2017年08月

大翔丸 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-だいしょうまる

前頭13枚目だった先場所は、8勝7敗で1年ぶりに勝ち越した。→先場所の取組内容
前頭11枚目で迎えた今場所、初日は荒鷲に叩き込まれて黒星発進。
二日目、千代大龍を寄り切って初日を出す。
四日目宝富士、五日目徳勝龍に勝って連勝。3勝2敗と白星先行。
六日目、七日目と2連敗。3勝4敗と黒星先行。六日目の大相撲中継では、→浴衣姿 を披露。
八日目、過去対戦成績5勝1敗と分のいい 錦木を引き落として4勝目。星を五分にする。
九日目から3連敗。7敗目と後がなくなる。
十日目、初顔の千代丸を送り出してから白星が連なり、3連勝で踏み止まり続け、7勝7敗に。
千秋楽、貴景勝に押し出され、7勝8敗で今場所を終える。
負け越しは2場所ぶり。



(初) 荒鷲戦 ●叩き込み 1.5秒
 荒鷲、先に右手をつく。大翔丸、両手をサッとつく。荒鷲、素早く立ち、右肘を固めて踏み込む。大翔丸、頭から当たる。荒鷲、当たってすぐに引き、右手で頭を叩き、左で突く。大翔丸、土俵に転がる。
20170709 01 305 荒鷲 叩き込み 大翔丸 40

(2) 千代大龍戦 ○寄り切り 3.1秒
 大翔丸、先に手をつく。千代大龍、仕切り線後方で両手をサッとつき、左肘を固めて踏み込む。大翔丸、やや右に踏み出して当たり、右に開いていなす。千代大龍、前のめりになる。大翔丸、右で後ろ廻しを取って前に出る。千代大龍、向き直ろうとするが、俵を割る。
20170710 02 306 大翔丸 寄り切り 千代大龍 40

(3) 豪風戦 ●叩き込み 3.0秒
 大翔丸、先に両手をつく。豪風、仕切り線後方で両手をサッとついて素早く立つ。大翔丸、頭から踏み込もうとする。豪風、その場で伸び上がり、叩いて左に開き、更に右手で頭を押さえつける。大翔丸、落ちずに堪え、土俵際向き直る。豪風、そこを更に叩く。大翔丸、土俵に落ちる。
20170711 03 305 豪風 叩き込み 大翔丸 40

(4) 宝富士戦 ○押し出し 4.9秒
 宝富士、先に両手をつく。大翔丸、両手をサッと動かし、両者、ほぼ同時に立つ。宝富士、左肘を固めて踏み込む。大翔丸、右肘を固め、やや右にずれて当たる。宝富士、左下手を探る。大翔丸、右押っ付けで突き、押しながら前に出る。宝富士、上体が起きて俵を割る。
20170712 04 305 大翔丸 押し出し 宝富士 40

(5) 徳勝龍戦 ○引き落し 8.7秒
 大翔丸、先に両手をつく。徳勝龍、なかなか手をつかず。大翔丸、立合いを嫌う。2度目、両者、ほぼ同時に両手をサッとついて立つ。徳勝龍、左から張る。大翔丸、頭から当たり、両差しになる。徳勝龍、前に出る。大翔丸、左差し手を返して左に回る。徳勝龍、突っ張る。大翔丸、左をのぞかせ、右押っ付けで押し上げてから右で突く。徳勝龍、両手で突き放そうとする。大翔丸、右で突きながら右に回る。徳勝龍、向き直って押す。大翔丸、左に開く。徳勝龍、前に泳ぎ、土俵外に両手をついて落ちる。
20170713 05 307 大翔丸 引き落とし 徳勝龍 37

(6) 松鳳山戦 ●押し出し 11.4秒
 大翔丸、先に両手をつく。松鳳山、手をサッとつき、右から張って左肘を固める。大翔丸、頭から当たる。松鳳山、左を差して右に回る。大翔丸、右で押っ付け、左を差すが、差し手を抜いて右から突く。両者、体が離れる。松鳳山、右から張り、左を差そうとしながら前に出る。大翔丸、俵の上で叩いていなす。松鳳山、前のめりになって俵に詰まるが、向き直って俵伝いに右へ回る。大翔丸、前に出て押す。松鳳山、右前廻しを取るが切れ、左をのぞかせて堪える。大翔丸、右で手前に突く。松鳳山、前のめりになるが堪え、右から張る。大翔丸、大きく引いて叩く。松鳳山、乗じて前に出、押す。大翔丸、俵の外に出る。
20170714 06 306 松鳳山 押し出し 大翔丸 40

(7) 隠岐の海戦 ●押し出し 5.1秒
 隠岐の海、先に右手をつく。大翔丸、両手をサッとつく。隠岐の海、素早く立ち、右肘を固める。大翔丸、左に踏み出して頭から当たり、左押っ付けで突く。隠岐の海、向き直る。大翔丸、左を差して肩透かし気味に左へ回る。隠岐の海、押しながら前に出る。大翔丸、引いて体を離そうとする。隠岐の海、乗じて前に出、土俵際の相手を押す。大翔丸、土俵下に落ちる。
20170715 07 307 隠岐の海 押し出し 大翔丸 40

(中) 錦木戦 ○引き落し 2.4秒
 錦木、先に手をつく。大翔丸、両手をサッとつく。錦木、胸で当たる。大翔丸、頭から当たり、左を差し、右を巻き替えに行く。錦木、乗じて前に出る。大翔丸、俵に両足を掛けて右から突く。錦木、右膝から横向きに土俵に落ちる。
20170716 08 304 大翔丸 突き落とし 錦木 40

(9) 臥牙丸戦 ●送り出し 8.1秒
 臥牙丸、先に両手をつく。大翔丸、左手をつき、右手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。臥牙丸、右手を出して頭から踏み込む。大翔丸、左へ踏み出す。臥牙丸、押しながら前に出る。大翔丸、土俵際を右へ回る。臥牙丸、押しながら前に出、叩く。大翔丸、堪え、叩きながら引く。臥牙丸、押しながら前に出る。大翔丸、後ろ向きになる。臥牙丸、相手の背中を押す。大翔丸、土俵下に落ちる。
20170717 09 304 臥牙丸 送り出し 大翔丸 40

(10) 千代の国戦 ●寄り切り 5.2秒
 大翔丸、先に両手をつく。千代の国、仕切り線後方で両手をサッとつき、左から張って右でかち上げる。大翔丸、上体が起きて下がる。千代の国、一気に前に出る。大翔丸、土俵際、右から突く。千代の国、土俵際向き直り、右下手を取って前に出る。大翔丸、土俵際、左から突こうとする。千代の国、そのまま前に出て寄り切る。
20170718 10 304 千代の国 寄り切り 大翔丸 40

(11) 蒼国来戦 ●押し出し 30.6秒
 大翔丸、先に両手をつく。蒼国来、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。大翔丸、左肘を固めて頭から踏み込む。蒼国来、右肘を固めて当たり、右を差す。大翔丸、左押っ付けで押し上げる。蒼国来、突き放しながら下がって体を離す。大翔丸、押す。蒼国来、押しながら中に戻る。両者、右手を相手の肩に手を置いた体勢になる。大翔丸、左で突いていなす。蒼国来、向き直る。大翔丸、相手の手を叩きながら引く。蒼国来、前のめりになるが向き直って押す。大翔丸、俵の上で左から突く。蒼国来、向き直り、中に戻る。両者、頭をつけ合い、右手で相手の肩を押す体勢で止まる(約14秒間)。蒼国来、押しながら前に出る。大翔丸、俵の上で叩く。蒼国来、落ちずに押す。大翔丸、俵の外に出る。
20170719 11 302 蒼国来 押し出し 大翔丸 40

(12) 千代丸戦 ○送り出し 3.1秒
 大翔丸、先に両手をつく。千代丸、仕切り線後方で両手をサッとつき、素早く立って右肘でかち上げようとする。大翔丸、頭から当たり、左に開いて左で突く。千代丸、前に泳ぎ、向き直ろうとする。大翔丸、相手の後ろについて俵の外に出す。
20170720 12 302 大翔丸 送り出し 千代丸 37

(13) 琴勇輝戦 ○突き落し 4.1秒
 大翔丸、両手をつく。琴勇輝、すぐに仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。琴勇輝、両手突きから、顎に向かって突き上げる。大翔丸、引いて体を離す。琴勇輝、突っ張りながら前に出る。大翔丸、俵伝いに右に回り、左から突く。琴勇輝、土俵に転がる。
20170721 13 302 大翔丸 突き落とし 琴勇輝 40

(14) 佐田の海戦 ○叩き込み 3.9秒
 佐田の海、先に手をつく。大翔丸、仕切り線後方で両手をサッとつく。佐田の海、素早く立ち、右手を出して頭から踏み込み、右で相手を押し上げる。大翔丸、下がらず押す。佐田の海、左上手前廻しに手を掛ける。大翔丸、叩きながら引き、土俵際左へ回る。佐田の海、土俵にバッタリ落ち、大翔丸、左足一本で残す。
20170722 14 304 大翔丸 叩き込み 佐田の海 40

(楽) 貴景勝戦 ●押し出し 4.0秒
 大翔丸、先に両手をつく。貴景勝、すぐには手をつかず。大翔丸、立合いを嫌う。2度目、大翔丸、先に両手をつく。貴景勝、両手をサッとつき、両手を出して頭から踏み込む。大翔丸、右手を出して当たる。貴景勝、突き放しながら前に出る。大翔丸、土俵際を左へ回る。貴景勝、逃さず突き放す。大翔丸、俵の外に出る。
20170723 15 312 貴景勝 押し出し 大翔丸 30

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千代の国 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-ちよのくに

自己最高位の前頭筆頭だった先場所は、初金星を獲得するも2勝13敗の成績だった。→先場所の取組内容
前頭11枚目で迎えた今場所、初日は分の悪い松鳳山に押し出されて黒星発進。
二日目、荒鷲に上手投げで倒されて連敗。
三日目、隠岐の海を上手投げで倒して初日を出す。
四日目の徳勝龍では、土俵際で上手投げに行き、一度は軍配をもらうも「物言い」。「差し違え」で敗れる。
そこから黒星が連なり、五日目宝富士、六日目豪風と3連敗。1勝5敗と黒星先行。六日目の大相撲中継で、→浴衣姿 を披露。
七日目、錦木を押し出して2勝目。
八日目、臥牙丸との熱戦を制し、今場所初めての連勝。勝ち名乗りの際は流血。取組後、「楽しかったです」とコメント(大相撲中継より)。
九日目、今場所好調の碧山戦。土俵際で突き落とし、一度は軍配をもらうも「物言い」。千代の国の足が先に出ていたとして、今場所2度目の「差し違え」による負け。6敗目となる。
十日目、大翔丸を寄り切ってから白星が連なり、十四日目まで5連勝。勝ち越しを決める。(→十四日目 力紙を使う千代の国
千秋楽、膝の怪我で5連敗していた宇良と対戦。叩き込みで敗れ、8勝7敗で今場所を終える。
勝ち越しは2場所ぶり。



(初) 松鳳山戦 ●押し出し 2.7秒
 千代の国、仕切り線かなり後方で先に左手をつく。松鳳山、両手をサッとつく。千代の国、素早く立ち、頭を下げ、左手を出して右肘を固める。松鳳山、頭から低く当たる。千代の国、突き放し、相手の手を叩いて引く。松鳳山、前のめりになるが落ちずに押す。千代の国、更に叩こうとしながら土俵下に落ちる。
20170709 01 306 松鳳山 押し出し 千代の国 40

(2) 荒鷲戦 ●上手投げ 4.6秒
 千代の国、仕切り線後方で先に手をつく。荒鷲、右手をつき、左手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。千代の国、頭から踏み込む。荒鷲、右肘を固めて踏み込み、左上手に手を伸ばす。千代の国、力強く突き放しながら前に出る。荒鷲、左上手を取り、左に回り、土俵際豪快な左上手投げ。千代の国、土俵に裏返る。その後、荒鷲、土俵下に落ちる。
20170710 02 305 荒鷲 上手投げ 千代の国 40

(3) 隠岐の海戦 ○上手投げ 8.7秒
 千代の国、仕切り線後方で左手をつく。隠岐の海、両手をサッとつく。千代の国、右手を出して頭から踏み込む。隠岐の海、右肘を固めて当たる。千代の国、右喉輪で突き放す。隠岐の海、左を差す。千代の国、右上手に手を伸ばすが取れず。隠岐の海、前に出ながら右上手を取る。千代の国、土俵際堪える。隠岐の海、右上手投げで振って前に出る。千代の国、俵に詰まるが、俵伝いに右へ回って体を開き、逆転の右上手投げ。隠岐の海、土俵に落ち、千代の国、左足一本で残す。
20170711 03 307 千代の国 上手投げ 隠岐の海 45

(4) 徳勝龍戦 ●寄り切り 4.1秒
 千代の国、仕切り線後方で先に手をつく。徳勝龍、サッと両手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。千代の国、左肘を固めて頭から踏み込む。徳勝龍、右で相手の左腕を引っ張り込む。千代の国、左下手、右上手を取る。徳勝龍、左差し、右で相手の差し手を抱えながら前に出る。千代の国、土俵際、体を開いて右上手投げに行く。徳勝龍、左差し手を突きつける。両者、体が傾くが、徳勝龍、右手を土俵につく。軍配、千代の国。「物言い」がつき、協議の結果、千代の国の足が先に出ているとし、「軍配差し違え」で徳勝龍の勝ちとなる。VTRでは、千代の国が上手投げに行った際、左足爪先が 相手の手より少し先に俵の外についていた。
20170712 04 306 徳勝龍 寄り切り 千代の国 40 千代の国の左爪先
〔 説明する二所ノ関審判長〕
20170712 04 306 徳勝龍 寄り切り 千代の国 60 説明する二所ノ関審判長

(5) 宝富士戦 ●押し出し 3.7秒
 宝富士、先に両手をつく。千代の国、仕切り線後方で両手をサッとついて素早く立つ。宝富士、左肘を固める。千代の国、左手を出し、右肘を固めて当たり、左喉輪で押し上げる。宝富士、仰け反るが堪え、左を差す。千代の国、左で叩きながら下がる。宝富士、乗じて前に出る。千代の国、俵に両足を掛けながら左で首を巻く。宝富士、押す。千代の国、俵の外に出る。
20170713 05 305 宝富士 押し出し 千代の国 40

(6) 豪風戦 ●押し出し 2.6秒
 千代の国、先に両手をつく。豪風、仕切り線後方でサッと手をつく。両者、ほぼ同時に立ち、頭で当たり合う。千代の国、相手の当たりでやや下がる。豪風、突き放しながら前に出る。千代の国、俵の外に出る。
20170714 06 305 豪風 押し出し 千代の国 40

(7) 錦木戦 ○押し出し 11.0秒
 千代の国、仕切り線後方で先に手をつく。錦木、左、右と手をつく。千代の国、素早く立って頭から踏み込む。錦木、左を差す。千代の国、引いて体を離し、突き上げる。錦木、乗じて前に出る。千代の国、土俵際両差しになって前に出る。錦木、左小手投げを打って体を離す。千代の国、右で後ろ廻しを取って左で首を巻き、上手投げで振り回す。錦木、左下手を持って堪え、右前廻しに手を掛ける。千代の国、更に上手投げで力強く振り回し、相手を土俵際において突き放す。錦木、俵の外に出る。
〔上手投げで振り回す千代の国〕
20170715 07 304 千代の国 押し出し 錦木 30 上手投げで振り回す
〔千代の国の押し出し〕
20170715 07 304 千代の国 押し出し 錦木 40

(中) 臥牙丸戦 ○押し出し 18.8秒
 臥牙丸、先に右手をつく。千代の国、仕切り線後方でサッと両手をついて素早く立ち、両手を出して頭から踏み込む。臥牙丸、頭から当たる。千代の国、突き放して体を離す。臥牙丸、前に出て両手で顔を押し上げる。千代の国、仰け反るが堪え、突き放しながら前に出る。臥牙丸、相手の頭を叩く。千代の国、落ちずに堪える。臥牙丸、突っ張りながら前に出る。千代の国、右前廻しに手を掛ける。臥牙丸、腰を引いて廻しを切る。千代の国、土俵際。両者、突き放し合う。千代の国、右で突いていなしながら右に回って体を入れ替える。臥牙丸、相手の頭を叩いて土俵際を左に回る。千代の国、堪えて突き放す。臥牙丸、土俵際突き返す。千代の国、一瞬右下手に手を掛け、押す。臥牙丸、俵の外に出る。
20170716 08 303 千代の国 押し出し 臥牙丸 35
〔千代の国、額から血を流しながら勝ち名乗り〕
20170716 08 303 千代の国 押し出し 臥牙丸 60 千代の国流血 01

(9) 碧山戦 ●寄り切り 4.6秒
 千代の国、仕切り線後方で先に手をつく。碧山、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。千代の国、頭から踏み込む。碧山、両手突きで起こし、叩きながら右に回り、右を差して前に出る。千代の国、土俵際を左へ回りながら左で突く。碧山、土俵に転がり、千代の国、俵の外に出て倒れる。軍配、千代の国。「物言い」がつき、協議の結果、千代の国の足が先に出ていると判断、「軍配差し違え」で碧山の勝ちに。
20170717 09 307 碧山 寄り切り 千代の国 40
〔説明する藤島審判長〕
20170717 09 307 碧山 寄り切り 千代の国 60 説明する藤島審判長

(10) 大翔丸戦 ○寄り切り 5.2秒
 大翔丸、先に両手をつく。千代の国、仕切り線後方で両手をサッとつき、左から張って右でかち上げる。大翔丸、上体が起きて下がる。千代の国、一気に前に出る。大翔丸、土俵際、右から突く。千代の国、土俵際向き直り、右下手を取って前に出る。大翔丸、土俵際、左から突こうとする。千代の国、そのまま前に出て寄り切る。
20170718 10 304 千代の国 寄り切り 大翔丸 40

(11) 貴ノ岩戦 ○叩き込み 3.2秒
 千代の国、先に両手をつく。貴ノ岩、右、左と手をサッとつく。千代の国、素早く立ち、頭から踏み込む。貴ノ岩、右を差す。千代の国、左で相手の右腕を抱え、突き放しながら前に出る。貴ノ岩、俵に詰まって前のめりになり、土俵に両手をつく。
20170719 11 308 千代の国 叩き込み 貴ノ岩 40

(12) 琴勇輝戦 ○寄り倒し 9.8秒
 千代の国、仕切り線後方で先に手をつく。琴勇輝、両手をサッとつく。千代の国、素早く立ち、頭から踏み込む。琴勇輝、両手突きで相手を起こし、引く。千代の国、乗じて押しながら前に出る。琴勇輝、土俵際突き放す。千代の国、右から突き、叩きながら引く。琴勇輝、乗じて前に出、押す。千代の国、俵に右足一本を掛けて仰け反るが堪え、俵伝いに右に回りながら向き直り、右下手を取って寄る。琴勇輝、土俵下に転落、脇腹を打って、しばらく立ち上がれず。
〔土俵際堪える千代の国〕
20170720 12 301 千代の国 寄り倒し 琴勇輝 25 堪える千代の国
〔寄り倒そうとする千代の国〕
20170720 12 301 千代の国 寄り倒し 琴勇輝 40

(13) 佐田の海戦 ○寄り切り 13.8秒
 佐田の海、先に手をつく。千代の国、仕切り線かなり後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。佐田の海、右手を出して頭から踏み込む。千代の国、右手を出して頭で当たり、突き放す。佐田の海、下がらず、右を差して下手を取る。千代の国、右を差して深い両廻しを取る。佐田の海、深い左上手を取る。千代の国、両廻しを引きつけて前に出る。佐田の海、俵に詰まって上体が起きるが堪え、俵伝いに左へ回る。千代の国、両廻しを引きつけてがぶる。佐田の海、俵に両足を掛けて堪え、俵伝いに左へ回り、左上手投げに行こうとする。千代の国、右差し手を突きつける。佐田の海、俵の外に出る。
20170721 13 303 千代の国 寄り切り 佐田の海 40

(14) 蒼国来戦 ○上手投げ 14.1秒
 千代の国、仕切り線後方で先に左手をつく。蒼国来、仕切り線後方で両手をサッとつく。千代の国、両手を出して頭から踏み込む。蒼国来、やや右へ踏み出して左を差す。千代の国、突き放す。蒼国来、右を差す。千代の国、右を差して下手を取る。蒼国来、右下手、左上手を取る。千代の国、深い左上手を取り、両廻しを持って前に出る。蒼国来、廻しを引きつけて堪える。千代の国、右下手を結び目に持ち替え、両廻しを引きつけて前に出、寄り立てる。蒼国来、俵に両足を掛けて堪える。千代の国、体を開いて左上手投げを土俵内に向かって下へ打つ。蒼国来、右膝から土俵に落ちる。
20170722 14 303 千代の国 上手投げ 蒼国来 40

(楽) 宇良戦 ●叩き込み 7.8秒
 宇良、先に両手をつく。千代の国、仕切り線後方でサッと両手をついて見ながら立ち、両手突きに行く。宇良、頭を下げて潜ろうとする。千代の国、肩に向かって突き放そうとする。宇良、相手の腕をかわして押し上げる。千代の国、上体が起き、突き放す。両者、押し合い、体が離れて見合う。宇良、頭を下げる。千代の国、押すが、体が離れて前のめりになる。宇良、そこを叩く。千代の国、土俵に這う。
20170723 15 310 宇良 叩き込み 千代の国 40

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松鳳山 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-しょうほうざん

前頭8枚目だった先場所は、6勝9敗の成績だった。→先場所の取組内容
6月、横綱稀勢の里が富岡八幡宮で横綱力士刻名式に出席した際、土俵入りで太刀持ちを務めた。(→富岡八幡宮奉納土俵入り
また、茨城県出身横綱 常陸山像の前での稀勢の里土俵入りでは、大関高安が最後の太刀持ちを務め、松鳳山は露払いを務めた(→常陸山像前土俵入り)。
7月に入り、名古屋市熱田神宮奉納土俵入りでも、稀勢の里の露払いを務めた。(→熱田神宮奉納土俵入り
前頭10枚目で迎えた今場所、初日は千代の国を押し出して白星発進。
二日目、約30秒の相撲で、隠岐の海を寄り切って連勝。
三日目千代大龍、四日目勝ちっ放しの碧山に敗れて連敗。
五日目豪風、六日目大翔丸を押し出して連勝。4勝2敗と白星先行。六日目の大相撲中継で、→浴衣姿 を披露。
七日目、琴勇輝に押し出されて3敗目。
九日目千代丸、十日目蒼国来と連敗。5勝5敗と星が五分に。
十一日目、荒鷲を寄り切ってから白星が連なり、3連勝で十三日目に勝ち越し決定。
そのまま千秋楽まで5連勝。10勝5敗で今場所を終える。
勝ち越しは昨年11月場所以来、4場所ぶり。二桁勝利は、昨年5月場所以来、7場所ぶり。



(初) 千代の国戦 ○押し出し 2.7秒
 千代の国、仕切り線かなり後方で先に左手をつく。松鳳山、両手をサッとつく。千代の国、素早く立ち、頭を下げ、左手を出して右肘を固める。松鳳山、頭から低く当たる。千代の国、突き放し、相手の手を叩いて引く。松鳳山、前のめりになるが落ちずに押す。千代の国、更に叩こうとしながら土俵下に落ちる。
20170709 01 306 松鳳山 押し出し 千代の国 40

(2) 隠岐の海戦 ○寄り切り 29.9秒
 隠岐の海、先に手をつく。松鳳山、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。隠岐の海、右肘を固める。松鳳山、やや左に踏み出して頭から当たり、右、左と喉輪で相手を起こし、両差しになる。隠岐の海、左を巻き替えて差す。松鳳山、左差しで右上手を取る。隠岐の海、深い左下手を取り、右上手を探る。松鳳山、左差し手を返して上手を与えず。両者、左四つ、松鳳山が伸びた上手一枚廻し、隠岐の海が下手の体勢。隠岐の海、右を巻き替えようとする。松鳳山、巻き替えを許さず。隠岐の海、右上手を探るが取れず。松鳳山、左下手を探る。両者、少し止まる(約3秒間)。松鳳山、伸びた右上手を引きつけて一気に前に出る。隠岐の海、俵の外に出る。
20170710 02 307 松鳳山 寄り切り 隠岐の海 40

(3) 千代大龍戦 ●突き落し 4.5秒
 両者、なかなか手をつかず。松鳳山、サッと手をついて突っ掛ける。2度目、松鳳山、先に右手をつく。松鳳山、右、左とサッと手をついて素早く立ち、左肘を固めて頭から踏み込む。千代大龍、右手を出して当たり、突き放す。松鳳山、両差しになり、左下手に手を掛けながら前に出る。千代大龍、土俵際、左に回りながら左で突く。松鳳山、土俵に落ちる。
20170711 03 306 千代大龍 突き落とし 松鳳山 40

(4) 碧山戦 ●押し出し 10.4秒
 碧山、先に右手をつく。松鳳山、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。松鳳山、頭から踏み込む。碧山、右肘でかち上げる。松鳳山、上体が起きる。碧山、右を差す。松鳳山、左喉輪で押し上げる。碧山、叩きながら右に回る。松鳳山、向き直る。碧山、突っ張り、左上手に手を掛けるが取れず、左で相手の腕を抱えながら前に出る。松鳳山、俵に詰まる。碧山、相手の顎を押し上げる。松鳳山、俵の外に出る。
20170712 04 307 碧山 押し出し 松鳳山 40

(5) 豪風戦 ○押し出し 12.1秒
 松鳳山、先に右手をつく。豪風、手をつこうとする。松鳳山、突っ掛ける。2度目、松鳳山、相手が手をつく前に突っ掛ける。3度目、豪風、かなり時間をとってから腰を下ろす。松鳳山、右手をつく。豪風、仕切り線後方でサッと両手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。松鳳山、右から張る。豪風、左に変わる。松鳳山、見ながらついて行く。豪風、土俵際叩きながら左に開く。松鳳山、突き放す。豪風、右から突き、押しながら前に出る。松鳳山、叩きながら右に回る。両者、押し合う。豪風、少し引く。松鳳山、押しながら前に出る。豪風、相手の手を叩く。松鳳山、乗じて押しながら前に出る。豪風、土俵下に落ちる。
20170713 05 306 松鳳山 押し出し 豪風 40

(6) 大翔丸戦 ○押し出し 11.4秒
 大翔丸、先に両手をつく。松鳳山、手をサッとつき、右から張って左肘を固める。大翔丸、頭から当たる。松鳳山、左を差して右に回る。大翔丸、右で押っ付け、左を差すが、差し手を抜いて右から突く。両者、体が離れる。松鳳山、右から張り、左を差そうとしながら前に出る。大翔丸、俵の上で叩いていなす。松鳳山、前のめりになって俵に詰まるが、向き直って俵伝いに右へ回る。大翔丸、前に出て押す。松鳳山、右前廻しを取るが切れ、左をのぞかせて堪える。大翔丸、右で手前に突く。松鳳山、前のめりになるが堪え、右から張る。大翔丸、大きく引いて叩く。松鳳山、乗じて前に出、押す。大翔丸、俵の外に出る。
20170714 06 306 松鳳山 押し出し 大翔丸 40

(7) 琴勇輝戦 ●押し出し 8.9秒
 松鳳山、右、左とサッと手をつく。琴勇輝、仕切り線後方でサッと手をつく。松鳳山、左肘を固める。琴勇輝、両手突きで相手を起こす。松鳳山、突き放しながら前に出る。琴勇輝、土俵際から突っ張り返しながら前に出る。松鳳山、土俵際、喉輪にあてがいながら右に回る。琴勇輝、向き直り、両手で突き放しながら前に出る。松鳳山、俵に詰まって仰け反る。琴勇輝、胸に向かって押し上げる。松鳳山、土俵下に落ちる。
20170715 07 305 琴勇輝 押し出し 松鳳山 40

(中) 佐田の海戦 ○上手投げ 4.9秒
 佐田の海、先に手をつく。松鳳山、両手をサッとつき、頭から踏み込む。佐田の海、頭から当たり、両差しを狙う。松鳳山、顎に向かって突き放す。佐田の海、下からあてがい、左で押っ付けながら前に出る。松鳳山、右差し手を抜いて上手を取り、右に回りながら上手投げを打ち、左で頭を押さえる。佐田の海、土俵に転がる。
20170716 08 306 松鳳山 上手投げ 佐田の海 37

(9) 千代丸戦 ●叩き込み 15.2秒
 松鳳山、右手をつくがその手を戻す。千代丸、仕切り線後方で手をつく。松鳳山、素早く手をサッとついて立ち、左肘を固め、右から張ろうとしながら踏み込む。千代丸、両肘を固めてその場で当たる。松鳳山、右から張って頭から当たる。千代丸、突き放して少し下がる。松鳳山、右から張って左を差す。千代丸、両手で顎を押し上げ、突き放しながら土俵際を右へ下がる。松鳳山、右から張り、左肘を固めて当たる。千代丸、俵に両足を掛けながら右を差す。松鳳山、左から押っ付ける。千代丸、土俵際、突き放して体を離す。松鳳山、当たる。千代丸、土俵際、突き放して体を離す。両者、見合う。松鳳山、踏み込んで当たる。千代丸、俵際を左へ回る。松鳳山、前に出ながら押す。千代丸、更に左へ回りながら叩く。松鳳山、足がついて行かずに落ち、土俵下に転がり落ちる。
20170717 09 305 千代丸 押し出し 松鳳山 40

(10) 蒼国来戦 ●寄り切り 2.5秒
 蒼国来、両手をサッとついて素早く立つ。松鳳山、遅れて立つ。蒼国来、左肩から低く当たる。松鳳山、左を差す。蒼国来、右から押っ付けながら前に出る。松鳳山、右で差し手を抱えるが、上体が起きて俵を割る。
20170718 10 305 蒼国来 寄り切り 松鳳山 40

(11) 荒鷲戦 ○寄り切り 3.6秒
 荒鷲、先に右手をつく。松鳳山、両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。荒鷲、右肘を固める。松鳳山、右手を出して頭から踏み込み、左肘を固めて当たる。荒鷲、左上手に手を伸ばすが取れず。松鳳山、両差しになって前に出る。荒鷲、左で突こうとしながら土俵際を左へ回る。松鳳山、前に出る。荒鷲、土俵下に落ちる。
20170719 11 303 松鳳山 寄り切り 荒鷲 40

(12) 臥牙丸戦 ○掬い投げ 5.7秒
 臥牙丸、先に手をつく。松鳳山、両手をサッとつき、素早く立って踏み込む。臥牙丸、右手を出して頭から当たる。松鳳山、左肩から当たって左を差し、差し手を返して後ろ廻しを取る。臥牙丸、右小手投げで振る。松鳳山、左差し手を大きく返して掬い投げ。臥牙丸、土俵に左手をついて落ちる。
20170720 12 303 松鳳山 掬い投げ 臥牙丸 45

(13) 阿武咲戦 ○押し出し 2.3秒
 阿武咲、先に両手をつく。松鳳山、腰を下ろし、両手をサッとついて素早く立ち、右から張って両差しになろうとする。阿武咲、上体が起き、右を巻き替えに行く。松鳳山、右喉輪で押し上げながら前に出る。阿武咲、土俵際で叩こうとするが、下に落ちる。
20170721 13 308 松鳳山 押し出し 阿武咲 40

(14) 錦木戦 ○寄り切り 2.6秒
 錦木、先に手をつく。松鳳山、両手をサッとついて右から張り、左を差して右上手を取り、上手出し投げ。錦木、向き直るが土俵際。松鳳山、左筈で押し上げながら一気に寄り切る。
〔出し投げを打つ松鳳山〕
20170722 14 306 松鳳山 寄り切り 錦木 20 出し投げ
〔松鳳山の寄り切り〕
20170722 14 306 松鳳山 寄り切り 錦木 40

(楽) 宝富士戦 ○寄り切り 11.4秒
 宝富士、先に両手をつく。松鳳山、両手をサッとつき、頭から踏み込む。宝富士、左肘を固めて当たる。松鳳山、右で押っ付け、左で顎を押し上げながら前に出、左を差す。宝富士、右で差し手を抱えようとする。松鳳山、すぐに左腕を抜き、左で顎を押し上げ、両差しになろうとしながら前に出る。宝富士、右に回って体を離す。松鳳山、右喉輪で押し上げる。宝富士、左から突いていなす。松鳳山、向き直り、右から張る。宝富士、相手を起こそうとする。松鳳山、両差しになって前に出る。宝富士、左へ回りながら体を離そうとするが、土俵際で差され、外から極めようとする。松鳳山、左差し手を抜いて寄る。宝富士、上体が起きて俵を割る。
20170723 15 301 松鳳山 寄り切り 宝富士 40

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千代大龍 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-ちよたいりゅう

再入幕して前頭14枚目だった先場所は、9勝6敗の成績で、8場所ぶりに幕内で勝ち越した。→先場所の取組内容
前外ら10枚目で迎えた今場所、初日は隠岐の海を押し出して白星発進。
二日目、大翔丸に寄り切られて初黒星。
白星、黒星が交互に連なり、四日目を終えて2勝2敗。
五日目、大栄翔を上手投げで倒してから白星が連なる。六日目の大相撲中継では、花柄の浴衣を披露(→千代大龍花柄浴衣)。
九日目、琴勇輝戦では立合いが2度合わず、両者がそろって藤島審判長に頭を下げる場面も(→藤島審判長の迫力)。取組では琴勇輝を突き出して5連勝。7勝目と勝ち越しまであと一つとする。また全勝の白鵬、1敗の碧山を追う、2敗力士4人の中に入る。
十日目、1敗の碧山に突き出されて3敗に後退。
十一日目、栃煌山に引き落とされ、今場所初めての連敗で4敗目。
十二日目、阿武咲を叩き込んで勝ち越し決定。
十三日目、蒼国来を押し出して連勝。
十四日目、宝富士に引き落とされて5敗目を喫するも、千秋楽、栃ノ心を叩き込んで10勝目。10勝5敗で今場所を終える。
勝ち越しは3場所連続。二桁勝利は、2014年7月場所以来、3年ぶり。



(初) 隠岐の海戦 ○押し出し 2.1秒
 隠岐の海、相手が手をつく前にふわっと立つ。2度目、隠岐の海、先に右手をつく。千代大龍、仕切り線後方で両手をサッとつき、右手を出して踏み込む。隠岐の海、差そうとする。千代大龍、右喉輪で突き放しながら前に出る。隠岐の海、土俵下に吹っ飛ぶ。
20170709 01 307 千代大龍 押し出し 隠岐の海 40 お尻

(2) 大翔丸戦 ●寄り切り 3.1秒
 大翔丸、先に手をつく。千代大龍、仕切り線後方で両手をサッとつき、左肘を固めて踏み込む。大翔丸、やや右に踏み出して当たり、右に開いていなす。千代大龍、前のめりになる。大翔丸、右で後ろ廻しを取って前に出る。千代大龍、向き直ろうとするが、俵を割る。
20170710 02 306 大翔丸 寄り切り 千代大龍 40

(3) 松鳳山戦 ○突き落し 4.5秒
 両者、なかなか手をつかず。松鳳山、サッと手をついて突っ掛ける。2度目、松鳳山、先に右手をつく。松鳳山、右、左とサッと手をついて素早く立ち、左肘を固めて頭から踏み込む。千代大龍、右手を出して当たり、突き放す。松鳳山、両差しになり、左下手に手を掛けながら前に出る。千代大龍、土俵際、左に回りながら左で突く。松鳳山、土俵に落ちる。
20170711 03 306 千代大龍 突き落とし 松鳳山 40

(4) 石浦戦 ●下手投げ 8.4秒
 石浦、仕切り線後方で先に両手をつく。千代大龍、手をサッとつく。石浦、素早く立ち、頭から踏み込む。千代大龍、両手突きで相手を起こし、突っ張る。石浦、中に入って左を深く差し、右前廻しを取る。千代大龍、肩越しの右上手を取る。石浦、体を開き、右で相手の右膝を押さえながら左下手投げ。千代大龍、足を送れず、土俵に転がる。
20170712 04 308 石浦 下手投げ 千代大龍 37

(5) 大栄翔戦 ○上手投げ 7.9秒
 大栄翔、先に両手をつく。千代大龍、両手をサッとつく。その直前、大栄翔、素早く立ち、両手を出して頭から踏み込む。千代大龍、左肘でかち上げて相手を起こし、突っ張る。大栄翔、下からあてがい、左で廻しを探る。千代大龍、右手で相手の廻しを切り、左上手を取って右を差し、上手を引きつけて前に出、土俵際で上手投げ。大栄翔、土俵に転がる。
20170713 05 309 千代大龍 上手投げ 大栄翔 40

(6) 徳勝龍戦 ○寄り切り 1.8秒
 徳勝龍、先に右手をつく。千代大龍、仕切り線後方で両手をサッとつく。徳勝龍、素早く立つ。千代大龍、左肘を固めて踏み込む。徳勝龍、右に変わって右上手を狙う。千代大龍、左差しで前に出る。徳勝龍、俵を割る。
20170714 06 307 千代大龍 寄り切り 徳勝龍 40-1

(7) 佐田の海戦 ○押し出し 3.3秒
 佐田の海、先に右手をつく。千代大龍、仕切り線後方でサッと手をつく。佐田の海、素早く立ち、両腕を下げて踏み込み、右廻しを探る。千代大龍、両手で突き放す。佐田の海、体が離れる。千代大龍、突っ張りながら前に出る。佐田の海、下からあてがうが俵に詰まる。千代大龍、胸を押す。佐田の海、土俵下に吹っ飛ぶ。
20170715 07 306 千代大龍 押し出し 佐田の海 35

(中) 荒鷲戦 ○突き落し 1.3秒
 荒鷲、先に手をつく。千代大龍、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。荒鷲、右肘を固めて踏み込む。千代大龍、右手を出し、左肘を固めて当たり、体を離す。荒鷲、前のめりになる。千代大龍、そこを右から突く。荒鷲、両足を宙に舞わせ、右肘から土俵に落ちる。
20170716 08 305 千代大龍 突き落とし 荒鷲 40

(9) 琴勇輝戦 ○突き出し 2.6秒
 琴勇輝、相手が手をつく前に両手突きで突っ掛ける。2度目、千代大龍、先に右手をつく。琴勇輝、手をサッと動かし、両者、ほぼ同時に立つ。しかし、琴勇輝の手つき不十分で、行司 木村寿之介が止める。3度目、琴勇輝、先に両手をつく。千代大龍、両手をサッとつく。琴勇輝、右手を出して頭から踏み込み、突き放す。千代大龍、下から撥ね上げる。琴勇輝、少し引く。千代大龍、乗じて突き放しながら前に出る。琴勇輝、俵に詰まる。千代大龍、更に突く。琴勇輝、土俵下に飛び落ちる。
〔2度立合い不成立。土俵下の藤島審判長と頭を下げる両力士〕
20170717 09 306 千代大龍 突き出し 琴勇輝 02 2度目の不成立 01 藤島審判長
20170717 09 306 千代大龍 突き出し 琴勇輝 02 2度目の不成立 05 頭を下げる両者
〔千代大龍の突き出し〕
20170717 09 306 千代大龍 突き出し 琴勇輝 35

(10) 碧山戦 ●突き出し 5.4秒
 千代大龍、仕切り線後方で先に右手をつく。碧山、右手をサッとつき、両肘を固めて踏み込む。千代大龍、左肘を固める。碧山、右肘でかち上げ、突っ張りながら前に出る。千代大龍、下から撥ね上げるが俵に詰まる。碧山、突き放す。千代大龍、俵の外に出る。
20170718 10 307 碧山 突き出し 千代大龍 40

(11) 栃煌山戦 ●引き落し 7.6秒
 栃煌山、両足をじりっとすり、仕切り線後方で両手をサッとつく。千代大龍、すぐに手をサッとついて立つ。栃煌山、左肘を固めて頭から踏み込む。千代大龍、左肘を固めて右手を出して当たり、右喉輪で突き放す。栃煌山、下がらず、押しながら前に出る。千代大龍、俵に詰まり、両手で顔を押し上げる。栃煌山、押し返してから左に開く。千代大龍、前のめりになって土俵に両手をつく。
20170719 11 310 栃煌山 引き落とし 千代大龍 40

(12) 阿武咲戦 ○叩き込み 3.3秒
 阿武咲、先に両手をつく。千代大龍、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。阿武咲、右肘を固めて踏み込む。千代大龍、左肘を固めて当たり、突き上げ、叩きながら大きく引く。阿武咲、前に飛び落ち、千代大龍、右足一本で残る。
20170720 12 310 千代大龍 叩き込み 阿武咲 40

(13) 蒼国来戦 ○押し出し 2.8秒
 千代大龍、右手をつく。蒼国来、仕切り線かなり後方で両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。蒼国来、右肘を固めてやや右へ踏み出す。千代大龍、突っ張りながら前に出る。蒼国来、俵に詰まり、右から突きながら回り込もうとする。千代大龍、逃さず押す。蒼国来、俵を割る。
20170721 13 304 千代大龍 押し出し 蒼国来 40

(14) 宝富士戦 ●引き落し 1.8秒
 宝富士、先に両手をつく。千代大龍、両手をサッと動かして立つ。宝富士、左肘を固める。千代大龍、左肘を固めて当たり突き放す。宝富士、右上手前廻しを取るが切れる。千代大龍、前のめりに体勢を崩す。宝富士、左に開く。千代大龍、土俵に落ちる。
20170722 14 305 宝富士 引き落とし 千代大龍 35

(楽) 栃ノ心戦 ○叩き込み 4.8秒
 千代大龍、右手をつく。栃ノ心、仕切り線後方で両手をサッとつき、右肘を固めて踏み込む。千代大龍、左肩から当たり、右喉輪で押し上げる。栃ノ心、上体が起き、引いて体を離す。千代大龍、押し上げる。栃ノ心、土俵際堪え、廻しを探る。千代大龍、叩きながら引く。栃ノ心、土俵に落ちて転がる。
20170723 15 311 千代大龍 叩き込み 栃ノ心 40

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2017年9月場所(秋場所)十両番付

201709-十両番付
2017年秋(9月)場所の十両番付です。
先場所(2017年名古屋・7月場所)の番付と成績を合わせて表示しています。
成績に「★」がついているものは、優勝者です。
先場所より半枚でも番付が上がったものについては「前場所番付」欄をピンクで表示、下がったものについてはブルーで表示しています。
幕下から十両に昇進したものについては「四股名」の欄をピンクで表示し、特に新十両の場合は濃いピンクで表示しています。
幕内から十両に陥落したものについては「四股名」の欄をブルーで表示しています。

《2017年秋場所取組内容・目次へ》

2017年9月場所(秋場所)幕内番付

201709-幕内番付

2017年秋(9月)場所の幕内番付です。
先場所(2017年名古屋・7月場所)の番付と成績を合わせて表示しています。
成績に「★」がついているものは、優勝者です。
先場所より半枚でも番付が上がったものについては「先場所番付」欄をピンクで表示、下がったものについてはブルーで表示。
十両から幕内、または平幕から三役に昇進したものについては「四股名」の欄をピンクで表示し、特に新入幕の場合は濃いピンクで表示しています。
三役から平幕に陥落したものについては「四股名」の欄をブルーで表示しています。

《2017年秋場所取組内容・目次へ》

隠岐の海 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-おきのうみ

前頭2枚目だった先場所は、3勝12敗の成績だった。→先場所の取組内容
6月、稀勢の里が茨城県鹿島神宮で奉納土俵入りを行った際、太刀持ちを務める。(→稀勢の里鹿島神宮奉納土俵入り
場所前、肛門周囲膿瘍の手術を行ったよう。(NHKラジオ情報)
前頭9枚目で迎えた初日、千代大龍に押し出されて黒星発進。締め込みが患部に直接当たらないようにか、尻の辺りに白いものが見られる。(→隠岐の海の尻に白い物
二日目松鳳山、三日目千代の国に敗れて3連敗。
四日目、大栄翔を押し倒して初日を出す。
五日目、勝ちっ放しの碧山に押し出されて4敗目。
六日目の石浦戦、一度は相手に軍配が上がるが、「差し違え」で勝って2勝目。
七日目、大翔丸を押し出して連勝。3勝4敗とする。
八日目から黒星が連なり、十日目の千代丸戦では、1分15秒と粘ったが寄り切られて3連敗。7敗目と後がなくなる。
十一日目、臥牙丸を上手投げで倒して踏み止まる。
十二日目、佐田の海に寄り切られて負け越し決定。
十四日目、千代翔馬を上手投げで倒して5勝目を上げるも、千秋楽も敗れ、5勝10敗で今場所を終える。
負け越し、二桁負けとも2場所連続。



(初) 千代大龍戦 ●押し出し 2.1秒
 隠岐の海、相手が手をつく前にふわっと立つ。2度目、隠岐の海、先に右手をつく。千代大龍、仕切り線後方で両手をサッとつき、右手を出して踏み込む。隠岐の海、差そうとする。千代大龍、右喉輪で突き放しながら前に出る。隠岐の海、土俵下に吹っ飛ぶ。
20170709 01 307 千代大龍 押し出し 隠岐の海 40 お尻

(2) 松鳳山戦 ●寄り切り 29.9秒
 隠岐の海、先に手をつく。松鳳山、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。隠岐の海、右肘を固める。松鳳山、やや左に踏み出して頭から当たり、右、左と喉輪で相手を起こし、両差しになる。隠岐の海、左を巻き替えて差す。松鳳山、左差しで右上手を取る。隠岐の海、深い左下手を取り、右上手を探る。松鳳山、左差し手を返して上手を与えず。両者、左四つ、松鳳山が伸びた上手一枚廻し、隠岐の海が下手の体勢。隠岐の海、右を巻き替えようとする。松鳳山、巻き替えを許さず。隠岐の海、右上手を探るが取れず。松鳳山、左下手を探る。両者、少し止まる(約3秒間)。松鳳山、伸びた右上手を引きつけて一気に前に出る。隠岐の海、俵の外に出る。
20170710 02 307 松鳳山 寄り切り 隠岐の海 40

(3) 千代の国戦 ●上手投げ 8.7秒
 千代の国、仕切り線後方で左手をつく。隠岐の海、両手をサッとつく。千代の国、右手を出して頭から踏み込む。隠岐の海、右肘を固めて当たる。千代の国、右喉輪で突き放す。隠岐の海、左を差す。千代の国、右上手に手を伸ばすが取れず。隠岐の海、前に出ながら右上手を取る。千代の国、土俵際堪える。隠岐の海、右上手投げで振って前に出る。千代の国、俵に詰まるが、俵伝いに右へ回って体を開き、逆転の右上手投げ。隠岐の海、土俵に落ち、千代の国、左足一本で残す。
20170711 03 307 千代の国 上手投げ 隠岐の海 30
20170711 03 307 千代の国 上手投げ 隠岐の海 45

(4) 大栄翔戦 ○押し倒し 9.6秒
 大栄翔、先に両手をつく。隠岐の海、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。隠岐の海、右肘を固めて踏み込む。大栄翔、右手を出して頭から当たる。隠岐の海、右肘でかち上げる。大栄翔、右喉輪で押し上げる。隠岐の海、両手で相手の右腕を持って喉輪を外す。大栄翔、突き放しながら前に出る。隠岐の海、あてがい、押し返しながら堪える。大栄翔、叩きながら大きく引き、右に回って体を離す。隠岐の海、前に泳ぐが、土俵際向き直って突き放す。大栄翔、土俵に尻餅をついて転がる。
20170712 04 309 隠岐の海 押し倒し 大栄翔 40

(5) 碧山戦 ●押し出し 3.7秒
 隠岐の海、右手をつく。碧山、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。隠岐の海、右肘を固める。碧山、頭から踏み込んで当たり、押しながら前に出る。隠岐の海、左足が俵に掛かる。碧山、右喉輪で押し上げる。隠岐の海、上体が起きて俵を割る。
20170713 05 308 碧山 押し出し 隠岐の海 40

(6) 石浦戦 ○押し出し 5.2秒
 隠岐の海、先に右手をつくがその手を戻す。石浦、右手をつく。隠岐の海、両手をサッとついて突っ掛ける。2度目、石浦、右手をつく。隠岐の海、右手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。隠岐の海、右肘でかち上げる。しかし、隠岐の海の手つき不十分か、行司 木村寿之介が止める。3度目、隠岐の海、先に右手をつく。石浦、右手をつき、左手をサッとついて立つ。隠岐の海、左手をサッとつく。石浦、右手を出して頭から低く踏み込む。隠岐の海、その場で当たりを受け、左を差す。石浦、左筈で脇を押し上げ、右から絞る。隠岐の海、突っ張り、突き放して前に出る。石浦、土俵際、叩いて俵の上で右に開く。両者、土俵下に落ちる。軍配、石浦。「物言い」がつき、石浦の踵が先に出ているとして「軍配差し違え」で隠岐の海の勝ちとなる。
20170714 06 308 隠岐の海 押し出し 石浦 40
〔説明する藤島審判長〕
20170714 06 308 隠岐の海 押し出し 石浦 60 説明する藤島審判長 03

(7) 大翔丸戦 ○押し出し 5.1秒
 隠岐の海、先に右手をつく。大翔丸、両手をサッとつく。隠岐の海、素早く立ち、右肘を固める。大翔丸、左に踏み出して頭から当たり、左押っ付けで突く。隠岐の海、向き直る。大翔丸、左を差して肩透かし気味に左へ回る。隠岐の海、押しながら前に出る。大翔丸、引いて体を離そうとする。隠岐の海、乗じて前に出、土俵際の相手を押す。大翔丸、土俵下に落ちる。
20170715 07 307 隠岐の海 押し出し 大翔丸 40

(中) 貴ノ岩戦 ●上手出投 6.6秒
 隠岐の海、仕切り線後方で右手をつく。貴ノ岩、サッと両手をつき、右肘を固めて踏み込む。隠岐の海、その場で立つが、行司 木村晃之助が止める。2度目、隠岐の海、先に右手をつく。貴ノ岩、両手をサッとつく。隠岐の海、右肘を固めて踏み込み、右を差す。貴ノ岩、左上手に手を掛ける。隠岐の海、左に腰を捻って上手を与えず。貴ノ岩、右を差して下手を取る。隠岐の海、前に出ながら左上手を探るが取れず、左で押っ付け、機を見て左を巻き替えて差す。貴ノ岩、すぐに右に回りながら右上手出し投げ。隠岐の海、右膝から土俵に落ちる。
20170716 08 308 貴ノ岩 上手出し投げ 隠岐の海 40

(9) 阿武咲戦 ●寄り切り 2.6秒
 阿武咲、先に手をつく。隠岐の海、仕切り線後方で両手をサッとつき、右肘でかち上げに行く。阿武咲、右肘を固めて頭から当たり、左前廻しを取る。隠岐の海、右で相手の左腕を抱える。阿武咲、両差しで一気に前に出る。隠岐の海、上体が起きて俵を割る。
20170717 09 309 阿武咲 寄り切り 隠岐の海 40

(10) 千代丸戦 ●寄り切り 76.2秒
 隠岐の海、先に右手をつく。千代丸、仕切り線後方で両手をサッとつく。隠岐の海、両腕を内に入れて踏み込む。千代丸、両手を出して頭から当たる。隠岐の海、左を差して差し手を返し、右を巻き替え、両差しで前に出る。千代丸、土俵際を左に回って中に戻り、右を巻き替えて差す。隠岐の海、左上手に手を伸ばすが取れず、右下手に手を伸ばすがこちらも取れず。両者、右四つ、ともに廻しを取らない形で足が止まり、隠岐の海は盛んに右下手、左上手を探るが取れず(約26秒間)。隠岐の海、左上手に手を掛ける。千代丸、少し左に回って上手を与えず、右下手を取る。隠岐の海、右下手を取る。両者、右四つ互いに下手を持った形で止まる(約9秒間)。隠岐の海、左上手に手を伸ばすが取れず、左押っ付けで前に出る。千代丸、土俵際、右下手を引きつけながら堪え、左上手を取る。両者、右四つ、千代丸両廻し、隠岐の海下手のみで、少し止まる(約3秒間)。隠岐の海、右足を飛ばして相手の右足を蹴ろうとするが、相手にかわされる。両者、止まる(約11秒間)。千代丸、両廻しを引きつけて前に出る。隠岐の海、土俵際を右に回ろうとする。千代丸、逃さず寄り切る。
20170718 10 306 千代丸 寄り切り 隠岐の海 40

(11) 臥牙丸戦 ○上手投げ 9.6秒
 隠岐の海、先に手をつく。臥牙丸、両手をトンとつく。両者、ほぼ同時に立つ。臥牙丸、右手を出して頭から踏み込む。隠岐の海、両差しになり、右下手前廻しを取って前に出る。臥牙丸、外から極めながら前に出る。隠岐の海、右差し手を抜く。両者、左下手を取る。臥牙丸、右上手に手を伸ばしながら前に出る。隠岐の海、右上手を取り、土俵際を右に回りながら上手投げ。臥牙丸、土俵に転がる。
20170719 11 304 隠岐の海 上手投げ 臥牙丸 40

(12) 佐田の海戦 ●寄り切り 7.3秒
 佐田の海、先に右手をつく。隠岐の海、仕切り線後方で両手をサッとつく。佐田の海、素早く立ち、右手を出してやや左へ踏み出す。隠岐の海、右肘を固めて当たる。佐田の海、突き放す。隠岐の海、左を差す。佐田の海、右上手、左下手を取る。隠岐の海、右で小手に巻いて振り、左下手を取る。佐田の海、両廻しを引きつけて前に出る。隠岐の海、右上手を取るが俵に詰まる。佐田の海、相手の下手を切って寄る。隠岐の海、俵を割る。
20170720 12 305 佐田の海 寄り切り 隠岐の海 40

(13) 錦木戦 ●押し出し 5.0秒
 錦木、先に手をつく。隠岐の海、仕切り線後方で両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。錦木、右肘を固めて頭から踏み込む。隠岐の海、両肘を固めて当たり、右をのぞかせ、左で押っ付ける。錦木、頭をつけて右差し手を抜く。隠岐の海、左をのぞかせ、肩透かしを少し引く。錦木、右で差し手を抱え、左で押っ付けながら前に出る。隠岐の海、上体が起きて俵に詰まる。錦木、押す。隠岐の海、土俵下に飛び落ちる。
20170721 13 305 錦木 押し出し 隠岐の海 40

(14) 千代翔馬戦 ○上手投げ 35.0秒
 隠岐の海、仕切り線後方で右手をつく。千代翔馬、すぐに両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。千代翔馬、右手を出して踏み込む。隠岐の海、左を差して深い下手を取る。千代翔馬、右で相手の脇腹を叩いて巻き替えに行くと見せて深い右上手に手を伸ばして取り、上手を持って右に回り、右足外掛けに行く。隠岐の海、堪え、左を巻き替えようと見せてから右上手を取って両廻し。両者、左四つがっぷりで少し止まる(約4秒間)。隠岐の海、両廻しを引きつけて前に出ようとし、左差し手を返して相手の上手を切ろうとする。千代翔馬、堪える。一呼吸後、隠岐の海、右上手を引きつけて前に出ながら、左差し手を返して相手を切ろうとする。千代翔馬、堪えて中に戻る。両者、左四つがっぷりで止まる(約4秒間)。千代翔馬、左足を飛ばして相手の右足を蹴る。隠岐の海、堪え、右上手を引きつけて前に出る。千代翔馬、左足一本を俵に掛けて体を開き、左下手投げに行こうとする。隠岐の海、右上手投げ。千代翔馬、俵の外に裏返り、その後、隠岐の海、土俵に倒れる。
20170722 14 309 隠岐の海 上手投げ 千代翔馬 37

(楽) 荒鷲戦 ●上手投げ 3.7秒
 荒鷲、右手をつく。隠岐の海、両手をサッとつく。荒鷲、右肘を固めて左へ踏み出す。隠岐の海、左を差そうとするが差せず、右を差す。荒鷲、左上手を取り、右をねじ込んで右下手を取り、両廻しを引きつけ、前に出ながら左上手投げ。隠岐の海、土俵に転がる。
20170723 15 302 荒鷲 上手投げ 隠岐の海 37

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徳勝龍 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-とくしょうりゅう

前頭12枚目だった先場所は、8勝7敗の成績だった。→先場所の取組内容
場所前、山響部屋の部屋開きで、横綱稀勢の里の土俵入りの露払いを務める。(→産経フォト 記事が表示されない場合は→こちら
前頭9枚目で迎えた今場所、初日は石浦の上手出し投げに倒れ、黒星発進。
二日目碧山、三日目大栄翔に敗れ、初日から3連敗。
四日目の千代の国戦、相手の上手投げに倒れたかに見えたが、「物言い」がつき、相手の足が先に出ているとして、「軍配差し違え」で勝ち、今場所の初白星。
五日目大翔丸、六日目千代大龍に敗れて連敗。1勝5敗と黒星先行。
七日目、貴ノ岩を叩き込んで2勝目。(→勝ち名乗りを受ける際に口を動かす徳勝龍
八日目、蒼国来を寄り切り、初めて連勝。3勝目を上げる。
九日目、明徳義塾での同級生、栃煌山に送り出され、6敗目。
そこから黒星が連なり、十一日目に負け越し決定。十二日目も敗れて4連敗。
十三日目、逸ノ城を寄り切って4勝目。
十四日目、千秋楽と連敗し、4勝10敗で今場所を終える。
負け越しは十両だった昨年11月場所以来、4場所ぶり。二桁負けは、昨年1月場所以来、9場所ぶり。



(初) 石浦戦 ●上手出投 0.9秒
 石浦、仕切り線後方で先に両手をつく。徳勝龍、両手をサッとついて立つ。石浦、右手を出して立ち、左に変わって左から突き落とし気味に上手出し投げ。徳勝龍、土俵にバッタリ落ちる。
20170709 01 308 石浦 上手出し投げ 徳勝龍 35

(2) 碧山戦 ●突き落し 5.0秒
 碧山、先に手をつく。徳勝龍、手をサッとつく。碧山、両手で相手の肩を押さえて相手を起こし、突っ張る。徳勝龍、下からあてがって前に出る。碧山、叩きながら下がり、土俵際右から突いて右に開く。徳勝龍、前に泳いで俵に詰まり、踏みとどまれずに俵を割る。
20170710 02 308 碧山 突き落とし 徳勝龍 40

(3) 大栄翔戦 ●突き落し 10.5秒
 大栄翔、先に両手をつく。徳勝龍、両手をサッとつき、右手を出して頭から踏み込む。大栄翔、両手を出して頭から低く踏み込む。徳勝龍、右で顔を押し上げ、叩きながら右へ回る。大栄翔、乗じて前に出、突き放す。徳勝龍、引き、右から突きながら体を離すが土俵際。両者、激しく押し合う。大栄翔、機を見て左から突く。徳勝龍、土俵に両手をつく。
20170711 03 309 大栄翔 突き落とし 徳勝龍 40

(4) 千代の国戦 ○寄り切り 4.1秒
 千代の国、仕切り線後方で先に手をつく。徳勝龍、サッと両手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。千代の国、左肘を固めて頭から踏み込む。徳勝龍、右で相手の左腕を引っ張り込む。千代の国、左下手、右上手を取る。徳勝龍、左差し、右で相手の差し手を抱えながら前に出る。千代の国、土俵際、体を開いて右上手投げに行く。徳勝龍、左差し手を突きつける。両者、体が傾くが、徳勝龍、右手を土俵につく。軍配、千代の国。「物言い」がつき、協議の結果、千代の国の足が先に出ているとし、「軍配差し違え」で徳勝龍の勝ちとなる。VTRでは、千代の国が上手投げに行った際、左足爪先が 相手の手より少し先に俵の外についていた。
〔千代の国の爪先が出た場面〕
20170712 04 306 徳勝龍 寄り切り 千代の国 40 千代の国の左爪先
〔その後、徳勝龍の手がつく〕
20170712 04 306 徳勝龍 寄り切り 千代の国 42
〔説明する二所ノ関審判長〕
20170712 04 306 徳勝龍 寄り切り 千代の国 60 説明する二所ノ関審判長

(5) 大翔丸戦 ●引き落し 8.7秒
 大翔丸、先に両手をつく。徳勝龍、なかなか手をつかず。大翔丸、立合いを嫌う。2度目、両者、ほぼ同時に両手をサッとついて立つ。徳勝龍、左から張る。大翔丸、頭から当たり、両差しになる。徳勝龍、前に出る。大翔丸、左差し手を返して左に回る。徳勝龍、突っ張る。大翔丸、左をのぞかせ、右押っ付けで押し上げてから右で突く。徳勝龍、両手で突き放そうとする。大翔丸、右で突きながら右に回る。徳勝龍、向き直って押す。大翔丸、左に開く。徳勝龍、前に泳ぎ、土俵外に両手をついて落ちる。
20170713 05 307 大翔丸 引き落とし 徳勝龍 37

(6) 千代大龍戦 ●寄り切り 1.8秒
 徳勝龍、先に右手をつく。千代大龍、仕切り線後方で両手をサッとつく。徳勝龍、素早く立つ。千代大龍、左肘を固めて踏み込む。徳勝龍、右に変わって右上手を狙う。千代大龍、左差しで前に出る。徳勝龍、俵を割る。
20170714 06 307 千代大龍 寄り切り 徳勝龍 40-1

(7) 貴ノ岩戦 ○叩き込み 8.6秒
 貴ノ岩、両手をつく。徳勝龍、すぐに両手をサッとついて素早く立ち、左肘を固めて頭から踏み込む。貴ノ岩、右手で相手の左腕を押さえて低く当たる。徳勝龍、右で差し手を抱えて前に出る。貴ノ岩、左差しで俵に詰まるが、右上手前廻しを取って前に出る。徳勝龍、土俵際相手の廻しを切る。貴ノ岩、左下手に手を掛ける。徳勝龍、右を巻き替えて差そうとする。貴ノ岩、頭を下げて左で押っ付ける。徳勝龍、そこを叩きながら下がる。貴ノ岩、土俵にバッタリ落ちる。
20170715 07 308 徳勝龍 叩き込み 貴ノ岩 37

(中) 蒼国来戦 ○寄り切り 12.2秒
 両者、ほぼ同時に手をサッとつく。蒼国来、左肘を固めてやや右へ踏み出す。徳勝龍、両手を出して頭から当たる。蒼国来、左を差し、右上手に手を伸ばす。徳勝龍、左を差し、腰を捻って相手に上手を与えず、右で差し手を抱えながら前に出る。蒼国来、土俵際を左へ回り、左半身になる。徳勝龍、左上手を取って前に出る。蒼国来、土俵際右から突く。徳勝龍、右上手を持って堪え、前に出る。蒼国来、俵を割る。
20170716 08 307 徳勝龍 寄り切り 蒼国来 35

(9) 栃煌山戦 ●送り出し 5.5秒
 栃煌山、仕切り線後方でサッと両手をつく。徳勝龍、すぐに手をサッとつく。栃煌山、左肘を固めて踏み込もうとする。徳勝龍、左から張り気味に手を振る。栃煌山、両差しになって前に出る。徳勝龍、左で首を巻き、左半身で俵に詰まる。栃煌山、相手を後ろから抱えて外に出す。
20170717 09 311 栃煌山 送り出し 徳勝龍 40

(10) 阿武咲戦 ●寄り切り 2.9秒
 阿武咲、先に両手をつく。徳勝龍、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。阿武咲、右肘を固めて低く当たる。徳勝龍、左肘を固めて当たり、右で相手の左腕を引っ張り込む。阿武咲、深い左下手を取り、右で押っ付けながら一気に前に出る。徳勝龍、仰け反って俵を割る。
20170718 10 310 阿武咲 寄り切り 徳勝龍 40

(11) 千代丸戦 ●寄り切り 8.8秒
 両者、見合いながら手を下ろし、千代丸、手をつく。徳勝龍、すぐにサッと手をつき、素早く立つ。千代丸、見ながら立つ。両者、両手突きから突っ張り合う。千代丸、突き勝って前に出る。徳勝龍、右に回って下からあてがう。千代丸、右をのぞかせて前に出る。徳勝龍、左で突き落とそうとながら土俵際を左へ回るが、俵の外に出る。その後、千代丸、土俵に落ちる。
20170719 11 305 千代丸 寄り切り 徳勝龍 40

(12) 荒鷲戦 ●寄り切り 3.3秒
 荒鷲、先に両手をつく。徳勝龍、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。荒鷲、左から張って左へ踏み出し、左を差し、深い左下手、右上手を取って前に出る。徳勝龍、上体が起きて俵を割る。
20170720 12 304 荒鷲 寄り切り 徳勝龍 40-2

(13) 逸ノ城戦 ○寄り切り 21.4秒
 逸ノ城、先に両手をつく。徳勝龍、腰を下ろし、両手をサッとついて素早く立つ。逸ノ城、左から張って右を差す。徳勝龍、左を巻き替えようとするがならず。逸ノ城、右差し手を返して左上手を取り、右下手を探る。徳勝龍、機を見て左を巻き替える。逸ノ城、乗じて前に出、左を巻き替えて左下手を取る。徳勝龍、左差し手を大きく返し、土俵際堪えて中に戻る。逸ノ城、左下手を持って上体が起きた体勢になり、機を見て肩越しの右上手に手を伸ばす。徳勝龍、その機に右上手を引きつけて一気に前に出る。逸ノ城、力なく俵を割る。
20170721 13 309 徳勝龍 寄り切り 逸ノ城 40

(14) 勢戦 ●小手投げ 8.2秒
 勢、先に右手をつく。徳勝龍、両手をサッとついて素早く立ち、左肘を固めて頭から踏み込む。勢、右を差そうとする。徳勝龍、突っ張り、左を差そうとする。勢、右上手に手を伸ばす。徳勝龍、少し右に動いて上手を与えず、左差し手を返して前に出る。勢、俵伝いに左へ回り、右小手投げ。徳勝龍、足が宙を舞い、右手を土俵について土俵に転がる。
20170722 14 311 勢 小手投げ 徳勝龍 40

(楽) 錦木戦 ●寄り切り 5.1秒
 錦木、先に手をつく。徳勝龍、両手をサッとつき、両手を出して頭から踏み込み、顎に向かって突き上げる。錦木、下からあてがって堪える。徳勝龍、叩きながら右へ回り、突っ張りながら前に出ようとする。錦木、両下手を取って一気に前に出る。徳勝龍、左をねじ込もうとするがならず、左で首を巻く。錦木、そのまま寄り切る。
20170723 15 303 錦木 寄り切り 徳勝龍 40

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石浦 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-いしうら

前頭11枚目、結婚して初めて迎えた先場所は、8勝7敗の成績だった。→先場所の取組内容
場所前、ロッテ「キシリトールガム」発売20周年企画により、ガムのパッケージ柄の割烹着でちゃんこ店一日店長を務める。(→日刊スポーツ記事 記事が表示されない場合は→こちら
場所前、横綱白鵬の熱田神宮奉納土俵入りで露払いを務めた。(→白鵬熱田神宮奉納土俵入り
前頭8枚目で迎えた今場所、初日の徳勝龍戦、立合い変わってからの上手出し投げで倒し、白星発進。
二日目大栄翔、三日目初対戦の碧山に敗れて連敗。
四日目、千代大龍を下手投げで倒し、2勝2敗と星を五分に。
五日目、阿武咲に押し出されて3敗目。
六日目の隠岐の海戦、一度は軍配をもらうも「差し違え」で敗れて連敗。2勝4敗と黒星先行に。
七日目、中学時代先輩が「バケモノ」と呼んでいたという栃煌山と2度目の対戦。下手投げで倒して初めて勝つ。(→石浦“バケモノ”退治に成功【スポニチ】 記事が表示されない場合は→こちら
八日目から前面に生首と背面に幽霊がデザインされた着流しで場所入り。大いに注目される。(→石浦ツイッター ツイートが表示されない場合は →こちら(ついっぷるトレンド)) 取組は、逸ノ城を上手出し投げで倒して連勝。4勝4敗と星を五分にする。
九日目、貴ノ岩を下手投げで倒して3連勝。5勝4敗と白星先行に。
十日目琴勇輝、十一日目佐田の海に敗れて連敗。5勝6敗と黒星先行。
十二日目、錦木を押し出し、6勝6敗と星を五分に。
十三日目千代翔馬、十四日目北勝富士と連敗し、負け越し決定。
千秋楽、千代丸を送り出し、7勝8敗と一点の負け越しに留める。
負け越しは今年3月場所以来、2場所ぶり。
今場所の待った回数は5回と、嘉風、千代翔馬と並んで最も多かった。



(初) 徳勝龍戦 ○上手出投 0.9秒
 石浦、仕切り線後方で先に両手をつく。徳勝龍、両手をサッとついて立つ。石浦、右手を出して立ち、左に変わって左から突き落とし気味に上手出し投げ。徳勝龍、土俵にバッタリ落ちる。
20170709 01 308 石浦 上手出し投げ 徳勝龍 35

(2) 大栄翔戦 ●突き倒し 4.8秒
 大栄翔、先に両手をつく。石浦、右手をつき、左手をサッとついて素早く立ち、頭から踏み込む。大栄翔、その場で立って両手突き、突っ張りながら前に出る。石浦、上体が起きて俵に詰まり、相手の腕を手繰ろうとする。大栄翔、向き直って更に突く。石浦、俵の外に尻餅。
20170710 02 309 大栄翔 突き倒し 石浦 37

(3) 碧山戦 ●叩き込み 9.2秒
 石浦、先に両手をつき、相手が手をつく前にぴょんと突っ掛ける。2度目、石浦、先に両手をつく。碧山、両手をサッとつく。石浦、頭から踏み込む。碧山、両手で相手の肩を押さえ、突き放す。石浦、左から突きながら左へ回り、左上手に手を掛ける。碧山、向き直って廻しを与えず、見ながら突っ張って前に出る。石浦、土俵際、左へ回って中に戻り、頭を下げる。碧山、叩く。石浦、土俵に落ちる。
20170711 03 308 碧山 叩き込み 石浦 40

(4) 千代大龍戦 ○下手投げ 8.4秒
 石浦、仕切り線後方で先に両手をつく。千代大龍、手をサッとつく。石浦、素早く立ち、頭から踏み込む。千代大龍、両手突きで相手を起こし、突っ張る。石浦、中に入って左を深く差し、右前廻しを取る。千代大龍、肩越しの右上手を取る。石浦、体を開き、右で相手の右膝を押さえながら左下手投げ。千代大龍、足を送れず、土俵に転がる。
20170712 04 308 石浦 下手投げ 千代大龍 37

(5) 阿武咲戦 ●押し出し 5.3秒
 阿武咲、先に手をつく。石浦、仕切り線かなり後方で右手をつき、左手をサッとついて立つ。阿武咲、右肘を固め、左腕を内に入れる。石浦、左肘を固め、頭から低く踏み込んで当たる。阿武咲、左を差そうとするがならず、突き放し、叩く。石浦、乗じて突き放しながら前に出る。阿武咲、右下手前廻しを探る。石浦、左上手を探る。阿武咲、腰を引いて上手を与えず。石浦、叩きながら引き、上体が起きる。阿武咲、乗じて一気に前に出る。石浦、土俵下へ吹っ飛ぶ。
20170713 05 310 阿武咲 押し出し 石浦 40

(6) 隠岐の海戦 ●押し出し 5.2秒
 隠岐の海、先に右手をつくがその手を戻す。石浦、右手をつく。隠岐の海、両手をサッとついて突っ掛ける。2度目、石浦、右手をつく。隠岐の海、右手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。隠岐の海、右肘でかち上げる。しかし、隠岐の海の手つき不十分か、行司 木村寿之介が止める。3度目、隠岐の海、先に右手をつく。石浦、右手をつき、左手をサッとついて立つ。隠岐の海、左手をサッとつく。石浦、右手を出して頭から低く踏み込む。隠岐の海、その場で当たりを受け、左を差す。石浦、左筈で脇を押し上げ、右から絞る。隠岐の海、突っ張り、突き放して前に出る。石浦、土俵際、叩いて俵の上で右に開く。両者、土俵下に落ちる。軍配、石浦。「物言い」がつき、石浦の踵が先に出ているとして「軍配差し違え」で隠岐の海の勝ちとなる。
20170714 06 308 隠岐の海 押し出し 石浦 40
〔説明する藤島審判長〕
20170714 06 308 隠岐の海 押し出し 石浦 60 説明する藤島審判長 03

(7) 栃煌山戦 ○下手投げ 3.3秒
 石浦、仕切り線後方で先に両手をつく。栃煌山、両足をじりっとすり、仕切り線後方で両手をサッとつき、右から張る。石浦、頭を下げて張り手をかわしながら中に入り、左で後ろ廻し、右で前廻しを取り、一気に前に出る。栃煌山、肩越しの右上手を取るが俵に詰まる。石浦、右で相手の右膝を押さえながら、土俵内へ左下手投げ。栃煌山、土俵に転がる。石浦、その上に乗るように転がる。
20170715 07 310 石浦 下手投げ 栃煌山 40

(中) 逸ノ城戦 ○上手出投 13.5秒
 逸ノ城、先に両手をつく。石浦、仕切り線後方で右手をつき、左手をサッとついて素早く立ち、右手を出してやや左へ踏み出す。逸ノ城、右肘を固めて踏み込み、右を差す。石浦、左で押っ付け、体を開いて左で突く。逸ノ城、向き直る。石浦、両差しになって左に回り、深い左下手を取って右前廻しを取る。逸ノ城、右で差し手を抱え、左に腰を向けて相手の廻しを切る。石浦、再び左を差し込んで下手を取る。逸ノ城、肩越しの右上手を取る。石浦、すぐに腰を引いて上手を切る。逸ノ城、右を差す。石浦、頭をつけて左から絞る。逸ノ城、右を差し込もうとしながら前に出る。石浦、左上手を取り、土俵際左に回りながら右で頭を押さえて上手出し投げ。逸ノ城、俵の外に出る。
20170716 08 309 石浦 上手出し投げ 逸ノ城 40

(9) 貴ノ岩戦 ○下手投げ 5.3秒
 石浦、先に両手をつく。貴ノ岩、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。石浦、右手を出して頭を下げる。貴ノ岩、右肘を固めて踏み込む。石浦、左に変わって左上手を取り、左に回りながら出し投げを打つ。貴ノ岩、向き直ろうとする。石浦、両下手を取って前に出る。貴ノ岩、俵に詰まり、左押っ付けで押し上げる。石浦、体を開き、右手で相手の右膝を押さえながら左下手投げ。貴ノ岩、土俵に裏返る。
20170717 09 308 石浦 下手投げ 貴ノ岩 37

(10) 琴勇輝戦 ●押し出し 2.0秒
 石浦、先に両手をつく。琴勇輝、仕切り線後方で手をサッとつく。石浦、頭から踏み込もうとする。琴勇輝、両手突きで相手を起こす。石浦、左を差すが土俵際。琴勇輝、押す。石浦、俵の外に出る。
20170718 10 308 琴勇輝 押し出し 石浦 40

(11) 佐田の海戦 ●寄り切り 2.8秒
 佐田の海、先に右手をつく。石浦、右手をつき、左手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。佐田の海、右手を出して頭から踏み込む。石浦、右手を出して左へ踏み出し、左から突く。佐田の海、向き直る。石浦、両差しになる。佐田の海、外から抱えながら前に出る。石浦、俵の上で右から掬おうとするが、土俵下に落ちる。その後、佐田の海も土俵下に落ちる。
20170719 11 306 佐田の海 寄り切り 石浦 40

(12) 錦木戦 ○押し出し 21.6秒
 錦木、先に手をつく。石浦、右手をつく。錦木、早く立つ。石浦、遅れて立って当たるが、行司 木村寿之介が止める。2度目、石浦、右手をつく。錦木、両手をつく。石浦、左手をサッとついて立ち、頭から踏み込む。錦木、右を差す。石浦、押し上げ、左を巻き替えて差し、左下手を取る。錦木、右で差し手を抱える。石浦、左下手を持って頭をつけ、右で絞りながら相手の左手を掴む。両者、止まる(約11秒間)。石浦、左下手を手前に持ち替え、右に回る。錦木、右小手投げに行く。石浦、左腕を抜いて投げをかわし、すぐに左下手で後ろ廻しを取り、一気に前に出、俵に詰まった相手を押す。錦木、土俵下に落ちる。
〔錦木の小手投げがすっぽ抜ける〕
20170720 12 307 石浦 押し出し 錦木 30 小手投げすっぽ抜け
〔前に出る石浦〕
20170720 12 307 石浦 押し出し 錦木 37 寄る石浦

(13) 千代翔馬戦 ●叩き込み 2.0秒
 石浦、両手をつく。千代翔馬、すぐに両手をつく。石浦、素早く立つが、千代翔馬、立てず。2度目、石浦、先に手をつく。千代翔馬、すぐに両手をサッとついて素早く立ち、両手突き。石浦、頭を下げる。千代翔馬、突っ張ってから叩く。石浦、土俵に両手をつく。
20170721 13 311 千代翔馬 叩き込み 石浦 41

(14) 北勝富士戦 ●押し出し 4.0秒
 北勝富士、先に右手をつく。石浦、右手をつく。北勝富士、左手をサッとつき、見ながら立つ。石浦、右手を出して頭から踏み込む。北勝富士、右を差して相手を起こそうとする。石浦、左を巻き替え、頭をつける。北勝富士、押しながら前に出る。石浦、土俵際相手の右腕を手繰る。北勝富士、その右で突き放す。石浦、上体が起きて土俵下に飛び落ちる。
20170722 14 312 北勝富士 押し出し 石浦 37

(楽) 千代丸戦 ○送り出し 3.3秒
 石浦、先に両手をつく。千代丸、仕切り線後方で両手をサッとつく。石浦、頭から踏み込もうとする。千代丸、両手突きから突き放す。石浦、頭を下げて相手の右側につき、後ろから抱えて俵の外に出す。
20170723 15 304 石浦 送り出し 千代丸 40

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碧山 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-あおいやま

前頭3枚目だった先場所は、4勝11敗の成績だった。→先場所の取組内容
碧山、場所前、境川部屋や出羽海部屋に出稽古し、手応えを感じたとのこと。(大相撲中継より)
前頭8枚目で迎えた今場所、初日は大栄翔を送り出して白星発進。
そのまま白星を連ね、五日目には隠岐の海を押し出して5連勝。勝ちっ放しは横綱白鵬と2人のみとなる。初日から5連勝は、2013年5月場所以来。
六日目、貴ノ岩を叩き込んで6連勝。初日から6連勝は、関取に昇進して初めて。また、付け人を務めている3人(幕下・栃飛龍、栃丸、序二段・栃満)が3戦全勝と「チーム碧山」全体が好調。(→日刊スポーツ記事 記事が表示されない場合は→こちら) またこの日の大相撲中継で、場所入り時の →ブルガリアの紋章と国旗をあしらった着流し姿→取組後の浴衣姿 が披露された。
七日目、逸ノ城との巨漢対決。寄り切って勝ち、初日から7連勝。
中日、初対戦の阿武咲に押し出されて、初黒星。中日勝ち越しはならず。
九日目の千代の国戦、突き落とされて敗れたかに見えたが「物言い」。相手の足が先に出ていたとして「差し違え」で勝ち、勝ち越しを決める。また、1敗だった新大関高安が敗れたため、全勝の白鵬を追うただ一人の一敗力士となる。
十日目、千代大龍を突き出して9勝目。優勝争いについても「チャンスはある。それをつかめるか」と意欲を示す。(→時事通信記事 記事が表示されない場合は→こちら
十一日目、錦木に上手投げで倒されて2敗目。阿武咲と2人が2敗で並ぶ。この日、横綱白鵬も初黒星を喫したため、トップとの1差は変わらず。
十二日目、宝富士を突き落として二桁勝利。阿武咲が敗れたため、1敗の白鵬を1差で追うただ一人の力士となる。
十三日目の輝戦、土俵際で叩き込むも、相手が落ちるのと自分の足が出るタイミングが微妙に。「物言い」がつき、山科審判長は「踵が残っており、輝の勝ちといたします」と言った後に「碧山の勝ちといたします」と訂正するなど混乱した場内説明だったが、碧山が11勝目を上げるとともに、2敗を守る。(→日刊スポーツ記事 記事が表示されない場合は→こちら
十四日目、碧山が負けて白鵬が勝つと、白鵬の優勝が決まる状況。豪風を押し出し、この日の優勝決定を阻止する。
千秋楽、負ければその時点で白鵬の優勝が決まるという状況。対戦相手は勝てば技能賞受賞の嘉風。叩き込んで勝ち、白鵬が土俵に上がる前の優勝決定を阻止。その後、白鵬の取組を待つ。(→支度部屋での碧山と3人の付け人) 結びの一番で、白鵬が日馬富士を1分10秒近い相撲の末に寄り切り、優勝を決める。決定戦に至らなかった碧山は、「はー、終わったー」と言い、報道陣にも「みんな、取り上げてくれてありがとうね」と笑顔だったそう(→出典:朝日新聞大相撲担当ツイート ツイートが表示されない場合は→こちら)。
今場所は、自己最高の13勝2敗の成績を上げ、2回目の敢闘賞受賞。(→三賞のトロフィーを持つ碧山
今場所の物言いがついた取組は3番と、幕内で最も多かった。



(初) 大栄翔戦 ○送り出し 16.2秒
 大栄翔、先に両手をつく。碧山、右手をついて一呼吸置き、左手をサッとついて立ち、右手を出して頭から踏み込む。大栄翔、右手を出し、両者、頭で当たり合う。碧山、顎に向かって突っ張りながら前に出る。大栄翔、あてがって堪え、突き返しながら少し中に戻る。碧山、右から突いていなす。大栄翔、向き直る。碧山、突き放す。大栄翔、俵に詰まり、土俵際を左へ回る。碧山、どんどん突き放しながら前に出る。大栄翔、右から突き、今度は右へ回る。碧山、逃さず突き放しながら前に出る。大栄翔、土俵下に落ちる。
20170709 01 309 碧山 送り出し 大栄翔 40

(2) 徳勝龍戦 ○突き落し 5.0秒
 碧山、先に手をつく。徳勝龍、手をサッとつく。碧山、両手で相手の肩を押さえて相手を起こし、突っ張る。徳勝龍、下からあてがって前に出る。碧山、叩きながら下がり、土俵際右から突いて右に開く。徳勝龍、前に泳いで俵に詰まり、踏みとどまれずに俵を割る。
20170710 02 308 碧山 突き落とし 徳勝龍 40

(3) 石浦戦 ○叩き込み 9.2秒
 石浦、先に両手をつき、相手が手をつく前にぴょんと突っ掛ける。2度目、石浦、先に両手をつく。碧山、両手をサッとつく。石浦、頭から踏み込む。碧山、両手で相手の肩を押さえ、突き放す。石浦、左から突きながら左へ回り、左上手に手を掛ける。碧山、向き直って廻しを与えず、見ながら突っ張って前に出る。石浦、土俵際、左へ回って中に戻り、頭を下げる。碧山、叩く。石浦、土俵に落ちる。
20170711 03 308 碧山 叩き込み 石浦 40

(4) 松鳳山戦 ○押し出し 10.4秒
 碧山、先に右手をつく。松鳳山、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。松鳳山、頭から踏み込む。碧山、右肘でかち上げる。松鳳山、上体が起きる。碧山、右を差す。松鳳山、左喉輪で押し上げる。碧山、叩きながら右に回る。松鳳山、向き直る。碧山、突っ張り、左上手に手を掛けるが取れず、左で相手の腕を抱えながら前に出る。松鳳山、俵に詰まる。碧山、相手の顎を押し上げる。松鳳山、俵の外に出る。
20170712 04 307 碧山 押し出し 松鳳山 40

(5) 隠岐の海戦 ○押し出し 3.7秒
 隠岐の海、右手をつく。碧山、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。隠岐の海、右肘を固める。碧山、頭から踏み込んで当たり、押しながら前に出る。隠岐の海、左足が俵に掛かる。碧山、右喉輪で押し上げる。隠岐の海、上体が起きて俵を割る。
20170713 05 308 碧山 押し出し 隠岐の海 40

(6) 貴ノ岩戦 ○叩き込み 4.0秒
 碧山、先に右手をつく。貴ノ岩、両手をサッとつく。碧山、右から張ろうとする。貴ノ岩、その場で立ち、相手の手を叩こうとしながら右に開く。碧山、向き直り、突っ張りながら前に出、叩く。貴ノ岩、土俵に落ちる。
20170714 06 309 碧山 叩き込み 貴ノ岩 40

(7) 逸ノ城戦 ○押し出し 6.1秒
 逸ノ城、仕切り線後方で先に両手をつく。碧山、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。逸ノ城、左から張り、右肘を固める。碧山、頭から踏み込んで当たり、突っ張る。逸ノ城、左で相手に右腕を抱え、右を差し込む。碧山、左上手を探るが取れず、右差しで前に出る。逸ノ城、左上手を取るが俵に詰まる。碧山、腰を下ろして上手を切る。逸ノ城、右から掬う。碧山、左腕を内に回し、土俵際の相手を押す。逸ノ城、土俵下に倒れ込む。
20170715 07 309 碧山 押し出し 逸ノ城 40
20170715 07 309 碧山 押し出し 逸ノ城 43

(中) 阿武咲戦 ●押し出し 4.2秒
 阿武咲、先に手をつく。碧山、腰を下ろし、手をサッとついて立つ。阿武咲、その場で立つ。碧山、両手突きから突っ張る。阿武咲、左上手を取る。碧山、右で押し上げて廻しを切り、右を差す。阿武咲、右筈で押しながら一気に前に出る。碧山、土俵際、俵の上で右から突こうとする。阿武咲、押す。碧山、土俵下に落ちる。
20170716 08 310 阿武咲 押し出し 碧山 40

(9) 千代の国戦 ○寄り切り 4.6秒
 千代の国、仕切り線後方で先に手をつく。碧山、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。千代の国、頭から踏み込む。碧山、両手突きで起こし、叩きながら右に回り、右を差して前に出る。千代の国、土俵際を左へ回りながら左で突く。碧山、土俵に転がり、千代の国、俵の外に出て倒れる。軍配、千代の国。「物言い」がつき、協議の結果、千代の国の足が先に出ていると判断、「軍配差し違え」で碧山の勝ちに。
20170717 09 307 碧山 寄り切り 千代の国 40
〔足が出ているとアピールしているように見える碧山〕
20170717 09 307 碧山 寄り切り 千代の国 50 足ー!
〔説明する藤島審判長〕
20170717 09 307 碧山 寄り切り 千代の国 60 説明する藤島審判長
〔勝ち越しインタビューを受ける碧山〕
20170717 09 307 碧山 寄り切り 千代の国 75 勝ち越しインタビュー 05

(10) 千代大龍戦 ○突き出し 5.4秒
 千代大龍、仕切り線後方で先に右手をつく。碧山、右手をサッとつき、両肘を固めて踏み込む。千代大龍、左肘を固める。碧山、右肘でかち上げ、突っ張りながら前に出る。千代大龍、下から撥ね上げるが俵に詰まる。碧山、突き放す。千代大龍、俵の外に出る。
20170718 10 307 碧山 突き出し 千代大龍 40

(11) 錦木戦 ●上手投げ 5.4秒
 錦木、先に両手をつく。碧山、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。錦木、頭から踏み込もうとする。碧山、両手で相手の肩を押さえ、突っ張る。錦木、下からあてがって下がらず。碧山、叩いて右を差し、前に出る。錦木、左上手を取って下がり、土俵際、右で叩きながら俵伝いに左へ回る。碧山、左足が俵の外に出る。その後、錦木、右足が俵の外に出、碧山が俵の外に落ちて転がり、両者、土俵下に転落。軍配、錦木。勝ち名乗りを受けようとする際になって「物言い」がつき、錦木の足の確認がされ、「軍配通り」錦木の勝ちとなる。
20170719 11 307 錦木 寄り切り 碧山 40
〔説明する山科審判長〕
20170719 11 307 錦木 寄り切り 碧山 60 山科審判長

(12) 宝富士戦 ○突き落し 11.8秒
 宝富士、先に両手をつく。碧山、両手をサッとつき、左手を出して頭から踏み込む。宝富士、左肘を固めて当たる。碧山、押し、突き放す。宝富士、下からあてがい、左を差す機をうかがう。碧山、突き放しながら前に出る。宝富士、土俵際を左へ回る。碧山、突き放す。宝富士、足が流れて前のめりになる。碧山、そこを右から突く。宝富士、土俵に落ちる。
20170720 12 306 碧山 突き落とし 宝富士 40

(13) 輝戦 ○叩き込み 3.6秒
 輝、先に左手をつく。碧山、右手をつく。輝、素早く立つが、碧山立てず。2度目、碧山、先に右手をつく。輝、左手をサッとつく。碧山、その直前素早く立ち、両差しを狙う。輝、左肘を固めて当たり、突き放そうとする。碧山、叩きながら下がる。輝、乗じて前に出る。碧山、俵の外に出、輝、土俵に落ちる。軍配、碧山。「物言い」がつき、山科審判長は「踵が残っている」と説明し、「軍配通り」碧山の勝ちとなる。VTRでは、輝の方が有利に見えた。
20170721 13 312 碧山 叩き込み 輝 42
〔説明に苦慮し、苦笑する山科審判長〕
20170721 13 312 碧山 叩き込み 輝 60 山科審判長

(14) 豪風戦 ○押し出し 4.0秒
 豪風、先に左手をつく。碧山、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。碧山、両手突きから突っ張る。豪風、仰け反りながら下から撥ね上げる。碧山、左上手を取り、一気に前に出る。豪風、両差しになるが俵に詰まる。碧山、突き放す。豪風、土俵下に吹っ飛ぶ。
20170722 14 307 碧山 押し出し 豪風 40

(楽) 嘉風戦 ○叩き込み 2.4秒
 嘉風、仕切り線後方で先に両手をつく。碧山、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。嘉風、頭から踏み込む。碧山、右肘でかち上げて相手を起こす。嘉風、中に入ろうとする。碧山、上からつぶすように叩く。嘉風、前に飛び落ちる。
20170723 15 315 碧山 叩き込み 嘉風 40
〔三賞受賞インタビューを受ける碧山〕
20170723 15 335 碧山殊勲インタビュー 05

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大栄翔 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-だいえいしょう

自己最高位の前頭3枚目だった先場所は、4勝11敗の成績だった。→先場所の取組内容
場所前、横綱白鵬の熱田神宮奉納土俵入りで、太刀持ちを務める。(→白鵬熱田神宮奉納土俵入り
前頭7枚目で迎えた今場所、初日は碧山に送り出されて黒星発進。
二日目、石浦を突き倒して初日を出し、三日目徳勝龍を突き落として連勝。
四日目、隠岐の海に押し倒されてから黒星が連なり、六日目まで3連敗。2勝4敗と黒星先行。
七日目千代翔馬を叩き込み、八日目栃煌山を小手投げで倒して連勝。4勝4敗と星を五分に。
九日目、逸ノ城に寄り切られて黒星が連なる。
十一日目の輝戦では、廻しを取られ、首投げ、内掛けと抵抗するが寄り切られて3連敗。
そのまま十四日目まで6連敗。10敗と二桁負けを喫する。
千秋楽、臥牙丸を寄り切って5勝目。5勝10敗の成績で終える。
負け越し、二桁負けとも2場所連続。。



(初) 碧山戦 ●送り出し 16.2秒
 大栄翔、先に両手をつく。碧山、右手をついて一呼吸置き、左手をサッとついて立ち、右手を出して頭から踏み込む。大栄翔、右手を出し、両者、頭で当たり合う。碧山、顎に向かって突っ張りながら前に出る。大栄翔、あてがって堪え、突き返しながら少し中に戻る。碧山、右から突いていなす。大栄翔、向き直る。碧山、突き放す。大栄翔、俵に詰まり、土俵際を左へ回る。碧山、どんどん突き放しながら前に出る。大栄翔、右から突き、今度は右へ回る。碧山、逃さず突き放しながら前に出る。大栄翔、土俵下に落ちる。
20170709 01 309 碧山 送り出し 大栄翔 40

(2) 石浦戦 ○突き倒し 4.8秒
 大栄翔、先に両手をつく。石浦、右手をつき、左手をサッとついて素早く立ち、頭から踏み込む。大栄翔、その場で立って両手突き、突っ張りながら前に出る。石浦、上体が起きて俵に詰まり、相手の腕を手繰ろうとする。大栄翔、向き直って更に突く。石浦、俵の外に尻餅。
20170710 02 309 大栄翔 突き倒し 石浦 37

(3) 徳勝龍戦 ○突き落し 10.5秒
 大栄翔、先に両手をつく。徳勝龍、両手をサッとつき、右手を出して頭から踏み込む。大栄翔、両手を出して頭から低く踏み込む。徳勝龍、右で顔を押し上げ、叩きながら右へ回る。大栄翔、乗じて前に出、突き放す。徳勝龍、引き、右から突きながら体を離すが土俵際。両者、激しく押し合う。大栄翔、機を見て左から突く。徳勝龍、土俵に両手をつく。
20170711 03 309 大栄翔 突き落とし 徳勝龍 40

(4) 隠岐の海戦 ●押し倒し 9.6秒
 大栄翔、先に両手をつく。隠岐の海、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。隠岐の海、右肘を固めて踏み込む。大栄翔、右手を出して頭から当たる。隠岐の海、右肘でかち上げる。大栄翔、右喉輪で押し上げる。隠岐の海、両手で相手の右腕を持って喉輪を外す。大栄翔、突き放しながら前に出る。隠岐の海、あてがい、押し返しながら堪える。大栄翔、叩きながら大きく引き、右に回って体を離す。隠岐の海、前に泳ぐが、土俵際向き直って突き放す。大栄翔、土俵に尻餅をついて転がる。
20170712 04 309 隠岐の海 押し倒し 大栄翔 40

(5) 千代大龍戦 ●上手投げ 7.9秒
 大栄翔、先に両手をつく。千代大龍、両手をサッとつく。その直前、大栄翔、素早く立ち、両手を出して頭から踏み込む。千代大龍、左肘でかち上げて相手を起こし、突っ張る。大栄翔、下からあてがい、左で廻しを探る。千代大龍、右手で相手の廻しを切り、左上手を取って右を差し、上手を引きつけて前に出、土俵際で上手投げ。大栄翔、土俵に転がる。
20170713 05 309 千代大龍 上手投げ 大栄翔 40

(6) 阿武咲戦 ●突き落し 2.1秒
 阿武咲、先に手をつく。大栄翔、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。阿武咲、右手を出して頭から踏み込む。大栄翔、右喉輪で相手を起こす。阿武咲、左から突いて相手の喉輪を外し、体を離す。大栄翔、前のめりになる。阿武咲、そこを左から突く。大栄翔、土俵に落ちる。
20170714 06 310 阿武咲 突き落とし 大栄翔 35

(7) 千代翔馬戦 ○叩き込み 3.8秒
 大栄翔、仕切り線後方で先に両手をつく。千代翔馬、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。大栄翔、右手を出す。千代翔馬、右手で肩を押さえながら頭から当たり、突き放す。大栄翔、突っ張り、叩いて右に開く。千代翔馬、向き直ろうとするが、前のめりになって土俵に手をつく。
20170715 07 311 大栄翔 叩き込み 千代翔馬 40

(中) 栃煌山戦 ○小手投げ 7.6秒
 大栄翔、先に両手をつく。栃煌山、腰を下ろし、仕切り線後方で両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。大栄翔、右手を出して頭から踏み込む。栃煌山、突き放して相手を起こす。大栄翔、突き放しながら前に出、右から突いていなす。栃煌山、向き直る。大栄翔、左喉輪で押し上げる。栃煌山、両差しになって前に出る。大栄翔、土俵際、左で頭を押さえながら右から小手投げ。栃煌山、土俵に裏返り、大栄翔、その上に転がる。
20170716 08 311 大栄翔 小手投げ 栃煌山 40

(9) 逸ノ城戦 ●寄り切り 8.6秒
 大栄翔、仕切り線後方で先に両手をつく。逸ノ城、仕切り線後方でサッと手をつく。大栄翔、素早く立って両手突きに行く。逸ノ城、右肘を固めて当たる。大栄翔、突き放す。逸ノ城、下から撥ね上げる。大栄翔、突っ張り続ける。逸ノ城、機を見て右を差す。大栄翔、引いて体を離す。逸ノ城、乗じて前に出、土俵際の相手から右上手を取って寄り切る。
20170717 09 310 逸ノ城 寄り切り 大栄翔 40

(10) 貴ノ岩戦 ●寄り切り 12.1秒
 大栄翔、先に両手をつく。貴ノ岩、右手をつき、左手をサッとついて立ち、右肘を固めて踏み込む。大栄翔、両手を出して当たる。貴ノ岩、右を差す。大栄翔、右に開いて体を離す。貴ノ岩、向き直る。大栄翔、突き放しながら前に出る。貴ノ岩、下からあてがい、左上手に手を伸ばすが取れず、叩きながら下がり、右上手を探る。大栄翔、突き放して廻しを与えず。貴ノ岩、右から張り、両差しになり、右下手を取って前に出る。大栄翔、左を巻き替えて差す。貴ノ岩、構わず右上手を引きつけて前に出、寄り切る。
20170718 10 309 貴ノ岩 寄り切り 大栄翔 40

(11) 輝戦 ●寄り切り 13.4秒
 大栄翔、先に両手をつく。輝、仕切り線後方で両手をサッとつく。大栄翔、両手突きに行く。輝、右手を出しながら踏み込む。大栄翔、突き放して相手を起こし、突っ張る。輝、下から撥ね上げ、前に出ながら右を差し、左上手を探るが取れず、深い右下手を取る。大栄翔、土俵際、左半身になり、左首投げに行く。輝、その機に左を差し、両差しで堪える。大栄翔、左に回って中に戻る。輝、前に出る。大栄翔、土俵際、左足内掛けに行く。輝、動じず寄る。大栄翔、上体が起きて俵を割る。
〔首投げに行く大栄翔〕
20170719 11 311 輝 寄り切り 大栄翔 25 首投げ
〔内掛けに行く大栄翔〕
20170719 11 311 輝 寄り切り 大栄翔 35 内掛け
〔輝の寄り切り〕
20170719 11 311 輝 寄り切り 大栄翔 40

(12) 豪風戦 ●叩き込み 3.3秒
 大栄翔、先に両手をつく。豪風、仕切り線後方でサッと手をつき、頭から踏み込む。大栄翔、両手を出して頭から踏み込み、両者、頭で当たり合う。大栄翔、突っ張るが前に出られず。豪風、突き返し、叩きながら下がる。大栄翔、相手の足にしがみつこうとするが、土俵に落ちる。
20170720 12 309 豪風 叩き込み 大栄翔 40

(13) 千代丸戦 ●押し出し 9.6秒
 大栄翔、先に両手をつく。千代丸、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。大栄翔、右手を出して踏み込む。千代丸、右肘を固めて当たり、突っ張る。大栄翔、下から撥ね上げ、左で押っ付け、右喉輪で押し上げる。千代丸、右を差して深い左上手を取り、前に出る。大栄翔、俵に詰まる。千代丸、廻しを離して押す。大栄翔、上体が起きて俵を割る。
20170721 13 306 千代丸 押し出し 大栄翔 40

(14) 貴景勝戦 ●押し出し 6.9秒
 大栄翔、先に両手をつく。貴景勝、手をサッとついて素早く立ち、右手を出して頭から踏み込む。大栄翔、右手を出して頭から当たり、両手で突き放す。貴景勝、押し返し、叩きながら少し右に回る。大栄翔、向き直る。両者、突き放し合う。貴景勝、押し勝って前に出る。大栄翔、相手の手を叩き、俵に両足を掛けながら右で突く。貴景勝、前に出ながら押す。大栄翔、上体が起きて俵を割る。
20170722 14 314 貴景勝 押し出し 大栄翔 40

(楽) 臥牙丸戦 ○寄り切り 9.4秒
 大栄翔、先に両手をつく。臥牙丸、手をとつき、両者、ほぼ同時に立つ。大栄翔、両手を出して頭から当たり、突き放す。臥牙丸、右、左と顎を押し上げて仰け反らせる。大栄翔、左で顎を押し上げる。臥牙丸、右足を俵に掛けて堪え、押し返して中に戻り、叩きながら下がる。大栄翔、乗じて押しながら前に出る。臥牙丸、上体が起きて俵を割る。
〔歯を食いしばって耐える大栄翔〕
20170723 15 305 大栄翔 寄り切り 臥牙丸 15 歯を食いしばって耐える
〔大栄翔の寄り切り〕
20170723 15 305 大栄翔 寄り切り 臥牙丸 40

《2017年名古屋場所取組内容・目次へ》

貴ノ岩 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-たかのいわ

前頭5枚目だった先場所は、左足の筋肉を傷めて十二日目から途中休場、5勝7敗3休の成績だった。→先場所の取組内容
前頭7枚目で迎えた今場所、初日は阿武咲に寄り倒されて黒星発進。
そのまま黒星が連なり、七日目まで7連敗。
先場所の太腿の怪我の回復具合が6割程度で場所に入り、初日には高熱も出ていたとのこと。
八日目、隠岐の海を上手出し投げで倒し、ようやく初日を出す。
九日目、石浦に下手投げで倒され、負け越しが決まる。
十日目、大栄翔を寄り切って2勝目。
十二日目、蒼国来を寄り切ってから白星が連なり、千秋楽まで4連勝。6勝9敗で今場所を終える。
負け越しは3場所連続。



(初) 阿武咲戦 ●寄り倒し 2.0秒
 阿武咲、先に手をつく。貴ノ岩、右、左とサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。阿武咲、右手を出し、頭から低く当たる。貴ノ岩、右肘を固めて当たる。阿武咲、左上手前廻しを取る。貴ノ岩、右で小手に巻いて下がりながら小手投げに行こうとする。阿武咲、乗じて体を寄せる。貴ノ岩、後ろ向きに倒れ、阿武咲、その上に乗る。
20170709 01 310 阿武咲 寄り倒し 貴ノ岩 40

(2) 逸ノ城戦 ●小手投げ 5.7秒
 逸ノ城、先に両手をつく。貴ノ岩、両手を動かし、右肘を固める。逸ノ城、左から張り、右を差そうとする。貴ノ岩、左へ踏み出し、左上手を取り、そのまま左へ一回転半し、左肘を絞りながら上手出し投げを打つ。逸ノ城、右差し手を抜き、右小手で投げ捨てる。貴ノ岩、土俵にバッタリ落ちる。
〔上手出し投げを打つ貴ノ岩〕
20170710 02 310 逸ノ城 小手投げ 貴ノ岩 30
〔小手投げを打つ逸ノ城〕
20170710 02 310 逸ノ城 小手投げ 貴ノ岩 35
〔土俵に落ちる貴ノ岩〕
20170710 02 310 逸ノ城 小手投げ 貴ノ岩 40

(3) 栃煌山戦 ●押し出し 17.1秒
 栃煌山、足をすり、左手をつく。貴ノ岩、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。栃煌山、左肘を固めて踏み込む。貴ノ岩、右肘を固めて当たり、すぐに左上手廻しを取り、右を差そうとする。栃煌山、右を差し、左で差し手争い。貴ノ岩、右上手前廻しも取って絞る。栃煌山、左をねじ込もうとする。貴ノ岩、右を巻き替える。栃煌山、すぐに巻き替え返す。貴ノ岩、再び右を巻き替えて差す。栃煌山、右下手を取り、左上手に手を伸ばすが取れず、左押っ付けからまた左で差し手争い。貴ノ岩、左上手を持ち、右上手前廻しを取る。栃煌山、左をねじ込み、腰を引いて相手の廻しを切る。貴ノ岩、左手で相手の右下手を切る。栃煌山、押しながら前に出る。貴ノ岩、上体が起きて俵を割る。
20170711 03 311 栃煌山 押し出し 貴ノ岩 40

(4) 千代翔馬戦 ●叩き込み 1.4秒
 貴ノ岩、右手をつく。千代翔馬、すぐに右手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。貴ノ岩、右肩から当たろうとする。千代翔馬、その場で伸び上がり、叩きながら右に変わる。貴ノ岩、向き直りながら相手の足を抱えて堪えようとする。千代翔馬、相手の手を外して更に叩く。貴ノ岩、土俵に両手をつく。
〔足を抱える貴ノ岩〕
20170712 04 310 千代翔馬 叩き込み 貴ノ岩 30 足を抱える貴ノ岩
〔千代翔馬の叩き込み〕
20170712 04 310 千代翔馬 叩き込み 貴ノ岩 40

(5) 輝戦 ●押し出し 2.5秒
 輝、先に両手をつく。貴ノ岩、両手をサッとついて立ち、頭から踏み込む。輝、右手を出して頭から当たる。貴ノ岩、右肘を固めて当たる。輝、押しながら前に出る。貴ノ岩、土俵際堪えようとするが、右足が俵の外に滑り出る。
20170713 05 312 輝 押し出し 貴ノ岩 40

(6) 碧山戦 ●叩き込み 4.0秒
 碧山、先に右手をつく。貴ノ岩、両手をサッとつく。碧山、右から張ろうとする。貴ノ岩、その場で立ち、相手の手を叩こうとしながら右に開く。碧山、向き直り、突っ張りながら前に出、叩く。貴ノ岩、土俵に落ちる。
20170714 06 309 碧山 叩き込み 貴ノ岩 40

(7) 徳勝龍戦 ●叩き込み 8.6秒
 貴ノ岩、両手をつく。徳勝龍、すぐに両手をサッとついて素早く立ち、左肘を固めて頭から踏み込む。貴ノ岩、右手で相手の左腕を押さえて低く当たる。徳勝龍、右で差し手を抱えて前に出る。貴ノ岩、左差しで俵に詰まるが、右上手前廻しを取って前に出る。徳勝龍、土俵際相手の廻しを切る。貴ノ岩、左下手に手を掛ける。徳勝龍、右を巻き替えて差そうとする。貴ノ岩、頭を下げて左で押っ付ける。徳勝龍、そこを叩きながら下がる。貴ノ岩、土俵にバッタリ落ちる。
20170715 07 308 徳勝龍 叩き込み 貴ノ岩 37

(中) 隠岐の海戦 ○上手出投 6.6秒
 隠岐の海、仕切り線後方で右手をつく。貴ノ岩、サッと両手をつき、右肘を固めて踏み込む。隠岐の海、その場で立つが、行司 木村晃之助が止める。2度目、隠岐の海、先に右手をつく。貴ノ岩、両手をサッとつく。隠岐の海、右肘を固めて踏み込み、右を差す。貴ノ岩、左上手に手を掛ける。隠岐の海、左に腰を捻って上手を与えず。貴ノ岩、右を差して下手を取る。隠岐の海、前に出ながら左上手を探るが取れず、左で押っ付け、機を見て左を巻き替えて差す。貴ノ岩、すぐに右に回りながら右上手出し投げ。隠岐の海、右膝から土俵に落ちる。
20170716 08 308 貴ノ岩 上手出し投げ 隠岐の海 40

(9) 石浦戦 ●下手投げ 5.3秒
 石浦、先に両手をつく。貴ノ岩、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。石浦、右手を出して頭を下げる。貴ノ岩、右肘を固めて踏み込む。石浦、左に変わって左上手を取り、左に回りながら出し投げを打つ。貴ノ岩、向き直ろうとする。石浦、両下手を取って前に出る。貴ノ岩、俵に詰まり、左押っ付けで押し上げる。石浦、体を開き、右手で相手の右膝を押さえながら左下手投げ。貴ノ岩、土俵に裏返る。
20170717 09 308 石浦 下手投げ 貴ノ岩 37

(10) 大栄翔戦 ○寄り切り 12.1秒
 大栄翔、先に両手をつく。貴ノ岩、右手をつき、左手をサッとついて立ち、右肘を固めて踏み込む。大栄翔、両手を出して当たる。貴ノ岩、右を差す。大栄翔、右に開いて体を離す。貴ノ岩、向き直る。大栄翔、突き放しながら前に出る。貴ノ岩、下からあてがい、左上手に手を伸ばすが取れず、叩きながら下がり、右上手を探る。大栄翔、突き放して廻しを与えず。貴ノ岩、右から張り、両差しになり、右下手を取って前に出る。大栄翔、左を巻き替えて差す。貴ノ岩、構わず右上手を引きつけて前に出、寄り切る。
20170718 10 309 貴ノ岩 寄り切り 大栄翔 40

(11) 千代の国戦 ●叩き込み 3.2秒
 千代の国、先に両手をつく。貴ノ岩、右、左と手をサッとつく。千代の国、素早く立ち、頭から踏み込む。貴ノ岩、右を差す。千代の国、左で相手の右腕を抱え、突き放しながら前に出る。貴ノ岩、俵に詰まって前のめりになり、土俵に両手をつく。
20170719 11 308 千代の国 叩き込み 貴ノ岩 40

(12) 蒼国来戦 ○寄り切り 7.2秒
 蒼国来、先に左手をつく。貴ノ岩、右、左と手をつく。両者、ほぼ同時に立つ。蒼国来、右肘を固めてやや左へ踏み込む。貴ノ岩、左上手前廻しに手を掛け、右を差し込む。蒼国来、右下手前廻しに手を掛ける。貴ノ岩、左上手出し投げで相手を泳がせる。蒼国来、向き直る。貴ノ岩、下手になった左廻しを持ち、右から押っ付けながら右下手も取って寄る。蒼国来、俵に詰まり、外から抱えて堪えようとする。貴ノ岩、相手を浮かせるようにして寄り切る。
〔貴ノ岩の出し投げ〕
20170720 12 308 貴ノ岩 寄り切り 蒼国来 20 貴ノ岩の出し投げ
〔貴ノ岩の寄り切り〕
20170720 12 308 貴ノ岩 寄り切り 蒼国来 40

(13) 豪風戦 ○下手出投 3.7秒
 豪風、先に左手をつく。貴ノ岩、右手をつく。豪風、ついていた手を戻し、腰を上げる。両者、仕切り直し。2度目、両者、手をつこうとしてなかなかタイミングが合わず。豪風、仕切り線後方で左手をつく。貴ノ岩、両手をサッとつく。豪風、素早く立ち、頭から踏み込もうとする。貴ノ岩、左から張り、右を差そうとする。豪風、左肘を固めて差させず。貴ノ岩、右押っ付けで突き、右に回る。豪風、左筈、右喉輪押しで前に出る。貴ノ岩、左で廻しを取って出し投げ。豪風、前に泳いで土俵下に落ちる。
20170721 13 307 貴ノ岩 下手出し投げ 豪風 37

(14) 正代戦 ○寄り切り 17.5秒
 正代、仕切り線後方で先に両手をつく。貴ノ岩、両手をサッとついて素早く立ち、右肩から低く踏み込む。正代、右腕を内に入れて胸で当たる。貴ノ岩、すぐに左上手前廻しを取る。正代、左を差して下手を取り、右差し手を抜いて深い右上手を取る。貴ノ岩、左に回りながら右を巻き替えようとするがならず、腰を振って相手の下手を切り、右で押っ付けながら右上手前廻しを取る。正代、深い右上手を持ち、左を差し直して下手を取る。貴ノ岩、素早く右に回って相手の上手を切る。正代、左下手前廻しを持って前に出る。貴ノ岩、左足が俵に掛かるが、右上手前廻しを持って前に出、左で絞りながら上手前廻しを取り、両上手を引きつけて寄る。正代、伸びた両下手前廻しを持つが、上体が起きて俵を割る。
20170722 14 313 貴ノ岩 寄り切り 正代 40

(楽) 琴勇輝戦 ○突き落し 6.0秒
 両者、なかなか手をつかず。琴勇輝、先に両手をつく。貴ノ岩、両手をサッとつく。琴勇輝、両手突きから突っ張る。貴ノ岩、仰け反るが堪え、両差しを狙う。琴勇輝、叩いて体を離し、突き放しながら前に出る。貴ノ岩、叩いて右に開く。琴勇輝、土俵下に飛び落ち、客席に倒れ込む。
20170723 15 306 貴ノ岩 突き落とし 琴勇輝 40

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阿武咲 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-おうのしょう

新入幕を果たし、前頭14枚目だった先場所は、10勝5敗と二桁勝利を上げ、敢闘賞を受賞した。→先場所の取組内容
場所前は、出稽古に来た横綱稀勢の里や中学時代からのライバル貴景勝らと稽古した。(→稀勢の里との稽古【産経新聞】 記事が表示されない場合は こちら→①→②)(→貴景勝との稽古【日刊スポーツ】 記事が表示されない場合は→こちら
前頭6枚目で迎えた今場所、初日は貴ノ岩を寄り倒して白星発進
二日目栃煌山、三日目逸ノ城と、関脇経験者を破り、初日から3連勝。
四日目、宇良を突き落としたかに見えたが、その前に足が出ており、初黒星。
五日目石浦、六日目大栄翔に勝ち、5勝1敗と白星先行。六日目の大相撲中継では、場所入りの→着流し姿と、取組後の→浴衣姿 が流れる。
七日目、輝に上手投げで倒されて2敗目。
中日、初日から勝ちっ放しの碧山を押し出し、6勝目。
そこから白星を連ね、十日目に徳勝龍を引き落として勝ち越し。徳勝龍に勝って勝ち越すのは2場所連続。
十一日目、同じ青森県中泊町出身の先輩 宝富士と初対戦。引き落として勝ち、4連勝で9勝目。(→日刊スポーツ記事 記事が表示されない場合は→こちら) 2敗を守り、碧山と並んで1敗の白鵬追う存在に。
十二日目、千代大龍に叩き込まれて3敗に後退。
十三日目、松鳳山に押し出されて連敗。
十四日目、嘉風を寄り切り、二桁勝利を上げる。
千秋楽、勝てば敢闘賞受賞が懸かる一番で、新関脇の御嶽海と対戦。押し出しで敗れ、10勝5敗で今場所を終える。
勝ち越しは、十両だった今年1月場所から4場所連続。二桁勝利は新入幕だった先場所に続いて2場所連続。
平均取組時間の3.95秒は今場所の幕内最短。



(初) 貴ノ岩戦 ○寄り倒し 2.0秒
 阿武咲、先に手をつく。貴ノ岩、右、左とサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。阿武咲、右手を出し、頭から低く当たる。貴ノ岩、右肘を固めて当たる。阿武咲、左上手前廻しを取る。貴ノ岩、右で小手に巻いて下がりながら小手投げに行こうとする。阿武咲、乗じて体を寄せる。貴ノ岩、後ろ向きに倒れ、阿武咲、その上に乗る。
20170709 01 310 阿武咲 寄り倒し 貴ノ岩 40

(2) 栃煌山戦 ○引き落し 4.3秒
 阿武咲、先に両手をつく。栃煌山、腰を下ろし、足をじりっとすり、仕切り線後方で両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。阿武咲、右手を出して相手の肩を押さえる。栃煌山、両差しを狙う。阿武咲、押し上げ、引く。栃煌山、乗じて押しながら前に出る。阿武咲、土俵際、押し上げてから左に開く。栃煌山、土俵に両手をつく。
20170710 02 311 阿武咲 引き落とし 栃煌山 42

(3) 逸ノ城戦 ○寄り切り 3.5秒
 阿武咲、先に両手をつく。逸ノ城、仕切り線後方で両手をサッとつく。阿武咲、素早く立ち、右手で相手の肩を押さえる。逸ノ城、右を差す。阿武咲、突き放しながら前に出、左を差して右筈で押す。逸ノ城、上体が起きて俵を割る。
20170711 03 310 阿武咲 寄り切り 逸ノ城 40

(4) 宇良戦 ●押し出し 6.2秒
 阿武咲、先に両手をつく。宇良、仕切り線かなり後方で右手をつき、左手をサッとついて立つ。阿武咲、見ながら両手を出す。宇良、頭を下げ、左に回る。阿武咲、見ながら相手の肩を押す。宇良、右足を俵に掛けて頭を下げる。阿武咲、突き放し、少し引く。宇良、押しながら前に出る。阿武咲、土俵際、叩きながら左に回る。宇良、土俵際左足一本で堪える。阿武咲、俵伝いに左へ回るが、このとき右足が俵の外に出る。しかし、阿武咲気づかず、そのまま左から突く。宇良、俵の外に飛び出る。その後、阿武咲、土俵内に転がる。軍配は宇良。勝ち名乗りを受けた後、場内が勝負結果に驚いて騒然とする中、勝負審判が交代のために立ち上がるのを見て、宇良は「物言い」と勘違いし、受け取った懸賞束を返そうとする場面が見られた。
〔左足一本で残す宇良〕
20170712 04 311 宇良 押し出し 阿武咲 35 左足一本で残す宇良
〔阿武咲の足が出た場面〕
20170712 04 311 宇良 押し出し 阿武咲 40
〔その後、宇良が俵の外に飛び出し、阿武咲は土俵内〕
20170712 04 311 宇良 押し出し 阿武咲 45-1

(5) 石浦戦 ○押し出し 5.3秒
 阿武咲、先に手をつく。石浦、仕切り線かなり後方で右手をつき、左手をサッとついて立つ。阿武咲、右肘を固め、左腕を内に入れる。石浦、左肘を固め、頭から低く踏み込んで当たる。阿武咲、左を差そうとするがならず、突き放し、叩く。石浦、乗じて突き放しながら前に出る。阿武咲、右下手前廻しを探る。石浦、左上手を探る。阿武咲、腰を引いて上手を与えず。石浦、叩きながら引き、上体が起きる。阿武咲、乗じて一気に前に出る。石浦、土俵下へ吹っ飛ぶ。
20170713 05 310 阿武咲 押し出し 石浦 40

(6) 大栄翔戦 ○突き落し 2.1秒
 阿武咲、先に手をつく。大栄翔、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。阿武咲、右手を出して頭から踏み込む。大栄翔、右喉輪で相手を起こす。阿武咲、左から突いて相手の喉輪を外し、体を離す。大栄翔、前のめりになる。阿武咲、そこを左から突く。大栄翔、土俵に落ちる。
20170714 06 310 阿武咲 突き落とし 大栄翔 35

(7) 輝戦 ●上手投げ 3.3秒
 阿武咲、先に両手をつく。輝、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。輝、右手を出して頭から踏み込む。阿武咲、右手で相手の肩を押さえ、左前廻しを取る。輝、右喉輪で押し、左をのぞかせる。阿武咲、右で押っ付けながら前に出る。輝、左差し手を抜き、左上手を取って体を開きながら投げ捨てる。阿武咲、体が飛んで俵の外に両手をつく。
20170715 07 312 輝 上手投げ 阿武咲 37

(中) 碧山戦 ○押し出し 4.2秒
 阿武咲、先に手をつく。碧山、腰を下ろし、手をサッとついて立つ。阿武咲、その場で立つ。碧山、両手突きから突っ張る。阿武咲、左上手を取る。碧山、右で押し上げて廻しを切り、右を差す。阿武咲、右筈で押しながら一気に前に出る。碧山、土俵際、俵の上で右から突こうとする。阿武咲、押す。碧山、土俵下に落ちる。
20170716 08 310 阿武咲 押し出し 碧山 40

(9) 隠岐の海戦 ○寄り切り 2.6秒
 阿武咲、先に手をつく。隠岐の海、仕切り線後方で両手をサッとつき、右肘でかち上げに行く。阿武咲、右肘を固めて頭から当たり、左前廻しを取る。隠岐の海、右で相手の左腕を抱える。阿武咲、両差しで一気に前に出る。隠岐の海、上体が起きて俵を割る。
20170717 09 309 阿武咲 寄り切り 隠岐の海 40

(10) 徳勝龍戦 ○寄り切り 2.9秒
 阿武咲、先に両手をつく。徳勝龍、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。阿武咲、右肘を固めて低く当たる。徳勝龍、左肘を固めて当たり、右で相手の左腕を引っ張り込む。阿武咲、深い左下手を取り、右で押っ付けながら一気に前に出る。徳勝龍、仰け反って俵を割る。
20170718 10 310 阿武咲 寄り切り 徳勝龍 40
〔勝ち越しインタビューを受ける阿武咲〕
20170718 10 310 阿武咲 寄り切り 徳勝龍 75 阿武咲勝ち越し 05

(11) 宝富士戦 ○引き落し 3.3秒
 阿武咲、先に手をつく。宝富士、腰を下ろし、仕切り線後方で両手をサッとつく。阿武咲、素早く立ち、左手を出し、右肘を固めて踏み込む。宝富士、左肘を固めて当たる。阿武咲、突き放しながら前に出る。宝富士、右足が俵に掛かる。阿武咲、左で顔を押し上げてから右に開く。宝富士、前のめりになって土俵に落ちる。
20170719 11 309 阿武咲 引き落とし 宝富士 40

(12) 千代大龍戦 ●叩き込み 3.3秒
 阿武咲、先に両手をつく。千代大龍、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。阿武咲、右肘を固めて踏み込む。千代大龍、左肘を固めて当たり、突き上げ、叩きながら大きく引く。阿武咲、前に飛び落ち、千代大龍、右足一本で残る。
20170720 12 310 千代大龍 叩き込み 阿武咲 40

(13) 松鳳山戦 ●押し出し 2.3秒
 阿武咲、先に両手をつく。松鳳山、腰を下ろし、両手をサッとついて素早く立ち、右から張って両差しになろうとする。阿武咲、上体が起き、右を巻き替えに行く。松鳳山、右喉輪で押し上げながら前に出る。阿武咲、土俵際で叩こうとするが、下に落ちる。
20170721 13 308 松鳳山 押し出し 阿武咲 40

(14) 嘉風戦 ○寄り切り 11.0秒
 阿武咲、先に両手をつく。嘉風、腰を下ろし、仕切り線後方で両手をサッとつく。阿武咲、素早く立ち、右手を出して相手の肩を押さえる。両者、頭で当たり合う。阿武咲、両手で押し上げる。嘉風、左から突いて体を離す。阿武咲、向き直る。嘉風、右から張る。阿武咲、突き放す。嘉風、左から張り、左を差して右上手に手を掛ける。阿武咲、腰を引いて相手の上手を切り、右で押っ付けながら左差し手を返す。嘉風、左下手を取る。阿武咲、右から絞って相手の下手を切り、右上手に手を掛ける。嘉風、左下手を取り直し、腰を引いて上手を与えず。阿武咲、左下手を取る。嘉風、右上手を探る。阿武咲、腰を引いて上手を与えず、相手の下手を切り、下手を持った左腕を返して前に出る。嘉風、左下手を取り直す。阿武咲、右押っ付けで前に出ながら右上手も取る。嘉風、上体が起きて俵を割る。
20170722 14 315 阿武咲 寄り切り 嘉風 40

(楽) 御嶽海戦 ●押し出し 3.0秒
 阿武咲、先に手をつく。御嶽海、腰を下ろし、両手をサッとつく。阿武咲、素早く立ち、右手で相手の肩を押さえ、右喉輪で起こす。御嶽海、右喉輪で押し上げ、突き放しながら前に出る。阿武咲、上体が起き、土俵下に飛び落ちる。
20170723 15 316 御嶽海 押し出し 阿武咲 40

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逸ノ城 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-いちのじょう

前頭9枚目だった先場所は、8勝7敗の成績だった。→先場所の取組内容
前頭6枚目で迎えた今場所、初日は栃煌山に押し出されてくる黒星発信。
二日目、貴ノ岩を小手投げで倒して初日を出す。
三日目、初対戦の阿武咲に寄り切られて2敗目。
四日目、輝を寄り切り、五日目、遠藤の休場による不戦勝で、3勝2敗と白星先行に。
六日目、千代翔馬に上手投げで敗れる。大相撲中継では手形柄の浴衣を披露。(→浴衣姿の逸ノ城
そこから黒星が連なり、七日目は勝ちっ放しの碧山に、八日目は小兵の石浦に敗れて3連敗。3勝5敗と黒星先行に。
十日目、栃ノ心との取り組みは2分を超える相撲の末、上手出し投げで敗れて6敗目。
十一日目、勢との取り組みも長くなり、1分10秒近い相撲の末、寄り切りで勝って5勝目。
十二日目、宇良を寄り倒して連勝、6勝6敗と星を五分に。
7勝7敗で迎えた千秋楽、佐田の海に寄り切られ、7勝8敗の成績で終える。
負け越しは2場所ぶり。
栃ノ心戦の123.5秒は、今場所の最長取組時間。



(初) 栃煌山戦 ●押し出し 7.5秒
 逸ノ城、先に両手をつく。栃煌山、じりっと足をすり、仕切り線後方で両手をサッとついて素早く立ち、右手を出して低く踏み込む。逸ノ城、胸で当たる。栃煌山、両差しになろうとする。逸ノ城、外から極めようとするが止め、右で少し叩きながら引く。栃煌山、乗じて両差しで前に出る。逸ノ城、土俵際。栃煌山、左差し手を返して振り、右下手を取る。逸ノ城、右を巻き替えようとする。栃煌山、巻き替えを許さず、右下手を持ち、再び左を差そうしながら前に出る。逸ノ城、左で頭を押さえながら引く。栃煌山、乗じて押す。逸ノ城、土俵下に飛び落ちる。
20170709 01 311 栃煌山 寄り切り 逸ノ城 40

(2) 貴ノ岩戦 ○小手投げ 5.7秒
 逸ノ城、先に両手をつく。貴ノ岩、両手を動かし、右肘を固める。逸ノ城、左から張り、右を差そうとする。貴ノ岩、左へ踏み出し、左上手を取り、そのまま左へ一回転半し、左肘を絞りながら上手出し投げを打つ。逸ノ城、右差し手を抜き、右小手で投げ捨てる。貴ノ岩、土俵にバッタリ落ちる。
〔上手出し投げを打つ貴ノ岩〕
20170710 02 310 逸ノ城 小手投げ 貴ノ岩 30
〔小手投げを打つ逸ノ城〕
20170710 02 310 逸ノ城 小手投げ 貴ノ岩 35
〔土俵に落ちる貴ノ岩〕
20170710 02 310 逸ノ城 小手投げ 貴ノ岩 40

(3) 阿武咲戦 ●寄り切り 3.5秒
 阿武咲、先に両手をつく。逸ノ城、仕切り線後方で両手をサッとつく。阿武咲、素早く立ち、右手で相手の肩を押さえる。逸ノ城、右を差す。阿武咲、突き放しながら前に出、左を差して右筈で押す。逸ノ城、上体が起きて俵を割る。
20170711 03 310 阿武咲 寄り切り 逸ノ城 40

(4) 輝戦 ○寄り切り 5.3秒
 逸ノ城、先に両手をつく。輝、腰を下ろし、両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。逸ノ城、左から張って右を差し、左上手を取って右差し手を返す。輝、右下手を取り、左上手に手を伸ばす。逸ノ城、左に回って相手に上手を与えず、左上手を持って前に出る。輝、左をねじ込んで両差しになるが、俵に詰まる。逸ノ城、腹をぶつけるように寄る。輝、俵を割る。
20170712 04 312 逸ノ城 寄り切り 輝 38

(5) 遠藤戦 □ 不戦勝 
 遠藤、「左足関節靭帯損傷」のため、休場。
20170713 05 313 逸ノ城 不戦勝 遠藤

(6) 千代翔馬戦 ●上手投げ 24.9秒
 逸ノ城、先に両手をつく。千代翔馬、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。千代翔馬、右手を出して頭から踏み込む。逸ノ城、右肘を固めて当たる。千代翔馬、突っ張り、叩きながら左へ回る。逸ノ城、向き直る。千代翔馬、突っ張る。逸ノ城、下からあてがって下がらず。千代翔馬、頭をつけて左で押っ付ける。逸ノ城、右差し手を抜いて右で相手の左腕を引っ張り込もうとする。千代翔馬、下がり、土俵際、右に回りながら右上手に手を伸ばすが取れず、相手の左腕を抱えて小手投げで振り、体を入れ替える。逸ノ城、取られた腕を抜いて向き直り、土俵際突き放す。両者、一瞬見合う。千代翔馬、右から強烈に張り、突っ張り、左上手を取って左に回りながら右で頭を押さえる。逸ノ城、右下手を取って堪え、向き直る。千代翔馬、左を巻き替えて差す。逸ノ城、右が上手になり、左下手も取る。千代翔馬、左下手を取り、右で相手の脇腹を叩いてから右を巻き替えようとする。逸ノ城、許さず前に出る。千代翔馬、右上手を取り、土俵際体を開いて上手投げに行く。逸ノ城、左差し手を返して堪える。千代翔馬、下がりながら左で頭を押さえて右上手投げ。逸ノ城、土俵に右手をつく。
〔千代翔馬の投げを堪える逸ノ城〕
20170714 06 311 千代翔馬 上手投げ 逸ノ城 30 千代翔馬の投げを堪える逸ノ城
〔千代翔馬の上手投げ〕
20170714 06 311 千代翔馬 上手投げ 逸ノ城 40

(7) 碧山戦 ●押し出し 6.1秒
 逸ノ城、仕切り線後方で先に両手をつく。碧山、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。逸ノ城、左から張り、右肘を固める。碧山、頭から踏み込んで当たり、突っ張る。逸ノ城、左で相手に右腕を抱え、右を差し込む。碧山、左上手を探るが取れず、右差しで前に出る。逸ノ城、左上手を取るが俵に詰まる。碧山、腰を下ろして上手を切る。逸ノ城、右から掬う。碧山、左腕を内に回し、土俵際の相手を押す。逸ノ城、土俵下に倒れ込む。
20170715 07 309 碧山 押し出し 逸ノ城 40
20170715 07 309 碧山 押し出し 逸ノ城 43

(中) 石浦戦 ●上手出投 13.5秒
 逸ノ城、先に両手をつく。石浦、仕切り線後方で右手をつき、左手をサッとついて素早く立ち、右手を出してやや左へ踏み出す。逸ノ城、右肘を固めて踏み込み、右を差す。石浦、左で押っ付け、体を開いて左で突く。逸ノ城、向き直る。石浦、両差しになって左に回り、深い左下手を取って右前廻しを取る。逸ノ城、右で差し手を抱え、左に腰を向けて相手の廻しを切る。石浦、再び左を差し込んで下手を取る。逸ノ城、肩越しの右上手を取る。石浦、すぐに腰を引いて上手を切る。逸ノ城、右を差す。石浦、頭をつけて左から絞る。逸ノ城、右を差し込もうとしながら前に出る。石浦、左上手を取り、土俵際左に回りながら右で頭を押さえて上手出し投げ。逸ノ城、俵の外に出る。
20170716 08 309 石浦 上手出し投げ 逸ノ城 40

(9) 大栄翔戦 ○寄り切り 8.6秒
 大栄翔、仕切り線後方で先に両手をつく。逸ノ城、仕切り線後方でサッと手をつく。大栄翔、素早く立って両手突きに行く。逸ノ城、右肘を固めて当たる。大栄翔、突き放す。逸ノ城、下から撥ね上げる。大栄翔、突っ張り続ける。逸ノ城、機を見て右を差す。大栄翔、引いて体を離す。逸ノ城、乗じて前に出、土俵際の相手から右上手を取って寄り切る。
20170717 09 310 逸ノ城 寄り切り 大栄翔 40

(10) 栃ノ心戦 ●上手出投 123.5秒
 逸ノ城、先に両手をつく。栃ノ心、仕切り線後方で両手をサッとつく。逸ノ城、右肘を固める。栃ノ心、右肘を固めて踏み込み、右を差す。逸ノ城、左上手を取る。栃ノ心、右下手を取る。逸ノ城、左上手を引きつけながら右下手も取り、前に出る。栃ノ心、左足が俵に掛かるが堪え、右に回って中に戻る。逸ノ城、両廻しを引きつけて前に出る。栃ノ心、腰を捻って相手の下手を切り、左上手を取る。逸ノ城、右差し手を返して相手の上手を切ろうとするが切れず、右下手を取り直す。両者、右四つがっぷりで止まる(約6秒間)。逸ノ城、両廻しを引きつける。栃ノ心、引きつけ返し、右肘を張りながら腰を振って相手の上手を切ろうとする。逸ノ城、上手を離さず。両者、右四つがっぷりで止まる(約12秒間)。逸ノ城、両廻しを引きつけて前に出る。栃ノ心、堪えて左に回って中に戻り、右下手を引きつけて相手の上手を切ろうとする。逸ノ城、離さず。両者、右四つがっぷりで少し止まる(約3秒間)。栃ノ心、左上手で振る。両者、止まる(約10秒間)。栃ノ心、両廻しを引きつけて前に出る。逸ノ城、俵に両足を掛けて必死に堪え、中に戻る。両者、止まる(約12秒間)。栃ノ心、両廻しを引きつける。逸ノ城、堪える。栃ノ心、上手を少し浅く持ち替え、左足を飛ばして相手の右足を蹴る。両者、止まる(約8秒)。逸ノ城、両廻しを引きつける。栃ノ心、廻しを引きつけ返し、右下手を離して左上手投げで振る。逸ノ城、堪える。栃ノ心、右下手を取り直す。両者、右四つがっぷりで止まる(約10秒間)。逸ノ城、両廻しを引きつけて前に出る。栃ノ心、右に回って体を入れ替え、相手を土俵際にし、右肘を張って下がりながら相手の上手を切り、左に開いて右で頭を押さえながら上手出し投げ。逸ノ城、土俵に転がる。
〔がっぷり四つの逸ノ城と栃ノ心〕
20170718 10 312 栃ノ心 上手出し投げ 逸ノ城 20
〔栃ノ心の上手出し投げ〕
20170718 10 312 栃ノ心 上手出し投げ 逸ノ城 40

(11) 勢戦 ○寄り切り 68.3秒
 逸ノ城、先に両手をつく。勢、仕切り線後方で両手をサッとついて素早く立つ。逸ノ城、右肘を固めて頭を下げる。勢、右肩から踏み込んで右を差す。逸ノ城、左上手に手を伸ばすが取れず。勢、左上手を取れず。逸ノ城、左上手を取る。勢、右下手を取り、左上手に何度も手を伸ばすが取れず。逸ノ城、右差し手を返して前に出る。勢、左足を俵に掛けて堪え、右下手を持って中に戻り、左を差そうとする。逸ノ城、左上手を持ち、右肘を固めて相手に差させず。両者、しばらく止まる(約48秒間)。逸ノ城、左上手を引きつける。勢、前に出ようとする。逸ノ城、右で首を巻き、左上手で振りながら右を差す。勢、右下手投げに行こうとして下がる。逸ノ城、乗じて一気に前に出る。勢、土俵下に落ちる。
20170719 11 312 逸ノ城 寄り切り 勢 40

(12) 宇良戦 ○寄り倒し 11.8秒
 宇良、仕切り線後方で先に両手をつく。逸ノ城、両手をサッとつく。宇良、素早く立ち、体を伸ばしながら両手を伸ばし、左へ回る。逸ノ城、左上手に手を伸ばすが取れず、前に出る。宇良、押しながら一気に前に出る。逸ノ城、土俵際、右小手投げに行く。宇良、堪えて押し上げる。逸ノ城、右足を俵に掛けて堪え、突き放して前に出る。宇良、俵に詰まり、両差しになろうとする。逸ノ城、右を差し、肩越しの左上手を取る。宇良、右下手を取る。逸ノ城、左上手を引きつけ、右差し手を返す。宇良、痛めている右膝から土俵に落ちる。
20170720 12 311 逸ノ城 寄り倒し 宇良 40

(13) 徳勝龍戦 ●寄り切り 21.4秒
 逸ノ城、先に両手をつく。徳勝龍、腰を下ろし、両手をサッとついて素早く立つ。逸ノ城、左から張って右を差す。徳勝龍、左を巻き替えようとするがならず。逸ノ城、右差し手を返して左上手を取り、右下手を探る。徳勝龍、機を見て左を巻き替える。逸ノ城、乗じて前に出、左を巻き替えて左下手を取る。徳勝龍、左差し手を大きく返し、土俵際堪えて中に戻る。逸ノ城、左下手を持って上体が起きた体勢になり、機を見て肩越しの右上手に手を伸ばす。徳勝龍、その機に右上手を引きつけて一気に前に出る。逸ノ城、力なく俵を割る。
20170721 13 309 徳勝龍 寄り切り 逸ノ城 40

(14) 荒鷲戦 ○寄り切り 3.0秒
 逸ノ城、先に両手をつく。荒鷲、両手をサッとついて素早く立ち、右肘を固めて踏み込む。逸ノ城、右肘を固めて当たる。荒鷲、左上手前廻しに手を掛けるが取れず。逸ノ城、左上手を取り、右差し手を返して前に出る。荒鷲、右下手を取り、投げに行こうと半身になる。逸ノ城、左膝を相手の右足にあてながら寄り切る。
20170722 14 308 逸ノ城 寄り切り 荒鷲 37

(楽) 佐田の海戦 ●寄り切り 6.2秒
 佐田の海、先に手をつく。逸ノ城、腰を下ろし、両手をサッとつく。佐田の海、素早く立って左肘を固める。逸ノ城、右肘を固めて当たり、右を差そうとする。佐田の海、右差し手を返して左で差し手争い、左で絞りながら上手前廻しを取る。逸ノ城、窮屈な右下手を取る。佐田の海、左上手を引きつけて一気に前に出る。逸ノ城、俵の外に出る。その後、両者、土俵下に落ちる。
20170723 15 307 佐田の海 寄り切り 逸ノ城 40

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栃煌山 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-とちおうざん

前頭4枚目だった先場所は、6勝9敗の成績だった。→先場所の取組内容
前頭5枚目で迎えた今場所、初日は逸ノ城を押し出して白星発進。
二日目、初対戦の阿武咲に引き落とされて初黒星。
三日目、貴ノ岩を押し出してから白星が連なり、遠藤、千代翔馬、輝に勝って4連勝。5勝1敗と白星先行。
七日目石浦、八日目大栄翔に投げられて連敗。
九日目、徳勝龍を送り出してから白星が連なり、勢、千代大龍と3連勝し、十一日目に勝ち越し決定。(→表情豊かな勝ち越しインタビュー
十二日目、新大関高安を送り出して4連勝。
そのまま白星を連ね、宝富士、新関脇御嶽海、関脇玉鷲を破り、千秋楽まで7連勝。12勝3敗の成績で終える。
場所中、「今場所は久しぶりに腰が入るというか、体に芯が1本通っている感じがする。この感覚は3年ぶりくらいかな」とコメントする。(→出典:サンケイスポーツ記事 記事が表示されない場合は→こちら
勝ち越し、二桁勝利とも2場所ぶり。12勝を上げたのは、2012年5月場所以来、約5年ぶり。



(初) 逸ノ城戦 ○押し出し 7.5秒
 逸ノ城、先に両手をつく。栃煌山、じりっと足をすり、仕切り線後方で両手をサッとついて素早く立ち、右手を出して低く踏み込む。逸ノ城、胸で当たる。栃煌山、両差しになろうとする。逸ノ城、外から極めようとするが止め、右で少し叩きながら引く。栃煌山、乗じて両差しで前に出る。逸ノ城、土俵際。栃煌山、左差し手を返して振り、右下手を取る。逸ノ城、右を巻き替えようとする。栃煌山、巻き替えを許さず、右下手を持ち、再び左を差そうしながら前に出る。逸ノ城、左で頭を押さえながら引く。栃煌山、乗じて押す。逸ノ城、土俵下に飛び落ちる。
20170709 01 311 栃煌山 寄り切り 逸ノ城 40

(2) 阿武咲戦 ●引き落し 4.3秒
 阿武咲、先に両手をつく。栃煌山、腰を下ろし、足をじりっとすり、仕切り線後方で両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。阿武咲、右手を出して相手の肩を押さえる。栃煌山、両差しを狙う。阿武咲、押し上げ、引く。栃煌山、乗じて押しながら前に出る。阿武咲、土俵際、押し上げてから左に開く。栃煌山、土俵に両手をつく。
20170710 02 311 阿武咲 引き落とし 栃煌山 42

(3) 貴ノ岩戦 ○押し出し 17.1秒
 栃煌山、足をすり、左手をつく。貴ノ岩、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。栃煌山、左肘を固めて踏み込む。貴ノ岩、右肘を固めて当たり、すぐに左上手廻しを取り、右を差そうとする。栃煌山、右を差し、左で差し手争い。貴ノ岩、右上手前廻しも取って絞る。栃煌山、左をねじ込もうとする。貴ノ岩、右を巻き替える。栃煌山、すぐに巻き替え返す。貴ノ岩、再び右を巻き替えて差す。栃煌山、右下手を取り、左上手に手を伸ばすが取れず、左押っ付けからまた左で差し手争い。貴ノ岩、左上手を持ち、右上手前廻しを取る。栃煌山、左をねじ込み、腰を引いて相手の廻しを切る。貴ノ岩、左手で相手の右下手を切る。栃煌山、押しながら前に出る。貴ノ岩、上体が起きて俵を割る。
20170711 03 311 栃煌山 押し出し 貴ノ岩 40

(4) 遠藤戦 ○押し出し 2.5秒
 遠藤、先に手をつく。栃煌山、仕切り線後方で両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。遠藤、低く踏み込む。栃煌山、両肘を固めて踏み込み、両差しを狙う。遠藤、少し引いて体を離すが、そのまま力なく俵を割る。
20170712 04 313 栃煌山 押し出し 遠藤 40

(5) 千代翔馬戦 ○寄り切り 5.0秒
 千代翔馬、先に右手をつく。栃煌山、仕切り線後方で両手をサッとついて突っ掛ける。2度目、千代翔馬、相手が手をつく前に突っ掛ける。3度目、千代翔馬、両手をサッとついて素早く立つ。栃煌山、仕切り線後方で両手をサッと動かし、その場で立つ。千代翔馬、両手を出して当たる。栃煌山、右喉輪で突き放す。千代翔馬、右から張り、右上手を取る。栃煌山、両差しになって前に出る。千代翔馬、上手が切れ、左で首を巻きながら左へ回る。栃煌山、乗じて右で後ろ廻しを取って前に出、腰を下ろして寄る。千代翔馬、土俵下に落ちる。
20170713 05 311 栃煌山 寄り切り 千代翔馬 40

(6) 輝戦 ○叩き込み 13.2秒
 栃煌山、仕切り線後方で両手をサッとつく。輝、両手をサッとつき、右手を出して頭から踏み込む。栃煌山、両差しになろうとする。輝、左押っ付けで押し上げ、突き放す。栃煌山、上体が起きる。輝、頭から当たり、押しながら前に出る。栃煌山、右足を俵に掛けて堪え、左を差して右をねじ込み、両差しになって前に出る。輝、上体が起きて俵に詰まり、右で頭を押さえながら土俵際を左へ回る。栃煌山、どんどん前に出る。輝、土俵際を更に回り込み、頭をつけようと体勢を低くする。栃煌山、そこを叩く。輝、前にバッタリ落ちる。
20170714 06 312 栃煌山 叩き込み 輝 42

(7) 石浦戦 ●下手投げ 3.3秒
 石浦、仕切り線後方で先に両手をつく。栃煌山、両足をじりっとすり、仕切り線後方で両手をサッとつき、右から張る。石浦、頭を下げて張り手をかわしながら中に入り、左で後ろ廻し、右で前廻しを取り、一気に前に出る。栃煌山、肩越しの右上手を取るが俵に詰まる。石浦、右で相手の右膝を押さえながら、土俵内へ左下手投げ。栃煌山、土俵に転がる。石浦、その上に乗るように転がる。
20170715 07 310 石浦 下手投げ 栃煌山 40

(中) 大栄翔戦 ●小手投げ 7.6秒
 大栄翔、先に両手をつく。栃煌山、腰を下ろし、仕切り線後方で両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。大栄翔、右手を出して頭から踏み込む。栃煌山、突き放して相手を起こす。大栄翔、突き放しながら前に出、右から突いていなす。栃煌山、向き直る。大栄翔、左喉輪で押し上げる。栃煌山、両差しになって前に出る。大栄翔、土俵際、左で頭を押さえながら右から小手投げ。栃煌山、土俵に裏返り、大栄翔、その上に転がる。
20170716 08 311 大栄翔 小手投げ 栃煌山 40

(9) 徳勝龍戦 ○送り出し 5.5秒
 栃煌山、仕切り線後方でサッと両手をつく。徳勝龍、すぐに手をサッとつく。栃煌山、左肘を固めて踏み込もうとする。徳勝龍、左から張り気味に手を振る。栃煌山、両差しになって前に出る。徳勝龍、左で首を巻き、左半身で俵に詰まる。栃煌山、相手を後ろから抱えて外に出す。
20170717 09 311 栃煌山 送り出し 徳勝龍 40

(10) 勢戦 ○押し出し 6.0秒
 勢、先に右手をつく。栃煌山、両足をじりっとすり、仕切り線後方で両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。栃煌山、右手を出し、左肘を固めて踏み込む。勢、右肘を固めて当たる。栃煌山、右を差し、左で差し手争い。勢、右を差せず、体を離して叩く。栃煌山、前のめりになりながらも押す。勢、俵の外に出る。その後、栃煌山、土俵に落ちる。
20170718 10 311 栃煌山 押し出し 勢 40

(11) 千代大龍戦 ○引き落し 7.6秒
 栃煌山、両足をじりっとすり、仕切り線後方で両手をサッとつく。千代大龍、すぐに手をサッとついて立つ。栃煌山、左肘を固めて頭から踏み込む。千代大龍、左肘を固めて右手を出して当たり、右喉輪で突き放す。栃煌山、下がらず、押しながら前に出る。千代大龍、俵に詰まり、両手で顔を押し上げる。栃煌山、押し返してから左に開く。千代大龍、前のめりになって土俵に両手をつく。
20170719 11 310 栃煌山 引き落とし 千代大龍 40
〔勝ち越しインタビューを受ける栃煌山〕
20170719 11 310 栃煌山 引き落とし 千代大龍 75 栃煌山勝ち越し 15 カメラ目線

(12) 高安戦 ○送り出し 22.8秒
 高安、先に右手をつく。栃煌山、足をジリッとすり、手をサッとついて立ち、左肘を固めて踏み込む。高安、胸から当たってかち上げ、突き放す。栃煌山、少し下がるが、張り手を交えて突き放しながら前に出る。高安、右から張る。栃煌山、押し上げ、右から張り、突き放し、更に右から張って両差しを狙う。高安、右から張る。栃煌山、右から張る。高安、両差しを狙う。栃煌山、左で押っ付け、右喉輪で突き放す。高安、胸で当たり、叩きながら左に回る。栃煌山、向き直って右から張り、前に出る。高安、左に開く。栃煌山、向き直る。高安、両手で突き放す。栃煌山、右喉輪、左筈で押しながら前に出る。高安、左足が俵に掛かる。栃煌山、叩きながら引く。高安、堪える。栃煌山、両差しになり、右で後ろ廻しを取る。高安、左で差し手を抱え、左上手に手を伸ばすが取れず。栃煌山、右下手を持って前に出、後ろについて送り出す。高安、土俵下に飛び落ちる。
〔栃煌山の張り手〕
20170720 12 317 栃煌山 送り出し 高安 15 栃煌山の張り手
〔栃煌山の送り出し〕
20170720 12 317 栃煌山 送り出し 高安 40

(13) 宝富士戦 ○押し出し 7.4秒
 宝富士、先に両手をつく。栃煌山、腰を下ろし、両足をジリッとすり、仕切り線後方で両手をサッとついて立ち、右肘を固めて頭から踏み込む。宝富士、左肘を固めて当たり、左を差そうとする。栃煌山、右で押っ付け、左筈で押し上げながら前に出る。宝富士、左を差し直そうとする。栃煌山、右を巻き替え、両差しになろうとしながら前に出る。宝富士、土俵際を左へ回りながら体を離す。栃煌山、押す。宝富士、土俵下に落ちる。
20170721 13 310 栃煌山 押し出し 宝富士 40

(14) 御嶽海戦 ○寄り切り 17.6秒
 御嶽海、先に両手をつく。栃煌山、両足をじりっとすり、仕切り線後方でサッと手をつく。両者、ほぼ同時に立つ。御嶽海、両肘を固めて頭から踏み込む。栃煌山、右肘を固めて当たる。御嶽海、左を差し込む。栃煌山、右上手に手を掛ける。御嶽海、左差し手を返して相手の上手を切る。栃煌山、差し手を抱えながら前に出る。御嶽海、差し手を返しながら堪え、中に戻ろうとする。栃煌山、右喉輪で押し上げ、右から張って両差しになる。御嶽海、引いて左下手を狙う。栃煌山、乗じて左差しで一気に前に出る。御嶽海、土俵際、右上手に手を伸ばすが取れず。栃煌山、右上手を取って左差し手を返し、前に出る。御嶽海、土俵際右上手に手を掛ける。栃煌山、腰を下ろして上手を与えず、左差し手を返しながら寄る。御嶽海、上体が起きて俵を割る。
20170722 14 318 栃煌山 寄り切り 御嶽海 37

(楽) 玉鷲戦 ○押し出し 4.5秒
 玉鷲、先に左手をつく。栃煌山、腰を下ろす。玉鷲、突っ掛ける。2度目、玉鷲、先に左手をつく。栃煌山、腰を下ろし、仕切り線後方で両手をサッとついて立つ。玉鷲、両手を出す。栃煌山、右手を出し、左肘を固めて当たる。玉鷲、両手突きから突き放そうとする。栃煌山、下がらず、押しながら前に出る。玉鷲、両足を俵に掛けて仰け反る。栃煌山、一瞬左下手を取る。玉鷲、俵の上で左から突きながら左へ回ろうとする。栃煌山、逃さず押す。玉鷲、俵の外に出る。
20170723 15 317 栃煌山 押し出し 玉鷲 40

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千代翔馬 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-ちよしょうま

自己最高位の前頭2枚目だった先場所は、5勝10敗の成績だった。→先場所の取組内容
前頭5枚目で迎えた今場所、初日は輝を叩き込んで白星発進。
二日目宇良、三日目遠藤に連敗。
四日目、立ち合いの変化から叩き込んで2勝目。
六日目、大きな逸ノ城を上手投げで倒し、3勝3敗と星を五分に。この日の大相撲中継で、赤い浴衣姿を披露。(→千代翔馬の浴衣姿
七日目大栄翔に叩き込まれ、八日目は上位に休場者が多く出たために大関戦が組まれ、新大関高安に寄り倒されて連敗。
九日目、大関豪栄道を土俵際で首投げ。「物言い」がついたが、「軍配通り」勝つ。
十日目、前日通算勝利数が亡き先代九重親方の千代の富士に並んだ横綱白鵬と対戦。寄り切られて6敗目。白鵬は、千代の富士の弟子を倒し、通算勝利数を歴代単独2位とする。
十一日目は横綱日馬富士、十二日目は勢に押し出されて3連敗。負け越しが決まる。
十三日目、石浦を叩き込んで5勝目。
十四日目隠岐の海、千秋楽蒼国来と連敗し、5勝10敗で今場所を終える。
負け越し、二桁負けとも2場所連続。
今場所の待った回数は5回と、嘉風、石浦と並んで最多。また、蒼国来戦の0.6秒は、今場所の最短取組時間。
場所後、新潟県新発田市の諏訪神社で、横綱白鵬の土俵入りで太刀持ちを務める。(→諏訪神社白鵬奉納土俵入り



(初) 輝戦 ○叩き込み 8.1秒
 輝、両手をつく。千代翔馬、すぐに両手をサッとつき、両者、立つ。千代翔馬、頭から低く踏み込み、右上手に手を伸ばす。輝、突っ張って廻しを与えず。千代翔馬、右押っ付けで突き、右に回る。輝、向き直り、押しながら前に出る。千代翔馬、土俵際を右へ右へ回る。輝、ついて行く。千代翔馬、土俵を半周して叩く。輝、最後は足がついて行かず、土俵に転がる。両者、土俵下に落ちる。
20170709 01 312 千代翔馬 叩き込み 輝 40

(2) 宇良戦 ●押し出し 5.3秒
 宇良、仕切り線後方で先に手をつく。千代翔馬、両手をサッとついて素早くその場で立ち、見ながら左手を出す。宇良、頭を下げる。千代翔馬、左で相手の肩を押さえ、肩に向かって突っ張り、少し叩く。宇良、乗じて押しながらどんどん前に出る。千代翔馬、土俵下に落ちる。勝負後、宇良、左目を痛そうにする。
20170710 02 312 宇良 寄り切り 千代翔馬 40

(3) 遠藤戦 ●突き落し 1.6秒
 遠藤、仕切り線後方で先に手をつく。千代翔馬、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。千代翔馬、右肘を固めて頭から踏み込む。遠藤、低く当たり、すぐに右から突きながら左で頭を押さえつける。千代翔馬、前のめりになり、土俵に右手をつく。
20170711 03 313 遠藤 突き落とし 千代翔馬 40

(4) 貴ノ岩戦 ○叩き込み 1.4秒
 貴ノ岩、右手をつく。千代翔馬、すぐに右手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。貴ノ岩、右肩から当たろうとする。千代翔馬、その場で伸び上がり、叩きながら右に変わる。貴ノ岩、向き直りながら相手の足を抱えて堪えようとする。千代翔馬、相手の手を外して更に叩く。貴ノ岩、土俵に両手をつく。
〔足を抱える貴ノ岩〕
20170712 04 310 千代翔馬 叩き込み 貴ノ岩 30 足を抱える貴ノ岩
〔千代翔馬の叩き込み〕
20170712 04 310 千代翔馬 叩き込み 貴ノ岩 40

(5) 栃煌山戦 ●寄り切り 5.0秒
 千代翔馬、先に右手をつく。栃煌山、仕切り線後方で両手をサッとついて突っ掛ける。2度目、千代翔馬、相手が手をつく前に突っ掛ける。3度目、千代翔馬、両手をサッとついて素早く立つ。栃煌山、仕切り線後方で両手をサッと動かし、その場で立つ。千代翔馬、両手を出して当たる。栃煌山、右喉輪で突き放す。千代翔馬、右から張り、右上手を取る。栃煌山、両差しになって前に出る。千代翔馬、上手が切れ、左で首を巻きながら左へ回る。栃煌山、乗じて右で後ろ廻しを取って前に出、腰を下ろして寄る。千代翔馬、土俵下に落ちる。
20170713 05 311 栃煌山 寄り切り 千代翔馬 40

(6) 逸ノ城戦 ○上手投げ 24.9秒
 逸ノ城、先に両手をつく。千代翔馬、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。千代翔馬、右手を出して頭から踏み込む。逸ノ城、右肘を固めて当たる。千代翔馬、突っ張り、叩きながら左へ回る。逸ノ城、向き直る。千代翔馬、突っ張る。逸ノ城、下からあてがって下がらず。千代翔馬、頭をつけて左で押っ付ける。逸ノ城、右差し手を抜いて右で相手の左腕を引っ張り込もうとする。千代翔馬、下がり、土俵際、右に回りながら右上手に手を伸ばすが取れず、相手の左腕を抱えて小手投げで振り、体を入れ替える。逸ノ城、取られた腕を抜いて向き直り、土俵際突き放す。両者、一瞬見合う。千代翔馬、右から強烈に張り、突っ張り、左上手を取って左に回りながら右で頭を押さえる。逸ノ城、右下手を取って堪え、向き直る。千代翔馬、左を巻き替えて差す。逸ノ城、右が上手になり、左下手も取る。千代翔馬、左下手を取り、右で相手の脇腹を叩いてから右を巻き替えようとする。逸ノ城、許さず前に出る。千代翔馬、右上手を取り、土俵際体を開いて上手投げに行く。逸ノ城、左差し手を返して堪える。千代翔馬、下がりながら左で頭を押さえて右上手投げ。逸ノ城、土俵に右手をつく。
〔千代翔馬の上手投げを堪える逸ノ城〕
20170714 06 311 千代翔馬 上手投げ 逸ノ城 30 千代翔馬の投げを堪える逸ノ城
〔千代翔馬、下がりながらの上手投げで逸ノ城を落とす〕
20170714 06 311 千代翔馬 上手投げ 逸ノ城 40

(7) 大栄翔戦 ●叩き込み 3.8秒
 大栄翔、仕切り線後方で先に両手をつく。千代翔馬、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。大栄翔、右手を出す。千代翔馬、右手で肩を押さえながら頭から当たり、突き放す。大栄翔、突っ張り、叩いて右に開く。千代翔馬、向き直ろうとするが、前のめりになって土俵に手をつく。
20170715 07 311 大栄翔 叩き込み 千代翔馬 40

(中) 高安戦 ●寄り倒し 15.1秒
 高安、右手をつく。千代翔馬、左、右とサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。千代翔馬、頭から踏み込み、右上手を狙う。高安、右でかち上げて相手を起こす。千代翔馬、右上手は取れず、左下手を取る。高安、右で相手の左腕を極め気味に抱え、左下手を取り、右上手に手を伸ばす。千代翔馬、腰を捻って上手を与えず。両者、右上手に手を伸ばす。千代翔馬、右を巻き替えようとする。高安、乗じて一気に前に出る。千代翔馬、俵に詰まり、右から突き落とそうとするが、俵の外に倒れる。高安、その上に落ちる。
20170716 08 317 高安 寄り倒し 千代翔馬 40

(9) 豪栄道戦 ○首投げ 1.8秒
 豪栄道は右手を、千代翔馬は両手をサッとついて立つ。しかし、手つき不十分で式守勘太夫が両者を止める。2度目、千代翔馬、右手をつく。豪栄道、右手をサッとついて素早く立つ。千代翔馬、左手をサッとついてその場で伸び上がり、叩きながら右に変わる。豪栄道、動じず両差しで前に出る。千代翔馬、土俵際、左首投げ。豪栄道、土俵に倒れる。直後、千代翔馬、土俵下に落ちる。軍配、千代翔馬。「物言い」がついたが、豪栄道の膝が先についているとし、「軍配通り」千代翔馬の勝ちとなる。
20170717 09 317 千代翔馬 首投げ 豪栄道 40
〔説明する二所ノ関審判長〕
20170717 09 317 千代翔馬 首投げ 豪栄道 60 説明する二所ノ関審判長
〔殊勲インタビューを受ける千代翔馬〕
20170717 09 317 千代翔馬 首投げ 豪栄道 75 殊勲インタビュー

(10) 白鵬戦 ●寄り切り 24.6秒
 千代翔馬、右手をつく。白鵬、すぐに右手をつく。千代翔馬、左手をサッとついて突っ掛ける。2度目、千代翔馬、右手をつく。白鵬、右手をつく。千代翔馬、左手をつく。白鵬、左手をサッとついて立つ。千代翔馬、右手を出して頭から当たろうとする。白鵬、見ながら右を差す。千代翔馬、左上手前廻しを探るが取れず。白鵬、右差し手を返しながら左上手を取る。両者、少し止まる(約4秒間)。千代翔馬、左押っ付けで前に出ようとする。白鵬、堪える。千代翔馬、左押っ付けで上手を探るが取れず、左を巻き替えようとするがならず。白鵬、右下手も取る。千代翔馬、左押っ付けで上手を探るが取れず、腰を捻って廻しを切ろうとするが切れず。白鵬、両廻しを引きつけて少し前に出る。両者、止まる(約3秒間)。千代翔馬、左で相手の脇腹を叩き、左を巻き替える。白鵬、乗じて両上手を引きつけて前に出る。千代翔馬、俵の外に左足が滑り出る。
20170718 10 318 白鵬 寄り切り 千代翔馬 40

(11) 日馬富士戦 ●とったり 3.2秒
 両者、手をサッとつき、ほぼ同時に頭から踏み込む。日馬富士、低く当たる。千代翔馬、叩きながら左へ回る。日馬富士、落ちずについて行き、押し上げる。千代翔馬、右足を俵に掛けながら右を差す。日馬富士、相手の左腕を両手で抱えて体を開き、とったり。千代翔馬、土俵に転がる。
20170719 11 318 日馬富士 とったり 千代翔馬 35

(12) 勢戦 ●押し出し 2.1秒
 勢、先に右手をつく。千代翔馬、両手をサッとつく。勢、右肩から踏み込む。千代翔馬、右手を出してやや左へ踏み出し、左上手前廻しに手を掛けるが取れず。勢、押しながら前に出る。千代翔馬、上体が起きて俵を割る。
20170720 12 312 勢 押し出し 千代翔馬 40

(13) 石浦戦 ○叩き込み 2.0秒
 石浦、両手をつく。千代翔馬、すぐに両手をつく。石浦、素早く立つが、千代翔馬、立てず。2度目、石浦、先に手をつく。千代翔馬、すぐに両手をサッとついて素早く立ち、両手突き。石浦、頭を下げる。千代翔馬、突っ張ってから叩く。石浦、土俵に両手をつく。
20170721 13 311 千代翔馬 叩き込み 石浦 41

(14) 隠岐の海戦 ●上手投げ 35.0秒
 隠岐の海、仕切り線後方で右手をつく。千代翔馬、すぐに両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。千代翔馬、右手を出して踏み込む。隠岐の海、左を差して深い下手を取る。千代翔馬、右で相手の脇腹を叩いて巻き替えに行くと見せて深い右上手に手を伸ばして取り、上手を持って右に回り、右足外掛けに行く。隠岐の海、堪え、左を巻き替えようと見せてから右上手を取って両廻し。両者、左四つがっぷりで少し止まる(約4秒間)。隠岐の海、両廻しを引きつけて前に出ようとし、左差し手を返して相手の上手を切ろうとする。千代翔馬、堪える。一呼吸後、隠岐の海、右上手を引きつけて前に出ながら、左差し手を返して相手を切ろうとする。千代翔馬、堪えて中に戻る。両者、左四つがっぷりで止まる(約4秒間)。千代翔馬、左足を飛ばして相手の右足を蹴る。隠岐の海、堪え、右上手を引きつけて前に出る。千代翔馬、左足一本を俵に掛けて体を開き、左下手投げに行こうとする。隠岐の海、右上手投げ。千代翔馬、俵の外に裏返り、その後、隠岐の海、土俵に倒れる。
20170722 14 309 隠岐の海 上手投げ 千代翔馬 37

(楽) 蒼国来戦 ●叩き込み 0.6秒
 両者、なかなか手をつかず。蒼国来、左手をつく。千代翔馬、左、右と手をついて頭から踏み込む。蒼国来、その場で立ち、叩きながら左に開く。千代翔馬、土俵に手をつく。
20170723 15 308 蒼国来 叩き込み 千代翔馬 40
20170723 15 308 蒼国来 叩き込み 千代翔馬 50

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輝 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-かがやき

前頭9枚目だった先場所は、9勝6敗の成績だった。→先場所の取組内容
場所後、横綱稀勢の里が富岡八幡宮で横綱力士刻名式に出席した際、土俵入りで露払いを務めた。(→富岡八幡宮奉納土俵入り
名古屋市熱田神宮奉納土俵入りでは、稀勢の里の太刀持ちを務めた。(→熱田神宮奉納土俵入り
自己最高位の前頭4枚目で迎えた今場所、初日は千代翔馬に叩き込まれて黒星発進。
二日目、同じ石川県出身で今場所から同じ金色の締め込みをつけた遠藤と対戦。(→石川県黄金廻し対決) 寄り切られて連敗。
三日目、人気力士の宇良と対戦。押し倒して初日を出す。
そこから白星黒星と交互に積み重なり、七日目を終えて3勝5敗。
中日、初めての結びで横綱日馬富士と対戦。下手出し投げで敗れる。
九日目、二日連続の結びで横綱白鵬と対戦。叩き込まれて連敗。
十日目、過去2戦2敗の北勝富士戦。土俵際で突き落とされて3連敗。7敗目と後がなくなる。
十一日目、大栄翔を寄り切って4勝目。
十二日目、初対戦の大関豪栄道に突き落とされ、負け越しが決まる。
十三日目、優勝争いをしている碧山と対戦。物言いがつく微妙な相撲だったが、惜しくも敗れて9敗目。師匠の高田川親方は、悔しい負け方をした輝に「残念!!」と書かれたケーキを買ったそう。(→高田川部屋ブログ 記事が表示されない場合は→こちら
十四日目、千代丸に押し出されて3連敗。10敗と二桁負けに。
千秋楽は豪風を押し出して5勝目。5勝10敗で今場所を終える。
負け越しは2場所ぶり。二桁負けは、昨年1月場所以来9場所ぶり。



(初) 千代翔馬戦 ●叩き込み 8.1秒
 輝、両手をつく。千代翔馬、すぐに両手をサッとつき、両者、立つ。千代翔馬、頭から低く踏み込み、右上手に手を伸ばす。輝、突っ張って廻しを与えず。千代翔馬、右押っ付けで突き、右に回る。輝、向き直り、押しながら前に出る。千代翔馬、土俵際を右へ右へ回る。輝、ついて行く。千代翔馬、土俵を半周して叩く。輝、最後は足がついて行かず、土俵に転がる。両者、土俵下に落ちる。
20170709 01 312 千代翔馬 叩き込み 輝 40

(2) 遠藤戦 ●寄り切り 16.0秒
 輝、先に両手をつく。遠藤、仕切り線後方でサッと両手をつく。輝、素早く立ち、右手を出して頭から踏み込む。遠藤、低く当たる。輝、突き放しながら前に出る。遠藤、右足が俵に掛かるが、押し返して中に戻る。輝、突き放して前に出る。遠藤、土俵際、左下手前廻しに手を探るが取れず。輝、突っ張る。遠藤、右に回って中に戻る。両者、押し合い。遠藤、右から張って左を差す。輝、体を離すが俵に詰まる。遠藤、突っ張り、右を差して前に出る。輝、左で小手に巻き、俵伝いに左へ回りながら左で叩こうとするが、上体が起きて俵を割る。
〔ともに金色の締め込みの両者〕
20170710 02 313 輝-遠藤
〔遠藤の寄り切り〕
20170710 02 313 遠藤 寄り切り 輝 40

(3) 宇良戦 ○押し倒し 8.7秒
 宇良、仕切り線後方で先に両手をつく。輝、両手をサッとつく。宇良、素早く立ち、頭を下げて踏み込む。輝、その場で当たりを受け、突き放しながら前に出る。宇良、右足を俵に掛け、頭を下げて押す。輝、突き放す。宇良、叩きながら土俵際を左に回る。輝、前のめりになるが堪え、向き直る。宇良、土俵際、重心が後ろになるが堪え、しゃがむ。輝、そこを押す。宇良、俵の外に倒れて転がる。
20170711 03 312 輝 押し倒し 宇良 38

(4) 逸ノ城戦 ●寄り切り 5.3秒
 逸ノ城、先に両手をつく。輝、腰を下ろし、両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。逸ノ城、左から張って右を差し、左上手を取って右差し手を返す。輝、右下手を取り、左上手に手を伸ばす。逸ノ城、左に回って相手に上手を与えず、左上手を持って前に出る。輝、左をねじ込んで両差しになるが、俵に詰まる。逸ノ城、腹をぶつけるように寄る。輝、俵を割る。
20170712 04 312 逸ノ城 寄り切り 輝 38

(5) 貴ノ岩戦 ○押し出し 2.5秒
 輝、先に両手をつく。貴ノ岩、両手をサッとついて立ち、頭から踏み込む。輝、右手を出して頭から当たる。貴ノ岩、右肘を固めて当たる。輝、押しながら前に出る。貴ノ岩、土俵際堪えようとするが、右足が俵の外に滑り出る。
20170713 05 312 輝 押し出し 貴ノ岩 40

(6) 栃煌山戦 ●叩き込み 13.2秒
 栃煌山、仕切り線後方で両手をサッとつく。輝、両手をサッとつき、右手を出して頭から踏み込む。栃煌山、両差しになろうとする。輝、左押っ付けで押し上げ、突き放す。栃煌山、上体が起きる。輝、頭から当たり、押しながら前に出る。栃煌山、右足を俵に掛けて堪え、左を差して右をねじ込み、両差しになって前に出る。輝、上体が起きて俵に詰まり、右で頭を押さえながら土俵際を左へ回る。栃煌山、どんどん前に出る。輝、土俵際を更に回り込み、頭をつけようと体勢を低くする。栃煌山、そこを叩く。輝、前にバッタリ落ちる。
20170714 06 312 栃煌山 叩き込み 輝 42

(7) 阿武咲戦 ○上手投げ 3.3秒
 阿武咲、先に両手をつく。輝、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。輝、右手を出して頭から踏み込む。阿武咲、右手で相手の肩を押さえ、左前廻しを取る。輝、右喉輪で押し、左をのぞかせる。阿武咲、右で押っ付けながら前に出る。輝、左差し手を抜き、左上手を取って体を開きながら投げ捨てる。阿武咲、体が飛んで俵の外に両手をつく。
20170715 07 312 輝 上手投げ 阿武咲 37

(中) 日馬富士戦 ●下手出投 9.9秒
 輝、先に左手をつく。日馬富士、仕切り線後方で両手をサッとつく。輝、素早く立って右手を出す。日馬富士、頭から素早く踏み込んで当たり、左上手に手を伸ばす。輝、右喉輪で押し上げる。日馬富士、右で顔を押し上げ、左上手を探る。輝、突き放して前に出る。日馬富士、左から張って頭を下げる。輝、両手で突き放す。日馬富士、俵に詰まるが、頭から当たり、左上手前廻しを探る。輝、腰を引いて廻しを与えず。日馬富士、顔に向かって突っ張る。輝、両手で押し上げようとする。日馬富士、土俵際、ようやく左上手を取り、左に回りながら出し投げ。輝、上体を起こして向き直る。日馬富士、左で後ろ縦褌を取って左に回りながら出し投げ。輝、土俵中央に転がる。
20170716 08 319 日馬富士 下手出し投げ 輝 35
20170716 08 319 日馬富士 下手出し投げ 輝 42

(9) 白鵬戦 ●叩き込み 3.2秒
 輝、左手をつく。白鵬、すぐに両手をサッとつく。輝、右手を出して頭から踏み込もうとする。白鵬、左から張り、やや左へ踏み出して右を差し、左上手に手を掛ける。輝、向き直って体を離す。白鵬、突き放す。輝、俵に詰まって膝が伸びる。白鵬、そこを叩く。輝、前にバッタリ落ちる。
20170717 09 319 白鵬 叩き込み 輝 40

(10) 北勝富士戦 ●突き落し 10.2秒
 北勝富士、先に右手をつく。輝、仕切り線後方で両手をサッとつく。北勝富士、左手を出して頭から踏み込む。輝、右手を出して頭で当たり合い、左に回る。北勝富士、右を差す。輝、左で相手の差し手を抱え、右筈で押し上げながら左上手を探る。北勝富士、腰を捻って上手を与えず。輝、再び左上手に手を伸ばす。北勝富士、腰を引いて上手を与えず。輝、また左上手に手を伸ばす。北勝富士、肩透かしを引きながら右に回り、俵に詰まる。輝、右で顎を押し上げる。北勝富士、仰け反って堪え、右で突きながら俵伝いに右へ回る。輝、前に体が飛んで落ちる。北勝富士、土俵内に残る。
20170718 10 313 北勝富士 突き落とし 輝 35
20170718 10 313 北勝富士 突き落とし 輝 40

(11) 大栄翔戦 ○寄り切り 13.4秒
 大栄翔、先に両手をつく。輝、仕切り線後方で両手をサッとつく。大栄翔、両手突きに行く。輝、右手を出しながら踏み込む。大栄翔、突き放して相手を起こし、突っ張る。輝、下から撥ね上げ、前に出ながら右を差し、左上手を探るが取れず、深い右下手を取る。大栄翔、土俵際、左半身になり、左首投げに行く。輝、その機に左を差し、両差しで堪える。大栄翔、左に回って中に戻る。輝、前に出る。大栄翔、土俵際、左足内掛けに行く。輝、動じず寄る。大栄翔、上体が起きて俵を割る。
〔首投げに行く大栄翔〕
20170719 11 311 輝 寄り切り 大栄翔 25 首投げ
〔内掛けに行く大栄翔〕
20170719 11 311 輝 寄り切り 大栄翔 35 内掛け
〔輝の寄り切り〕
20170719 11 311 輝 寄り切り 大栄翔 40

(12) 豪栄道戦 ●突き落し 2.3秒
 輝、先に左手をつき、相手が手をつこうとしたときに突っ掛ける。2度目、豪栄道は右手、輝は左手をつく。豪栄道、左手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。豪栄道、左肘を固めて頭から踏み込む。輝、右で相手を突き起こし、突っ張ろうとする。豪栄道、左から突いていなす。輝、前に飛び落ちる。
20170720 12 316 豪栄道 突き落とし 輝 40

(13) 碧山戦 ●叩き込み 3.6秒
 輝、先に左手をつく。碧山、右手をつく。輝、素早く立つが、碧山立てず。2度目、碧山、先に右手をつく。輝、左手をサッとつく。碧山、その直前素早く立ち、両差しを狙う。輝、左肘を固めて当たり、突き放そうとする。碧山、叩きながら下がる。輝、乗じて前に出る。碧山、俵の外に出、輝、土俵に落ちる。軍配、碧山。「物言い」がつき、山科審判長は「踵が残っている」と説明し、「軍配通り」碧山の勝ちとなる。VTRでは、輝の方が有利に見えた。
20170721 13 312 碧山 叩き込み 輝 42
〔説明に苦慮し、苦笑する山科審判長〕
20170721 13 312 碧山 叩き込み 輝 60 山科審判長

(14) 千代丸戦 ●押し出し 10.5秒
 輝、先に左手をつく。千代丸、右手をつく。輝、素早く立って踏み込む。千代丸、その場で立ち、右肘を固めて胸で当たる。輝、突き放そうとする。千代丸、相手の手を叩いて右に回る。輝、乗じて押しながら前に出る。千代丸、土俵際堪えて右を差す。輝、左上手を取って寄り立てる。千代丸、俵に両足を掛けながら堪え、腰を下ろして相手の上手を切り、右に回って中に戻る。輝、右下手を取る。千代丸、左上手に手を伸ばす。輝、土俵際、腰を引いて上手を与えず、左を巻き替えようとする。千代丸、乗じて左で差し手を抱えながら寄り、押して相手の下手を切る。輝、俵を割って土俵下に落ちる。
20170722 14 310 千代丸 押し出し 輝 40

(楽) 豪風戦 ○押し出し 6.3秒
 輝、先に左手をつく。豪風、仕切り線後方でサッと手をつき、左肘を固めて頭から踏み込む。輝、左を差そうとする。豪風、右で押っ付け、左を差そうとする。輝、右押っ付けで相手を起こし、顔に向かって押し上げながら前に出る。豪風、俵に詰まる。輝、相手の胸を押し上げる。豪風、叩こうとするが、土俵下に落ちる。
20170723 15 309 輝 押し出し 豪風 40

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宇良 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-うら

幕内2場所目で自己最高位の前頭10枚目だった先場所は、11勝4敗の成績を上げるも、三賞受賞ならず。→先場所の取組内容
山響部屋の部屋開きの際、横綱稀勢の里の土俵入りの太刀持ちを務める。(→産経フォト 記事が表示されない場合は→こちら
場所前、木瀬部屋宿舎近くの岐阜羽島警察署で一日署長を務めた。(→デイリースポーツ記事 記事が表示されない場合は→こちら
日刊スポーツで行われた「第6回大相撲総選挙」では、6連覇の稀勢の里に次ぐ2位。人気の高さを証明した。(→日刊スポーツ記事 記事が表示されない場合は→こちら
また、嵐の二宮和也とライオン衣料用液体洗剤「トップ スーパーNANOX」のCMに出演した。(→日刊スポーツ記事 記事が表示されない場合は→こちら
場所直前の舞の海秀平さんの名古屋場所展望では、宇良への期待が語られた(→注目力士宇良)。
幕内3場所目、自己最高位を更新して前頭4枚目で迎えた今場所、初日は初対戦の遠藤を送り出して白星発進。
二日目、千代翔馬を押し出して連勝。相手の指が目に入り、痛そうにする。(→痛そうにする宇良→薄目で勝ち名乗り
三日目、輝に押し倒されて初黒星。
四日目の阿武咲戦では、突き落とされるもその前に相手の足が先に出て勝利。阿武咲の足が出たことが分からなかった観客で場内が騒然とする中、勝負審判が交代のために立ち上がるのを見て、「物言い」と勘違いした宇良が、受け取った懸賞束を返そうとする珍しい場面が見られた。
五日目、先場所敗れた栃ノ心に足取りで勝利。栃ノ心が、体勢の低い宇良の頭に向かって突っ張ったため、髷が乱れる。(→土俵下で髷を直し切れない宇良
六日目、幕下時代から6戦全敗の貴景勝と対戦。引き落としで初めて勝つ。(→貴景勝戦初勝利で嬉しそうな表情)大相撲中継で流れた浴衣コレクションでは、同じ寝屋川市出身大関豪栄道名が入った浴衣を披露(→浴衣姿)。
七日目、初の三役との対戦。相手は、ともに学生相撲出身で同学年の新関脇 御嶽海。押し倒されて2敗目。
中日、2横綱1大関が休場した影響で、横綱白鵬との対戦が組まれる。(→両者の身長体重→取組前の二人)宇良は、角界に入る前に2回、小学生のときと大学生のときに白鵬と会ったエピソードを明かす(→宇良の話)。その取組、白鵬は宇良を警戒したか、相手の顔の前に手を出してずれ、上手を狙う立合い。宇良は相手に上手を取らさないように攻めるが取られ、左上手を切ろうとするところを逆の右掬い投げで倒される。連敗で3敗目。
九日目、横綱日馬富士と対戦。相手の腕を取ってとったりで倒し、初金星を獲得。殊勲インタビューでは涙を流す。(→涙の初金星インタビュー内容)(→「安馬のようになれ」と指導された宇良【デイリースポーツ】 記事が表示されない場合は→こちら)(→「色物と見られて」【日刊スポーツ】 記事が表示されない場合は→こちら
十日目、新大関高安と対戦。宇良は懸命の相撲を取り、途中、自分から大きく下がって俵から走り込んで高安にぶつかる珍しい場面が見られた。足を取って前に出たところ、首投げで倒されて4敗目。しかし、場内を大きく沸かせ、負けたにもかかわらず、来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」で1位となる。
しかし高安戦で右膝を痛めた影響もあり、翌十一日目大関豪栄道戦を始め、逸ノ城、小結琴奨菊、関脇玉鷲に敗れて5連敗。十四日目に負け越しが決まる。
千秋楽、千代の国を叩き込み、連敗を止め、7勝8敗と一点の負け越しに留める。取組後、土俵下に降りる際に足が滑る。
負け越しは、幕内になって初めて。十両だった昨年9月場所以来、5場所ぶり。



(初) 遠藤戦 ○送り出し 9.0秒
 宇良、先に手をつく。遠藤、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。宇良、頭を下げて潜ろうとする。遠藤、見ながら左肘を固めて当たり、相手の肩に向かって突っ張る。宇良、あてがって下がらず。遠藤、少し叩いて右に回り、肩越しの右上手を探る。宇良、乗じて前に出る。遠藤、俵に詰まり、左に回り込もうとする。宇良、逃さず押す。遠藤、後ろ向きになり、土俵下に飛び落ち、花道奥まで走る。
20170709 01 313 宇良 送り出し 遠藤 37

(2) 千代翔馬戦 ○押し出し 5.3秒
 宇良、仕切り線後方で先に手をつく。千代翔馬、両手をサッとついて素早くその場で立ち、見ながら左手を出す。宇良、頭を下げる。千代翔馬、左で相手の肩を押さえ、肩に向かって突っ張り、少し叩く。宇良、乗じて押しながらどんどん前に出る。千代翔馬、土俵下に落ちる。勝負後、宇良、左目を痛そうにする。
20170710 02 312 宇良 寄り切り 千代翔馬 40

(3) 輝戦 ●押し倒し 8.7秒
 宇良、仕切り線後方で先に両手をつく。輝、両手をサッとつく。宇良、素早く立ち、頭を下げて踏み込む。輝、その場で当たりを受け、突き放しながら前に出る。宇良、右足を俵に掛け、頭を下げて押す。輝、突き放す。宇良、叩きながら土俵際を左に回る。輝、前のめりになるが堪え、向き直る。宇良、土俵際、重心が後ろになるが堪え、しゃがむ。輝、そこを押す。宇良、俵の外に倒れて転がる。
20170711 03 312 輝 押し倒し 宇良 38

(4) 阿武咲戦 ○押し出し 6.2秒
 阿武咲、先に両手をつく。宇良、仕切り線かなり後方で右手をつき、左手をサッとついて立つ。阿武咲、見ながら両手を出す。宇良、頭を下げ、左に回る。阿武咲、見ながら相手の肩を押す。宇良、右足を俵に掛けて頭を下げる。阿武咲、突き放し、少し引く。宇良、押しながら前に出る。阿武咲、土俵際、叩きながら左に回る。宇良、土俵際左足一本で堪える。阿武咲、俵伝いに左へ回るが、このとき右足が俵の外に出る。しかし、阿武咲気づかず、そのまま左から突く。宇良、俵の外に飛び出る。その後、阿武咲、土俵内に転がる。軍配は宇良。勝ち名乗りを受けた後、場内が勝負結果に驚いて騒然とする中、勝負審判が交代のために立ち上がるのを見て、宇良は「物言い」と勘違いし、受け取った懸賞束を返そうとする場面が見られた。
〔左足一本で残す宇良〕
20170712 04 311 宇良 押し出し 阿武咲 35 左足一本で残す宇良
〔阿武咲の足が出た場面〕
20170712 04 311 宇良 押し出し 阿武咲 40
〔その後、宇良が俵の外に飛び出し、阿武咲は土俵内〕
20170712 04 311 宇良 押し出し 阿武咲 45-1
〔宇良、勝負審判が立ち上がったのを見て懸賞の束を返そうとする〕
20170712 04 311 宇良 押し出し 阿武咲 65 物言い?

(5) 栃ノ心戦 ○足取り 11.2秒
 宇良、仕切り線後方で右手をつく。栃ノ心、すぐに両手をつき、突っ掛ける。2度目、宇良、仕切り線後方で右手をつく。栃ノ心、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。宇良、右手を出す。栃ノ心、見ながら左に踏み出し、左から張る。宇良、頭を下げて向き直り、右筈で相手の脇を押し上げる。栃ノ心、左で相手の右腕を引っ張り込もうとするがならず、突き放す。宇良、左に回って相手の右膝を取ろうとする。栃ノ心、向き直って体を離し、突き放す。宇良、低い体勢で中に入ろうとする。栃ノ心、宇良の頭に向かって突っ張る。宇良、下がって体を離し、右足を徳俵に掛ける。栃ノ心、見ながらじわじわ前に出、右から張る。宇良、左手で張り手を受け、体勢を低くして相手の右膝を取り、持ち上げて一気に前に出る。栃ノ心、土俵下に落ちる。
〔栃ノ心、自ら下がった宇良に警戒〕
20170713 05 314 宇良 足取り 栃ノ心 30 下がった宇良に警戒する栃ノ心
〔宇良の足取り〕
20170713 05 314 宇良 足取り 栃ノ心 40-2

(6) 貴景勝戦 ○引き落し 0.9秒
 宇良、仕切り線後方で先に両手をつく。貴景勝、ゆっくり左手をつき、右手をサッとついて素早く立ち、両手を出して踏み込む。宇良、その場で見ながら立ち、右で相手の左腕を突きながら右に変わる。貴景勝、土俵に落ちて両手をつく。
20170714 06 313 宇良 引き落とし 貴景勝 37
20170714 06 313 宇良 引き落とし 貴景勝 40-2

(7) 御嶽海戦 ●押し倒し 7.6秒
 宇良、仕切り線後方で先に両手をつく。御嶽海、右、左とサッと手をついて素早く立つ。宇良、頭を下げてやや左へ踏み出す。御嶽海、左肘を固めて当たり、左をのぞかせ、突き放す。宇良、押し上げながら前に出る。御嶽海、右から突いていなし、前に出る。宇良、少し泳ぎ、右足を俵に掛けて向き直り、左で相手の右太ももに手を掛ける。御嶽海、押す。宇良、土俵際を左へ回る。御嶽海、逃さずついて行く。宇良、しゃがむ体勢になる。御嶽海、そこを更に押す。宇良、俵の外に倒れる。
20170715 07 314 御嶽海 押し倒し 宇良 40
20170715 07 314 御嶽海 押し倒し 宇良 42

(中) 白鵬戦 ●掬い投げ 7.6秒
 宇良、仕切り線後方で先に手をつく。白鵬、右、左とサッと手をつき、相手の顔の前に右手を出す。宇良、低い体勢で踏み込む。白鵬、左に開き、左上手を狙うが取れず。宇良、向き直る。白鵬、突き放す。宇良、右足を俵に掛け、頭を下げて相手の足に手を掛ける。白鵬、頭を押さえながら少し下がり、右を差す。宇良、右下手を取って右に回る。白鵬、前に出ながら左上手を探るが取れず、左で相手の右腕を抱えて起こし、左上手を取る。宇良、俵に詰まり、腰を左に捻って上手を切ろうとする。白鵬、逆の右から掬う。宇良、左足が大きく上がり、俵の外に裏返し。白鵬、相手の上に乗る。
〔足を取ろうとする宇良〕
20170716 08 318 白鵬 掬い投げ 宇良 15 足を取ろうとする宇良
〔白鵬の掬い投げ〕
20170716 08 318 白鵬 掬い投げ 宇良 30-2
20170716 08 318 白鵬 掬い投げ 宇良 35-2
20170716 08 318 白鵬 掬い投げ 宇良 40-2

(9) 日馬富士戦 ○とったり 2.9秒
 宇良、仕切り線後方で先に右手をつく。日馬富士、仕切り線後方で両手をサッとつく。宇良、素早く立ち、頭を下げる。日馬富士、頭から踏み込む。宇良、低く当たり、両手で相手の右腕を取って左へ回り、土俵際体を開いてとったり。日馬富士、土俵に落ちる。
〔宇良のとったり〕
20170717 09 318 宇良 とったり 日馬富士 35
20170717 09 318 宇良 とったり 日馬富士 42
〔やや呆然とした表情で勝ち名乗りを受ける宇良〕
20170717 09 318 宇良 とったり 日馬富士 60-3
〔殊勲インタビューで涙を見せる宇良〕
20170717 09 318 宇良 とったり 日馬富士 75 宇良 33
20170717 09 318 宇良 とったり 日馬富士 75 宇良 34

(10) 高安戦 ●首投げ 33.8秒
 宇良、仕切り線後方で右手をつく。高安、すぐに右手をつく。両者、左手をサッとついて立つ。宇良、頭を下げて踏み込む。高安、見ながら両手を出し、突き放す。宇良、下がって右足を俵に掛け、左に回って相手の右足を狙う。高安、見ながら突き放す。宇良、下がって右足を俵に掛ける。両者、見合う。高安、左から張ろうとする。宇良、頭を下げてかわし、踏み込んで当たり、押し上げる。高安、左で顔を押し上げる。宇良、体を離し、頭から当たる。高安、突き放し、右から張る。宇良、頭を下げ、相手の右足を取ろうとする。高安、右で相手の左腕を抱えて左に回る。宇良、左下手投げに行く。高安、右で差し手を抱えながら堪え、左を差そうとする。宇良、右から絞り、左差し手を抜き、両手で相手の左腕を手繰って右に回る。高安、土俵際になる。宇良、押し上げる。高安、動じず、押す。宇良、自ら大きく下がって右足を俵に掛け、そこから走り込んで相手にぶつかる。高安、当たる。宇良、下がって再び右足を俵に掛ける。高安、見ながらじりじり前に出る。両者、押して体を離す。宇良、踏み込んで相手の右足を取り、抱え上げて前に出る。高安、右で首を巻いて首投げに行き、右膝で相手の左足を跳ね上げる。宇良、土俵に裏返る。その後、高安、土俵に膝から落ちる。
〔自ら俵まで下がり、走り込んで高安にぶつかる宇良〕
20170718 10 317 高安 首投げ 宇良 20 下がって走り込む 01
20170718 10 317 高安 首投げ 宇良 20 下がって走り込む 02
20170718 10 317 高安 首投げ 宇良 20 下がって走り込む 05
20170718 10 317 高安 首投げ 宇良 20 下がって走り込む 07
〔高安の首投げ〕
20170718 10 317 高安 首投げ 宇良 37
20170718 10 317 高安 首投げ 宇良 40

(11) 豪栄道戦 ●押し出し 4.0秒
 宇良、仕切り線後方で先に手をつく。豪栄道、右手をサッとついて素早く立ち、左肘を固めて踏み込む。宇良、頭から踏み込む。豪栄道、深い左上手に手を伸ばす。宇良、体を離して廻しを与えず。豪栄道、前に出ながら左を差す。宇良、俵に足が掛かり、体を離そうとする。豪栄道、相手の胸を押す。宇良、俵の外に出る。
20170719 11 317 豪栄道 押し出し 宇良 40

(12) 逸ノ城戦 ●寄り倒し 11.8秒
 宇良、仕切り線後方で先に両手をつく。逸ノ城、両手をサッとつく。宇良、素早く立ち、体を伸ばしながら両手を伸ばし、左へ回る。逸ノ城、左上手に手を伸ばすが取れず、前に出る。宇良、押しながら一気に前に出る。逸ノ城、土俵際、右小手投げに行く。宇良、堪えて押し上げる。逸ノ城、右足を俵に掛けて堪え、突き放して前に出る。宇良、俵に詰まり、両差しになろうとする。逸ノ城、右を差し、肩越しの左上手を取る。宇良、右下手を取る。逸ノ城、左上手を引きつけ、右差し手を返す。宇良、痛めている右膝から土俵に落ちる。
20170720 12 311 逸ノ城 寄り倒し 宇良 40

(13) 琴奨菊戦 ●押し出し 1.8秒
 宇良、仕切り線後方で先に両手をつく。琴奨菊、仕切り線後方で左手をつき、右手をサッと動かして立つ。宇良、頭を下げて踏み込もうとする。琴奨菊、左から張り、左を差す。宇良、両手で相手の左腕を抱えながら下がるが、回り込めずに土俵下に落ちる。
20170721 13 314 琴奨菊 押し倒し 宇良 37

(14) 玉鷲戦 ●叩き込み 3.4秒
 宇良、仕切り線後方で先に手をつく。玉鷲、左手をつき、右手をサッとついて見ながら立つ。宇良、右手を出して頭を下げる。玉鷲、両手で相手の肩を押さえる。宇良、自分から下がって右足を俵に掛ける。玉鷲、見ながら押す。宇良、押し返し、低い体勢で前に出る。玉鷲、叩きながら左へ回る。宇良、足が宙を舞い、土俵に裏返る。
20170722 14 317 玉鷲 叩き込み 宇良 40

(楽) 千代の国戦 ○叩き込み 7.8秒
 宇良、先に両手をつく。千代の国、仕切り線後方でサッと両手をついて見ながら立ち、両手突きに行く。宇良、頭を下げて潜ろうとする。千代の国、肩に向かって突き放そうとする。宇良、相手の腕をかわして押し上げる。千代の国、上体が起き、突き放す。両者、押し合い、体が離れて見合う。宇良、頭を下げる。千代の国、押すが、体が離れて前のめりになる。宇良、そこを叩く。千代の国、土俵に這う。
20170723 15 310 宇良 叩き込み 千代の国 40
〔土俵下に降りる際、滑った宇良〕
20170723 15 310 宇良 叩き込み 千代の国 69 滑る宇良 01
20170723 15 310 宇良 叩き込み 千代の国 69 滑る宇良 02
20170723 15 310 宇良 叩き込み 千代の国 69 滑る宇良 03
20170723 15 310 宇良 叩き込み 千代の国 69 滑る宇良 04

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遠藤 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-えんどう

新三役が狙える前頭筆頭だった先場所は、1横綱2大関を撃破するも、6勝9敗の成績だった。→先場所の取組内容
前頭3枚目で迎えた今場所、金色の締め込みで登場。(→金の締め込み姿)初日は宇良に送り出されて黒星発進。
二日目、同じ石川県出身でやはり黄金の廻しをつけている輝と対戦。(→黄金廻し対決)寄り切って初日を出す。
三日目、千代翔馬を突き落として連勝。
四日目、栃煌山戦では、力なく土俵を割り、足の状態が心配される。
五日目、「左足関節靱帯損傷により2カ月の通院治療を要する」との診断書を提出して休場。
今場所は2勝3敗10休の成績。負け越しは2場所連続。休場は、昨年1月場所以来、9場所ぶり。二桁負けは、昨年7月場所以来1年ぶり。
5月場所前の稽古総見の際に左足首痛が悪化し、今場所は痛み止めを使用しての出場だったとのこと。
7月下旬に左足首の遊離軟骨を内視鏡手術によって除去する予定。夏巡業は全休。師匠の追手風親方は、秋場所への出場を目指すが、間に合わないこともありうると話す。(→サンケイスポーツ記事 記事が表示されない場合は→こちら



(初) 宇良戦 ●送り出し 9.0秒
 宇良、先に手をつく。遠藤、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。宇良、頭を下げて潜ろうとする。遠藤、見ながら左肘を固めて当たり、相手の肩に向かって突っ張る。宇良、あてがって下がらず。遠藤、少し叩いて右に回り、肩越しの右上手を探る。宇良、乗じて前に出る。遠藤、俵に詰まり、左に回り込もうとする。宇良、逃さず押す。遠藤、後ろ向きになり、土俵下に飛び落ち、花道奥まで走る。
20170709 01 313 宇良 送り出し 遠藤 37

(2) 輝戦 ○寄り切り 16.0秒
 輝、先に両手をつく。遠藤、仕切り線後方でサッと両手をつく。輝、素早く立ち、右手を出して頭から踏み込む。遠藤、低く当たる。輝、突き放しながら前に出る。遠藤、右足が俵に掛かるが、押し返して中に戻る。輝、突き放して前に出る。遠藤、土俵際、左下手前廻しに手を探るが取れず。輝、突っ張る。遠藤、右に回って中に戻る。両者、押し合い。遠藤、右から張って左を差す。輝、体を離すが俵に詰まる。遠藤、突っ張り、右を差して前に出る。輝、左で小手に巻き、俵伝いに左へ回りながら左で叩こうとするが、上体が起きて俵を割る。
〔ともに金色の締め込みの両者〕
20170710 02 313 輝-遠藤
〔遠藤の寄り切り〕
20170710 02 313 遠藤 寄り切り 輝 40

(3) 千代翔馬戦 ○突き落し 1.6秒
 遠藤、仕切り線後方で先に手をつく。千代翔馬、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。千代翔馬、右肘を固めて頭から踏み込む。遠藤、低く当たり、すぐに右から突きながら左で頭を押さえつける。千代翔馬、前のめりになり、土俵に右手をつく。
20170711 03 313 遠藤 突き落とし 千代翔馬 40

(4) 栃煌山戦 ●押し出し 2.5秒
 遠藤、先に手をつく。栃煌山、仕切り線後方で両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。遠藤、低く踏み込む。栃煌山、両肘を固めて踏み込み、両差しを狙う。遠藤、少し引いて体を離すが、そのまま力なく俵を割る。
20170712 04 313 栃煌山 押し出し 遠藤 40

(5) 逸ノ城戦 ■ 不戦勝 
 遠藤、「左足関節靭帯損傷」のため、休場。
20170713 05 313 逸ノ城 不戦勝 遠藤

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勢 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-いきおい

前頭6枚目だった先場所は、9勝6敗の成績だった。→先場所の取組内容
前頭3枚目の今場所、初日は関脇玉鷲に押し出され、黒星発進。
新大関高安を含めた3大関に敗れ、初日から4連敗。
五日目、過去15戦全敗だった横綱稀勢の里を小手投げで倒す。金星獲得は、3月場所以来、4つめ。
六日目横綱日馬富士、七日目横綱白鵬、八日目栃ノ心に敗れて3連敗。7敗目と後がなくなる。
九日目、北勝富士を小手投げで倒し、2勝目。
十日目、栃煌山に押し出されて負け越し決定。
十一日目、逸ノ城戦は1分を超える相撲の末、寄り切られて連敗。
十二日目、千代翔馬を押し出し、十四日目、徳勝龍を小手投げで倒して4勝目。
千秋楽、正代に掬い投げで敗れ、4勝11敗で今場所を終える。4勝のうち、3勝が小手投げによる勝利。
負け越し、二桁負けとも2場所ぶり。



(初) 玉鷲戦 ●押し出し 3.1秒
 勢、先に右手をつく。玉鷲、左手をつこうとする。勢、突っ掛ける。2度目、勢、先に右手をつく。玉鷲、左、右と手をつく。勢、素早く立ち、右肩から踏み込む。玉鷲、右手を出して低く当たり、突っ張りながら前に出る。勢、下からあてがうが相手の圧力に下がり、右足が俵の外に出、体勢を崩して土俵内に両手をつく。
20170709 01 314 玉鷲 押し出し 勢 40 勢の足が出た場面

(2) 高安戦 ●寄り切り 3.5秒
 勢、右手をつく。高安、すぐに仕切り線後方でサッと両手をつき、両肘を固めて踏み込む。勢、頭から当たるが、相手の当たりに上体が起きる。高安、前に出ようとする。勢、右で小手に巻いて右へ回り、土俵際左で頭を叩く。高安、左差しで前に出る。勢、俵の外に出、土俵下に飛び落ちる。高安、俵の外に転がる。
20170710 02 316 高安 寄り切り 勢 40

(3) 照ノ富士戦 ●寄り切り 28.0秒
 勢、先に右手をつく。照ノ富士、仕切り線後方でサッと両手をつく。勢、素早く立ち、左肘を固めて踏み込む。照ノ富士、踏み込んで胸で当たる。勢、右を差し、左も差そうとする。照ノ富士、左上手をがっちり取り、右肘を固めて差させず。勢、左をねじ込み、右下手を取る。照ノ富士、左上手を持って前に出る。勢、土俵際、右下手投げを打ちながら左で頭を押さえる。照ノ富士、堪える。勢、左を差し直して中に戻る。照ノ富士、右を巻き替えて差す。勢、左上手に手を伸ばすが取れず。照ノ富士、左上手を持ち、右差し手を返して前に出る。勢、左足が俵に掛かるが堪え、右下手投げを打ちながら右に回り、相手の上手を切る。照ノ富士、堪えて中に戻る。両者、少し止まる(約3秒間)。勢、右下手を引きつけて前に出ようとする。照ノ富士、重い腰で堪える。勢、引いて体を離し、俵に詰まる。照ノ富士、両差しになり、左差し手を返し、左で後ろ廻しを取って寄る。勢、俵を割る。
20170711 03 316 照ノ富士 寄り切り 勢 40

(4) 豪栄道戦 ●寄り切り 2.3秒
 豪栄道、先に右手をつく。勢、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。勢、右肩から踏み込む。豪栄道、左上手前廻しを取る。勢、右で差し手を抱え、小手に振りながら下がる。豪栄道、乗じて左差しで前に出る。勢、土俵下に落ちる。
20170712 04 316 豪栄道 寄り切り 勢 40

(5) 稀勢の里戦 ○小手投げ 7.5秒
 勢、先に右手をつく。稀勢の里、仕切り線後方で両手をサッとつき、左肘を固めて踏み込む。勢、右肘を固めて頭から当たるが、右を差せずに右上手を取り、左を差す。稀勢の里、前に出ながら深い左下手を取って寄る。勢、右上手が切れて俵に詰まるが、右で差し手を抱えながら俵伝いに右へ回り、体を開いて右小手投げ。稀勢の里、土俵下に飛び落ち、控え行司のところに倒れ込む。勝負後、稀勢の里、花道奥で足を痛そうにする。
20170713 05 319 勢 小手投げ 稀勢の里 40
〔殊勲インタビューを受ける勢〕
20170713 05 319 勢 小手投げ 稀勢の里 75 勢 20

(6) 日馬富士戦 ●押し出し 2.3秒
 勢、先に手をつく。日馬富士、仕切り線後方で両手をサッとつく。勢、素早く立ち、右肩から踏み込みながら両差しを狙う。日馬富士、頭から踏み込んで当たり、左上手前廻しを狙う。勢、腰を引いて廻しを与えず、叩きながら引く。日馬富士、乗じて押しながら前に出る。勢、俵の外に出る。
20170714 06 320 勢 押し出し 日馬富士 40

(7) 白鵬戦 ●突き落し 2.1秒
 勢、先に右手をつく。白鵬、腰を下ろすのを止め、仕切り直し。2度目、勢、先に右手をつく。白鵬、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。勢、左肘を固めて右肩から踏み込む。白鵬、右手を出して左へ踏み出す。勢、右差しで前に出る。白鵬、土俵際左で突きながら右で頭を押さえる。勢、土俵に落ちて転がる。
20170715 07 319 白鵬 突き落とし 勢 37

(中) 栃ノ心戦 ●寄り切り 4.6秒
 栃ノ心、先に手をつく。勢、仕切り線後方で両手をサッとつき、左肘を固めて踏み込む。栃ノ心、左へ変わりながら左上手を取る。勢、向き直って右を差す。栃ノ心、右下手前廻しも取り、両廻しを引きつけて前に出る。勢、俵に詰まり、右から掬おうとする。栃ノ心、左上手を離さず寄り切る。
20170716 08 312 栃ノ心 寄り切り 勢 40

(9) 北勝富士戦 ○小手投げ 6.4秒
 勢、先に右手をつく。北勝富士、右手をつき、左手をサッとつく。勢、右肩から踏み込み、右を差す。北勝富士、頭から当たり、左前廻しを取る。勢、右で相手の左腕を引っ張り込み、小手投げで振りながら右に回る。北勝富士、左差しで前に出、深い左下手を取る。勢、土俵際、右小手投げ。北勝富士、土俵に裏返る。
20170717 09 312 勢 小手投げ 北勝富士 40

(10) 栃煌山戦 ●押し出し 6.0秒
 勢、先に右手をつく。栃煌山、両足をじりっとすり、仕切り線後方で両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。栃煌山、右手を出し、左肘を固めて踏み込む。勢、右肘を固めて当たる。栃煌山、右を差し、左で差し手争い。勢、右を差せず、体を離して叩く。栃煌山、前のめりになりながらも押す。勢、俵の外に出る。その後、栃煌山、土俵に落ちる。
20170718 10 311 栃煌山 押し出し 勢 40

(11) 逸ノ城戦 ●寄り切り 68.3秒
 逸ノ城、先に両手をつく。勢、仕切り線後方で両手をサッとついて素早く立つ。逸ノ城、右肘を固めて頭を下げる。勢、右肩から踏み込んで右を差す。逸ノ城、左上手に手を伸ばすが取れず。勢、左上手を取れず。逸ノ城、左上手を取る。勢、右下手を取り、左上手に何度も手を伸ばすが取れず。逸ノ城、右差し手を返して前に出る。勢、左足を俵に掛けて堪え、右下手を持って中に戻り、左を差そうとする。逸ノ城、左上手を持ち、右肘を固めて相手に差させず。両者、しばらく止まる(約48秒間)。逸ノ城、左上手を引きつける。勢、前に出ようとする。逸ノ城、右で首を巻き、左上手で振りながら右を差す。勢、右下手投げに行こうとして下がる。逸ノ城、乗じて一気に前に出る。勢、土俵下に落ちる。
〔膠着状態〕
20170719 11 312 逸ノ城 寄り切り 勢 20 膠着状態
〔逸ノ城の寄り切り〕
20170719 11 312 逸ノ城 寄り切り 勢 40

(12) 千代翔馬戦 ○押し出し 2.1秒
 勢、先に右手をつく。千代翔馬、両手をサッとつく。勢、右肩から踏み込む。千代翔馬、右手を出してやや左へ踏み出し、左上手前廻しに手を掛けるが取れず。勢、押しながら前に出る。千代翔馬、上体が起きて俵を割る。
20170720 12 312 勢 押し出し 千代翔馬 40

(13) 嘉風戦 ●掬い投げ 8.3秒
 嘉風、仕切り線後方で先に両手をつく。勢、腰を下ろし、仕切り線後方で両手をサッとついて立つ。嘉風、右肘を固めて頭から踏み込む。勢、右肩から当たる。嘉風、左を差して前に出る。勢、左足が俵に掛かる。嘉風、深い左下手、右下手を取って寄る。勢、土俵際を左へ回り、右小手投げに行く。嘉風、振られるが堪え、左差しで前に出る。勢、再び右小手投げに行く。嘉風、左差し手を突きつけ、右で頭を押さえる。勢、土俵に転がる。
20170721 13 315 嘉風 掬い投げ 勢 40

(14) 徳勝龍戦 ○小手投げ 8.2秒
 勢、先に右手をつく。徳勝龍、両手をサッとついて素早く立ち、左肘を固めて頭から踏み込む。勢、右を差そうとする。徳勝龍、突っ張り、左を差そうとする。勢、右上手に手を伸ばす。徳勝龍、少し右に動いて上手を与えず、左差し手を返して前に出る。勢、俵伝いに左へ回り、右小手投げ。徳勝龍、足が宙を舞い、右手を土俵について土俵に転がる。
20170722 14 311 勢 小手投げ 徳勝龍 40

(楽) 正代戦 ●掬い投げ 13.7秒
 勢、先に右手をつく。正代、仕切り線後方でサッと両手をつく。勢、左肘を固めて頭から踏み込む。正代、胸で当たる。勢、差せずに体を離す。正代、右を差す。勢、左押っ付けで前に出る。正代、俵に詰まる。勢、相手の胸を押し上げ、引く。正代、前のめりになるが堪え、押しながら前に出る。勢、右から突き、土俵際、叩きながら右に回る。正代、堪えて左下手を探る。勢、土俵際、右で小手に巻いて相手の差し手を嫌い、中に戻りながら右上手を取って頭をつける。正代、左を差す。勢、頭をつけ、右上手を引きつけながら前に出る。正代、土俵際、体を開いて左掬い投げに行く。勢、左肘から落ちて土俵に転がる。
20170723 15 313 正代 掬い投げ 勢 40

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北勝富士 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-ほくとふじ

前頭7枚目だった先場所は、10勝5敗と幕内で初めて二桁勝利を挙げた。→先場所の取組内容
場所前は、地元の埼玉県所沢市で所沢署の一日警察署長を務めた。(→日刊スポーツ記事 記事が表示されない場合は→こちら
稀勢の里が茨城県の鹿島神宮で奉納土俵入りを行った際、露払いを務めた。(→鹿島神宮奉納土俵入り
二所ノ関一門連合稽古では、新大関高安らと稽古した。
自己最高位の前頭2枚目で迎えた今場所、初日は、初対戦の新大関高安を押し倒し、白星発進。
二日目、同学年で中学時代から対戦のある新関脇の御嶽海に押し出され、初黒星。
三日目、初の横綱戦で鶴竜を押し出し、初めての金星獲得。
四日目、大関照ノ富士相手に組んでしまうが、寄り切って勝利。3勝1敗と白星先行。
五日目日馬富士、六日目白鵬の2横綱に連敗。3勝3敗と星が五分に。
25歳の誕生日でもあった七日目、小結嘉風を突き落として4勝目。通算100勝目となる。
八日目大関豪栄道、九日目勢と連敗し、4勝5敗と初めて黒星先行。
十日目、埼玉栄高校の後輩 貴景勝を引き落としてから白星が連なり、初対戦の関脇玉鷲、石浦を押し出して3連勝。十四日目に勝ち越しを決める。
千秋楽、勝てば敢闘賞受賞だったが、小結琴奨菊に渡し込みで敗れ、8勝7敗で今場所を終える。
勝ち越しは、2場所連続。



(初) 高安戦 ○押し倒し 9.1秒
 北勝富士、先に右手をつく。高安、両手をサッとつき、踏み込む。北勝富士、頭から低く当たる。高安、両肘を固めてかち上げ気味に当たろうとするが、上体が高くすっぽ抜ける。北勝富士、右で押っ付け、左喉輪で押し上げ、再び頭で当たり、右に回る。高安、向き直って突き放そうとする。北勝富士、両差しになる。高安、右で小手に巻いて下がる。北勝富士、どんどん前に出る。高安、土俵際を右に回り、左で首を巻いて首投げに行く。北勝富士、落ちずに右で押す。高安、俵の外に倒れる。
〔首投げに行く高安〕
20170709 01 315 北勝富士 押し倒し 高安 35
〔首投げに行く高安〕
20170709 01 315 北勝富士 押し倒し 高安 40
〔殊勲インタビューを受ける北勝富士〕
20170709 01 315 北勝富士 押し倒し 高安 75 北勝富士 05

(2) 御嶽海戦 ●押し出し 3.5秒
 御嶽海、手をつく。北勝富士、右手をつき、左手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。御嶽海、右手を出し、左肘を固めて頭から踏み込む。北勝富士、やや左へ踏み出して頭から当たる。御嶽海、両差しになろうとしながら前に出る。北勝富士、左押っ付け、右喉輪で突き放そうとするが俵に詰まる。御嶽海、押す。北勝富士、俵の上右足一本になり、土俵下に飛び落ちる。
20170710 02 314 御嶽海 押し出し 北勝富士 35

(3) 鶴竜戦 ○押し出し 6.1秒
 北勝富士、先に右手をつく。鶴竜、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。鶴竜、右肘を固めて頭から踏み込む。北勝富士、左手を出して頭から当たり、左に回る。鶴竜、向き直って突き放し、左上手に手を掛ける。北勝富士、少し引いて廻しを与えず。鶴竜、叩きながら引く。北勝富士、乗じて押しながら一気に前に出る。鶴竜、土俵下に落ちる。
20170711 03 320 北勝富士 押し出し 鶴竜 40-2
〔殊勲インタビューを受ける北勝富士〕
20170711 03 320 北勝富士 押し出し 鶴竜 75 北勝富士 05

(4) 照ノ富士戦 ○寄り切り 8.9秒
 北勝富士、先に右手をつく。照ノ富士、両手をサッとつく。北勝富士、左手をサッとつき、頭から踏み込む。照ノ富士、左から張って右でかち上げる。北勝富士、頭を上げず、右を差して左上手を取る。照ノ富士、左上手を探るが取れず、右を差す。北勝富士、頭をつけて右差し手を返し、左上手を持って前に出る。照ノ富士、右差し手を返すが相手の廻しを切れず、上体が起きて俵に詰まる。北勝富士、左上手を持ってがぶる。照ノ富士、堪えられずに俵をを割る。
20170712 04 317 北勝富士 寄り切り 照ノ富士 40
〔殊勲インタビューを受ける北勝富士〕
20170712 04 317 北勝富士 寄り切り 照ノ富士 75 北勝富士 10

(5) 日馬富士戦 ●掬い投げ 3.0秒
 北勝富士、先に右手をつく。日馬富士、仕切り線後方でサッと両手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。日馬富士、頭から踏み込む。北勝富士、やや左へ踏み出し、頭から当たる。日馬富士、低く当たり、押しながら一気に前に出る。北勝富士、俵に詰まる。日馬富士、右を差して掬う。北勝富士、体が裏返って土俵に転がる。
20170713 05 320 日馬富士 掬い投げ 北勝富士 40

(6) 白鵬戦 ●送り出し 2.5秒
 北勝富士、先に右手をつく。白鵬、両手をサッとつく。北勝富士、素早く立ち、頭から踏み込む。白鵬、右から張って左を差す。北勝富士、右から押っ付ける。白鵬、左差し手を抜き、叩きながら左へ開く。北勝富士、前に泳ぐ。白鵬、後ろから押す。北勝富士、土俵下に飛び落ちる。
20170714 06 318 白鵬 送り出し 北勝富士 40

(7) 嘉風戦 ○突き落し 6.1秒
 嘉風、先に両手をつく。北勝富士、右手をつき、左手をサッとついて立ち、頭から踏み込む。嘉風、頭から低く当たり、左前廻しを探る。北勝富士、右で押っ付け、左喉輪で相手を起こし、押し上げる。嘉風、右で喉輪にあてがい、前に出る。北勝富士、土俵際を右に回りながら右で突く。嘉風、体が裏返り、北勝富士、俵の上で残す。両者、土俵下に落ちる。
20170715 07 313 北勝富士 突き落とし 嘉風 40

(中) 豪栄道戦 ●寄り切り 2.6秒
 北勝富士、先に右手をつく。豪栄道、右手をつき、両者、左手をサッとついてほぼ同時に立つ。北勝富士、左手を出す。豪栄道、頭から踏み込んで当たり、両差しで一気に前に出る。北勝富士、左上手を取るが切れ、土俵際叩こうとするが土俵下に落ちる。
20170716 08 316 豪栄道 寄り切り 北勝富士 37

(9) 勢戦 ●小手投げ 6.4秒
 勢、先に右手をつく。北勝富士、右手をつき、左手をサッとつく。勢、右肩から踏み込み、右を差す。北勝富士、頭から当たり、左前廻しを取る。勢、右で相手の左腕を引っ張り込み、小手投げで振りながら右に回る。北勝富士、左差しで前に出、深い左下手を取る。勢、土俵際、右小手投げ。北勝富士、土俵に裏返る。
20170717 09 312 勢 小手投げ 北勝富士 40

(10) 輝戦 ○突き落し 10.2秒
 北勝富士、先に右手をつく。輝、仕切り線後方で両手をサッとつく。北勝富士、左手を出して頭から踏み込む。輝、右手を出して頭で当たり合い、左に回る。北勝富士、右を差す。輝、左で相手の差し手を抱え、右筈で押し上げながら左上手を探る。北勝富士、腰を捻って上手を与えず。輝、再び左上手に手を伸ばす。北勝富士、腰を引いて上手を与えず。輝、また左上手に手を伸ばす。北勝富士、肩透かしを引きながら右に回り、俵に詰まる。輝、右で顎を押し上げる。北勝富士、仰け反って堪え、右で突きながら俵伝いに右へ回る。輝、前に体が飛んで落ちる。北勝富士、土俵内に残る。
20170718 10 313 北勝富士 突き落とし 輝 35
20170718 10 313 北勝富士 突き落とし 輝 40

(11) 栃ノ心戦 ●寄り切り 18.9秒
 北勝富士、先に手をつく。栃ノ心、両手をサッとつく。北勝富士、素早く立ち、頭から踏み込む。栃ノ心、左へ踏み出し、右を差して肩越しの左上手を取る。北勝富士、深い右下手を取る。栃ノ心、深い左上手を引きつけ、右下手を探る。北勝富士、頭をつけ、左から絞って下手を与えず。栃ノ心、右下手を探りながら左上手を持って徐々に前に出る。北勝富士、右下手を持って俵に詰まる。栃ノ心、右差し手を返して相手を起こし、寄る。北勝富士、俵に足を掛けながら左上手を取る。栃ノ心、右差し手を返しながら寄り切る。北勝富士、土俵下に落ちる。
20170719 11 313 栃ノ心 寄り切り 北勝富士 40

(12) 貴景勝戦 ○引き落し 8.0秒
 貴景勝、先に両手をつく。北勝富士、右手をつき、左手をサッとついて素早く立つ。貴景勝、右手を出して頭から踏み込む。北勝富士、左で押っ付けながら前に出る。貴景勝、左に開いて体を離す。北勝富士、向き直る。貴景勝、突き放しながら前に出る。北勝富士、少し叩きながら下がる。貴景勝、突っ張る。北勝富士、下からあてがって堪える。貴景勝、突き放すが、距離が開いて前のめりになり、足を開いてバッタリ落ちる。北勝富士、その上に乗る。
20170720 12 313 北勝富士 引き落とし 貴景勝 45

(13) 玉鷲戦 ○押し出し 3.9秒
 北勝富士、先に右手をつく。玉鷲、左手をつく。北勝富士、左手をサッとついて素早く立つが、玉鷲立てず。2度目、北勝富士、先に右手をつく。玉鷲、左手をつく。両者、ほぼ同時に立って頭を下げる。北勝富士、左へ踏み出し、左押っ付けで突く。玉鷲、向き直る。北勝富士、一瞬両差しになる。玉鷲、右小手投げに行こうとする。北勝富士、相手の胸を押しながら前に出る。玉鷲、上体が起きて俵の外に出る。
20170721 13 317 北勝富士 押し出し 玉鷲 40

(14) 石浦戦 ○押し出し 4.0秒
 北勝富士、先に右手をつく。石浦、右手をつく。北勝富士、左手をサッとつき、見ながら立つ。石浦、右手を出して頭から踏み込む。北勝富士、右を差して相手を起こそうとする。石浦、左を巻き替え、頭をつける。北勝富士、押しながら前に出る。石浦、土俵際相手の右腕を手繰る。北勝富士、その右で突き放す。石浦、上体が起きて土俵下に飛び落ちる。
20170722 14 312 北勝富士 押し出し 石浦 37

(楽) 琴奨菊戦 ●渡し込み 2.8秒
 北勝富士、先に右手をつく。琴奨菊、左手をサッとついて踏み込み、すぐに左を差す。北勝富士、右で押っ付ける。琴奨菊、前に出て左差し手を返す。北勝富士、上体が起きて俵に詰まり、左で叩こうとする。琴奨菊、右で相手の左足を渡し込む。北勝富士、土俵下に落ちる。
20170723 15 314 琴奨菊 渡し込み 北勝富士 40

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栃ノ心 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-とちのしん

前頭10枚目だった先場所は、12勝3敗の成績だった。→先場所の取組内容
前頭2枚目で迎えた今場所、初日は大関豪栄道を掬い投げで倒し、白星発進。
二日目、過去24戦全敗の横綱白鵬に寄り切られ、初黒星。
三日目、横綱稀勢の里を寄り切って2勝目。金星獲得は、2015年3月場所での日馬富士戦以来、2つめ。
四日目、横綱日馬富士に上手出し投げで敗れ、2勝2敗と星が五分に。
五日目、初対戦の先場所は勝った宇良に、今場所は足を取られて3敗目。
六日目、新大関高安と対戦。1分35秒の相撲の末、寄り切られて3連敗。
七日目、関脇玉鷲を寄り切ってから白星が連なり、十日目の逸ノ城戦では2分を超える相撲を制し、十一日目まで5連勝。7勝4敗と白星先行。勝ち越しまであと1つとする。
十二日目、小結嘉風に寄り切られて足踏み。
十三日目、新関脇の御嶽海を寄り倒し、勝ち越しを決める。
十四日目、小結琴奨菊を上手投げで倒し、9勝目。
千秋楽、千代大龍に叩き込まれ、9勝6敗で今場所を終える。
逸ノ城戦の123.5秒は、今場所の最長取組時間。また、平均取組時間の28.0秒は今場所の幕内最長。



(初) 豪栄道戦 ○掬い投げ 22.7秒
 豪栄道、先に右手をつく。栃ノ心、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。栃ノ心、右肘を固めて踏み込む。豪栄道、頭から低く当たり、左上手を探る。栃ノ心、左へ踏み出して上手を与えず、左で相手の差し手を引っ張り込み、深い左上手を取る。豪栄道、右下手を取り、左上手も取って前に出る。栃ノ心、右下手を取り、両廻しを持って堪える。両者、胸が合う。栃ノ心、左上手をやや手前にする。豪栄道、左に回る。栃ノ心、両廻しを引きつけて前に出る。豪栄道、両廻しを持ちながら俵に両足を掛けて堪え、土俵際を左へ回って相手の上手を切り、左上手出し投げで振って前に出る。栃ノ心、土俵際、右に回りながら右から掬って体を離す。両者、土俵外に飛び出るが、豪栄道が一瞬早く外に出る。
〔栃ノ心の土俵際での掬い投げ〕
20170709 01 316 栃ノ心 掬い投げ 豪栄道 35
20170709 01 316 栃ノ心 掬い投げ 豪栄道 40
〔殊勲インタビューを受ける栃ノ心〕
20170709 01 316 栃ノ心 掬い投げ 豪栄道 75 栃ノ心 30 空気を入れた

(2) 白鵬戦 ●寄り切り 31.1秒
 栃ノ心、先に左手をつく。白鵬、両手をサッとついて立ち、右肘を固めて踏み込む。栃ノ心、右肘を固め、やや左へ踏み出して左上手を取る。白鵬、左上手、右下手を取って左へ回る。栃ノ心、両廻しを引きつけて一気に前に出る。白鵬、左足が俵に掛かるが堪え、中に戻る。両者、右四つがっぷり。栃ノ心、廻しを引きつけて前に出る。白鵬、引きつけて堪える。両者、一旦腰を引く。栃ノ心、両廻しを引きつけて前に出る。白鵬、右足が浮くが堪える。両者、右四つがっぷりで止まる(約9秒間)。栃ノ心、両廻しを引きつける。白鵬、廻しを引きつけて右へ寄る。栃ノ心、俵に詰まって上体が起きる。白鵬、左上手を引きつけて寄る。栃ノ心、俵を割る。
〔白鵬と栃ノ心、がっぷり四つ〕
20170710 02 318 白鵬 寄り切り 栃ノ心 20 がっぷり四つ
〔白鵬の寄り切り〕
20170710 02 318 白鵬 寄り切り 栃ノ心 40

(3) 稀勢の里戦 ○寄り切り 12.4秒
 栃ノ心、先に両手をつく。稀勢の里、仕切り線後方でサッと両手をついて素早く立ち、右手を出して頭から踏み込む。栃ノ心、右肘でかち上げ気味に当たり、左下手を取る。稀勢の里、上体が起きて右で差し手を抱える。栃ノ心、右上手前廻しも取り、左下手を離して右上手出し投げ。稀勢の里、堪える。栃ノ心、再び左を差して下手を取る。稀勢の里、左を差せず、外から抱える体勢になる。栃ノ心、両前廻しを引きつけて前に出る。稀勢の里、右から突き落としに行く。栃ノ心、構わず寄り切る。
20170711 03 321 栃ノ心 寄り切り 稀勢の里 40
〔殊勲インタビューを受ける栃ノ心〕
20170711 03 321 栃ノ心 寄り切り 稀勢の里 75 栃ノ心 05

(4) 日馬富士戦 ●上手出投 1.6秒
 栃ノ心、先に手をつく。日馬富士、両手をサッとつく。その直前、栃ノ心、素早く立ち、右肘を固める。日馬富士、頭から鋭く踏み込み、すぐに左上手を取って左に開いて出し投げ。栃ノ心、体勢を崩して土俵に這う。
20170712 04 319 日馬富士 上手出し投げ 栃ノ心 40

(5) 宇良戦 ●足取り 11.2秒
 宇良、仕切り線後方で右手をつく。栃ノ心、すぐに両手をつき、突っ掛ける。2度目、宇良、仕切り線後方で右手をつく。栃ノ心、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。宇良、右手を出す。栃ノ心、見ながら左に踏み出し、左から張る。宇良、頭を下げて向き直り、右筈で相手の脇を押し上げる。栃ノ心、左で相手の右腕を引っ張り込もうとするがならず、突き放す。宇良、左に回って相手の右膝を取ろうとする。栃ノ心、向き直って体を離し、突き放す。宇良、低い体勢で中に入ろうとする。栃ノ心、宇良の頭に向かって突っ張る。宇良、下がって体を離し、右足を徳俵に掛ける。栃ノ心、見ながらじわじわ前に出、右から張る。宇良、左手で張り手を受け、体勢を低くして相手の右膝を取り、持ち上げて一気に前に出る。栃ノ心、土俵下に落ちる。
〔栃ノ心、自ら下がった宇良に警戒〕
20170713 05 314 宇良 足取り 栃ノ心 30 下がった宇良に警戒する栃ノ心
〔宇良の足取り〕
20170713 05 314 宇良 足取り 栃ノ心 40-2

(6) 高安戦 ●寄り切り 95.1秒
 栃ノ心、両手をつく。高安、すぐに仕切り線後方でサッと手をつき、両肘を固めて踏み込む。栃ノ心、両肘を固めて胸で当たる。両者、突き放し合う。栃ノ心、左を差し、右押っ付けから上手を取って絞り、左差し手を返す。高安、左を十分差せず、左下手前廻しを取り、左半身で上体が起きた体勢。栃ノ心、頭をつけて左前廻しも取る。高安、右で相手の左手首を掴む。両者、止まる(約5秒間)。栃ノ心、両前廻しを引きつけて前に出る。高安、右で頭を押さえながら左へ回って堪える。両者、止まる(約6秒間)。栃ノ心、両前廻しを持ったまま右足を飛ばして相手の左足を蹴る。高安、堪える。栃ノ心、両廻しを引きつけて前に出ようとする。高安、左に回り、左下手出し投げを打つ。栃ノ心、左下手が切れるが、再び取って頭をつける。高安、左下手を持って半身の体勢。両者、しばらく止まる(約24秒間)。栃ノ心、両廻しを引きつけて前に出る。高安、左に回って堪える。栃ノ心、左下手を離し、右上手出し投げを打つ。高安、堪え、土俵際、左下手出し投げを打ちながら右で叩き、正対して左を差し直し、やや深い左下手を取る。両者、左四つで胸が合い、栃ノ心が右上手、高安が左下手を持った体勢で止まる(約7秒間)。高安、左下手投げで振り回し、腰を引いて相手の上手を切る。栃ノ心、右を巻き替えて差す。高安、左上手を持って寄る。栃ノ心、上体が起きて俵を割る。
〔高安の下手投げ〕
20170714 06 317 高安 寄り切り 栃ノ心 30 高安の下手投げ
〔巻き替える栃ノ心〕
20170714 06 317 高安 寄り切り 栃ノ心 35 巻き替える栃ノ心
〔高安の寄り切り〕
20170714 06 317 高安 寄り切り 栃ノ心 40

(7) 玉鷲戦 ○寄り切り 11.9秒
 栃ノ心、先に両手をつく。玉鷲、両手をつく。栃ノ心、素早く立ち、右肘を固めて踏み込む。玉鷲、遅れてその場で立って頭から当たり、右喉輪で押し上げる。栃ノ心、喉輪を外し、左上手に手を伸ばす。玉鷲、腰を引いて廻しを与えず、突き放し、叩き、左に回って再び突っ張る。栃ノ心、突っ張り返す。玉鷲、下から押し上げて前に出る。栃ノ心、俵に両足を掛けて堪え、相手の右側について両下手を取り、体を入れ替えて寄る。玉鷲、俵の外に出る。
〔両差しで体を入れ替えようとする栃ノ心〕
20170715 07 315 栃ノ心 寄り切り 玉鷲 30
〔栃ノ心の寄り切り〕
20170715 07 315 栃ノ心 寄り切り 玉鷲 40

(中) 勢戦 ○寄り切り 4.6秒
 栃ノ心、先に手をつく。勢、仕切り線後方で両手をサッとつき、左肘を固めて踏み込む。栃ノ心、左へ変わりながら左上手を取る。勢、向き直って右を差す。栃ノ心、右下手前廻しも取り、両廻しを引きつけて前に出る。勢、俵に詰まり、右から掬おうとする。栃ノ心、左上手を離さず寄り切る。
20170716 08 312 栃ノ心 寄り切り 勢 40

(9) 正代戦 ○寄り切り 10.9秒
 栃ノ心、先に手をつく。正代、仕切り線後方でサッと手をつく。栃ノ心、素早く立ち、右肘を固めて踏み込む。正代、両肘を固めて当たり、右を差し、左で差し手争い。栃ノ心、左上手を取り、右上手前廻しも取る。正代、相手の上手を切る。栃ノ心、すぐに右を巻き替えて差す。正代、深い左上手を取る。栃ノ心、右下手を取り、両廻しを引きつけ、相手を浮かせ気味に前へ出る。正代、俵に足を掛けて堪えようとする。栃ノ心、相手の上手を切って寄り切る。
20170717 09 313 栃ノ心 寄り切り 正代 37

(10) 逸ノ城戦 ○上手出投 123.5秒
 逸ノ城、先に両手をつく。栃ノ心、仕切り線後方で両手をサッとつく。逸ノ城、右肘を固める。栃ノ心、右肘を固めて踏み込み、右を差す。逸ノ城、左上手を取る。栃ノ心、右下手を取る。逸ノ城、左上手を引きつけながら右下手も取り、前に出る。栃ノ心、左足が俵に掛かるが堪え、右に回って中に戻る。逸ノ城、両廻しを引きつけて前に出る。栃ノ心、腰を捻って相手の下手を切り、左上手を取る。逸ノ城、右差し手を返して相手の上手を切ろうとするが切れず、右下手を取り直す。両者、右四つがっぷりで止まる(約6秒間)。逸ノ城、両廻しを引きつける。栃ノ心、引きつけ返し、右肘を張りながら腰を振って相手の上手を切ろうとする。逸ノ城、上手を離さず。両者、右四つがっぷりで止まる(約12秒間)。逸ノ城、両廻しを引きつけて前に出る。栃ノ心、堪えて左に回って中に戻り、右下手を引きつけて相手の上手を切ろうとする。逸ノ城、離さず。両者、右四つがっぷりで少し止まる(約3秒間)。栃ノ心、左上手で振る。両者、止まる(約10秒間)。栃ノ心、両廻しを引きつけて前に出る。逸ノ城、俵に両足を掛けて必死に堪え、中に戻る。両者、止まる(約12秒間)。栃ノ心、両廻しを引きつける。逸ノ城、堪える。栃ノ心、上手を少し浅く持ち替え、左足を飛ばして相手の右足を蹴る。両者、止まる(約8秒)。逸ノ城、両廻しを引きつける。栃ノ心、廻しを引きつけ返し、右下手を離して左上手投げで振る。逸ノ城、堪える。栃ノ心、右下手を取り直す。両者、右四つがっぷりで止まる(約10秒間)。逸ノ城、両廻しを引きつけて前に出る。栃ノ心、右に回って体を入れ替え、相手を土俵際にし、右肘を張って下がりながら相手の上手を切り、左に開いて右で頭を押さえながら上手出し投げ。逸ノ城、土俵に転がる。
〔がっぷり四つの逸ノ城と栃ノ心〕
20170718 10 312 栃ノ心 上手出し投げ 逸ノ城 20
〔栃ノ心の上手出し投げ〕
20170718 10 312 栃ノ心 上手出し投げ 逸ノ城 40

(11) 北勝富士戦 ○寄り切り 18.9秒
 北勝富士、先に手をつく。栃ノ心、両手をサッとつく。北勝富士、素早く立ち、頭から踏み込む。栃ノ心、左へ踏み出し、右を差して肩越しの左上手を取る。北勝富士、深い右下手を取る。栃ノ心、深い左上手を引きつけ、右下手を探る。北勝富士、頭をつけ、左から絞って下手を与えず。栃ノ心、右下手を探りながら左上手を持って徐々に前に出る。北勝富士、右下手を持って俵に詰まる。栃ノ心、右差し手を返して相手を起こし、寄る。北勝富士、俵に足を掛けながら左上手を取る。栃ノ心、右差し手を返しながら寄り切る。北勝富士、土俵下に落ちる。
20170719 11 313 栃ノ心 寄り切り 北勝富士 40

(12) 嘉風戦 ●寄り切り 23.8秒
 嘉風、先に両手をつく。栃ノ心、両手をサッとついて立つが、嘉風、立てず。2度目、嘉風、先に両手をつく。栃ノ心、両手をサッとつく。嘉風、頭から踏み込みながら左にずれる。栃ノ心、左に変わって上手を狙うが取れず、張り手を交えて突っ張る。嘉風、下からあてがい、左から突いて体を離す。栃ノ心、右半身になるが向き直る。嘉風、頭から当たろうとする。栃ノ心、突き放して中に入れず。嘉風、再び頭から当たる。栃ノ心、突っ張る。嘉風、左上手に手を掛ける。栃ノ心、左に回って体を離す。嘉風、頭から当たる。栃ノ心、左を差す。嘉風、左で廻しを探る。栃ノ心、右で押っ付ける。嘉風、相手の腕を叩いて体を離す。栃ノ心、前のめりになるが堪え、突き放し、左から張る。嘉風、頭から当たり、右から張って右廻しを狙う。栃ノ心、突き放す。両者、体が離れる。栃ノ心、右から張る。嘉風、左に回って左上手に手を掛けるが切れる。栃ノ心、向き直って突き放す。嘉風、見ながらあてがう。栃ノ心、左から張る。嘉風、機を見て左下手を取る。栃ノ心、右で差し手を抱えて引く。嘉風、左差し手を返して寄る。栃ノ心、俵を割る。
〔栃ノ心の張り手〕
20170720 12 314 嘉風 寄り切り 栃ノ心 20 栃ノ心の張り手
〔寄る嘉風〕
20170720 12 314 嘉風 寄り切り 栃ノ心 40

(13) 御嶽海戦 ○寄り倒し 38.2秒
 両者、ほぼ同時に手をつく。栃ノ心、素早く立ち、右肘を固めて踏み込む。御嶽海、右手を出し、左肘を固めて当たり、左を差そうとするが差せず。栃ノ心、右を差し、左で差し手を抱えながら右下手を探る。御嶽海、すぐに切る。栃ノ心、肩越しの左上手を取って捕まえる。御嶽海、右下手を取る。両者、少し止まる(約3秒間)。栃ノ心、左上手を引きつけ、右前廻しを探る。御嶽海、右下手を持って体勢を低くし、左から押っ付ける。栃ノ心、右差し手で相手を起こし、左上手投げで振る。御嶽海、左手で相手の右膝に内無双を切って左に回る。両者、右四つ、御嶽海が下手を持ってやや低い体勢、栃ノ心が左上手を持った体勢で止まる(約10秒間)。栃ノ心、右下手も取り、両廻しを引きつけて前に出る。御嶽海、左上手を取り、両廻しを持って堪えようとするが、土俵際腰が伸びる。栃ノ心、相手に体を預ける。御嶽海、後ろに傾いて倒れ、栃ノ心、その上に乗る。
20170721 13 316 栃ノ心 寄り倒し 御嶽海 40

(14) 琴奨菊戦 ○上手投げ 9.9秒
 栃ノ心、先に手をつく。琴奨菊、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。琴奨菊、右肘を固めて頭から踏み込み、左上手前廻しを狙う。栃ノ心、やや左へ踏み出して左上手を狙う。両者、上手を取れず、右を差す。琴奨菊、右差し手を返し、左で絞りながら上手を探る。栃ノ心、左で差し手を抱えながら右をねじ込んで下手を取り、深い左上手を取る。琴奨菊、上手を取れず、右下手を持って右に回り、左を巻き替えようとするがならず。栃ノ心、左上手を引きつけて前に出る。琴奨菊、左足が俵に詰まる。栃ノ心、左上手投げ。琴奨菊、土俵に転がる。
20170722 14 316 栃ノ心 上手投げ 琴奨菊 40

(楽) 千代大龍戦 ●叩き込み 4.8秒
 千代大龍、右手をつく。栃ノ心、仕切り線後方で両手をサッとつき、右肘を固めて踏み込む。千代大龍、左肩から当たり、右喉輪で押し上げる。栃ノ心、上体が起き、引いて体を離す。千代大龍、押し上げる。栃ノ心、土俵際堪え、廻しを探る。千代大龍、叩きながら引く。栃ノ心、土俵に落ちて転がる。
20170723 15 311 千代大龍 叩き込み 栃ノ心 40

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貴景勝 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-たかけいしょう

前頭7枚目だった先場所は11勝4敗で、二場所連続二桁勝利を上げた。→先場所の取組内容
場所前は、阿武松部屋に何度も出稽古に行き、阿武咲と熱のこもった稽古をした。(→日刊スポーツ記事 記事が表示されない場合は→こちら
自己最高位前頭筆頭に上がった今場所、初日は初めての大関戦で相手は照ノ富士。押し出しで勝って、白星発進。
二日目から初の横綱戦だったが、稀勢の里、日馬富士、白鵬と3連敗。白鵬戦では、離れて突き放し合う展開から、白鵬がぶつかり稽古のように胸を出し、貴景勝が真っ向ぶつかるという珍しい場面があり、館内が沸く。
五日目、新大関高安に突き落とされる。
六日目、過去6戦全勝の宇良に引き落とされ、初めて敗れる。
七日目、埼玉栄高校の先輩でもある大関豪栄道に叩き込まれ、6連敗。
中日、関脇御嶽海を押し倒し、2勝目を上げる。
九日目関脇玉鷲、十日目小結嘉風に敗れて負け越し決定。
十一日目、小結琴奨菊を叩き込んで3勝目。
十二日目、埼玉栄高校の先輩 北勝富士に引き落とされて9敗目。
十三日目、正代に押し倒されて連敗。
十四日目大栄翔、千秋楽大翔丸を押し出し、5勝10敗で今場所を終える。
負け越しは新入幕だった1月場所以来、3場所ぶり。二桁負けは初めて。



(初) 照ノ富士戦 ○押し出し 8.7秒
 貴景勝、先に両手をつく。照ノ富士、仕切り線後方で両手をサッとつく。貴景勝、素早く立ち、両手を出して頭から踏み込む。照ノ富士、右肩から当たり、右を差そうとする。貴景勝、突き放す。照ノ富士、何度も右を差そうとするが、相手の突き放しに下がる。貴景勝、左喉輪で押し上げる。照ノ富士、相手の喉輪を外し、土俵際で叩く。貴景勝、やや前のめりになりながらも押す。照ノ富士、俵の外に出る。その後、貴景勝、土俵に落ち、照ノ富士、土俵下に飛び落ちる。
20170709 01 317 貴景勝 押し出し 照ノ富士 40-2
〔殊勲インタビューを受ける貴景勝〕
20170709 01 317 貴景勝 押し出し 照ノ富士 75 貴景勝 25

(2) 稀勢の里戦 ●突き落し 20.5秒
 貴景勝、先に両手をつく。稀勢の里、腰を下ろし、仕切り線後方でサッと手をつき、左肘を固めて踏み込む。貴景勝、両手を出して頭から踏み込み、突き放す。稀勢の里、右から張って差そうとする。貴景勝、下から押し上げて相手を起こし、両手で突き放して前に出る。稀勢の里、突き返し、左を差そうとする。貴景勝、引いて体を離す。稀勢の里、右から張り、左を差そうとする。貴景勝、両手で突き放す。稀勢の里、突き返す。貴景勝、突き放しながら前に出る。稀勢の里、土俵際見ながら突き返し、機を見て右から突く。貴景勝、土俵に転がる。
20170710 02 320 稀勢の里 突き落とし 貴景勝 40

(3) 日馬富士戦 ●寄り切り 7.1秒
 貴景勝、先に両手をつく。日馬富士、仕切り線後方でサッと両手をつく。貴景勝、素早く立ち、右手を出して頭から踏み込む。日馬富士、頭から低く踏み込み、突き放す。両者、体が離れる。日馬富士、左から張り、突き放し、再び左から張って左下手を取る。貴景勝、左から掬う。日馬富士、右上手を取って堪え、両廻しを引きつけて前に出る。貴景勝、上体が起きて俵を割る。
20170711 03 318 日馬富士 寄り切り 貴景勝 40

(4) 白鵬戦 ●寄り切り 30.7秒
 貴景勝、先に両手をつく。白鵬、腰を下ろし、右手をつき、左手をサッとついて左から張る。貴景勝、両手突きに行こうとする。白鵬、右肘でかち上げる。両者、体が離れ、両手で突き放し合う。貴景勝、左から突く。白鵬、向き直り、突っ張ってから右前廻しを探る。貴景勝、廻しを与えず体を離す。両者、見ながら突き放し合う。両者、体が離して見合う。白鵬、上体を起こし、ぶつかり稽古のように両手を前に出して「さあ来い」と言わんばかりのポーズ。貴景勝、ぶつかる。白鵬、当たりを受けて下がり、左足を俵に掛けながら右上手、左下手を取り、両廻しを引きつけて前に出る。貴景勝、なすすべなく俵を割る。
〔「さあ来い!」と言わんばかりに胸を出す白鵬〕
20170712 04 320 白鵬 寄り切り 貴景勝 20 さあ来い 02
20170712 04 320 白鵬 寄り切り 貴景勝 20 さあ来い 02-2
〔真っ向ぶつかった貴景勝を捕まえる白鵬〕
20170712 04 320 白鵬 寄り切り 貴景勝 40

(5) 高安戦 ●突き落し 3.0秒
 貴景勝、先に両手をつく。高安、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。貴景勝、両手を出して頭から踏み込む。高安、両肘を固めてかち上げる。貴景勝、上体が起きる。高安、突っ張り、右に開いて右から突く。貴景勝、土俵に落ちる。
20170713 05 317 高安 突き落とし 貴景勝 37

(6) 宇良戦 ●引き落し 0.9秒
 宇良、仕切り線後方で先に両手をつく。貴景勝、ゆっくり左手をつき、右手をサッとついて素早く立ち、両手を出して踏み込む。宇良、その場で見ながら立ち、右で相手の左腕を突きながら右に変わる。貴景勝、土俵に落ちて両手をつく。
20170714 06 313 宇良 引き落とし 貴景勝 37
20170714 06 313 宇良 引き落とし 貴景勝 40-2

(7) 豪栄道戦 ●叩き込み 2.2秒
 貴景勝、先に両手をつく。豪栄道、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。貴景勝、右手を出して頭から踏み込む。豪栄道、左肘を固めて踏み込み、左上手に手を伸ばす。貴景勝、腰を引いて廻しを与えず。豪栄道、叩きながら左に回る。貴景勝、前のめりになって土俵に這う。
20170715 07 317 豪栄道 叩き込み 貴景勝 40

(中) 御嶽海戦 ○押し倒し 8.6秒
 御嶽海、先に右手をつく。貴景勝、仕切り線後方で両手をサッとついて素早く立ち、両手を出して頭から踏み込む。御嶽海、上体を起こされる。貴景勝、突き放す。御嶽海、下から撥ね上げて前に出、右を差そうとする。貴景勝、左で押っ付けながら左へ回り、両手で突き放しながら前に出る。御嶽海、土俵際、右廻しを取る。貴景勝、右喉輪で押しながら前に出る。御嶽海、俵の上で右に開いて出し投げに行こうとするが、廻しが切れて俵の外に尻餅。
20170716 08 315 貴景勝 押し倒し 御嶽海 37

(9) 玉鷲戦 ●押し倒し 12.9秒
 貴景勝、先に両手をつく。玉鷲、左手をつき、右手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。貴景勝、右手を出して頭から踏み込む。玉鷲、頭で当たり合い、両手で突き放すが少し下がる。貴景勝、押しながら前に出る。玉鷲、左足を俵に掛け、顎に向かって突き放す。貴景勝、体を離す。両者、見合う。貴景勝、腰を下ろして低く当たろうとする。玉鷲、そこで顔を押し上げて当たらせず、突っ張る。貴景勝、突き放して体を離す。玉鷲、右から張る。両者、突き放し合う。玉鷲、右から突いていなす。貴景勝、一瞬後ろ向きになり、向き直ろうとする。玉鷲、左で後ろ縦褌を取り、一気に前に出、俵に詰まった相手を押す。貴景勝、体が飛んで左肘から土俵に落ち、土俵下に転落。
〔体が離れて見合う両者〕
20170717 09 315 玉鷲 押し倒し 貴景勝 15 見合う両者
〔玉鷲の押し倒し〕
20170717 09 315 玉鷲 押し倒し 貴景勝 40

(10) 嘉風戦 ●寄り切り 17.6秒
 嘉風、仕切り線後方で両手をつく。貴景勝、左手をつき、右手をサッとついて立ち、両手を出して頭から踏み込む。嘉風、頭で当たり合う。貴景勝、相手を突き起こす。嘉風、右上手を狙うが下がりを掴む。貴景勝、突き放す。嘉風、突っ張りながら前に出、左下手を取る。貴景勝、右で相手の左腕を抱える。嘉風、右で押っ付けながら左下手を持って前に出る。貴景勝、土俵際、右小手に振ろうとする。嘉風、右を差して両差しになる。貴景勝、右で頭を抱えて首投げに行く。嘉風、左下手で後ろ縦褌を持って堪え、両廻しで相手を浮かせながら前に出、寄り切る。
〔吊りながら前に出る嘉風〕
20170718 10 314 嘉風 寄り切り 貴景勝 30 吊りながら前に出る

(11) 琴奨菊戦 ○叩き込み 3.3秒
 貴景勝、先に両手をつく。琴奨菊、左手をつき、右手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。琴奨菊、左肘を固める。貴景勝、右手を出して頭から当たる。琴奨菊、左を差して差し手を返し、前に出る。貴景勝、引いて土俵際で叩く。琴奨菊、前にバッタリ落ちる。
20170719 11 314 貴景勝 叩き込み 琴奨菊 42

(12) 北勝富士戦 ●引き落し 8.0秒
 貴景勝、先に両手をつく。北勝富士、右手をつき、左手をサッとついて素早く立つ。貴景勝、右手を出して頭から踏み込む。北勝富士、左で押っ付けながら前に出る。貴景勝、左に開いて体を離す。北勝富士、向き直る。貴景勝、突き放しながら前に出る。北勝富士、少し叩きながら下がる。貴景勝、突っ張る。北勝富士、下からあてがって堪える。貴景勝、突き放すが、距離が開いて前のめりになり、足を開いてバッタリ落ちる。北勝富士、その上に乗る。
20170720 12 313 北勝富士 引き落とし 貴景勝 45

(13) 正代戦 ●押し倒し 8.7秒
 正代、仕切り線後方で先に両手をつく。貴景勝、両手をサッとついて素早く立ち、両手を出して頭から踏み込む。正代、その場で立って胸で当たりを受け、引いて体を離す。貴景勝、前のめりになるが堪え、向き直って押す。正代、土俵際、右上手を取る。貴景勝、体を離して廻しを切る。正代、両差しを狙う。貴景勝、突き放し、叩きながら左へ回る。正代、落ちずに前に出ながら左下手を取る。貴景勝、左差し手を返し、左に回って中に戻ろうとする。正代、そこを右足外掛け。貴景勝、仰け反って体勢を崩し、後ろに傾き、右手をついて土俵に倒れる。
〔正代の外掛け〕
20170721 13 313 正代 押し倒し 貴景勝 30 外掛け
〔後ろに傾く貴景勝〕
20170721 13 313 正代 押し倒し 貴景勝 37

(14) 大栄翔戦 ○押し出し 6.9秒
 大栄翔、先に両手をつく。貴景勝、手をサッとついて素早く立ち、右手を出して頭から踏み込む。大栄翔、右手を出して頭から当たり、両手で突き放す。貴景勝、押し返し、叩きながら少し右に回る。大栄翔、向き直る。両者、突き放し合う。貴景勝、押し勝って前に出る。大栄翔、相手の手を叩き、俵に両足を掛けながら右で突く。貴景勝、前に出ながら押す。大栄翔、上体が起きて俵を割る。
20170722 14 314 貴景勝 押し出し 大栄翔 40

(楽) 大翔丸戦 ○押し出し 4.0秒
 大翔丸、先に両手をつく。貴景勝、すぐには手をつかず。大翔丸、立合いを嫌う。2度目、大翔丸、先に両手をつく。貴景勝、両手をサッとつき、両手を出して頭から踏み込む。大翔丸、右手を出して当たる。貴景勝、突き放しながら前に出る。大翔丸、土俵際を左へ回る。貴景勝、逃さず突き放す。大翔丸、俵の外に出る。
20170723 15 312 貴景勝 押し出し 大翔丸 30

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正代 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-しょうだい

前頭5枚目だった先場所は、10勝5敗の成績だった。→先場所の取組内容
場所前は横綱白鵬、横綱鶴竜らと稽古した。
前頭筆頭で迎えた今場所、初日は横綱鶴竜に送り出されて黒星発進。
二日目、横綱日馬富士を破って初金星。殊勲インタビューでは、「まだ実感が…全然なんか、ふわふわしている感じですね」と答える。(横綱初撃破は、小結だった →3月場所 で白鵬を破っている)
三日目、横綱白鵬から強烈な張り手を食らって敗れ、2敗目。
四日目横綱稀勢の里、五日目大関豪栄道に敗れて3連敗。1勝4敗と黒星先行。
六日目、大関照ノ富士の休場により、不戦勝で2勝目。
七日目、新大関高安に掬い投げで敗れて5敗目。
中日、関脇玉鷲を掬い投げで倒して3勝目。
九日目、栃ノ心に寄り切られてから黒星が連なり、十一日目に負け越し決定。そのまま十二日目まで4連敗。
十三日目、貴景勝を押し倒して4勝目。
千秋楽、勢を掬い投げで倒し、5勝10敗で今場所を終える。
負け越し、二桁負けとも2場所ぶり。



(初) 鶴竜戦 ●送り出し 10.2秒
 正代、仕切り線後方で先に両手をつく。鶴竜、両手をサッとつき、右肘を固めて踏み込む。正代、両肘を固めて胸で当たる。鶴竜、すぐに左上手前廻しを取り、右前廻しも取る。正代、右で押っ付けて相手の左廻しを切り、左下手を取る。鶴竜、右上手を引きつけて前に出る。正代、土俵際体を開き、左下手投げで振って左に回る。鶴竜、右廻しを持って前に出る。正代、土俵際、右から突こうとする。鶴竜、突き放す。正代、土俵下に飛び落ちる。
20170709 01 318 鶴竜 寄り切り 正代 40

(2) 日馬富士戦 ○押し出し 4.1秒
 正代、先に両手をつく。日馬富士、腰を下ろし、仕切り線後方で両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。日馬富士、頭から低く踏み込む。正代、右肘を固めて胸で当たる。日馬富士、右前廻しに手を掛けるが取れず、前に出ながら左を差す。正代、左下手を取り、土俵際下手投げで相手を俵に追い詰める。日馬富士、右上手を取るが切れ、俵の上左足一本。正代、そこを押す。日馬富士、土俵下に吹っ飛ぶ。
20170710 02 321 正代 押し出し 日馬富士 35
〔殊勲インタビューを受ける正代〕
20170710 02 321 正代 押し出し 日馬富士 75 正代 02カット

(3) 白鵬戦 ●突き落し 1.0秒
 正代、先に両手をつく。白鵬、腰を下ろし、右、左とサッと手をつき、いきなり右から張って右に踏み出し、右から突く。正代、土俵に落ちる。
20170711 03 319 白鵬 突き落とし 正代 07-2 白鵬の張り手

(4) 稀勢の里戦 ●寄り切り 3.9秒
 正代、仕切り線後方で先に両手をつく。稀勢の里、仕切り線後方で両手をサッとつき、左肘を固めて踏み込む。正代、右肘を固め、左を差す。稀勢の里、すぐに右上手前廻しに手を掛けるが下がりを掴む形。正代、右で差し手争い。稀勢の里、右で下がりを持ち、左で差し手争いをしながらどんどん前に出、土俵際で左を差す。正代、左足が俵の外に出る。
20170712 04 318 稀勢の里 寄り切り 正代 40

(5) 豪栄道戦 ●寄り倒し 21.3秒
 正代、仕切り線後方で先に両手をつく。豪栄道、両手をサッとつき、素早く立って低く踏み込む。正代、右肘を固めてその場で当たる。豪栄道、左押っ付けで一気に前に出る。正代、両足が俵に詰まるが、堪えて右下手を取り、一気に前に出る。豪栄道、左足が俵に掛かり、右掬い投げで体を離し、体勢を立て直す。正代、両差しを狙いながら当たる。豪栄道、左から突いて体を離し、左に回って廻しを探る。正代、向き直って廻しを与えず。両者、体が離れて見合う。豪栄道、押し上げる。正代、左下手を取る。豪栄道、右で相手の左腕を抱えてとったり気味に振り、右を差す。正代、土俵際で右下手を取る。豪栄道、左上手を取る。正代、じわりと中に戻り、左を巻き替えようとする。豪栄道、右上手前廻しを取り、両上手を引きつけて前に出る。正代、左差し手を抜き、俵に詰まる。豪栄道、体を預ける。正代、俵の外に尻餅。豪栄道、相手の上に乗る。
20170713 05 318 豪栄道 寄り倒し 正代 40

(6) 照ノ富士戦 □ 不戦勝 
 照ノ富士、「左膝半月板損傷」のため、休場。
20170714 06 316 正代 不戦勝 照ノ富士

(7) 高安戦 ●突き倒し 4.0秒
 正代、仕切り線後方で先に両手をつく。高安、仕切り線後方でサッと手をついて素早く立ち、両肘を固めて胸から踏み込む。正代、胸で当たるが、相手の当たりに弾かれて少し下がる。高安、顎に向かって突っ張りながら前に出る。正代、下からあてがうが俵に詰まる。高安、突き放す。正代、俵の外に膝をつき、尻から土俵下に落ちる。
20170715 07 316 高安 突き倒し 正代 42

(中) 玉鷲戦 ○掬い投げ 4.0秒
 正代、仕切り線後方で両手をつく。玉鷲、左手をつき、右手をサッとついて頭から踏み込む。正代、胸で当たって両差しになる。玉鷲、頭をつけ、深い右上手を取る。正代、左から掬いながら左に回り、土俵際、体を開いて掬い投げ。玉鷲、左肘から土俵に落ちる。
20170716 08 314 正代 掬い投げ 玉鷲 40

(9) 栃ノ心戦 ●寄り切り 10.9秒
 栃ノ心、先に手をつく。正代、仕切り線後方でサッと手をつく。栃ノ心、素早く立ち、右肘を固めて踏み込む。正代、両肘を固めて当たり、右を差し、左で差し手争い。栃ノ心、左上手を取り、右上手前廻しも取る。正代、相手の上手を切る。栃ノ心、すぐに右を巻き替えて差す。正代、深い左上手を取る。栃ノ心、右下手を取り、両廻しを引きつけ、相手を浮かせ気味に前へ出る。正代、俵に足を掛けて堪えようとする。栃ノ心、相手の上手を切って寄り切る。
20170717 09 313 栃ノ心 寄り切り 正代 37

(10) 御嶽海戦 ●下手出投 4.0秒
 御嶽海、先に手をつく。正代、仕切り線後方で両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。御嶽海、左肘を固めて頭から踏み込む。正代、右肘でかち上げる。御嶽海、少し下がり、頭をつけて左上手を取る。正代、左に回って左を差す。御嶽海、体を開き、下手になった左で出し投げ。正代、土俵に転がる。
20170718 10 315 御嶽海 寄り切り 正代 40

(11) 嘉風戦 ●寄り切り 9.8秒
 嘉風、仕切り線後方で先に両手をつく。正代、腰を下ろし、仕切り線後方で両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。嘉風、左肘を固めて頭から踏み込む。正代、右肘を固めて踏み込み、左を差す。嘉風、突き放す。正代、左押っ付けで突く。嘉風、左足が俵に掛かるが押し上げ、左下手を取り、右で押っ付けながら前に出、相手の胸に頭をつける。正代、肩越しの右上手を取るが俵に両足が掛かる。嘉風、相手の上手を切り、両差しで寄り切る。
20170719 11 315 嘉風 寄り切り 正代 40

(12) 琴奨菊戦 ●寄り切り 3.9秒
 正代、仕切り線後方で先に両手をつく。琴奨菊、仕切り線後方で左手をつき、右手をサッとついて素早く立ち、右肘を固めて踏み込む。正代、その場で立ち、右肘を固めて当たる。琴奨菊、すぐに左上手前廻しを取り、右差し手を返して前に出る。正代、右下手を取るが左足が俵に詰まる。琴奨菊、一気に寄り切る。
20170720 12 315 琴奨菊 寄り切り 正代 40

(13) 貴景勝戦 ○押し倒し 8.7秒
 正代、仕切り線後方で先に両手をつく。貴景勝、両手をサッとついて素早く立ち、両手を出して頭から踏み込む。正代、その場で立って胸で当たりを受け、引いて体を離す。貴景勝、前のめりになるが堪え、向き直って押す。正代、土俵際、右上手を取る。貴景勝、体を離して廻しを切る。正代、両差しを狙う。貴景勝、突き放し、叩きながら左へ回る。正代、落ちずに前に出ながら左下手を取る。貴景勝、左差し手を返し、左に回って中に戻ろうとする。正代、そこを右足外掛け。貴景勝、仰け反って体勢を崩し、後ろに傾き、右手をついて土俵に倒れる。
〔正代の外掛け〕
20170721 13 313 正代 押し倒し 貴景勝 30 外掛け
〔後ろに傾く貴景勝〕
20170721 13 313 正代 押し倒し 貴景勝 37

(14) 貴ノ岩戦 ●寄り切り 17.5秒
 正代、仕切り線後方で先に両手をつく。貴ノ岩、両手をサッとついて素早く立ち、右肩から低く踏み込む。正代、右腕を内に入れて胸で当たる。貴ノ岩、すぐに左上手前廻しを取る。正代、左を差して下手を取り、右差し手を抜いて深い右上手を取る。貴ノ岩、左に回りながら右を巻き替えようとするがならず、腰を振って相手の下手を切り、右で押っ付けながら右上手前廻しを取る。正代、深い右上手を持ち、左を差し直して下手を取る。貴ノ岩、素早く右に回って相手の上手を切る。正代、左下手前廻しを持って前に出る。貴ノ岩、左足が俵に掛かるが、右上手前廻しを持って前に出、左で絞りながら上手前廻しを取り、両上手を引きつけて寄る。正代、伸びた両下手前廻しを持つが、上体が起きて俵を割る。
20170722 14 313 貴ノ岩 寄り切り 正代 40

(楽) 勢戦 ○掬い投げ 13.7秒
 勢、先に右手をつく。正代、仕切り線後方でサッと両手をつく。勢、左肘を固めて頭から踏み込む。正代、胸で当たる。勢、差せずに体を離す。正代、右を差す。勢、左押っ付けで前に出る。正代、俵に詰まる。勢、相手の胸を押し上げ、引く。正代、前のめりになるが堪え、押しながら前に出る。勢、右から突き、土俵際、叩きながら右に回る。正代、堪えて左下手を探る。勢、土俵際、右で小手に巻いて相手の差し手を嫌い、中に戻りながら右上手を取って頭をつける。正代、左を差す。勢、頭をつけ、右上手を引きつけながら前に出る。正代、土俵際、体を開いて左掬い投げに行く。勢、左肘から落ちて土俵に転がる。
20170723 15 313 正代 掬い投げ 勢 40

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琴奨菊 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-ことしょうぎく

大関から関脇に陥落して2場所目の先場所は、7勝8敗と負け越した。→先場所の取組内容
2010年5月場所以来、42場所ぶりに小結となった今場所、初日は横綱白鵬と対戦。2横綱3大関が破れる波乱の日だったが、白鵬は崩れず小手投げで敗れて黒星発進。
二日目は横綱鶴竜、三日目は新大関高安、四日目は関脇玉鷲に敗れ、初日から4連敗。
五日目、大関照ノ富士を寄り切って初日を出す。
六日目、横綱稀勢の里の休場による不戦勝で2勝目。
七日目、横綱日馬富士の首投げに倒れて5敗目。
中日、同じ小結の嘉風を浴びせ倒して3勝目。
九日目、新関脇の御嶽海に、立合い変化から叩き込まれて6敗目。
十日目、大関豪栄道をいなして崩し、送り出して4勝目。
十一日目、初顔の貴景勝に叩き込まれ、7敗目と後がなくなる。
十二日目は正代、十三日目は宇良と連勝し、6勝目。
十四日目、栃ノ心に上手投げで敗れ、負け越しが決まる。
千秋楽、勝てば敢闘賞を受賞する北勝富士と対戦。渡し込みで勝ち、7勝8敗で今場所を終える。
負け越しは2場所連続。来場所は平幕に陥落することが濃厚。



(初) 白鵬戦 ●小手投げ 5.3秒
 白鵬は右、左と、琴奨菊は仕切り線後方で左手をサッとついて立つ。白鵬、右肘を固めて踏み込む。琴奨菊、頭で当たり、左上手前廻しを取る。白鵬、右をねじ込んで右下手を取り、腰を引いて相手の上手を切る。琴奨菊、右下手を取り、左手で相手の下手を切って右に回る。白鵬、左で相手の右腕を抱え、機を見て体を開いて左小手投げを下に打つ。琴奨菊、土俵に転がる。
20170709 01 321 白鵬 小手投げ 琴奨菊 40

(2) 鶴竜戦 ●突き落し 2.1秒
 琴奨菊、仕切り線後方で左手をつく。鶴竜、すぐにサッと両手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。鶴竜、頭から踏み込む。琴奨菊、両肘を固めて当たる。鶴竜、左を差す。琴奨菊、左差しで前に出ようとする。鶴竜、右から突く。琴奨菊、土俵に這う。
20170710 02 319 鶴竜 突き落とし 琴奨菊 40

(3) 高安戦 ●突き落し 4.9秒
 高安、先に手をつく。琴奨菊、仕切り線後方でサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。琴奨菊、右肘を固めて頭から踏み込む。高安、両肘を固めて当たる。琴奨菊、左をねじ込む。高安、左を差す。琴奨菊、左差し手を返して前に出る。高安、右から突き、左で頭を押さえつけながら右に回る。琴奨菊、土俵に転がる。
20170711 03 317 高安 突き落とし 琴奨菊 40

(4) 玉鷲戦 ●掬い投げ 6.5秒
 玉鷲、先に手をつく。琴奨菊、仕切り線後方でサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。玉鷲、頭から踏み込む。琴奨菊、左肘を固めて当たり、左を差しながら前に出る。玉鷲、俵に詰まるが、左を差し込み、左差し手を返しながら土俵際を左へ回る。琴奨菊、前に出る。玉鷲、素早く回り込みながら左で掬って体を離す。琴奨菊、土俵に這い、玉鷲、残してから俵の外に飛び出す。
20170712 04 314 玉鷲 掬い投げ 琴奨菊 37

(5) 照ノ富士戦 ○寄り切り 3.0秒
 琴奨菊、仕切り線後方で先に左手をつく。照ノ富士、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。琴奨菊、左肘を固める。照ノ富士、右肩から当たり、右で相手の腕を抱える。琴奨菊、右で後ろ廻しを取り、左差し手を返してどんどん前に出る。照ノ富士、上体が起きて力なく俵を割り、土俵下客席に倒れ込む。
20170713 05 316 琴奨菊 寄り切り 照ノ富士 40

(6) 稀勢の里戦 □ 不戦勝 
 稀勢の里、「左足関節靭帯損傷」のため、休場。
20170714 06 319 琴奨菊 不戦勝 稀勢の里

(7) 日馬富士戦 ●首投げ 8.7秒
 琴奨菊、仕切り線後方で左手をつく。日馬富士、すぐに仕切り線後方で両手をサッとつく。琴奨菊、その直前、素早く立って頭から踏み込もうとする。日馬富士、左から張る。琴奨菊、右で相手の左腕を引っ張り込む。日馬富士、深い左下手を取り、下手投げで相手を土俵際にする。琴奨菊、左足を俵に掛けて残し、左差し手を返し、右で差し手を抱えながら前に出る。日馬富士、足が流れて体が伸びた低い体勢で俵に詰まるが、体勢を立て直し、右で首を巻いて体を入れ替えながらの首投げ。琴奨菊、右で相手の左足を持って堪えようとするが、俵の外に転がる。日馬富士、その上に乗る。
〔俵に詰まる日馬富士〕
20170715 07 318 日馬富士 首投げ 琴奨菊 30-1
〔日馬富士の首投げ〕
20170715 07 318 日馬富士 首投げ 琴奨菊 38

(中) 嘉風戦 ○浴せ倒し 6.4秒
 嘉風、先に両手をつく。琴奨菊、仕切り線後方で両手をサッとつく。その直前、嘉風、素早く立ち、右肘を固めて頭から踏み込む。琴奨菊、左肘を固めて当たり、左をねじ込む。嘉風、左下手を取る。琴奨菊、左差し手を返しながら前に出る。嘉風、深い右上手を取って両廻しになり、左に回る。琴奨菊、右で差し手を抱えながらどんどん前に出る。嘉風、右を巻き替えて両差しになるが、俵に詰まる。琴奨菊、両手で相手を押しながら体を預ける。嘉風、俵に右足を掛けながら背中から土俵に落ちる。琴奨菊、相手の上に乗る。
20170716 08 313 琴奨菊 浴びせ倒し 嘉風 37

(9) 御嶽海戦 ●叩き込み 0.7秒
 御嶽海、先に両手をつく。琴奨菊、仕切り線後方で手をサッとつき、頭から踏み込む。御嶽海、その場で立ち、叩きながら右に変わる。琴奨菊、前に落ちて土俵に転がる。
20170717 09 314 御嶽海 叩き込み 琴奨菊 40

(10) 豪栄道戦 ○送り出し 1.9秒
 豪栄道、先に右手をつく。琴奨菊、仕切り線後方で手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。豪栄道、左肘を固めて踏み込む。琴奨菊、右肘を固めて当たり、左から突いていなし、後ろから押して前に出る。豪栄道、土俵下に飛び落ちる。
20170718 10 316 琴奨菊 送り出し 豪栄道 40

(11) 貴景勝戦 ●叩き込み 3.3秒
 貴景勝、先に両手をつく。琴奨菊、左手をつき、右手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。琴奨菊、左肘を固める。貴景勝、右手を出して頭から当たる。琴奨菊、左を差して差し手を返し、前に出る。貴景勝、引いて土俵際で叩く。琴奨菊、前にバッタリ落ちる。
20170719 11 314 貴景勝 叩き込み 琴奨菊 42

(12) 正代戦 ○寄り切り 3.9秒
 正代、仕切り線後方で先に両手をつく。琴奨菊、仕切り線後方で左手をつき、右手をサッとついて素早く立ち、右肘を固めて踏み込む。正代、その場で立ち、右肘を固めて当たる。琴奨菊、すぐに左上手前廻しを取り、右差し手を返して前に出る。正代、右下手を取るが左足が俵に詰まる。琴奨菊、一気に寄り切る。
20170720 12 315 琴奨菊 寄り切り 正代 40

(13) 宇良戦 ○押し出し 1.8秒
 宇良、仕切り線後方で先に両手をつく。琴奨菊、仕切り線後方で左手をつき、右手をサッと動かして立つ。宇良、頭を下げて踏み込もうとする。琴奨菊、左から張り、左を差す。宇良、両手で相手の左腕を抱えながら下がるが、回り込めずに土俵下に落ちる。
20170721 13 314 琴奨菊 押し倒し 宇良 37

(14) 栃ノ心戦 ●上手投げ 9.9秒
 栃ノ心、先に手をつく。琴奨菊、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。琴奨菊、右肘を固めて頭から踏み込み、左上手前廻しを狙う。栃ノ心、やや左へ踏み出して左上手を狙う。両者、上手を取れず、右を差す。琴奨菊、右差し手を返し、左で絞りながら上手を探る。栃ノ心、左で差し手を抱えながら右をねじ込んで下手を取り、深い左上手を取る。琴奨菊、上手を取れず、右下手を持って右に回り、左を巻き替えようとするがならず。栃ノ心、左上手を引きつけて前に出る。琴奨菊、左足が俵に詰まる。栃ノ心、左上手投げ。琴奨菊、土俵に転がる。
20170722 14 316 栃ノ心 上手投げ 琴奨菊 40

(楽) 北勝富士戦 ○渡し込み 2.8秒
 北勝富士、先に右手をつく。琴奨菊、左手をサッとついて踏み込み、すぐに左を差す。北勝富士、右で押っ付ける。琴奨菊、前に出て左差し手を返す。北勝富士、上体が起きて俵に詰まり、左で叩こうとする。琴奨菊、右で相手の左足を渡し込む。北勝富士、土俵下に落ちる。
20170723 15 314 琴奨菊 渡し込み 北勝富士 40

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嘉風 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-よしかぜ

7場所ぶりに三役に返り咲いた先場所は、2横綱1大関を撃破して8勝7敗と勝ち越し、技能賞を獲得。→先場所の取組内容
場所前は二所ノ関一門連合稽古で横綱稀勢の里らと稽古した。
先場所に続いて小結で迎えた今場所、初日は対戦成績が拮抗する横綱日馬富士と対戦。寄り切って白星発進。
二日目は大関豪栄道を、三日目は関脇玉鷲を、四日目は横綱鶴竜の休場による不戦勝で初日から4連勝。白鵬、碧山、錦木と4人でトップに並ぶ。
五日目、横綱白鵬に立合いすぐの出し投げでいなされ、送り出されて初黒星。
そこから黒星が連なり、六日目新関脇の御嶽海、七日目北勝富士、八日目同じ小結琴奨菊に敗れて4連敗。4勝4敗と星が五分に。
九日目、新大関高安を寄り切り、連敗を止めて5勝目。(→殊勲インタビュー
そこから白星が連なり、十日目貴景勝、十一日目正代、十二日目栃ノ心と寄り切って勝ち越し決定。
十三日目、勢を掬い投げで倒して5連勝。9勝目を上げる。
十四日目、初顔の阿武咲に敗れて5敗目。
千秋楽、白鵬と優勝を争う碧山と対戦。この取組勝てば、二場所連続の技能賞獲得だったが、叩き込まれて三賞を逃し、9勝6敗で今場所を終える。
勝ち越しは今年1月場所以来、4場所連続。
今場所の決まり手は寄り切りが7回と、幕内での同一決まり手勝利が最多。また、待った回数が5回と、千代翔馬、石浦と並んで最多。



(初) 日馬富士戦 ○寄り切り 16.2秒
 嘉風、先に両手をつく。日馬富士、腰を下ろし、仕切り線かなり後方でサッと両手をつく。両者、ほぼ同時に立つ。嘉風、頭から踏み込もうとする。日馬富士、左で相手の肩を押さえながら頭で当たり、突き放す。嘉風、頭を下げて中に入る機をうかがう。日馬富士、左で張り、右肘でかち上げ、再び左で張り、右でかち上げる。嘉風、頭を上げず、左に開いていなす。日馬富士、つんのめりそうになる。嘉風、左で相手の後ろ縦褌をつかみ、相手を後ろから抱える。日馬富士、右足で相手の右足をちょん掛けに行きながら向き直る。嘉風、左で再び後ろ縦褌を取る。日馬富士、右で頭を抱えて左で上手を取る。嘉風、右前廻しも取り、左にくるっと回ってから前に出、右差し手を返し、左で相手の右膝裏を持ち上げながら寄る。日馬富士、土俵下に落ちる。
〔日馬富士を後ろから抱える嘉風〕
20170709 01 320 嘉風 寄り切り 日馬富士 20 後ろから抱える
〔ちょんがけを見せながら向き直る日馬富士〕
20170709 01 320 嘉風 寄り切り 日馬富士 25 ちょんがけで向き直る
〔上手を取る日馬富士、回る嘉風〕
20170709 01 320 嘉風 寄り切り 日馬富士 30 日馬上手を取る嘉風回る
〔寄る嘉風〕
20170709 01 320 嘉風 寄り切り 日馬富士 37
〔殊勲インタビューを受ける嘉風〕
20170709 01 320 嘉風 寄り切り 日馬富士 75 嘉風 10

(2) 豪栄道戦 ○寄り切り 4.3秒
 豪栄道、右手をつこうとして止める。両者、見合ってなかなか手をつかず、嘉風、立合いを嫌う。2度目、嘉風、仕切り線後方で先に両手をつく。豪栄道、右手をサッとついて素早く立つ。嘉風、立てず。3度目、嘉風、仕切り線後方で先に両手をつく。豪栄道、右手をサッとついて素早く立ち、両腕を内に入れて頭から踏み込む。嘉風、頭を下げて左肘を固め、両者、頭で当たり合う。嘉風、左を差そうとする。豪栄道、右で差し手を抱えて前に出ようとする。嘉風、左差し手を抜き、左に回って左で後ろ廻しを取る。豪栄道、上体が起き、叩きながら左を差すが、左足一本で俵に詰まる。嘉風、頭をつけて前に出る。豪栄道、俵を割る。
20170710 02 317 嘉風 寄り切り 豪栄道 43
〔殊勲インタビューを受ける嘉風〕
20170710 02 317 嘉風 寄り切り 豪栄道 75 嘉風 15 少し笑顔

(3) 玉鷲戦 ○寄り切り 17.2秒
 嘉風、先に両手をつく。玉鷲、左手をつく。嘉風、頭から低く踏み込む。玉鷲、その場で立ち、両手突きで相手を起こし、顎に向かって突っ張る。嘉風、下からあてがって下がらず。玉鷲、叩きながら下がり、土俵際右から突く。嘉風、土俵際右足一本になるが堪え、向き直る。玉鷲、土俵際突き放す。嘉風、頭を下げて中に入ろうとする。玉鷲、少し引いて体を離す。嘉風、突き放す。玉鷲、土俵際、相手の肩を押す。嘉風、左を差して下手を取り、右下手も取って寄る。玉鷲、俵の上で相手の廻しを切り、俵伝いに左へ回って右を巻き替えて差す。嘉風、相手の胸を押す。玉鷲、俵を割る。
20170711 03 314 嘉風 寄り切り 玉鷲 40

(4) 鶴竜戦 □ 不戦勝 
 鶴竜、「右足関節外側靭帯損傷」のため、休場。
20170712 04 321 鶴竜休場

(5) 白鵬戦 ●送り出し 2.1秒
 嘉風、先に両手をつく。白鵬、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。嘉風、左肘を固めて頭から踏み込む。白鵬、右肘を固めて当たり、左上手を取って左に開いて出し投げ。嘉風、土俵際で後ろ向きに棒立ち。白鵬、後ろから押す。嘉風、俵の外に出る。
20170713 05 321 白鵬 送り出し 嘉風 35

(6) 御嶽海戦 ●寄り切り 11.4秒
 嘉風、仕切り線後方で先に両手をつく。御嶽海、右手をつく。嘉風、ふわっと突っ掛ける。2度目、嘉風、仕切り線後方で先に両手をつく。御嶽海、両手をついて突っ掛ける。3度目、嘉風、仕切り線後方で先に両手をつく。御嶽海、両手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。御嶽海、右手を出して頭から低く踏み込む。嘉風、頭から当たり、左上手を取って左に開く。御嶽海、右差しで向き直る。嘉風、左上手を持ち、右で叩きながら左へ回る。御嶽海、乗じて前に出る。嘉風、突っ張り、左を差そうとする。御嶽海、押し上げて差させず、下から両差しになる。嘉風、左を巻き替えて差し、左下手を取る。御嶽海、左差しで前に出、右上手を取って引きつけて寄る。嘉風、土俵際、腰を引いて上手を切ろうとするがならず、上体が起きて俵を割る。
20170714 06 314 御嶽海 寄り切り 嘉風 40

(7) 北勝富士戦 ●突き落し 6.1秒
 嘉風、先に両手をつく。北勝富士、右手をつき、左手をサッとついて立ち、頭から踏み込む。嘉風、頭から低く当たり、左前廻しを探る。北勝富士、右で押っ付け、左喉輪で相手を起こし、押し上げる。嘉風、右で喉輪にあてがい、前に出る。北勝富士、土俵際を右に回りながら右で突く。嘉風、体が裏返り、北勝富士、俵の上で残す。両者、土俵下に落ちる。
20170715 07 313 北勝富士 突き落とし 嘉風 40

(中) 琴奨菊戦 ●浴せ倒し 6.4秒
 嘉風、先に両手をつく。琴奨菊、仕切り線後方で両手をサッとつく。その直前、嘉風、素早く立ち、右肘を固めて頭から踏み込む。琴奨菊、左肘を固めて当たり、左をねじ込む。嘉風、左下手を取る。琴奨菊、左差し手を返しながら前に出る。嘉風、深い右上手を取って両廻しになり、左に回る。琴奨菊、右で差し手を抱えながらどんどん前に出る。嘉風、右を巻き替えて両差しになるが、俵に詰まる。琴奨菊、両手で相手を押しながら体を預ける。嘉風、俵に右足を掛けながら背中から土俵に落ちる。琴奨菊、相手の上に乗る。
20170716 08 313 琴奨菊 浴びせ倒し 嘉風 37

(9) 高安戦 ○寄り切り 5.2秒
 嘉風、先に両手をつく。高安、腰を下ろし、仕切り線後方でサッと手をつく。両者、ほぼ同時に立つ。嘉風、右肘を固めて頭から踏み込む。高安、右肘でかち上げて相手を起こす。嘉風、左廻しを取る。高安、右で相手の左腕を抱えて振って下手を切る。嘉風、再び左下手を取り、右筈で押し上げながら寄る。高安、上体が起きて俵を割る。
20170717 09 316 嘉風 寄り切り 高安 40

(10) 貴景勝戦 ○寄り切り 17.6秒
 嘉風、仕切り線後方で両手をつく。貴景勝、左手をつき、右手をサッとついて立ち、両手を出して頭から踏み込む。嘉風、頭で当たり合う。貴景勝、相手を突き起こす。嘉風、右上手を狙うが下がりを掴む。貴景勝、突き放す。嘉風、突っ張りながら前に出、左下手を取る。貴景勝、右で相手の左腕を抱える。嘉風、右で押っ付けながら左下手を持って前に出る。貴景勝、土俵際、右小手に振ろうとする。嘉風、右を差して両差しになる。貴景勝、右で頭を抱えて首投げに行く。嘉風、左下手で後ろ縦褌を持って堪え、両廻しで相手を浮かせながら前に出、寄り切る。
20170718 10 314 嘉風 寄り切り 貴景勝 30 吊りながら前に出る

(11) 正代戦 ○寄り切り 9.8秒
 嘉風、仕切り線後方で先に両手をつく。正代、腰を下ろし、仕切り線後方で両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。嘉風、左肘を固めて頭から踏み込む。正代、右肘を固めて踏み込み、左を差す。嘉風、突き放す。正代、左押っ付けで突く。嘉風、左足が俵に掛かるが押し上げ、左下手を取り、右で押っ付けながら前に出、相手の胸に頭をつける。正代、肩越しの右上手を取るが俵に両足が掛かる。嘉風、相手の上手を切り、両差しで寄り切る。
20170719 11 315 嘉風 寄り切り 正代 40

(12) 栃ノ心戦 ○寄り切り 23.8秒
 嘉風、先に両手をつく。栃ノ心、両手をサッとついて立つが、嘉風、立てず。2度目、嘉風、先に両手をつく。栃ノ心、両手をサッとつく。嘉風、頭から踏み込みながら左にずれる。栃ノ心、左に変わって上手を狙うが取れず、張り手を交えて突っ張る。嘉風、下からあてがい、左から突いて体を離す。栃ノ心、右半身になるが向き直る。嘉風、頭から当たろうとする。栃ノ心、突き放して中に入れず。嘉風、再び頭から当たる。栃ノ心、突っ張る。嘉風、左上手に手を掛ける。栃ノ心、左に回って体を離す。嘉風、頭から当たる。栃ノ心、左を差す。嘉風、左で廻しを探る。栃ノ心、右で押っ付ける。嘉風、相手の腕を叩いて体を離す。栃ノ心、前のめりになるが堪え、突き放し、左から張る。嘉風、頭から当たり、右から張って右廻しを狙う。栃ノ心、突き放す。両者、体が離れる。栃ノ心、右から張る。嘉風、左に回って左上手に手を掛けるが切れる。栃ノ心、向き直って突き放す。嘉風、見ながらあてがう。栃ノ心、左から張る。嘉風、機を見て左下手を取る。栃ノ心、右で差し手を抱えて引く。嘉風、左差し手を返して寄る。栃ノ心、俵を割る。
20170720 12 314 嘉風 寄り切り 栃ノ心 40

(13) 勢戦 ○掬い投げ 8.3秒
 嘉風、仕切り線後方で先に両手をつく。勢、腰を下ろし、仕切り線後方で両手をサッとついて立つ。嘉風、右肘を固めて頭から踏み込む。勢、右肩から当たる。嘉風、左を差して前に出る。勢、左足が俵に掛かる。嘉風、深い左下手、右下手を取って寄る。勢、土俵際を左へ回り、右小手投げに行く。嘉風、振られるが堪え、左差しで前に出る。勢、再び右小手投げに行く。嘉風、左差し手を突きつけ、右で頭を押さえる。勢、土俵に転がる。
20170721 13 315 嘉風 掬い投げ 勢 40

(14) 阿武咲戦 ●寄り切り 11.0秒
 阿武咲、先に両手をつく。嘉風、腰を下ろし、仕切り線後方で両手をサッとつく。阿武咲、素早く立ち、右手を出して相手の肩を押さえる。両者、頭で当たり合う。阿武咲、両手で押し上げる。嘉風、左から突いて体を離す。阿武咲、向き直る。嘉風、右から張る。阿武咲、突き放す。嘉風、左から張り、左を差して右上手に手を掛ける。阿武咲、腰を引いて相手の上手を切り、右で押っ付けながら左差し手を返す。嘉風、左下手を取る。阿武咲、右から絞って相手の下手を切り、右上手に手を掛ける。嘉風、左下手を取り直し、腰を引いて上手を与えず。阿武咲、左下手を取る。嘉風、右上手を探る。阿武咲、腰を引いて上手を与えず、相手の下手を切り、下手を持った左腕を返して前に出る。嘉風、左下手を取り直す。阿武咲、右押っ付けで前に出ながら右上手も取る。嘉風、上体が起きて俵を割る。
20170722 14 315 阿武咲 寄り切り 嘉風 40

(楽) 碧山戦 ●叩き込み 2.4秒
 嘉風、仕切り線後方で先に両手をつく。碧山、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。嘉風、頭から踏み込む。碧山、右肘でかち上げて相手を起こす。嘉風、中に入ろうとする。碧山、上からつぶすように叩く。嘉風、前に飛び落ちる。
20170723 15 315 碧山 叩き込み 嘉風 40

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御嶽海 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-みたけうみ

小結連続2場所目だった先場所は、2横綱を撃破して8勝7敗と勝ち越し。初めて殊勲賞を受賞した→先場所の取組内容
高安が大関に昇進して関脇の座が空き、初めて関脇に昇進。長野県からの新関脇は、高登以来84年ぶり。(番付発表 →TBS →NHK
場所前は境川部屋に出稽古に行くなどした。また、滋賀県東近江市の小学校相撲大会に参加するなど、子どもたちと触れ合った。(→御嶽海トレーニングとインタビュー
迎えた今場所、初日は過去5戦全敗の 横綱稀勢の里と対戦。寄り切りで初めて勝ち、白星発進。
二日目は、同学年で中学生のころから対戦した北勝富士と。押し出して連勝。
三日目は豪栄道、四日目は高安と大関に連敗して星が五分に。
五日目、同じ関脇の玉鷲を押し出して3勝目。これで玉鷲戦は8戦全勝。
六日目は、過去3戦全敗だった 小結嘉風を寄り切って連勝。
七日目、初顔だが大学時代に一度対戦のある宇良に勝って3連勝。5勝2敗と白星先行。
八日目は初顔の貴景勝に押し倒されて3敗目。
九日目、小結琴奨菊を、立合い変化から叩き込んで連敗回避。
十日目、正代を下手出し投げで倒して連勝。7勝目と勝ち越しまであと一つとする。
十一日目、初日から10連勝中、勝てば通算勝利数が1位の1047に並ぶ横綱白鵬と対戦。寄り切りで勝って初黒星をつけるとともに、自身の勝ち越しを決める。
十二日目、横綱日馬富士に寄り切られて4敗目。そこから栃ノ心、栃煌山に敗れて3連敗。
千秋楽、勝てば敢闘賞受賞となる阿武咲と対戦。押し出しで勝って9勝6敗の成績で今場所を終える。
優勝した白鵬にただ一人黒星をつけ、殊勲賞を受賞。殊勲賞受賞は、二場所連続で2度目。
勝ち越しは、今年1月場所から4場所連続。



(初) 稀勢の里戦 ○寄り切り 7.1秒
 御嶽海、手をつく。稀勢の里、すぐに仕切り線後方で両手をサッとつき、左肘を固めて踏み込む。御嶽海、右肘を固めて低く当たる。稀勢の里、左を差そうとするが差せず。御嶽海、右を差し勝ち、両差しになって前に出る。稀勢の里、俵に詰まって上体が起きる。御嶽海、両差しで休まず圧力をかける。稀勢の里、堪え切れずに俵を割る。
20170709 01 319 御嶽海 寄り切り 稀勢の里 37
〔殊勲インタビューを受ける御嶽海〕
20170709 01 319 御嶽海 寄り切り 稀勢の里 75 御嶽海

(2) 北勝富士戦 ○押し出し 3.5秒
 御嶽海、手をつく。北勝富士、右手をつき、左手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。御嶽海、右手を出し、左肘を固めて頭から踏み込む。北勝富士、やや左へ踏み出して頭から当たる。御嶽海、両差しになろうとしながら前に出る。北勝富士、左押っ付け、右喉輪で突き放そうとするが俵に詰まる。御嶽海、押す。北勝富士、俵の上右足一本になり、土俵下に飛び落ちる。
20170710 02 314 御嶽海 押し出し 北勝富士 35

(3) 豪栄道戦 ●押し出し 2.9秒
 御嶽海、先に右手をつく。豪栄道、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。豪栄道、両肘を固めて頭から踏み込む。御嶽海、両肘を固めて当たる。豪栄道、左を差そうとする。御嶽海、右を巻き替えて差す。豪栄道、頭をつけて左押っ付けで前に出る。御嶽海、引いて俵に詰まり、棒立ちになる。豪栄道、そこを押す。御嶽海、俵を割る。
20170711 03 315 豪栄道 押し出し 御嶽海 40

(4) 高安戦 ●突き出し 8.7秒
 御嶽海、先に手をつく。高安、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。御嶽海、左肘を固めて頭から踏み込む。高安、両肘でかち上げる。御嶽海、仰け反るが堪え、右を差して右に回る。高安、右押っ付けついて行き、叩いて右に回る。御嶽海、向き直る。高安、突っ張り、叩いて左に開く。御嶽海、前のめりになるが向き直る。高安、突き放す。御嶽海、俵に詰まる。高安、相手の胸を突く。御嶽海、土俵下に飛び落ちる。
20170712 04 315 高安 突き出し 御嶽海 40

(5) 玉鷲戦 ○押し出し 5.7秒
 御嶽海、先に手をつく。玉鷲、左手をつき、右手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。玉鷲、右手を出して頭から踏み込む。御嶽海、低く当たる。玉鷲、右喉輪で相手を起こし、突っ張る。御嶽海、下からあてがって下がらず。玉鷲、少し引く。御嶽海、乗じて前に出、突き放す。玉鷲、俵の外に出る。
20170713 05 315 御嶽海 押し出し 玉鷲 40

(6) 嘉風戦 ○寄り切り 11.4秒
 嘉風、仕切り線後方で先に両手をつく。御嶽海、右手をつく。嘉風、ふわっと突っ掛ける。2度目、嘉風、仕切り線後方で先に両手をつく。御嶽海、両手をついて突っ掛ける。3度目、嘉風、仕切り線後方で先に両手をつく。御嶽海、両手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。御嶽海、右手を出して頭から低く踏み込む。嘉風、頭から当たり、左上手を取って左に開く。御嶽海、右差しで向き直る。嘉風、左上手を持ち、右で叩きながら左へ回る。御嶽海、乗じて前に出る。嘉風、突っ張り、左を差そうとする。御嶽海、押し上げて差させず、下から両差しになる。嘉風、左を巻き替えて差し、左下手を取る。御嶽海、左差しで前に出、右上手を取って引きつけて寄る。嘉風、土俵際、腰を引いて上手を切ろうとするがならず、上体が起きて俵を割る。
20170714 06 314 御嶽海 寄り切り 嘉風 40

(7) 宇良戦 ○押し倒し 7.6秒
 宇良、仕切り線後方で先に両手をつく。御嶽海、右、左とサッと手をついて素早く立つ。宇良、頭を下げてやや左へ踏み出す。御嶽海、左肘を固めて当たり、左をのぞかせ、突き放す。宇良、押し上げながら前に出る。御嶽海、右から突いていなし、前に出る。宇良、少し泳ぎ、右足を俵に掛けて向き直り、左で相手の右太ももに手を掛ける。御嶽海、押す。宇良、土俵際を左へ回る。御嶽海、逃さずついて行く。宇良、しゃがむ体勢になる。御嶽海、そこを更に押す。宇良、俵の外に倒れる。
20170715 07 314 御嶽海 押し倒し 宇良 40
20170715 07 314 御嶽海 押し倒し 宇良 42

(中) 貴景勝戦 ●押し倒し 8.6秒
 御嶽海、先に右手をつく。貴景勝、仕切り線後方で両手をサッとついて素早く立ち、両手を出して頭から踏み込む。御嶽海、上体を起こされる。貴景勝、突き放す。御嶽海、下から撥ね上げて前に出、右を差そうとする。貴景勝、左で押っ付けながら左へ回り、両手で突き放しながら前に出る。御嶽海、土俵際、右廻しを取る。貴景勝、右喉輪で押しながら前に出る。御嶽海、俵の上で右に開いて出し投げに行こうとするが、廻しが切れて俵の外に尻餅。
20170716 08 315 貴景勝 押し倒し 御嶽海 37

(9) 琴奨菊戦 ○叩き込み 0.7秒
 御嶽海、先に両手をつく。琴奨菊、仕切り線後方で手をサッとつき、頭から踏み込む。御嶽海、その場で立ち、叩きながら右に変わる。琴奨菊、前に落ちて土俵に転がる。
20170717 09 314 御嶽海 叩き込み 琴奨菊 40

(10) 正代戦 ○下手出投 4.0秒
 御嶽海、先に手をつく。正代、仕切り線後方で両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。御嶽海、左肘を固めて頭から踏み込む。正代、右肘でかち上げる。御嶽海、少し下がり、頭をつけて左上手を取る。正代、左に回って左を差す。御嶽海、体を開き、下手になった左で出し投げ。正代、土俵に転がる。
20170718 10 315 御嶽海 寄り切り 正代 40

(11) 白鵬戦 ○寄り切り 4.8秒
 御嶽海、先に手をつく。白鵬、右、左とサッと手をつく。御嶽海、左肘を固めて頭から踏み込もうとする。白鵬、右から張って左を差し、右上手を取る。御嶽海、右上手を取って右へ回り、相手を俵に追い詰める。白鵬、土俵際で右を差し、左外掛けで堪えようとする。御嶽海、右上手を持ち、左で押っ付けながら寄り立てる。白鵬、土俵下に落ちる。
20170719 11 319 御嶽海 寄り切り 白鵬 35
20170719 11 319 御嶽海 寄り切り 白鵬 40
〔殊勲インタビューを受ける御嶽海〕
20170719 11 319 御嶽海 寄り切り 白鵬 75 御嶽海 21カット

(12) 日馬富士戦 ●寄り切り 3.8秒
 御嶽海、先に両手をつく。日馬富士、仕切り線後方で両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。日馬富士、頭から低く踏み込んで当たり、右喉輪で押し上げ、左上手を取る。御嶽海、右下手を取る。日馬富士、左上手を持って右に回り、相手を土俵際にして寄る。御嶽海、俵を割る。
20170720 12 319 日馬富士 寄り切り 御嶽海 40
〔土俵から落とさないよう相手を押さえる日馬富士〕
20170720 12 319 日馬富士 寄り切り 御嶽海 52 喉掴み 02

(13) 栃ノ心戦 ●寄り倒し 38.2秒
 両者、ほぼ同時に手をつく。栃ノ心、素早く立ち、右肘を固めて踏み込む。御嶽海、右手を出し、左肘を固めて当たり、左を差そうとするが差せず。栃ノ心、右を差し、左で差し手を抱えながら右下手を探る。御嶽海、すぐに切る。栃ノ心、肩越しの左上手を取って捕まえる。御嶽海、右下手を取る。両者、少し止まる(約3秒間)。栃ノ心、左上手を引きつけ、右前廻しを探る。御嶽海、右下手を持って体勢を低くし、左から押っ付ける。栃ノ心、右差し手で相手を起こし、左上手投げで振る。御嶽海、左手で相手の右膝に内無双を切って左に回る。両者、右四つ、御嶽海が下手を持ってやや低い体勢、栃ノ心が左上手を持った体勢で止まる(約10秒間)。栃ノ心、右下手も取り、両廻しを引きつけて前に出る。御嶽海、左上手を取り、両廻しを持って堪えようとするが、土俵際腰が伸びる。栃ノ心、相手に体を預ける。御嶽海、後ろに傾いて倒れ、栃ノ心、その上に乗る。
20170721 13 316 栃ノ心 寄り倒し 御嶽海 40

(14) 栃煌山戦 ●寄り切り 17.6秒
 御嶽海、先に両手をつく。栃煌山、両足をじりっとすり、仕切り線後方でサッと手をつく。両者、ほぼ同時に立つ。御嶽海、両肘を固めて頭から踏み込む。栃煌山、右肘を固めて当たる。御嶽海、左を差し込む。栃煌山、右上手に手を掛ける。御嶽海、左差し手を返して相手の上手を切る。栃煌山、差し手を抱えながら前に出る。御嶽海、差し手を返しながら堪え、中に戻ろうとする。栃煌山、右喉輪で押し上げ、右から張って両差しになる。御嶽海、引いて左下手を狙う。栃煌山、乗じて左差しで一気に前に出る。御嶽海、土俵際、右上手に手を伸ばすが取れず。栃煌山、右上手を取って左差し手を返し、前に出る。御嶽海、土俵際右上手に手を掛ける。栃煌山、腰を下ろして上手を与えず、左差し手を返しながら寄る。御嶽海、上体が起きて俵を割る。
20170722 14 318 栃煌山 寄り切り 御嶽海 37

(楽) 阿武咲戦 ○押し出し 3.0秒
 阿武咲、先に手をつく。御嶽海、腰を下ろし、両手をサッとつく。阿武咲、素早く立ち、右手で相手の肩を押さえ、右喉輪で起こす。御嶽海、右喉輪で押し上げ、突き放しながら前に出る。阿武咲、上体が起き、土俵下に飛び落ちる。
20170723 15 316 御嶽海 押し出し 阿武咲 40
〔殊勲賞受賞インタビューを受ける御嶽海〕
20170723 15 316 御嶽海 押し出し 阿武咲 75 殊勲賞受賞 御嶽海 05

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玉鷲 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-たまわし

先場所は、関脇で10勝5敗の成績を上げ、大関昇進への足掛かりを作る。→先場所の取組内容
場所直前の解説者による展望でも、注目された。(→チェック11舞の海さん高安解説→デーモン閣下展望
関脇連続4場所目で迎えた今場所、初日は勢を押し出して白星発進。
二日目、大関照ノ富士を突き出して連勝。
三日目、小結嘉風に寄り切られて初黒星。
四日目、元大関琴奨菊に俵まで追い込まれるも、掬い投げで逆転し3勝目。
五日目、過去7戦全敗と分の悪い 新関脇の御嶽海に押し出されて2敗目。
六日目、大関豪栄道を突き落として4勝目。
七日目栃ノ心、中日正代と連敗。4勝4敗と星が五分に。
九日目、初顔の貴景勝を押し倒して5勝目。
十一日目、新大関高安を押し出し、3大関全員撃破。
十二日目、横綱白鵬に寄り切られて6勝6敗に。先場所に続く二桁勝利はならず。白鵬はこの白星で通算勝利1047となり、歴代1位の魁皇に並ぶ。歴史的な一番となり、敗れたこの取組が何度も流れることについて「嫌じゃない」「何度も流れれば、いい勉強になる。ああ、なるほどと思える」と前向きに話す。(→出典:時事通信記事 記事が表示されない場合は→こちら
十三日目初顔の北勝富士に敗れて連敗。初めて黒星先行となる。
十四日目、宇良を叩き込んで7勝7敗に。
千秋楽、栃煌山に押し出され、7勝8敗で今場所を終える。
負け越しは、昨年5月場所以来、7場所ぶり。



(初) 勢戦 ○押し出し 3.1秒
 勢、先に右手をつく。玉鷲、左手をつこうとする。勢、突っ掛ける。2度目、勢、先に右手をつく。玉鷲、左、右と手をつく。勢、素早く立ち、右肩から踏み込む。玉鷲、右手を出して低く当たり、突っ張りながら前に出る。勢、下からあてがうが相手の圧力に下がり、右足が俵の外に出、体勢を崩して土俵内に両手をつく。
20170709 01 314 玉鷲 押し出し 勢 40 勢の足が出た場面

(2) 照ノ富士戦 ○突き出し 7.0秒
 玉鷲、先に左手をつく。照ノ富士、仕切り線後方でサッと手をつく。玉鷲、やや左へ踏み出し、両手を出して当たり、左で押っ付けながら左へ回る。照ノ富士、向き直る。玉鷲、右喉輪で押し上げる。照ノ富士、左で喉輪を外し、右を差そうとする。玉鷲、突き上げながらどんどん前に出、左喉輪で仰け反らせる。照ノ富士、俵に詰まる。玉鷲、両手で相手の胸に突き放す。照ノ富士、俵の外に出る。
20170710 02 315 玉鷲 突き出し 照ノ富士 37
〔殊勲インタビューを受ける玉鷲〕
20170710 02 315 玉鷲 突き出し 照ノ富士 75 玉鷲 01

(3) 嘉風戦 ●寄り切り 17.2秒
 嘉風、先に両手をつく。玉鷲、左手をつく。嘉風、頭から低く踏み込む。玉鷲、その場で立ち、両手突きで相手を起こし、顎に向かって突っ張る。嘉風、下からあてがって下がらず。玉鷲、叩きながら下がり、土俵際右から突く。嘉風、土俵際右足一本になるが堪え、向き直る。玉鷲、土俵際突き放す。嘉風、頭を下げて中に入ろうとする。玉鷲、少し引いて体を離す。嘉風、突き放す。玉鷲、土俵際、相手の肩を押す。嘉風、左を差して下手を取り、右下手も取って寄る。玉鷲、俵の上で相手の廻しを切り、俵伝いに左へ回って右を巻き替えて差す。嘉風、相手の胸を押す。玉鷲、俵を割る。
20170711 03 314 嘉風 寄り切り 玉鷲 40

(4) 琴奨菊戦 ○掬い投げ 6.5秒
 玉鷲、先に手をつく。琴奨菊、仕切り線後方でサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。玉鷲、頭から踏み込む。琴奨菊、左肘を固めて当たり、左を差しながら前に出る。玉鷲、俵に詰まるが、左を差し込み、左差し手を返しながら土俵際を左へ回る。琴奨菊、前に出る。玉鷲、素早く回り込みながら左で掬って体を離す。琴奨菊、土俵に這い、玉鷲、残してから俵の外に飛び出す。
20170712 04 314 玉鷲 掬い投げ 琴奨菊 37

(5) 御嶽海戦 ●押し出し 5.7秒
 御嶽海、先に手をつく。玉鷲、左手をつき、右手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。玉鷲、右手を出して頭から踏み込む。御嶽海、低く当たる。玉鷲、右喉輪で相手を起こし、突っ張る。御嶽海、下からあてがって下がらず。玉鷲、少し引く。御嶽海、乗じて前に出、突き放す。玉鷲、俵の外に出る。
20170713 05 315 御嶽海 押し出し 玉鷲 40

(6) 豪栄道戦 ○突き落し 7.1秒
 豪栄道、先に右手をつく。玉鷲、左手をつき、右手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。豪栄道、左肘を固める。玉鷲、右手を出して頭から踏み込み、突き放す。豪栄道、上体が起きる。玉鷲、突き放しながら前に出る。豪栄道、叩きながら左に回る。玉鷲、前のめりになりながら向き直る。豪栄道、前に出る。玉鷲、突っ張る。豪栄道、両差しになって寄る。玉鷲、土俵際、左から突く。豪栄道、体が飛んで土俵に裏返る。
20170714 06 315 玉鷲 突き落とし 豪栄道 40
〔殊勲インタビューを受ける玉鷲〕
20170714 06 315 玉鷲 突き落とし 豪栄道 75 玉鷲 01

(7) 栃ノ心戦 ●寄り切り 11.9秒
 栃ノ心、先に両手をつく。玉鷲、両手をつく。栃ノ心、素早く立ち、右肘を固めて踏み込む。玉鷲、遅れてその場で立って頭から当たり、右喉輪で押し上げる。栃ノ心、喉輪を外し、左上手に手を伸ばす。玉鷲、腰を引いて廻しを与えず、突き放し、叩き、左に回って再び突っ張る。栃ノ心、突っ張り返す。玉鷲、下から押し上げて前に出る。栃ノ心、俵に両足を掛けて堪え、相手の右側について両下手を取り、体を入れ替えて寄る。玉鷲、俵の外に出る。
20170715 07 315 栃ノ心 寄り切り 玉鷲 30
20170715 07 315 栃ノ心 寄り切り 玉鷲 40

(中) 正代戦 ●掬い投げ 4.0秒
 正代、仕切り線後方で両手をつく。玉鷲、左手をつき、右手をサッとついて頭から踏み込む。正代、胸で当たって両差しになる。玉鷲、頭をつけ、深い右上手を取る。正代、左から掬いながら左に回り、土俵際、体を開いて掬い投げ。玉鷲、左肘から土俵に落ちる。
20170716 08 314 正代 掬い投げ 玉鷲 40

(9) 貴景勝戦 ○押し倒し 12.9秒
 貴景勝、先に両手をつく。玉鷲、左手をつき、右手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。貴景勝、右手を出して頭から踏み込む。玉鷲、頭で当たり合い、両手で突き放すが少し下がる。貴景勝、押しながら前に出る。玉鷲、左足を俵に掛け、顎に向かって突き放す。貴景勝、体を離す。両者、見合う。貴景勝、腰を下ろして低く当たろうとする。玉鷲、そこで顔を押し上げて当たらせず、突っ張る。貴景勝、突き放して体を離す。玉鷲、右から張る。両者、突き放し合う。玉鷲、右から突いていなす。貴景勝、一瞬後ろ向きになり、向き直ろうとする。玉鷲、左で後ろ縦褌を取り、一気に前に出、俵に詰まった相手を押す。貴景勝、体が飛んで左肘から土俵に落ち、土俵下に転落。
〔見合う両者〕
20170717 09 315 玉鷲 押し倒し 貴景勝 15 見合う両者
〔玉鷲の押し倒し〕
20170717 09 315 玉鷲 押し倒し 貴景勝 40

(10) 日馬富士戦 ●寄り切り 7.7秒
 玉鷲、先に左手をつく。日馬富士、仕切り線後方でサッと両手をつく。玉鷲、頭から踏み込もうとする。日馬富士、左から張り、左上手を取る。玉鷲、右喉輪で押し上げるが廻しを切れず、左で押っ付け、右で相手の左腕を抱える。日馬富士、両下手を引きつけて前に出る。玉鷲、左足が俵に掛かり、機を見て体を開き、右小手投げに行く。日馬富士、堪えて両下手を引きつけて前に出る。玉鷲、右足が俵の外に滑り出る。日馬富士、気づかず、手前に下手出し投げ。玉鷲、土俵に這う。
〔足が俵の外に滑り出る玉鷲〕
20170718 10 319 日馬富士 寄り切り 玉鷲 40
〔勝負がついたことに気づかず出し投げを打つ日馬富士〕
20170718 10 319 日馬富士 寄り切り 玉鷲 45

(11) 高安戦 ○押し出し 5.1秒
 高安、先に右手をつく。玉鷲、左手をつき、右手をサッとついて立ち、頭から踏み込む。高安、右から張って左を差し、右前廻しを探る。玉鷲、廻しを与えないようにしながら下がって俵に詰まり、左を差し、右押っ付けで突きながら体を入れ替える。高安、土俵際向き直る。玉鷲、突き放す。高安、上体が起きて俵の外に出る。
20170719 11 316 玉鷲 押し出し 高安 35
〔殊勲インタビューを受ける玉鷲〕
20170719 11 316 玉鷲 押し出し 高安 75 玉鷲 15

(12) 白鵬戦 ●寄り切り 8.1秒
 玉鷲、先に左手をつく。白鵬、右、左とサッと手をつく。玉鷲、素早く立ち、頭から踏み込もうとする。白鵬、左から張り、右肘でかち上げる。玉鷲、左腕でかち上げを防ぎ、突き放す。白鵬、左から突いていなす。玉鷲、少し泳ぐが、土俵際向き直って押す。白鵬、左から突き、右から張り、両手で押す。玉鷲、左足が俵に掛かる。白鵬、両差しになり、左差し手を返して寄る。玉鷲、土俵下に落ちる。白鵬、通算勝利数歴代1位の1047勝に並ぶ。
20170720 12 318 白鵬 寄り切り 玉鷲 40

(13) 北勝富士戦 ●押し出し 3.9秒
 北勝富士、先に右手をつく。玉鷲、左手をつく。北勝富士、左手をサッとついて素早く立つが、玉鷲立てず。2度目、北勝富士、先に右手をつく。玉鷲、左手をつく。両者、ほぼ同時に立って頭を下げる。北勝富士、左へ踏み出し、左押っ付けで突く。玉鷲、向き直る。北勝富士、一瞬両差しになる。玉鷲、右小手投げに行こうとする。北勝富士、相手の胸を押しながら前に出る。玉鷲、上体が起きて俵の外に出る。
20170721 13 317 北勝富士 押し出し 玉鷲 40

(14) 宇良戦 ○叩き込み 3.4秒
 宇良、仕切り線後方で先に手をつく。玉鷲、左手をつき、右手をサッとついて見ながら立つ。宇良、右手を出して頭を下げる。玉鷲、両手で相手の肩を押さえる。宇良、自分から下がって右足を俵に掛ける。玉鷲、見ながら押す。宇良、押し返し、低い体勢で前に出る。玉鷲、叩きながら左へ回る。宇良、足が宙を舞い、土俵に裏返る。
20170722 14 317 玉鷲 叩き込み 宇良 40

(楽) 栃煌山戦 ●押し出し 4.5秒
 玉鷲、先に左手をつく。栃煌山、腰を下ろす。玉鷲、突っ掛ける。2度目、玉鷲、先に左手をつく。栃煌山、腰を下ろし、仕切り線後方で両手をサッとついて立つ。玉鷲、両手を出す。栃煌山、右手を出し、左肘を固めて当たる。玉鷲、両手突きから突き放そうとする。栃煌山、下がらず、押しながら前に出る。玉鷲、両足を俵に掛けて仰け反る。栃煌山、一瞬左下手を取る。玉鷲、俵の上で左から突きながら左へ回ろうとする。栃煌山、逃さず押す。玉鷲、俵の外に出る。
20170723 15 317 栃煌山 押し出し 玉鷲 35
20170723 15 317 栃煌山 押し出し 玉鷲 40

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高安 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-たかやす

先場所は、関脇で11勝4敗の成績を上げ、三役での連続3場所の合計勝ち星が34勝となり、場所後、大関に昇進。→先場所の取組内容
昇進後は、ボートレース場でのトークショーに出演したり(→トークショー画像)、地元茨城県土浦市役所を訪問したりした(→土浦市役所訪問)。
また、同じ茨城県出身で兄弟子の横綱稀勢の里の太刀持ちとして、茨城県水戸市の横綱常陸山像の前での土俵入りも務めた。大関が太刀持ちを務めるのは異例。(→常陸山像前土俵入り)
番付発表では、優勝への意欲を口にした。(→TBS→NHK
名古屋場所宿舎であるお寺での交流イベントでは稀勢の里とともに笑顔を見せた(→NHK→TBS )。
稽古では、春場所前以来、稀勢の里と久々に稽古。また、二所ノ関一門連合稽古では、琴奨菊、北勝富士らと稽古した。(→NHK NW9での高安特集→舞の海さん高安への期待→デーモン閣下高安への期待
新大関として迎えた今場所、初日は、初顔の北勝富士に押し倒されて黒星発進。(→支度部屋での表情
二日目勢を寄り切って初日を出す。(支度部屋でのコメント →NHK →TBS
そこから白星を連ね、小結琴奨菊、新関脇御嶽海らを倒して7連勝。(→芝田山親方、高安について
九日目、小結嘉風に寄り切られて2敗目。
十日目、宇良と初対戦。自ら俵まで下がり、助走をつけてぶつかってくる相手をしっかり受け止める。足を取られるも、首投げで倒して勝ち越しを決める。
十一日目、関脇玉鷲に押し出されて3敗目。
そこから黒星が連なり、栃煌山、横綱白鵬、横綱日馬富士に敗れて4連敗。
千秋楽、大関豪栄道を叩き込み、9勝6敗で今場所を終える。



(初) 北勝富士戦 ●押し倒し 9.1秒
 北勝富士、先に右手をつく。高安、両手をサッとつき、踏み込む。北勝富士、頭から低く当たる。高安、両肘を固めてかち上げ気味に当たろうとするが、上体が高くすっぽ抜ける。北勝富士、右で押っ付け、左喉輪で押し上げ、再び頭で当たり、右に回る。高安、向き直って突き放そうとする。北勝富士、両差しになる。高安、右で小手に巻いて下がる。北勝富士、どんどん前に出る。高安、土俵際を右に回り、左で首を巻いて首投げに行く。北勝富士、落ちずに右で押す。高安、俵の外に倒れる。
〔首投げに行く高安〕
20170709 01 315 北勝富士 押し倒し 高安 35
〔北勝富士の押し倒し〕
20170709 01 315 北勝富士 押し倒し 高安 40

(2) 勢戦 ○寄り切り 3.5秒
 勢、右手をつく。高安、すぐに仕切り線後方でサッと両手をつき、両肘を固めて踏み込む。勢、頭から当たるが、相手の当たりに上体が起きる。高安、前に出ようとする。勢、右で小手に巻いて右へ回り、土俵際左で頭を叩く。高安、左差しで前に出る。勢、俵の外に出、土俵下に飛び落ちる。高安、俵の外に転がる。
20170710 02 316 高安 寄り切り 勢 40

(3) 琴奨菊戦 ○突き落し 4.9秒
 高安、先に手をつく。琴奨菊、仕切り線後方でサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。琴奨菊、右肘を固めて頭から踏み込む。高安、両肘を固めて当たる。琴奨菊、左をねじ込む。高安、左を差す。琴奨菊、左差し手を返して前に出る。高安、右から突き、左で頭を押さえつけながら右に回る。琴奨菊、土俵に転がる。
20170711 03 317 高安 突き落とし 琴奨菊 40

(4) 御嶽海戦 ○突き出し 8.7秒
 御嶽海、先に手をつく。高安、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。御嶽海、左肘を固めて頭から踏み込む。高安、両肘でかち上げる。御嶽海、仰け反るが堪え、右を差して右に回る。高安、右押っ付けついて行き、叩いて右に回る。御嶽海、向き直る。高安、突っ張り、叩いて左に開く。御嶽海、前のめりになるが向き直る。高安、突き放す。御嶽海、俵に詰まる。高安、相手の胸を突く。御嶽海、土俵下に飛び落ちる。
20170712 04 315 高安 突き出し 御嶽海 40

(5) 貴景勝戦 ○突き落し 3.0秒
 貴景勝、先に両手をつく。高安、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。貴景勝、両手を出して頭から踏み込む。高安、両肘を固めてかち上げる。貴景勝、上体が起きる。高安、突っ張り、右に開いて右から突く。貴景勝、土俵に落ちる。
20170713 05 317 高安 突き落とし 貴景勝 37

(6) 栃ノ心戦 ○寄り切り 95.1秒
 栃ノ心、両手をつく。高安、すぐに仕切り線後方でサッと手をつき、両肘を固めて踏み込む。栃ノ心、両肘を固めて胸で当たる。両者、突き放し合う。栃ノ心、左を差し、右押っ付けから上手を取って絞り、左差し手を返す。高安、左を十分差せず、左下手前廻しを取り、左半身で上体が起きた体勢。栃ノ心、頭をつけて左前廻しも取る。高安、右で相手の左手首を掴む。両者、止まる(約5秒間)。栃ノ心、両前廻しを引きつけて前に出る。高安、右で頭を押さえながら左へ回って堪える。両者、止まる(約6秒間)。栃ノ心、両前廻しを持ったまま右足を飛ばして相手の左足を蹴る。高安、堪える。栃ノ心、両廻しを引きつけて前に出ようとする。高安、左に回り、左下手出し投げを打つ。栃ノ心、左下手が切れるが、再び取って頭をつける。高安、左下手を持って半身の体勢。両者、しばらく止まる(約24秒間)。栃ノ心、両廻しを引きつけて前に出る。高安、左に回って堪える。栃ノ心、左下手を離し、右上手出し投げを打つ。高安、堪え、土俵際、左下手出し投げを打ちながら右で叩き、正対して左を差し直し、やや深い左下手を取る。両者、左四つで胸が合い、栃ノ心が右上手、高安が左下手を持った体勢で止まる(約7秒間)。高安、左下手投げで振り回し、腰を引いて相手の上手を切る。栃ノ心、右を巻き替えて差す。高安、左上手を持って寄る。栃ノ心、上体が起きて俵を割る。
〔高安の下手投げ〕
20170714 06 317 高安 寄り切り 栃ノ心 30 高安の下手投げ
〔巻き替える栃ノ心〕
20170714 06 317 高安 寄り切り 栃ノ心 35 巻き替える栃ノ心
〔高安の寄り切り〕
20170714 06 317 高安 寄り切り 栃ノ心 40

(7) 正代戦 ○突き倒し 4.0秒
 正代、仕切り線後方で先に両手をつく。高安、仕切り線後方でサッと手をついて素早く立ち、両肘を固めて胸から踏み込む。正代、胸で当たるが、相手の当たりに弾かれて少し下がる。高安、顎に向かって突っ張りながら前に出る。正代、下からあてがうが俵に詰まる。高安、突き放す。正代、俵の外に膝をつき、尻から土俵下に落ちる。
20170715 07 316 高安 突き倒し 正代 42

(中) 千代翔馬戦 ○寄り倒し 15.1秒
 高安、右手をつく。千代翔馬、左、右とサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。千代翔馬、頭から踏み込み、右上手を狙う。高安、右でかち上げて相手を起こす。千代翔馬、右上手は取れず、左下手を取る。高安、右で相手の左腕を極め気味に抱え、左下手を取り、右上手に手を伸ばす。千代翔馬、腰を捻って上手を与えず。両者、右上手に手を伸ばす。千代翔馬、右を巻き替えようとする。高安、乗じて一気に前に出る。千代翔馬、俵に詰まり、右から突き落とそうとするが、俵の外に倒れる。高安、その上に落ちる。
20170716 08 317 高安 寄り倒し 千代翔馬 40

(9) 嘉風戦 ●寄り切り 5.2秒
 嘉風、先に両手をつく。高安、腰を下ろし、仕切り線後方でサッと手をつく。両者、ほぼ同時に立つ。嘉風、右肘を固めて頭から踏み込む。高安、右肘でかち上げて相手を起こす。嘉風、左廻しを取る。高安、右で相手の左腕を抱えて振って下手を切る。嘉風、再び左下手を取り、右筈で押し上げながら寄る。高安、上体が起きて俵を割る。
20170717 09 316 嘉風 寄り切り 高安 40

(10) 宇良戦 ○首投げ 33.8秒
 宇良、仕切り線後方で右手をつく。高安、すぐに右手をつく。両者、左手をサッとついて立つ。宇良、頭を下げて踏み込む。高安、見ながら両手を出し、突き放す。宇良、下がって右足を俵に掛け、左に回って相手の右足を狙う。高安、見ながら突き放す。宇良、下がって右足を俵に掛ける。両者、見合う。高安、左から張ろうとする。宇良、頭を下げてかわし、踏み込んで当たり、押し上げる。高安、左で顔を押し上げる。宇良、体を離し、頭から当たる。高安、突き放し、右から張る。宇良、頭を下げ、相手の右足を取ろうとする。高安、右で相手の左腕を抱えて左に回る。宇良、左下手投げに行く。高安、右で差し手を抱えながら堪え、左を差そうとする。宇良、右から絞り、左差し手を抜き、両手で相手の左腕を手繰って右に回る。高安、土俵際になる。宇良、押し上げる。高安、動じず、押す。宇良、自ら大きく下がって右足を俵に掛け、そこから走り込んで相手にぶつかる。高安、当たる。宇良、下がって再び右足を俵に掛ける。高安、見ながらじりじり前に出る。両者、押して体を離す。宇良、踏み込んで相手の右足を取り、抱え上げて前に出る。高安、右で首を巻いて首投げに行き、右膝で相手の左足を跳ね上げる。宇良、土俵に裏返る。その後、高安、土俵に膝から落ちる。
〔自ら俵まで下がり、走り込んで高安にぶつかる宇良〕
20170718 10 317 高安 首投げ 宇良 20 下がって走り込む 01
20170718 10 317 高安 首投げ 宇良 20 下がって走り込む 02
20170718 10 317 高安 首投げ 宇良 20 下がって走り込む 05
20170718 10 317 高安 首投げ 宇良 20 下がって走り込む 07
〔高安の首投げ〕
20170718 10 317 高安 首投げ 宇良 37
20170718 10 317 高安 首投げ 宇良 40

(11) 玉鷲戦 ●押し出し 5.1秒
 高安、先に右手をつく。玉鷲、左手をつき、右手をサッとついて立ち、頭から踏み込む。高安、右から張って左を差し、右前廻しを探る。玉鷲、廻しを与えないようにしながら下がって俵に詰まり、左を差し、右押っ付けで突きながら体を入れ替える。高安、土俵際向き直る。玉鷲、突き放す。高安、上体が起きて俵の外に出る。
20170719 11 316 玉鷲 押し出し 高安 35

(12) 栃煌山戦 ●送り出し 22.8秒
 高安、先に右手をつく。栃煌山、足をジリッとすり、手をサッとついて立ち、左肘を固めて踏み込む。高安、胸から当たってかち上げ、突き放す。栃煌山、少し下がるが、張り手を交えて突き放しながら前に出る。高安、右から張る。栃煌山、押し上げ、右から張り、突き放し、更に右から張って両差しを狙う。高安、右から張る。栃煌山、右から張る。高安、両差しを狙う。栃煌山、左で押っ付け、右喉輪で突き放す。高安、胸で当たり、叩きながら左に回る。栃煌山、向き直って右から張り、前に出る。高安、左に開く。栃煌山、向き直る。高安、両手で突き放す。栃煌山、右喉輪、左筈で押しながら前に出る。高安、左足が俵に掛かる。栃煌山、叩きながら引く。高安、堪える。栃煌山、両差しになり、右で後ろ廻しを取る。高安、左で差し手を抱え、左上手に手を伸ばすが取れず。栃煌山、右下手を持って前に出、後ろについて送り出す。高安、土俵下に飛び落ちる。
〔栃煌山の張り手〕
20170720 12 317 栃煌山 送り出し 高安 15 栃煌山の張り手
〔栃煌山の送り出し〕
20170720 12 317 栃煌山 送り出し 高安 40

(13) 白鵬戦 ●押し倒し 18.4秒
 白鵬は仕切り線上で、高安は仕切り線後方で、両者、ほぼ同時に手をつく。白鵬、素早く立つ。高安、左肘を固める。白鵬、右に踏み出し、右から突く。高安、向き直る。白鵬、左喉輪で突き放し、左で肩を押し上げながら右で絞り、右に回る。高安、向き直る。白鵬、押し上げる。高安、相手の手を叩いて体を離す。白鵬、右押っ付けで押し上げながら前に出、土俵際の相手を左喉輪で押し上げる。高安、俵伝いに左に回りながら右で喉輪を外し、右を差して中に戻ろうとする。白鵬、叩きながら土俵際を左に回って中に戻る。高安、向き直る。両者、体が離れて見合う。白鵬、右押っ付けで前に出る。高安、俵に掛かった右足一本で傾く。白鵬、そのまま突く。高安、土俵に落ちる。
20170721 13 319 白鵬 押し倒し 高安 37

(14) 日馬富士戦 ●とったり 3.4秒
 高安、先に右手をつく。日馬富士、両手をサッとつく。高安、左肘を固めて踏み込もうとする。日馬富士、左手を出して鋭く踏み込む。高安、やや右に踏み出し、右上手を狙う。日馬富士、右に回って上手を与えず、右で相手の左腕を抱え、体を開いてとったりで振り回す。高安、右手をつき、土俵下に転がり落ちる。
20170722 14 320 日馬富士 とったり 高安 35

(楽) 豪栄道戦 ○叩き込み 3.4秒
 高安、先に右手をつく。豪栄道、右手をサッとつき、左肘を固めて頭から踏み込む。高安、右肘でかち上げて相手を起こし、突っ張る。豪栄道、相手の手を叩きながら左へ回る。高安、向き直って叩く。豪栄道、土俵に倒れる。
20170723 15 318 高安 叩き込み 豪栄道 40

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豪栄道 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-ごうえいどう

5度目の角番だった先場所は、9勝6敗の成績で大関の地位を守った。→先場所の取組内容
今場所は、初日に栃ノ心の掬い投げに一瞬早く俵の外に出、黒星発進。
二日目、分の悪い 小結 嘉風に寄り切られて連敗。嘉風との対戦成績は9勝12敗に。
三日目、初日に横綱稀勢の里を撃破した新関脇御嶽海を押し出し、初日を出す。
四日目勢、五日目正代を倒して3連勝。3勝2敗と白星先行に。
六日目、関脇玉鷲に突き落とされて3敗目。
七日目貴景勝、八日目北勝富士と、ともに初顔で埼玉栄高校の後輩にあたる相手に連勝し、5勝3敗と白星先行。
九日目、千代翔馬に首投げで倒されて4敗目。
十日目、小結琴奨菊に送り出されて連敗。5勝5敗と星が五分に。
十一日目、ともに大阪府寝屋川市出身の宇良と対戦。押し出して6勝目。
十二日目、輝を引き落として連勝。7勝と勝ち越しまであと1つとする。
十三日目横綱日馬富士、十四日目横綱白鵬と連敗し、7勝7敗に。
千秋楽、4連敗していた新大関高安に叩き込まれて負け越し。来場所は6度目の角番となる。



(初) 栃ノ心戦 ●掬い投げ 22.7秒
 豪栄道、先に右手をつく。栃ノ心、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。栃ノ心、右肘を固めて踏み込む。豪栄道、頭から低く当たり、左上手を探る。栃ノ心、左へ踏み出して上手を与えず、左で相手の差し手を引っ張り込み、深い左上手を取る。豪栄道、右下手を取り、左上手も取って前に出る。栃ノ心、右下手を取り、両廻しを持って堪える。両者、胸が合う。栃ノ心、左上手をやや手前にする。豪栄道、左に回る。栃ノ心、両廻しを引きつけて前に出る。豪栄道、両廻しを持ちながら俵に両足を掛けて堪え、土俵際を左へ回って相手の上手を切り、左上手出し投げで振って前に出る。栃ノ心、土俵際、右に回りながら右から掬って体を離す。両者、土俵外に飛び出るが、豪栄道が一瞬早く外に出る。
20170709 01 316 栃ノ心 掬い投げ 豪栄道 35
20170709 01 316 栃ノ心 掬い投げ 豪栄道 40

(2) 嘉風戦 ●寄り切り 4.3秒
 豪栄道、右手をつこうとして止める。両者、見合ってなかなか手をつかず、嘉風、立合いを嫌う。2度目、嘉風、仕切り線後方で先に両手をつく。豪栄道、右手をサッとついて素早く立つ。嘉風、立てず。3度目、嘉風、仕切り線後方で先に両手をつく。豪栄道、右手をサッとついて素早く立ち、両腕を内に入れて頭から踏み込む。嘉風、頭を下げて左肘を固め、両者、頭で当たり合う。嘉風、左を差そうとする。豪栄道、右で差し手を抱えて前に出ようとする。嘉風、左差し手を抜き、左に回って左で後ろ廻しを取る。豪栄道、上体が起き、叩きながら左を差すが、左足一本で俵に詰まる。嘉風、頭をつけて前に出る。豪栄道、俵を割る。
20170710 02 317 嘉風 寄り切り 豪栄道 43

(3) 御嶽海戦 ○押し出し 2.9秒
 御嶽海、先に右手をつく。豪栄道、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。豪栄道、両肘を固めて頭から踏み込む。御嶽海、両肘を固めて当たる。豪栄道、左を差そうとする。御嶽海、右を巻き替えて差す。豪栄道、頭をつけて左押っ付けで前に出る。御嶽海、引いて俵に詰まり、棒立ちになる。豪栄道、そこを押す。御嶽海、俵を割る。
20170711 03 315 豪栄道 押し出し 御嶽海 40

(4) 勢戦 ○寄り切り 2.3秒
 豪栄道、先に右手をつく。勢、仕切り線後方で両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。勢、右肩から踏み込む。豪栄道、左上手前廻しを取る。勢、右で差し手を抱え、小手に振りながら下がる。豪栄道、乗じて左差しで前に出る。勢、土俵下に落ちる。
20170712 04 316 豪栄道 寄り切り 勢 40

(5) 正代戦 ○寄り倒し 21.3秒
 正代、仕切り線後方で先に両手をつく。豪栄道、両手をサッとつき、素早く立って低く踏み込む。正代、右肘を固めてその場で当たる。豪栄道、左押っ付けで一気に前に出る。正代、両足が俵に詰まるが、堪えて右下手を取り、一気に前に出る。豪栄道、左足が俵に掛かり、右掬い投げで体を離し、体勢を立て直す。正代、両差しを狙いながら当たる。豪栄道、左から突いて体を離し、左に回って廻しを探る。正代、向き直って廻しを与えず。両者、体が離れて見合う。豪栄道、押し上げる。正代、左下手を取る。豪栄道、右で相手の左腕を抱えてとったり気味に振り、右を差す。正代、土俵際で右下手を取る。豪栄道、左上手を取る。正代、じわりと中に戻り、左を巻き替えようとする。豪栄道、右上手前廻しを取り、両上手を引きつけて前に出る。正代、左差し手を抜き、俵に詰まる。豪栄道、体を預ける。正代、俵の外に尻餅。豪栄道、相手の上に乗る。
20170713 05 318 豪栄道 寄り倒し 正代 40

(6) 玉鷲戦 ●突き落し 7.1秒
 豪栄道、先に右手をつく。玉鷲、左手をつき、右手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。豪栄道、左肘を固める。玉鷲、右手を出して頭から踏み込み、突き放す。豪栄道、上体が起きる。玉鷲、突き放しながら前に出る。豪栄道、叩きながら左に回る。玉鷲、前のめりになりながら向き直る。豪栄道、前に出る。玉鷲、突っ張る。豪栄道、両差しになって寄る。玉鷲、土俵際、左から突く。豪栄道、体が飛んで土俵に裏返る。
20170714 06 315 玉鷲 突き落とし 豪栄道 40

(7) 貴景勝戦 ○叩き込み 2.2秒
 貴景勝、先に両手をつく。豪栄道、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。貴景勝、右手を出して頭から踏み込む。豪栄道、左肘を固めて踏み込み、左上手に手を伸ばす。貴景勝、腰を引いて廻しを与えず。豪栄道、叩きながら左に回る。貴景勝、前のめりになって土俵に這う。
20170715 07 317 豪栄道 叩き込み 貴景勝 40

(中) 北勝富士戦 ○寄り切り 2.6秒
 北勝富士、先に右手をつく。豪栄道、右手をつき、両者、左手をサッとついてほぼ同時に立つ。北勝富士、左手を出す。豪栄道、頭から踏み込んで当たり、両差しで一気に前に出る。北勝富士、左上手を取るが切れ、土俵際叩こうとするが土俵下に落ちる。
20170716 08 316 豪栄道 寄り切り 北勝富士 37

(9) 千代翔馬戦 ●首投げ 1.8秒
 豪栄道は右手を、千代翔馬は両手をサッとついて立つ。しかし、手つき不十分で式守勘太夫が両者を止める。2度目、千代翔馬、右手をつく。豪栄道、右手をサッとついて素早く立つ。千代翔馬、左手をサッとついてその場で伸び上がり、叩きながら右に変わる。豪栄道、動じず両差しで前に出る。千代翔馬、土俵際、左首投げ。豪栄道、土俵に倒れる。直後、千代翔馬、土俵下に落ちる。軍配、千代翔馬。「物言い」がついたが、豪栄道の膝が先についているとし、「軍配通り」千代翔馬の勝ちとなる。
20170717 09 317 千代翔馬 首投げ 豪栄道 40
20170717 09 317 千代翔馬 首投げ 豪栄道 60 説明する二所ノ関審判長

(10) 琴奨菊戦 ●送り出し 1.9秒
 豪栄道、先に右手をつく。琴奨菊、仕切り線後方で手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。豪栄道、左肘を固めて踏み込む。琴奨菊、右肘を固めて当たり、左から突いていなし、後ろから押して前に出る。豪栄道、土俵下に飛び落ちる。
20170718 10 316 琴奨菊 送り出し 豪栄道 40

(11) 宇良戦 ○押し出し 4.0秒
 宇良、仕切り線後方で先に手をつく。豪栄道、右手をサッとついて素早く立ち、左肘を固めて踏み込む。宇良、頭から踏み込む。豪栄道、深い左上手に手を伸ばす。宇良、体を離して廻しを与えず。豪栄道、前に出ながら左を差す。宇良、俵に足が掛かり、体を離そうとする。豪栄道、相手の胸を押す。宇良、俵の外に出る。
20170719 11 317 豪栄道 押し出し 宇良 40

(12) 輝戦 ○突き落し 2.3秒
 輝、先に左手をつき、相手が手をつこうとしたときに突っ掛ける。2度目、豪栄道は右手、輝は左手をつく。豪栄道、左手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。豪栄道、左肘を固めて頭から踏み込む。輝、右で相手を突き起こし、突っ張ろうとする。豪栄道、左から突いていなす。輝、前に飛び落ちる。
20170720 12 316 豪栄道 突き落とし 輝 40

(13) 日馬富士戦 ●押し出し 2.5秒
 豪栄道、先に右手をつく。日馬富士、仕切り線後方で両手をサッとつく。豪栄道、素早く立って頭を下げる。日馬富士、頭から踏み込む。豪栄道、右を差す。日馬富士、右前廻しを探る。豪栄道、叩きながら引いて廻しを切るが土俵際。日馬富士、突き放す。豪栄道、上体が起きて俵を割る。
20170721 13 318 豪栄道 押し出し 日馬富士 40

(14) 白鵬戦 ●叩き込み 1.9秒
 豪栄道、先に右手をつく。白鵬、両手をサッとついて立つ。豪栄道、左肘を固める。白鵬、左から張って右肘でかち上げる。豪栄道、上体が起きる。白鵬、両手で相手の頭を叩きながら右に回る。豪栄道、土俵に這う。
20170722 14 319 白鵬 叩き込み 豪栄道 15-2 かち上げ
20170722 14 319 白鵬 叩き込み 豪栄道 40

(楽) 高安戦 ●叩き込み 3.4秒
 高安、先に右手をつく。豪栄道、右手をサッとつき、左肘を固めて頭から踏み込む。高安、右肘でかち上げて相手を起こし、突っ張る。豪栄道、相手の手を叩きながら左へ回る。高安、向き直って叩く。豪栄道、土俵に倒れる。
20170723 15 318 高安 叩き込み 豪栄道 40

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