佐田の海 2014年名古屋(七月)場所取組内容

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入幕二場所目。新入幕の先場所は10勝を上げ、敢闘賞を受賞。
連勝スタートだったが、三日目から4連敗。
九日目、十日目と連勝し、5勝5敗と五分に戻す。
終盤1勝4敗と黒星が増え、6勝9敗の成績に終わる。

(初) 豊ノ島戦 ○上手出投 3.3秒
 豊ノ島、両腕を交差させる。佐田の海、右肩から低く当たる。豊ノ島、両差しになりながら前に出る。佐田の海、両上手を取り、土俵際、右廻しを離し、右で頭を叩きながら左上手出し投げ。豊ノ島、足が送れず土俵に裏返る。

(2) 徳勝龍戦 ○押し出し 3.9秒
 佐田の海、低く当たる。徳勝龍、左にずれて当たり、相手の右腕を抱えてとったり気味に振る。佐田の海、前のめりになりかけるがすぐに向き直り、右を差そうとする。徳勝龍、土俵際、左喉輪で距離を取ろうとする。佐田の海、右筈で相手の脇を押す。徳勝龍、土俵下に落ちる。

(3) 北太樹戦 ●寄り切り 8.3秒
 北太樹は素早く立って頭から踏み込み、佐田の海はその場で立って当たりを受け、行司が立合いを止める。2度目、北太樹、左肘を固めながら頭から踏み込み、左を差す。佐田の海、左を差し、前に出ようとしながら右上手を探る。北太樹、右で押っ付ける。佐田の海、左差し手を抜き、左上手前廻しを取る。北太樹、両差しで前に出る。佐田の海、左上手を持って右で首を巻き、土俵際を左に回る。北太樹、左上手を取る。佐田の海、俵伝いに左に回りながら右を差し込む。北太樹、左上手を引きつけて相手を浮かせ、腰を落として寄り切る。

(4) 千代丸戦 ●突き落し 2.2秒
 佐田の海、踏み込む。千代丸、仕切り線後方から両手で突き上げ、その手を外しながら引き、土俵際を右に回りながら右から突く。佐田の海、前のめりになり、土俵に両手をつく。

(5) 千代大龍戦 ●叩き込み 3.0秒
 佐田の海、両腕を下げて踏み込み、右上手を探る。千代大龍、左肘を固めて当たり、右喉輪で突き放し、更に両手で突き放す。佐田の海、相手の手を左から突きながら下がり、俵に詰まる。千代大龍、向き直って押し上げ、手前に叩く。佐田の海、前に飛んで土俵に転がる。

(6) 宝富士戦 ●寄り切り 10.1秒
 佐田の海、頭から踏み込む。宝富士、左肘を固めて当たる。佐田の海、左を差して頭をつけ、右から押っ付ける。宝富士、右から押っ付ける。佐田の海、右押っ付けで押し上げて右を差し、左を深く差し込み、右差し手を抜いて右上手を取り、すぐに引きつけて前に出る。宝富士、左下手で振る。佐田の海、右上手が切れ、右足外掛けで堪えようとする。宝富士、そのまま体を入れ替え、左差しで寄る。佐田の海、上体が起きて俵を割る。

(7) 若の里戦 ○浴せ倒し 18.6秒
 若の里、右から張って左を差す。佐田の海、低く当たり、右上手前廻しに手を伸ばす。若の里、深い右上手を取り、左差し手を返す。佐田の海、右上手が取れず、右で首を巻きながら下がり、土俵際右首投げを打ちながら体を入れ替える。若の里、土俵際傾くが堪え、右上手を持って一気に中に戻る。佐田の海、左差し手を抜き、左上手を取る。若の里、じわりと右に回る。佐田の海、右下手を探る。若の里、左で押っ付けながら前に出る。佐田の海、左上手投げで振り、右下手も取り、両廻しを引きつけて前に出る。若の里、土俵際、腰を振って相手の下手を切る。佐田の海、上手投げで手前に振り、体勢を低くする。若の里、足が流れて土俵に尻もち。佐田の海、その上に覆いかぶさる。

(中) 常幸龍戦 ●上手投げ 3.0秒
 佐田の海、ぴょんと立って頭から当たる。常幸龍、やや左にずれ、左上手に手を伸ばすが取れず、左から押っ付ける。佐田の海、向き直って右下手を取る。常幸龍、深い左上手を取り、素早く左に回りながら上手投げ。佐田の海、土俵に裏返る。

(9) 東龍戦 ○寄り切り 2.3秒
 東龍、仕切り線やや後方から、両腕を下げて当たる。佐田の海、頭から踏み込んで当たり、前に出ながら両差しになり、深い左下手を取る。東龍、上体が起き、右小手投げに行こうとするが、左足が俵の外に出る。

(10) 旭秀鵬戦 ○寄り切り 8.0秒
 旭秀鵬、踏み込み、左前廻しを探る。佐田の海、右肘を固めて低く当たり、腰を引いて相手に廻しを与えず、両手で相手の右腕を取って土俵際を左に回る。旭秀鵬、土俵際、向き直る。佐田の海、両差しになって寄る。旭秀鵬、左上手を取り、俵に両足を掛けて堪える。佐田の海、腰を振って相手の上手を切る。旭秀鵬、外から抱えながら少し中に戻り、右小手投げで振る。佐田の海、両下手を持って堪え、引きつけながら前に出る。旭秀鵬、土俵際、再び右小手投げに行く。佐田の海、少し振られるが、そのまま寄り切る。

(11) 旭天鵬戦 ●打っ棄り 6.6秒
 佐田の海、頭から低く踏み込み、右を差して右下手、左上手を取る。旭天鵬、左で相手の差し手を抱え、腰を振って相手の上手を切ろうとするがならず、右下手を取って左上手に手を伸ばす。佐田の海、腰を左に捻って廻しを遠ざける。旭天鵬、長い腕で左上手を取る。佐田の海、下手を離して右肘を張るが相手の上手を切れず、左に回りながらの上手投げで相手を俵に追い詰める。旭天鵬、すぐに俵の上で両廻しを持って相手を右に振る。佐田の海、振られて土俵下に落ちる。軍配、旭天鵬。しかし「物言い」がつき、旭天鵬の俵の上の右足が出ていたか確認した結果、出ていないと判断、「軍配通り」旭天鵬の勝ち。

(12) 隠岐の海戦 ●寄り倒し 5.3秒
 隠岐の海、素早く立って右肘を固めて当たる。佐田の海、やや左にずれて低く当たる。隠岐の海、右で相手の差し手を抱え、左を差そうとする。佐田の海、右を巻き替えて差す。隠岐の海、下がりながら右を巻き替えて差す。佐田の海、乗じて前に出、右上手に手を伸ばすが取れず、右を巻き替えに行く。隠岐の海、乗じて左押っ付けで一気に前に出る。佐田の海、土俵際左から掬おうとするが、相手の圧力に土俵下へ落ちる。

(13) 臥牙丸戦 ○押し出し 3.1秒
 佐田の海、頭から踏み込み、低く当たる。臥牙丸、左で押っ付けようとする。佐田の海、右を差し込む。臥牙丸、上体が起き、左喉輪で突き放そうとする。佐田の海、右筈で相手の左脇を押し上げ、押しながら一気に前に出る。臥牙丸、上体が起きて俵を割る。

(14) 時天空戦 ●内掛け 8.9秒
 時天空、左から張ろうとしながら突っ掛ける。2度目、両者、ほぼ同時に手をつき、すぐに立つ。佐田の海、両腕を下げて踏み込む。時天空、両腕を下げて当たり、左上手前廻し、右下手を取る。佐田の海、右を差し、左上手を取って前に出ようとする。時天空、両廻しを持って堪える。佐田の海、再び左上手を持って前に出ようとする。時天空、そこを右足で内掛けに行く。佐田の海、掛けられた左足を上げて外そうとするが外れず。時天空、廻しを引きつけながら相手に体を預ける。佐田の海、後ろに倒れる。

(楽) 荒鷲戦 ●掛け投げ 3.8秒
 荒鷲、仕切り線少し後方で先に手をつく。佐田の海、サッと手をついて立ち、右を差す。荒鷲、左上手前廻しを探る。佐田の海、腰を引いて廻しを与えず、左上手を取って前に出る。荒鷲、右下手を取り、土俵際、右に回って下手投げを打ち、更に右足で相手の左足を掛け上げて鮮やかな掛け投げ。佐田の海、体が飛んで俵の外に裏返る。

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