常幸龍 2014年名古屋(七月)場所取組内容

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序盤は2勝3敗と黒星先行。
しかし六日目から7連勝と一気に白星を伸ばす。
今場所は10勝5敗、幕内で初めての二桁勝利を上げる。
低く踏み込み、前廻しを狙う相撲を磨いてきたのが功を奏したよう。
勝ち越しは4場所連続。

(初) 千代大龍戦 ●叩き込み 2.1秒
 両者、仕切り線少し後方から踏み込む。常幸龍、左前廻しを取る。千代大龍、右喉輪で押し上げ、下がりながら右で相手の廻しを切って叩く。常幸龍、前のめりになって土俵に落ち、千代大龍、左足一本で残す。

(2) 豊響戦 ○押し出し 2.8秒
 両者、踏み込む。常幸龍、左前廻しに手を掛ける。豊響、右喉輪で押し上げながら前に出る。常幸龍、左廻しを離さず。豊響、右手で相手の廻しを切り、叩きながら下がる。常幸龍、前のめりになる。豊響、相手が落ちる前に俵の外に出る。

(3) 宝富士戦 ●上手出投 48.0秒
 常幸龍、仕切り線少し後方に手をつく。宝富士、踏み込む。常幸龍、低く踏み込み、左前廻しを取る。宝富士、右押っ付けで押し上げる。常幸龍、廻しが切れ、突き放し、突っ張りながら前に出、再び左前廻しを探る。宝富士、腰を引いて廻しを与えず、右に回りながら右上手に手を掛ける。常幸龍、乗じて両差しで前に出、腰を引いて相手の上手を切る。宝富士、俵に両足を掛けて左から突き、右上手に手を伸ばす。常幸龍、腰を引いて下がり、上手を与えず。宝富士、乗じて中に戻り、左を差す。常幸龍、左差しで前に出る。宝富士、右上手を探るが取れず、左下手を取って中に戻る。常幸龍、左下手を取る。両者、左四つ、ともに下手を取った形で少し止まる。常幸龍、右を巻き替えようとする。宝富士、乗じて右上手に手を伸ばして前に出る。常幸龍、腰を引いて上手を与えず、体を傾けながら右から絞る。宝富士、左下手を持って相手に覆いかぶさる体勢、常幸龍、深い左下手を持ち、頭をつけて腰を引いた体勢でしばらく止まる(開始23秒から約20秒間)。宝富士、右で相手の差し手を抱え上げ、相手を起こしながら前に出ようとする。常幸龍、左下手を持って堪える。宝富士、右上手に手を伸ばしながら前に出る。常幸龍、俵に詰まる。宝富士、右に開きながら右上手を取り、すぐに手前に投げる。常幸龍、前に落ちる。

(4) 北太樹戦 ○叩き込み 4.1秒
 北太樹、頭から低く踏み込む。常幸龍、左を差す。北太樹、右押っ付けで前に出る。常幸龍、左下手を取り、土俵際、右小手投げでやや強引に振りながら体を入れ替える。北太樹、土俵際、右足一本で振られて前のめりになる。常幸龍、そこを素早く下がりながら叩く。北太樹、腹から土俵に落ちる。

(5) 豊ノ島戦 ●送り倒し 37.3秒
 豊ノ島、素早く立って踏み込み、両腕を交差させる。常幸龍、頭から踏み込み、左喉輪で突き放す。豊ノ島、再び両腕を交差させて当たる。常幸龍、低く当たり、両手で突き放す。豊ノ島、また両腕を交差させて当たる。常幸龍、左前廻しを探る。豊ノ島、右で相手の左手首を掴んで廻しを与えず、左で頭を叩いて右に回る。常幸龍、向き直る。豊ノ島、左で顎を突き上げ、叩きながら下がる。常幸龍、乗じて押しながら前に出る。豊ノ島、右足を俵に掛けて堪え、押し返す。両者、頭をつけ合う体勢でしばらく止まる(開始10秒から約25秒間)。豊ノ島、右で相手の左手首を掴もうとする。常幸龍、その手を振りほどき、押しながら前に出ようとする。豊ノ島、相手の手を叩き、右に開く。常幸龍、前のめりになる。豊ノ島、後ろから押す。常幸龍、俵の外に両手をつく。

(6) 千代鳳戦 ○下手投げ 13.2秒
 千代鳳、仕切り線少し後方にサッと手をつき、頭から素早く踏み込む。常幸龍、左前廻しに手を掛けるが取れず。千代鳳、右喉輪で相手を起こし、両手で突き放しながら前に出る。常幸龍、下からあてがって堪える。千代鳳、右を差す。常幸龍、左上手に手を伸ばすが取れず、右下手を取る。千代鳳、左上手を持って前に出る。常幸龍、土俵際体を開いて右下手投げに行く。千代鳳、左上手を持って前に出る。常幸龍、俵伝いに半周し、土俵内に体を開きながら右下手投げ。千代鳳、土俵に落ちる。

(7) 玉鷲戦 ○上手投げ 13.2秒
 両者、頭から踏み込む。玉鷲、左にずれて当たり、右喉輪、更に両手で顎を押し上げる。常幸龍、仰け反って堪え、左から突く。玉鷲、頭を下げて押し上げようとする。常幸龍、両手で突き放し、右で肩を押さえながら左廻しを探るが取れず、左に回って突き放しながら前に出る。玉鷲、上体が起き、土俵際を右に回って堪え、押しながら中に戻る。常幸龍、右を差して前に出る。玉鷲、右下手を取り、下手投げで体を入れ替える。常幸龍、左上手を取って堪え、土俵際、左上手投げ。玉鷲、俵の外に落ちる。

(中) 佐田の海戦 ○上手投げ 3.0秒
 佐田の海、ぴょんと立って頭から当たる。常幸龍、やや左にずれ、左上手に手を伸ばすが取れず、左から押っ付ける。佐田の海、向き直って右下手を取る。常幸龍、深い左上手を取り、素早く左に回りながら上手投げ。佐田の海、土俵に裏返る。

(9) 旭天鵬戦 ○掬い投げ 4.6秒
 常幸龍、仕切り線後方に手をつく。旭天鵬、その瞬間立ち、素早く踏み込む。常幸龍、右手で相手の左肩を押さえ、左にずれて当たる。旭天鵬、右を差して前に出る。常幸龍、深い左上手を取り、土俵際を左に回りながら左上手で振る。旭天鵬、右下手を持って堪え、前に出る。常幸龍、土俵際を左に回り、今度は右から思い切った掬い投げ。旭天鵬、土俵に転がる。

(10) 蒼国来戦 ○押し出し 2.9秒
 蒼国来、左肘を固め、やや右にずれて踏み込む。常幸龍、右肘を固めて踏み込み、左を差そうとする。蒼国来、右から押っ付けて差させず。常幸龍、突き放しながら前に出る。蒼国来、相手の手を叩きながら、土俵際右に回ろうとする。常幸龍、そのまま押す。蒼国来、土俵下に落ちる。

(11) 高安戦 ○寄り切り 9.5秒
 常幸龍、素早く立って両差しを狙う。高安、左で押っ付け、右で相手の肩を押し上げ、激しく突っ張る。常幸龍、下からあてがい、左前廻しを探る。高安、少し引いて廻しを与えず、左下手を探る。常幸龍、顎に向かって突き放す。高安、左下手に手を掛ける。常幸龍、突っ張って廻しを切る。高安、突っ張り返す。常幸龍、左上手を取ってすぐに振り回し、右半身になった相手の胸を右筈で押し上げて廻しを離す。高安、土俵下に吹っ飛び、客席に倒れ込む。

(12) 千代丸戦 ○寄り切り 30.6秒
 千代丸、仕切り線後方。常幸龍、素早く立って踏み込み、左上手に手を掛ける。千代丸、両手で押し上げ、その手を引きながら右に回る。常幸龍、向き直る。千代丸、突っ張りながら前に出る。常幸龍、左上手に手を伸ばすが取れず、右で張る。千代丸、両手で顎を押し上げる。常幸龍、両手で突き放して前に出る。千代丸、土俵際、両手で押し上げてから引いて右に回る。常幸龍、前のめりになりながらも堪え、突き上げる。千代丸、俵伝いに右に回り、激しく突き上げる。常幸龍、突き返しながら何度も左上手に手を掛けるが切られるが、両手で突き放してから右を差し、左前廻しに手を掛ける。千代丸、土俵際を左に回る。常幸龍、右差しで前に出る。千代丸、土俵際を左に回りながら左上手を取り、右を差し込んで下手を取る。常幸龍、右下手を取る。両者、止まる(約9秒間)。常幸龍、体を開いて手前に下手投げで振る。千代丸、下手が切れ、左上手を持って前に出る。常幸龍、更に右下手で振り回し、腰をぶつけて相手を俵に追い詰める。千代丸、土俵下に落ちる。

(13) 妙義龍戦 ●寄り切り 6.7秒
 妙義龍、頭から低く踏み込む。常幸龍、右を差す。妙義龍、左押っ付け、右喉輪で突き上げる。常幸龍、左上手に手を伸ばすが取れず、体が離れる。妙義龍、押しながら前に出、土俵際の相手の手を叩く。常幸龍、前のめりになる。妙義龍、相手を右半身にし、左押っ付け、右喉輪で押し上げながら前に出る。常幸龍、俵に詰まる。妙義龍、右喉輪で押し上げる。常幸龍、仰け反りながら堪え、左で突いて喉輪を外し、左に回って肩越しの左上手を取る。妙義龍、乗じて中に入り、右下手を持って寄り切る。常幸龍、土俵下に落ちる。

(14) 豪風戦 ○押し倒し 1.2秒
 常幸龍、先に手をつく。豪風、サッと手をつき、頭から当たるが足が出ず。常幸龍、両差しになる。豪風、左に回ろうとするが体勢を崩し、左膝から土俵に落ちて裏返る。

(楽) 嘉風戦 ●押し倒し 5.9秒
 常幸龍、相手が腰を下ろす前に右手をつく。嘉風、両手をサッとつき、頭から踏み込む。常幸龍、右肘を固めて当たり、左上手に手を伸ばす。嘉風、やや左にずれて当たって上手を与えず、右喉輪で突き上げ、突っ張りながら前に出る。常幸龍、土俵際、左を差す。嘉風、相手の左腕を両手で抱える。常幸龍、取られた左腕を抜く。嘉風、突っ張り、左から張って左で押っ付ける。常幸龍、土俵際、左に回りながら左上手を取ろうとする。嘉風、押して体を離す。常幸龍、前のめりになり、土俵に両手をついて落ちる。

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