2017年04月09日

玉鷲 2017年春(三月)場所取組内容

201703-たまわし

新関脇だった先場所は、9勝6敗と勝ち越した。→先場所の取組内容
場所前の健康診断で、握力92kgを記録した。(→日刊スポーツ【玉鷲、握力測定おかわり92キロで「チャンピオン」】 記事が表示されない場合は→こちら
関脇2場所目で迎えた今場所、初日は貴ノ岩を突き落として白星発進。
二日目、角番大関照ノ富士に押し出されて初黒星。三日目、小結御嶽海に上手出し投げで倒されて連敗。
四日目 小結正代を小手投げで倒してから白星が連なり、五日目は大関復帰を懸ける琴奨菊を突き落とし、不戦勝を含めて4連勝。5勝2敗と白星先行。
中日、幕内最年長の豪風に叩き込まれて3敗目。そこから黒星が連なり、新横綱 稀勢の里を含めて4連敗。5勝6敗と黒星が上回る。
十二日目、先場所破った横綱 鶴竜を押し出して今場所も勝ち、星を五分に。(→殊勲インタビューを受ける玉鷲
十三日目、宝富士を押し出し、7勝6敗と再び白星先行。
十四日目、横綱 日馬富士を寄り倒して勝ち越し決定。直前の照ノ富士-琴奨菊戦で、照ノ富士がブーイングを浴びた荒れた雰囲気の後、殊勲インタビューで「インタビュールームは夢の部屋みたいな」「また楽しくやる」との発言で、相撲ファンを和ませた。(→殊勲インタビューを受ける玉鷲
千秋楽、関脇の高安と対戦。物言いがつくも、寄り切りで敗れ、8勝7敗で今場所を終える。
勝ち越しは5場所連続。関脇で2場所、三役で3場所連続の勝ち越し。



(初) 貴ノ岩戦 ○突き落し 2.7秒
 玉鷲、先に左手をつく。貴ノ岩、手をつこうとする。玉鷲、素早く立って両手突きに行く。貴ノ岩、遅れてその場で立つ。行司 木村容堂はハッキヨイ。貴ノ岩、右下手を取る。玉鷲、左で押っ付け、右で顎を押し上げてから突く。貴ノ岩、前のめりになり、土俵に両手をつく。

(2) 照ノ富士戦 ●押し出し 7.5秒
 照ノ富士、少し動く。玉鷲、それに合わせて手をつこうとして止め、腰を上げる。2度目、玉鷲、先に左手をつく。照ノ富士、仕切り線後方でサッと両手をつき、右肘を固めて踏み込む。玉鷲、右手を出して頭から踏み込み、右喉輪で押し上げる。照ノ富士、一瞬仰け反るが堪え、左上手に手を伸ばすが取れず。玉鷲、押し上げ、右から突く。照ノ富士、前のめりになるが堪え、左上手を取る。玉鷲、下がりながら右で相手の上手を切るが俵に詰まる。照ノ富士、相手の腹を押す。玉鷲、土俵下に飛び落ちる。

(3) 御嶽海戦 ●上手出投 9.4秒
 御嶽海、先に両手をつく。玉鷲、左手をつき、時をおいて右手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。玉鷲、頭から踏み込み、突き放し、突っ張る。御嶽海、下からあてがって下がらず、押し返して前に出る。玉鷲、土俵際突っ張り、叩くが腕がすっぽ抜けて前のめりになり、その低い体勢で右を差す。御嶽海、左で後ろ廻しを取り、左に回りながら左上手で振り回し、右で頭を叩きながら左上手出し投げ。玉鷲、土俵に落ちる。

(4) 正代戦 ○小手投げ 6.9秒
 正代、仕切り線後方で先に両手をつく。玉鷲、左手をつき、時をおいて右手をサッとついて立ち、頭から踏み込む。正代、右肘でかちあげる。玉鷲、突っ張る。正代、あてがって前に出、左を差す。玉鷲、体を離し、両手で突き放し、右で小手に巻いて強烈に投げ捨てる。正代、土俵に転がる。

(5) 琴奨菊戦 ○突き落し 4.4秒
 琴奨菊、仕切り線後方でサッと手をついて突っ掛ける。2度目、玉鷲、先に左手をつく。琴奨菊、仕切り線後方で手をサッとつき、頭から踏み込む。玉鷲、右手を出して頭から当たり、右喉輪で押し上げようとする。琴奨菊、構わず左を差して一気に前に出る。玉鷲、俵に両足を掛けて堪え、右上手に手を伸ばす。琴奨菊、足が流れて土俵に転がる。

(6) 豪栄道戦 □ 不戦勝
 豪栄道、「右足関節外側靱帯損傷」のため、休場。

(7) 勢戦 ○押し出し 5.0秒
 勢、先に手をつく。玉鷲、両手をサッとつく。勢、右肩から踏み込む。玉鷲、頭から踏み込み、突き放しながらどんどん前に出る。勢、俵に詰まる。玉鷲、休まず突っ張り、押す。勢、俵の外に出る。

(中) 豪風戦 ●叩き込み 1.2秒
 玉鷲、先に手をつく。豪風、仕切り線少し後方で左手をサッとつく。玉鷲、素早く立って頭から踏み込む。豪風、その場で立ち、叩きながら左に変わる。玉鷲、土俵に手をつく。

(9) 蒼国来戦 ●送り出し 8.0秒
 蒼国来、仕切り線少し後方で先に左手をつく。玉鷲、左手をつき、右手をサッとついて素早く立ち、両手を出して頭から踏み込む。蒼国来、右肘を固めて当たる。玉鷲、突っ張りながら前に出る。蒼国来、下からあてがい、土俵際を右へ回る。玉鷲、右喉輪で押し出そうとする。蒼国来、相手の右腕を手繰っていなす。玉鷲、前に泳ぎ、俵の上左足一本で傾く。蒼国来、そこを後ろから押す。玉鷲、俵の外に出る。

(10) 稀勢の里戦 ●寄り切り 7.0秒
 玉鷲、先に左手をつき、相手が手をつく前に突っ掛ける。2度目、玉鷲、先に左手をつく。稀勢の里、仕切り線後方でサッと両手をつき、右から張って左を差す。玉鷲、上体が起き、右で差し手を抱えて右に回り、左筈を脇にあてる。稀勢の里、左下手を取り、前に出る。玉鷲、右小手投げに行こうとするが、左足が俵の外に滑り出る。

(11) 松鳳山戦 ●上手投げ 21.3秒
 松鳳山、先に右手をつく。玉鷲、手をつこうとする。松鳳山、ふわっと突っ掛ける。2度目、松鳳山、右手をつく。玉鷲、すぐに手をサッとつく。松鳳山、左肘を固めて頭から踏み込む。玉鷲、両手突きから突っ張る。松鳳山、下からあてがい、突っ張り返して前に出る。玉鷲、右で押っ付けながら右に回る。松鳳山、俵に詰まる。玉鷲、相手の胸を突く。松鳳山、左から突きながら俵伝いに左へ開く。玉鷲、俵に詰まるが向き直る。松鳳山、右で廻しに手を掛ける。玉鷲、引いて廻しを切るが、俵に詰まる。松鳳山、前に出、右上手を取る。玉鷲、右足を俵に掛けながら左から掬う。松鳳山、右上手を離さず。玉鷲、左下手を取る。両者、止まる(約5秒間)。松鳳山、右上手を引きつけて寄る。玉鷲、俵に足を掛けながら堪える。松鳳山、相手の下手を切り、体を開いて土俵内へ上手投げ。玉鷲、土俵に転がる。

(12) 鶴竜戦 ○押し出し 6.5秒
 両者、手をサッとついて立つ。鶴竜、頭から低く踏み込む。玉鷲、両手突きで相手を起こし、突っ張りながら前に出る。鶴竜、左喉輪で押す。玉鷲、相手の腕を右から突く。鶴竜、体が泳いで俵に詰まる。玉鷲、そこを突き放す。鶴竜、右前廻しに手を掛けていたが切れ、土俵下に吹っ飛ぶ。

(13) 宝富士戦 ○押し出し 5.8秒
 宝富士、先に両手をつく。玉鷲、左手をつき、右手をサッとついて頭から踏み込む。宝富士、左を差す。玉鷲、左、右と喉輪で突き放し、どんどん突き放し続けて前に出る。宝富士、仰け反って俵を割る。

(14) 日馬富士戦 ○寄り倒し 4.8秒
 玉鷲、先に手をつく。日馬富士、仕切り線かなり後方でサッと手をつく。玉鷲、右手を出して頭から踏み込む。日馬富士、頭から低く踏み込み、右前廻しを取る。玉鷲、左手で廻しを切り、突っ張る。日馬富士、下からあてがい、左から張って右を差す。玉鷲、すぐに右差しで前に出る。日馬富士、俵に詰まり、背中から土俵に落ちる。

(楽) 高安戦 ●寄り切り 3.2秒
 高安、先に右手をつく。玉鷲、左手をつき、右手をサッとついて素早く立ち、頭から踏み込む。高安、右から張って左を差す。玉鷲、右で極め、下がりながら小手に振る。高安、前のめりになる。玉鷲、土俵を割り、両者、土俵下に落ちる。式守勘太夫、軍配を高安に上げる。「物言い」がつき、同体か協議した結果、友綱審判長は「玉鷲の踵が出ている」と説明、「軍配通り」、高安の勝ち。

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