敗と不調の荒鷲に寄り切られ、3敗目。
十日目、遠藤を叩き込んで連敗回避。
十一日目は小結 御嶽海を寄り切り、十二日目は前日初黒星を喫した 関脇 高安を小股掬いで倒し、3連勝。(→高安戦画像
十三日目、ただ一人初日から勝ちっ放しの 新横綱 稀勢の里と対戦。立合いから一気に前に出て圧倒。新横綱に初めて土をつける。しかし、この取り組みで、稀勢の里が左肩付近を痛める。(→取組前に優勝争いをする弟弟子 照ノ富士から水をつけられる→稀勢の里戦画像→取組後、稀勢の里の怪我を心配する日馬富士
十四日目、関脇の玉鷲に寄り倒されて4敗目。
千秋楽、横綱 鶴竜に36秒の取組の末に寄り切られ、10勝5敗で今場所を終える。



(初) 琴奨菊戦 ●押し出し 5.8秒
 両者、ほぼ同時にサッと手をつく。琴奨菊、素早く立って左肘を固める。日馬富士、右手で相手の肩を押さえて踏み込み、左下手を取り、右上手を探る。琴奨菊、左差し手を返して相手を起こし、右で抱えながら前に出る。日馬富士、左下手を持って左へ回る。琴奨菊、どんどん前に出る。日馬富士、上体が起きて俵を割る。

(2) 勢戦 ○叩き込み 4.5秒
 勢、先に右手をつく。日馬富士、仕切り線後方でサッと両手をつく。勢、素早く立ち、両腕を内に入れて踏み込む。日馬富士、頭から踏み込み、右喉輪で相手を起こし、再び頭から当たって押しながら前に出る。勢、俵に両足を掛ける。日馬富士、大きく引き、土俵際で叩く。勢、前に飛ぶ。日馬富士、俵の上、勢、土俵に落ちて転がり、両者、土俵下に落ちる。軍配、日馬富士。「物言い」がつき、協議の結果、日馬富士の足が残っていると判断、「軍配通り」日馬富士の勝ち。

(3) 蒼国来戦 ●叩き込み 6.4秒
 両者、仕切り線少し後方でほぼ同時にサッと手をついて立つ。日馬富士、左手を出して低く踏み込む。蒼国来、やや右に踏み出して左を差す。日馬富士、右押っ付け、左喉輪で前に出る。蒼国来、土俵際、右から突いて体を離す。日馬富士、向き直って押す。蒼国来、左をのぞかせる。日馬富士、叩きながら左へ回り、左上手に手を伸ばすが取れず、押しながら前に出ようとする。蒼国来、そこを叩きながら引く。日馬富士、体が飛び、蒼国来、俵の上で残す。日馬富士、土俵に落ちる。蒼国来、初金星獲得。

(4) 豪風戦 ○寄り切り 3.4秒
 豪風、仕切り線後方で先に手をつく。日馬富士、手をサッとつく。豪風、素早く立つ。日馬富士、頭から低く踏み込む。豪風、叩いて左に回る。日馬富士、突き放す。豪風、土俵際。日馬富士、左で廻しを探る。豪風、相手の左腕を抱えて振るが、俵の外に出る。勝負後、日馬富士、左目を痛そうにする。

(5) 松鳳山戦 ○押し出し 5.9秒
 松鳳山、先に右手をつく。日馬富士、仕切り線後方でサッと手をつく。松鳳山、素早く立ち、右手を出して頭を下げる。日馬富士、頭から踏み込む。松鳳山、左にずれて当たり、突っ張る。日馬富士、右押っ付けで前に出、突っ張る。松鳳山、土俵際、叩きながら右に回る。日馬富士、前のめりになるが堪え、松鳳山、土俵下に落ちる。

(6) 嘉風戦 ○引き落し 8.9秒
 嘉風、先に両手をつく。日馬富士、仕切り線後方で両手をサッとつき、左手を出して頭から踏み込む。両者、頭で当たり合う。日馬富士、左で突き放し、右から張る。嘉風、左から張り、左をのぞかせて前に出る。日馬富士、右を巻き替えて差す。嘉風、左上手を取り、右で頭を叩きながら左に回る。日馬富士、廻しを切って向き直る。嘉風、突き放しながら前に出る。日馬富士、左足を俵に掛けながら押す。嘉風、少し引いて体を離す。日馬富士、前に出て右上手を探るが、左足が前に滑って重心が後ろになり、引いて体勢を立て直す。嘉風、前のめりになって土俵に落ちる。

(7) 正代戦 ○寄り倒し 5.5秒
 正代、仕切り線少し後方で先に両手をつく。日馬富士、仕切り線後方で両手をサッとつき、頭から踏み込む。正代、右肘を固めて当たる。日馬富士、突き放し、右から張り、外から挟みつけて前に出る。正代、少し引き、左足を俵に掛けながら体を離す。日馬富士、右から張りに行くが空振り。正代、左を差そうとする。日馬富士、左から張り、頭をつけて両差しになり、深い左下手を取って一気に寄る。正代、相手の廻しを切るが上体が起き、俵の外に倒れ、土俵下に転落。

(中) 貴ノ岩戦 ○上手投げ 1.8秒
 貴ノ岩、先に手をつく。日馬富士、仕切り線後方で両手をサッとつく。貴ノ岩、素早く立ち、右肘を前に出して踏み込む。日馬富士、頭から当たりながら左上手を取って左へ回り、上手投げで相手を土俵外に出す。貴ノ岩、土俵下に転がり落ち、日馬富士、土俵下に飛び落ちる。

(9) 荒鷲戦 ●寄り切り 4.3秒
 荒鷲、先に右手をつく。日馬富士、仕切り線後方で両手をサッとつく。荒鷲、素早く立ち、右肘を固めて踏み込む。日馬富士、右手を出して踏み込み、左上手を取る。荒鷲、右下手を取り、すぐに下手投げで振って相手を俵に追い詰め、左で押っ付けながら寄る。日馬富士、左上手を持ち、右で叩こうとするが、左足が俵の外に出る。その後、荒鷲、土俵に転がる。

(10) 遠藤戦 ○叩き込み 6.4秒
 遠藤、先に右手をつく。日馬富士、仕切り線後方でサッと両手をつく。遠藤、左肩から踏み込む。日馬富士、頭から素早く踏み込む。遠藤、左を差す。日馬富士、引いて体を離す。遠藤、土俵際の相手を押す。日馬富士、右を差して中に戻る。遠藤、左押っ付けで前に出る。日馬富士、叩きながら下がり、土俵際左に開く。遠藤、前に飛び落ち、日馬富士、左足一本で残す。

(11) 御嶽海戦 ○寄り切り 2.5秒
 御嶽海、先に両手をつく。日馬富士、仕切り線後方でサッと両手をつく。御嶽海、素早く立ち、頭から当たろうとする。日馬富士、頭から低く踏み込み、深い左下手、右上手前廻しを取って一気に寄り切る。

(12) 高安戦 ○小股掬い 4.1秒
 高安、先に右手をつく。日馬富士、仕切り線後方でサッと両手をつく。高安、素早く立ち、両腕を内に入れる。日馬富士、頭から踏み込み、右上手前廻しを取る。高安、上体が起き、左で首を巻く。日馬富士、右下手を深くし、左手で相手の左足を持ち上げ、一気に前に出る。高安、土俵に転がる。

(13) 稀勢の里戦 ○寄り倒し 3.1秒
 稀勢の里、先に手をつく。日馬富士、仕切り線後方でサッと手をつく。稀勢の里、素早く立ち、右手を出して頭を下げる。日馬富士、低く踏み込み、両差しになり、左下手を取って一気に前に出る。稀勢の里、外から抱えて俵に詰まり、右で首を巻いて左から小手に振ろうとする。日馬富士、右差し手を突きつけて体を預ける。稀勢の里、土俵下に転がり落ちる。勝負後、稀勢の里、左肩を押さえて苦悶の表情を浮かべ、土俵に戻れず。

(14) 玉鷲戦 ●寄り倒し 4.8秒
 玉鷲、先に手をつく。日馬富士、仕切り線かなり後方でサッと手をつく。玉鷲、右手を出して頭から踏み込む。日馬富士、頭から低く踏み込み、右前廻しを取る。玉鷲、左手で廻しを切り、突っ張る。日馬富士、下からあてがい、左から張って右を差す。玉鷲、すぐに右差しで前に出る。日馬富士、俵に詰まり、背中から土俵に落ちる。

(楽) 鶴竜戦 ●寄り切り 35.6秒
 両者、ほぼ同時にサッと手をついて立つ。日馬富士、右手を出して頭から低く踏み込む。鶴竜、頭から当たり、両差しになる。日馬富士、やや深い左上手を取って左に回り、右を差し、更に左に回って右差し手を返す。鶴竜、右下手を持って右半身の体勢。日馬富士、右下手も取る。鶴竜、左を巻き替えて両差しになる。日馬富士、右上手で絞る。鶴竜、左差し手を抜き、腰を引いて相手の下手を切る。日馬富士は腰を引いて左上手を持ち頭をつけた体勢、鶴竜は右下手を持って左で差し手を抱えてやや高い体勢で、両者、止まる(約5秒間)。日馬富士、右下手を探る。鶴竜、左を巻き替えようとするが止め、左上手を探るが取れず。日馬富士、両廻しを引きつけて前に出る。鶴竜、左押っ付けで堪え、右下手を持って前に出る。日馬富士、土俵際になるが、左上手を持って再び体勢を低くする。両者、止まる(約6秒間)。日馬富士、前に出ながら右下手を取る。鶴竜、左を巻き替えて差し、左下手を取り、土俵際から両廻しを持って前に出る。日馬富士、下がる際に行司 式守伊之助に当たり、力なく俵を割る。

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