妙義龍 2014年名古屋(七月)場所取組内容

201407みょうぎりゅう.gif

関取になって初の3連勝スタート。
その後も連敗せずに白星を重ね、十二日目には早くも勝ち越しを決める。
そのまま千秋楽まで4連勝し、今場所は11勝4敗で終える。
二桁勝利は、昨年5月場所以来。

(初) 栃乃若戦 ○押し出し 4.1秒
 妙義龍、頭から低く踏み込む。栃乃若、右を差す。妙義龍、左で押っ付け、右喉輪で押し上げる。栃乃若、仰け反るが堪える。妙義龍、突き上げながら前に出る。栃乃若、再び仰け反って俵に詰まり、俵の上右足一本で右から突こうとするが、土俵下に落ちる。

(2) 遠藤戦 ○押し出し 2.4秒
 妙義龍、素早く立って踏み込み、右を差す。遠藤、立ち遅れてその場で当たりを受け、右喉輪で押し上げるが上体が起き、相手の手を叩いて下がる。妙義龍、乗じて一気に前に出、土俵際の相手を押す。遠藤、土俵下に落ちる。

(3) 千代大龍戦 ○押し出し 5.0秒
 妙義龍、右手を出しながら素早く踏み込む。千代大龍、その場で立って左肘を固めて当たり、突き放す。妙義龍、両手で突き放す。千代大龍、相手の手、頭を叩きながら引く。妙義龍、落ちずに前に出る。千代大龍、相手の右腕を抱えて俵伝いに左に回ろうとする。妙義龍、そのまま前に出る。千代大龍、回り込めずに俵の外に出る。

(4) 玉鷲戦 ●押し出し 11.4秒
 妙義龍、右手を出しながら踏み込む。玉鷲、やや左にずれて当たる。妙義龍、向き直り、右を差す。玉鷲、左で押っ付け、右喉輪で押し上げ、左で相手の差し手を外す。妙義龍、突っ張る。玉鷲、突っ張り返すが前に出られず、少し引き、土俵際で右から張る。妙義龍、突き上げる。玉鷲、俵の上で堪え、右下手を探る。妙義龍、少し下がって廻しを与えず。玉鷲、押しながら前に出、右押っ付けで一気に前に出る。妙義龍、左下手を取って右足を俵に掛けるが堪えられず、俵の外に崩れ、土俵下に転がり落ちる。玉鷲、勢い余ってその上に乗る。

(5) 宝富士戦 ○寄り切り 37.0秒
 妙義龍、素早く立って右手を出し、右肘を固めて当たる。宝富士、左肘でかち上げる。妙義龍、ややいなされるが向き直る。宝富士、右喉輪で突き放す。妙義龍、左筈で押す。宝富士、右で相手の左腕を引っ張り込み、左を差す。妙義龍、右から押っ付け、左差し手を返し、頭をつけ、素早く右を巻き替える。宝富士、左押っ付けで押し上げて前に出る。妙義龍、土俵際、右差し手を抜いて右上手を探るが取れず。宝富士、左差しで前に出、右上手に手を伸ばす。妙義龍、土俵際を右に回って上手を与えず、土俵中央に戻り、左下手を取る。宝富士、右で相手の差し手を抱えながら深い左下手を取り、右上手に手を伸ばす。妙義龍、腰を右に捻って上手を与えず、右小手投げで振る。宝富士、乗じて前に出る。妙義龍、左下手を持って右に回り、中に戻る。両者、左下手を持った体勢で止まる(開始14秒から約18秒間)。妙義龍、素早く右を巻き替える。宝富士、右を巻き替える。妙義龍、左上手を持って一気に前に出る。宝富士、左上手で右に振る。妙義龍、深い右下手も取り、両廻しを引きつけて寄り切る。

(6) 豪風戦 ●叩き込み 10.3秒
 妙義龍、右手が仕切り線より前に出、行司より注意を受け、仕切り直し。2度目、豪風、頭から踏み込む。妙義龍、右から張り、右を差そうとする。豪風、左喉輪で相手を起こす。妙義龍、両手で顎を押しながら前に出る。豪風、相手の手を叩いて土俵際を左に回る。妙義龍、右をのぞかせ、ついて行く。豪風、右喉輪で突き上げる。妙義龍、前に出ながら両手で押し上げる。豪風、体を離し、両者、見合う。妙義龍、相手の手を叩こうとする。豪風、相手の腕を叩いて左に開く。妙義龍、前のめりになり、土俵に手をつきそうになるが堪える。豪風、左に回って相手を俵に追い詰める。妙義龍、土俵際向き直る。豪風、叩いて左に開く。妙義龍、土俵に両手をつく。

(7) 北太樹戦 ○寄り切り 8.0秒
 北太樹、突っ掛ける。2度目、北太樹、頭から低く踏み込む。妙義龍、右手を出しながら当たり、左から押っ付ける。北太樹、右差し手を抜いて右で相手の差し手を抱え、左から押っ付ける。妙義龍、前に出ながら左差し手を返し、差そうとしていた右を抜きながら寄り、左差し手を返す。北太樹、土俵際、一瞬右腕がバンザイになる。妙義龍、右上手を取って寄り立てる。北太樹、右足を俵に掛けながら堪え、左足で相手の右足を蹴る。妙義龍、左筈で胸を押し上げながら寄る。北太樹、ついに俵を割る。

(中) 魁聖戦 ●寄り切り 11.8秒
 妙義龍、ぴょんと立ち、頭を下げて低く当たる。魁聖、右肘を固めて当たり、右を差そうとするがならず、抜く。妙義龍、左を差す。魁聖、右から押っ付ける。妙義龍、右を差し、左差し手を抜き、前に出ながら右下手を取る。魁聖、土俵際で深い左上手を取り、引きつけて前に出る。妙義龍、体を開いて右下手投げに行こうとする。魁聖、左上手を引きつけて堪え、前に出る。妙義龍、上体が起きて俵を割る。両者、土俵下に落ちる。

(9) 高安戦 ○押し出し 2.7秒
 両者、低く踏み込み、頭で当たり合う。妙義龍、右を差し、左押っ付けで前に出る。高安、上体が起きて左足一本になる。妙義龍、下から脇と腹を押し上げる。高安、土俵下に落ちる。

(10) 豊ノ島戦 ○寄り切り 21.2秒
 妙義龍、頭から踏み込む。豊ノ島、両腕を交差させて当たる。妙義龍、両手で顎を突き上げる。両者、体が離れて見合う。豊ノ島、両腕を交差させて両差しを狙う。妙義龍、右を差して差し手を返し、体勢を低くし、左押っ付けで前に出ようとする。豊ノ島、右をのぞかせて堪える。妙義龍、突き放す。両者、体が離れて見合う。妙義龍、左手を相手の肩に置く。豊ノ島、右で相手の左肘にあてがい、左で相手の手を牽制する。両者、押し合った形で止まる(約6秒間)。妙義龍、機を見て右を差し、深い右下手を取る。豊ノ島、左で首を巻き、右を差す。妙義龍、右下手を持ち、左で押っ付けながら寄る。豊ノ島、上体が起きて俵の外に出る。

(11) 照ノ富士戦 ●掬い投げ 11.2秒
 照ノ富士、仕切り線やや後方。妙義龍、頭から踏み込む。照ノ富士、右を差す。妙義龍、左押っ付け、右喉輪で前に出る。照ノ富士、左で喉輪を外す。妙義龍、堪えて、再び左押っ付け、右喉輪で突き放す。照ノ富士、俵に足を掛けながら堪え、左で相手の右腕を引っ張り込み、右を差して前に出る。妙義龍、深い右下手を取って右に回る。照ノ富士、深い左上手を取って引きつけ、右差し手を返しながら寄る。妙義龍、左腕がバンザイになって俵に詰まる。照ノ富士、右差し手を大きく返す。妙義龍、俵の上右足一本で傾き、その足を軸にくるっと回って土俵に尻もち。

(12) 千代鳳戦 ○押し出し 19.3秒
 千代鳳、仕切り線少し後方。両者、頭から踏み込む。千代鳳、低く当たる。妙義龍、突き上げながら前に出る。千代鳳、土俵際を左に回り、突き返しながら前に出る。妙義龍、俵に詰まり、押しながら少し中に戻る。千代鳳、突き放しながら前に出る。妙義龍、再び俵に詰まり、左から突いていなす。千代鳳、すぐに向き直り、押しながら前に出る。妙義龍、左足を俵に掛けて押す。千代鳳、右で頭を叩いて引く。妙義龍、前のめりになるが堪える。土俵中央で両者、押し合う。千代鳳、相手の手を叩きながら引く。妙義龍、乗じて前に出る。千代鳳、土俵際叩こうとする。妙義龍、相手の腹を押して俵の外に出す。

(13) 常幸龍戦 ○寄り切り 6.7秒
 妙義龍、頭から低く踏み込む。常幸龍、右を差す。妙義龍、左押っ付け、右喉輪で突き上げる。常幸龍、左上手に手を伸ばすが取れず、体が離れる。妙義龍、押しながら前に出、土俵際の相手の手を叩く。常幸龍、前のめりになる。妙義龍、相手を右半身にし、左押っ付け、右喉輪で押し上げながら前に出る。常幸龍、俵に詰まる。妙義龍、右喉輪で押し上げる。常幸龍、仰け反りながら堪え、左で突いて喉輪を外し、左に回って肩越しの左上手を取る。妙義龍、乗じて中に入り、右下手を持って寄り切る。常幸龍、土俵下に落ちる。

(14) 蒼国来戦 ○押し出し 5.5秒
 両者、見合ってなかなか手をつかず。両者、ともに片手をついて更に見合うが、蒼国来が突っ掛ける。2度目、妙義龍、先に手をつく。蒼国来、手をサッとつき、右肘を固めて踏み込む。妙義龍、右手を出しながら低く当たり、下から押し上げる。蒼国来、右を差す。妙義龍、腰を引いて相手に下手を与えず、左で押っ付けながら一気に前に出る。蒼国来、上体が起きて俵に詰まり、叩こうとしながら土俵下に落ちる。

(楽) 大砂嵐戦 ○寄り切り 5.2秒
 大砂嵐、仕切り線少し後方、やや左にずれた位置で先に左手をつく。妙義龍、しばらく間を開けてから、ゆっくり右手をつき、頭から鋭く踏み込む。大砂嵐、少し遅れてその場で立ち、右肘でかち上げようとする。妙義龍、かち上げを左肩で受け、右喉輪で押し上げながら前に出る。大砂嵐、上体が起きて土俵際、左から突いていなす。妙義龍、前のめりになる。大砂嵐、左上手を取り、右手で相手の背中を叩く。妙義龍、堪えて中に入り、右を深く差して一気に前に出る。大砂嵐、上体が起きて左上手を持って下がり、土俵際、右で頭を叩こうとする。妙義龍、左筈で相手の廻しを押す。大砂嵐、土俵下に飛び落ちる。

《2014年名古屋場所取組内容・目次へ》