2017年07月

日馬富士 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-はるまふじ

先場所は、11勝4敗の成績だった。→先場所の取組内容
6月は、大阪府堺市で伊勢ヶ濱部屋恒例の合宿を行った。
4横綱で熱田神宮奉納土俵入り。また、名古屋市瑞穂消防署で一日消防署長を務めた(→日刊スポーツ記事 記事が表示されない場合は→こちら)。
迎えた今場所、初日は対戦成績が拮抗している小結嘉風と対戦。いなされて後ろにつかれる体勢から、持ち前の身体能力で向き直るも、寄り切られて黒星発進。
二日目、過去5戦負けなしの正代に押し出されて連敗。正代は初金星を獲得。
三日目、初顔の貴景勝を寄り切り、今場所の初白星。
そこから白星を連ね、中日の琴奨菊戦では首投げでの勝利。首投げの決まり手で勝つのは2014年3月以来約3年ぶり。
中日まで6連勝。
九日目、初対戦の人気力士 宇良に、とったりで敗れて3敗目。宇良は初金星獲得。支度部屋で「ついていけなかった。年だな。そろそろ時代が変わる時かも」と弱気な発言。(→時事通信記事 記事が表示されない場合は→こちら
翌十日目、関脇玉鷲を寄り切って連敗回避。そこから白星を連ねる。
横綱白鵬が通算勝利数を1047とし、歴代1位の魁皇と並んだ十二日目、「こういう偉大な横綱と同じ時代にいることが励みになる。何百年に一人。尊敬している」と白鵬をたたえる。(→時事通信記事 記事が表示されない場合は→こちら
十三日目は、自身が幕内700勝を上げる。支度部屋では「(対戦してきた)相手に感謝したい。相手がいての相撲。一生懸命やることの積み重ね」と発言。(→サンケイスポーツ記事 記事が表示されない場合は→こちら
十四日目には幕内701勝目を上げ、歴代7位の貴乃花に並び、「体がよく耐えて頑張ってくれてます。いつも支えてくれる人たちのおかげです。(角界の)先輩たちの名に恥じぬよう頑張りますよ」と発言。(→日刊スポーツ記事 記事が表示されない場合は→こちら
千秋楽、勝てば優勝の横綱白鵬と対戦。立合い変わり気味に上手を取られ、そこから1分10秒近い相撲の末に寄り倒しで敗れる。連敗スタートだった今場所について「先が見えず、いろいろと考えさせられた。気持ち的に疲れた」「本当に一日一日、一生懸命だった。やれるだけやってみたいと。今は休みたい」と発言。(→時事通信記事 記事が表示されない場合は→こちら
今場所は、11勝4敗の成績で終える。11勝4敗は2場所連続。



(初) 嘉風戦 ●寄り切り 16.2秒
 嘉風、先に両手をつく。日馬富士、腰を下ろし、仕切り線かなり後方でサッと両手をつく。両者、ほぼ同時に立つ。嘉風、頭から踏み込もうとする。日馬富士、左で相手の肩を押さえながら頭で当たり、突き放す。嘉風、頭を下げて中に入る機をうかがう。日馬富士、左で張り、右肘でかち上げ、再び左で張り、右でかち上げる。嘉風、頭を上げず、左に開いていなす。日馬富士、つんのめりそうになる。嘉風、左で相手の後ろ縦褌をつかみ、相手を後ろから抱える。日馬富士、右足で相手の右足をちょん掛けに行きながら向き直る。嘉風、左で再び後ろ縦褌を取る。日馬富士、右で頭を抱えて左で上手を取る。嘉風、右前廻しも取り、左にくるっと回ってから前に出、右差し手を返し、左で相手の右膝裏を持ち上げながら寄る。日馬富士、土俵下に落ちる。
〔日馬富士を後ろから抱える嘉風〕
20170709 01 320 嘉風 寄り切り 日馬富士 20 後ろから抱える
〔ちょんがけを見せながら向き直る日馬富士〕
20170709 01 320 嘉風 寄り切り 日馬富士 25 ちょんがけで向き直る
〔上手を取る日馬富士、回る嘉風〕
20170709 01 320 嘉風 寄り切り 日馬富士 30 日馬上手を取る嘉風回る
〔寄る嘉風〕
20170709 01 320 嘉風 寄り切り 日馬富士 37

(2) 正代戦 ●押し出し 4.1秒
 正代、先に両手をつく。日馬富士、腰を下ろし、仕切り線後方で両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。日馬富士、頭から低く踏み込む。正代、右肘を固めて胸で当たる。日馬富士、右前廻しに手を掛けるが取れず、前に出ながら左を差す。正代、左下手を取り、土俵際下手投げで相手を俵に追い詰める。日馬富士、右上手を取るが切れ、俵の上左足一本。正代、そこを押す。日馬富士、土俵下に吹っ飛ぶ。
20170710 02 321 正代 押し出し 日馬富士 35

(3) 貴景勝戦 ○寄り切り 7.1秒
 貴景勝、先に両手をつく。日馬富士、仕切り線後方でサッと両手をつく。貴景勝、素早く立ち、右手を出して頭から踏み込む。日馬富士、頭から低く踏み込み、突き放す。両者、体が離れる。日馬富士、左から張り、突き放し、再び左から張って左下手を取る。貴景勝、左から掬う。日馬富士、右上手を取って堪え、両廻しを引きつけて前に出る。貴景勝、上体が起きて俵を割る。
20170711 03 318 日馬富士 寄り切り 貴景勝 40

(4) 栃ノ心戦 ○上手出投 1.6秒
 栃ノ心、先に手をつく。日馬富士、両手をサッとつく。その直前、栃ノ心、素早く立ち、右肘を固める。日馬富士、頭から鋭く踏み込み、すぐに左上手を取って左に開いて出し投げ。栃ノ心、体勢を崩して土俵に這う。
20170712 04 319 日馬富士 上手出し投げ 栃ノ心 40

(5) 北勝富士戦 ○掬い投げ 3.0秒
 北勝富士、先に右手をつく。日馬富士、仕切り線後方でサッと両手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。日馬富士、頭から踏み込む。北勝富士、やや左へ踏み出し、頭から当たる。日馬富士、低く当たり、押しながら一気に前に出る。北勝富士、俵に詰まる。日馬富士、右を差して掬う。北勝富士、体が裏返って土俵に転がる。
20170713 05 320 日馬富士 掬い投げ 北勝富士 40

(6) 勢戦 ○押し出し 2.3秒
 勢、先に手をつく。日馬富士、仕切り線後方で両手をサッとつく。勢、素早く立ち、右肩から踏み込みながら両差しを狙う。日馬富士、頭から踏み込んで当たり、左上手前廻しを狙う。勢、腰を引いて廻しを与えず、叩きながら引く。日馬富士、乗じて押しながら前に出る。勢、俵の外に出る。
20170714 06 320 勢 押し出し 日馬富士 40

(7) 琴奨菊戦 ○首投げ 8.7秒
 琴奨菊、仕切り線後方で左手をつく。日馬富士、すぐに仕切り線後方で両手をサッとつく。琴奨菊、その直前、素早く立って頭から踏み込もうとする。日馬富士、左から張る。琴奨菊、右で相手の左腕を引っ張り込む。日馬富士、深い左下手を取り、下手投げで相手を土俵際にする。琴奨菊、左足を俵に掛けて残し、左差し手を返し、右で差し手を抱えながら前に出る。日馬富士、足が流れて体が伸びた低い体勢で俵に詰まるが、体勢を立て直し、右で首を巻いて体を入れ替えながらの首投げ。琴奨菊、右で相手の左足を持って堪えようとするが、俵の外に転がる。日馬富士、その上に乗る。
〔俵に詰まる日馬富士〕
20170715 07 318 日馬富士 首投げ 琴奨菊 30-1
〔日馬富士の首投げ〕
20170715 07 318 日馬富士 首投げ 琴奨菊 38

(中) 輝戦 ○下手出投 9.9秒
 輝、先に左手をつく。日馬富士、仕切り線後方で両手をサッとつく。輝、素早く立って右手を出す。日馬富士、頭から素早く踏み込んで当たり、左上手に手を伸ばす。輝、右喉輪で押し上げる。日馬富士、右で顔を押し上げ、左上手を探る。輝、突き放して前に出る。日馬富士、左から張って頭を下げる。輝、両手で突き放す。日馬富士、俵に詰まるが、頭から当たり、左上手前廻しを探る。輝、腰を引いて廻しを与えず。日馬富士、顔に向かって突っ張る。輝、両手で押し上げようとする。日馬富士、土俵際、ようやく左上手を取り、左に回りながら出し投げ。輝、上体を起こして向き直る。日馬富士、左で後ろ縦褌を取って左に回りながら出し投げ。輝、土俵中央に転がる。
20170716 08 319 日馬富士 下手出し投げ 輝 35
20170716 08 319 日馬富士 下手出し投げ 輝 42

(9) 宇良戦 ●とったり 2.9秒
 宇良、仕切り線後方で先に右手をつく。日馬富士、仕切り線後方で両手をサッとつく。宇良、素早く立ち、頭を下げる。日馬富士、頭から踏み込む。宇良、低く当たり、両手で相手の右腕を取って左へ回り、土俵際体を開いてとったり。日馬富士、土俵に落ちる。
20170717 09 318 宇良 とったり 日馬富士 35
20170717 09 318 宇良 とったり 日馬富士 42

(10) 玉鷲戦 ○寄り切り 7.7秒
 玉鷲、先に左手をつく。日馬富士、仕切り線後方でサッと両手をつく。玉鷲、頭から踏み込もうとする。日馬富士、左から張り、左上手を取る。玉鷲、右喉輪で押し上げるが廻しを切れず、左で押っ付け、右で相手の左腕を抱える。日馬富士、両下手を引きつけて前に出る。玉鷲、左足が俵に掛かり、機を見て体を開き、右小手投げに行く。日馬富士、堪えて両下手を引きつけて前に出る。玉鷲、右足が俵の外に滑り出る。日馬富士、気づかず、手前に下手出し投げ。玉鷲、土俵に這う。
〔足が俵の外に滑り出る玉鷲〕
20170718 10 319 日馬富士 寄り切り 玉鷲 40
〔勝負がついたことに気づかず出し投げを打つ日馬富士〕
20170718 10 319 日馬富士 寄り切り 玉鷲 45

(11) 千代翔馬戦 ○とったり 3.2秒
 両者、手をサッとつき、ほぼ同時に頭から踏み込む。日馬富士、低く当たる。千代翔馬、叩きながら左へ回る。日馬富士、落ちずについて行き、押し上げる。千代翔馬、右足を俵に掛けながら右を差す。日馬富士、相手の左腕を両手で抱えて体を開き、とったり。千代翔馬、土俵に転がる。
20170719 11 318 日馬富士 とったり 千代翔馬 35

(12) 御嶽海戦 ○寄り切り 3.8秒
 御嶽海、先に両手をつく。日馬富士、仕切り線後方で両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。日馬富士、頭から低く踏み込んで当たり、右喉輪で押し上げ、左上手を取る。御嶽海、右下手を取る。日馬富士、左上手を持って右に回り、相手を土俵際にして寄る。御嶽海、俵を割る。
20170720 12 319 日馬富士 寄り切り 御嶽海 40
〔土俵から落とさないよう相手を押さえる日馬富士〕
20170720 12 319 日馬富士 寄り切り 御嶽海 52 喉掴み 02

(13) 豪栄道戦 ○押し出し 2.5秒
 豪栄道、先に右手をつく。日馬富士、仕切り線後方で両手をサッとつく。豪栄道、素早く立って頭を下げる。日馬富士、頭から踏み込む。豪栄道、右を差す。日馬富士、右前廻しを探る。豪栄道、叩きながら引いて廻しを切るが土俵際。日馬富士、突き放す。豪栄道、上体が起きて俵を割る。
20170721 13 318 豪栄道 押し出し 日馬富士 40

(14) 高安戦 ○とったり 3.4秒
 高安、先に右手をつく。日馬富士、両手をサッとつく。高安、左肘を固めて踏み込もうとする。日馬富士、左手を出して鋭く踏み込む。高安、やや右に踏み出し、右上手を狙う。日馬富士、右に回って上手を与えず、右で相手の左腕を抱え、体を開いてとったりで振り回す。高安、右手をつき、土俵下に転がり落ちる。
20170722 14 320 日馬富士 とったり 高安 35
〔幕内勝利数が701となり、横綱貴乃花の記録に並ぶ〕
20170722 14 320 日馬富士 とったり 高安 75 日馬富士幕内勝ち星数7位

(楽) 白鵬戦 ●寄り倒し 69.9秒
 白鵬、右手をつく。日馬富士、すぐに手をつこうとする。白鵬、左手をサッとつき、右手で相手の額を押さえ、左に動いて左上手を取る。日馬富士、向き直って右下手を取る。白鵬、右下手を探る。日馬富士、腰を引いて下手を与えず、じわじわと下手を深くする。白鵬、相手の下手を切り、右下手を取る。日馬富士、切られた右下手を取り直し、左上手を取る。両者、右四つ両廻しで互いに腰を引いた体勢で止まる(約18秒間)。両者、廻しの引きつけ合い。白鵬、少し前に出る。日馬富士、堪える。両者、右四つ両廻し、白鵬が深い左上手を持ち、日馬富士がやや右半身で左前廻しを持つ体勢で止まる(約4秒間)。両者、廻しを引きつけ合う。またしばらく止まる(約26秒間)。白鵬、両廻しを引きつけて前に出る。日馬富士、土俵際。白鵬、右下手を深くし、左上手を引きつけて体を預ける。日馬富士、俵の外に倒れ、土俵下に転がり落ちる。白鵬、俵の外に倒れる。
20170723 15 319 白鵬 寄り倒し 日馬富士 40
20170723 15 319 白鵬 寄り倒し 日馬富士 50-2

《2017年名古屋場所取組内容・目次へ》

白鵬 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-はくほう

先場所は、15戦全勝で1年ぶり38回目の優勝を果たした。→先場所の取組内容
6月に宮城野部屋は、恒例の滋賀県長浜市合宿を行った。(→長浜合宿
4横綱で熱田神宮奉納土俵入りも行った。(→熱田神宮奉納土俵入り
番付発表後は、時津風部屋で正代と稽古するなど、精力的に稽古した。(→柔道リオ五輪銀 原沢久喜、宮城野部屋稽古に参加→九重部屋出稽古
通算最多勝利数まであと11として迎えた今場所、初日は2横綱3大関に土がつく波乱だったが、小結琴奨菊を小手投げで倒し、白星発進。
三日目には、横綱大関ではただ一人の全勝となる。
四日目の貴景勝との初対戦では、ぶつかり稽古のように胸を出す珍しい場面が。(→取組後観戦に来た藤井聡太四段と
八日目、人気力士の宇良との対戦では、掬い投げで裏返し、ただ一人中日勝ち越しを決める。
九日目、輝を叩き込んで歴代2位の横綱千代の富士の通算勝利数1045に並ぶ。
十日目、千代翔馬を寄り切って通算勝利数を1046として単独2位に。
そして、1位の1047勝に並ばうとした十一日目、新関脇御嶽海と対戦。寄り切られて初黒星を喫するとともに、記録は足踏み。御嶽海に敗れるのは、不戦敗以外では初。
翌十二日目、関脇玉鷲を寄り切って連敗せず。通算勝利を1047勝とし、1位の大関魁皇の記録に並ぶ。(→白鵬コメント→八角理事長コメント→浅香山親方(魁皇)コメント→芝田山親方コメント→長男真羽人くんからの手紙→母タミルさんコメント
十三日目、新大関高安を押し倒して通算勝利数を1048とし、魁皇の記録を抜き去り、歴代単独1位となる。また、優勝争いでは、中日から単独トップを走り続け、1差で追うのは碧山のみ。そのため、碧山が負けて白鵬が勝てば、十四日目にも優勝が決まる状況となる。(→時事通信「1048」と書かれたボードを手に家族との写真 表示されない場合は→こちら)(→支度部屋で付け人からプレゼント)(→宮城野親方コメント→北の富士さんコメント→白鵬甥バットジャルガル・ムンフイデレさんコメント
十四日目、大関豪栄道をかち上げからの叩き込みで土俵に沈め、13勝目。碧山も勝ったため、この日の優勝決定はならず。
千秋楽、1差の碧山が勝ったことで、優勝の行方は白鵬自身の取組で決まることに。結びで日馬富士と対戦し、立合い変わりながら上手を取り、右四つがっぷりに長い相撲に。1分10秒近い相撲の末に寄り倒しで勝ち、14勝1敗で39回目の優勝を決める。
優勝インタビューでは、39回目の優勝とかけて「サンッキュッ(39)」と挨拶したり、「うまい棒」を話題に出すなど、茶目っ気を見せる。また今後、幕内1000勝を目指す(現在956勝)との抱負も語る。 →優勝インタビュー全文へ
優勝一夜明け会見では、大記録に挑んだ場所を振り返り、3年後の東京オリンピックで土俵入りしたいとの希望も改めて発言。(→NHKニュース→TBSニュース
場所後の横綱審議委員会では、白鵬の通算勝利数が史上最多となったことを称え、北村委員長が「何か褒賞か記念品を出した方がいいのではないか」と発言。(→横綱審議委員会北村委員長発言



(初) 琴奨菊戦 ○小手投げ 5.3秒
 白鵬は右、左と、琴奨菊は仕切り線後方で左手をサッとついて立つ。白鵬、右肘を固めて踏み込む。琴奨菊、頭で当たり、左上手前廻しを取る。白鵬、右をねじ込んで右下手を取り、腰を引いて相手の上手を切る。琴奨菊、右下手を取り、左手で相手の下手を切って右に回る。白鵬、左で相手の右腕を抱え、機を見て体を開いて左小手投げを下に打つ。琴奨菊、土俵に転がる。
20170709 01 321 白鵬 小手投げ 琴奨菊 40

(2) 栃ノ心戦 ○寄り切り 31.1秒
 栃ノ心、先に左手をつく。白鵬、両手をサッとついて立ち、右肘を固めて踏み込む。栃ノ心、右肘を固め、やや左へ踏み出して左上手を取る。白鵬、左上手、右下手を取って左へ回る。栃ノ心、両廻しを引きつけて一気に前に出る。白鵬、左足が俵に掛かるが堪え、中に戻る。両者、右四つがっぷり。栃ノ心、廻しを引きつけて前に出る。白鵬、引きつけて堪える。両者、一旦腰を引く。栃ノ心、両廻しを引きつけて前に出る。白鵬、右足が浮くが堪える。両者、右四つがっぷりで止まる(約9秒間)。栃ノ心、両廻しを引きつける。白鵬、廻しを引きつけて右へ寄る。栃ノ心、俵に詰まって上体が起きる。白鵬、左上手を引きつけて寄る。栃ノ心、俵を割る。
20170710 02 318 白鵬 寄り切り 栃ノ心 20 がっぷり四つ
20170710 02 318 白鵬 寄り切り 栃ノ心 40

(3) 正代戦 ○突き落し 1.0秒
 正代、先に両手をつく。白鵬、腰を下ろし、右、左とサッと手をつき、いきなり右から張って右に踏み出し、右から突く。正代、土俵に落ちる。
20170711 03 319 白鵬 突き落とし 正代 07-2 白鵬の張り手
20170711 03 319 白鵬 突き落とし 正代 38

(4) 貴景勝戦 ○寄り切り 30.7秒
 貴景勝、先に両手をつく。白鵬、腰を下ろし、右手をつき、左手をサッとついて左から張る。貴景勝、両手突きに行こうとする。白鵬、右肘でかち上げる。両者、体が離れ、両手で突き放し合う。貴景勝、左から突く。白鵬、向き直り、突っ張ってから右前廻しを探る。貴景勝、廻しを与えず体を離す。両者、見ながら突き放し合う。両者、体が離して見合う。白鵬、上体を起こし、ぶつかり稽古のように両手を前に出して「さあ来い」と言わんばかりのポーズ。貴景勝、ぶつかる。白鵬、当たりを受けて下がり、左足を俵に掛けながら右上手、左下手を取り、両廻しを引きつけて前に出る。貴景勝、なすすべなく俵を割る。
〔「さあ来い!」と言わんばかりに胸を出す白鵬〕
20170712 04 320 白鵬 寄り切り 貴景勝 20 さあ来い 02-2
〔真っ向ぶつかった貴景勝を捕まえる白鵬〕
20170712 04 320 白鵬 寄り切り 貴景勝 20 さあ来い 10 捕まえた
〔白鵬の寄り切り〕
20170712 04 320 白鵬 寄り切り 貴景勝 40

(5) 嘉風戦 ○送り出し 2.1秒
 嘉風、先に両手をつく。白鵬、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。嘉風、左肘を固めて頭から踏み込む。白鵬、右肘を固めて当たり、左上手を取って左に開いて出し投げ。嘉風、土俵際で後ろ向きに棒立ち。白鵬、後ろから押す。嘉風、俵の外に出る。
20170713 05 321 白鵬 送り出し 嘉風 35

(6) 北勝富士戦 ○送り出し 2.5秒
 北勝富士、先に右手をつく。白鵬、両手をサッとつく。北勝富士、素早く立ち、頭から踏み込む。白鵬、右から張って左を差す。北勝富士、右から押っ付ける。白鵬、左差し手を抜き、叩きながら左へ開く。北勝富士、前に泳ぐ。白鵬、後ろから押す。北勝富士、土俵下に飛び落ちる。
20170714 06 318 白鵬 送り出し 北勝富士 40

(7) 勢戦 ○突き落し 2.1秒
 勢、先に右手をつく。白鵬、腰を下ろすのを止め、仕切り直し。2度目、勢、先に右手をつく。白鵬、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。勢、左肘を固めて右肩から踏み込む。白鵬、右手を出して左へ踏み出す。勢、右差しで前に出る。白鵬、土俵際左で突きながら右で頭を押さえる。勢、土俵に落ちて転がる。
20170715 07 319 白鵬 突き落とし 勢 37

(中) 宇良戦 ○掬い投げ 7.6秒
 宇良、仕切り線後方で先に手をつく。白鵬、右、左とサッと手をつき、相手の顔の前に右手を出す。宇良、低い体勢で踏み込む。白鵬、左に開き、左上手を狙うが取れず。宇良、向き直る。白鵬、突き放す。宇良、右足を俵に掛け、頭を下げて相手の足に手を掛ける。白鵬、頭を押さえながら少し下がり、右を差す。宇良、右下手を取って右に回る。白鵬、前に出ながら左上手を探るが取れず、左で相手の右腕を抱えて起こし、左上手を取る。宇良、俵に詰まり、腰を左に捻って上手を切ろうとする。白鵬、逆の右から掬う。宇良、左足が大きく上がり、俵の外に裏返し。白鵬、相手の上に乗る。
〔足を取ろうとする宇良〕
20170716 08 318 白鵬 掬い投げ 宇良 15 足を取ろうとする宇良
〔白鵬の掬い投げ〕
20170716 08 318 白鵬 掬い投げ 宇良 30-2
20170716 08 318 白鵬 掬い投げ 宇良 35-2
20170716 08 318 白鵬 掬い投げ 宇良 40-2

(9) 輝戦 ○叩き込み 3.2秒
 輝、左手をつく。白鵬、すぐに両手をサッとつく。輝、右手を出して頭から踏み込もうとする。白鵬、左から張り、やや左へ踏み出して右を差し、左上手に手を掛ける。輝、向き直って体を離す。白鵬、突き放す。輝、俵に詰まって膝が伸びる。白鵬、そこを叩く。輝、前にバッタリ落ちる。
20170717 09 319 白鵬 叩き込み 輝 40
20170717 09 319 白鵬 叩き込み 輝 65 白鵬千代の富士の通算勝ち星に並ぶ

(10) 千代翔馬戦 ○寄り切り 24.6秒
 千代翔馬、右手をつく。白鵬、すぐに右手をつく。千代翔馬、左手をサッとついて突っ掛ける。2度目、千代翔馬、右手をつく。白鵬、右手をつく。千代翔馬、左手をつく。白鵬、左手をサッとついて立つ。千代翔馬、右手を出して頭から当たろうとする。白鵬、見ながら右を差す。千代翔馬、左上手前廻しを探るが取れず。白鵬、右差し手を返しながら左上手を取る。両者、少し止まる(約4秒間)。千代翔馬、左押っ付けで前に出ようとする。白鵬、堪える。千代翔馬、左押っ付けで上手を探るが取れず、左を巻き替えようとするがならず。白鵬、右下手も取る。千代翔馬、左押っ付けで上手を探るが取れず、腰を捻って廻しを切ろうとするが切れず。白鵬、両廻しを引きつけて少し前に出る。両者、止まる(約3秒間)。千代翔馬、左で相手の脇腹を叩き、左を巻き替える。白鵬、乗じて両上手を引きつけて前に出る。千代翔馬、俵の外に左足が滑り出る。
20170718 10 318 白鵬 寄り切り 千代翔馬 40
20170718 10 318 白鵬 寄り切り 千代翔馬 70 通算勝利 1046

(11) 御嶽海戦 ●寄り切り 4.8秒
 御嶽海、先に手をつく。白鵬、右、左とサッと手をつく。御嶽海、左肘を固めて頭から踏み込もうとする。白鵬、右から張って左を差し、右上手を取る。御嶽海、右上手を取って右へ回り、相手を俵に追い詰める。白鵬、土俵際で右を差し、左外掛けで堪えようとする。御嶽海、右上手を持ち、左で押っ付けながら寄り立てる。白鵬、土俵下に落ちる。
〔土俵際外掛けで堪えようとする白鵬〕
20170719 11 319 御嶽海 寄り切り 白鵬 35
〔御嶽海の寄り切り〕
20170719 11 319 御嶽海 寄り切り 白鵬 40
〔土俵下に落ちた白鵬〕
20170719 11 319 御嶽海 寄り切り 白鵬 55

(12) 玉鷲戦 ○寄り切り 8.1秒
 玉鷲、先に左手をつく。白鵬、右、左とサッと手をつく。玉鷲、素早く立ち、頭から踏み込もうとする。白鵬、左から張り、右肘でかち上げる。玉鷲、左腕でかち上げを防ぎ、突き放す。白鵬、左から突いていなす。玉鷲、少し泳ぐが、土俵際向き直って押す。白鵬、左から突き、右から張り、両手で押す。玉鷲、左足が俵に掛かる。白鵬、両差しになり、左差し手を返して寄る。玉鷲、土俵下に落ちる。白鵬、通算勝利数歴代1位の1047勝に並ぶ。
20170720 12 318 白鵬 寄り切り 玉鷲 40
〔通算勝利数が1位の魁皇と並び、ニュース速報が流れる〕
20170720 12 318 白鵬 寄り切り 玉鷲 70 ニュース速報 02
〔記録に並ばれた浅香山親方(元大関 魁皇)〕
20170720 12 318 白鵬 寄り切り 玉鷲 60 浅香山親方

(13) 高安戦 ○押し倒し 18.4秒
 白鵬は仕切り線上で、高安は仕切り線後方で、両者、ほぼ同時に手をつく。白鵬、素早く立つ。高安、左肘を固める。白鵬、右に踏み出し、右から突く。高安、向き直る。白鵬、左喉輪で突き放し、左で肩を押し上げながら右で絞り、右に回る。高安、向き直る。白鵬、押し上げる。高安、相手の手を叩いて体を離す。白鵬、右押っ付けで押し上げながら前に出、土俵際の相手を左喉輪で押し上げる。高安、俵伝いに左に回りながら右で喉輪を外し、右を差して中に戻ろうとする。白鵬、叩きながら土俵際を左に回って中に戻る。高安、向き直る。両者、体が離れて見合う。白鵬、右押っ付けで前に出る。高安、俵に掛かった右足一本で傾く。白鵬、そのまま突く。高安、土俵に落ちる。
20170721 13 319 白鵬 押し倒し 高安 37
〔通算勝利数を1048とし、歴代単独1位となってニュース速報が流れる〕
20170721 13 319 白鵬 押し倒し 高安 75 速報 02

(14) 豪栄道戦 ○叩き込み 1.9秒
 豪栄道、先に右手をつく。白鵬、両手をサッとついて立つ。豪栄道、左肘を固める。白鵬、左から張って右肘でかち上げる。豪栄道、上体が起きる。白鵬、両手で相手の頭を叩きながら右に回る。豪栄道、土俵に這う。
20170722 14 319 白鵬 叩き込み 豪栄道 15-2 かち上げ
20170722 14 319 白鵬 叩き込み 豪栄道 40

(楽) 日馬富士戦 ○寄り倒し 69.9秒
 白鵬、右手をつく。日馬富士、すぐに手をつこうとする。白鵬、左手をサッとつき、右手で相手の額を押さえ、左に動いて左上手を取る。日馬富士、向き直って右下手を取る。白鵬、右下手を探る。日馬富士、腰を引いて下手を与えず、じわじわと下手を深くする。白鵬、相手の下手を切り、右下手を取る。日馬富士、切られた右下手を取り直し、左上手を取る。両者、右四つ両廻しで互いに腰を引いた体勢で止まる(約18秒間)。両者、廻しの引きつけ合い。白鵬、少し前に出る。日馬富士、堪える。両者、右四つ両廻し、白鵬が深い左上手を持ち、日馬富士がやや右半身で左前廻しを持つ体勢で止まる(約4秒間)。両者、廻しを引きつけ合う。またしばらく止まる(約26秒間)。白鵬、両廻しを引きつけて前に出る。日馬富士、土俵際。白鵬、右下手を深くし、左上手を引きつけて体を預ける。日馬富士、俵の外に倒れ、土俵下に転がり落ちる。白鵬、俵の外に倒れる。
20170723 15 319 白鵬 寄り倒し 日馬富士 40
20170723 15 319 白鵬 寄り倒し 日馬富士 50-2
20170723 15 319 白鵬 寄り倒し 日馬富士 62
〔天皇賜杯を受け取る白鵬〕
20170723 15 321 賜杯拝戴 白鵬

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2017年7月(名古屋)場所 十両取組 各種データ順位

2017年7月(名古屋)場所 十両全取り組みを対象に、各種データを順位化しました。
扱ったデータは「勝ち星数」、「同一決まり手勝利数」、「待った回数」、「物言い回数」、全取り組み時間のうちの「最長取組時間」、「最短取組時間」、及び「長取組平均時間」、「短取組平均時間」です。

■十両優勝
 十両優勝:東十両8枚目 大奄美(初) 11勝4敗
20170723 15 230 表彰式での大奄美 20

■勝ち星数
 11勝 豊山、朝乃山、大奄美(優勝)
 10勝 魁聖、妙義龍、安美錦

■最多同一決まり手勝利数(カッコ内は全勝利数に占めるその決まり手の割合)
 7回 大奄美 寄り切り(63.6%)、竜電 寄り切り(77.8%)

■待った回数
 6回 阿炎
 4回 安美錦、北太樹、照強
 3回 豊響、英乃海、豊山、竜電、里山

■最多物言い回数
 2回 豊響

※以下の取り組み時間の順位はこのブログ独自に計測した取り組み時間を元にしています。

■最長取り組み時間
 82.4秒 大砂嵐-里山戦
20170723 15 201 里山 寄り切り 大砂嵐 20

■最短取り組み時間
 0.7秒 剣翔-照強戦
20170722 14 202 剣翔 叩き込み 照強 35

■長平均取組時間
1位 18.5秒 里山
2位 11.5秒 山口
3位 10.7秒 英乃海

■短平均取組時間
1位 4.59秒 妙義龍
2位 5.69秒 豊山
3位 5.70秒 力真

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2017年7月(名古屋)場所 幕内取組 各種データ順位

2017年7月(名古屋)場所 幕内全取り組みを対象に、各種データを順位化しました。
扱ったデータは「勝ち星数」、「同一決まり手勝利数」、「待った回数」、「物言い回数」、全取り組み時間のうちの「最長取組時間」、「最短取組時間」、及び「長取組平均時間」、「短取組平均時間」です。

■幕内優勝
 東横綱(1) 白鵬(39回目)  (14勝1敗)
20170723 15 321 賜杯拝戴 白鵬

■三賞
 殊勲賞:西関脇 御嶽海(2回目)(9勝6敗)
 敢闘賞:東前頭8枚目 碧山(2回目)(13勝2敗)
 技能賞:該当なし
〔トロフィーを持つ碧山と御嶽海〕
20170723 15 900 千秋楽 11 三賞 01-2 @ニュース7
〔殊勲賞インタビューを受ける御嶽海〕
20170723 15 316 御嶽海 押し出し 阿武咲 75 殊勲賞受賞 御嶽海 05
〔敢闘賞インタビューを受ける碧山〕
20170723 15 335 碧山殊勲インタビュー 05

■勝ち星数
 14勝 白鵬(優勝)
 13勝 碧山
 12勝 栃煌山
 11勝 日馬富士
 10勝 阿武咲、千代大龍、松鳳山

■最多同一決まり手勝利数(カッコ内は全勝利数に占めるその決まり手の割合)
 7回 嘉風 寄り切り(85.7%)

■待った回数
 5回 嘉風、千代翔馬、石浦
 4回 豪栄道、隠岐の海、千代大龍、豪風、錦木

■最多物言い回数
 3回 碧山

※以下の取り組み時間の順位はこのブログ独自に計測した取り組み時間を元にしています。

■最長取組時間
 123.5秒 栃ノ心-逸ノ城戦
20170718 10 312 栃ノ心 上手出し投げ 逸ノ城 20

■最短取組時間
 0.6秒 千代翔馬-蒼国来戦
20170723 15 308 蒼国来 叩き込み 千代翔馬 50

■長平均取組時間
1位 28.0秒 栃ノ心
2位 22.1秒 逸ノ城
3位 18.3秒 千代丸

■短平均取組時間
1位 3.95秒 阿武咲
2位 4.05秒 千代大龍
3位 4.37秒 琴奨菊

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2017年名古屋(7月)場所幕内の各日まとめ及び成績上位者変遷

各日の幕内取組内容の冒頭に書いたその日のまとめを集めました。
三日目以降は、成績上位者の名前も掲載。

◆初日◆
20170709 01 900 名古屋場所初日@ニュース7

休場明けの横綱稀勢の里が新関脇の御嶽海に両差しで攻め込まれて敗れ、初日黒星。
横綱 日馬富士は、過去対戦成績9勝8敗と拮抗している小結 嘉風と対戦。張り手とかち上げに行くが相手を起こせず、いなされて後ろから抱えられる。何とか向き直るも寄り切られ、黒星発進。
白鵬、鶴竜の2横綱は白星発進。
新大関の高安は、初の大関戦を迎えた北勝富士と対戦。立合いの当たりが相手に効かず、両差しで攻め込まれて押し倒され、初日黒星。
大関豪栄道は、栃ノ心とがっぷり四つに。相手の上手を切って前に出るも、土俵際の掬い投げで先に土俵外に出、黒星発進。
大関照ノ富士は、初の大関戦に挑む貴景勝と対戦。何度も右を差そうとするも差せず、相手の突き放しに追い込まれ、押し出されて初日黒星。
初日は横綱4人のうち2人が、3大関は全員 破れる波乱。
先場所二桁勝利を上げた関脇玉鷲は、勢を押し出して白星発進。
宇良と遠藤の人気力士対決は、宇良が遠藤を送り出して勝利。遠藤はこの日から黄金の締め込みに。
→初日幕内取組内容へ

◆二日目◆
20170710 02 900 名古屋場所二日目 03 @ニュース7

横綱日馬富士は、正代に押し出されて連敗。正代は初金星を獲得。
初日黒星の横綱稀勢の里は、初顔の貴景勝を突き落として初白星。
白鵬、鶴竜の2横綱は初日から連勝。白鵬は栃ノ心とがっぷり四つで30秒を越える力相撲の末に勝利。鶴竜は小結琴奨菊を突き落とし。
新大関高安は、勢を寄り切って初白星。
大関照ノ富士は、関脇玉鷲に突き出されて連敗。玉鷲は2連勝。
大関豪栄道は、小結嘉風に寄り切られて連敗。嘉風は、初日の横綱日馬富士に続く連勝。
初日横綱稀勢の里を破った関脇御嶽海は、中学時代から対戦のある北勝富士に完勝し、連勝。
→二日目幕内取組内容へ

◆三日目◆
20170711 03 900 名古屋場所三日目 00 @ニュース7

初日から2連勝の横綱鶴竜が、初顔の北勝富士に押し出されて初黒星。北勝富士は初金星。鶴竜は、右足首を痛めたよう。
初日から2連敗の横綱日馬富士は、貴景勝を寄り切って初日。
二日目初日を出した横綱稀勢の里は、栃ノ心に寄り切られて2敗目。栃ノ心は、2015年3月場所以来の2つ目の金星獲得。今場所は、初日の大関豪栄道に続く上位撃破。
初日から2連勝の横綱白鵬は、場所前稽古した正代と対戦。立合いの張り手からの突き落としで瞬殺。横綱大関でただ一人3連勝。
3大関は、今場所初めてそろって勝つ。
1横綱1大関撃破の小結嘉風は、好調の関脇玉鷲と対戦。相手の突っ張りに下がらず、寄り切りで勝って3連勝。
平幕の阿武咲、碧山、錦木が3連勝。
連勝スタートの宇良は、輝に押し倒されて初黒星。
<成績上位者>
全勝 白鵬、嘉風、阿武咲、碧山、錦木(5人)
→三日目幕内取組内容へ

◆四日目◆
20170712 04 900 名古屋場所四日目 @ニュース7
20170712 04 900 白鵬連勝記録 01 @ニュース7

横綱白鵬は、初顔の若手 貴景勝と対戦。見合いながら突き放す展開から、白鵬がぶつかり稽古のように胸を出して相手を誘い、場内騒然。当たってきた貴景勝を捕まえて寄り切り。初日から4連勝。貴景勝は、初めての上位挑戦の場所で金星獲得はならず。
前日2敗目を喫した横綱稀勢の里は、正代を寄り切って2勝目。
連敗スタートだった横綱日馬富士は、栃ノ心を上手出し投げで倒し、2連勝で星を五分に。
前日初黒星を喫した横綱鶴竜は、今日から休場。師匠の井筒親方は、次に出場する場所は進退を懸ける場所になるという考えを示す。対戦相手だった小結嘉風は、不戦勝で4連勝。
黒星スタートの新大関高安は、新関脇御嶽海を突き出して3連勝。御嶽海は2勝2敗に。
連敗スタートだった大関豪栄道は、同じ大阪出身の勢を寄り切って2連勝。
前日初日を出した大関照ノ富士は、前日初金星を獲得した北勝富士と対戦。寄り切られて3敗目。北勝富士は1横綱2大関撃破。
関脇玉鷲は、小結琴奨菊に土俵際まで追い込まれながら掬い投げで逆転。3勝目を上げる。琴奨菊は4連敗。
平幕の碧山、錦木が初日から4連勝で、全勝は白鵬、嘉風を含めて4人に。
<成績上位者>
全勝 白鵬、嘉風、碧山、錦木(4人)
一敗 高安、玉鷲、北勝富士、宇良、栃煌山、阿武咲、豪風、千代丸(8人)
→四日目幕内取組内容へ

◆五日目◆
20170713 05 900 ニュース7 名古屋場所五日目 01

横綱白鵬と小結嘉風が、4連勝同士で対戦。白鵬が立合いすぐに上手をを取っての出し投げで相手を崩し、送り出しで勝利。初日から5連勝。嘉風は初黒星。
横綱日馬富士は、初顔の北勝富士を掬い投げで倒し、三日目から3連勝。
横綱稀勢の里は、過去15戦全勝の勢と対戦。相手を土俵際まで追い込むも、小手投げでを食って敗れ、2勝3敗と苦しい星に。またこの取組で左足首を痛めたよう。勢は、稀勢の里戦初勝利。これが今場所の初白星で4つめの金星獲得。
新大関高安は、初顔の貴景勝を突き落とし、二日目から4連勝。
大関豪栄道は、今場所横綱日馬富士を破った正代と対戦。相手に土俵際残され、やや長い相撲となるが、寄り倒しで勝利。三日目から3連勝で白星先行に。
大関照ノ富士は、小結琴奨菊と対戦。相手の寄りに力なく土俵を割って4敗目。琴奨菊は今場所の初白星を挙げる。
玉鷲と御嶽海の関脇同士が対戦。御嶽海が相手の突っ張りに下がらず、押し出しで勝利。御嶽海は、玉鷲戦8戦全勝。
平幕の碧山が、白鵬と並んで2人で全勝。
宇良は、栃ノ心に足取りで勝利し、4勝目。
<成績上位者>
全勝 白鵬、碧山(2人)
一敗 高安、嘉風、宇良、栃煌山、阿武咲、錦木、千代丸(7人)
→五日目幕内取組内容へ

◆六日目◆
20170714 06 902 名古屋場所六日目 @ニュース7

横綱白鵬は、初顔の北勝富士を送り出し、初日から6連勝。
横綱日馬富士は、勢を押し出して三日目から4連勝。
横綱稀勢の里は、五日目の取組で左足首を痛め、今日から休場。大関照ノ富士も左膝の負傷のため、休場。幕内は2横綱1大関を含む4人が休場に。
新大関高安は、栃ノ心との1分35秒の相撲の末、寄り切りで勝って5勝目。
大関豪栄道は、関脇玉鷲に突き落とされて3勝3敗に。玉鷲は4勝目。
今場所1横綱を倒した関脇御嶽海は、1横綱1大関を破って好調の小結嘉風と対戦。寄り切りで勝って4勝目。嘉風は連敗で4勝2敗に。
宇良は、幕下時代から6回対戦して一度も勝っていない貴景勝と対戦。引き落としで初めて勝ち、5勝目。
碧山は、貴ノ岩を叩き込んで初日から6連勝。ただ一人、白鵬と並走。
<成績上位者>
全勝 白鵬、碧山(2人)
一敗 高安、宇良、栃煌山、阿武咲、錦木(5人)
→六日目幕内取組内容へ

◆七日目◆
20170715 07 900 名古屋場所七日目@ニュース7

横綱白鵬は、勢を突き落とし、初日から7連勝。平幕の碧山と二人で並走。勢は6敗目。
横綱日馬富士は、小結琴奨菊と対戦。足が伸びた低い体勢で俵に詰まったものの、そこから首投げで逆転。三日目から5連勝。琴奨菊は5敗目。
新大関高安は、正代を力強く突き倒して二日目から6連勝。1敗はただ一人となる。
大関豪栄道は、初顔の貴景勝を叩き込んで4勝目。貴景勝は6敗目。
新関脇御嶽海は、三役初挑戦の宇良と対戦。よく見て押し倒し、5勝目。宇良は2敗に後退。
関脇玉鷲は、今場所1横綱1大関を破った栃ノ心に寄り切られて3敗目。
1横綱1大関を破って好調の小結嘉風は、今場所1横綱2大関を破った北勝富士に突き落とされて3敗目。
小兵の石浦が、栃煌山の中に入って巧い下手投げを見せ、館内を沸かせた。
<成績上位者>
全勝 白鵬、碧山(2人)
一敗 高安(1人)
二敗 日馬富士、御嶽海、宇良、栃煌山、阿武咲、千代大龍、荒鷲、宝富士、錦木(9人)
→七日目幕内取組内容へ

◆八日目◆
20170716 08 900 中日八日目@ニュース7

横綱白鵬は、宇良と初対戦。上手は取れなかったが掬い投げで倒し、43回目の中日勝ち越し。同じく勝ちっ放しだった平幕の碧山に土がつき、単独トップに立つ。宇良は一瞬白鵬の足に手を掛ける場面もあったが、中に入れず3敗目。
横綱日馬富士は、初顔の輝と対戦。相手の突き放しに俵に詰まるが、廻しを取って捕まえ、下手出し投げで勝利。三日目から6連勝。
新大関高安は、千代翔馬を寄り倒して1敗を守る。
大関豪栄道は、高校の後輩で今場所1横綱2大関撃破の北勝富士と初対戦。両差しで一気に寄り切って5勝目。北勝富士は4敗目。
2大関を破った関脇玉鷲は、日馬富士を破った正代と対戦。自ら上手を取り、正代の掬い投げに倒れて4敗目。
新関脇御嶽海は、初日に照ノ富士を破った貴景勝と対戦。押し倒されて3敗に後退。
嘉風と琴奨菊が小結同士で対戦。琴奨菊が浴びせ倒しで勝って3勝目。初日から4連勝だった嘉風は4連敗。
小兵の石浦は、大きな逸ノ城と対戦。うまく動いて上手出し投げで勝ち、館内を沸かせた。
千代の国は、臥牙丸との激しい相撲を制し、額から血を流しながら勝ち名乗りを受けた。
<成績上位者>
全勝 白鵬(1人)
一敗 高安、碧山(2人)
二敗 日馬富士、阿武咲、千代大龍、宝富士(4人)
→八日目幕内取組内容へ

◆九日目◆
20170717 09 900 ニュース7 01 名古屋場所九日目

横綱白鵬が、初顔の輝を叩き込んで9連勝。通算勝利数が1045となり、歴代2位の千代の富士の記録に並ぶ。
横綱日馬富士は、初顔の宇良と対戦。宇良がとったりで勝ち、日馬富士は3敗目。宇良は初金星を獲得。殊勲インタビューでは涙を見せた。
1敗で白鵬を追う新大関の高安は、小結嘉風に寄り切られて2敗に後退。嘉風は4連敗を止めて5勝め。
大関豪栄道は、千代翔馬に首投げで敗れて4敗目。
関脇玉鷲は、貴景勝を力強く押し倒して5勝目。貴景勝は7敗と後がなくなる。
新関脇御嶽海は、小結琴奨菊を立合い変化で叩き込み、6勝目。
碧山は、回り込む千代の国の突き落としに敗れたかに見えたが、相手の足が先に出ていたとして「差し違え」で勝ち、勝ち越しを決めるとともに1敗を守る。
<成績上位者>
全勝 白鵬(1人)
一敗 碧山(1人)
二敗 高安、阿武咲、千代大龍、宝富士(4人)
三敗 日馬富士、御嶽海、宇良、栃煌山(4人)
→九日目幕内取組内容へ

◆十日目◆
20170718 10 900 名古屋場所十日目@ ニュース7

横綱白鵬が、千代の富士の弟子である千代翔馬を寄り切って初日から10連勝。通算勝利数を1046とし、千代の富士の記録を抜いて歴代単独2位に。
前日宇良に敗れた横綱日馬富士は、関脇玉鷲を寄り切って連敗せず、7勝目。今場所が大関昇進への足固めとなる玉鷲は、5敗目。
新大関高安は、前日初金星を獲得した宇良と対戦。宇良が自分から下がって俵から走り込むなどしてぶつかるが、高安は動じず。宇良が足を取って前に出たところ、高安が首投げで倒し、勝ち越しを決める。宇良は4敗目となるが、館内を大いに沸かせた。
大関豪栄道は、小結琴奨菊のいなしに泳ぎ、5勝5敗に。琴奨菊は4勝目。
新関脇御嶽海は、正代を下手出し投げで倒して7勝目。正代は7敗と後がなくなる。
小結嘉風は、貴景勝を寄り切って6勝目。自己最高位前頭筆頭の貴景勝は、負け越し。
栃ノ心と逸ノ城は2分を超える相撲の末、栃ノ心が寄り切りで勝って6勝目。
阿武咲、宝富士が勝ち越しを決めた。
<成績上位者>
全勝 白鵬(1人)
一敗 碧山(1人)
二敗 高安、阿武咲、宝富士(3人)
三敗 日馬富士、御嶽海、栃煌山、千代大龍(4人)
→十日目幕内取組内容へ

◆十一日目◆
20170719 11 900 名古屋場所十一日目@ニュース7

初日からただ一人勝ちっ放しの横綱白鵬が、新関脇 御嶽海に寄り切られて初黒星。通算勝利数歴代1位魁皇の1047勝に並ぶのは持ち越し。御嶽海は、初日に続く2人目の横綱撃破、勝ち越しを決める。
横綱日馬富士は、千代翔馬をとったりで倒し、勝ち越し。
新大関高安は、関脇玉鷲に押し出されて3敗に後退。大関昇進への足固めを目指す玉鷲は、二桁勝利への望みをつなぐ。
大関豪栄道と宇良は、大阪府寝屋川市出身同士の対戦。しかし、前日足を痛めたとみられる宇良は粘りなく押し出される。豪栄道は6勝目。
小結嘉風は、正代を寄り切って7勝目。正代は負け越し。
小結琴奨菊は、既に負け越しが決まっている貴景勝に土俵際で叩き込まれ、7敗と後がなくなる。
ただ一人1敗の碧山は、錦木の上手投げに敗れて2敗に後退。
ともに勝ち越しを決めている青森県中泊町出身者同士、宝富士と阿武咲が対戦。阿武咲が引き落としで勝って9勝目。
栃煌山が、千代大龍を引き落として勝ち越しを決めた。
<成績上位者>
全勝 なし
一敗 白鵬(1人)
二敗 阿武咲、碧山(1人)
三敗 日馬富士、高安、御嶽海、栃煌山、宝富士(5人)
四敗 嘉風、栃ノ心、千代大龍、豪風、千代丸(5人)
→十一日目幕内取組内容へ

◆十二日目◆
20170720 12 900 名古屋場所十二日目 01 @ニュース7
20170720 12 900 名古屋場所十二日目 02 @ニュース7

横綱白鵬が関脇玉鷲を寄り切り、通算勝利数を1047とし、歴代1位の魁皇の記録に並ぶ。1敗で優勝争いの単独トップも守る。玉鷲は6敗目で、二桁勝利ならず。
2敗の碧山は、宝富士を突き落として二桁勝利。白鵬との1差を守る。阿武咲が3敗に後退し、2敗は碧山のみとなる。
横綱日馬富士は、前日白鵬に土をつけた新関脇御嶽海を寄り切り、9勝目。
新大関高安は、栃煌山に敗れて4敗目。栃煌山は9勝目を上げる。
大関豪栄道は、輝を突き落として7勝目。自己最高位前頭4枚目の輝は負け越し。
小結嘉風は、1横綱1大関撃破の栃ノ心と7勝同士で対戦。何度も張られる激しい相撲を制し、勝ち越し。
千代大龍、豪風が勝ち越した。
<成績上位者>
全勝 なし
一敗 白鵬(1人)
二敗 碧山(1人)
三敗 日馬富士、栃煌山、阿武咲(3人)
四敗 高安、御嶽海、嘉風、千代大龍、豪風、宝富士(6人)
→十二日目幕内取組内容へ

◆十三日目◆
20170721 13 900 名古屋場所十三日目 01 @ニュース7
20170721 13 900 名古屋場所十三日目 02 @ニュース7

横綱白鵬は、新大関高安を押し倒し、通算勝利数を1048とし、歴代単独1位に。また、優勝争い単独トップを守る。
平幕の碧山は、輝戦。「物言い」がつく微妙な取り組みを制し、11勝目を上げ、2敗でトップとの1差を守る。
横綱日馬富士は、大関豪栄道を押し出して10勝目。豪栄道は、今日の勝ち越しならず。
関脇玉鷲は、北勝富士に押し出されて7敗目。北勝富士は7勝目を上げる。
新関脇御嶽海は、栃ノ心に寄り倒されて5敗目。今場所1横綱1大関を倒した栃ノ心は、勝ち越し。
小結嘉風は、勢を掬い投げで倒して9勝目。
前頭5枚目の栃煌山は、宝富士を力強く押し出し、10勝目。
<成績上位者>
全勝 なし
一敗 白鵬(1人)
二敗 碧山(1人)
三敗 日馬富士、栃煌山(2人)
四敗 嘉風、阿武咲、千代大龍(3人)
→十三日目幕内取組内容へ

◆十四日目◆
20170722 14 900 名古屋場所十四日目 02 @ニュース7

優勝争い単独トップの横綱白鵬は、大関豪栄道をかち上げからの叩き込みで土俵に沈め、1敗で単独トップを守る。豪栄道は、7勝7敗で千秋楽へ。
2敗で白鵬を追う前頭8枚目の碧山は、豪風を押し出して1差を守り、今日の優勝決定を阻止する。また、自身最多の12勝目を上げる。
横綱日馬富士は、新大関高安をとったりで倒し、11勝目。高安は6敗目。
前頭5枚目の栃煌山は、新関脇御嶽海を寄り切って11勝目。御嶽海は6敗目。
関脇玉鷲は、場所中に右膝を痛めた宇良と対戦。叩き込みで勝って7勝7敗で千秋楽へ。今場所初金星も獲得した宇良は負け越し。
小結嘉風と自己最高位前頭6枚目の阿武咲が9勝同士で対戦。阿武咲が寄り切りで勝ち、新入幕だった先場所から2場所連続二桁勝利を上げる。
小結琴奨菊は、栃ノ心の上手投げに敗れて負け越し。
<成績上位者>
全勝 なし
一敗 白鵬(1人)
二敗 碧山(1人)
三敗 日馬富士、栃煌山(2人)
四敗 阿武咲(1人)
→十四日目幕内取組内容へ

◆千秋楽◆
20170723 15 900 千秋楽 01 @ニュース7

負ければ白鵬の優勝決定という一番で、碧山が今場所好調の小結嘉風と対戦。叩き込みで勝って、結びの一番を待つ。
勝てば優勝、負ければ決定戦という結びの白鵬-日馬富士戦。白鵬は、立合い変わりながら上手取り、右四つがっぷりの長い相撲に。1分10秒近い相撲の末、寄り倒しで勝って39回目の優勝を決める。
三賞は、敢闘賞の碧山と殊勲賞の御嶽海が受賞。優勝すれば碧山は殊勲賞をW受賞、勝てば阿武咲、北勝富士が敢闘賞、嘉風が技能賞受賞だったが、条件付き受賞はどれもならず。
大関豪栄道は、高安に敗れて負け越し。来場所は休場の照ノ富士とともに角番となる。
関脇玉鷲は、栃煌山に押し出されて負け越し。栃煌山は12勝目を上げる。
場所中に右膝を痛めた宇良は、千代の国を叩き込み、連敗を5で止め、7勝8敗とした。
<成績上位者>
全勝 なし
一敗 白鵬※優勝
二敗 碧山(1人)
三敗 栃煌山(1人)
四敗 日馬富士(1人)
五敗 阿武咲、千代大龍、松鳳山(3人)
→千秋楽幕内取組内容へ

《2017年名古屋場所取組内容・目次へ》

名古屋場所千秋楽・幕内。

名古屋場所千秋楽・幕内の取り組み。
負ければ白鵬の優勝決定という一番で、碧山が今場所好調の小結嘉風と対戦。叩き込みで勝って、結びの一番を待つ。
勝てば優勝、負ければ決定戦という結びの白鵬-日馬富士戦。白鵬は、立合い変わりながら上手取り、右四つがっぷりの長い相撲に。1分10秒近い相撲の末、寄り倒しで勝って39回目の優勝を決める。
三賞は、敢闘賞の碧山と殊勲賞の御嶽海が受賞。優勝すれば碧山は殊勲賞をW受賞、勝てば阿武咲、北勝富士が敢闘賞、嘉風が技能賞受賞だったが、条件付き受賞はどれもならず。
大関豪栄道は、高安に敗れて負け越し。来場所は休場の照ノ富士とともに角番となる。
関脇玉鷲は、栃煌山に押し出されて負け越し。栃煌山は12勝目を上げる。
場所中に右膝を痛めた宇良は、千代の国を叩き込み、連敗を5で止め、7勝8敗とした。

幕内全取り組み内容は以下の通り。
カッコ内は取り組み時間です。
立合い不成立がない場合は、記載なし。不成立があった場合は、「待った1回」などと回数ともに表記。
物言いがない場合は、記載なし。物言いがついた場合は、「軍配通り」、「差し違え」、「取り直し」、「反則」と表記。

● 宝富士 9勝6敗 寄り切り ○ 松鳳山 10勝5敗 (11.4秒)
 宝富士、先に両手をつく。松鳳山、両手をサッとつき、頭から踏み込む。宝富士、左肘を固めて当たる。松鳳山、右で押っ付け、左で顎を押し上げながら前に出、左を差す。宝富士、右で差し手を抱えようとする。松鳳山、すぐに左腕を抜き、左で顎を押し上げ、両差しになろうとしながら前に出る。宝富士、右に回って体を離す。松鳳山、右喉輪で押し上げる。宝富士、左から突いていなす。松鳳山、向き直り、右から張る。宝富士、相手を起こそうとする。松鳳山、両差しになって前に出る。宝富士、左へ回りながら体を離そうとするが、土俵際で差され、外から極めようとする。松鳳山、左差し手を抜いて寄る。宝富士、上体が起きて俵を割る。
20170723 15 301 松鳳山 寄り切り 宝富士 40

○ 荒鷲 8勝7敗 上手投げ ● 隠岐の海 5勝10敗 (3.7秒)
 荒鷲、右手をつく。隠岐の海、両手をサッとつく。荒鷲、右肘を固めて左へ踏み出す。隠岐の海、左を差そうとするが差せず、右を差す。荒鷲、左上手を取り、右をねじ込んで右下手を取り、両廻しを引きつけ、前に出ながら左上手投げ。隠岐の海、土俵に転がる。
20170723 15 302 荒鷲 上手投げ 隠岐の海 37
〔顔から血を流しながら勝ち名乗り〕
20170723 15 302 荒鷲 上手投げ 隠岐の海 60

● 徳勝龍 4勝11敗 寄り切り ○ 錦木 8勝7敗 (5.1秒)
 錦木、先に手をつく。徳勝龍、両手をサッとつき、両手を出して頭から踏み込み、顎に向かって突き上げる。錦木、下からあてがって堪える。徳勝龍、叩きながら右へ回り、突っ張りながら前に出ようとする。錦木、両下手を取って一気に前に出る。徳勝龍、左をねじ込もうとするがならず、左で首を巻く。錦木、そのまま寄り切る。
20170723 15 303 錦木 寄り切り 徳勝龍 40

● 千代丸 9勝6敗 送り出し ○ 石浦 7勝8敗 (3.3秒)
 石浦、先に両手をつく。千代丸、仕切り線後方で両手をサッとつく。石浦、頭から踏み込もうとする。千代丸、両手突きから突き放す。石浦、頭を下げて相手の右側につき、後ろから抱えて俵の外に出す。
20170723 15 304 石浦 送り出し 千代丸 40
〔再入幕で9勝を上げ、インタビューを受ける千代丸〕
20170723 15 304 石浦 送り出し 千代丸 75 千代丸インタビュー 10

● 臥牙丸 3勝12敗 寄り切り ○ 大栄翔 5勝10敗 (9.4秒)
 大栄翔、先に両手をつく。臥牙丸、手をとつき、両者、ほぼ同時に立つ。大栄翔、両手を出して頭から当たり、突き放す。臥牙丸、右、左と顎を押し上げて仰け反らせる。大栄翔、左で顎を押し上げる。臥牙丸、右足を俵に掛けて堪え、押し返して中に戻り、叩きながら下がる。大栄翔、乗じて押しながら前に出る。臥牙丸、上体が起きて俵を割る。
〔歯を食いしばって耐える大栄翔〕
20170723 15 305 大栄翔 寄り切り 臥牙丸 15 歯を食いしばって耐える
〔大栄翔の寄り切り〕
20170723 15 305 大栄翔 寄り切り 臥牙丸 40

○ 貴ノ岩 6勝9敗 突き落とし ● 琴勇輝 4勝11敗 (6.0秒)
 両者、なかなか手をつかず。琴勇輝、先に両手をつく。貴ノ岩、両手をサッとつく。琴勇輝、両手突きから突っ張る。貴ノ岩、仰け反るが堪え、両差しを狙う。琴勇輝、叩いて体を離し、突き放しながら前に出る。貴ノ岩、叩いて右に開く。琴勇輝、土俵下に飛び落ち、客席に倒れ込む。
20170723 15 306 貴ノ岩 突き落とし 琴勇輝 40

● 逸ノ城 7勝8敗 寄り切り ○ 佐田の海 8勝7敗 (6.2秒)
 佐田の海、先に手をつく。逸ノ城、腰を下ろし、両手をサッとつく。佐田の海、素早く立って左肘を固める。逸ノ城、右肘を固めて当たり、右を差そうとする。佐田の海、右差し手を返して左で差し手争い、左で絞りながら上手前廻しを取る。逸ノ城、窮屈な右下手を取る。佐田の海、左上手を引きつけて一気に前に出る。逸ノ城、俵の外に出る。その後、両者、土俵下に落ちる。
20170723 15 307 佐田の海 寄り切り 逸ノ城 40

● 千代翔馬 5勝10敗 叩き込み ○ 蒼国来 6勝9敗 (0.6秒)
 両者、なかなか手をつかず。蒼国来、左手をつく。千代翔馬、左、右と手をついて頭から踏み込む。蒼国来、その場で立ち、叩きながら左に開く。千代翔馬、土俵に手をつく。
20170723 15 308 蒼国来 叩き込み 千代翔馬 40

● 豪風 8勝7敗 押し出し ○ 輝 5勝10敗 (6.3秒)
 輝、先に左手をつく。豪風、仕切り線後方でサッと手をつき、左肘を固めて頭から踏み込む。輝、左を差そうとする。豪風、右で押っ付け、左を差そうとする。輝、右押っ付けで相手を起こし、顔に向かって押し上げながら前に出る。豪風、俵に詰まる。輝、相手の胸を押し上げる。豪風、叩こうとするが、土俵下に落ちる。
20170723 15 309 輝 押し出し 豪風 40

○ 宇良 7勝8敗 叩き込み ● 千代の国 8勝7敗 (7.8秒)
 宇良、先に両手をつく。千代の国、仕切り線後方でサッと両手をついて見ながら立ち、両手突きに行く。宇良、頭を下げて潜ろうとする。千代の国、肩に向かって突き放そうとする。宇良、相手の腕をかわして押し上げる。千代の国、上体が起き、突き放す。両者、押し合い、体が離れて見合う。宇良、頭を下げる。千代の国、押すが、体が離れて前のめりになる。宇良、そこを叩く。千代の国、土俵に這う。
20170723 15 310 宇良 叩き込み 千代の国 40
〔土俵下に降りる際、滑った宇良〕
20170723 15 310 宇良 叩き込み 千代の国 69 滑る宇良 01
20170723 15 310 宇良 叩き込み 千代の国 69 滑る宇良 02
20170723 15 310 宇良 叩き込み 千代の国 69 滑る宇良 03
20170723 15 310 宇良 叩き込み 千代の国 69 滑る宇良 04

● 栃ノ心 9勝6敗 叩き込み ○ 千代大龍 10勝5敗 (4.8秒)
 千代大龍、右手をつく。栃ノ心、仕切り線後方で両手をサッとつき、右肘を固めて踏み込む。千代大龍、左肩から当たり、右喉輪で押し上げる。栃ノ心、上体が起き、引いて体を離す。千代大龍、押し上げる。栃ノ心、土俵際堪え、廻しを探る。千代大龍、叩きながら引く。栃ノ心、土俵に落ちて転がる。
20170723 15 311 千代大龍 叩き込み 栃ノ心 40

● 大翔丸 7勝8敗 押し出し ○ 貴景勝 5勝10敗 (4.0秒) 「待った1回」
 大翔丸、先に両手をつく。貴景勝、すぐには手をつかず。大翔丸、立合いを嫌う。2度目、大翔丸、先に両手をつく。貴景勝、両手をサッとつき、両手を出して頭から踏み込む。大翔丸、右手を出して当たる。貴景勝、突き放しながら前に出る。大翔丸、土俵際を左へ回る。貴景勝、逃さず突き放す。大翔丸、俵の外に出る。
20170723 15 312 貴景勝 押し出し 大翔丸 30

○ 正代 5勝10敗 掬い投げ ● 勢 4勝11敗 (13.7秒)
 勢、先に右手をつく。正代、仕切り線後方でサッと両手をつく。勢、左肘を固めて頭から踏み込む。正代、胸で当たる。勢、差せずに体を離す。正代、右を差す。勢、左押っ付けで前に出る。正代、俵に詰まる。勢、相手の胸を押し上げ、引く。正代、前のめりになるが堪え、押しながら前に出る。勢、右から突き、土俵際、叩きながら右に回る。正代、堪えて左下手を探る。勢、土俵際、右で小手に巻いて相手の差し手を嫌い、中に戻りながら右上手を取って頭をつける。正代、左を差す。勢、頭をつけ、右上手を引きつけながら前に出る。正代、土俵際、体を開いて左掬い投げに行く。勢、左肘から落ちて土俵に転がる。
20170723 15 313 正代 掬い投げ 勢 40

● 北勝富士 8勝7敗 渡し込み ○ 琴奨菊 7勝8敗 (2.8秒)
 北勝富士、先に右手をつく。琴奨菊、左手をサッとついて踏み込み、すぐに左を差す。北勝富士、右で押っ付ける。琴奨菊、前に出て左差し手を返す。北勝富士、上体が起きて俵に詰まり、左で叩こうとする。琴奨菊、右で相手の左足を渡し込む。北勝富士、土俵下に落ちる。
20170723 15 314 琴奨菊 渡し込み 北勝富士 40

● 嘉風 9勝6敗 叩き込み ○ 碧山 13勝2敗 (2.4秒)
 嘉風、仕切り線後方で先に両手をつく。碧山、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。嘉風、頭から踏み込む。碧山、右肘でかち上げて相手を起こす。嘉風、中に入ろうとする。碧山、上からつぶすように叩く。嘉風、前に飛び落ちる。
20170723 15 315 碧山 叩き込み 嘉風 40

● 阿武咲 10勝5敗 押し出し ○ 御嶽海 9勝6敗 (3.0秒)
 阿武咲、先に手をつく。御嶽海、腰を下ろし、両手をサッとつく。阿武咲、素早く立ち、右手で相手の肩を押さえ、右喉輪で起こす。御嶽海、右喉輪で押し上げ、突き放しながら前に出る。阿武咲、上体が起き、土俵下に飛び落ちる。
20170723 15 316 御嶽海 押し出し 阿武咲 40

● 玉鷲 7勝8敗 押し出し ○ 栃煌山 12勝3敗 (4.5秒) 「待った1回」
 玉鷲、先に左手をつく。栃煌山、腰を下ろす。玉鷲、突っ掛ける。2度目、玉鷲、先に左手をつく。栃煌山、腰を下ろし、仕切り線後方で両手をサッとついて立つ。玉鷲、両手を出す。栃煌山、右手を出し、左肘を固めて当たる。玉鷲、両手突きから突き放そうとする。栃煌山、下がらず、押しながら前に出る。玉鷲、両足を俵に掛けて仰け反る。栃煌山、一瞬左下手を取る。玉鷲、俵の上で左から突きながら左へ回ろうとする。栃煌山、逃さず押す。玉鷲、俵の外に出る。
〔土俵際仰け反って堪える玉鷲〕
20170723 15 317 栃煌山 押し出し 玉鷲 35
〔栃煌山の押し出し〕
20170723 15 317 栃煌山 押し出し 玉鷲 40

○ 高安 9勝6敗 叩き込み ● 豪栄道 7勝8敗 (3.4秒)
 高安、先に右手をつく。豪栄道、右手をサッとつき、左肘を固めて頭から踏み込む。高安、右肘でかち上げて相手を起こし、突っ張る。豪栄道、相手の手を叩きながら左へ回る。高安、向き直って叩く。豪栄道、土俵に倒れる。
20170723 15 318 高安 叩き込み 豪栄道 40

○ 白鵬 14勝1敗 寄り倒し ● 日馬富士 11勝4敗 (69.9秒)
 白鵬、右手をつく。日馬富士、すぐに手をつこうとする。白鵬、左手をサッとつき、右手で相手の額を押さえ、左に動いて左上手を取る。日馬富士、向き直って右下手を取る。白鵬、右下手を探る。日馬富士、腰を引いて下手を与えず、じわじわと下手を深くする。白鵬、相手の下手を切り、右下手を取る。日馬富士、切られた右下手を取り直し、左上手を取る。両者、右四つ両廻しで互いに腰を引いた体勢で止まる(約18秒間)。両者、廻しの引きつけ合い。白鵬、少し前に出る。日馬富士、堪える。両者、右四つ両廻し、白鵬が深い左上手を持ち、日馬富士がやや右半身で左前廻しを持つ体勢で止まる(約4秒間)。両者、廻しを引きつけ合う。またしばらく止まる(約26秒間)。白鵬、両廻しを引きつけて前に出る。日馬富士、土俵際。白鵬、右下手を深くし、左上手を引きつけて体を預ける。日馬富士、俵の外に倒れ、土俵下に転がり落ちる。白鵬、俵の外に倒れる。
20170723 15 319 白鵬 寄り倒し 日馬富士 40
20170723 15 319 白鵬 寄り倒し 日馬富士 50-2
〔白鵬39回目の優勝〕
20170723 15 319 白鵬 寄り倒し 日馬富士 62

★来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」
1位:碧山、2位:宇良、3位:琴奨菊

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2017年名古屋(7月)場所十両の各日まとめ及び成績上位者変遷

各日の十両(取組時間等)の冒頭に書いたその日のまとめを集めました。
三日目以降は、成績上位者の名前も掲載。

◇初日◇
20170709 01 208 琴恵光 網打ち 天風 40 Why? ○琴恵光 網打ち 天風●

新十両の翔猿は、2015年9月場所以来約2年ぶりに十両に復帰した阿炎に突き倒されて黒星発進。
琴恵光は、天風に攻め込まれるも、土俵際得意の網打ちで逆転。
関取最年長の安美錦は、約6年ぶりに十両となった妙義龍を叩き込んで白星発進。
先場所新入幕だった豊山は、朝乃山に寄り倒されて初日黒星。
→初日・十両取組時間等へ

◇二日目◇
20170710 02 208 琴恵光 寄り切り 竜電 40-2 ○琴恵光 寄り切り 竜電●

約2年ぶりに十両に復帰した阿炎は、里山を一気に突き出して2連勝。
新十両の翔猿は、力真に押し倒されて連敗。
関取最年長の安美錦は、千代皇を押し出して2連勝。
東十両筆頭の魁聖は、英乃海を寄り切って2連勝。
→二日目・十両取組時間等へ

◇三日目◇
20170711 03 214 魁聖 寄り切り 東龍 40 ○魁聖 寄り切り 東龍●

東十両筆頭の魁聖は、東龍を寄り切って初日から3連勝。
初土俵から負け越しなしの十両5枚目の朝乃山は、関取最年長の安美錦を寄り切って3連勝。安美錦は初黒星。
琴恵光、再十両の阿炎が3連勝。
大砂嵐は、立合いのかち上げで千代鳳を倒して連勝。
新十両の翔猿は、里山を突き出して初白星。
<成績上位者>
全勝 魁聖、朝乃山、琴恵光、阿炎(4人)
→三日目・十両取組時間等へ

◇四日目◇
20170712 04 210 朝乃山 押し出し 旭大星 40 ○朝乃山 押し出し 旭大星●

初日から3連勝だった東十両筆頭の魁聖は、千代皇に突き落とされて初黒星。千代皇は初日を出す。
朝乃山、旭大星を寄り切り、初日から4連勝。他の3連勝力士 琴恵光と阿炎も敗れ、朝乃山が単独トップに
関取最年長の安美錦は、豊響を叩き込んで3勝目。
初日黒星だった大砂嵐は、二日目から3連勝。
三日目に初日を出した新十両の翔猿は、照強を叩き込んで連勝。
<成績上位者>
全勝 朝乃山(1人)
一敗 魁聖、安美錦、豊山、琴恵光、大奄美、誉富士、大砂嵐、北太樹、阿炎(9人)
→四日目・十両取組時間等へ

◇五日目◇
20170713 05 210 朝乃山 下手投げ 天風 40 ○朝乃山 下手投げ 天風●

前日単独トップに立った朝乃山は、天風を下手投げで倒して5連勝。天風は初日から5連敗。
前日初黒星を喫した東十両筆頭の魁聖は、幕内の土俵に上がり、臥牙丸を上手投げで倒して1敗を守る。
豊山と関取最年長の安美錦が3勝1敗同士で対戦。豊山が送り出しで勝ち、1敗を守る。
北太樹と誉富士の3勝1敗同士の対戦は、北太樹が立合いいきなりの叩き込みで勝利。
再十両の阿炎は、力真を押し出して1敗を守る。
青狼、英乃海が初日。
<成績上位者>
全勝 朝乃山(1人)
一敗 魁聖、豊山、北太樹、阿炎(4人)
→五日目・十両取組時間等へ

◇六日目◇
20170714 06 210 朝乃山 上手投げ 琴恵光 35 ○朝乃山 上手投げ 琴恵光●

ただ一人勝ちっ放しの朝乃山は、琴恵光を上手投げで裏返し、初日から6連勝。
豊山は、天風を寄り切って5勝目。天風は初日から6連敗。他の1敗力士3人が敗れ、1敗は豊山1人に。
新十両の翔猿は、北太樹との50秒近い相撲の末、蹴返しで勝利。3勝3敗と五分に。
初日から5連敗の里山は、千代鳳との40秒を超える相撲の末、とったりで勝ち、初白星。
<成績上位者>
全勝 朝乃山(1人)
一敗 豊山(1人)
二敗 魁聖、妙義龍、安美錦、大奄美、竜電、山口、誉富士、北太樹、阿炎(9人)
→六日目・十両取組時間等へ

◇七日目◇
20170715 07 212 02 朝乃山 上手投げ 豊響 40 ○朝乃山 上手投げ 豊響●

ただ一人初日から6連勝の朝乃山は、豊響戦。一度は相手に軍配が上がるも、「取り直し」の末に勝利。7連勝。
ただ1人1敗の豊山は、旭秀鵬を押し出して6勝目。1敗を守る。
東十両筆頭の魁聖と関取最年長の安美錦が4勝同士で対戦。魁聖が押し出しで勝利。
初日から6連敗だった天風は、照強を寄り倒して初日を出す。
新十両の翔猿は、誉富士戦。一度は軍配をもらうも、「取り直し」の末、押し出されて黒星。誉富士は5勝目。
<成績上位者>
全勝 朝乃山(1人)
一敗 豊山(1人)
二敗 魁聖、妙義龍、大奄美、竜電、山口、誉富士(6人)
→七日目・十両取組時間等へ

◇八日目◇
20170716 08 214 朝乃山 寄り切り 旭秀鵬 40 ○朝乃山 寄り切り 旭秀鵬●

初日から7連勝の朝乃山が、旭秀鵬を寄り切り、ただ一人中日勝ち越し。
ただ一人1敗で朝乃山を追う豊山は、魁聖を寄り切って7勝目。魁聖は3敗に後退。
天風は、英乃海に後ろにつかれながら、突き落としで逆転し、6連敗から2連勝。
照強は、大砂嵐の土俵際での上手投げに裏返りながら寄り倒し、館内を沸かせた。
<成績上位者>
全勝 朝乃山(1人)
一敗 豊山(1人)
二敗 大奄美、竜電(2人)
→八日目・十両取組時間等へ

◇九日目◇
20170717 09 214 魁聖 寄り切り 朝乃山 45 ○魁聖 寄り切り 朝乃山●

勝ちっ放しの朝乃山が、魁聖に寄り切られて初黒星。魁聖は6勝目。
1敗で追う豊山は、豊響戦。一度は相手に軍配が上がるも、「差し違え」で勝って勝ち越し。朝乃山と並んでトップに。
大奄美は、北太樹を寄り切って2敗を守る。竜電が敗れたため、2敗は大奄美のみに。
関取最年長の安美錦は、英乃海を寄り切って5勝4敗と白星先行。
<成績上位者>
全勝 なし
一敗 豊山、朝乃山(2人)
二敗 大奄美(1人)
三敗 魁聖、妙義龍、竜電、山口(4人)
→九日目・十両取組時間等へ

◇十日目◇
20170718 10 211 千代皇 押し出し 朝乃山 40 ○千代皇 押し出し 朝乃山●

前日初黒星を喫した朝乃山が、千代皇に押し出されて連敗。2敗に後退。
前日1敗でトップに並んだ豊山が、英乃海に押し出されて2敗に後退。それでも朝乃山と並んでトップ。
東十両筆頭の魁聖は、青狼を押し倒して7勝目。青狼は負け越し。
関取最年長の安美錦は、俵の上で際どく回りながら竜電を肩透かし。6勝目。
十両13枚目の里山は、幕下の志摩ノ海に押し出されて負け越し。
<成績上位者>
全勝・一敗 なし
二敗 豊山、朝乃山(2人)
三敗 魁聖、妙義龍、大奄美(3人)
四敗 東龍、安美錦、琴恵光、竜電、山口、誉富士、大砂嵐、阿炎(8人)
→十日目・十両取組時間等へ

◇十一日目◇
20170719 11 208 朝乃山 寄り切り 妙義龍 37 ○朝乃山 寄り切り 妙義龍●

優勝争いトップの一人豊山は、山口の引きに乗じて押し出し、2敗を守る。
もう一人のトップ 朝乃山は、先場所まで幕内だった妙義龍を寄り切って2敗を守る。妙義龍は今日の勝ち越しならず。
3敗同士の対戦 魁聖と大奄美は、大奄美が寄り切りで勝って勝ち越し。ただ一人3敗を守る。十両筆頭の魁聖は7勝で足踏み。
明生-千代皇の対戦は、両者がなかなか手をつかなかった。取組は明生が送り出しで6勝目。千代皇、負け越し。
新十両の阿炎は、天風に送り倒されて負け越し。
<成績上位者>
全勝・一敗 なし
二敗 豊山、朝乃山(2人)
三敗 大奄美(1人)
四敗 魁聖、妙義龍、誉富士、大砂嵐、阿炎(5人)
→十一日目・十両取組時間等へ

◇十二日目◇
20170720 12 214 大奄美 寄り切り 旭秀鵬 40 ○大奄美 寄り切り 旭秀鵬●

2敗でトップの1人 豊山は、誉富士に引き落とされて3敗目。誉富士は勝ち越し。
もう1人の朝乃山は、東龍に寄り切られて3敗目。2敗力士は消える。
大奄美は、旭秀鵬を寄り切って9勝目。豊山、朝乃山と3人で並んでトップに。
東十両筆頭の魁聖は、天風を寄り切って勝ち越し。
先場所幕内で、今場所十両4枚目の妙義龍が勝ち越し。勝ち越しは今年初めて。
11場所ぶりに十両に返り咲いた阿炎も勝ち越し。十両での勝ち越しは、2015年5月場所以来。
<成績上位者>
全勝~二敗 なし
三敗 豊山、朝乃山、大奄美(3人)
四敗 魁聖、妙義龍、誉富士、阿炎(4人)
五敗 東龍、安美錦、竜電、大砂嵐、明生(5人)
→十二日目・十両取組時間等へ

◇十三日目◇
20170721 13 207 大奄美 寄り切り 豊山 40 ○大奄美 寄り切り 豊山●

朝乃山は、誉富士を寄り切って白星を二桁に。3敗でトップを守る。
豊山と大奄美は3敗同士で対戦。大奄美が寄り切って二桁勝利、朝乃山と並んでトップ。豊山は4敗に後退。
先場所幕内だった魁聖と妙義龍が9勝目。
安美錦は、明生を出し投げで崩して送り出し、3場所連続の勝ち越しを決める。
照強は、幕下の志摩ノ海と対戦。土俵際仰け反る体勢で堪え、突き落としで逆転。7勝目を上げる。
<成績上位者>
全勝~二敗 なし
三敗 朝乃山、大奄美(2人)
四敗 魁聖、妙義龍、豊山(3人)
五敗 東龍、安美錦、誉富士、阿炎(4人)
→十三日目・十両取組時間等へ

◇十四日目◇
20170722 14 207 朝乃山 浴びせ倒し 阿炎 40 ○朝乃山 浴びせ倒し 阿炎●

朝乃山が、阿炎を浴びせ倒し、3敗を守る。
大奄美は、安美錦に攻め込まれながらも逆転したかに見えたが、髷を掴む反則を取られて4敗に後退。朝乃山が単独トップに立つ。安美錦は9勝目。
魁聖は、誉富士を押し倒して10勝目。
豊山は、東龍を押し出し、連敗を止めて二桁勝利。
<成績上位者>
全勝~二敗 なし
三敗 朝乃山(1人)
四敗 魁聖、豊山、大奄美(3人)
五敗 妙義龍、安美錦(2人)
→十四日目・十両取組時間等へ

◇千秋楽◇
20170723 15 230 表彰式での大奄美 20

勝てば優勝の朝乃山が、大奄美に寄り切られ、本割での優勝決定を逃す。朝乃山と大奄美が11勝4敗の相星でともに優勝決定戦へ。
4敗の豊山は、琴恵光を寄り切って11勝4敗とし、優勝決定戦へ。同じく4敗の魁聖は、竜電に寄り倒されて決定戦進出ならず。優勝は巴戦で決まることに。
優勝決定戦最初の取組は、大奄美が豊山に下手投げで勝利。大奄美は続けて朝乃山も下手投げで倒し、十両優勝を決める。
アキレス腱断裂での休場による十両陥落から6場所目、西十両4枚目の安美錦は、阿炎を引き落として二桁勝利を上げる。
先場所まで幕内だった東十両4枚目の妙義龍は、千代鳳を寄り切って二桁勝利。
東十両13枚目で12敗と幕下陥落濃厚の里山は大砂嵐を1分20秒を超える相撲の末、寄り切りで勝ち、6連敗を止め3勝目を上げた。
<成績上位者>
全勝~三敗 なし
四敗 豊山、朝乃山、大奄美※優勝(3人)
五敗 魁聖、妙義龍、安美錦(3人)
→千秋楽・十両取組時間等へ


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名古屋場所千秋楽・十両。(取組時間等)

名古屋場所千秋楽・十両について。
勝てば優勝の朝乃山が、大奄美に寄り切られ、本割での優勝決定を逃す。朝乃山と大奄美が11勝4敗の相星でともに優勝決定戦へ。
4敗の豊山は、琴恵光を寄り切って11勝4敗とし、優勝決定戦へ。同じく4敗の魁聖は、竜電に寄り倒されて決定戦進出ならず。優勝は巴戦で決まることに。
優勝決定戦最初の取組は、大奄美が豊山に下手投げで勝利。大奄美は続けて朝乃山も下手投げで倒し、十両優勝を決める。
アキレス腱断裂での休場による十両陥落から6場所目、西十両4枚目の安美錦は、阿炎を引き落として二桁勝利を上げる。
先場所まで幕内だった東十両4枚目の妙義龍は、千代鳳を寄り切って二桁勝利。
東十両13枚目で12敗と幕下陥落濃厚の里山は大砂嵐を1分20秒を超える相撲の末、寄り切りで勝ち、6連敗を止め3勝目を上げた。

カッコ内は取組時間です。
立合い不成立がない場合は、記載なし。不成立があった場合は、「待った1回」などと回数ともに表記。
物言いがない場合は、記載なし。物言いがついた場合は、「軍配通り」、「差し違え」、「取り直し」、「反則」と表記。

● 大砂嵐 8勝7敗 寄り切り ○ 里山 3勝12敗 (82.4秒)
 大砂嵐、両手突きに行くが、相手にもぐられてすっぽ抜ける。里山、左下手を取る。大砂嵐、肩越しの右上手を取る。里山、中に入って右下手前廻しも取り、じわじわ前に出て寄る。大砂嵐、肩越しの両上手を取って土俵際堪えて中に戻る。両者、しばらくその体勢のまま止まる。里山、じわじわ前に出、左下手投げで振る。大砂嵐、堪えて中に戻る。里山、左下手を深く勝とする。大砂嵐、その機に投げに行こうと下がる。里山、乗じて前に出る。大砂嵐、左足が俵の外に出る。その後、里山、土俵に転がる。
〔両手突きがすっぽ抜ける大砂嵐〕
20170723 15 201 里山 寄り切り 大砂嵐 05 両手突きすっぽ抜け
〔里山の寄り切り〕
20170723 15 201 里山 寄り切り 大砂嵐 40

○ 天風 7勝8敗 寄り切り ● 剣翔 8勝7敗 (7.3秒)
 剣翔、左を差す。天風、右上手、左下手を取り、両廻しを持って力強く前に出、寄り切る。
20170723 15 202 天風 寄り切り 剣翔 40

● 照強 7勝8敗 寄り切り ○ 青狼 4勝11敗 (5.5秒)
 青狼、左から張って左上手を狙う。照強、上手を与えず右下手を取る。青狼、右差し手を返して前に出、左で相手の膝裏を取りながら寄り切る。
20170723 15 203 青狼 寄り切り 照強 40

● 旭大星 8勝7敗 押し出し ○ 誉富士 9勝6敗 (12.9秒)
 旭大星、見ながら左にずれ、頭を下げる。両者、押し合う。旭大星、前に出る。誉富士、土俵際押し返して体を入れ替え、押し出す。
20170723 15 204 誉富士 押し出し 旭大星 37

○ 大奄美 11勝4敗 寄り切り ● 朝乃山 11勝4敗 (11.5秒)
 大奄美、右を差す。朝乃山、前に出ながら左上手を取って振る。大奄美、両廻しを引きつけて前に出る。朝乃山、俵に両足を掛けて堪え、俵伝いに回る。大奄美、逃さず寄り切る。朝乃山、本割で優勝を決められず、十両優勝争いは決定戦に持ち込まれる。
20170723 15 205 大奄美 寄り切り 朝乃山 40

○ 豊山 11勝4敗 寄り切り ● 琴恵光 7勝8敗 (3.3秒)
 豊山、踏み込む。琴恵光、両手突き。豊山、突き放して前に出、左を差して寄り切る。
20170723 15 206 豊山 寄り切り 琴恵光40

● 阿炎 8勝7敗 引き落とし ○ 安美錦 10勝5敗 (4.0秒)
 阿炎、両手突きから突っ張る。安美錦、右から突いて右に開く。阿炎、俵の外に両手をつく。
20170723 15 207 安美錦 引き落とし 阿炎 40

○ 妙義龍 10勝5敗 寄り切り ● 千代鳳 7勝8敗 (2.3秒)
 妙義龍、右から張る。千代鳳、左上手を探るが取れず。妙義龍、右差しで一気に前に出る。千代鳳、土俵際左で頭を押さえつけて突き落とそうとするが、俵を割る。両者、土俵下に転落。
20170723 15 208 妙義龍 寄り切り 千代鳳 40
〔背中のテーピングにお客さんの取組表の紙がくっついた千代鳳〕
20170723 15 208 妙義龍 寄り切り 千代鳳 52 背中に割りくっつく 05

○ 翔猿 6勝9敗 押し出し ● 千代皇 4勝11敗 (5.1秒)
 千代皇、左から張る。翔猿、右をのぞかせて前に出、押し出す。
20170723 15 209 翔猿 押し出し 千代皇 40

● 東龍 8勝7敗 寄り切り ○ 明生 9勝6敗 (3.8秒)
 明生、踏み込む。東龍、右上手を取る。明生、右上手前廻しを探り、左差し手を返しながら前に出、寄り切る。
20170723 15 210 明生 寄り切り 東龍 40

● 力真 4勝11敗 寄り切り ○ 英乃海 5勝10敗 (6.7秒)
 力真、両手突きから突き放しながら前に出る。英乃海、土俵際、両差しになって体を入れ替え、右差し手を返して寄り切る。
20170723 15 211 英乃海 寄り切り 力真 40

○ 豊響 6勝9敗 寄り切り ● 北太樹 5勝10敗 (3.5秒) 「待った1回」
 北太樹、突っ掛ける。2度目、北太樹、頭から踏み込む。豊響、左を差して一気に前に出、右で押っ付けながら寄り切る。
20170723 15 212 豊響 寄り切り 北太樹 40

○ 山口 9勝6敗 上手出し投げ ● 旭秀鵬 5勝10敗 (17.6秒)
 山口、低く当たり、左下手を取って前に出る。旭秀鵬、俵に足を掛けて堪え、両廻しを取って中に戻る。両者、左四つがっぷり。山口、相手の上手を切り、上手出し投げで倒す。
20170723 15 213 山口 上手出し投げ 旭秀鵬 40

● 魁聖 10勝5敗 寄り倒し ○ 竜電 9勝6敗 (6.8秒)
 竜電、低く踏み込んで当たり、両差しで前に出る。魁聖、土俵際右上手を取って上手投げに行くが、先に落ちる。
20170723 15 214 竜電 寄り倒し 魁聖 40

<優勝決定戦・1>
○大奄美 下手投げ ● 豊山 (2.3秒)
 大奄美、右肘を固めて当たり、右を差す。豊山、左押っ付けで前に出ようとする。大奄美、左に開いて左から突く。豊山、前に泳いで土俵に落ちる。(決まり手は「下手投げ」となったが、映像では廻しを取ったところが確認できなかった)
20170723 15 215 大奄美 下手投げ 豊山 40

<優勝決定戦・2>
○大奄美 下手投げ ● 朝乃山 (8.5秒)
 大奄美、右肘を固めて当たり、右を差す。朝乃山、左上手に手を伸ばして左上手を取り、引きつけて前に出る。大奄美、右下手投げを打ちながら土俵際に移動し、下手投げで相手を倒す。大奄美の十両優勝決定。
20170723 15 216 大奄美 下手投げ 朝乃山 40
〔大奄美、十両優勝〕
20170723 15 216 大奄美 下手投げ 朝乃山 70

★来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」
1位:大奄美、2位:安美錦、3位:里山

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白鵬、39回目優勝インタビュー全文(2017年名古屋場所)

2017年名古屋場所、39回目の優勝を果たした 横綱白鵬の館内インタビューは以下の通り。

<それでは優勝インタビューです。二場所連続、39回目の優勝、横綱白鵬関です。おめでとうございます>
20170723 15 330 白鵬優勝インタビュー 01
(館内、拍手と歓声)
名古屋の皆さん。サンッ(3)!キュッ(9)!(館内、笑い)
20170723 15 330 白鵬優勝インタビュー 05 39
(手を上げて、四方を向く)(館内拍手と歓声)
20170723 15 330 白鵬優勝インタビュー 06
20170723 15 330 白鵬優勝インタビュー 07
<39回目の優勝に、特別な思いを込めて下さいましたね(笑)>
はい。
20170723 15 330 白鵬優勝インタビュー 10 はい

<さあ、今日の結びの一番、どんな思いで土俵に上がりましたか>
そうですね。十一日目で負けてしまいまして。その流れが、後から良かったんで、それを思い出しながら。
そしてもう一番あると信じて、気楽に土俵に上がりました。はい。(館内拍手)

<今年の名古屋場所は大変な記録が懸かる中で迎えた場所でしたが、振り返るとどんな十五日間でした?>
そうですね、この名古屋場所が今回、60年記念大会ということもありまして。
実は、昭和33年初場所で、初代若乃花が優勝しました。この若乃花さんと私、実は縁がありまして。
20170723 15 330 白鵬優勝インタビュー 13 実は昭和33年
ちょうど今から26年前に、相撲の世界のルーツということで(若乃花が)モンゴルを訪ねたんですね。そして私の父と対談しまして。その頃私6歳で、若乃花関からお菓子をいただいたんです。
それがなんと「うまい棒」だったという。(館内笑)はい。
20170723 15 330 白鵬優勝インタビュー 17 うまい棒
だから、この記念すべき名古屋で、また大記録を達成して、なんか、縁を感じておりますっ。はい。(館内拍手と歓声)
20170723 15 330 白鵬優勝インタビュー 19 縁を感じておりますっ

<まさに60回という節目の場所で、この名古屋場所で、記録を更新しました。あの十三日目にはですね、家族も駆けつけていましたね>
まあ、本当に魁皇関の1047勝というのもありましたけれど、同じ横綱として千代の富士関の1045勝というのは、名古屋場所から目標懸けて。
20170723 15 330 白鵬優勝インタビュー 20 魁皇関の
その両方!達成できて、今本当に、皆さんに見せることができて、幸せだなーと思ってますっ。(館内拍手と歓声)
20170723 15 330 白鵬優勝インタビュー 22 幸せだなーの後

<さあこの後は、もう誰も歩いたことがないような道を突き進んでいくわけですが、どんな思いで続けていきますか>
まあ、本当に、ゆっくり明日から、故郷帰って休みたいと思うんですけど。
えー、今、頭にあるのは、幕内1000勝、目指して頑張りたいと思いますっ。(館内大きな拍手と歓声)
20170723 15 330 白鵬優勝インタビュー 30 幕内1000勝目指します

<これからも強い横綱の姿を、多くのファンに見せて下さい>
えー、名古屋の皆さん! 熱い十五日間、ありがとうございました!(館内大きな拍手)
20170723 15 330 白鵬優勝インタビュー 35 ありがとうございました
<おめでとうございます。白鵬関でした>

インタビュアー:船岡久嗣アナウンサー

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名古屋場所十四日目・幕内。

名古屋場所十四日目・幕内の取り組み。
優勝争い単独トップの横綱白鵬は、大関豪栄道をかち上げからの叩き込みで土俵に沈め、1敗で単独トップを守る。豪栄道は、7勝7敗で千秋楽へ。
2敗で白鵬を追う前頭8枚目の碧山は、豪風を押し出して1差を守り、今日の優勝決定を阻止する。また、自身最多の12勝目を上げる。
横綱日馬富士は、新大関高安をとったりで倒し、11勝目。高安は6敗目。
前頭5枚目の栃煌山は、新関脇御嶽海を寄り切って11勝目。御嶽海は6敗目。
関脇玉鷲は、場所中に右膝を痛めた宇良と対戦。叩き込みで勝って7勝7敗で千秋楽へ。今場所初金星も獲得した宇良は負け越し。
小結嘉風と自己最高位前頭6枚目の阿武咲が9勝同士で対戦。阿武咲が寄り切りで勝ち、新入幕だった先場所から2場所連続二桁勝利を上げる。
小結琴奨菊は、栃ノ心の上手投げに敗れて負け越し。

幕内全取り組み内容は以下の通り。
カッコ内は取り組み時間です。
立合い不成立がない場合は、記載なし。不成立があった場合は、「待った1回」などと回数ともに表記。
物言いがない場合は、記載なし。物言いがついた場合は、「軍配通り」、「差し違え」、「取り直し」、「反則」と表記。

● 臥牙丸 3勝11敗 寄り切り ○ 豊響 5勝9敗 (6.2秒)
 臥牙丸、先に手をつく。豊響、仕切り線後方でサッと両手をついて素早く立ち、右手を出して頭から踏み込む。臥牙丸、頭から当たる。豊響、左を差し込んで後ろ廻しを取る。臥牙丸、左下手を取り、右上手に手を伸ばして取る。豊響、深い左下手を持ち、右で押っ付けながら前に出る。臥牙丸、両廻しを持って堪えようとするが上体が起きて俵を割る。
20170722 14 301 豊響 寄り切り 臥牙丸 40

● 旭秀鵬 5勝9敗 押し倒し ○ 琴勇輝 4勝10敗 (3.6秒)
 旭秀鵬、仕切り線後方で先に左手をつく。琴勇輝、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。琴勇輝、両手突き。旭秀鵬、左で前廻しを狙うが起こされて取れず。琴勇輝、突き放しながら前に出る。旭秀鵬、右足を俵に掛けて堪えるが体勢を崩す。琴勇輝、そこを右押っ付けで押す。旭秀鵬、体勢を崩し、土俵に手をついて落ちる。
20170722 14 302 琴勇輝 押し倒し 旭秀鵬 37

○ 千代の国 8勝6敗 上手投げ ● 蒼国来 5勝9敗 (14.1秒)
 千代の国、仕切り線後方で先に左手をつく。蒼国来、仕切り線後方で両手をサッとつく。千代の国、両手を出して頭から踏み込む。蒼国来、やや右へ踏み出して左を差す。千代の国、突き放す。蒼国来、右を差す。千代の国、右を差して下手を取る。蒼国来、右下手、左上手を取る。千代の国、深い左上手を取り、両廻しを持って前に出る。蒼国来、廻しを引きつけて堪える。千代の国、右下手を結び目に持ち替え、両廻しを引きつけて前に出、寄り立てる。蒼国来、俵に両足を掛けて堪える。千代の国、体を開いて左上手投げを土俵内に向かって下へ打つ。蒼国来、右膝から土俵に落ちる。
20170722 14 303 千代の国 上手投げ 蒼国来 40

● 佐田の海 7勝7敗 叩き込み ○ 大翔丸 7勝7敗 (3.9秒)
 佐田の海、先に手をつく。大翔丸、仕切り線後方で両手をサッとつく。佐田の海、素早く立ち、右手を出して頭から踏み込み、右で相手を押し上げる。大翔丸、下がらず押す。佐田の海、左上手前廻しに手を掛ける。大翔丸、叩きながら引き、土俵際左へ回る。佐田の海、土俵にバッタリ落ち、大翔丸、左足一本で残す。
20170722 14 304 大翔丸 叩き込み 佐田の海 40

● 千代大龍 9勝5敗 引き落とし ○ 宝富士 9勝5敗 (1.8秒)
 宝富士、先に両手をつく。千代大龍、両手をサッと動かして立つ。宝富士、左肘を固める。千代大龍、左肘を固めて当たり突き放す。宝富士、右上手前廻しを取るが切れる。千代大龍、前のめりに体勢を崩す。宝富士、左に開く。千代大龍、土俵に落ちる。
20170722 14 305 宝富士 引き落とし 千代大龍 35

● 錦木 7勝7敗 寄り切り ○ 松鳳山 9勝5敗 (2.6秒)
 錦木、先に手をつく。松鳳山、両手をサッとついて右から張り、左を差して右上手を取り、上手出し投げ。錦木、向き直るが土俵際。松鳳山、左筈で押し上げながら一気に寄り切る。
〔出し投げを打つ松鳳山〕
20170722 14 306 松鳳山 寄り切り 錦木 20 出し投げ
〔松鳳山の寄り切り〕
20170722 14 306 松鳳山 寄り切り 錦木 40

○ 碧山 12勝2敗 押し出し ● 豪風 8勝6敗 (4.0秒)
 豪風、先に左手をつく。碧山、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。碧山、両手突きから突っ張る。豪風、仰け反りながら下から撥ね上げる。碧山、左上手を取り、一気に前に出る。豪風、両差しになるが俵に詰まる。碧山、突き放す。豪風、土俵下に吹っ飛ぶ。
20170722 14 307 碧山 押し出し 豪風 40

○ 逸ノ城 7勝7敗 寄り切り ● 荒鷲 7勝7敗 (3.0秒)
 逸ノ城、先に両手をつく。荒鷲、両手をサッとついて素早く立ち、右肘を固めて踏み込む。逸ノ城、右肘を固めて当たる。荒鷲、左上手前廻しに手を掛けるが取れず。逸ノ城、左上手を取り、右差し手を返して前に出る。荒鷲、右下手を取り、投げに行こうと半身になる。逸ノ城、左膝を相手の右足にあてながら寄り切る。
20170722 14 308 逸ノ城 寄り切り 荒鷲 37

● 千代翔馬 5勝9敗 上手投げ ○ 隠岐の海 5勝9敗 (35.0秒)
 隠岐の海、仕切り線後方で右手をつく。千代翔馬、すぐに両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。千代翔馬、右手を出して踏み込む。隠岐の海、左を差して深い下手を取る。千代翔馬、右で相手の脇腹を叩いて巻き替えに行くと見せて深い右上手に手を伸ばして取り、上手を持って右に回り、右足外掛けに行く。隠岐の海、堪え、左を巻き替えようと見せてから右上手を取って両廻し。両者、左四つがっぷりで少し止まる(約4秒間)。隠岐の海、両廻しを引きつけて前に出ようとし、左差し手を返して相手の上手を切ろうとする。千代翔馬、堪える。一呼吸後、隠岐の海、右上手を引きつけて前に出ながら、左差し手を返して相手を切ろうとする。千代翔馬、堪えて中に戻る。両者、左四つがっぷりで止まる(約4秒間)。千代翔馬、左足を飛ばして相手の右足を蹴る。隠岐の海、堪え、右上手を引きつけて前に出る。千代翔馬、左足一本を俵に掛けて体を開き、左下手投げに行こうとする。隠岐の海、右上手投げ。千代翔馬、俵の外に裏返り、その後、隠岐の海、土俵に倒れる。
20170722 14 309 隠岐の海 上手投げ 千代翔馬 37

○ 千代丸 9勝5敗 押し出し ● 輝 4勝10敗 (10.5秒)
 輝、先に左手をつく。千代丸、右手をつく。輝、素早く立って踏み込む。千代丸、その場で立ち、右肘を固めて胸で当たる。輝、突き放そうとする。千代丸、相手の手を叩いて右に回る。輝、乗じて押しながら前に出る。千代丸、土俵際堪えて右を差す。輝、左上手を取って寄り立てる。千代丸、俵に両足を掛けながら堪え、腰を下ろして相手の上手を切り、右に回って中に戻る。輝、右下手を取る。千代丸、左上手に手を伸ばす。輝、土俵際、腰を引いて上手を与えず、左を巻き替えようとする。千代丸、乗じて左で差し手を抱えながら寄り、押して相手の下手を切る。輝、俵を割って土俵下に落ちる。
〔土俵際堪える千代丸〕
20170722 14 310 千代丸 押し出し 輝 20 堪える千代丸
〔千代丸の押し出し〕
20170722 14 310 千代丸 押し出し 輝 40

○ 勢 4勝10敗 小手投げ ● 徳勝龍 4勝10敗 (8.2秒)
 勢、先に右手をつく。徳勝龍、両手をサッとついて素早く立ち、左肘を固めて頭から踏み込む。勢、右を差そうとする。徳勝龍、突っ張り、左を差そうとする。勢、右上手に手を伸ばす。徳勝龍、少し右に動いて上手を与えず、左差し手を返して前に出る。勢、俵伝いに左へ回り、右小手投げ。徳勝龍、足が宙を舞い、右手を土俵について土俵に転がる。
20170722 14 311 勢 小手投げ 徳勝龍 40

● 石浦 6勝8敗 押し出し ○ 北勝富士 8勝6敗 (4.0秒)
 北勝富士、先に右手をつく。石浦、右手をつく。北勝富士、左手をサッとつき、見ながら立つ。石浦、右手を出して頭から踏み込む。北勝富士、右を差して相手を起こそうとする。石浦、左を巻き替え、頭をつける。北勝富士、押しながら前に出る。石浦、土俵際相手の右腕を手繰る。北勝富士、その右で突き放す。石浦、上体が起きて土俵下に飛び落ちる。
20170722 14 312 北勝富士 押し出し 石浦 37

● 正代 4勝10敗 寄り切り ○ 貴ノ岩 5勝9敗 (17.5秒)
 正代、仕切り線後方で先に両手をつく。貴ノ岩、両手をサッとついて素早く立ち、右肩から低く踏み込む。正代、右腕を内に入れて胸で当たる。貴ノ岩、すぐに左上手前廻しを取る。正代、左を差して下手を取り、右差し手を抜いて深い右上手を取る。貴ノ岩、左に回りながら右を巻き替えようとするがならず、腰を振って相手の下手を切り、右で押っ付けながら右上手前廻しを取る。正代、深い右上手を持ち、左を差し直して下手を取る。貴ノ岩、素早く右に回って相手の上手を切る。正代、左下手前廻しを持って前に出る。貴ノ岩、左足が俵に掛かるが、右上手前廻しを持って前に出、左で絞りながら上手前廻しを取り、両上手を引きつけて寄る。正代、伸びた両下手前廻しを持つが、上体が起きて俵を割る。
20170722 14 313 貴ノ岩 寄り切り 正代 40

● 大栄翔 4勝10敗 押し出し ○ 貴景勝 4勝10敗 (6.9秒)
 大栄翔、先に両手をつく。貴景勝、手をサッとついて素早く立ち、右手を出して頭から踏み込む。大栄翔、右手を出して頭から当たり、両手で突き放す。貴景勝、押し返し、叩きながら少し右に回る。大栄翔、向き直る。両者、突き放し合う。貴景勝、押し勝って前に出る。大栄翔、相手の手を叩き、俵に両足を掛けながら右で突く。貴景勝、前に出ながら押す。大栄翔、上体が起きて俵を割る。
20170722 14 314 貴景勝 押し出し 大栄翔 40

● 嘉風 9勝5敗 寄り切り ○ 阿武咲 10勝4敗 (11.0秒)
 阿武咲、先に両手をつく。嘉風、腰を下ろし、仕切り線後方で両手をサッとつく。阿武咲、素早く立ち、右手を出して相手の肩を押さえる。両者、頭で当たり合う。阿武咲、両手で押し上げる。嘉風、左から突いて体を離す。阿武咲、向き直る。嘉風、右から張る。阿武咲、突き放す。嘉風、左から張り、左を差して右上手に手を掛ける。阿武咲、腰を引いて相手の上手を切り、右で押っ付けながら左差し手を返す。嘉風、左下手を取る。阿武咲、右から絞って相手の下手を切り、右上手に手を掛ける。嘉風、左下手を取り直し、腰を引いて上手を与えず。阿武咲、左下手を取る。嘉風、右上手を探る。阿武咲、腰を引いて上手を与えず、相手の下手を切り、下手を持った左腕を返して前に出る。嘉風、左下手を取り直す。阿武咲、右押っ付けで前に出ながら右上手も取る。嘉風、上体が起きて俵を割る。
20170722 14 315 阿武咲 寄り切り 嘉風 40

○ 栃ノ心 9勝5敗 上手投げ ● 琴奨菊 6勝8敗 (9.9秒)
 栃ノ心、先に手をつく。琴奨菊、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。琴奨菊、右肘を固めて頭から踏み込み、左上手前廻しを狙う。栃ノ心、やや左へ踏み出して左上手を狙う。両者、上手を取れず、右を差す。琴奨菊、右差し手を返し、左で絞りながら上手を探る。栃ノ心、左で差し手を抱えながら右をねじ込んで下手を取り、深い左上手を取る。琴奨菊、上手を取れず、右下手を持って右に回り、左を巻き替えようとするがならず。栃ノ心、左上手を引きつけて前に出る。琴奨菊、左足が俵に詰まる。栃ノ心、左上手投げ。琴奨菊、土俵に転がる。
20170722 14 316 栃ノ心 上手投げ 琴奨菊 40

○ 玉鷲 7勝7敗 叩き込み ● 宇良 6勝8敗 (3.4秒)
 宇良、仕切り線後方で先に手をつく。玉鷲、左手をつき、右手をサッとついて見ながら立つ。宇良、右手を出して頭を下げる。玉鷲、両手で相手の肩を押さえる。宇良、自分から下がって右足を俵に掛ける。玉鷲、見ながら押す。宇良、押し返し、低い体勢で前に出る。玉鷲、叩きながら左へ回る。宇良、足が宙を舞い、土俵に裏返る。
20170722 14 317 玉鷲 叩き込み 宇良 40

○ 栃煌山 11勝3敗 寄り切り ● 御嶽海 8勝6敗 (17.6秒)
 御嶽海、先に両手をつく。栃煌山、両足をじりっとすり、仕切り線後方でサッと手をつく。両者、ほぼ同時に立つ。御嶽海、両肘を固めて頭から踏み込む。栃煌山、右肘を固めて当たる。御嶽海、左を差し込む。栃煌山、右上手に手を掛ける。御嶽海、左差し手を返して相手の上手を切る。栃煌山、差し手を抱えながら前に出る。御嶽海、差し手を返しながら堪え、中に戻ろうとする。栃煌山、右喉輪で押し上げ、右から張って両差しになる。御嶽海、引いて左下手を狙う。栃煌山、乗じて左差しで一気に前に出る。御嶽海、土俵際、右上手に手を伸ばすが取れず。栃煌山、右上手を取って左差し手を返し、前に出る。御嶽海、土俵際右上手に手を掛ける。栃煌山、腰を下ろして上手を与えず、左差し手を返しながら寄る。御嶽海、上体が起きて俵を割る。
20170722 14 318 栃煌山 寄り切り 御嶽海 37

○ 白鵬 13勝1敗 叩き込み ● 豪栄道 7勝7敗 (1.9秒)
 豪栄道、先に右手をつく。白鵬、両手をサッとついて立つ。豪栄道、左肘を固める。白鵬、左から張って右肘でかち上げる。豪栄道、上体が起きる。白鵬、両手で相手の頭を叩きながら右に回る。豪栄道、土俵に這う。
〔白鵬のかち上げ〕
20170722 14 319 白鵬 叩き込み 豪栄道 15-2 かち上げ
〔白鵬の叩き込み〕
20170722 14 319 白鵬 叩き込み 豪栄道 40

● 高安 8勝6敗 とったり ○ 日馬富士 11勝3敗 (3.4秒)
 高安、先に右手をつく。日馬富士、両手をサッとつく。高安、左肘を固めて踏み込もうとする。日馬富士、左手を出して鋭く踏み込む。高安、やや右に踏み出し、右上手を狙う。日馬富士、右に回って上手を与えず、右で相手の左腕を抱え、体を開いてとったりで振り回す。高安、右手をつき、土俵下に転がり落ちる。
20170722 14 320 日馬富士 とったり 高安 35

★来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」
1位:阿武咲、2位:碧山、3位:北勝富士

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名古屋場所十四日目・十両。(取組時間等)

名古屋場所十四日目・十両について。
朝乃山が、阿炎を浴びせ倒し、3敗を守る。
大奄美は、安美錦に攻め込まれながらも逆転したかに見えたが、髷を掴む反則を取られて4敗に後退。朝乃山が単独トップに立つ。安美錦は9勝目。
魁聖は、誉富士を押し倒して10勝目。
豊山は、東龍を押し出し、連敗を止めて二桁勝利。

カッコ内は取組時間です。
立合い不成立がない場合は、記載なし。不成立があった場合は、「待った1回」などと回数ともに表記。
物言いがない場合は、記載なし。物言いがついた場合は、「軍配通り」、「差し違え」、「取り直し」、「反則」と表記。

○ 山口 8勝6敗 送り倒し ● 翔猿 5勝9敗 (8.0秒)
 山口、左で後ろ廻しを取り、出し投げで相手の後ろについて押す。翔猿、土俵下に吹っ飛び、控えの北太樹にぶつかって倒す。
20170722 14 201 山口 送り倒し 翔猿 40

● 照強 7勝7敗 叩き込み ○ 剣翔 8勝6敗 (0.7秒)
 照強、頭から踏み込む。剣翔、その場で飛び上がって叩き、左に開く。照強、土俵にバッタリ。
20170722 14 202 剣翔 叩き込み 照強 35

● 北太樹 5勝9敗 寄り切り ○ 竜電 8勝6敗 (12.4秒)
 竜電、左を差して下手を取る。北太樹、右で差し手を抱え、左を巻き替えに行く。竜電、乗じて前に出、右上手を取って寄り切る。
20170722 14 203 竜電 寄り切り 北太樹 40

○ 天風 6勝8敗 叩き込み ● 里山 2勝12敗 (8.9秒)
 里山、潜って左を差す。天風、右で相手の腕を抱えて前に出る。里山、左下手投げで振るが、天風、堪えて叩き込む。
20170722 14 204 天風 叩き込み 里山 40

● 力真 4勝10敗 寄り切り ○ 琴恵光 7勝7敗 (2.8秒)
 力真、両手突き。琴恵光、右から張り、両差しになろうとする。力真、右を巻き替える。琴恵光、右差しで一気に寄り切る。
20170722 14 205 琴恵光 寄り切り 力真 40

○ 明生 8勝6敗 寄り切り ● 青狼 3勝11敗 (2.9秒)
 青狼、右に変わろうとする。明生、ついて行き、両差しで寄り切る。
20170722 14 206 明生 寄り切り 青狼 40

● 阿炎 8勝6敗 浴びせ倒し ○ 朝乃山 11勝3敗 (9.3秒) 「待った1回」
 朝乃山、突っ掛ける。2度目、阿炎、両手突きから突っ張り、押しながら前に出る。朝乃山、土俵際堪える。阿炎、叩きながら左に回る。朝乃山、乗じて前に出る。阿炎、更に回り込んで左上手を取って出し投げ。朝乃山、右差しで寄る。阿炎、左膝から崩れ落ちる。
20170722 14 207 朝乃山 浴びせ倒し 阿炎 40

● 妙義龍 9勝5敗 押し倒し ○ 旭大星 8勝6敗 (2.8秒) 「待った1回」
 旭大星、突っ掛ける。2度目、旭大星、左から突いて左に開く。妙義龍、向き直る。旭大星、前に出て押し倒す。
20170722 14 208 旭大星 押し倒し 妙義龍 40

● 大奄美 10勝4敗 反則 ○ 安美錦 9勝5敗 (13.9秒) 「反則」
 安美錦、左上手を狙いながら左に回り、右から張って右を差し、左前廻しを探るが取れず。大奄美、突き放しながら前に出る。安美錦、右で後ろ廻しを取り、出し投げで振り回してから前に出ようとする。大奄美、堪えて叩く。安美錦、前に泳いで落ちる。軍配、大奄美。「物言い」がつき、大奄美に髷を掴んだ反則があったとして、安美錦の勝ちとなる
20170722 14 209 安美錦 反則 大奄美 40
〔髷をアピールする安美錦〕
20170722 14 209 安美錦 反則 大奄美 55 アピール 03
〔説明する二所ノ関審判長〕
20170722 14 209 安美錦 反則 大奄美 60 説明する二所ノ関審判長

● 東龍 8勝6敗 押し出し ○ 豊山 10勝4敗 (3.0秒) 「待った1回」
 東龍、突っ掛ける。2度目、東龍、右を差す。豊山、押す。東龍、引く。豊山、乗じて前に出、押し出す。
20170722 14 210 豊山 押し出し 東龍 40

○ 大砂嵐 8勝6敗 寄り切り ● 千代皇 4勝10敗 (7.6秒)
 大砂嵐、右肘でかち上げ、両手で突き放しながら前に出る。千代皇、俵に詰まる。大砂嵐、右を差し、両廻しを取って寄り切る。
20170722 14 211 大砂嵐 寄り切り 千代皇 40

○ 千代鳳 7勝7敗 寄り切り ● 英乃海 4勝10敗 (16.7秒)
 両者、差し手争い。千代鳳、右を差す。英乃海、左上手を探るが取れず。千代鳳、左も差して両下手を持ち、がぶって寄り切る。
20170722 14 212 千代鳳 寄り切り 英乃海 40

○ 魁聖 10勝4敗 押し倒し ● 誉富士 8勝6敗 (2.4秒)
 誉富士、右手を出して頭から当たる。魁聖、廻しを取って前に出ようとする。誉富士、腰を引くが、体勢を崩して土俵に尻餅。
20170722 14 213 魁聖 押し倒し 誉富士 40

★来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」
1位:朝乃山、2位:安美錦、3位:豊山・竜電

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名古屋場所十三日目・幕内。

名古屋場所十三日目・幕内の取り組み。
横綱白鵬は、新大関高安を押し倒し、通算勝利数を1048とし、歴代単独1位に。また、優勝争い単独トップを守る。
平幕の碧山は、輝戦。「物言い」がつく微妙な取り組みを制し、11勝目を上げ、2敗でトップとの1差を守る。
横綱日馬富士は、大関豪栄道を押し出して10勝目。豪栄道は、今日の勝ち越しならず。
関脇玉鷲は、北勝富士に押し出されて7敗目。北勝富士は7勝目を上げる。
新関脇御嶽海は、栃ノ心に寄り倒されて5敗目。今場所1横綱1大関を倒した栃ノ心は、勝ち越し。
小結嘉風は、勢を掬い投げで倒して9勝目。
前頭5枚目の栃煌山は、宝富士を力強く押し出し、10勝目。

幕内全取り組み内容は以下の通り。
カッコ内は取り組み時間です。
立合い不成立がない場合は、記載なし。不成立があった場合は、「待った1回」などと回数ともに表記。
物言いがない場合は、記載なし。物言いがついた場合は、「軍配通り」、「差し違え」、「取り直し」、「反則」と表記。

○ 荒鷲 7勝6敗 上手投げ ● 臥牙丸 3勝10敗 (6.8秒)
 両者、ほぼ同時に手をつく。臥牙丸、右手を出して頭から踏み込む。荒鷲、右肘を固める。臥牙丸、左肘を固めて低く当たる。荒鷲、左下手を取る。臥牙丸、突き放そうとする。荒鷲、右上手前廻しも取り、右に回る。臥牙丸、左下手を取る。荒鷲、右上手で捻り、逆の左下手で捻りながら右上手投げ。臥牙丸、土俵に転がる。
20170721 13 301 荒鷲 上手投げ 臥牙丸 40

● 琴勇輝 3勝10敗 突き落とし ○ 大翔丸 6勝7敗 (4.1秒)
 大翔丸、両手をつく。琴勇輝、すぐに仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。琴勇輝、両手突きから、顎に向かって突き上げる。大翔丸、引いて体を離す。琴勇輝、突っ張りながら前に出る。大翔丸、俵伝いに右に回り、左から突く。琴勇輝、土俵に転がる。
20170721 13 302 大翔丸 突き落とし 琴勇輝 40

○ 千代の国 7勝6敗 寄り切り ● 佐田の海 7勝6敗 (13.8秒)
 佐田の海、先に手をつく。千代の国、仕切り線かなり後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。佐田の海、右手を出して頭から踏み込む。千代の国、右手を出して頭で当たり、突き放す。佐田の海、下がらず、右を差して下手を取る。千代の国、右を差して深い両廻しを取る。佐田の海、深い左上手を取る。千代の国、両廻しを引きつけて前に出る。佐田の海、俵に詰まって上体が起きるが堪え、俵伝いに左へ回る。千代の国、両廻しを引きつけてがぶる。佐田の海、俵に両足を掛けて堪え、俵伝いに左へ回り、左上手投げに行こうとする。千代の国、右差し手を突きつける。佐田の海、俵の外に出る。
20170721 13 303 千代の国 寄り切り 佐田の海 40

○ 千代大龍 9勝4敗 押し出し ● 蒼国来 5勝8敗 (2.8秒)
 千代大龍、右手をつく。蒼国来、仕切り線かなり後方で両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。蒼国来、右肘を固めてやや右へ踏み出す。千代大龍、突っ張りながら前に出る。蒼国来、俵に詰まり、右から突きながら回り込もうとする。千代大龍、逃さず押す。蒼国来、俵を割る。
20170721 13 304 千代大龍 押し出し 蒼国来 40

○ 錦木 7勝6敗 押し出し ● 隠岐の海 4勝9敗 (5.0秒)
 錦木、先に手をつく。隠岐の海、仕切り線後方で両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。錦木、右肘を固めて頭から踏み込む。隠岐の海、両肘を固めて当たり、右をのぞかせ、左で押っ付ける。錦木、頭をつけて右差し手を抜く。隠岐の海、左をのぞかせ、肩透かしを少し引く。錦木、右で差し手を抱え、左で押っ付けながら前に出る。隠岐の海、上体が起きて俵に詰まる。錦木、押す。隠岐の海、土俵下に飛び落ちる。
20170721 13 305 錦木 押し出し 隠岐の海 40

○ 千代丸 8勝5敗 押し出し ● 大栄翔 4勝9敗 (9.6秒)
 大栄翔、先に両手をつく。千代丸、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。大栄翔、右手を出して踏み込む。千代丸、右肘を固めて当たり、突っ張る。大栄翔、下から撥ね上げ、左で押っ付け、右喉輪で押し上げる。千代丸、右を差して深い左上手を取り、前に出る。大栄翔、俵に詰まる。千代丸、廻しを離して押す。大栄翔、上体が起きて俵を割る。
20170721 13 306 千代丸 押し出し 大栄翔 40

○ 貴ノ岩 4勝9敗 下手出し投げ ● 豪風 8勝5敗 (3.7秒) 「待った1回」
 豪風、先に左手をつく。貴ノ岩、右手をつく。豪風、ついていた手を戻し、腰を上げる。両者、仕切り直し。2度目、両者、手をつこうとしてなかなかタイミングが合わず。豪風、仕切り線後方で左手をつく。貴ノ岩、両手をサッとつく。豪風、素早く立ち、頭から踏み込もうとする。貴ノ岩、左から張り、右を差そうとする。豪風、左肘を固めて差させず。貴ノ岩、右押っ付けで突き、右に回る。豪風、左筈、右喉輪押しで前に出る。貴ノ岩、左で廻しを取って出し投げ。豪風、前に泳いで土俵下に落ちる。
20170721 13 307 貴ノ岩 下手出し投げ 豪風 37

○ 松鳳山 8勝5敗 押し出し ● 阿武咲 9勝4敗 (2.3秒)
 阿武咲、先に両手をつく。松鳳山、腰を下ろし、両手をサッとついて素早く立ち、右から張って両差しになろうとする。阿武咲、上体が起き、右を巻き替えに行く。松鳳山、右喉輪で押し上げながら前に出る。阿武咲、土俵際で叩こうとするが、下に落ちる。
20170721 13 308 松鳳山 押し出し 阿武咲 40

● 逸ノ城 6勝7敗 寄り切り ○ 徳勝龍 4勝9敗 (21.4秒)
 逸ノ城、先に両手をつく。徳勝龍、腰を下ろし、両手をサッとついて素早く立つ。逸ノ城、左から張って右を差す。徳勝龍、左を巻き替えようとするがならず。逸ノ城、右差し手を返して左上手を取り、右下手を探る。徳勝龍、機を見て左を巻き替える。逸ノ城、乗じて前に出、左を巻き替えて左下手を取る。徳勝龍、左差し手を大きく返し、土俵際堪えて中に戻る。逸ノ城、左下手を持って上体が起きた体勢になり、機を見て肩越しの右上手に手を伸ばす。徳勝龍、その機に右上手を引きつけて一気に前に出る。逸ノ城、力なく俵を割る。
20170721 13 309 徳勝龍 寄り切り 逸ノ城 40

● 宝富士 8勝5敗 押し出し ○ 栃煌山 10勝3敗 (7.4秒)
 宝富士、先に両手をつく。栃煌山、腰を下ろし、両足をジリッとすり、仕切り線後方で両手をサッとついて立ち、右肘を固めて頭から踏み込む。宝富士、左肘を固めて当たり、左を差そうとする。栃煌山、右で押っ付け、左筈で押し上げながら前に出る。宝富士、左を差し直そうとする。栃煌山、右を巻き替え、両差しになろうとしながら前に出る。宝富士、土俵際を左へ回りながら体を離す。栃煌山、押す。宝富士、土俵下に落ちる。
20170721 13 310 栃煌山 押し出し 宝富士 40

○ 千代翔馬 5勝8敗 叩き込み ● 石浦 6勝7敗 (2.0秒) 「待った1回」
 石浦、両手をつく。千代翔馬、すぐに両手をつく。石浦、素早く立つが、千代翔馬、立てず。2度目、石浦、先に手をつく。千代翔馬、すぐに両手をサッとついて素早く立ち、両手突き。石浦、頭を下げる。千代翔馬、突っ張ってから叩く。石浦、土俵に両手をつく。
20170721 13 311 千代翔馬 叩き込み 石浦 41

○ 碧山 11勝2敗 叩き込み ● 輝 4勝9敗 (3.6秒) 「待った1回」、「軍配通り」
 輝、先に左手をつく。碧山、右手をつく。輝、素早く立つが、碧山立てず。2度目、碧山、先に右手をつく。輝、左手をサッとつく。碧山、その直前素早く立ち、両差しを狙う。輝、左肘を固めて当たり、突き放そうとする。碧山、叩きながら下がる。輝、乗じて前に出る。碧山、俵の外に出、輝、土俵に落ちる。軍配、碧山。「物言い」がつき、山科審判長は「踵が残っている」と説明し、「軍配通り」碧山の勝ちとなる。VTRでは、輝の方が有利に見えた。
20170721 13 312 碧山 叩き込み 輝 42
〔説明に苦慮し、苦笑する山科審判長〕
20170721 13 312 碧山 叩き込み 輝 60 山科審判長

○ 正代 4勝9敗 押し倒し ● 貴景勝 3勝10敗 (8.7秒)
 正代、仕切り線後方で先に両手をつく。貴景勝、両手をサッとついて素早く立ち、両手を出して頭から踏み込む。正代、その場で立って胸で当たりを受け、引いて体を離す。貴景勝、前のめりになるが堪え、向き直って押す。正代、土俵際、右上手を取る。貴景勝、体を離して廻しを切る。正代、両差しを狙う。貴景勝、突き放し、叩きながら左へ回る。正代、落ちずに前に出ながら左下手を取る。貴景勝、左差し手を返し、左に回って中に戻ろうとする。正代、そこを右足外掛け。貴景勝、仰け反って体勢を崩し、後ろに傾き、右手をついて土俵に倒れる。
〔正代の外掛け〕
20170721 13 313 正代 押し倒し 貴景勝 30 外掛け
〔後ろに傾く貴景勝〕
20170721 13 313 正代 押し倒し 貴景勝 37

● 宇良 6勝7敗 押し出し ○ 琴奨菊 6勝7敗 (1.8秒)
 宇良、仕切り線後方で先に両手をつく。琴奨菊、仕切り線後方で左手をつき、右手をサッと動かして立つ。宇良、頭を下げて踏み込もうとする。琴奨菊、左から張り、左を差す。宇良、両手で相手の左腕を抱えながら下がるが、回り込めずに土俵下に落ちる。
20170721 13 314 琴奨菊 押し倒し 宇良 37

○ 嘉風 9勝4敗 掬い投げ ● 勢 3勝10敗 (8.3秒)
 嘉風、仕切り線後方で先に両手をつく。勢、腰を下ろし、仕切り線後方で両手をサッとついて立つ。嘉風、右肘を固めて頭から踏み込む。勢、右肩から当たる。嘉風、左を差して前に出る。勢、左足が俵に掛かる。嘉風、深い左下手、右下手を取って寄る。勢、土俵際を左へ回り、右小手投げに行く。嘉風、振られるが堪え、左差しで前に出る。勢、再び右小手投げに行く。嘉風、左差し手を突きつけ、右で頭を押さえる。勢、土俵に転がる。
20170721 13 315 嘉風 掬い投げ 勢 40

○ 栃ノ心 8勝5敗 寄り倒し ● 御嶽海 8勝5敗 (38.2秒)
 両者、ほぼ同時に手をつく。栃ノ心、素早く立ち、右肘を固めて踏み込む。御嶽海、右手を出し、左肘を固めて当たり、左を差そうとするが差せず。栃ノ心、右を差し、左で差し手を抱えながら右下手を探る。御嶽海、すぐに切る。栃ノ心、肩越しの左上手を取って捕まえる。御嶽海、右下手を取る。両者、少し止まる(約3秒間)。栃ノ心、左上手を引きつけ、右前廻しを探る。御嶽海、右下手を持って体勢を低くし、左から押っ付ける。栃ノ心、右差し手で相手を起こし、左上手投げで振る。御嶽海、左手で相手の右膝に内無双を切って左に回る。両者、右四つ、御嶽海が下手を持ってやや低い体勢、栃ノ心が左上手を持った体勢で止まる(約10秒間)。栃ノ心、右下手も取り、両廻しを引きつけて前に出る。御嶽海、左上手を取り、両廻しを持って堪えようとするが、土俵際腰が伸びる。栃ノ心、相手に体を預ける。御嶽海、後ろに傾いて倒れ、栃ノ心、その上に乗る。
20170721 13 316 栃ノ心 寄り倒し 御嶽海 40

● 玉鷲 6勝7敗 押し出し ○ 北勝富士 7勝6敗 (3.9秒) 「待った1回」
 北勝富士、先に右手をつく。玉鷲、左手をつく。北勝富士、左手をサッとついて素早く立つが、玉鷲立てず。2度目、北勝富士、先に右手をつく。玉鷲、左手をつく。両者、ほぼ同時に立って頭を下げる。北勝富士、左へ踏み出し、左押っ付けで突く。玉鷲、向き直る。北勝富士、一瞬両差しになる。玉鷲、右小手投げに行こうとする。北勝富士、相手の胸を押しながら前に出る。玉鷲、上体が起きて俵の外に出る。
20170721 13 317 北勝富士 押し出し 玉鷲 40

● 豪栄道 7勝6敗 押し出し ○ 日馬富士 10勝3敗 (2.5秒)
 豪栄道、先に右手をつく。日馬富士、仕切り線後方で両手をサッとつく。豪栄道、素早く立って頭を下げる。日馬富士、頭から踏み込む。豪栄道、右を差す。日馬富士、右前廻しを探る。豪栄道、叩きながら引いて廻しを切るが土俵際。日馬富士、突き放す。豪栄道、上体が起きて俵を割る。
20170721 13 318 豪栄道 押し出し 日馬富士 40

○ 白鵬 12勝1敗 押し倒し ● 高安 8勝5敗 (18.4秒)
 白鵬は仕切り線上で、高安は仕切り線後方で、両者、ほぼ同時に手をつく。白鵬、素早く立つ。高安、左肘を固める。白鵬、右に踏み出し、右から突く。高安、向き直る。白鵬、左喉輪で突き放し、左で肩を押し上げながら右で絞り、右に回る。高安、向き直る。白鵬、押し上げる。高安、相手の手を叩いて体を離す。白鵬、右押っ付けで押し上げながら前に出、土俵際の相手を左喉輪で押し上げる。高安、俵伝いに左に回りながら右で喉輪を外し、右を差して中に戻ろうとする。白鵬、叩きながら土俵際を左に回って中に戻る。高安、向き直る。両者、体が離れて見合う。白鵬、右押っ付けで前に出る。高安、俵に掛かった右足一本で傾く。白鵬、そのまま突く。高安、土俵に落ちる。
20170721 13 319 白鵬 押し倒し 高安 37
〔通算勝利数を1048と歴代単独1位とし、ニュース速報が流れる〕
20170721 13 319 白鵬 押し倒し 高安 75 速報 02

★来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」
1位:嘉風、2位:白鵬、3位:栃ノ心

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名古屋場所十三日目・十両。(取組時間等)

名古屋場所十三日目・十両について。
朝乃山は、誉富士を寄り切って白星を二桁に。3敗でトップを守る。
豊山と大奄美は3敗同士で対戦。大奄美が寄り切って二桁勝利、朝乃山と並んでトップ。豊山は4敗に後退。
先場所幕内だった魁聖と妙義龍が9勝目。
安美錦は、明生を出し投げで崩して送り出し、3場所連続の勝ち越しを決める。
照強は、幕下の志摩ノ海と対戦。土俵際仰け反る体勢で堪え、突き落としで逆転。7勝目を上げる。

カッコ内は取組時間です。
立合い不成立がない場合は、記載なし。不成立があった場合は、「待った1回」などと回数ともに表記。
物言いがない場合は、記載なし。物言いがついた場合は、「軍配通り」、「差し違え」、「取り直し」、「反則」と表記。

○ 大成道 5勝2敗 押し出し ● 力真 4勝9敗 (2.9秒)
 大成道、低く当たって前に出、押し出す。
20170721 13 201 大成道 押し出し 力真 40

● 志摩ノ海 3勝4敗 突き落とし ○ 照強 7勝6敗 (17.6秒)
 志摩ノ海、両手突き。照強、その下に潜ろうとする。志摩ノ海、叩き、押し、左上手を取って右喉輪で相手を俵に追い詰める。照強、仰け反って堪え、俵伝いに左へ回りながら突き落としで逆転。
〔仰け反って堪える照強〕
20170721 13 202 照強 突き落とし 志摩ノ海 35
〔照強の突き落とし〕
20170721 13 202 照強 突き落とし 志摩ノ海 40

● 北太樹 5勝8敗 送り出し ○ 剣翔 7勝6敗 (4.3秒)
 北太樹、立合い左に変わりながら叩き、左押っ付けで前に出る。剣翔、右下手を取って相手の右側につき、土俵際左で後ろ廻しを取って送り出す。
20170721 13 203 剣翔 送り出し 北太樹 40

● 千代鳳 6勝7敗 送り出し ○ 青狼 3勝10敗 (1.9秒)
 青狼、立合い左に変わってかわし、後ろから抱えて送り出す。
20170721 13 204 青狼 送り出し 千代鳳 40

○ 旭大星 7勝6敗 送り出し ● 大砂嵐 7勝6敗 (2.7秒)
 旭大星、立合い左に変わる。大砂嵐、泳いで俵に詰まる。旭大星、後ろから抱えて送り出す。
20170721 13 205 旭大星 送り出し 大砂嵐 40

● 誉富士 8勝5敗 寄り切り ○ 朝乃山 10勝3敗 (5.2秒)
 誉富士、やや左にずれて当たる。朝乃山、突き放す。誉富士、右を差す。朝乃山、右を差し、左押っ付けで上手を探りながら前に出、寄り切る。
20170721 13 206 朝乃山 寄り切り 誉富士 40

● 豊山 9勝4敗 寄り切り ○ 大奄美 10勝3敗 (4.4秒)
 豊山、突き放そうとする。大奄美、左上手を取り、右差し手を返しながら寄り切る。
20170721 13 207 大奄美 寄り切り 豊山 40

● 明生 7勝6敗 送り出し ○ 安美錦 8勝5敗 (9.1秒)
 安美錦、右にずれて右上手を取り、出し投げを連発して相手を俵に追い詰め、後ろから土俵下に落とす。
20170721 13 208 安美錦 送り出し 明生 37

○ 妙義龍 9勝4敗 押し倒し ● 阿炎 8勝5敗 (1.7秒)
 阿炎、両手突きに行く。妙義龍、踏み込んで前に出る。阿炎、叩くが体勢を崩し、俵の外に尻餅。
20170721 13 209 妙義龍 押し倒し 阿炎 40

● 里山 2勝11敗 寄り倒し ○ 千代皇 4勝9敗 (9.7秒)
 里山、左下手を取る。千代皇、右で小手に巻いて振り回し、左喉輪で押し上げながら寄る。里山、俵の外に尻餅。
20170721 13 210 千代皇 寄り倒し 里山 45

○ 東龍 8勝5敗 上手出し投げ ● 天風 5勝8敗 (2.8秒)
 東龍、左から張る。天風、左を差す。東龍、右を巻き替えて差す。天風、左を巻き替え返して差す。東龍、右上手を取ってすぐに手前に出し投げ。天風、土俵に両手をつく。
20170721 13 211 東龍 上手出し投げ 天風 40

○ 山口 7勝6敗 寄り切り ● 英乃海 4勝9敗 (27.6秒)
 山口、右肘を固めて当たり、右を差し、左上手を取って頭をつけ、相手を右半身にして出し投げを打つ。英乃海、右で相手の差し手を抱える。山口、下手になった左廻しを深くし、前に出て寄り切る。
〔英乃海、弟の翔猿から水を受ける〕
20170721 13 212 翔猿が英乃海に水付け
〔山口の寄り切り〕
20170721 13 212 山口 寄り切り 英乃海 40

● 豊響 4勝9敗 引き落とし ○ 翔猿 5勝8敗 (2.1秒)
 翔猿、低く当たる。豊響、前に出ようとする。翔猿、素早く引いて体を離す。豊響、土俵に落ちる。
20170721 13 213 翔猿 引き落とし 豊響 40

● 竜電 7勝6敗 叩き込み ○ 旭秀鵬 5勝8敗 (1.1秒)
 旭秀鵬、右肘でかち上げ、左で叩く。竜電、土俵にバッタリ落ちる。
20170721 13 214 旭秀鵬 引き落とし 竜電 45

○ 魁聖 9勝4敗 寄り切り ● 琴恵光 6勝7敗 (5.9秒)
 琴恵光、左へ変わりながら左上手を狙う。魁聖、前に出て左上手を取る。琴恵光、上手が切れて左を巻き替えようとするがならず。魁聖、右差し手を返しながら寄り切る。
20170721 13 215 魁聖 寄り切り 琴恵光 40

★来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」
1位:安美錦、2位:朝乃山、3位:照強

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名古屋場所十二日目・幕内。

名古屋場所十二日目・幕内の取り組み。
横綱白鵬が関脇玉鷲を寄り切り、通算勝利数を1047とし、歴代1位の魁皇の記録に並ぶ。1敗で優勝争いの単独トップも守る。玉鷲は6敗目で、二桁勝利ならず。
2敗の碧山は、宝富士を突き落として二桁勝利。白鵬との1差を守る。阿武咲が3敗に後退し、2敗は碧山のみとなる。
横綱日馬富士は、前日白鵬に土をつけた新関脇御嶽海を寄り切り、9勝目。
新大関高安は、栃煌山に敗れて4敗目。栃煌山は9勝目を上げる。
大関豪栄道は、輝を突き落として7勝目。自己最高位前頭4枚目の輝は負け越し。
小結嘉風は、1横綱1大関撃破の栃ノ心と7勝同士で対戦。何度も張られる激しい相撲を制し、勝ち越し。
千代大龍、豪風が勝ち越した。

幕内全取り組み内容は以下の通り。
カッコ内は取り組み時間です。
立合い不成立がない場合は、記載なし。不成立があった場合は、「待った1回」などと回数ともに表記。
物言いがない場合は、記載なし。物言いがついた場合は、「軍配通り」、「差し違え」、「取り直し」、「反則」と表記。

○ 千代の国 6勝6敗 寄り倒し ● 琴勇輝 3勝9敗 (9.8秒)
 千代の国、仕切り線後方で先に手をつく。琴勇輝、両手をサッとつく。千代の国、素早く立ち、頭から踏み込む。琴勇輝、両手突きで相手を起こし、引く。千代の国、乗じて押しながら前に出る。琴勇輝、土俵際突き放す。千代の国、右から突き、叩きながら引く。琴勇輝、乗じて前に出、押す。千代の国、俵に右足一本を掛けて仰け反るが堪え、俵伝いに右に回りながら向き直り、右下手を取って寄る。琴勇輝、土俵下に転落、脇腹を打って、しばらく立ち上がれず。
〔土俵際堪える千代の国〕
20170720 12 301 千代の国 寄り倒し 琴勇輝 25 堪える千代の国
〔寄り倒そうとする千代の国〕
20170720 12 301 千代の国 寄り倒し 琴勇輝 40

● 千代丸 7勝5敗 送り出し ○ 大翔丸 5勝7敗 (3.1秒)
 大翔丸、先に両手をつく。千代丸、仕切り線後方で両手をサッとつき、素早く立って右肘でかち上げようとする。大翔丸、頭から当たり、左に開いて左で突く。千代丸、前に泳ぎ、向き直ろうとする。大翔丸、相手の後ろについて俵の外に出す。
20170720 12 302 大翔丸 送り出し 千代丸 37

● 臥牙丸 3勝9敗 掬い投げ ○ 松鳳山 7勝5敗 (5.7秒)
 臥牙丸、先に手をつく。松鳳山、両手をサッとつき、素早く立って踏み込む。臥牙丸、右手を出して頭から当たる。松鳳山、左肩から当たって左を差し、差し手を返して後ろ廻しを取る。臥牙丸、右小手投げで振る。松鳳山、左差し手を大きく返して掬い投げ。臥牙丸、土俵に左手をついて落ちる。
20170720 12 303 松鳳山 掬い投げ 臥牙丸 45

● 徳勝龍 3勝9敗 寄り切り ○ 荒鷲 6勝6敗 (3.3秒)
 荒鷲、先に両手をつく。徳勝龍、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。荒鷲、左から張って左へ踏み出し、左を差し、深い左下手、右上手を取って前に出る。徳勝龍、上体が起きて俵を割る。
20170720 12 304 荒鷲 寄り切り 徳勝龍 40-2

○ 佐田の海 7勝5敗 寄り切り ● 隠岐の海 4勝8敗 (7.3秒)
 佐田の海、先に右手をつく。隠岐の海、仕切り線後方で両手をサッとつく。佐田の海、素早く立ち、右手を出してやや左へ踏み出す。隠岐の海、右肘を固めて当たる。佐田の海、突き放す。隠岐の海、左を差す。佐田の海、右上手、左下手を取る。隠岐の海、右で小手に巻いて振り、左下手を取る。佐田の海、両廻しを引きつけて前に出る。隠岐の海、右上手を取るが俵に詰まる。佐田の海、相手の下手を切って寄る。隠岐の海、俵を割る。
20170720 12 305 佐田の海 寄り切り 隠岐の海 40

○ 碧山 10勝2敗 突き落とし ● 宝富士 8勝4敗 (11.8秒)
 宝富士、先に両手をつく。碧山、両手をサッとつき、左手を出して頭から踏み込む。宝富士、左肘を固めて当たる。碧山、押し、突き放す。宝富士、下からあてがい、左を差す機をうかがう。碧山、突き放しながら前に出る。宝富士、土俵際を左へ回る。碧山、突き放す。宝富士、足が流れて前のめりになる。碧山、そこを右から突く。宝富士、土俵に落ちる。
20170720 12 306 碧山 突き落とし 宝富士 40

● 錦木 6勝6敗 押し出し ○ 石浦 6勝6敗 (21.6秒) 「待った1回」
 錦木、先に手をつく。石浦、右手をつく。錦木、早く立つ。石浦、遅れて立って当たるが、行司 木村寿之介が止める。2度目、石浦、右手をつく。錦木、両手をつく。石浦、左手をサッとついて立ち、頭から踏み込む。錦木、右を差す。石浦、押し上げ、左を巻き替えて差し、左下手を取る。錦木、右で差し手を抱える。石浦、左下手を持って頭をつけ、右で絞りながら相手の左手を掴む。両者、止まる(約11秒間)。石浦、左下手を手前に持ち替え、右に回る。錦木、右小手投げに行く。石浦、左腕を抜いて投げをかわし、すぐに左下手で後ろ廻しを取り、一気に前に出、俵に詰まった相手を押す。錦木、土俵下に落ちる。
〔錦木の小手投げがすっぽ抜ける〕
20170720 12 307 石浦 押し出し 錦木 30 小手投げすっぽ抜け
〔前に出る石浦〕
20170720 12 307 石浦 押し出し 錦木 37 寄る石浦

○ 貴ノ岩 3勝9敗 寄り切り ● 蒼国来 5勝7敗 (7.2秒)
 蒼国来、先に左手をつく。貴ノ岩、右、左と手をつく。両者、ほぼ同時に立つ。蒼国来、右肘を固めてやや左へ踏み込む。貴ノ岩、左上手前廻しに手を掛け、右を差し込む。蒼国来、右下手前廻しに手を掛ける。貴ノ岩、左上手出し投げで相手を泳がせる。蒼国来、向き直る。貴ノ岩、下手になった左廻しを持ち、右から押っ付けながら右下手も取って寄る。蒼国来、俵に詰まり、外から抱えて堪えようとする。貴ノ岩、相手を浮かせるようにして寄り切る。
〔出し投げを打つ貴ノ岩〕
20170720 12 308 貴ノ岩 寄り切り 蒼国来 20 貴ノ岩の出し投げ
〔寄る貴ノ岩〕
20170720 12 308 貴ノ岩 寄り切り 蒼国来 40

○ 豪風 8勝4敗 叩き込み ● 大栄翔 4勝8敗 (3.3秒)
 大栄翔、先に両手をつく。豪風、仕切り線後方でサッと手をつき、頭から踏み込む。大栄翔、両手を出して頭から踏み込み、両者、頭で当たり合う。大栄翔、突っ張るが前に出られず。豪風、突き返し、叩きながら下がる。大栄翔、相手の足にしがみつこうとするが、土俵に落ちる。
20170720 12 309 豪風 叩き込み 大栄翔 40

○ 千代大龍 8勝4敗 叩き込み ● 阿武咲 9勝3敗 (3.3秒)
 阿武咲、先に両手をつく。千代大龍、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。阿武咲、右肘を固めて踏み込む。千代大龍、左肘を固めて当たり、突き上げ、叩きながら大きく引く。阿武咲、前に飛び落ち、千代大龍、右足一本で残る。
20170720 12 310 千代大龍 叩き込み 阿武咲 40

● 宇良 6勝6敗 寄り倒し ○ 逸ノ城 6勝6敗 (11.8秒)
 宇良、仕切り線後方で先に両手をつく。逸ノ城、両手をサッとつく。宇良、素早く立ち、体を伸ばしながら両手を伸ばし、左へ回る。逸ノ城、左上手に手を伸ばすが取れず、前に出る。宇良、押しながら一気に前に出る。逸ノ城、土俵際、右小手投げに行く。宇良、堪えて押し上げる。逸ノ城、右足を俵に掛けて堪え、突き放して前に出る。宇良、俵に詰まり、両差しになろうとする。逸ノ城、右を差し、肩越しの左上手を取る。宇良、右下手を取る。逸ノ城、左上手を引きつけ、右差し手を返す。宇良、痛めている右膝から土俵に落ちる。
20170720 12 311 逸ノ城 寄り倒し 宇良 40

○ 勢 3勝9敗 押し出し ● 千代翔馬 4勝8敗 (2.1秒)
 勢、先に右手をつく。千代翔馬、両手をサッとつく。勢、右肩から踏み込む。千代翔馬、右手を出してやや左へ踏み出し、左上手前廻しに手を掛けるが取れず。勢、押しながら前に出る。千代翔馬、上体が起きて俵を割る。
20170720 12 312 勢 押し出し 千代翔馬 40

○ 北勝富士 6勝6敗 引き落とし ● 貴景勝 3勝9敗 (8.0秒)
 貴景勝、先に両手をつく。北勝富士、右手をつき、左手をサッとついて素早く立つ。貴景勝、右手を出して頭から踏み込む。北勝富士、左で押っ付けながら前に出る。貴景勝、左に開いて体を離す。北勝富士、向き直る。貴景勝、突き放しながら前に出る。北勝富士、少し叩きながら下がる。貴景勝、突っ張る。北勝富士、下からあてがって堪える。貴景勝、突き放すが、距離が開いて前のめりになり、足を開いてバッタリ落ちる。北勝富士、その上に乗る。
20170720 12 313 北勝富士 引き落とし 貴景勝 45

○ 嘉風 8勝4敗 寄り切り ● 栃ノ心 7勝5敗 (23.8秒) 「待った1回」
 嘉風、先に両手をつく。栃ノ心、両手をサッとついて立つが、嘉風、立てず。2度目、嘉風、先に両手をつく。栃ノ心、両手をサッとつく。嘉風、頭から踏み込みながら左にずれる。栃ノ心、左に変わって上手を狙うが取れず、張り手を交えて突っ張る。嘉風、下からあてがい、左から突いて体を離す。栃ノ心、右半身になるが向き直る。嘉風、頭から当たろうとする。栃ノ心、突き放して中に入れず。嘉風、再び頭から当たる。栃ノ心、突っ張る。嘉風、左上手に手を掛ける。栃ノ心、左に回って体を離す。嘉風、頭から当たる。栃ノ心、左を差す。嘉風、左で廻しを探る。栃ノ心、右で押っ付ける。嘉風、相手の腕を叩いて体を離す。栃ノ心、前のめりになるが堪え、突き放し、左から張る。嘉風、頭から当たり、右から張って右廻しを狙う。栃ノ心、突き放す。両者、体が離れる。栃ノ心、右から張る。嘉風、左に回って左上手に手を掛けるが切れる。栃ノ心、向き直って突き放す。嘉風、見ながらあてがう。栃ノ心、左から張る。嘉風、機を見て左下手を取る。栃ノ心、右で差し手を抱えて引く。嘉風、左差し手を返して寄る。栃ノ心、俵を割る。
〔栃ノ心の張り手〕
20170720 12 314 嘉風 寄り切り 栃ノ心 20 栃ノ心の張り手
〔寄る嘉風〕
20170720 12 314 嘉風 寄り切り 栃ノ心 40

● 正代 3勝9敗 寄り切り ○ 琴奨菊 5勝7敗 (3.9秒)
 正代、仕切り線後方で先に両手をつく。琴奨菊、仕切り線後方で左手をつき、右手をサッとついて素早く立ち、右肘を固めて踏み込む。正代、その場で立ち、右肘を固めて当たる。琴奨菊、すぐに左上手前廻しを取り、右差し手を返して前に出る。正代、右下手を取るが左足が俵に詰まる。琴奨菊、一気に寄り切る。
20170720 12 315 琴奨菊 寄り切り 正代 40

● 輝 4勝8敗 突き落とし ○ 豪栄道 7勝5敗 (2.3秒) 「待った1回」
 輝、先に左手をつき、相手が手をつこうとしたときに突っ掛ける。2度目、豪栄道は右手、輝は左手をつく。豪栄道、左手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。豪栄道、左肘を固めて頭から踏み込む。輝、右で相手を突き起こし、突っ張ろうとする。豪栄道、左から突いていなす。輝、前に飛び落ちる。
20170720 12 316 豪栄道 突き落とし 輝 40

● 高安 8勝4敗 送り出し ○ 栃煌山 9勝3敗 (22.8秒)
 高安、先に右手をつく。栃煌山、足をジリッとすり、手をサッとついて立ち、左肘を固めて踏み込む。高安、胸から当たってかち上げ、突き放す。栃煌山、少し下がるが、張り手を交えて突き放しながら前に出る。高安、右から張る。栃煌山、押し上げ、右から張り、突き放し、更に右から張って両差しを狙う。高安、右から張る。栃煌山、右から張る。高安、両差しを狙う。栃煌山、左で押っ付け、右喉輪で突き放す。高安、胸で当たり、叩きながら左に回る。栃煌山、向き直って右から張り、前に出る。高安、左に開く。栃煌山、向き直る。高安、両手で突き放す。栃煌山、右喉輪、左筈で押しながら前に出る。高安、左足が俵に掛かる。栃煌山、叩きながら引く。高安、堪える。栃煌山、両差しになり、右で後ろ廻しを取る。高安、左で差し手を抱え、左上手に手を伸ばすが取れず。栃煌山、右下手を持って前に出、後ろについて送り出す。高安、土俵下に飛び落ちる。
〔栃煌山の張り手〕
20170720 12 317 栃煌山 送り出し 高安 15 栃煌山の張り手
〔送り出す栃煌山〕
20170720 12 317 栃煌山 送り出し 高安 40

○ 白鵬 11勝1敗 寄り切り ● 玉鷲 6勝6敗 (8.1秒)
 玉鷲、先に左手をつく。白鵬、右、左とサッと手をつく。玉鷲、素早く立ち、頭から踏み込もうとする。白鵬、左から張り、右肘でかち上げる。玉鷲、左腕でかち上げを防ぎ、突き放す。白鵬、左から突いていなす。玉鷲、少し泳ぐが、土俵際向き直って押す。白鵬、左から突き、右から張り、両手で押す。玉鷲、左足が俵に掛かる。白鵬、両差しになり、左差し手を返して寄る。玉鷲、土俵下に落ちる。白鵬、通算勝利数歴代1位の1047勝に並ぶ。
20170720 12 318 白鵬 寄り切り 玉鷲 40
〔白鵬1047勝達成でニュース速報〕
20170720 12 318 白鵬 寄り切り 玉鷲 70 ニュース速報 02
〔記録に並ばれた浅香山親方(魁皇)〕
20170720 12 318 白鵬 寄り切り 玉鷲 60 浅香山親方

● 御嶽海 8勝4敗 寄り切り ○ 日馬富士 9勝3敗 (3.8秒)
 御嶽海、先に両手をつく。日馬富士、仕切り線後方で両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。日馬富士、頭から低く踏み込んで当たり、右喉輪で押し上げ、左上手を取る。御嶽海、右下手を取る。日馬富士、左上手を持って右に回り、相手を土俵際にして寄る。御嶽海、俵を割る。
20170720 12 319 日馬富士 寄り切り 御嶽海 40
〔土俵から落とさないよう相手を押さえる日馬富士〕
20170720 12 319 日馬富士 寄り切り 御嶽海 52 喉掴み 02

★来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」
1位:嘉風、2位:千代の国、3位:栃煌山

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名古屋場所十二日目・十両。(取組時間等)

名古屋場所十二日目・十両について。
2敗でトップの1人 豊山は、誉富士に引き落とされて3敗目。誉富士は勝ち越し。
もう1人の朝乃山は、東龍に寄り切られて3敗目。2敗力士は消える。
大奄美は、旭秀鵬を寄り切って9勝目。豊山、朝乃山と3人で並んでトップに。
東十両筆頭の魁聖は、天風を寄り切って勝ち越し。
先場所幕内で、今場所十両4枚目の妙義龍が勝ち越し。勝ち越しは今年初めて。
11場所ぶりに十両に返り咲いた阿炎も勝ち越し。十両での勝ち越しは、2015年5月場所以来。

カッコ内は取組時間です。
立合い不成立がない場合は、記載なし。不成立があった場合は、「待った1回」などと回数ともに表記。
物言いがない場合は、記載なし。物言いがついた場合は、「軍配通り」、「差し違え」、「取り直し」、「反則」と表記。

● 千代鳳 6勝6敗 小手投げ ○ 明生 7勝5敗 (12.0秒)
 両者、低い姿勢で押し合う。千代鳳、左下手前廻しを取る。明生、廻しを切り、左で相手の右腕を抱え、小手投げを打ちながら下がって体を開き、土俵際で小手投げ。千代鳳、土俵に落ちる。
20170720 12 201 明生 小手投げ 千代鳳 40

● 山口 6勝6敗 叩き込み ○ 阿炎 8勝4敗 (5.1秒) 「待った1回」
 山口、ふわっと突っ掛ける。2度目、山口、右から張ろうとする。阿炎、両手突き。山口、相手の手を叩き、更に相手の左腕を抱えて右に回る。阿炎、叩きながら大きく引く。山口、土俵に落ちる。
20170720 12 202 阿炎 叩き込み 山口 40

● 大砂嵐 7勝5敗 寄り切り ○ 竜電 7勝5敗 (5.8秒) 「待った1回」
 竜電、突っ掛ける。2度目、大砂嵐、両手突き。竜電、両差しになり、相手に廻しを与えず前に出、寄り切る。
20170720 12 203 竜電 寄り切り 大砂嵐 40

○ 照強 6勝6敗 寄り倒し ● 琴恵光 6勝6敗 (26.8秒)
 琴恵光、右から張ろうとする。照強、潜るように低く当たり、左を差し、右押っ付けで前に出る。琴恵光、何度も右小手投げで振りながら回って堪える。照強、崩れず前に出続け、左下手投げで振ってから寄る。琴恵光、体勢を崩して土俵下に落ちる。
20170720 12 204 照強 寄り倒し 琴恵光 40

○ 翔猿 4勝8敗 引き落とし ● 青狼 2勝10敗 (8.7秒)
 青狼、両手突きから突っ張る。翔猿、頭を下げて押しながら前に出、引く。青狼、前にバッタリ落ちる。
20170720 12 205 翔猿 引き落とし 青狼 40

● 豊山 9勝3敗 引き落とし ○ 誉富士 8勝4敗 (7.1秒)
 豊山、踏み込み、押しながら前に出る。誉富士、俵に詰まるが、右から突いて中に戻る。両者、突っ張り合い。誉富士、機を見て左に開く。豊山、土俵にバッタリ落ちる。
20170720 12 206 誉富士 引き落とし 豊山 40

○ 妙義龍 8勝4敗 押し出し ● 北太樹 5勝7敗 (7.4秒) 「待った1回」
 北太樹、突っ掛ける。2度目、妙義龍、左に動いていなし、俵に詰まった相手から左で後ろ廻しを取る。北太樹、一本背負いに行こうしたり、動き回って向き直る。妙義龍、逃さず押し出す。
〔一本背負いに行こうとする北太樹〕
20170720 12 207 妙義龍 押し出し 北太樹 20 一本背負いに
〔妙義龍の押し出し〕
20170720 12 207 妙義龍 押し出し 北太樹 40

● 力真 4勝8敗 叩き込み ○ 安美錦 7勝5敗 (1.6秒)
 力真、当たって突き放す。安美錦、叩きながら下がって落とす。
20170720 12 208 安美錦 叩き込み 力真 40

○ 東龍 7勝5敗 寄り切り ● 朝乃山 9勝3敗 (4.6秒)
 朝乃山、すぐに左上手を取る。東龍、左上手を取り、上手投げで振って相手を土俵際にし、寄り切る。
〔上手投げで振る東龍〕
20170720 12 209 東龍 寄り切り 朝乃山 35 上手投げで振る東龍

○ 旭大星 6勝6敗 押し出し ● 千代皇 3勝9敗 (10.3秒)
 旭大星、右手を出しながらやや左にずれて当たり、左上手を取って左に回り、右喉輪で押し上げて前に出、押し出す。
20170720 12 210 旭大星 押し出し 千代皇 40

● 豊響 4勝8敗 寄り倒し ○ 剣翔 6勝6敗 (17.0秒)
 剣翔、遅れて立って左に変わる。豊響、向き直る。剣翔、両下手を取って寄る。豊響、左上手を取って土俵際堪える。剣翔、相手の上手を切る。豊響、左を巻き替えるが上体が起き、俵の上で右から突こうとする。剣翔、寄り倒す。
20170720 12 211 剣翔 寄り倒し 豊響 40

● 里山 2勝10敗 寄り切り ○ 英乃海 4勝8敗 (7.9秒) 「待った1回」
 里山、突っ掛ける。2度目、英乃海、右前廻しを探りながら前に出る。里山、右を差して左で絞る。英乃海、右差し手を返して前に出る。里山、左半身になり、左で首を巻く。英乃海、右で後ろ廻しを取って寄り切る。
20170720 12 212 英乃海 寄り切り 里山 42

○ 魁聖 8勝4敗 寄り切り ● 天風 5勝7敗 (8.0秒)
 魁聖、すぐに左上手前廻しを取り、前に出ながら右上手前廻しを取り、両廻しを引きつけて寄り切る。
20170720 12 213 魁聖 寄り切り 天風 42

○ 大奄美 9勝3敗 寄り切り ● 旭秀鵬 4勝8敗 (3.8秒)
 大奄美、右肘を固めて当たり、右を差す。旭秀鵬、左上手に手を伸ばすが取れず。大奄美、左上手を取って一気に前に出、寄り切る。
20170720 12 214 大奄美 寄り切り 旭秀鵬 40

★来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」
1位:竜電・照強、3位:阿炎

《2017年名古屋場所取組内容・目次へ》

名古屋場所十一日目・幕内。

名古屋場所十一日目・幕内の取り組み。
初日からただ一人勝ちっ放しの横綱白鵬が、新関脇 御嶽海に寄り切られて初黒星。通算勝利数歴代1位魁皇の1047勝に並ぶのは持ち越し。御嶽海は、初日に続く2人目の横綱撃破、勝ち越しを決める。
横綱日馬富士は、千代翔馬をとったりで倒し、勝ち越し。
新大関高安は、関脇玉鷲に押し出されて3敗に後退。大関昇進への足固めを目指す玉鷲は、二桁勝利への望みをつなぐ。
大関豪栄道と宇良は、大阪府寝屋川市出身同士の対戦。しかし、前日足を痛めたとみられる宇良は粘りなく押し出される。豪栄道は6勝目。
小結嘉風は、正代を寄り切って7勝目。正代は負け越し。
小結琴奨菊は、既に負け越しが決まっている貴景勝に土俵際で叩き込まれ、7敗と後がなくなる。
ただ一人1敗の碧山は、錦木の上手投げに敗れて2敗に後退。
ともに勝ち越しを決めている青森県中泊町出身者同士、宝富士と阿武咲が対戦。阿武咲が引き落としで勝って9勝目。
栃煌山が、千代大龍を引き落として勝ち越しを決めた。

幕内全取り組み内容は以下の通り。
カッコ内は取り組み時間です。
立合い不成立がない場合は、記載なし。不成立があった場合は、「待った1回」などと回数ともに表記。
物言いがない場合は、記載なし。物言いがついた場合は、「軍配通り」、「差し違え」、「取り直し」、「反則」と表記。

● 琴勇輝 3勝8敗 突き落とし ○ 豪風 7勝4敗 (7.0秒)
 豪風、先に左手をつく。琴勇輝、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。豪風、左肘を固めて踏み込む。琴勇輝、両手突きから突き放す。豪風、下がらず、下から撥ね上げる。琴勇輝、突き放しながら前に出る。豪風、相手の手を叩きながら下がり、俵に両足を掛けながら右で突く。琴勇輝、前に泳いで土俵下に飛び落ち、客席4列目辺りで転がる。
20170719 11 301 豪風 突き落とし 琴勇輝 40

○ 蒼国来 5勝6敗 押し出し ● 大翔丸 4勝7敗 (30.6秒)
 大翔丸、先に両手をつく。蒼国来、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。大翔丸、左肘を固めて頭から踏み込む。蒼国来、右肘を固めて当たり、右を差す。大翔丸、左押っ付けで押し上げる。蒼国来、突き放しながら下がって体を離す。大翔丸、押す。蒼国来、押しながら中に戻る。両者、右手を相手の肩に手を置いた体勢になる。大翔丸、左で突いていなす。蒼国来、向き直る。大翔丸、相手の手を叩きながら引く。蒼国来、前のめりになるが向き直って押す。大翔丸、俵の上で左から突く。蒼国来、向き直り、中に戻る。両者、頭をつけ合い、右手で相手の肩を押す体勢で止まる(約14秒間)。蒼国来、押しながら前に出る。大翔丸、俵の上で叩く。蒼国来、落ちずに押す。大翔丸、俵の外に出る。
20170719 11 302 蒼国来 押し出し 大翔丸 40

● 荒鷲 5勝6敗 寄り切り ○ 松鳳山 6勝5敗 (3.6秒)
 荒鷲、先に右手をつく。松鳳山、両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。荒鷲、右肘を固める。松鳳山、右手を出して頭から踏み込み、左肘を固めて当たる。荒鷲、左上手に手を伸ばすが取れず。松鳳山、両差しになって前に出る。荒鷲、左で突こうとしながら土俵際を左へ回る。松鳳山、前に出る。荒鷲、土俵下に落ちる。
20170719 11 303 松鳳山 寄り切り 荒鷲 40

● 臥牙丸 3勝8敗 上手投げ ○ 隠岐の海 4勝7敗 (9.6秒)
 隠岐の海、先に手をつく。臥牙丸、両手をトンとつく。両者、ほぼ同時に立つ。臥牙丸、右手を出して頭から踏み込む。隠岐の海、両差しになり、右下手前廻しを取って前に出る。臥牙丸、外から極めながら前に出る。隠岐の海、右差し手を抜く。両者、左下手を取る。臥牙丸、右上手に手を伸ばしながら前に出る。隠岐の海、右上手を取り、土俵際を右に回りながら上手投げ。臥牙丸、土俵に転がる。
20170719 11 304 隠岐の海 上手投げ 臥牙丸 40

● 徳勝龍 3勝8敗 寄り切り ○ 千代丸 7勝4敗 (8.8秒)
 両者、見合いながら手を下ろし、千代丸、手をつく。徳勝龍、すぐにサッと手をつき、素早く立つ。千代丸、見ながら立つ。両者、両手突きから突っ張り合う。千代丸、突き勝って前に出る。徳勝龍、右に回って下からあてがう。千代丸、右をのぞかせて前に出る。徳勝龍、左で突き落とそうとながら土俵際を左へ回るが、俵の外に出る。その後、千代丸、土俵に落ちる。
20170719 11 305 千代丸 寄り切り 徳勝龍 40

○ 佐田の海 6勝5敗 寄り切り ● 石浦 5勝6敗 (2.8秒)
 佐田の海、先に右手をつく。石浦、右手をつき、左手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。佐田の海、右手を出して頭から踏み込む。石浦、右手を出して左へ踏み出し、左から突く。佐田の海、向き直る。石浦、両差しになる。佐田の海、外から抱えながら前に出る。石浦、俵の上で右から掬おうとするが、土俵下に落ちる。その後、佐田の海も土俵下に落ちる。
20170719 11 306 佐田の海 寄り切り 石浦 40

● 碧山 9勝2敗 上手投げ ○ 錦木 6勝5敗 (5.4秒) 「軍配通り」
 錦木、先に両手をつく。碧山、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。錦木、頭から踏み込もうとする。碧山、両手で相手の肩を押さえ、突っ張る。錦木、下からあてがって下がらず。碧山、叩いて右を差し、前に出る。錦木、左上手を取って下がり、土俵際、右で叩きながら俵伝いに左へ回る。碧山、左足が俵の外に出る。その後、錦木、右足が俵の外に出、碧山が俵の外に落ちて転がり、両者、土俵下に転落。軍配、錦木。勝ち名乗りを受けようとする際になって「物言い」がつき、錦木の足の確認がされ、「軍配通り」錦木の勝ちとなる。
20170719 11 307 錦木 寄り切り 碧山 40
〔説明する山科審判長〕
20170719 11 307 錦木 寄り切り 碧山 60 山科審判長

● 貴ノ岩 2勝9敗 叩き込み ○ 千代の国 5勝6敗 (3.2秒)
 千代の国、先に両手をつく。貴ノ岩、右、左と手をサッとつく。千代の国、素早く立ち、頭から踏み込む。貴ノ岩、右を差す。千代の国、左で相手の右腕を抱え、突き放しながら前に出る。貴ノ岩、俵に詰まって前のめりになり、土俵に両手をつく。
20170719 11 308 千代の国 叩き込み 貴ノ岩 40

● 宝富士 8勝3敗 引き落とし ○ 阿武咲 9勝2敗 (3.3秒)
 阿武咲、先に手をつく。宝富士、腰を下ろし、仕切り線後方で両手をサッとつく。阿武咲、素早く立ち、左手を出し、右肘を固めて踏み込む。宝富士、左肘を固めて当たる。阿武咲、突き放しながら前に出る。宝富士、右足が俵に掛かる。阿武咲、左で顔を押し上げてから右に開く。宝富士、前のめりになって土俵に落ちる。
20170719 11 309 阿武咲 引き落とし 宝富士 40

● 千代大龍 7勝4敗 引き落とし ○ 栃煌山 8勝3敗 (7.6秒)
 栃煌山、両足をじりっとすり、仕切り線後方で両手をサッとつく。千代大龍、すぐに手をサッとついて立つ。栃煌山、左肘を固めて頭から踏み込む。千代大龍、左肘を固めて右手を出して当たり、右喉輪で突き放す。栃煌山、下がらず、押しながら前に出る。千代大龍、俵に詰まり、両手で顔を押し上げる。栃煌山、押し返してから左に開く。千代大龍、前のめりになって土俵に両手をつく。
20170719 11 310 栃煌山 引き落とし 千代大龍 40
〔勝ち越しインタビューを受ける栃煌山〕
20170719 11 310 栃煌山 引き落とし 千代大龍 75 栃煌山勝ち越し 15 カメラ目線

● 大栄翔 4勝7敗 寄り切り ○ 輝 4勝7敗 (13.4秒)
 大栄翔、先に両手をつく。輝、仕切り線後方で両手をサッとつく。大栄翔、両手突きに行く。輝、右手を出しながら踏み込む。大栄翔、突き放して相手を起こし、突っ張る。輝、下から撥ね上げ、前に出ながら右を差し、左上手を探るが取れず、深い右下手を取る。大栄翔、土俵際、左半身になり、左首投げに行く。輝、その機に左を差し、両差しで堪える。大栄翔、左に回って中に戻る。輝、前に出る。大栄翔、土俵際、左足内掛けに行く。輝、動じず寄る。大栄翔、上体が起きて俵を割る。
〔首投げに行く大栄翔〕
20170719 11 311 輝 寄り切り 大栄翔 25 首投げ
〔内掛けに行く大栄翔〕
20170719 11 311 輝 寄り切り 大栄翔 35 内掛け
〔輝の寄り切り〕
20170719 11 311 輝 寄り切り 大栄翔 40

● 勢 2勝9敗 寄り切り ○ 逸ノ城 5勝6敗 (68.3秒)
 逸ノ城、先に両手をつく。勢、仕切り線後方で両手をサッとついて素早く立つ。逸ノ城、右肘を固めて頭を下げる。勢、右肩から踏み込んで右を差す。逸ノ城、左上手に手を伸ばすが取れず。勢、左上手を取れず。逸ノ城、左上手を取る。勢、右下手を取り、左上手に何度も手を伸ばすが取れず。逸ノ城、右差し手を返して前に出る。勢、左足を俵に掛けて堪え、右下手を持って中に戻り、左を差そうとする。逸ノ城、左上手を持ち、右肘を固めて相手に差させず。両者、しばらく止まる(約48秒間)。逸ノ城、左上手を引きつける。勢、前に出ようとする。逸ノ城、右で首を巻き、左上手で振りながら右を差す。勢、右下手投げに行こうとして下がる。逸ノ城、乗じて一気に前に出る。勢、土俵下に落ちる。
〔膠着状態〕
20170719 11 312 逸ノ城 寄り切り 勢 20 膠着状態
〔逸ノ城の寄り切り〕
20170719 11 312 逸ノ城 寄り切り 勢 40

○ 栃ノ心 7勝4敗 寄り切り ● 北勝富士 5勝6敗 (18.9秒)
 北勝富士、先に手をつく。栃ノ心、両手をサッとつく。北勝富士、素早く立ち、頭から踏み込む。栃ノ心、左へ踏み出し、右を差して肩越しの左上手を取る。北勝富士、深い右下手を取る。栃ノ心、深い左上手を引きつけ、右下手を探る。北勝富士、頭をつけ、左から絞って下手を与えず。栃ノ心、右下手を探りながら左上手を持って徐々に前に出る。北勝富士、右下手を持って俵に詰まる。栃ノ心、右差し手を返して相手を起こし、寄る。北勝富士、俵に足を掛けながら左上手を取る。栃ノ心、右差し手を返しながら寄り切る。北勝富士、土俵下に落ちる。
20170719 11 313 栃ノ心 寄り切り 北勝富士 40

○ 貴景勝 3勝8敗 叩き込み ● 琴奨菊 4勝7敗 (3.3秒)
 貴景勝、先に両手をつく。琴奨菊、左手をつき、右手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。琴奨菊、左肘を固める。貴景勝、右手を出して頭から当たる。琴奨菊、左を差して差し手を返し、前に出る。貴景勝、引いて土俵際で叩く。琴奨菊、前にバッタリ落ちる。
20170719 11 314 貴景勝 叩き込み 琴奨菊 42

○ 嘉風 7勝4敗 寄り切り ● 正代 3勝8敗 (9.8秒)
 嘉風、仕切り線後方で先に両手をつく。正代、腰を下ろし、仕切り線後方で両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。嘉風、左肘を固めて頭から踏み込む。正代、右肘を固めて踏み込み、左を差す。嘉風、突き放す。正代、左押っ付けで突く。嘉風、左足が俵に掛かるが押し上げ、左下手を取り、右で押っ付けながら前に出、相手の胸に頭をつける。正代、肩越しの右上手を取るが俵に両足が掛かる。嘉風、相手の上手を切り、両差しで寄り切る。
20170719 11 315 嘉風 寄り切り 正代 40

● 高安 8勝3敗 押し出し ○ 玉鷲 6勝5敗 (5.1秒)
 高安、先に右手をつく。玉鷲、左手をつき、右手をサッとついて立ち、頭から踏み込む。高安、右から張って左を差し、右前廻しを探る。玉鷲、廻しを与えないようにしながら下がって俵に詰まり、左を差し、右押っ付けで突きながら体を入れ替える。高安、土俵際向き直る。玉鷲、突き放す。高安、上体が起きて俵の外に出る。
20170719 11 316 玉鷲 押し出し 高安 35
〔殊勲インタビューを受ける玉鷲〕
20170719 11 316 玉鷲 押し出し 高安 75 玉鷲 15

● 宇良 6勝5敗 押し出し ○ 豪栄道 6勝5敗 (4.0秒)
 宇良、仕切り線後方で先に手をつく。豪栄道、右手をサッとついて素早く立ち、左肘を固めて踏み込む。宇良、頭から踏み込む。豪栄道、深い左上手に手を伸ばす。宇良、体を離して廻しを与えず。豪栄道、前に出ながら左を差す。宇良、俵に足が掛かり、体を離そうとする。豪栄道、相手の胸を押す。宇良、俵の外に出る。
20170719 11 317 豪栄道 押し出し 宇良 40

● 千代翔馬 4勝7敗 とったり ○ 日馬富士 8勝3敗 (3.2秒)
 両者、手をサッとつき、ほぼ同時に頭から踏み込む。日馬富士、低く当たる。千代翔馬、叩きながら左へ回る。日馬富士、落ちずについて行き、押し上げる。千代翔馬、右足を俵に掛けながら右を差す。日馬富士、相手の左腕を両手で抱えて体を開き、とったり。千代翔馬、土俵に転がる。
20170719 11 318 日馬富士 とったり 千代翔馬 35

● 白鵬 10勝1敗 寄り切り ○ 御嶽海 8勝3敗 (4.8秒)
 御嶽海、先に手をつく。白鵬、右、左とサッと手をつく。御嶽海、左肘を固めて頭から踏み込もうとする。白鵬、右から張って左を差し、右上手を取る。御嶽海、右上手を取って右へ回り、相手を俵に追い詰める。白鵬、土俵際で右を差し、左外掛けで堪えようとする。御嶽海、右上手を持ち、左で押っ付けながら寄り立てる。白鵬、土俵下に落ちる。
〔土俵際外掛けで堪えようとする白鵬〕
20170719 11 319 御嶽海 寄り切り 白鵬 35
〔御嶽海の寄り切り〕
20170719 11 319 御嶽海 寄り切り 白鵬 40
〔土俵下に落ちた白鵬〕
20170719 11 319 御嶽海 寄り切り 白鵬 55
〔殊勲インタビューを受ける御嶽海〕
20170719 11 319 御嶽海 寄り切り 白鵬 75 御嶽海 21カット

★来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」
1位:御嶽海、2位:玉鷲、3位:阿武咲

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名古屋場所十一日目・十両。(取組時間等)

名古屋場所十一日目・十両について。
優勝争いトップの一人豊山は、山口の引きに乗じて押し出し、2敗を守る。
もう一人のトップ 朝乃山は、先場所まで幕内だった妙義龍を寄り切って2敗を守る。妙義龍は今日の勝ち越しならず。
3敗同士の対戦 魁聖と大奄美は、大奄美が寄り切りで勝って勝ち越し。ただ一人3敗を守る。十両筆頭の魁聖は7勝で足踏み。
明生-千代皇の対戦は、両者がなかなか手をつかなかった。取組は明生が送り出しで6勝目。千代皇、負け越し。
新十両の阿炎は、大きな天風に送り倒されて負け越し。

カッコ内は取組時間です。
立合い不成立がない場合は、記載なし。不成立があった場合は、「待った1回」などと回数ともに表記。
物言いがない場合は、記載なし。物言いがついた場合は、「軍配通り」、「差し違え」、「取り直し」、「反則」と表記。

● 里山 2勝9敗 押し倒し ○ 誉富士 7勝4敗 (3.2秒)
 誉富士、両手突きから突っ張る。里山、下からあてがう。誉富士、叩いて崩し、押す。里山、右膝から崩れて土俵に転がる。
20170719 11 201 誉富士 押し倒し 里山 40

○ 千代鳳 6勝5敗 寄り切り ● 力真 4勝7敗 (5.5秒)
 力真、左を差す。千代鳳、頭をつけて右から押っ付ながら前に出る。力真、土俵際叩こうとする。千代鳳、乗じて寄り切る。
20170719 11 202 千代鳳 寄り切り 力真 40

○ 天風 5勝6敗 送り倒し ● 翔猿 3勝8敗 (8.3秒)
 天風、両手突きから左を差そうとする。翔猿、右から絞る。天風、体を離し、突き放しながら前に出る。翔猿、俵に詰まって回り込もうとするが、天風、逃さず後ろから押して吹っ飛ばす。
〔両者の体格差〕
20170719 11 203 天風ー翔猿
〔天風の送り倒し〕
20170719 11 203 天風 送り倒し 翔猿 30
20170719 11 203 天風 送り倒し 翔猿 40

○ 北太樹 5勝6敗 寄り切り ● 青狼 2勝9敗 (5.6秒)
 北太樹、得意と逆の右を差す。青狼、左上手を取る。北太樹、右下手を引きつけて前に出、寄り切る。
20170719 11 204 北太樹 寄り切り 青狼 40

● 旭大星 5勝6敗 とったり ○ 照強 5勝6敗 (8.4秒)
 旭大星、両手突きから突き放す。照強、あてがって堪え、機を見て相手の右腕を取って土俵際まで下がり、とったりで相手を投げ捨てる。
20170719 11 205 照強 とったり 旭大星 30
20170719 11 205 照強 とったり 旭大星 40

○ 豊山 9勝2敗 押し出し ● 山口 6勝5敗 (2.3秒)
 豊山、右肘を固めて当たる。山口、左で廻しを取れず、叩きながら大きく引く。豊山、前のめりになりながら押し、相手を俵の外に出す。山口、土俵下に飛び落ち、豊山、土俵に落ちる。
20170719 11 206 豊山 押し出し 山口 40

○ 大砂嵐 7勝4敗 寄り切り ● 安美錦 6勝5敗 (6.9秒)
 大砂嵐、右肘でかち上げに行く。安美錦、右にずれてかわし、頭をつける。大砂嵐、左下手を取り、右上手に手を伸ばしなながら前に出る。安美錦、左で頭を叩き、俵の上を回り込みながら右上手投げに行く。しかし、相手が倒れる前に安美錦の足が外に出る。
20170719 11 207 大砂嵐 寄り切り 安美錦 40

● 妙義龍 7勝4敗 寄り切り ○ 朝乃山 9勝2敗 (6.1秒)
 妙義龍、低く当たって右下手を取る。朝乃山、左上手に手を伸ばして取り、引きつけて前に出、寄り切る。
20170719 11 208 朝乃山 寄り切り 妙義龍 37

○ 明生 6勝5敗 送り出し ● 千代皇 3勝8敗 (4.7秒) 「待った1回」
 両者、手をなかなかつかず(45秒間)、明生、突っ掛ける。2度目、両者、なかなか手をつかず(約20秒間)。千代皇、左手をつく。明生、両手をサッとつき、左肘を固める。千代皇、左から張り、右を差す。明生、右下手を取る。千代皇、廻しを切る。明生、いなして左で後ろ廻しを取り、一気に前に出て相手を土俵下に落とす。
20170719 11 209 明生 送り出し 千代皇 40

● 東龍 6勝5敗 押し出し ○ 阿炎 7勝4敗 (6.8秒)
 阿炎、両手突きから突き放しながら前に出る。東龍、土俵際堪え、叩きながら廻しを探る。阿炎、腹を押して押し出す。
20170719 11 210 阿炎 押し出し 東龍 40

○ 剣翔 5勝6敗 押し出し ● 英乃海 3勝8敗 (7.7秒)
 剣翔、立合いいきなり左に変わり、左で後ろ廻しを取り、相手を俵に追い詰める。英乃海、土俵際堪えようとする。剣翔、体を預けながら押し出す。
20170719 11 211 剣翔 押し出し 英乃海 40

○ 豊響 4勝7敗 押し出し ● 竜電 6勝5敗 (5.0秒) 「待った1回」
 竜電、突っ掛ける。2度目、両者、頭から踏み込む。竜電、左上手、右下手前廻しを取る。豊響、構わず押しながら前に出る。竜電、土俵下に尻餅。
20170719 11 212 豊響 押し出し 竜電 40

● 琴恵光 6勝5敗 寄り切り ○ 旭秀鵬 4勝7敗 (8.6秒)
 旭秀鵬、踏み込んで左上手前廻しを探る。琴恵光、上手を与えないようにする。旭秀鵬、土俵際左上手を取って捕まえ、相手の巻き替えに乗じて寄り切る。
20170719 11 213 旭秀鵬 寄り切り 琴恵光 40

● 魁聖 7勝4敗 寄り切り ○ 大奄美 8勝3敗 (6.3秒)
 大奄美、すぐに左上手を取り、右を差し、相手に廻しを与えずに前に出、寄り切る。
20170719 11 214 大奄美 寄り切り 魁聖 40

★来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」
1位:朝乃山、2位:阿炎、3位:照強

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名古屋場所十日目・幕内。

名古屋場所十日目・幕内の取り組み。
横綱白鵬が、千代の富士の弟子である千代翔馬を寄り切って初日から10連勝。通算勝利数を1046とし、千代の富士の記録を抜いて歴代単独2位に。
前日宇良に敗れた横綱日馬富士は、関脇玉鷲を寄り切って連敗せず、7勝目。今場所が大関昇進への足固めとなる玉鷲は、5敗目。
新大関高安は、前日初金星を獲得した宇良と対戦。宇良が自分から下がって俵から走り込むなどしてぶつかるが、高安は動じず。宇良が足を取って前に出たところ、高安が首投げで倒し、勝ち越しを決める。宇良は4敗目となるが、館内を大いに沸かせた。
大関豪栄道は、小結琴奨菊のいなしに泳ぎ、5勝5敗に。琴奨菊は4勝目。
新関脇御嶽海は、正代を下手出し投げで倒して7勝目。正代は7敗と後がなくなる。
小結嘉風は、貴景勝を寄り切って6勝目。自己最高位前頭筆頭の貴景勝は、負け越し。
栃ノ心と逸ノ城は2分を超える相撲の末、栃ノ心が寄り切りで勝って6勝目。
阿武咲、宝富士が勝ち越しを決めた。

幕内全取り組み内容は以下の通り。
カッコ内は取り組み時間です。
立合い不成立がない場合は、記載なし。不成立があった場合は、「待った1回」などと回数ともに表記。
物言いがない場合は、記載なし。物言いがついた場合は、「軍配通り」、「差し違え」、「取り直し」、「反則」と表記。

○ 宝富士 8勝2敗 上手捻り ● 臥牙丸 3勝7敗 (5.6秒) 「待った1回」
 臥牙丸、先に右手をつく。宝富士、両手をサッとついて立つが、臥牙丸立てず。2度目、臥牙丸、仕切り線後方で先に右手をつく。宝富士、両手をつく。臥牙丸、素早く立ち、両手を出して頭から踏み込む。宝富士、左肘を固めて踏み込み、左を差す。臥牙丸、左下手を取って腰を引く。宝富士、右上手に手を伸ばすが取れず、再び手を伸ばして取り、両廻しを引きつけて前に出、右上手で捻る。臥牙丸、土俵に転がる。
20170718 10 301 宝富士 上手捻り 臥牙丸 40
〔勝ち越しインタビューを受ける宝富士〕
20170718 10 301 宝富士 上手捻り 臥牙丸 75 宝富士 08 ちょっと微笑み

● 荒鷲 5勝5敗 外掛け ○ 佐田の海 5勝5敗 (3.8秒)
 佐田の海、先に手をつく。荒鷲、右手をつき、左手をサッとついて立つ。佐田の海、左肘を固める。荒鷲、踏み込んで左上手を取る。佐田の海、右を差し、前に出ながら左をねじ込む。荒鷲、土俵際、体を開いて左上手投げに行く。佐田の海、右足外掛けに行きながら体を預ける。荒鷲、後ろ向きに倒れる。
20170718 10 302 佐田の海 外掛け 荒鷲 35

● 錦木 5勝5敗 突き落とし ○ 豪風 6勝4敗 (2.7秒)
 錦木、先に両手をつく。豪風、仕切り線後方で両手をサッとつき、両手を出して踏み込む。錦木、胸から当たる。豪風、押し上げてから引き、土俵際、右から突く。錦木、俵の外に両手をつく。豪風、俵の上で残ってから土俵下に飛び落ちる。
20170718 10 303 豪風 突き落とし 錦木 40

○ 千代の国 4勝6敗 寄り切り ● 大翔丸 4勝6敗 (5.2秒)
 大翔丸、先に両手をつく。千代の国、仕切り線後方で両手をサッとつき、左から張って右でかち上げる。大翔丸、上体が起きて下がる。千代の国、一気に前に出る。大翔丸、土俵際、右から突く。千代の国、土俵際向き直り、右下手を取って前に出る。大翔丸、土俵際、左から突こうとする。千代の国、そのまま前に出て寄り切る。
20170718 10 304 千代の国 寄り切り 大翔丸 40

○ 蒼国来 4勝6敗 寄り切り ● 松鳳山 5勝5敗 (2.5秒)
 蒼国来、両手をサッとついて素早く立つ。松鳳山、遅れて立つ。蒼国来、左肩から低く当たる。松鳳山、左を差す。蒼国来、右から押っ付けながら前に出る。松鳳山、右で差し手を抱えるが、上体が起きて俵を割る。
20170718 10 305 蒼国来 寄り切り 松鳳山 40

○ 千代丸 6勝4敗 寄り切り ● 隠岐の海 3勝7敗 (76.2秒)
 隠岐の海、先に右手をつく。千代丸、仕切り線後方で両手をサッとつく。隠岐の海、両腕を内に入れて踏み込む。千代丸、両手を出して頭から当たる。隠岐の海、左を差して差し手を返し、右を巻き替え、両差しで前に出る。千代丸、土俵際を左に回って中に戻り、右を巻き替えて差す。隠岐の海、左上手に手を伸ばすが取れず、右下手に手を伸ばすがこちらも取れず。両者、右四つ、ともに廻しを取らない形で足が止まり、隠岐の海は盛んに右下手、左上手を探るが取れず(約26秒間)。隠岐の海、左上手に手を掛ける。千代丸、少し左に回って上手を与えず、右下手を取る。隠岐の海、右下手を取る。両者、右四つ互いに下手を持った形で止まる(約9秒間)。隠岐の海、左上手に手を伸ばすが取れず、左押っ付けで前に出る。千代丸、土俵際、右下手を引きつけながら堪え、左上手を取る。両者、右四つ、千代丸両廻し、隠岐の海下手のみで、少し止まる(約3秒間)。隠岐の海、右足を飛ばして相手の右足を蹴ろうとするが、相手にかわされる。両者、止まる(約11秒間)。千代丸、両廻しを引きつけて前に出る。隠岐の海、土俵際を右に回ろうとする。千代丸、逃さず寄り切る。
20170718 10 306 千代丸 寄り切り 隠岐の海 40

○ 碧山 9勝1敗 突き出し ● 千代大龍 7勝3敗 (5.4秒)
 千代大龍、仕切り線後方で先に右手をつく。碧山、右手をサッとつき、両肘を固めて踏み込む。千代大龍、左肘を固める。碧山、右肘でかち上げ、突っ張りながら前に出る。千代大龍、下から撥ね上げるが俵に詰まる。碧山、突き放す。千代大龍、俵の外に出る。
20170718 10 307 碧山 突き出し 千代大龍 40

○ 琴勇輝 3勝7敗 押し出し ● 石浦 5勝5敗 (2.0秒)
 石浦、先に両手をつく。琴勇輝、仕切り線後方で手をサッとつく。石浦、頭から踏み込もうとする。琴勇輝、両手突きで相手を起こす。石浦、左を差すが土俵際。琴勇輝、押す。石浦、俵の外に出る。
20170718 10 308 琴勇輝 押し出し 石浦 40

○ 貴ノ岩 2勝8敗 寄り切り ● 大栄翔 4勝6敗 (12.1秒)
 大栄翔、先に両手をつく。貴ノ岩、右手をつき、左手をサッとついて立ち、右肘を固めて踏み込む。大栄翔、両手を出して当たる。貴ノ岩、右を差す。大栄翔、右に開いて体を離す。貴ノ岩、向き直る。大栄翔、突き放しながら前に出る。貴ノ岩、下からあてがい、左上手に手を伸ばすが取れず、叩きながら下がり、右上手を探る。大栄翔、突き放して廻しを与えず。貴ノ岩、右から張り、両差しになり、右下手を取って前に出る。大栄翔、左を巻き替えて差す。貴ノ岩、構わず右上手を引きつけて前に出、寄り切る。
20170718 10 309 貴ノ岩 寄り切り 大栄翔 40

● 徳勝龍 3勝7敗 寄り切り ○ 阿武咲 8勝2敗 (2.9秒)
 阿武咲、先に両手をつく。徳勝龍、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。阿武咲、右肘を固めて低く当たる。徳勝龍、左肘を固めて当たり、右で相手の左腕を引っ張り込む。阿武咲、深い左下手を取り、右で押っ付けながら一気に前に出る。徳勝龍、仰け反って俵を割る。
20170718 10 310 阿武咲 寄り切り 徳勝龍 40
〔勝ち越しインタビューを受ける阿武咲〕
20170718 10 310 阿武咲 寄り切り 徳勝龍 75 阿武咲勝ち越し 05

● 勢 2勝8敗 押し出し ○ 栃煌山 7勝3敗 (6.0秒)
 勢、先に右手をつく。栃煌山、両足をじりっとすり、仕切り線後方で両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。栃煌山、右手を出し、左肘を固めて踏み込む。勢、右肘を固めて当たる。栃煌山、右を差し、左で差し手争い。勢、右を差せず、体を離して叩く。栃煌山、前のめりになりながらも押す。勢、俵の外に出る。その後、栃煌山、土俵に落ちる。
20170718 10 311 栃煌山 押し出し 勢 40

○ 栃ノ心 6勝4敗 上手出し投げ ● 逸ノ城 4勝6敗 (123.5秒)
 逸ノ城、先に両手をつく。栃ノ心、仕切り線後方で両手をサッとつく。逸ノ城、右肘を固める。栃ノ心、右肘を固めて踏み込み、右を差す。逸ノ城、左上手を取る。栃ノ心、右下手を取る。逸ノ城、左上手を引きつけながら右下手も取り、前に出る。栃ノ心、左足が俵に掛かるが堪え、右に回って中に戻る。逸ノ城、両廻しを引きつけて前に出る。栃ノ心、腰を捻って相手の下手を切り、左上手を取る。逸ノ城、右差し手を返して相手の上手を切ろうとするが切れず、右下手を取り直す。両者、右四つがっぷりで止まる(約6秒間)。逸ノ城、両廻しを引きつける。栃ノ心、引きつけ返し、右肘を張りながら腰を振って相手の上手を切ろうとする。逸ノ城、上手を離さず。両者、右四つがっぷりで止まる(約12秒間)。逸ノ城、両廻しを引きつけて前に出る。栃ノ心、堪えて左に回って中に戻り、右下手を引きつけて相手の上手を切ろうとする。逸ノ城、離さず。両者、右四つがっぷりで少し止まる(約3秒間)。栃ノ心、左上手で振る。両者、止まる(約10秒間)。栃ノ心、両廻しを引きつけて前に出る。逸ノ城、俵に両足を掛けて必死に堪え、中に戻る。両者、止まる(約12秒間)。栃ノ心、両廻しを引きつける。逸ノ城、堪える。栃ノ心、上手を少し浅く持ち替え、左足を飛ばして相手の右足を蹴る。両者、止まる(約8秒)。逸ノ城、両廻しを引きつける。栃ノ心、廻しを引きつけ返し、右下手を離して左上手投げで振る。逸ノ城、堪える。栃ノ心、右下手を取り直す。両者、右四つがっぷりで止まる(約10秒間)。逸ノ城、両廻しを引きつけて前に出る。栃ノ心、右に回って体を入れ替え、相手を土俵際にし、右肘を張って下がりながら相手の上手を切り、左に開いて右で頭を押さえながら上手出し投げ。逸ノ城、土俵に転がる。
〔がっぷり四つの逸ノ城と栃ノ心〕
20170718 10 312 栃ノ心 上手出し投げ 逸ノ城 20
〔栃ノ心の上手出し投げ〕
20170718 10 312 栃ノ心 上手出し投げ 逸ノ城 40

● 輝 3勝7敗 突き落とし ○ 北勝富士 5勝5敗 (10.2秒)
 北勝富士、先に右手をつく。輝、仕切り線後方で両手をサッとつく。北勝富士、左手を出して頭から踏み込む。輝、右手を出して頭で当たり合い、左に回る。北勝富士、右を差す。輝、左で相手の差し手を抱え、右筈で押し上げながら左上手を探る。北勝富士、腰を捻って上手を与えず。輝、再び左上手に手を伸ばす。北勝富士、腰を引いて上手を与えず。輝、また左上手に手を伸ばす。北勝富士、肩透かしを引きながら右に回り、俵に詰まる。輝、右で顎を押し上げる。北勝富士、仰け反って堪え、右で突きながら俵伝いに右へ回る。輝、前に体が飛んで落ちる。北勝富士、土俵内に残る。
20170718 10 313 北勝富士 突き落とし 輝 35
20170718 10 313 北勝富士 突き落とし 輝 40

○ 嘉風 6勝4敗 寄り切り ● 貴景勝 2勝8敗 (17.6秒)
 嘉風、仕切り線後方で両手をつく。貴景勝、左手をつき、右手をサッとついて立ち、両手を出して頭から踏み込む。嘉風、頭で当たり合う。貴景勝、相手を突き起こす。嘉風、右上手を狙うが下がりを掴む。貴景勝、突き放す。嘉風、突っ張りながら前に出、左下手を取る。貴景勝、右で相手の左腕を抱える。嘉風、右で押っ付けながら左下手を持って前に出る。貴景勝、土俵際、右小手に振ろうとする。嘉風、右を差して両差しになる。貴景勝、右で頭を抱えて首投げに行く。嘉風、左下手で後ろ縦褌を持って堪え、両廻しで相手を浮かせながら前に出、寄り切る。
〔吊りながら前に出る嘉風〕
20170718 10 314 嘉風 寄り切り 貴景勝 30 吊りながら前に出る

● 正代 3勝7敗 下手出し投げ ○ 御嶽海 7勝3敗 (4.0秒)
 御嶽海、先に手をつく。正代、仕切り線後方で両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。御嶽海、左肘を固めて頭から踏み込む。正代、右肘でかち上げる。御嶽海、少し下がり、頭をつけて左上手を取る。正代、左に回って左を差す。御嶽海、体を開き、下手になった左で出し投げ。正代、土俵に転がる。
20170718 10 315 御嶽海 寄り切り 正代 40

○ 琴奨菊 4勝6敗 送り出し ● 豪栄道 5勝5敗 (1.9秒)
 豪栄道、先に右手をつく。琴奨菊、仕切り線後方で手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。豪栄道、左肘を固めて踏み込む。琴奨菊、右肘を固めて当たり、左から突いていなし、後ろから押して前に出る。豪栄道、土俵下に飛び落ちる。
20170718 10 316 琴奨菊 送り出し 豪栄道 40

○ 高安 8勝2敗 首投げ ● 宇良 6勝4敗 (33.8秒)
 宇良、仕切り線後方で右手をつく。高安、すぐに右手をつく。両者、左手をサッとついて立つ。宇良、頭を下げて踏み込む。高安、見ながら両手を出し、突き放す。宇良、下がって右足を俵に掛け、左に回って相手の右足を狙う。高安、見ながら突き放す。宇良、下がって右足を俵に掛ける。両者、見合う。高安、左から張ろうとする。宇良、頭を下げてかわし、踏み込んで当たり、押し上げる。高安、左で顔を押し上げる。宇良、体を離し、頭から当たる。高安、突き放し、右から張る。宇良、頭を下げ、相手の右足を取ろうとする。高安、右で相手の左腕を抱えて左に回る。宇良、左下手投げに行く。高安、右で差し手を抱えながら堪え、左を差そうとする。宇良、右から絞り、左差し手を抜き、両手で相手の左腕を手繰って右に回る。高安、土俵際になる。宇良、押し上げる。高安、動じず、押す。宇良、自ら大きく下がって右足を俵に掛け、そこから走り込んで相手にぶつかる。高安、当たる。宇良、下がって再び右足を俵に掛ける。高安、見ながらじりじり前に出る。両者、押して体を離す。宇良、踏み込んで相手の右足を取り、抱え上げて前に出る。高安、右で首を巻いて首投げに行き、右膝で相手の左足を跳ね上げる。宇良、土俵に裏返る。その後、高安、土俵に膝から落ちる。
〔自ら俵まで下がり、走り込んで高安にぶつかる宇良〕
20170718 10 317 高安 首投げ 宇良 20 下がって走り込む 01
20170718 10 317 高安 首投げ 宇良 20 下がって走り込む 02
20170718 10 317 高安 首投げ 宇良 20 下がって走り込む 05
20170718 10 317 高安 首投げ 宇良 20 下がって走り込む 07
〔高安の首投げ〕
20170718 10 317 高安 首投げ 宇良 37
20170718 10 317 高安 首投げ 宇良 40

○ 白鵬 10勝0敗 寄り切り ● 千代翔馬 4勝6敗 (24.6秒) 「待った1回」
 千代翔馬、右手をつく。白鵬、すぐに右手をつく。千代翔馬、左手をサッとついて突っ掛ける。2度目、千代翔馬、右手をつく。白鵬、右手をつく。千代翔馬、左手をつく。白鵬、左手をサッとついて立つ。千代翔馬、右手を出して頭から当たろうとする。白鵬、見ながら右を差す。千代翔馬、左上手前廻しを探るが取れず。白鵬、右差し手を返しながら左上手を取る。両者、少し止まる(約4秒間)。千代翔馬、左押っ付けで前に出ようとする。白鵬、堪える。千代翔馬、左押っ付けで上手を探るが取れず、左を巻き替えようとするがならず。白鵬、右下手も取る。千代翔馬、左押っ付けで上手を探るが取れず、腰を捻って廻しを切ろうとするが切れず。白鵬、両廻しを引きつけて少し前に出る。両者、止まる(約3秒間)。千代翔馬、左で相手の脇腹を叩き、左を巻き替える。白鵬、乗じて両上手を引きつけて前に出る。千代翔馬、俵の外に左足が滑り出る。
20170718 10 318 白鵬 寄り切り 千代翔馬 40
〔白鵬、通算勝利数が1046となり、千代の富士を抜いて歴代単独2位に〕
20170718 10 318 白鵬 寄り切り 千代翔馬 70 通算勝利 1046

● 玉鷲 5勝5敗 寄り切り ○ 日馬富士 7勝3敗 (7.7秒)
 玉鷲、先に左手をつく。日馬富士、仕切り線後方でサッと両手をつく。玉鷲、頭から踏み込もうとする。日馬富士、左から張り、左上手を取る。玉鷲、右喉輪で押し上げるが廻しを切れず、左で押っ付け、右で相手の左腕を抱える。日馬富士、両下手を引きつけて前に出る。玉鷲、左足が俵に掛かり、機を見て体を開き、右小手投げに行く。日馬富士、堪えて両下手を引きつけて前に出る。玉鷲、右足が俵の外に滑り出る。日馬富士、気づかず、手前に下手出し投げ。玉鷲、土俵に這う。
〔足が俵の外に滑り出る玉鷲〕
20170718 10 319 日馬富士 寄り切り 玉鷲 40
〔勝負がついたことに気づかず出し投げを打つ日馬富士〕
20170718 10 319 日馬富士 寄り切り 玉鷲 45

★来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」
1位:宇良、2位:高安、3位:栃ノ心

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名古屋場所十日目・十両。(取組時間等)

名古屋場所十日目・十両について。
前日初黒星を喫した朝乃山が、千代皇に押し出されて連敗。2敗に後退。
前日1敗でトップに並んだ豊山が、英乃海に押し出されて2敗に後退。それでも朝乃山と並んでトップ。
東十両筆頭の魁聖は、青狼を押し倒して7勝目。青狼は負け越し。
関取最年長の安美錦は、俵の上で際どく回りながら竜電を肩透かし。6勝目。
十両13枚目の里山は、幕下の志摩ノ海に押し出されて負け越し。

カッコ内は取組時間です。
立合い不成立がない場合は、記載なし。不成立があった場合は、「待った1回」などと回数ともに表記。
物言いがない場合は、記載なし。物言いがついた場合は、「軍配通り」、「差し違え」、「取り直し」、「反則」と表記。

● 里山 2勝8敗 押し出し ○ 志摩ノ海 3勝3敗 (13.4秒)
 里山、頭をつける。志摩ノ海、右下手を取る。里山、相手の左腕を手繰ろうとする。志摩ノ海、押し上げ、叩き、押しながら前に出て土俵外に出す。
20170718 10 201 志摩ノ海 押し出し 里山 40

○ 北はり磨 5勝1敗 押し倒し ● 照強 4勝6敗 (9.9秒)「待った1回」
 照強が早く立ち、止められる。2度目、両者、押し合う。北はり磨、機を見て左から突いていなし、一気に前に出て押し倒す。
20170718 10 202 北はり磨 押し倒し 照強 40

○ 大砂嵐 6勝4敗 送り倒し ● 翔猿 3勝7敗 (4.1秒)
 大砂嵐、右でかち上げ、突き放し、左で後ろ廻しを取って出し投げ。翔猿、向き直って叩こうとするが前のめりになる。大砂嵐、そこを後ろから押して倒す。
20170718 10 203 大砂嵐 送り倒し 翔猿 40

○ 千代鳳 5勝5敗 寄り切り ● 北太樹 4勝6敗 (3.9秒)
 千代鳳、低く当たる。北太樹、左上手を狙う。千代鳳、その機に中に入って前に出る。北太樹、相手の左腕を手繰るが俵の外に出る。
20170718 10 204 千代鳳 寄り切り 北太樹 40

● 力真 4勝6敗 押し出し ○ 誉富士 6勝4敗 (3.0秒)
 力真、突っ張る。誉富士、左から突いていなし、押し出す。
20170718 10 205 誉富士 押し出し 力真 40

○ 阿炎 6勝4敗 押し出し ● 剣翔 4勝6敗 (6.3秒)「待った1回」
 呼吸が合わず、剣翔嫌う。2度目、阿炎、両手突きから突っ張る。剣翔、叩きながら左へ回る。阿炎、乗じて押し出す。
20170718 10 206 阿炎 押し出し 剣翔 40

● 旭大星 5勝5敗 寄り切り ○ 明生 5勝5敗 (3.6秒)
 明生、左を差す。旭大星、右を巻き替えて差す。明生、すぐに左上手出し投げを打ち、一気に前に出て寄り切る。
20170718 10 207 明生 寄り切り 旭大星 40

○ 妙義龍 7勝3敗 寄り切り ● 山口 6勝4敗 (6.1秒)
 妙義龍、右手を出して当たる。山口、叩きながら下がり、土俵際回り込んで右上手を取る。妙義龍、左差しで一気に前に出、寄り切る。
20170718 10 208 妙義龍 寄り切り 山口 40

● 竜電 6勝4敗 肩透かし ○ 安美錦 6勝4敗 (6.6秒)「待った1回」
 竜電、ふわっと突っ掛ける。2度目、竜電、押す。安美錦、下がらず左を差し、肩透かしを引き、俵の上で際どく残して相手を落とす。
20170718 10 209 安美錦 肩透かし 竜電 40

○ 東龍 6勝4敗 叩き込み ● 大奄美 7勝3敗 (2.5秒)
 大奄美、左上手を探る。東龍、押し、叩き落とす。
20170718 10 210 東龍 叩き込み 大奄美 40

● 朝乃山 8勝2敗 押し出し ○ 千代皇 3勝7敗 (3.0秒)
 朝乃山、左上手に手を伸ばすが取れず。千代皇、左から突いていなす。朝乃山、前のめりになり、土俵際向き直るが、千代皇、押し出す。
20170718 10 211 千代皇 押し出し 朝乃山 40

● 豊響 3勝7敗 押し出し ○ 琴恵光 6勝4敗 (7.0秒)
 豊響、両手突きから押しながら前に出る。琴恵光、土俵際、相手の左腕を手繰って体を入れ替え、押し出す。
20170718 10 212 琴恵光 押し出し 豊響 40

● 豊山 8勝2敗 押し出し ○ 英乃海 3勝7敗 (6.4秒)
 豊山、右喉輪で押し上げ、突き放す。英乃海、下からあてがって両差しになる。豊山、左上手を取る。英乃海、前に出て寄り切る。
20170718 10 213 英乃海 押し出し 豊山 40

○ 魁聖 7勝3敗 押し倒し ● 青狼 2勝8敗 (3.3秒)
 青狼、叩きながら引き、土俵際を右へ回る。魁聖、落ちずに押しながら前に出る。青狼、土俵に両手をつく。
20170718 10 214 魁聖 押し倒し 青狼 40

○ 天風 4勝6敗 寄り切り ● 旭秀鵬 3勝7敗 (8.1秒)
 天風、両手突きから少し引く。旭秀鵬、土俵際左を差し、両廻しを取る。天風、俵の上で右上手を取り、引きつけて前に出、寄り切る。
20170718 10 215 天風 寄り切り 旭秀鵬 40

★来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」
1位:北はり磨、2位:阿炎、3位:琴恵光

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名古屋場所九日目・幕内。

名古屋場所九日目・幕内の取り組み。
横綱白鵬が、初顔の輝を叩き込んで9連勝。通算勝利数が1045となり、歴代2位の千代の富士の記録に並ぶ。
横綱日馬富士は、初顔の宇良と対戦。宇良がとったりで勝ち、日馬富士は3敗目。宇良は初金星を獲得。殊勲インタビューでは涙を見せた。
1敗で白鵬を追う新大関の高安は、小結嘉風に寄り切られて2敗に後退。嘉風は4連敗を止めて5勝め。
大関豪栄道は、千代翔馬に首投げで敗れて4敗目。
関脇玉鷲は、貴景勝を力強く押し倒して5勝目。貴景勝は7敗と後がなくなる。
新関脇御嶽海は、小結琴奨菊を立合い変化で叩き込み、6勝目。
碧山は、回り込む千代の国の突き落としに敗れたかに見えたが、相手の足が先に出ていたとして「差し違え」で勝ち、勝ち越しを決めるとともに1敗を守る。

幕内全取り組み内容は以下の通り。
カッコ内は取り組み時間です。
立合い不成立がない場合は、記載なし。不成立があった場合は、「待った1回」などと回数ともに表記。
物言いがない場合は、記載なし。物言いがついた場合は、「軍配通り」、「差し違え」、「取り直し」、「反則」と表記。

○ 宝富士 7勝2敗 送り出し ● 錦木 5勝4敗 (9.8秒)
 宝富士、先に両手をつく。錦木、仕切り線後方で手をつく。宝富士、素早く立ち、左肘を固めて踏み込む。錦木、頭から当たり、左を差す。宝富士、右で押っ付け、左から突いていなす。錦木、再び左を差す。宝富士、右上手に手を伸ばすが取れず、引いて体を離し、土俵際を左へ回る。錦木、押しながら前に出る。宝富士、左へ回って左上手を取り、体を開いて出し投げ。錦木、俵の上で後ろ向き。宝富士、後ろから押す。錦木、土俵下に倒れ込む。
20170717 09 301 宝富士 送り出し 錦木 40

○ 佐田の海 4勝5敗 寄り切り ● 豪風 5勝4敗 (2.6秒)
 佐田の海、先に手をつく。豪風、仕切り線後方でサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。佐田の海、頭から踏み込む。豪風、左に変わろうとする。佐田の海、両差しで前に出る。豪風、左で首を巻く体勢で俵に詰まる。佐田の海、そのまま寄り切る。
20170717 09 302 佐田の海 寄り切り 豪風 40

● 荒鷲 5勝4敗 寄り切り ○ 蒼国来 3勝6敗 (8.6秒)
 荒鷲、先に手をつく。蒼国来、両手をサッとついて立ち、左肘を固めてやや左へ踏み出す。荒鷲、両肘を固めて踏み込む。蒼国来、左を差す。荒鷲、左下手前廻しを取る。蒼国来、右上手前廻しを取る。荒鷲、右上手に手を伸ばすが取れず。蒼国来、左下手を探る。荒鷲、右を巻き替えようとするがならず。蒼国来、深い左下手を取り、両廻しを引きつけて左へ動きながら寄り切る。
20170717 09 303 蒼国来 寄り切り 荒鷲 35

○ 臥牙丸 3勝6敗 送り出し ● 大翔丸 4勝5敗 (8.1秒)
 臥牙丸、先に両手をつく。大翔丸、左手をつき、右手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。臥牙丸、右手を出して頭から踏み込む。大翔丸、左へ踏み出す。臥牙丸、押しながら前に出る。大翔丸、土俵際を右へ回る。臥牙丸、押しながら前に出、叩く。大翔丸、堪え、叩きながら引く。臥牙丸、押しながら前に出る。大翔丸、後ろ向きになる。臥牙丸、相手の背中を押す。大翔丸、土俵下に落ちる。
20170717 09 304 臥牙丸 送り出し 大翔丸 40

○ 千代丸 5勝4敗 叩き込み ● 松鳳山 5勝4敗 (15.2秒)
 松鳳山、右手をつくがその手を戻す。千代丸、仕切り線後方で手をつく。松鳳山、素早く手をサッとついて立ち、左肘を固め、右から張ろうとしながら踏み込む。千代丸、両肘を固めてその場で当たる。松鳳山、右から張って頭から当たる。千代丸、突き放して少し下がる。松鳳山、右から張って左を差す。千代丸、両手で顎を押し上げ、突き放しながら土俵際を右へ下がる。松鳳山、右から張り、左肘を固めて当たる。千代丸、俵に両足を掛けながら右を差す。松鳳山、左から押っ付ける。千代丸、土俵際、突き放して体を離す。松鳳山、当たる。千代丸、土俵際、突き放して体を離す。両者、見合う。松鳳山、踏み込んで当たる。千代丸、俵際を左へ回る。松鳳山、前に出ながら押す。千代丸、更に左へ回りながら叩く。松鳳山、足がついて行かずに落ち、土俵下に転がり落ちる。
20170717 09 305 千代丸 押し出し 松鳳山 40

○ 千代大龍 7勝2敗 突き出し ● 琴勇輝 2勝7敗 (2.6秒) 「待った2回」
 琴勇輝、相手が手をつく前に両手突きで突っ掛ける。2度目、千代大龍、先に右手をつく。琴勇輝、手をサッと動かし、両者、ほぼ同時に立つ。しかし、琴勇輝の手つき不十分で、行司 木村寿之介が止める。3度目、琴勇輝、先に両手をつく。千代大龍、両手をサッとつく。琴勇輝、右手を出して頭から踏み込み、突き放す。千代大龍、下から撥ね上げる。琴勇輝、少し引く。千代大龍、乗じて突き放しながら前に出る。琴勇輝、俵に詰まる。千代大龍、更に突く。琴勇輝、土俵下に飛び落ちる。
〔2度立合い不成立。土俵下の藤島審判長と頭を下げる両力士〕
20170717 09 306 千代大龍 突き出し 琴勇輝 02 2度目の不成立 01 藤島審判長
20170717 09 306 千代大龍 突き出し 琴勇輝 02 2度目の不成立 05 頭を下げる両者
〔千代大龍の突き出し〕
20170717 09 306 千代大龍 突き出し 琴勇輝 35

○ 碧山 8勝1敗 寄り切り ● 千代の国 3勝6敗 (4.6秒) 「差し違え」
 千代の国、仕切り線後方で先に手をつく。碧山、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。千代の国、頭から踏み込む。碧山、両手突きで起こし、叩きながら右に回り、右を差して前に出る。千代の国、土俵際を左へ回りながら左で突く。碧山、土俵に転がり、千代の国、俵の外に出て倒れる。軍配、千代の国。「物言い」がつき、協議の結果、千代の国の足が先に出ていると判断、「軍配差し違え」で碧山の勝ちに。
〔千代の国の右足が先についたとされる場面〕
20170717 09 307 碧山 寄り切り 千代の国 40
〔説明する藤島審判長〕
20170717 09 307 碧山 寄り切り 千代の国 60 説明する藤島審判長
20170717 09 307 碧山 寄り切り 千代の国 75 勝ち越しインタビュー 05

● 貴ノ岩 1勝8敗 下手投げ ○ 石浦 5勝4敗 (5.3秒)
 石浦、先に両手をつく。貴ノ岩、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。石浦、右手を出して頭を下げる。貴ノ岩、右肘を固めて踏み込む。石浦、左に変わって左上手を取り、左に回りながら出し投げを打つ。貴ノ岩、向き直ろうとする。石浦、両下手を取って前に出る。貴ノ岩、俵に詰まり、左押っ付けで押し上げる。石浦、体を開き、右手で相手の右膝を押さえながら左下手投げ。貴ノ岩、土俵に裏返る。
20170717 09 308 石浦 下手投げ 貴ノ岩 37

● 隠岐の海 3勝6敗 寄り切り ○ 阿武咲 7勝2敗 (2.6秒)
 阿武咲、先に手をつく。隠岐の海、仕切り線後方で両手をサッとつき、右肘でかち上げに行く。阿武咲、右肘を固めて頭から当たり、左前廻しを取る。隠岐の海、右で相手の左腕を抱える。阿武咲、両差しで一気に前に出る。隠岐の海、上体が起きて俵を割る。
20170717 09 309 阿武咲 寄り切り 隠岐の海 40

○ 逸ノ城 4勝5敗 寄り切り ● 大栄翔 4勝5敗 (8.6秒)
 大栄翔、仕切り線後方で先に両手をつく。逸ノ城、仕切り線後方でサッと手をつく。大栄翔、素早く立って両手突きに行く。逸ノ城、右肘を固めて当たる。大栄翔、突き放す。逸ノ城、下から撥ね上げる。大栄翔、突っ張り続ける。逸ノ城、機を見て右を差す。大栄翔、引いて体を離す。逸ノ城、乗じて前に出、土俵際の相手から右上手を取って寄り切る。
20170717 09 310 逸ノ城 寄り切り 大栄翔 40

● 徳勝龍 3勝6敗 送り出し ○ 栃煌山 6勝3敗 (5.5秒)
 栃煌山、仕切り線後方でサッと両手をつく。徳勝龍、すぐに手をサッとつく。栃煌山、左肘を固めて踏み込もうとする。徳勝龍、左から張り気味に手を振る。栃煌山、両差しになって前に出る。徳勝龍、左で首を巻き、左半身で俵に詰まる。栃煌山、相手を後ろから抱えて外に出す。
20170717 09 311 栃煌山 送り出し 徳勝龍 40

○ 勢 2勝7敗 小手投げ ● 北勝富士 4勝5敗 (6.4秒)
 勢、先に右手をつく。北勝富士、右手をつき、左手をサッとつく。勢、右肩から踏み込み、右を差す。北勝富士、頭から当たり、左前廻しを取る。勢、右で相手の左腕を引っ張り込み、小手投げで振りながら右に回る。北勝富士、左差しで前に出、深い左下手を取る。勢、土俵際、右小手投げ。北勝富士、土俵に裏返る。
20170717 09 312 勢 小手投げ 北勝富士 40

● 正代 3勝6敗 寄り切り ○ 栃ノ心 5勝4敗 (10.9秒)
 栃ノ心、先に手をつく。正代、仕切り線後方でサッと手をつく。栃ノ心、素早く立ち、右肘を固めて踏み込む。正代、両肘を固めて当たり、右を差し、左で差し手争い。栃ノ心、左上手を取り、右上手前廻しも取る。正代、相手の上手を切る。栃ノ心、すぐに右を巻き替えて差す。正代、深い左上手を取る。栃ノ心、右下手を取り、両廻しを引きつけ、相手を浮かせ気味に前へ出る。正代、俵に足を掛けて堪えようとする。栃ノ心、相手の上手を切って寄り切る。
20170717 09 313 栃ノ心 寄り切り 正代 37

● 琴奨菊 3勝6敗 叩き込み ○ 御嶽海 6勝3敗 (0.7秒)
 御嶽海、先に両手をつく。琴奨菊、仕切り線後方で手をサッとつき、頭から踏み込む。御嶽海、その場で立ち、叩きながら右に変わる。琴奨菊、前に落ちて土俵に転がる。
20170717 09 314 御嶽海 叩き込み 琴奨菊 40

○ 玉鷲 5勝4敗 押し倒し ● 貴景勝 2勝7敗 (12.9秒)
 貴景勝、先に両手をつく。玉鷲、左手をつき、右手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。貴景勝、右手を出して頭から踏み込む。玉鷲、頭で当たり合い、両手で突き放すが少し下がる。貴景勝、押しながら前に出る。玉鷲、左足を俵に掛け、顎に向かって突き放す。貴景勝、体を離す。両者、見合う。貴景勝、腰を下ろして低く当たろうとする。玉鷲、そこで顔を押し上げて当たらせず、突っ張る。貴景勝、突き放して体を離す。玉鷲、右から張る。両者、突き放し合う。玉鷲、右から突いていなす。貴景勝、一瞬後ろ向きになり、向き直ろうとする。玉鷲、左で後ろ縦褌を取り、一気に前に出、俵に詰まった相手を押す。貴景勝、体が飛んで左肘から土俵に落ち、土俵下に転落。
〔体が離れて見合う両者〕
20170717 09 315 玉鷲 押し倒し 貴景勝 15 見合う両者
〔玉鷲の押し倒し〕
20170717 09 315 玉鷲 押し倒し 貴景勝 40

● 高安 7勝2敗 寄り切り ○ 嘉風 5勝4敗 (5.2秒)
 嘉風、先に両手をつく。高安、腰を下ろし、仕切り線後方でサッと手をつく。両者、ほぼ同時に立つ。嘉風、右肘を固めて頭から踏み込む。高安、右肘でかち上げて相手を起こす。嘉風、左廻しを取る。高安、右で相手の左腕を抱えて振って下手を切る。嘉風、再び左下手を取り、右筈で押し上げながら寄る。高安、上体が起きて俵を割る。
20170717 09 316 嘉風 寄り切り 高安 40

○ 千代翔馬 4勝5敗 首投げ ● 豪栄道 5勝4敗 (1.8秒) 「待った1回」、「軍配通り」
 豪栄道は右手を、千代翔馬は両手をサッとついて立つ。しかし、手つき不十分で式守勘太夫が両者を止める。2度目、千代翔馬、右手をつく。豪栄道、右手をサッとついて素早く立つ。千代翔馬、左手をサッとついてその場で伸び上がり、叩きながら右に変わる。豪栄道、動じず両差しで前に出る。千代翔馬、土俵際、左首投げ。豪栄道、土俵に倒れる。直後、千代翔馬、土俵下に落ちる。軍配、千代翔馬。「物言い」がついたが、豪栄道の膝が先についているとし、「軍配通り」千代翔馬の勝ちとなる。
20170717 09 317 千代翔馬 首投げ 豪栄道 40
〔説明する二所ノ関審判長〕
20170717 09 317 千代翔馬 首投げ 豪栄道 60 説明する二所ノ関審判長
〔勝ち越しインタビューを受ける千代翔馬〕
20170717 09 317 千代翔馬 首投げ 豪栄道 75 千代翔馬勝ち越し

○ 宇良 6勝3敗 とったり ● 日馬富士 6勝3敗 (2.9秒)
 宇良、仕切り線後方で先に右手をつく。日馬富士、仕切り線後方で両手をサッとつく。宇良、素早く立ち、頭を下げる。日馬富士、頭から踏み込む。宇良、低く当たり、両手で相手の右腕を取って左へ回り、土俵際体を開いてとったり。日馬富士、土俵に落ちる。
〔宇良のとったり〕
20170717 09 318 宇良 とったり 日馬富士 35
20170717 09 318 宇良 とったり 日馬富士 42
〔やや呆然とした表情で勝ち名乗りを受ける宇良〕
20170717 09 318 宇良 とったり 日馬富士 60-3
〔殊勲インタビューで涙を見せる宇良〕
20170717 09 318 宇良 とったり 日馬富士 75 宇良 33
20170717 09 318 宇良 とったり 日馬富士 75 宇良 34

○ 白鵬 9勝0敗 叩き込み ● 輝 3勝6敗 (3.2秒)
 輝、左手をつく。白鵬、すぐに両手をサッとつく。輝、右手を出して頭から踏み込もうとする。白鵬、左から張り、やや左へ踏み出して右を差し、左上手に手を掛ける。輝、向き直って体を離す。白鵬、突き放す。輝、俵に詰まって膝が伸びる。白鵬、そこを叩く。輝、前にバッタリ落ちる。
20170717 09 319 白鵬 叩き込み 輝 40
〔白鵬、通算勝利数が歴代2位の千代の富士の記録に並ぶ〕
20170717 09 319 白鵬 叩き込み 輝 65 白鵬千代の富士の通算勝ち星に並ぶ

★来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」
1位:宇良、2位:嘉風、3位:石浦

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名古屋場所九日目・十両。(取組時間等)

名古屋場所九日目・十両について。
勝ちっ放しの朝乃山が、魁聖に寄り切られて初黒星。魁聖は6勝目。
1敗で追う豊山は、豊響戦。一度は相手に軍配が上がるも、「差し違え」で勝って勝ち越し。朝乃山と並んでトップに。
大奄美は、北太樹を寄り切って2敗を守る。竜電が敗れたため、2敗は大奄美のみに。
関取最年長の安美錦は、英乃海を寄り切って5勝4敗と白星先行。

カッコ内は取組時間です。
立合い不成立がない場合は、記載なし。不成立があった場合は、「待った1回」などと回数ともに表記。
物言いがない場合は、記載なし。物言いがついた場合は、「軍配通り」、「差し違え」、「取り直し」、「反則」と表記。

○ 阿炎 5勝4敗 寄り倒し ● 明生 4勝5敗 (5.8秒)
 阿炎、突っ張り、右上手を取って右に回り、上手を引きつけて寄り倒す。
20170717 09 201 阿炎 寄り倒し 明生 40

○ 大砂嵐 5勝4敗 上手出し投げ ● 誉富士 5勝4敗 (4.0秒)
 大砂嵐、右からかち上げ、両手で突き放す。誉富士、前に出る。大砂嵐、下がりながら左上手を取り、土俵際の出し投げで相手を倒す。
20170717 09 202 大砂嵐 上手出し投げ 誉富士 40

○ 千代鳳 4勝5敗 押し出し ● 翔猿 3勝6敗 (7.1秒)
 千代鳳、右を差す。翔猿、頭を下げて右から押っ付ける。千代鳳、前に出、左で突いていなし、向きなろうとする相手を押し出す。
20170717 09 203 千代鳳 押し出し 翔猿 40

● 里山 2勝7敗 寄り切り ○ 剣翔 4勝5敗 (22.1秒)
 剣翔、押しながら前に出る。里山、右を差し、左を巻き替えて両差しになるが、胸が合う体勢。剣翔、右足外掛けで脅かしながら前に出、寄り切る。
20170717 09 204 剣翔 寄り切り 里山 40

○ 山口 6勝3敗 寄り切り ● 力真 4勝5敗 (5.6秒)
 力真、両手突き。山口、左をのぞかせて左へ回り、右下手を取る。力真、叩きながら引く。山口、乗じて一気に前に出る。勝負後、山口、土俵下に飛び落ち、客席4列目まで走る。
20170717 09 205 山口 寄り切り 力真 40

○ 照強 4勝5敗 叩き込み ● 竜電 6勝3敗 (2.2秒)
 竜電、踏み込んで押すが、左足が流れる。照強、そこを叩き込む。
〔左足が流れた竜電〕
20170717 09 206 照強 叩き込み 竜電 30 左足が流れた竜電
〔照強の叩き込み〕
20170717 09 206 照強 叩き込み 竜電 40

○ 大奄美 7勝2敗 寄り切り ● 北太樹 4勝5敗 (4.3秒)
 北太樹、頭から踏み込み、左を差す。大奄美、左下手を取り、右を巻き替えて差し、右差し手を突きつけて一気に前に出、寄り切る。
20170717 09 207 大奄美 寄り切り 北太樹 40

○ 妙義龍 6勝3敗 押し出し ● 琴恵光 5勝4敗 (2.8秒)
 妙義龍、押しながら前に出、俵に詰まった相手を押し上げて俵の外に出す。
20170717 09 208 妙義龍 押し出し 琴恵光 40

○ 天風 3勝6敗 寄り切り ● 千代皇 2勝7敗 (24.9秒)
 千代皇、左を差し、右を巻き替えて両差しになる。天風、叩き、右上手を何度も探る。千代皇、左で突いていなし、押す。天風、左を差し、右で相手の差し手を抱えながら寄り切る。
20170717 09 209 天風 寄り切り 千代皇 40

○ 東龍 5勝4敗 寄り切り ● 旭大星 5勝4敗 (14.6秒)
 旭大星、左上手前廻しを狙うが取れず。東龍、右下手前廻しを取って前に出る。旭大星、右に回りながら廻しを切る。東龍、右下手を取り直し、深い左上手も取って捕まえ、寄り切る。
20170717 09 210 東龍 寄り切り 旭大星 40

○ 安美錦 5勝4敗 寄り切り ● 英乃海 2勝7敗 (8.1秒) 「待った1回」
 安美錦、立合いを嫌う。2度目、安美錦、右喉輪で押し上げ、右上手を取って右に回り、右を差し、左で相手の足を押さえながら寄り切る。
20170717 09 211 安美錦 寄り切り 英乃海 40

● 豊響 3勝6敗 突き落とし ○ 豊山 8勝1敗 (15.2秒) 「差し違え」
 豊響、踏み込む。豊山、左を差し、右も差そうとする。豊響、左差しで前に出る。豊山、土俵際、左から掬って体を入れ替える。豊響、前に出る。豊山、土俵際、左から掬う。豊響、土俵に落ち、豊山、俵の外に出る。軍配、豊響。「物言い」がつき、豊響が先に落ち、豊山の足が残っていると判断、「軍配差し違え」で豊山の勝ち。
20170717 09 212 豊山 突き落とし 豊響 42
〔説明する山科審判長〕
20170717 09 212 豊山 突き落とし 豊響 60 山科審判長(大錦)

● 青狼 2勝7敗 寄り切り ○ 旭秀鵬 3勝6敗 (7.6秒)
 青狼、右を差す。旭秀鵬、左上手を取り、右下手も取り、両廻しを引きつけて寄り切る。
20170717 09 213 旭秀鵬 寄り切り 青狼 40

○ 魁聖 6勝3敗 寄り切り ● 朝乃山 8勝1敗 (7.8秒)
 朝乃山、左上手前廻しを取る。魁聖、右下手、左上手を取り、両廻しを引きつけて前に出る。朝乃山、腰が伸びて俵を割る。
20170717 09 214 魁聖 寄り切り 朝乃山 45

★来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」
1位:安美錦、2位:豊山、3位:魁聖

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名古屋場所八日目・幕内。

名古屋場所八日目・幕内の取り組み。
横綱白鵬は、宇良と初対戦。上手は取れなかったが掬い投げで倒し、43回目の中日勝ち越し。同じく勝ちっ放しだった平幕の碧山に土がつき、単独トップに立つ。宇良は一瞬白鵬の足に手を掛ける場面もあったが、中に入れず3敗目。
横綱日馬富士は、初顔の輝と対戦。相手の突き放しに俵に詰まるが、廻しを取って捕まえ、下手出し投げで勝利。三日目から6連勝。
新大関高安は、千代翔馬を寄り倒して1敗を守る。
大関豪栄道は、高校の後輩で今場所1横綱2大関撃破の北勝富士と初対戦。両差しで一気に寄り切って5勝目。北勝富士は4敗目。
2大関を破った関脇玉鷲は、日馬富士を破った正代と対戦。自ら上手を取り、正代の掬い投げに倒れて4敗目。
新関脇御嶽海は、初日に照ノ富士を破った貴景勝と対戦。押し倒されて3敗に後退。
嘉風と琴奨菊が小結同士で対戦。琴奨菊が浴びせ倒しで勝って3勝目。初日から4連勝だった嘉風は4連敗。
小兵の石浦は、大きな逸ノ城と対戦。うまく動いて上手出し投げで勝ち、館内を沸かせた。
千代の国は、臥牙丸との激しい相撲を制し、額から血を流しながら勝ち名乗りを受けた。

幕内全取り組み内容は以下の通り。
カッコ内は取り組み時間です。
立合い不成立がない場合は、記載なし。不成立があった場合は、「待った1回」などと回数ともに表記。
物言いがない場合は、記載なし。物言いがついた場合は、「軍配通り」、「差し違え」、「取り直し」、「反則」と表記。

○ 宝富士 6勝2敗 送り出し ● 琴勇輝 2勝6敗 (11.0秒)
 宝富士、先に両手をつく。琴勇輝、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。宝富士、左肘を固めて胸で当たる。琴勇輝、両手を出して当たり、突き放しながら前に出る。宝富士、土俵際、左を差そうとする。琴勇輝、突き放し続けて前に出る。宝富士、土俵際を左へ回って体を入れ替える。琴勇輝、少し引く。宝富士、乗じて前に出、押す。琴勇輝、土俵際、後ろ向きになる。宝富士、背中を押す。琴勇輝、土俵下に落ちる。
20170716 08 301 宝富士 送り出し 琴勇輝 40

● 千代丸 4勝4敗 寄り切り ○ 豪風 5勝3敗 (90.8秒)
 千代丸、仕切り線後方で先に右手をつく。豪風、左手をつき、右手をサッとついて素早く立って踏み込む。千代丸、その場で見ながら立ち、右肘を固めて当たる。豪風、左肘を固めて当たり、左で相手の右手首を掴む。千代丸、相手の手を振りほどき、右喉輪で押し上げる。豪風、右から張る。両者、押し合う。豪風、左で二度張る。千代丸、両手で顎を押し上げる。豪風、下からあてがって下がらず。千代丸、引く。豪風、乗じて前に出、左で顎を押し上げる。千代丸、土俵際仰け反るが堪え、右に回りながら右を差す。豪風、左を巻き替えて差し、両差しになって両下手を取る。千代丸、外から抱える体勢になる。両者、止まる(約7秒間)。豪風、下手を離して左から掬おうとする。千代丸、堪える。豪風、再び両下手を持ち、両者、しばらく止まる(約64秒)。豪風、両下手を引きつけて前に出る。千代丸、上体が起きて俵を割る。
〔張られる千代丸〕
20170716 08 302 豪風 寄り切り 千代丸 17 張られる千代丸 09
〔豪風の寄り切り〕
20170716 08 302 豪風 寄り切り 千代丸 40

○ 千代の国 3勝5敗 押し出し ● 臥牙丸 2勝6敗 (18.8秒)
 臥牙丸、先に右手をつく。千代の国、仕切り線後方でサッと両手をついて素早く立ち、両手を出して頭から踏み込む。臥牙丸、頭から当たる。千代の国、突き放して体を離す。臥牙丸、前に出て両手で顔を押し上げる。千代の国、仰け反るが堪え、突き放しながら前に出る。臥牙丸、相手の頭を叩く。千代の国、落ちずに堪える。臥牙丸、突っ張りながら前に出る。千代の国、右前廻しに手を掛ける。臥牙丸、腰を引いて廻しを切る。千代の国、土俵際。両者、突き放し合う。千代の国、右で突いていなしながら右に回って体を入れ替える。臥牙丸、相手の頭を叩いて土俵際を左に回る。千代の国、堪えて突き放す。臥牙丸、土俵際突き返す。千代の国、一瞬右下手に手を掛け、押す。臥牙丸、俵の外に出る。
20170716 08 303 千代の国 押し出し 臥牙丸 35
〔千代の国、額から血を流しながら勝ち名乗り〕
20170716 08 303 千代の国 押し出し 臥牙丸 60 千代の国流血 01

● 錦木 5勝3敗 引き落とし ○ 大翔丸 4勝4敗 (2.4秒)
 錦木、先に手をつく。大翔丸、両手をサッとつく。錦木、胸で当たる。大翔丸、頭から当たり、左を差し、右を巻き替えに行く。錦木、乗じて前に出る。大翔丸、俵に両足を掛けて右から突く。錦木、右膝から横向きに土俵に落ちる。
20170716 08 304 大翔丸 突き落とし 錦木 40

○ 千代大龍 6勝2敗 突き落とし ● 荒鷲 5勝3敗 (1.3秒)
 荒鷲、先に手をつく。千代大龍、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。荒鷲、右肘を固めて踏み込む。千代大龍、右手を出し、左肘を固めて当たり、体を離す。荒鷲、前のめりになる。千代大龍、そこを右から突く。荒鷲、両足を宙に舞わせ、右肘から土俵に落ちる。
20170716 08 305 千代大龍 突き落とし 荒鷲 40

● 佐田の海 3勝5敗 上手投げ ○ 松鳳山 5勝3敗 (4.9秒)
 佐田の海、先に手をつく。松鳳山、両手をサッとつき、頭から踏み込む。佐田の海、頭から当たり、両差しを狙う。松鳳山、顎に向かって突き放す。佐田の海、下からあてがい、左で押っ付けながら前に出る。松鳳山、右差し手を抜いて上手を取り、右に回りながら上手投げを打ち、左で頭を押さえる。佐田の海、土俵に転がる。
20170716 08 306 松鳳山 上手投げ 佐田の海 37

○ 徳勝龍 3勝5敗 寄り切り ● 蒼国来 2勝6敗 (12.2秒)
 両者、ほぼ同時に手をサッとつく。蒼国来、左肘を固めてやや右へ踏み出す。徳勝龍、両手を出して頭から当たる。蒼国来、左を差し、右上手に手を伸ばす。徳勝龍、左を差し、腰を捻って相手に上手を与えず、右で差し手を抱えながら前に出る。蒼国来、土俵際を左へ回り、左半身になる。徳勝龍、左上手を取って前に出る。蒼国来、土俵際右から突く。徳勝龍、右上手を持って堪え、前に出る。蒼国来、俵を割る。
20170716 08 307 徳勝龍 寄り切り 蒼国来 35

○ 貴ノ岩 1勝7敗 上手出し投げ ● 隠岐の海 3勝5敗 (6.6秒) 「待った1回」
 隠岐の海、仕切り線後方で右手をつく。貴ノ岩、サッと両手をつき、右肘を固めて踏み込む。隠岐の海、その場で立つが、行司 木村晃之助が止める。2度目、隠岐の海、先に右手をつく。貴ノ岩、両手をサッとつく。隠岐の海、右肘を固めて踏み込み、右を差す。貴ノ岩、左上手に手を掛ける。隠岐の海、左に腰を捻って上手を与えず。貴ノ岩、右を差して下手を取る。隠岐の海、前に出ながら左上手を探るが取れず、左で押っ付け、機を見て左を巻き替えて差す。貴ノ岩、すぐに右に回りながら右上手出し投げ。隠岐の海、右膝から土俵に落ちる。
20170716 08 308 貴ノ岩 上手出し投げ 隠岐の海 40

● 逸ノ城 3勝5敗 上手出し投げ ○ 石浦 4勝4敗 (13.5秒)
 逸ノ城、先に両手をつく。石浦、仕切り線後方で右手をつき、左手をサッとついて素早く立ち、右手を出してやや左へ踏み出す。逸ノ城、右肘を固めて踏み込み、右を差す。石浦、左で押っ付け、体を開いて左で突く。逸ノ城、向き直る。石浦、両差しになって左に回り、深い左下手を取って右前廻しを取る。逸ノ城、右で差し手を抱え、左に腰を向けて相手の廻しを切る。石浦、再び左を差し込んで下手を取る。逸ノ城、肩越しの右上手を取る。石浦、すぐに腰を引いて上手を切る。逸ノ城、右を差す。石浦、頭をつけて左から絞る。逸ノ城、右を差し込もうとしながら前に出る。石浦、左上手を取り、土俵際左に回りながら右で頭を押さえて上手出し投げ。逸ノ城、俵の外に出る。
20170716 08 309 石浦 上手出し投げ 逸ノ城 40

● 碧山 7勝1敗 押し出し ○ 阿武咲 6勝2敗 (4.2秒)
 阿武咲、先に手をつく。碧山、腰を下ろし、手をサッとついて立つ。阿武咲、その場で立つ。碧山、両手突きから突っ張る。阿武咲、左上手を取る。碧山、右で押し上げて廻しを切り、右を差す。阿武咲、右筈で押しながら一気に前に出る。碧山、土俵際、俵の上で右から突こうとする。阿武咲、押す。碧山、土俵下に落ちる。
20170716 08 310 阿武咲 押し出し 碧山 40

○ 大栄翔 4勝4敗 小手投げ ● 栃煌山 5勝3敗 (7.6秒)
 大栄翔、先に両手をつく。栃煌山、腰を下ろし、仕切り線後方で両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。大栄翔、右手を出して頭から踏み込む。栃煌山、突き放して相手を起こす。大栄翔、突き放しながら前に出、右から突いていなす。栃煌山、向き直る。大栄翔、左喉輪で押し上げる。栃煌山、両差しになって前に出る。大栄翔、土俵際、左で頭を押さえながら右から小手投げ。栃煌山、土俵に裏返り、大栄翔、その上に転がる。
20170716 08 311 大栄翔 小手投げ 栃煌山 40

○ 栃ノ心 4勝4敗 寄り切り ● 勢 1勝7敗 (4.6秒)
 栃ノ心、先に手をつく。勢、仕切り線後方で両手をサッとつき、左肘を固めて踏み込む。栃ノ心、左へ変わりながら左上手を取る。勢、向き直って右を差す。栃ノ心、右下手前廻しも取り、両廻しを引きつけて前に出る。勢、俵に詰まり、右から掬おうとする。栃ノ心、左上手を離さず寄り切る。
20170716 08 312 栃ノ心 寄り切り 勢 40

● 嘉風 4勝4敗 浴びせ倒し ○ 琴奨菊 3勝5敗 (6.4秒)
 嘉風、先に両手をつく。琴奨菊、仕切り線後方で両手をサッとつく。その直前、嘉風、素早く立ち、右肘を固めて頭から踏み込む。琴奨菊、左肘を固めて当たり、左をねじ込む。嘉風、左下手を取る。琴奨菊、左差し手を返しながら前に出る。嘉風、深い右上手を取って両廻しになり、左に回る。琴奨菊、右で差し手を抱えながらどんどん前に出る。嘉風、右を巻き替えて両差しになるが、俵に詰まる。琴奨菊、両手で相手を押しながら体を預ける。嘉風、俵に右足を掛けながら背中から土俵に落ちる。琴奨菊、相手の上に乗る。
20170716 08 313 琴奨菊 浴びせ倒し 嘉風 37

● 玉鷲 4勝4敗 掬い投げ ○ 正代 3勝5敗 (4.0秒)
 正代、仕切り線後方で両手をつく。玉鷲、左手をつき、右手をサッとついて頭から踏み込む。正代、胸で当たって両差しになる。玉鷲、頭をつけ、深い右上手を取る。正代、左から掬いながら左に回り、土俵際、体を開いて掬い投げ。玉鷲、左肘から土俵に落ちる。
20170716 08 314 正代 掬い投げ 玉鷲 40

○ 貴景勝 2勝6敗 押し倒し ● 御嶽海 5勝3敗 (8.6秒)
 御嶽海、先に右手をつく。貴景勝、仕切り線後方で両手をサッとついて素早く立ち、両手を出して頭から踏み込む。御嶽海、上体を起こされる。貴景勝、突き放す。御嶽海、下から撥ね上げて前に出、右を差そうとする。貴景勝、左で押っ付けながら左へ回り、両手で突き放しながら前に出る。御嶽海、土俵際、右廻しを取る。貴景勝、右喉輪で押しながら前に出る。御嶽海、俵の上で右に開いて出し投げに行こうとするが、廻しが切れて俵の外に尻餅。
20170716 08 315 貴景勝 押し倒し 御嶽海 37

● 北勝富士 4勝4敗 寄り切り ○ 豪栄道 5勝3敗 (2.6秒)
 北勝富士、先に右手をつく。豪栄道、右手をつき、両者、左手をサッとついてほぼ同時に立つ。北勝富士、左手を出す。豪栄道、頭から踏み込んで当たり、両差しで一気に前に出る。北勝富士、左上手を取るが切れ、土俵際叩こうとするが土俵下に落ちる。
20170716 08 316 豪栄道 寄り切り 北勝富士 37

○ 高安 7勝1敗 寄り倒し ● 千代翔馬 3勝5敗 (15.1秒)
 高安、右手をつく。千代翔馬、左、右とサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。千代翔馬、頭から踏み込み、右上手を狙う。高安、右でかち上げて相手を起こす。千代翔馬、右上手は取れず、左下手を取る。高安、右で相手の左腕を極め気味に抱え、左下手を取り、右上手に手を伸ばす。千代翔馬、腰を捻って上手を与えず。両者、右上手に手を伸ばす。千代翔馬、右を巻き替えようとする。高安、乗じて一気に前に出る。千代翔馬、俵に詰まり、右から突き落とそうとするが、俵の外に倒れる。高安、その上に落ちる。
20170716 08 317 高安 寄り倒し 千代翔馬 40

○ 白鵬 8勝0敗 掬い投げ ● 宇良 5勝3敗 (7.6秒)
 宇良、仕切り線後方で先に手をつく。白鵬、右、左とサッと手をつき、相手の顔の前に右手を出す。宇良、低い体勢で踏み込む。白鵬、左に開き、左上手を狙うが取れず。宇良、向き直る。白鵬、突き放す。宇良、右足を俵に掛け、頭を下げて相手の足に手を掛ける。白鵬、頭を押さえながら少し下がり、右を差す。宇良、右下手を取って右に回る。白鵬、前に出ながら左上手を探るが取れず、左で相手の右腕を抱えて起こし、左上手を取る。宇良、俵に詰まり、腰を左に捻って上手を切ろうとする。白鵬、逆の右から掬う。宇良、左足が大きく上がり、俵の外に裏返し。白鵬、相手の上に乗る。
〔足を取ろうとする宇良〕
20170716 08 318 白鵬 掬い投げ 宇良 15 足を取ろうとする宇良
〔白鵬の掬い投げ〕
20170716 08 318 白鵬 掬い投げ 宇良 30-2
20170716 08 318 白鵬 掬い投げ 宇良 35-2
20170716 08 318 白鵬 掬い投げ 宇良 40-2

● 輝 3勝5敗 下手出し投げ ○ 日馬富士 6勝2敗 (9.9秒)
 輝、先に左手をつく。日馬富士、仕切り線後方で両手をサッとつく。輝、素早く立って右手を出す。日馬富士、頭から素早く踏み込んで当たり、左上手に手を伸ばす。輝、右喉輪で押し上げる。日馬富士、右で顔を押し上げ、左上手を探る。輝、突き放して前に出る。日馬富士、左から張って頭を下げる。輝、両手で突き放す。日馬富士、俵に詰まるが、頭から当たり、左上手前廻しを探る。輝、腰を引いて廻しを与えず。日馬富士、顔に向かって突っ張る。輝、両手で押し上げようとする。日馬富士、土俵際、ようやく左上手を取り、左に回りながら出し投げ。輝、上体を起こして向き直る。日馬富士、左で後ろ縦褌を取って左に回りながら出し投げ。輝、土俵中央に転がる。
20170716 08 319 日馬富士 下手出し投げ 輝 35
20170716 08 319 日馬富士 下手出し投げ 輝 42

★来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」
1位:貴景勝、2位:石浦、3位:阿武咲・千代の国

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名古屋場所八日目・十両。(取組時間等)

名古屋場所八日目・十両について。
初日から7連勝の朝乃山が、旭秀鵬を寄り切り、ただ一人中日勝ち越し。
ただ一人1敗で朝乃山を追う豊山は、魁聖を寄り切って7勝目。魁聖は3敗に後退。
天風は、英乃海に後ろにつかれながら、突き落としで逆転し、6連敗から2連勝。
照強は、大砂嵐の土俵際での上手投げに裏返りながら寄り倒し、館内を沸かせた。

カッコ内は取組時間です。
立合い不成立がない場合は、記載なし。不成立があった場合は、「待った1回」などと回数ともに表記。
物言いがない場合は、記載なし。物言いがついた場合は、「軍配通り」、「差し違え」、「取り直し」、「反則」と表記。

● 北太樹 4勝4敗 下手投げ ○ 里山 2勝6敗 (16.8秒)
 里山、左下手を取る。北太樹、右で極めるが、里山、堪えて下手投げで倒す。
20170716 08 201 里山 下手投げ 北太樹 40

● 大砂嵐 4勝4敗 寄り倒し ○ 照強 3勝5敗 (2.7秒)
 大砂嵐、両手突き。照強、その下から中に入り、一気に前に出る。大砂嵐、土俵際、左上手投げに行くが、照強、裏返りながらも寄り倒す。
20170716 08 202 照強 寄り倒し 大砂嵐 35
20170716 08 202 照強 寄り倒し 大砂嵐 40
20170716 08 202 照強 寄り倒し 大砂嵐 42

● 翔猿 3勝5敗 押し倒し ○ 明生 4勝4敗 (16.2秒)
 明生、左で相手の右腕を小手に巻いて振る。両者、頭をつけて押し合う。翔猿、右から突いていなす。両者、押し合い、翔猿度々いなすが、明生堪える。明生、押しながら前に出る。翔猿、土俵際叩こうとするが、明生、土俵下に吹っ飛ばす。
20170716 08 203 明生 押し倒し 翔猿 40

○ 千代鳳 3勝5敗 引き落とし ● 阿炎 4勝4敗 (3.0秒) 「待った1回」
 阿炎、突っ掛ける。2度目、阿炎、両手突きから突っ張るが、右足が滑って土俵に落ちる。
20170716 08 204 千代鳳 引き落とし 阿炎 35-2
20170716 08 204 千代鳳 引き落とし 阿炎 39-2

○ 力真 4勝4敗 寄り切り ● 剣翔 3勝5敗 (12.2秒) 「待った1回」
 剣翔、突っ掛ける。2度目、剣翔、右を差そうとする。力真、左上手を取って頭をつけて左に回り、右を差して一気に寄り切る。
20170716 08 205 力真 寄り切り 剣翔 40

● 誉富士 5勝3敗 寄り切り ○ 竜電 6勝2敗 (9.9秒)
 竜電、踏み込んで左を差す。誉富士、右で突きながら右に回り、押しながら前に出る。竜電、土俵際右上手を取り、中に戻って左下手を取る。誉富士、相手の下手を切る。竜電、上手を引きつけて寄り切る。
20170716 08 206 竜電 寄り切り 誉富士 37

● 山口 5勝3敗 寄り切り ○ 琴恵光 5勝3敗 (3.8秒)
 琴恵光、左を差す。山口、右上手に手を伸ばすが取れず、深い左上手を取って引く。琴恵光、前に出て寄り切る。両者、土俵下に落ちる。
20170716 08 207 琴恵光 寄り切り 山口 40

● 妙義龍 5勝3敗 押し出し ○ 大奄美 6勝2敗 (6.8秒)
 妙義龍、踏み込んで右を差す。大奄美、左上手を取り、引きつけて前に出、寄り切る。
20170716 08 208 大奄美 寄り切り 妙義龍 37

○ 東龍 4勝4敗 小手投げ ● 安美錦 4勝4敗 (10.8秒)
 東龍、右を差す。安美錦、突き放しながら前に出、両差しになる。東龍、右小手投げを連発して倒す。
20170716 08 209 東龍 小手投げ 安美錦 45

● 青狼 2勝6敗 突き落とし ○ 千代皇 2勝6敗 (0.8秒)
 青狼、頭から踏み込む。千代皇、左から突きながら左に開いて相手を落とす。
20170716 08 210 千代皇 突き落とし 青狼 40

● 豊響 3勝5敗 突き落とし ○ 旭大星 5勝3敗 (3.4秒)
 旭大星、左上手前廻しを取る。豊響、右手で廻しを切り、前に出る。旭大星、土俵際、右から突いて相手を落とし、その後、土俵下に落ちる。
20170716 08 211 旭大星 突き落とし 豊響 35
20170716 08 211 旭大星 突き落とし 豊響 40

○ 天風 2勝6敗 突き落とし ● 英乃海 2勝6敗 (6.1秒) 「待った1回」
 両者、なかなか手をつかず、木村銀治郎が仕切り直させる。2度目、天風、突き放し、押しながら前に出る。英乃海、下からあてがいながら回り込んで相手の後ろにつく。天風、向き直ろうとしながら右手で相手を突く形になる。英乃海、土俵に落ち、その後、天風、落ちる。
20170716 08 212 天風 突き落とし 英乃海 30
20170716 08 212 天風 突き落とし 英乃海 35
20170716 08 212 天風 突き落とし 英乃海 40

● 魁聖 5勝3敗 寄り切り ○ 豊山 7勝1敗 (7.9秒)
 魁聖、右を差す。豊山、突っ張り、両差しになり、左下手を取って寄る。魁聖、右から突き落としに行くが、俵を割る。
20170716 08 213 豊山 寄り切り 魁聖 40

○ 朝乃山 8勝0敗 寄り切り ● 旭秀鵬 2勝6敗 (2.9秒)
 朝乃山、右を差す。旭秀鵬、左上手を取る。朝乃山、相手の上手を切り、一気に寄り切る。
20170716 08 214 朝乃山 寄り切り 旭秀鵬 40

★来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」
1位:朝乃山、2位:豊山、3位:照強

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新序出世披露(2017年7月場所)

新序出世披露が行われ、5人の力士が披露されました。
20170716 08 070 新序出世披露 01
20170716 08 070 新序出世披露 02

①庄司(秋田・武蔵川)埼玉大学相撲部出身。190cm。
20170716 08 070 新序出世披露 21 庄司(秋田・武蔵川)

②虎来欧(ブルガリア・鳴戸)ブルガリアではレスリングをしていた。
20170716 08 070 新序出世披露 22 虎来欧(ブルガリア・鳴戸)

③隅田川(東京・鳴戸)千葉商科大学付属高校柔道部出身。
20170716 08 070 新序出世披露 23 隅田川(東京・鳴戸)

④若野口(埼玉・田子ノ浦)。相撲未経験。父の弟が元力士。
20170716 08 070 新序出世披露 24 若野口(埼玉・田子ノ浦)

⑤高木(千葉・朝日山)テレビ番組制作会社でアシスタントディレクターを務めていた。相撲未経験。
20170716 08 070 新序出世披露 25 高木(千葉・朝日山)

よろける隅田川。
20170716 08 070 新序出世披露 31 よろける隅田川 03
20170716 08 070 新序出世披露 31 よろける隅田川 05

柝を打つ 呼出し 鶴太郎。
20170716 08 070 新序出世披露 41 呼出し 鶴太郎

行司 木村宗一郎。
20170716 08 070 新序出世披露 43 行司 木村宗一郎

立ち上がる5人の出世力士。
20170716 08 070 新序出世披露 45

新序出世力士と再出世力士一覧。
20170716 08 070 新序出世披露力士一覧

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名古屋場所七日目・幕内。

名古屋場所七日目・幕内の取り組み。
横綱白鵬は、勢を突き落とし、初日から7連勝。平幕の碧山と二人で並走。勢は6敗目。
横綱日馬富士は、小結琴奨菊と対戦。足が伸びた低い体勢で俵に詰まったものの、そこから首投げで逆転。三日目から5連勝。琴奨菊は5敗目。
新大関高安は、正代を力強く突き倒して二日目から6連勝。1敗はただ一人となる。
大関豪栄道は、初顔の貴景勝を叩き込んで4勝目。貴景勝は6敗目。
新関脇御嶽海は、三役初挑戦の宇良と対戦。よく見て押し倒し、5勝目。宇良は2敗に後退。
関脇玉鷲は、今場所1横綱1大関を破った栃ノ心に寄り切られて3敗目。
1横綱1大関を破って好調の小結嘉風は、今場所1横綱2大関を破った北勝富士に突き落とされて3敗目。
小兵の石浦が、栃煌山の中に入って巧い下手投げを見せ、館内を沸かせた。

幕内全取り組み内容は以下の通り。
カッコ内は取り組み時間です。
立合い不成立がない場合は、記載なし。不成立があった場合は、「待った1回」などと回数ともに表記。
物言いがない場合は、記載なし。物言いがついた場合は、「軍配通り」、「差し違え」、「取り直し」、「反則」と表記。

○ 宝富士 5勝2敗 送り出し ● 蒼国来 2勝5敗 (14.7秒)
 宝富士、先に両手をつく。蒼国来、仕切り線後方でサッと手をつき、やや右に踏み出して頭から当たる。宝富士、左肘を固めて当たる。蒼国来、左を差し、右も差そうとする。宝富士、外から押っ付ける。蒼国来、前に出る。宝富士、土俵際、右に開いて回る。蒼国来、向き直って押し、右を差す。宝富士、左で相手の差し手を抱えて下がり、土俵際を左へ回る。蒼国来、右差しで前に出る。宝富士、左から突き、左で後ろ廻しを取って寄り、体を開いて土俵内へ上手投げ。蒼国来、前に泳いで土俵際を左へ回る。宝富士、後ろから押す。蒼国来、回り切れずに俵の外に出る。
20170715 07 301 宝富士 送り出し 蒼国来 37

○ 臥牙丸 2勝5敗 押し出し ● 豪風 4勝3敗 (3.8秒)
 臥牙丸、先に右手をつく。豪風、仕切り線後方で左手をつき、右手をサッと動かして素早く立ち、頭から踏み込む。臥牙丸、右手を出して頭から当たる。豪風、左押っ付けで突く。臥牙丸、向き直って突き放しながら前に出る。豪風、俵に詰まって仰け反る。臥牙丸、押す。豪風、土俵下に飛び落ちる。
20170715 07 302 臥牙丸 押し出し 豪風 40

○ 荒鷲 5勝2敗 押し出し ● 千代丸 4勝3敗 (8.4秒)
 荒鷲、先に手をつく。千代丸、仕切り線後方でサッと両手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。荒鷲、右肘を固める。千代丸、両手で相手の肩を押さえる。荒鷲、左上手に手を掛ける。千代丸、突き放して廻しを切るが、俵に詰まる。荒鷲、再び左上手を狙う。千代丸、左に回りながら突き放し、体を離す。荒鷲、左下手に手を掛ける。千代丸、突き放す。荒鷲、再び左下手に手を掛ける。千代丸、突き放す。荒鷲、前に出て押す。千代丸、上体が起きて俵を割る。
20170715 07 303 荒鷲 押し出し 千代丸 40

○ 千代の国 2勝5敗 押し出し ● 錦木 5勝2敗 (11.0秒)
 千代の国、仕切り線後方で先に手をつく。錦木、左、右と手をつく。千代の国、素早く立って頭から踏み込む。錦木、左を差す。千代の国、引いて体を離し、突き上げる。錦木、乗じて前に出る。千代の国、土俵際両差しになって前に出る。錦木、左小手投げを打って体を離す。千代の国、右で後ろ廻しを取って左で首を巻き、上手投げで振り回す。錦木、左下手を持って堪え、右前廻しに手を掛ける。千代の国、更に上手投げで力強く振り回し、相手を土俵際において突き放す。錦木、俵の外に出る。
〔上手投げで振り回す千代の国〕
20170715 07 304 千代の国 押し出し 錦木 30 上手投げで振り回す
〔千代の国の押し出し〕
20170715 07 304 千代の国 押し出し 錦木 40

○ 琴勇輝 2勝5敗 押し出し ● 松鳳山 4勝3敗 (8.9秒)
 松鳳山、右、左とサッと手をつく。琴勇輝、仕切り線後方でサッと手をつく。松鳳山、左肘を固める。琴勇輝、両手突きで相手を起こす。松鳳山、突き放しながら前に出る。琴勇輝、土俵際から突っ張り返しながら前に出る。松鳳山、土俵際、喉輪にあてがいながら右に回る。琴勇輝、向き直り、両手で突き放しながら前に出る。松鳳山、俵に詰まって仰け反る。琴勇輝、胸に向かって押し上げる。松鳳山、土俵下に落ちる。
20170715 07 305 琴勇輝 押し出し 松鳳山 40

○ 千代大龍 5勝2敗 押し出し ● 佐田の海 3勝4敗 (3.3秒)
 佐田の海、先に右手をつく。千代大龍、仕切り線後方でサッと手をつく。佐田の海、素早く立ち、両腕を下げて踏み込み、右廻しを探る。千代大龍、両手で突き放す。佐田の海、体が離れる。千代大龍、突っ張りながら前に出る。佐田の海、下からあてがうが俵に詰まる。千代大龍、胸を押す。佐田の海、土俵下に吹っ飛ぶ。
20170715 07 306 千代大龍 押し出し 佐田の海 35

● 大翔丸 3勝4敗 押し出し ○ 隠岐の海 3勝4敗 (5.1秒)
 隠岐の海、先に右手をつく。大翔丸、両手をサッとつく。隠岐の海、素早く立ち、右肘を固める。大翔丸、左に踏み出して頭から当たり、左押っ付けで突く。隠岐の海、向き直る。大翔丸、左を差して肩透かし気味に左へ回る。隠岐の海、押しながら前に出る。大翔丸、引いて体を離そうとする。隠岐の海、乗じて前に出、土俵際の相手を押す。大翔丸、土俵下に落ちる。
20170715 07 307 隠岐の海 押し出し 大翔丸 40

● 貴ノ岩 0勝7敗 叩き込み ○ 徳勝龍 2勝5敗 (8.6秒)
 貴ノ岩、両手をつく。徳勝龍、すぐに両手をサッとついて素早く立ち、左肘を固めて頭から踏み込む。貴ノ岩、右手で相手の左腕を押さえて低く当たる。徳勝龍、右で差し手を抱えて前に出る。貴ノ岩、左差しで俵に詰まるが、右上手前廻しを取って前に出る。徳勝龍、土俵際相手の廻しを切る。貴ノ岩、左下手に手を掛ける。徳勝龍、右を巻き替えて差そうとする。貴ノ岩、頭を下げて左で押っ付ける。徳勝龍、そこを叩きながら下がる。貴ノ岩、土俵にバッタリ落ちる。
20170715 07 308 徳勝龍 叩き込み 貴ノ岩 37

● 逸ノ城 3勝4敗 押し出し ○ 碧山 7勝0敗 (6.1秒)
 逸ノ城、仕切り線後方で先に両手をつく。碧山、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。逸ノ城、左から張り、右肘を固める。碧山、頭から踏み込んで当たり、突っ張る。逸ノ城、左で相手に右腕を抱え、右を差し込む。碧山、左上手を探るが取れず、右差しで前に出る。逸ノ城、左上手を取るが俵に詰まる。碧山、腰を下ろして上手を切る。逸ノ城、右から掬う。碧山、左腕を内に回し、土俵際の相手を押す。逸ノ城、土俵下に倒れ込む。
20170715 07 309 碧山 押し出し 逸ノ城 40
20170715 07 309 碧山 押し出し 逸ノ城 43

○ 石浦 3勝4敗 下手投げ ● 栃煌山 5勝2敗 (3.3秒)
 石浦、仕切り線後方で先に両手をつく。栃煌山、両足をじりっとすり、仕切り線後方で両手をサッとつき、右から張る。石浦、頭を下げて張り手をかわしながら中に入り、左で後ろ廻し、右で前廻しを取り、一気に前に出る。栃煌山、肩越しの右上手を取るが俵に詰まる。石浦、右で相手の右膝を押さえながら、土俵内へ左下手投げ。栃煌山、土俵に転がる。石浦、その上に乗るように転がる。
20170715 07 310 石浦 下手投げ 栃煌山 40

● 千代翔馬 3勝4敗 叩き込み ○ 大栄翔 3勝4敗 (3.8秒)
 大栄翔、仕切り線後方で先に両手をつく。千代翔馬、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。大栄翔、右手を出す。千代翔馬、右手で肩を押さえながら頭から当たり、突き放す。大栄翔、突っ張り、叩いて右に開く。千代翔馬、向き直ろうとするが、前のめりになって土俵に手をつく。
20170715 07 311 大栄翔 叩き込み 千代翔馬 40

● 阿武咲 5勝2敗 上手投げ ○ 輝 3勝4敗 (3.3秒)
 阿武咲、先に両手をつく。輝、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。輝、右手を出して頭から踏み込む。阿武咲、右手で相手の肩を押さえ、左前廻しを取る。輝、右喉輪で押し、左をのぞかせる。阿武咲、右で押っ付けながら前に出る。輝、左差し手を抜き、左上手を取って体を開きながら投げ捨てる。阿武咲、体が飛んで俵の外に両手をつく。
20170715 07 312 輝 上手投げ 阿武咲 37

● 嘉風 4勝3敗 突き落とし ○ 北勝富士 4勝3敗 (6.1秒)
 嘉風、先に両手をつく。北勝富士、右手をつき、左手をサッとついて立ち、頭から踏み込む。嘉風、頭から低く当たり、左前廻しを探る。北勝富士、右で押っ付け、左喉輪で相手を起こし、押し上げる。嘉風、右で喉輪にあてがい、前に出る。北勝富士、土俵際を右に回りながら右で突く。嘉風、体が裏返り、北勝富士、俵の上で残す。両者、土俵下に落ちる。
20170715 07 313 北勝富士 突き落とし 嘉風 40

● 宇良 5勝2敗 押し倒し ○ 御嶽海 5勝2敗 (7.6秒)
 宇良、仕切り線後方で先に両手をつく。御嶽海、右、左とサッと手をついて素早く立つ。宇良、頭を下げてやや左へ踏み出す。御嶽海、左肘を固めて当たり、左をのぞかせ、突き放す。宇良、押し上げながら前に出る。御嶽海、右から突いていなし、前に出る。宇良、少し泳ぎ、右足を俵に掛けて向き直り、左で相手の右太ももに手を掛ける。御嶽海、押す。宇良、土俵際を左へ回る。御嶽海、逃さずついて行く。宇良、しゃがむ体勢になる。御嶽海、そこを更に押す。宇良、俵の外に倒れる。
20170715 07 314 宇良 押し倒し 御嶽海 40
20170715 07 314 宇良 押し倒し 御嶽海 42

● 玉鷲 4勝3敗 寄り切り ○ 栃ノ心 3勝4敗 (11.9秒)
 栃ノ心、先に両手をつく。玉鷲、両手をつく。栃ノ心、素早く立ち、右肘を固めて踏み込む。玉鷲、遅れてその場で立って頭から当たり、右喉輪で押し上げる。栃ノ心、喉輪を外し、左上手に手を伸ばす。玉鷲、腰を引いて廻しを与えず、突き放し、叩き、左に回って再び突っ張る。栃ノ心、突っ張り返す。玉鷲、下から押し上げて前に出る。栃ノ心、俵に両足を掛けて堪え、相手の右側について両下手を取り、体を入れ替えて寄る。玉鷲、俵の外に出る。
〔両差しで体を入れ替えようとする栃ノ心〕
20170715 07 315 栃ノ心 寄り切り 玉鷲 30
〔栃ノ心の寄り切り〕
20170715 07 315 栃ノ心 寄り切り 玉鷲 40

○ 高安 6勝1敗 突き倒し ● 正代 2勝5敗 (4.0秒)
 正代、仕切り線後方で先に両手をつく。高安、仕切り線後方でサッと手をついて素早く立ち、両肘を固めて胸から踏み込む。正代、胸で当たるが、相手の当たりに弾かれて少し下がる。高安、顎に向かって突っ張りながら前に出る。正代、下からあてがうが俵に詰まる。高安、突き放す。正代、俵の外に膝をつき、尻から土俵下に落ちる。
20170715 07 316 高安 突き倒し 正代 42

● 貴景勝 1勝6敗 叩き込み ○ 豪栄道 4勝3敗 (2.2秒)
 貴景勝、先に両手をつく。豪栄道、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。貴景勝、右手を出して頭から踏み込む。豪栄道、左肘を固めて踏み込み、左上手に手を伸ばす。貴景勝、腰を引いて廻しを与えず。豪栄道、叩きながら左に回る。貴景勝、前のめりになって土俵に這う。
20170715 07 317 豪栄道 叩き込み 貴景勝 40

● 琴奨菊 2勝5敗 首投げ ○ 日馬富士 5勝2敗 (8.7秒)
 琴奨菊、仕切り線後方で左手をつく。日馬富士、すぐに仕切り線後方で両手をサッとつく。琴奨菊、その直前、素早く立って頭から踏み込もうとする。日馬富士、左から張る。琴奨菊、右で相手の左腕を引っ張り込む。日馬富士、深い左下手を取り、下手投げで相手を土俵際にする。琴奨菊、左足を俵に掛けて残し、左差し手を返し、右で差し手を抱えながら前に出る。日馬富士、足が流れて体が伸びた低い体勢で俵に詰まるが、体勢を立て直し、右で首を巻いて体を入れ替えながらの首投げ。琴奨菊、右で相手の左足を持って堪えようとするが、俵の外に転がる。日馬富士、その上に乗る。
〔俵に詰まる日馬富士〕
20170715 07 318 日馬富士 首投げ 琴奨菊 30-1
〔日馬富士の首投げ〕
20170715 07 318 日馬富士 首投げ 琴奨菊 38

○ 白鵬 7勝0敗 突き落とし ● 勢 1勝6敗 (2.1秒) 「待った1回」
 勢、先に右手をつく。白鵬、腰を下ろすのを止め、仕切り直し。2度目、勢、先に右手をつく。白鵬、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。勢、左肘を固めて右肩から踏み込む。白鵬、右手を出して左へ踏み出す。勢、右差しで前に出る。白鵬、土俵際左で突きながら右で頭を押さえる。勢、土俵に落ちて転がる。
20170715 07 319 白鵬 突き落とし 勢 37

★来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」
1位:石浦、2位:御嶽海、3位:日馬富士・北勝富士

《2017年名古屋場所取組内容・目次へ》

名古屋場所七日目・十両。(取組時間等)

名古屋場所七日目・十両について。
ただ一人初日から6連勝の朝乃山は、豊響戦。一度は相手に軍配が上がるも、「取り直し」の末に勝利。7連勝。
ただ1人1敗の豊山は、旭秀鵬を押し出して6勝目。1敗を守る。
東十両筆頭の魁聖と関取最年長の安美錦が4勝同士で対戦。魁聖が押し出しで勝利。
初日から6連敗だった天風は、照強を寄り倒して初日を出す。
新十両の翔猿は、誉富士戦。一度は軍配をもらうも、「取り直し」の末、押し出されて黒星。誉富士は5勝目。

カッコ内は取組時間です。
立合い不成立がない場合は、記載なし。不成立があった場合は、「待った1回」などと回数ともに表記。
物言いがない場合は、記載なし。物言いがついた場合は、「軍配通り」、「差し違え」、「取り直し」、「反則」と表記。

● 北太樹 4勝3敗 寄り切り ○ 明生 3勝4敗 (6.0秒)
 明生、左を深く差し、下手投げで振って寄り切る。
20170715 07 201 明生 寄り切り 北太樹 40

○ 大砂嵐 4勝3敗 押し倒し ● 阿炎 4勝3敗 (6.9秒)
 大砂嵐、両手突きに行く。阿炎、相手に手を叩いて右に変わる。大砂嵐、前に泳ぐが向き直る。阿炎、押しながら前に出る。大砂嵐、土俵際、両差しになって前に出る。阿炎、右上手を取るが俵に詰まって後ろに倒れる。
20170715 07 202 大砂嵐 押し倒し 阿炎 40

● 翔猿 3勝4敗 押し出し ○ 誉富士 5勝2敗 (2.9秒) 「取り直し」
 両者、押し合う。誉富士、右から突いていなし、押しながら前に出る。翔猿、土俵際回り込んで残し、突っ張って前に出る。両者、押し合う。誉富士、突っ張りながら前に出る。翔猿、土俵際、左から突く。誉富士、土俵に落ち、翔猿、俵の外に尻餅。軍配、翔猿。物言いがつき、同体取り直しに。(19.5秒)
20170715 07 203 01 翔猿ー誉富士 40-1
20170715 07 203 01 翔猿ー誉富士 40
<取り直しの相撲>誉富士、やや左にずれ、左押っ付けから押しながら一気に前に出、押し出す。(2.9秒)
20170715 07 203 02 誉富士 押し出し 翔猿 40

○ 山口 5勝2敗 上手投げ ● 里山 1勝6敗 (36.2秒)
 里山、低く当たる。山口、右肘でかち上げて相手を入れず。里山、前に出る。山口、土俵際左へ回りながら左上手を狙うが取れず、左で押し上げながら右上手を取る。里山、頭をつけて廻しを探り、深い左下手を取る。山口、右手を相手の廻しの中に入れて掴み、豪快な上手投げで相手を裏返す。
20170715 07 204 山口 上手投げ 里山 30
20170715 07 204 山口 上手投げ 里山 35
20170715 07 204 山口 上手投げ 里山 40
20170715 07 204 山口 上手投げ 里山 45

● 力真 3勝4敗 寄り切り ○ 竜電 5勝2敗 (3.7秒)
 力真、頭をつける。竜電、両差しで前に出て寄り切る。
20170715 07 205 竜電 寄り切り 力真 40

○ 大奄美 5勝2敗 突き落とし ● 千代鳳 2勝5敗 (5.2秒)
 千代鳳、左肘を固めて踏み込む。大奄美、右から張り、左を差そうとするがならず、左押っ付けで前に出、左で突く。千代鳳、土俵に両手をつく。
20170715 07 206 大奄美 突き落とし 千代鳳 40

● 剣翔 3勝4敗 寄り倒し ○ 琴恵光 4勝3敗 (7.2秒)
 琴恵光、左を差す。剣翔、右を巻き替えて差し、肩越しの左上手を取る。琴恵光、左で差し手争いをしながら前に出る。剣翔、土俵際、左上手投げに行く。琴恵光、右下手を持って寄り倒す。
20170715 07 207 琴恵光 寄り倒し 剣翔 40

○ 天風 1勝6敗 寄り倒し ● 照強 2勝5敗 (12.3秒)
 天風、踏み込んでくる相手を叩き、捕まえようとするがならず、押しながら前に出る。照強、俵に詰まる。天風、寄る。照強、仰け反って後ろ向きに倒れ、天風、覆いかぶさって体重をかけないよう手をつく。
20170715 07 208 天風 寄り倒し 照強 40

○ 妙義龍 5勝2敗 上手投げ ● 千代皇 1勝6敗 (1.5秒)
 妙義龍、左へ動き、左から突き落とす。
20170715 07 209 妙義龍 突き落とし 千代皇 40

● 東龍 3勝4敗 寄り切り ○ 青狼 2勝5敗 (10.9秒)
 青狼、左上手を取って右差し手を返し、左上手で振り、右下手も取って寄り切る。
20170715 07 210 青狼 寄り切り 東龍 40

○ 旭大星 4勝3敗 押し出し ● 英乃海 2勝5敗 (8.5秒)
 英乃海、前に出る。旭大星、左上手前廻しを取り、出し投げで崩して押し出す。
20170715 07 211 旭大星 押し出し 英乃海 40

● 豊響 3勝4敗 上手投げ ○ 朝乃山 7勝0敗 (4.3秒) 「取り直し」
 豊響、左で相手の差し手を極め、右喉輪で押し上げる。朝乃山、右腕を抜く。豊響、押す。朝乃山、土俵際体勢を崩し、豊響、俵の外に両手をつき、朝乃山、土俵に尻餅。軍配、豊響。「物言い」がつき、同体取り直しに。(6.2秒)
20170715 07 212 01 豊響-朝乃山 40
〔説明する藤島審判長〕
20170715 07 212 01 豊響-朝乃山 60
<取り直しの相撲>豊響、右を差す。朝乃山、右を差し、左押っ付けから上手を取り、上手投げで豪快に裏返す。(4.3秒)
20170715 07 212 02 朝乃山 上手投げ 豊響 40

○ 豊山 6勝1敗 押し出し ● 旭秀鵬 2勝5敗 (2.5秒)
 豊山、両手突きから右喉輪で押す。旭秀鵬、叩いて下がる。豊山、乗じて押し出す。
20170715 07 213 豊山 押し出し 旭秀鵬 40

○ 魁聖 5勝2敗 押し出し ● 安美錦 4勝3敗 (2.5秒)
 安美錦、左に変わって左上手を取り、更に左に回る。魁聖、右差しで前に出る。安美錦、土俵下に落ちる。
20170715 07 214 魁聖 寄り切り 安美錦 40
〔安美錦を引き上げる魁聖〕
20170715 07 214 魁聖 寄り切り 安美錦 55 安美錦の手を取る 01

★来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」
1位:朝乃山、2位:豊山、3位:竜電

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名古屋場所六日目・幕内。

名古屋場所六日目・幕内の取り組み。
横綱白鵬は、初顔の北勝富士を送り出し、初日から6連勝。
横綱日馬富士は、勢を押し出して三日目から4連勝。
横綱稀勢の里は、五日目の取組で左足首を痛め、今日から休場。大関照ノ富士も左膝の負傷のため、休場。幕内は2横綱1大関を含む4人が休場に。
新大関高安は、栃ノ心との1分35秒の相撲の末、寄り切りで勝って5勝目。
大関豪栄道は、関脇玉鷲に突き落とされて3勝3敗に。玉鷲は4勝目。
今場所1横綱を倒した関脇御嶽海は、1横綱1大関を破って好調の小結嘉風と対戦。寄り切りで勝って4勝目。嘉風は連敗で4勝2敗に。
宇良は、幕下時代から6回対戦して一度も勝っていない貴景勝と対戦。引き落としで初めて勝ち、5勝目。
碧山は、貴ノ岩を叩き込んで初日から6連勝。ただ一人、白鵬と並走。

幕内全取り組み内容は以下の通り。
カッコ内は取り組み時間です。
立合い不成立がない場合は、記載なし。不成立があった場合は、「待った1回」などと回数ともに表記。
物言いがない場合は、記載なし。物言いがついた場合は、「軍配通り」、「差し違え」、「取り直し」、「反則」と表記。

● 佐田の海 3勝3敗 下手出し投げ ○ 錦木 5勝1敗 (10.5秒) 「待った1回」
 佐田の海、先に右手をつく。錦木、両手をつく。佐田の海、素早く立つ。錦木、遅れてその場で頭から当たるが、行司 木村 秋治郎が止める。2度目、佐田の海、先に右手をつく。錦木、両手をつく。佐田の海、素早くぴょんと立つ。錦木、頭から低く当たる。佐田の海、両差しになる。錦木、左押っ付けで押し上げる。佐田の海、左を深く差して差し手を返し、右差し手を抜いて右から絞る。錦木、左半身で左下手を取る。佐田の海、頭をつけて左下手を取る。錦木、機を見て、手前に左下手出し投げ。佐田の海、土俵に転がる。
20170714 06 301 錦木 下手出し投げ 佐田の海 40

○ 宝富士 4勝2敗 押し出し ● 千代丸 4勝2敗 (7.3秒)
 宝富士、先に両手をつく。千代丸、仕切り線後方で両手をサッとつく。宝富士、左肘を固めて踏み込む。千代丸、両手突きから左喉輪で押し上げ、顎に向かって突っ張る。宝富士、下からあてがいながら左に回り、左を差そうとする。千代丸、向き直って差させず、叩きながら少し右に回る。宝富士、押しながら前に出る。千代丸、上体が起きて俵を割る。
20170714 06 302 宝富士 押し出し 千代丸 40 胸を押し上げると顎肉も上がります

● 臥牙丸 1勝5敗 掬い投げ ○ 蒼国来 2勝4敗 (3.6秒) 「待った1回」
 臥牙丸、先に手をつく。蒼国来、左手をサッとついて素早く立ち、叩きながら左へ変わる。臥牙丸、向き直ろうとするが土俵に左手をつく。しかし、蒼国来の手つき不十分で行司 木村元基が止める。2度目、臥牙丸、先に手をつく。蒼国来、左手をつき、右手をサッとついて素早く立ち、やや右に踏み出し、右から張って右に動く。臥牙丸、向き直って頭から当たる。蒼国来、左を差して差し手を返す。臥牙丸、左下手に手を掛け、肩越しの右上手に手を伸ばす。蒼国来、左に回りながら掬い投げ。臥牙丸、土俵に裏返って転がる。
20170714 06 303 蒼国来 掬い投げ 臥牙丸 40

○ 荒鷲 4勝2敗 寄り切り ● 琴勇輝 1勝5敗 (4.9秒)
 荒鷲、先に右手をつく。琴勇輝、仕切り線後方で両手をサッとついて立つ。荒鷲、右肘を固めて踏み込む。琴勇輝、両手突き。荒鷲、左上手を取り、右前廻しも取って前に出る。琴勇輝、右で押っ付け、左肘で相手の顎を押し上げ、廻しを切ろうとする。荒鷲、両廻しを離さず一気に前に出る。琴勇輝、俵を割る。
20170714 06 304 荒鷲 寄り切り 琴勇輝 40

● 千代の国 1勝5敗 押し出し ○ 豪風 4勝2敗 (2.6秒)
 千代の国、先に両手をつく。豪風、仕切り線後方でサッと手をつく。両者、ほぼ同時に立ち、頭で当たり合う。千代の国、相手の当たりでやや下がる。豪風、突き放しながら前に出る。千代の国、俵の外に出る。
20170714 06 305 豪風 押し出し 千代の国 40

● 大翔丸 3勝3敗 押し出し ○ 松鳳山 4勝2敗 (11.4秒)
 大翔丸、先に両手をつく。松鳳山、手をサッとつき、右から張って左肘を固める。大翔丸、頭から当たる。松鳳山、左を差して右に回る。大翔丸、右で押っ付け、左を差すが、差し手を抜いて右から突く。両者、体が離れる。松鳳山、右から張り、左を差そうとしながら前に出る。大翔丸、俵の上で叩いていなす。松鳳山、前のめりになって俵に詰まるが、向き直って俵伝いに右へ回る。大翔丸、前に出て押す。松鳳山、右前廻しを取るが切れ、左をのぞかせて堪える。大翔丸、右で手前に突く。松鳳山、前のめりになるが堪え、右から張る。大翔丸、大きく引いて叩く。松鳳山、乗じて前に出、押す。大翔丸、俵の外に出る。
20170714 06 306 松鳳山 押し出し 大翔丸 40

● 徳勝龍 1勝5敗 寄り切り ○ 千代大龍 4勝2敗 (1.8秒)
 徳勝龍、先に右手をつく。千代大龍、仕切り線後方で両手をサッとつく。徳勝龍、素早く立つ。千代大龍、左肘を固めて踏み込む。徳勝龍、右に変わって右上手を狙う。千代大龍、左差しで前に出る。徳勝龍、俵を割る。
20170714 06 307 千代大龍 寄り切り 徳勝龍 40-1

○ 隠岐の海 2勝4敗 押し出し ● 石浦 2勝4敗 (5.2秒) 「待った2回」、「差し違え」
 隠岐の海、先に右手をつくがその手を戻す。石浦、右手をつく。隠岐の海、両手をサッとついて突っ掛ける。2度目、石浦、右手をつく。隠岐の海、右手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。隠岐の海、右肘でかち上げる。しかし、隠岐の海の手つき不十分か、行司 木村寿之介が止める。3度目、隠岐の海、先に右手をつく。石浦、右手をつき、左手をサッとついて立つ。隠岐の海、左手をサッとつく。石浦、右手を出して頭から低く踏み込む。隠岐の海、その場で当たりを受け、左を差す。石浦、左筈で脇を押し上げ、右から絞る。隠岐の海、突っ張り、突き放して前に出る。石浦、土俵際、叩いて俵の上で右に開く。両者、土俵下に落ちる。軍配、石浦。「物言い」がつき、石浦の踵が先に出ているとして「軍配差し違え」で隠岐の海の勝ちとなる。
20170714 06 308 隠岐の海 押し出し 石浦 40
〔説明する藤島審判長〕
20170714 06 308 隠岐の海 押し出し 石浦 60 説明する藤島審判長 03

● 貴ノ岩 0勝6敗 叩き込み ○ 碧山 6勝0敗 (4.0秒)
 碧山、先に右手をつく。貴ノ岩、両手をサッとつく。碧山、右から張ろうとする。貴ノ岩、その場で立ち、相手の手を叩こうとしながら右に開く。碧山、向き直り、突っ張りながら前に出、叩く。貴ノ岩、土俵に落ちる。
20170714 06 309 碧山 叩き込み 貴ノ岩 40

● 大栄翔 2勝4敗 突き落とし ○ 阿武咲 5勝1敗 (2.1秒)
 阿武咲、先に手をつく。大栄翔、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。阿武咲、右手を出して頭から踏み込む。大栄翔、右喉輪で相手を起こす。阿武咲、左から突いて相手の喉輪を外し、体を離す。大栄翔、前のめりになる。阿武咲、そこを左から突く。大栄翔、土俵に落ちる。
20170714 06 310 阿武咲 突き落とし 大栄翔 35

○ 千代翔馬 3勝3敗 上手投げ ● 逸ノ城 3勝3敗 (24.9秒)
 逸ノ城、先に両手をつく。千代翔馬、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。千代翔馬、右手を出して頭から踏み込む。逸ノ城、右肘を固めて当たる。千代翔馬、突っ張り、叩きながら左へ回る。逸ノ城、向き直る。千代翔馬、突っ張る。逸ノ城、下からあてがって下がらず。千代翔馬、頭をつけて左で押っ付ける。逸ノ城、右差し手を抜いて右で相手の左腕を引っ張り込もうとする。千代翔馬、下がり、土俵際、右に回りながら右上手に手を伸ばすが取れず、相手の左腕を抱えて小手投げで振り、体を入れ替える。逸ノ城、取られた腕を抜いて向き直り、土俵際突き放す。両者、一瞬見合う。千代翔馬、右から強烈に張り、突っ張り、左上手を取って左に回りながら右で頭を押さえる。逸ノ城、右下手を取って堪え、向き直る。千代翔馬、左を巻き替えて差す。逸ノ城、右が上手になり、左下手も取る。千代翔馬、左下手を取り、右で相手の脇腹を叩いてから右を巻き替えようとする。逸ノ城、許さず前に出る。千代翔馬、右上手を取り、土俵際体を開いて上手投げに行く。逸ノ城、左差し手を返して堪える。千代翔馬、下がりながら左で頭を押さえて右上手投げ。逸ノ城、土俵に右手をつく。
〔千代翔馬の上手投げを堪える逸ノ城〕
20170714 06 311 千代翔馬 上手投げ 逸ノ城 30 千代翔馬の投げを堪える逸ノ城
〔千代翔馬、下がりながらの上手投げで逸ノ城を落とす〕
20170714 06 311 千代翔馬 上手投げ 逸ノ城 40

○ 栃煌山 5勝1敗 叩き込み ● 輝 2勝4敗 (13.2秒)
 栃煌山、仕切り線後方で両手をサッとつく。輝、両手をサッとつき、右手を出して頭から踏み込む。栃煌山、両差しになろうとする。輝、左押っ付けで押し上げ、突き放す。栃煌山、上体が起きる。輝、頭から当たり、押しながら前に出る。栃煌山、右足を俵に掛けて堪え、左を差して右をねじ込み、両差しになって前に出る。輝、上体が起きて俵に詰まり、右で頭を押さえながら土俵際を左へ回る。栃煌山、どんどん前に出る。輝、土俵際を更に回り込み、頭をつけようと体勢を低くする。栃煌山、そこを叩く。輝、前にバッタリ落ちる。
20170714 06 312 栃煌山 叩き込み 輝 42

○ 宇良 5勝1敗 引き落とし ● 貴景勝 1勝5敗 (0.9秒)
 宇良、仕切り線後方で先に両手をつく。貴景勝、ゆっくり左手をつき、右手をサッとついて素早く立ち、両手を出して踏み込む。宇良、その場で見ながら立ち、右で相手の左腕を突きながら右に変わる。貴景勝、土俵に落ちて両手をつく。
20170714 06 313 宇良 引き落とし 貴景勝 37
20170714 06 313 宇良 引き落とし 貴景勝 40-2

● 嘉風 4勝2敗 寄り切り ○ 御嶽海 4勝2敗 (11.4秒) 「待った2回」
 嘉風、仕切り線後方で先に両手をつく。御嶽海、右手をつく。嘉風、ふわっと突っ掛ける。2度目、嘉風、仕切り線後方で先に両手をつく。御嶽海、両手をついて突っ掛ける。3度目、嘉風、仕切り線後方で先に両手をつく。御嶽海、両手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。御嶽海、右手を出して頭から低く踏み込む。嘉風、頭から当たり、左上手を取って左に開く。御嶽海、右差しで向き直る。嘉風、左上手を持ち、右で叩きながら左へ回る。御嶽海、乗じて前に出る。嘉風、突っ張り、左を差そうとする。御嶽海、押し上げて差させず、下から両差しになる。嘉風、左を巻き替えて差し、左下手を取る。御嶽海、左差しで前に出、右上手を取って引きつけて寄る。嘉風、土俵際、腰を引いて上手を切ろうとするがならず、上体が起きて俵を割る。
20170714 06 314 御嶽海 寄り切り 嘉風 40

○ 玉鷲 4勝2敗 突き落とし ● 豪栄道 3勝3敗 (7.1秒)
 豪栄道、先に右手をつく。玉鷲、左手をつき、右手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。豪栄道、左肘を固める。玉鷲、右手を出して頭から踏み込み、突き放す。豪栄道、上体が起きる。玉鷲、突き放しながら前に出る。豪栄道、叩きながら左に回る。玉鷲、前のめりになりながら向き直る。豪栄道、前に出る。玉鷲、突っ張る。豪栄道、両差しになって寄る。玉鷲、土俵際、左から突く。豪栄道、体が飛んで土俵に裏返る。
20170714 06 315 玉鷲 突き落とし 豪栄道 40
〔殊勲インタビューを受ける玉鷲〕
20170714 06 315 玉鷲 突き落とし 豪栄道 75 玉鷲 01

■ 照ノ富士 1勝5敗 不戦勝 □ 正代 2勝4敗
 照ノ富士、「左膝半月板損傷」のため、休場。
20170714 06 316 正代 不戦勝 照ノ富士

○ 高安 5勝1敗 寄り切り ● 栃ノ心 2勝4敗 (95.1秒)
 栃ノ心、両手をつく。高安、すぐに仕切り線後方でサッと手をつき、両肘を固めて踏み込む。栃ノ心、両肘を固めて胸で当たる。両者、突き放し合う。栃ノ心、左を差し、右押っ付けから上手を取って絞り、左差し手を返す。高安、左を十分差せず、左下手前廻しを取り、左半身で上体が起きた体勢。栃ノ心、頭をつけて左前廻しも取る。高安、右で相手の左手首を掴む。両者、止まる(約5秒間)。栃ノ心、両前廻しを引きつけて前に出る。高安、右で頭を押さえながら左へ回って堪える。両者、止まる(約6秒間)。栃ノ心、両前廻しを持ったまま右足を飛ばして相手の左足を蹴る。高安、堪える。栃ノ心、両廻しを引きつけて前に出ようとする。高安、左に回り、左下手出し投げを打つ。栃ノ心、左下手が切れるが、再び取って頭をつける。高安、左下手を持って半身の体勢。両者、しばらく止まる(約24秒間)。栃ノ心、両廻しを引きつけて前に出る。高安、左に回って堪える。栃ノ心、左下手を離し、右上手出し投げを打つ。高安、堪え、土俵際、左下手出し投げを打ちながら右で叩き、正対して左を差し直し、やや深い左下手を取る。両者、左四つで胸が合い、栃ノ心が右上手、高安が左下手を持った体勢で止まる(約7秒間)。高安、左下手投げで振り回し、腰を引いて相手の上手を切る。栃ノ心、右を巻き替えて差す。高安、左上手を持って寄る。栃ノ心、上体が起きて俵を割る。
〔高安の下手投げ〕
20170714 06 317 高安 寄り切り 栃ノ心 30 高安の下手投げ
〔巻き替える栃ノ心〕
20170714 06 317 高安 寄り切り 栃ノ心 35 巻き替える栃ノ心
〔高安の寄り切り〕
20170714 06 317 高安 寄り切り 栃ノ心 40

○ 白鵬 6勝0敗 送り出し ● 北勝富士 3勝3敗 (2.5秒)
 北勝富士、先に右手をつく。白鵬、両手をサッとつく。北勝富士、素早く立ち、頭から踏み込む。白鵬、右から張って左を差す。北勝富士、右から押っ付ける。白鵬、左差し手を抜き、叩きながら左へ開く。北勝富士、前に泳ぐ。白鵬、後ろから押す。北勝富士、土俵下に飛び落ちる。
20170714 06 318 白鵬 送り出し 北勝富士 40

■ 稀勢の里 2勝4敗 不戦勝 □ 琴奨菊 2勝4敗
 稀勢の里、「左足関節靭帯損傷」のため、休場。
20170714 06 319 琴奨菊 不戦勝 稀勢の里

● 勢 1勝5敗 押し出し ○ 日馬富士 4勝2敗 (2.3秒)
 勢、先に手をつく。日馬富士、仕切り線後方で両手をサッとつく。勢、素早く立ち、右肩から踏み込みながら両差しを狙う。日馬富士、頭から踏み込んで当たり、左上手前廻しを狙う。勢、腰を引いて廻しを与えず、叩きながら引く。日馬富士、乗じて押しながら前に出る。勢、俵の外に出る。
20170714 06 320 勢 押し出し 日馬富士 40

★来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」
1位:高安、2位:宇良、3位:御嶽海

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名古屋場所六日目・十両。(取組時間等)

名古屋場所六日目・十両について。
ただ一人勝ちっ放しの朝乃山は、琴恵光を上手投げで裏返し、初日から6連勝。
豊山は、天風を寄り切って5勝目。天風は初日から6連敗。他の1敗力士3人が敗れ、1敗は豊山1人に。
新十両の翔猿は、北太樹との50秒近い相撲の末、蹴返しで勝利。3勝3敗と五分に。
初日から5連敗の里山は、千代鳳との40秒を超える相撲の末、とったりで勝ち、初白星。

カッコ内は取組時間です。
立合い不成立がない場合は、記載なし。不成立があった場合は、「待った1回」などと回数ともに表記。
物言いがない場合は、記載なし。物言いがついた場合は、「軍配通り」、「差し違え」、「取り直し」、「反則」と表記。

● 北太樹 4勝2敗 蹴返し ○ 翔猿 3勝3敗 (48.4秒)
 翔猿、やや右にずれて当たり、右に回る。北太樹、叩いて捕まえようとする。翔猿、右差しで頭をつけ、左から絞って相手に差させず、左上手を探る。北太樹、両手で相手の右腕を抱え上げ、右に回る。翔猿、右下手を持ってついて行き、再び頭をつける。両者、やや膠着状態。翔猿、機を見て右足で相手の右足を蹴り、体を開いて相手を落とす。
20170714 06 201 翔猿 蹴返し 北太樹 35

○ 力真 3勝3敗 上手投げ ● 照強 2勝4敗 (4.6秒)
 照強、低く当たる。力真、右を差し、機を見て叩きながら左へ回り、土俵際で肩越しの左上手を取って上手投げ。
20170714 06 202 力真 上手投げ 照強 35

● 千代鳳 2勝4敗 とったり ○ 里山 1勝5敗 (41.1秒)
 里山、中に入ろうとする。千代鳳、低い体勢で押して入れず。両者、頭をつけて押し合う展開。里山、機を見て相手の左腕を手繰ってとったり。千代鳳、前に泳いで土俵に落ちる。
20170714 06 203 里山 とったり 千代鳳 35
20170714 06 203 里山 とったり 千代鳳 40

● 阿炎 4勝2敗 押し出し ○ 誉富士 4勝2敗 (43.0秒)
 阿炎、両手突きから突っ張る。誉富士、下からあてがって堪え、突っ張り返して前に出る。阿炎、土俵際回り込んで中に戻る。両者、頭をつけて押し合う形で止まる(約9秒間)。誉富士、押して前に出る。阿炎、叩きながら回り込んで中に戻る。両者、再び止まる(約14秒間)。阿炎、突き放して前に出、叩きながら左に回る。誉富士、乗じて前に出、俵に詰まった相手を押す。阿炎、相手の腕を手繰ろうとするが俵を割る。
〔止まる両者〕
20170714 06 204 誉富士 押し出し 阿炎 20 止まる両者
〔誉富士の押し出し〕
20170714 06 204 誉富士 押し出し 阿炎 40

○ 山口 4勝2敗 寄り倒し ● 明生 2勝4敗 (11.4秒)
 山口、右に変わろうとする。明生、左へ踏み出して相手の右腕を取る。山口、前に泳ぎ、土俵際向き直って左を差す。両者、左四つ両廻し。明生、相手の上手を切ろうとする。山口、上手を離さず、寄り倒す。
20170714 06 205 山口 寄り倒し 明生 35
20170714 06 205 山口 寄り倒し 明生 45

● 大砂嵐 3勝3敗 突き落とし ○ 剣翔 3勝3敗 (5.2秒)
 大砂嵐、右でかち上げる。剣翔、左上手に手を伸ばすが取れず。大砂嵐、両廻しを取って前に出る。剣翔、土俵際、左に回りながら左突き落としで逆転。
20170714 06 206 剣翔 突き落とし 大砂嵐 40

● 旭大星 3勝3敗 押し出し ○ 大奄美 4勝2敗 (9.7秒)
 旭大星、左にずれて当たる。両者、押し合う。旭大星、右上手を取る。大奄美、左差し手を返して相手の上手を切り、突き放して土俵外に出す。
20170714 06 207 大奄美 押し出し 旭大星 40

○ 竜電 4勝2敗 押し出し ● 青狼 1勝5敗 (2.6秒)
 竜電、押しながら前に出る。青狼、叩こうとするが、俵の外に出る。
20170714 06 208 竜電 押し出し 青狼 40

○ 豊山 5勝1敗 寄り切り ● 天風 0勝6敗 (4.3秒)
 天風、踏み込んで左を差そうとする。豊山、左差し手を返し、右で差し手で抱えながら前に出る。天風、上体が起きて俵を割る。
20170714 06 209 豊山 寄り切り 天風 40

● 琴恵光 3勝3敗 上手投げ ○ 朝乃山 6勝0敗 (8.3秒)
 朝乃山、踏み込んで左上手を取る。両者、右四つ両廻しを取って胸が合い、廻しの引きつけ合い。琴恵光、前に出る。朝乃山、土俵際、左上手投げで相手を裏返す。
20170714 06 210 朝乃山 上手投げ 琴恵光 35

○ 豊響 3勝3敗 寄り切り ● 千代皇 1勝5敗 (9.0秒)
 豊響、頭から踏み込む。千代皇、右にずれて当たる。豊響、押す。千代皇、土俵際右を差して右に回る。豊響、左上手を取って寄り立てる。千代皇、左上手を持って堪えるが、豊響、寄り切る。
20170714 06 211 豊響 寄り切り 千代皇 40

● 東龍 3勝3敗 寄り切り ○ 英乃海 2勝4敗 (10.3秒)
 両者、肘を固めて当たり合う。英乃海、すぐに左上手前廻しを取って前に出る。東龍、右下手、左上手を取るが土俵際。英乃海、右下手も取り、相手を浮かせながら寄る。東龍、堪える。英乃海、一呼吸後、伸びた左上手を引きつけながら寄り切る。
20170714 06 212 英乃海 寄り切り 東龍 40

● 魁聖 4勝2敗 送り出し ○ 妙義龍 4勝2敗 (2.2秒)
 妙義龍、頭から当たり、左上手を取って左に回りながら出し投げ。魁聖、後ろ向きに俵に詰まる。妙義龍、背中を押す。魁聖、俵の外に出る。
20170714 06 213 妙義龍 送り出し 魁聖 35

○ 安美錦 4勝2敗 上手出し投げ ● 旭秀鵬 2勝4敗 (1.2秒)
 安美錦、左に変わり、左上手を取って出し投げ。旭秀鵬、堪えられず土俵に落ちる。
20170714 06 214 安美錦 上手出し投げ 旭秀鵬 40

★来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」
1位:朝乃山、2位:翔猿、3位:里山

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名古屋場所五日目・幕内。

名古屋場所五日目・幕内の取り組み。
横綱白鵬と小結嘉風が、4連勝同士で対戦。白鵬が立合いすぐに上手をを取っての出し投げで相手を崩し、送り出しで勝利。初日から5連勝。嘉風は初黒星。
横綱日馬富士は、初顔の北勝富士を掬い投げで倒し、三日目から3連勝。
横綱稀勢の里は、過去15戦全勝の勢と対戦。相手を土俵際まで追い込むも、小手投げでを食って敗れ、2勝3敗と苦しい星に。またこの取組で左足首を痛めたよう。勢は、稀勢の里戦初勝利。これが今場所の初白星で4つめの金星獲得。
新大関高安は、初顔の貴景勝を突き落とし、二日目から4連勝。
大関豪栄道は、今場所横綱日馬富士を破った正代と対戦。相手に土俵際残され、やや長い相撲となるが、寄り倒しで勝利。三日目から3連勝で白星先行に。
大関照ノ富士は、小結琴奨菊と対戦。相手の寄りに力なく土俵を割って4敗目。琴奨菊は今場所の初白星を挙げる。
玉鷲と御嶽海の関脇同士が対戦。御嶽海が相手の突っ張りに下がらず、押し出しで勝利。御嶽海は、玉鷲戦8戦全勝。
平幕の碧山が、白鵬と並んで2人で全勝。
宇良は、栃ノ心に足取りで勝利し、4勝目。

幕内全取り組み内容は以下の通り。
カッコ内は取り組み時間です。
立合い不成立がない場合は、記載なし。不成立があった場合は、「待った1回」などと回数ともに表記。
物言いがない場合は、記載なし。物言いがついた場合は、「軍配通り」、「差し違え」、「取り直し」、「反則」と表記。

● 臥牙丸 1勝4敗 上手投げ ○ 魁聖 4勝1敗 (6.4秒)
 魁聖、仕切り線後方で両手をつく。臥牙丸、すぐに右手をつく。魁聖、両腕を内に入れて立つ。臥牙丸、右手を出して頭から踏み込んで当たり、右喉輪で押し上げながら前に出る。魁聖、土俵際、左下手を取る。臥牙丸、左下手を取って寄る。魁聖、土俵際、右上手を引きつけて右腰をぶつけながら俵伝いに前に出、右上手投げに行く。臥牙丸、左差し手を返して堪えようとするが、土俵に右手をつく。
20170713 05 301 魁聖 上手投げ 臥牙丸 40

○ 佐田の海 3勝2敗 送り出し ● 琴勇輝 1勝4敗 (9.5秒)
 佐田の海、先に手をつく。琴勇輝、仕切り線後方でサッと両手をつく。佐田の海、頭から踏み込む。琴勇輝、両手突きで相手の顔を張り、左喉輪で押し上げ、叩いて下がる。佐田の海、乗じて前に出、右をのぞかせる。琴勇輝、俵に両足を掛けて堪え、突っ張りながら一気に前に出る。佐田の海、相手の右手を手繰り、左に回って体を離す。琴勇輝、左足を俵に掛けて突き放す。佐田の海、右上手を取り、出し投げで振り、前に出る。琴勇輝、土俵際、廻しを切ろうとくるっと回って後ろ向きになる。佐田の海、そのまま前に出る。琴勇輝、土俵下に落ち、客席に転がる。
20170713 05 302 佐田の海 送り出し 琴勇輝 40

○ 千代丸 4勝1敗 寄り切り ● 蒼国来 1勝4敗 (10.7秒)
 千代丸、仕切り線後方で右手をつく。蒼国来、左手をつき、右手をサッとついて素早く立ち、やや右へ踏み出す。千代丸、その場で立って両手突き。蒼国来、左を差して右廻しを探る。千代丸、両手で突き放す。蒼国来、下からあてがうが下がり、土俵際左下手を探る。千代丸、叩いて体を離そうとする。蒼国来、右下手、左上手を取る。千代丸、左上手を取り、引きつけて前に出、がぶり寄る。蒼国来、上体が起きて俵を割る。
20170713 05 303 千代丸 寄り切り 蒼国来 40

○ 荒鷲 3勝2敗 上手投げ ● 錦木 4勝1敗 (3.8秒) 「待った1回」
 錦木、手をつく。荒鷲、右手をつく。錦木、突っ掛ける。2度目、錦木、手をつく。荒鷲、右手をつき、左手をサッとついて素早く立ち、右肘を固めて踏み込む。錦木、遅れてその場で立つ。荒鷲、当たって体勢を低くし、右上手前廻しを探る。錦木、両差しになろうとする。荒鷲、廻しを取れず、右で頭を叩きながら下がり、土俵際、左で肩越しの上手を取って上手投げ。錦木、土俵に転がる。
20170713 05 304 荒鷲 上手投げ 錦木 40

● 千代の国 1勝4敗 押し出し ○ 宝富士 3勝2敗 (3.7秒)
 宝富士、先に両手をつく。千代の国、仕切り線後方で両手をサッとついて素早く立つ。宝富士、左肘を固める。千代の国、左手を出し、右肘を固めて当たり、左喉輪で押し上げる。宝富士、仰け反るが堪え、左を差す。千代の国、左で叩きながら下がる。宝富士、乗じて前に出る。千代の国、俵に両足を掛けながら左で首を巻く。宝富士、押す。千代の国、俵の外に出る。
20170713 05 305 宝富士 押し出し 千代の国 40

● 豪風 3勝2敗 押し出し ○ 松鳳山 3勝2敗 (12.1秒) 「待った2回」
 松鳳山、先に右手をつく。豪風、手をつこうとする。松鳳山、突っ掛ける。2度目、松鳳山、相手が手をつく前に突っ掛ける。3度目、豪風、かなり時間をとってから腰を下ろす。松鳳山、右手をつく。豪風、仕切り線後方でサッと両手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。松鳳山、右から張る。豪風、左に変わる。松鳳山、見ながらついて行く。豪風、土俵際叩きながら左に開く。松鳳山、突き放す。豪風、右から突き、押しながら前に出る。松鳳山、叩きながら右に回る。両者、押し合う。豪風、少し引く。松鳳山、押しながら前に出る。豪風、相手の手を叩く。松鳳山、乗じて押しながら前に出る。豪風、土俵下に落ちる。
20170713 05 306 松鳳山 押し出し 豪風 40

● 徳勝龍 1勝4敗 引き落とし ○ 大翔丸 3勝2敗 (8.7秒) 「待った1回」
 大翔丸、先に両手をつく。徳勝龍、なかなか手をつかず。大翔丸、立合いを嫌う。2度目、両者、ほぼ同時に両手をサッとついて立つ。徳勝龍、左から張る。大翔丸、頭から当たり、両差しになる。徳勝龍、前に出る。大翔丸、左差し手を返して左に回る。徳勝龍、突っ張る。大翔丸、左をのぞかせ、右押っ付けで押し上げてから右で突く。徳勝龍、両手で突き放そうとする。大翔丸、右で突きながら右に回る。徳勝龍、向き直って押す。大翔丸、左に開く。徳勝龍、前に泳ぎ、土俵外に両手をついて落ちる。
20170713 05 307 大翔丸 引き落とし 徳勝龍 37

○ 碧山 5勝0敗 押し出し ● 隠岐の海 1勝4敗 (3.7秒)
 隠岐の海、右手をつく。碧山、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。隠岐の海、右肘を固める。碧山、頭から踏み込んで当たり、押しながら前に出る。隠岐の海、左足が俵に掛かる。碧山、右喉輪で押し上げる。隠岐の海、上体が起きて俵を割る。
20170713 05 308 碧山 押し出し 隠岐の海 40

○ 千代大龍 3勝2敗 上手投げ ● 大栄翔 2勝3敗 (7.9秒)
 大栄翔、先に両手をつく。千代大龍、両手をサッとつく。その直前、大栄翔、素早く立ち、両手を出して頭から踏み込む。千代大龍、左肘でかち上げて相手を起こし、突っ張る。大栄翔、下からあてがい、左で廻しを探る。千代大龍、右手で相手の廻しを切り、左上手を取って右を差し、上手を引きつけて前に出、土俵際で上手投げ。大栄翔、土俵に転がる。
20170713 05 309 千代大龍 上手投げ 大栄翔 40

● 石浦 2勝3敗 押し出し ○ 阿武咲 4勝1敗 (5.3秒)
 阿武咲、先に手をつく。石浦、仕切り線かなり後方で右手をつき、左手をサッとついて立つ。阿武咲、右肘を固め、左腕を内に入れる。石浦、左肘を固め、頭から低く踏み込んで当たる。阿武咲、左を差そうとするがならず、突き放し、叩く。石浦、乗じて突き放しながら前に出る。阿武咲、右下手前廻しを探る。石浦、左上手を探る。阿武咲、腰を引いて上手を与えず。石浦、叩きながら引き、上体が起きる。阿武咲、乗じて一気に前に出る。石浦、土俵下へ吹っ飛ぶ。
20170713 05 310 阿武咲 押し出し 石浦 40

● 千代翔馬 2勝3敗 寄り切り ○ 栃煌山 4勝1敗 (5.0秒) 「待った2回」
 千代翔馬、先に右手をつく。栃煌山、仕切り線後方で両手をサッとついて突っ掛ける。2度目、千代翔馬、相手が手をつく前に突っ掛ける。3度目、千代翔馬、両手をサッとついて素早く立つ。栃煌山、仕切り線後方で両手をサッと動かし、その場で立つ。千代翔馬、両手を出して当たる。栃煌山、右喉輪で突き放す。千代翔馬、右から張り、右上手を取る。栃煌山、両差しになって前に出る。千代翔馬、上手が切れ、左で首を巻きながら左へ回る。栃煌山、乗じて右で後ろ廻しを取って前に出、腰を下ろして寄る。千代翔馬、土俵下に落ちる。
20170713 05 311 栃煌山 寄り切り 千代翔馬 40

● 貴ノ岩 0勝5敗 押し出し ○ 輝 2勝3敗 (2.5秒)
 輝、先に両手をつく。貴ノ岩、両手をサッとついて立ち、頭から踏み込む。輝、右手を出して頭から当たる。貴ノ岩、右肘を固めて当たる。輝、押しながら前に出る。貴ノ岩、土俵際堪えようとするが、右足が俵の外に滑り出る。
20170713 05 312 輝 押し出し 貴ノ岩 40

□ 逸ノ城 3勝2敗 不戦勝 ■ 遠藤 2勝3敗
 遠藤、「左足関節靭帯損傷」のため、休場。
20170713 05 313 逸ノ城 不戦勝 遠藤

● 栃ノ心 2勝3敗 足取り ○ 宇良 4勝1敗 (11.2秒) 「待った1回」
 宇良、仕切り線後方で右手をつく。栃ノ心、すぐに両手をつき、突っ掛ける。2度目、宇良、仕切り線後方で右手をつく。栃ノ心、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。宇良、右手を出す。栃ノ心、見ながら左に踏み出し、左から張る。宇良、頭を下げて向き直り、右筈で相手の脇を押し上げる。栃ノ心、左で相手の右腕を引っ張り込もうとするがならず、突き放す。宇良、左に回って相手の右膝を取ろうとする。栃ノ心、向き直って体を離し、突き放す。宇良、低い体勢で中に入ろうとする。栃ノ心、宇良の頭に向かって突っ張る。宇良、下がって体を離し、右足を徳俵に掛ける。栃ノ心、見ながらじわじわ前に出、右から張る。宇良、左手で張り手を受け、体勢を低くして相手の右膝を取り、持ち上げて一気に前に出る。栃ノ心、土俵下に落ちる。
〔栃ノ心、自ら下がった宇良に警戒〕
20170713 05 314 宇良 足取り 栃ノ心 30 下がった宇良に警戒する栃ノ心
〔宇良の足取り〕
20170713 05 314 宇良 足取り 栃ノ心 40-2

● 玉鷲 3勝2敗 押し出し ○ 御嶽海 3勝2敗 (5.7秒)
 御嶽海、先に手をつく。玉鷲、左手をつき、右手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。玉鷲、右手を出して頭から踏み込む。御嶽海、低く当たる。玉鷲、右喉輪で相手を起こし、突っ張る。御嶽海、下からあてがって下がらず。玉鷲、少し引く。御嶽海、乗じて前に出、突き放す。玉鷲、俵の外に出る。
20170713 05 315 御嶽海 押し出し 玉鷲 40

● 照ノ富士 1勝4敗 寄り切り ○ 琴奨菊 1勝4敗 (3.0秒)
 琴奨菊、仕切り線後方で先に左手をつく。照ノ富士、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。琴奨菊、左肘を固める。照ノ富士、右肩から当たり、右で相手の腕を抱える。琴奨菊、右で後ろ廻しを取り、左差し手を返してどんどん前に出る。照ノ富士、上体が起きて力なく俵を割り、土俵下客席に倒れ込む。
20170713 05 316 琴奨菊 寄り切り 照ノ富士 40

○ 高安 4勝1敗 突き落とし ● 貴景勝 1勝4敗 (3.0秒)
 貴景勝、先に両手をつく。高安、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。貴景勝、両手を出して頭から踏み込む。高安、両肘を固めてかち上げる。貴景勝、上体が起きる。高安、突っ張り、右に開いて右から突く。貴景勝、土俵に落ちる。
20170713 05 317 高安 突き落とし 貴景勝 37

● 正代 1勝4敗 寄り倒し ○ 豪栄道 3勝2敗 (21.3秒)
 正代、仕切り線後方で先に両手をつく。豪栄道、両手をサッとつき、素早く立って低く踏み込む。正代、右肘を固めてその場で当たる。豪栄道、左押っ付けで一気に前に出る。正代、両足が俵に詰まるが、堪えて右下手を取り、一気に前に出る。豪栄道、左足が俵に掛かり、右掬い投げで体を離し、体勢を立て直す。正代、両差しを狙いながら当たる。豪栄道、左から突いて体を離し、左に回って廻しを探る。正代、向き直って廻しを与えず。両者、体が離れて見合う。豪栄道、押し上げる。正代、左下手を取る。豪栄道、右で相手の左腕を抱えてとったり気味に振り、右を差す。正代、土俵際で右下手を取る。豪栄道、左上手を取る。正代、じわりと中に戻り、左を巻き替えようとする。豪栄道、右上手前廻しを取り、両上手を引きつけて前に出る。正代、左差し手を抜き、俵に詰まる。豪栄道、体を預ける。正代、俵の外に尻餅。豪栄道、相手の上に乗る。
20170713 05 318 豪栄道 寄り倒し 正代 40

● 稀勢の里 2勝3敗 小手投げ ○ 勢 1勝4敗 (7.5秒)
 勢、先に右手をつく。稀勢の里、仕切り線後方で両手をサッとつき、左肘を固めて踏み込む。勢、右肘を固めて頭から当たるが、右を差せずに右上手を取り、左を差す。稀勢の里、前に出ながら深い左下手を取って寄る。勢、右上手が切れて俵に詰まるが、右で差し手を抱えながら俵伝いに右へ回り、体を開いて右小手投げ。稀勢の里、土俵下に飛び落ち、控え行司のところに倒れ込む。勝負後、稀勢の里、花道奥で足を痛そうにする。
20170713 05 319 勢 小手投げ 稀勢の里 40
〔殊勲インタビューを受ける勢〕
20170713 05 319 勢 小手投げ 稀勢の里 75 勢 20

● 北勝富士 3勝2敗 掬い投げ ○ 日馬富士 3勝2敗 (3.0秒)
 北勝富士、先に右手をつく。日馬富士、仕切り線後方でサッと両手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。日馬富士、頭から踏み込む。北勝富士、やや左へ踏み出し、頭から当たる。日馬富士、低く当たり、押しながら一気に前に出る。北勝富士、俵に詰まる。日馬富士、右を差して掬う。北勝富士、体が裏返って土俵に転がる。
20170713 05 320 日馬富士 掬い投げ 北勝富士 40

○ 白鵬 5勝0敗 送り出し ● 嘉風 4勝1敗 (2.1秒)
 嘉風、先に両手をつく。白鵬、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。嘉風、左肘を固めて頭から踏み込む。白鵬、右肘を固めて当たり、左上手を取って左に開いて出し投げ。嘉風、土俵際で後ろ向きに棒立ち。白鵬、後ろから押す。嘉風、俵の外に出る。
20170713 05 321 白鵬 送り出し 嘉風 35

★来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」
1位:宇良、2位:勢、3位:御嶽海

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名古屋場所五日目・十両。(取組時間等)

名古屋場所五日目・十両について。
前日単独トップに立った朝乃山は、天風を下手投げで倒して5連勝。天風は初日から5連敗。
前日初黒星を喫した東十両筆頭の魁聖は、幕内の土俵に上がり、臥牙丸を上手投げで倒して1敗を守る。
豊山と関取最年長の安美錦が3勝1敗同士で対戦。豊山が送り出しで勝ち、1敗を守る。
北太樹と誉富士の3勝1敗同士の対戦は、北太樹が立合いいきなりの叩き込みで勝利。
再十両の阿炎は、力真を押し出して1敗を守る。
青狼、英乃海が初日。

カッコ内は取組時間です。
立合い不成立がない場合は、記載なし。不成立があった場合は、「待った1回」などと回数ともに表記。
物言いがない場合は、記載なし。物言いがついた場合は、「軍配通り」、「差し違え」、「取り直し」、「反則」と表記。

○ 希善龍 2勝1敗 上手出し投げ ● 翔猿 2勝3敗 (4.1秒)
 翔猿、左から押っ付ける。希善龍、叩いて肩越しの右上手を取り、右に開きながら上手出し投げで倒す。
20170713 05 201 希善龍 上手出し投げ 翔猿 35

○ 阿炎 4勝1敗 押し出し ● 力真 2勝3敗 (3.3秒)
 両者、両手突き。阿炎、突き放しながら前に出、押し出す。
20170713 05 202 阿炎 押し出し 力真 35

● 里山 0勝5敗 送り倒し ○ 照強 2勝3敗 (3.7秒) 「待った1回」
 里山、突っ掛ける。2度目、里山、潜ろうとする。照強、右小手で振る。里山、左をのぞかせて肩透かしを引く。照強、乗じて一気に前に出、相手の後ろから抱えて倒す。
20170713 05 203 照強 送り倒し 里山 40

○ 北太樹 4勝1敗 叩き込み ● 誉富士 3勝2敗 (0.8秒)
 北太樹、いきなり伸び上がって叩き、左に変わって落とす。
20170713 05 204 北太樹 叩き込み 誉富士 40

● 明生 2勝3敗 下手投げ ○ 剣翔 2勝3敗 (16.4秒)
 明生、踏み込み、差そうとしながら前に出る。剣翔、叩きながら左へ回る。明生、前に出て左下手を取り、下手で振ってから寄る。剣翔、土俵際、両廻しを持って体を入れ替え、下手投げで相手を倒す。
20170713 05 205 剣翔 下手投げ 明生 37

○ 山口 3勝2敗 寄り切り ● 大砂嵐 3勝2敗 (5.9秒)
 山口、左に変わって左で後ろ廻しを取って寄る。大砂嵐、土俵際両廻しを取り、右へうっちゃろうとする。山口、許さず寄り切る。
20170713 05 206 山口 寄り切り 大砂嵐 40

● 千代鳳 2勝3敗 寄り切り ○ 竜電 3勝2敗 (3.1秒)
 竜電、相手を起こし、両差しになって前に出、寄り切る。
20170713 05 207 竜電 寄り切り 千代鳳 40

● 大奄美 3勝2敗 寄り切り ○ 青狼 1勝4敗 (10.4秒)
 青狼、突っ張りながら前に出、引く。大奄美、乗じて押しながら前に出る。青狼、土俵際 右に回り、右上手を取って体を入れ替え、両上手を持って寄り切る。
20170713 05 208 青狼 寄り切り 大奄美 40

○ 旭大星 3勝2敗 下手投げ ● 琴恵光 3勝2敗 (9.2秒)
 旭大星、突っ張る。琴恵光、右を差し、左上手を取って前に出る。旭大星、土俵際右に回り込みながら体を開いて下手投げ。琴恵光、土俵に裏返る。
20170713 05 209 旭大星 下手投げ 琴恵光 40

● 天風 0勝5敗 下手投げ ○ 朝乃山 5勝0敗 (2.9秒)
 天風、右喉輪で押し上げる。朝乃山、深い左下手を取り、右に回りながら右を巻き替えて差し、そのまま左下手投げ。天風、左膝から土俵に落ちる。
20170713 05 210 朝乃山 下手投げ 天風 40

○ 豊山 4勝1敗 送り出し ● 安美錦 3勝2敗 (3.5秒) 「待った1回」
 豊山、ふわっとその場で立つ。2度目、安美錦、低く当たって突き放す。豊山、押しながら前に出、後ろ向きになった相手の背中を押して出す。
20170713 05 211 豊山 送り出し 安美錦 40

● 千代皇 1勝4敗 寄り切り ○ 英乃海 1勝4敗 (3.7秒)
 千代皇、右を差す。英乃海、左押っ付けで一気に前に出、左上手を取り、がぶって寄り切る。
20170713 05 212 英乃海 寄り切り 千代皇 40

● 豊響 2勝3敗 寄り切り ○ 東龍 3勝2敗 (5.4秒)
 豊響、頭から踏み込む。東龍、両差しになって深い両下手を取り、前に出て寄り切る。
20170713 05 213 東龍 寄り切り 豊響 40

○ 妙義龍 3勝2敗 送り出し ● 旭秀鵬 2勝3敗 (2.4秒)
 妙義龍、両差しになる。旭秀鵬、引いて後ろ向きになる。妙義龍、後ろから押して土俵下に落とす。
20170713 05 214 妙義龍 送り出し 旭秀鵬 40

★来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」
1位:朝乃山、2位:阿炎、3位:照強

《2017年名古屋場所取組内容・目次へ》