各日の幕内取組内容の冒頭に書いたその日のまとめを集めました。
三日目以降は、成績上位者の名前も掲載。
◆初日◆
初日から白鵬、稀勢の里、鶴竜の3横綱が休場。初めて一人横綱となった日馬富士は、小結 栃煌山を上手投げで倒して白星発進。
大関2場所目の高安は、栃ノ心を押し出して初日白星。
角番の大関 豪栄道は琴奨菊に、照ノ富士は北勝富士に敗れ、ともに初日黒星。
関脇2場所目の御嶽海は、初めて前頭上位に上がった阿武咲に叩き込まれて黒星発進。
35歳で最関脇となった嘉風は、千代大龍の突き出されて黒星発進。
小結 玉鷲は、分の悪い松鳳山に引き落とされて黒星発進。三役以上で勝ったのは、横綱日馬富士と大関高安の二人のみ。
宇良は、正代をとったりで倒して土俵に残り、初日白星。
隠岐の海は、力強い上手投げで遠藤を倒し、初日白星。
新入幕の朝乃山は、蒼国来を寄り切って白星発進。
→初日幕内取組内容へ◆二日目◆
横綱日馬富士は、栃ノ心を豪快な下手投げで倒し、2連勝。
大関高安は、小結玉鷲に押し出されて黒星。この相撲で、右足太ももを痛めて車椅子で花道を下がる。また、勝った玉鷲も右足首を捻って痛めたよう。
角番の大関豪栄道は、前日照ノ富士を破った北勝富士を押し出して初日を出す。
もう一人の角番大関照ノ富士は、琴奨菊に寄り切られて連敗。
関脇御嶽海は、千代大龍に叩き込まれて連敗。千代大龍は初日の嘉風に続いて2関脇を破って連勝。
もう一人の関脇嘉風は、阿武咲と熱戦の末に押し倒されて連敗。阿武咲は、初日の御嶽海に続いて2関脇を破って連勝。
宇良は、先場所初めて破った貴景勝と対戦。しかし、突っ張られて俵に詰まり、痛めている右足で堪えて倒れる。この相撲で、右足の状態を悪化させ、車椅子で花道を下がる。貴景勝は連勝。
→二日目幕内取組内容へ◆三日目◆
大関高安、平幕の宇良が休場。幕内の休場者は7人に。
横綱日馬富士は、琴奨菊との立合いで呼吸が合わずに力を抜くが、「待った」は認められずに初黒星。日馬富士が敗れたことで、三役以上の勝ちっ放し力士はいなくなり、3連勝は平幕の6人となる。琴奨菊は、3連勝。新入幕から76場所目での初金星となり、昭和以降最スロー記録にもなる。
角番大関照ノ富士は、栃ノ心を寄り切って初日。栃ノ心は3連敗。
もう一人の角番大関豪栄道は、関脇嘉風と対戦。立合いの変化から叩き込み、2勝目。嘉風は3連敗。
関脇2場所目の御嶽海は、松鳳山を引き落として初日。松鳳山は初黒星。
幕内3場所目で自己最高位前頭3枚目の阿武咲は、小結玉鷲を送り出して3連勝。前日右足首を痛めた玉鷲は、2敗目。
十両の安美錦が、昨年5月場所以来(
→安美錦2016年5月場所取組内容)の幕内土俵に上がり、徳勝龍と対戦。突き落として3連勝。徳勝龍は3連敗。
ともに昨年3月場所に三段目付け出しデビューを果たした二人、新入幕の朝乃山と再入幕の豊山が対戦。朝乃山が押し倒しで勝つ。
<成績上位者>
全勝 琴奨菊、阿武咲、千代大龍、貴景勝、貴ノ岩、大栄翔(6人)
→三日目幕内取組内容へ◆四日目◆
前日初黒星を喫した一人横綱の日馬富士は、北勝富士と対戦。俵に追い詰めるも回り込んで残され、寄り切られて連敗。北勝富士は、先場所の鶴竜に続く2つめの金星獲得。
角番大関照ノ富士は、大関戦初の阿武咲に引き落とされて3敗目。自己最高位前頭3枚目の阿武咲は、1大関2関脇1小結を破って初日から4連勝。
同じく角番大関豪栄道は、栃ノ心を立合い変化から押し出して3勝目。栃ノ心は初日から4連敗。
前日横綱日馬富士を破った琴奨菊は、関脇嘉風を小手投げで倒して4連勝。嘉風は4連敗。
二日目に右足首を痛めた小結玉鷲は、過去8戦全敗と苦手の関脇御嶽海と対戦。一気の出足で寄り切り、2勝目。御嶽海は3敗目。
小結栃煌山は、正代に寄り切られて4連敗。正代は2勝目。
輝は、初日から3連勝と好調の貴景勝を押し倒し、初日を出す。
<成績上位者>
全勝 琴奨菊、阿武咲、千代大龍、貴ノ岩、大栄翔(5人)
一敗 豪栄道、北勝富士、貴景勝、荒鷲、大翔丸、遠藤(6人)
→四日目幕内取組内容へ◆五日目◆
前日、初の大関戦で照ノ富士を破った阿武咲が日馬富士と初の結びで初の横綱戦。叩き込みで勝って、ただ一人5連勝。日馬富士は3連敗。
角番大関豪栄道は、千代大龍に土俵際まで追い込まれるも、突き落としで逆転し、4勝目。初日から4連勝の千代大龍は、初黒星。
もう一人の角番大関照ノ富士は、松鳳山と対戦。寄り切りで敗れて4敗目を喫するとともに、取組後、左膝を痛そうにする。松鳳山は3勝目。
まだ白星のない関脇嘉風は、同じ日本体育大学出身で、前日横綱日馬富士を破った北勝富士と対戦。相手に引かせて一気に押し出し、初日を出す。北勝富士は2敗目。
正代は、元大関琴奨菊を寄り切って3勝目。琴奨菊は初黒星。
初日から4連敗の小結栃煌山は、同じ小結玉鷲を突き落として初日。玉鷲は3敗目。
<成績上位者>
全勝 阿武咲(1人)
一敗 豪栄道、琴奨菊、千代大龍、貴ノ岩、荒鷲、大栄翔、大翔丸(7人)
二敗 北勝富士、松鳳山、正代、貴景勝、逸ノ城、千代の国、宝富士、魁聖、遠藤、朝乃山(10人)
→五日目幕内取組内容へ◆六日目◆
横綱日馬富士が、千代大龍を寄り切って連敗を3で止める。千代大龍は2連敗。
角番大関豪栄道は、ただ一人初日から5連勝の阿武咲を押し出して5勝目。阿武咲を引きずり下ろしてトップに並ぶ。
もう一人の角番大関照ノ富士は、前日の取組で左膝を痛めて休場。今場所、3横綱2大関が休場となるのは、1918年(大正7年)夏場所以来99年ぶり。正代が不戦勝で4勝目。
前日初日を出した関脇嘉風は、小結栃煌山を寄り切って連勝。栃煌山は5敗目。
もう一人の関脇御嶽海は、初日から4連勝と好調の琴奨菊を掬い投げで倒し、3勝目。琴奨菊は連敗。
蜂窩織炎のため初日から休場していた佐田の海が今日から出場。
<成績上位者>
全勝 なし
一敗 豪栄道、阿武咲、大栄翔、大翔丸(4人)
二敗 琴奨菊、千代大龍、松鳳山、正代、貴景勝、逸ノ城、千代の国、宝富士、貴ノ岩、荒鷲、魁聖、遠藤(12人)
→六日目幕内取組内容へ◆七日目◆
前日トップに並んだ大関豪栄道は、正代を厳しい攻めで押し出し、6勝目。正代は3敗目。
前日連敗を3で止めた横綱日馬富士は、松鳳山戦。互いに張り合う展開から寄り切り、4勝3敗と白星先行に。松鳳山は3敗目。
前日初黒星を喫した阿武咲は、北勝富士を押し出して6勝目。四日目に横綱日馬富士を破った北勝富士は、そこから3連敗。
関脇御嶽海は、小結栃煌山を押し出して4勝目。栃煌山は6敗目。
関脇嘉風は、栃ノ心に足取りで勝ち、初日から4連敗のあと3連勝。栃ノ心は6敗目。
小結玉鷲は、琴奨菊を一気の出足で押し出して3勝目。琴奨菊は、初日から4連勝のあと3連敗。
追手風部屋の大栄翔と大翔丸は、ともに勝ち、大関豪栄道、阿武咲と4人で並んでトップ。
<成績上位者>
全勝 なし
一敗 豪栄道、阿武咲、大栄翔、大翔丸(4人)
二敗 千代大龍、宝富士、貴ノ岩、荒鷲(4人)
三敗 日馬富士、御嶽海、琴奨菊、松鳳山、正代、貴景勝、逸ノ城、千代の国、千代丸、魁聖、遠藤、朝乃山(12人)
→七日目幕内取組内容へ◆八日目◆
大関豪栄道は、小結玉鷲を寄り切って1敗を守る。玉鷲は5敗目。
横綱日馬富士は、今日から出場する碧山と対戦。引いて相手を呼び込むが、土俵際での上手出し投げで倒し、5勝目。碧山は1敗7休で負け越し。
横綱大関を撃破して好調の阿武咲は、栃ノ心を引き落として1敗を守り、大関豪栄道、大翔丸と3人でトップに並ぶ。
関脇嘉風は、松鳳山と張り手も交えた激しい相撲の末、寄り切りで勝利。4連敗スタートだったが4連勝で星を五分に。松鳳山は4敗目。
関脇御嶽海は、学生相撲で競った北勝富士と対戦。寄り切られて4敗目。北勝富士は、3回目の対戦で初めて御嶽海に勝利。
小結栃煌山は、琴奨菊に攻め込まれるも、掬い投げで逆転して2勝目。初日から4連勝だった琴奨菊は、4連敗で星が五分に。
六日目から休場中の角番大関照ノ富士は、今日で負け越しが決まり、来場所関脇に陥落することが決定。
<成績上位者>
全勝 なし
一敗 豪栄道、阿武咲、大翔丸(3人)
二敗 千代大龍、貴ノ岩、荒鷲、大栄翔(4人)
三敗 日馬富士、貴景勝、逸ノ城、千代の国、宝富士、遠藤、朝乃山(7人)
→八日目幕内取組内容へ◆九日目◆
大関豪栄道は、昨日から出場の碧山を突き落とし、1敗を守って勝ち越し。角番を脱出。
1敗だった阿武咲が千代大龍に叩き込まれて2敗目。同じく1敗だった大翔丸も敗れ、豪栄道が単独トップに立つ。
横綱日馬富士は、正代を寄り切って4連勝で6勝目。
関脇嘉風は、小結玉鷲を寄り切り、4連敗スタートから5連勝でついに白星先行に。玉鷲は6敗目。
関脇御嶽海は、貴景勝を引き落として5勝目。
琴奨菊は、栃ノ心を寄り切って連敗を4で止めて5勝目。栃ノ心は負け越し。
<成績上位者>
全勝 なし
一敗 豪栄道(1人)
二敗 阿武咲、千代大龍、貴ノ岩、大翔丸(4人)
三敗 日馬富士、宝富士、荒鷲、大栄翔、朝乃山(5人)
→九日目幕内取組内容へ◆十日目◆
前日単独トップに立った大関豪栄道は、小結栃煌山を押し出し、1敗を守る。栃煌山は7敗目と後がなくなる。
横綱日馬富士は、貴景勝と対戦。見合って押し合う展開から廻しを狙うが、叩き込まれて4敗目。貴景勝は初金星獲得。
関脇嘉風は、正代を押し出し、4連敗から6連勝。
関脇御嶽海は、碧山に叩き込まれて5勝5敗と五分に。途中出場の碧山は初日。
小結玉鷲は、今場所1横綱1大関撃破の北勝富士を押し出して4勝目。北勝富士は6敗目。
中日まで1敗だった阿武咲は、琴奨菊に突き落とされて3敗目。勝ち越し王手から2連敗。琴奨菊は6勝目。
宝富士は、石浦に後ろにつかれる苦しい体勢をしのぎ、送り出して7勝目。石浦は負け越し。
<成績上位者>
全勝 なし
一敗 豪栄道(1人)
二敗 千代大龍(1人)
三敗 阿武咲、宝富士、貴ノ岩、荒鷲、大翔丸、朝乃山(6人)
四敗 日馬富士、嘉風、琴奨菊、貴景勝、逸ノ城、千代の国、大栄翔、魁聖、遠藤(9人)
→十日目幕内取組内容へ◆十一日目◆
1敗で単独トップの大関豪栄道は、関脇御嶽海を寄り切り、二日目から10連勝。
豪栄道を1差で追う千代大龍は、小結玉鷲に押し出されて3敗目。2敗力士が消え、豪栄道は後続に2差をつける。玉鷲は5勝目。
前日4敗目を喫した横綱日馬富士は、逸ノ城を上手出し投げで倒して7勝目。
関脇嘉風は、碧山を押し出して4連敗スタートから7連勝。勝ち越しまであと1つとする。
前半を盛り上げた阿武咲は、小結栃煌山に押し出され、7勝してから3連敗と足踏み。栃煌山は7敗で踏み止まる。
琴奨菊は、北勝富士を力強く寄り切って7勝目。勝ち越しまであと1つとする。
貴ノ岩、新入幕の朝乃山が勝ち越し。
<成績上位者>
全勝 なし
一敗 豪栄道(1人)
二敗 なし
三敗 千代大龍、貴ノ岩、朝乃山(3人)
四敗 日馬富士、嘉風、琴奨菊、阿武咲、貴景勝、宝富士、荒鷲、大栄翔、大翔丸、遠藤(10人)
→十一日目幕内取組内容へ◆十二日目◆
1敗で単独トップの大関豪栄道が、松鳳山に叩き込まれて2敗目。しかし、単独トップは変わらず。松鳳山は2大関を破り、6勝6敗と五分に。
横綱日馬富士は、小結玉鷲を寄り切って勝ち越し。2差で豪栄道を追う。玉鷲は、7敗と後がなくなる。
関脇嘉風は、貴景勝を叩き込み、8連勝で勝ち越し。貴景勝はきょうの勝ち越しならず。
関脇御嶽海は、正代を叩き込んで6勝目。正代は7敗目。
小結栃煌山は、逸ノ城を押し出して5勝目。7敗してから連勝で踏み止まる。逸ノ城は、6勝6敗と五分に。
7勝してから3連敗で足踏みだった阿武咲が、千代の国を寄り切って勝ち越し。千代の国は6勝6敗に。
3敗だった千代大龍、貴ノ岩、朝乃山の3力士がすべて敗れ、2敗の豪栄道を追うのは、4敗の10力士となる。
<成績上位者>
全勝~一敗 なし
二敗 豪栄道(1人)
三敗 なし
四敗 日馬富士、嘉風、琴奨菊、阿武咲、千代大龍、貴ノ岩、荒鷲、大栄翔、遠藤、朝乃山(10人)
五敗 貴景勝、宝富士、千代丸、大翔丸、魁聖(5人)
→十二日目幕内取組内容へ◆十三日目◆
前日2敗目を喫したものの、まだ後続に2差をつけてトップの大関豪栄道は、貴景勝の突き放しに引いて回り込むも、体勢を崩して土俵に落ち、連敗。3敗となる。貴景勝は勝ち越し。
横綱日馬富士と関脇嘉風が4敗同士で対戦。日馬富士が鋭い立合いから圧倒し、9勝目。豪栄道との星の差が1つとなり、自力優勝の可能性が出てくる。
前日まで4敗だった琴奨菊、阿武咲、千代大龍、貴ノ岩、荒鷲、大栄翔、遠藤が敗れ、日馬富士とともに豪栄道を1差で追うのは、新入幕の朝乃山のみとなる。
関脇御嶽海は、逸ノ城を押し出して7勝目。勝ち越しまであと1つとする。
小結玉鷲は、途中出場の碧山を押し出し、7敗で踏み止まる。
小結栃煌山は、輝に押し出され、負け越しが決まる。
<成績上位者>
全勝~二敗 なし
三敗 豪栄道(1人)
四敗 日馬富士、朝乃山(2人)
五敗 嘉風、琴奨菊、阿武咲、千代大龍、貴景勝、宝富士、貴ノ岩、荒鷲、大栄翔、千代丸、大翔丸、魁聖、遠藤(13人)
→十三日目幕内取組内容へ◆十四日目◆
優勝争い単独トップながら連敗中の大関豪栄道は、貴ノ岩との熱戦の末、渡し込みで勝ち、11勝目。連敗を止めるとともに単独トップを守る。
豪栄道を1差で追う横綱日馬富士は、関脇御嶽海を寄り切って10勝目。もう一人1差で追っていた新入幕の朝乃山が敗れたため、優勝の行方は千秋楽の日馬富士-豪栄道直接対決で決まることに。御嶽海は、7勝7敗となり、千秋楽に勝ち越しを懸ける。
関脇嘉風は、荒鷲との取り直しの相撲に敗れて6敗目。今場所の二桁勝利はならず。
小結玉鷲は、正代を突き落として7勝目。千秋楽に勝ち越しを懸ける。正代は負け越し。
千代の国は、激しい相撲で魁聖を突き落とし、勝ち越しを決める。
栃ノ心は、石浦を波離間投げで倒して4勝目。
六日目から途中出場で、前日ようやく初日を出した佐田の海は、輝を寄り切って連勝。
<成績上位者>
全勝~二敗 なし
三敗 豪栄道(1人)
四敗 日馬富士(1人)
五敗 琴奨菊、阿武咲、宝富士、荒鷲、大翔丸、遠藤、朝乃山(7人)
→十四日目幕内取組内容へ◆千秋楽◆
千秋楽結び 優勝争い単独トップの大関豪栄道が、1差で追う横綱日馬富士に寄り切られ、両者が11勝4敗で並ぶ。優勝の行方は決定戦へ。その決定戦では、日馬富士が立合いで圧倒し、逆転優勝を果たす。日馬富士の優勝は、7場所ぶり9回目。3敗差を終盤五日間で逆転優勝したのは、一場所15日制が定着してから初。
御嶽海と嘉風が関脇同士で対戦。御嶽海が、土俵際の叩き込みで勝ち、勝ち越しを決める。嘉風は8勝7敗、4回目の技能賞を獲得。
小結玉鷲は、勝ち越しを懸けて貴景勝と対戦。突き出されて敗れ、7勝8敗と負け越す。貴景勝は9勝目。貴景勝は、今場所横綱日馬富士を破って初金星、また大関豪栄道も破り、初の殊勲賞を受賞。
小結栃煌山は、千代の国に引き落とされて6勝9敗。前頭7枚目の千代の国は、9勝6敗。
阿武咲は、貴ノ岩を押し出して10勝目。新入幕から3場所連続二桁勝利。15日制が定着した1949年5月場所以降では史上初の快挙。1横綱1大関を破り、2度目の敢闘賞を受賞。
新入幕の朝乃山は、勝てば三賞受賞が懸かる一番で、千代大龍を押し出して勝利。敢闘賞を受賞。
<成績上位者>
全勝~三敗 なし
四敗 日馬富士
※優勝、豪栄道(2人)
五敗 琴奨菊、阿武咲、大翔丸、遠藤、朝乃山(5人)
→千秋楽幕内取組内容へ《2017年秋場所取組内容・目次へ》