隠岐の海 2014年名古屋(七月)場所取組内容

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黒星白星が交互に続き、六日目を終えて3勝3敗と五分。
七日目から黒星が重なり、十一日目に7敗と追い込まれる。
十二日目、十三日目と連勝して踏み止まるが、鏡桜戦で負傷したようで、十四日目は「左膝屈筋腱損傷で1カ月の療養が必要」との診断書を出して休場。負け越しが決まる。
今場所は6勝8敗1休の成績に終わる。
負け越しは5場所連続。

(初) 旭秀鵬戦 ●寄り切り 10.7秒
 隠岐の海、右肘を固めて踏み込む。旭秀鵬、左上手前廻しを取る。隠岐の海、右差し手を抜き、右で相手の左腕を抱え、左で押っ付けながら前に出、右上手を探る。旭秀鵬、両下手を取り、左下手を深くする。隠岐の海、外から抱えて前に出ようとする。旭秀鵬、両下手を持って堪え、がぶって前に出る。隠岐の海、上体が起きて俵を割る。

(2) 旭天鵬戦 ○寄り切り 4.8秒
 隠岐の海、仕切り線後方から踏み込む。旭天鵬、左上手を取り、右を差そうとする。隠岐の海、左を巻き替えて差す。旭天鵬、右上手前廻しに手を掛ける。隠岐の海、両差しになりながら前に出、深い左下手を取って寄る。旭天鵬、右上手が切れ、深い左上手一本になる。隠岐の海、右差し手を返して相手の廻しを切り、腰を落として寄り切る。

(3) 高安戦 ●寄り切り 69.5秒
 高安、頭から踏み込む。隠岐の海、右肘を固めて当たる。高安、突っ張りながら前に出る。隠岐の海、やや仰け反るが、下からあてがって堪える。高安、左を差して頭をつける。隠岐の海、右を巻き替えて両差しになる。高安、すぐに右を巻き替えようと、右腕を上にして内側に回しながら下がる。隠岐の海、乗じて前に出る。高安、土俵際を左に回る。隠岐の海、突き放しながら前に出る。高安、相手の手を右で突き、右を差す。隠岐の海、左を巻き替えて差す。高安、乗じて中に戻り、体勢を低くする。隠岐の海、右で差し手を抱えて相手を起こし、左差し手を返して下手を取る。高安、左下手を取って引きつけながら下がり、右上手に手を伸ばすが取れず。両者、左四つ、互いに下手を取った体勢で足が止まる。高安、右から絞って相手の下手を切り、右上手を探るが取れず。隠岐の海、すぐに左下手を取り直す。高安、右上手に手を伸ばすが取れず。両者、少し止まる(約5秒間)。隠岐の海、右上手に手を伸ばすが取れず。高安、腰を振りながら右から絞って相手の下手を切り、右上手に手を伸ばす。隠岐の海、すぐに下手を取り直す。両者、下手を取った体勢でしばらく止まる(開始43秒から11秒間)。隠岐の海、右上手を探る。高安、腰を捻って上手を与えず。両者、止まる(約4秒間)。高安、右から絞って相手の下手を切り、右手を伸ばす。隠岐の海、腰を引いて廻しを与えないようにする。高安、ついに右上手を取り、引きつけて前に出る。隠岐の海、腰が伸びて俵を割る。

(4) 若の里戦 ○下手投げ 5.5秒
 隠岐の海、素早く立ち、右肘を固めて踏み込む。若の里、左肘を固めて当たり、左を差す。隠岐の海、右上手を探るが取れず。若の里、左下手を探る。隠岐の海、左に回って豪快な左下手投げ。若の里、土俵に転がる。

(5) 荒鷲戦 ●小手投げ 4.0秒
 隠岐の海、仕切り線少し後方から立ち、右肘を固めて踏み込み、左前廻しを探る。荒鷲、左前廻しに手を掛ける。隠岐の海、腰を引いて相手の廻しを切り、前に出る。荒鷲、右で相手の差し手を抱えて右に回る。隠岐の海、右上手を探りながらついて行く。荒鷲、更に右に回りながらやや強引に右小手投げ。隠岐の海、裏返って土俵に落ちる。直後、荒鷲も倒れて土俵に転がる。

(6) 千代丸戦 ○後もたれ 15.3秒
 隠岐の海、素早く立って胸で当たる。千代丸、その場で立ち、両手で突き放し、突っ張りながら前に出る。隠岐の海、下からあてがい、左をのぞかせ、右上手を探るが取れず、左差し手を返す。千代丸、右で顔を押し上げる。隠岐の海、右押っ付けで前に出る。千代丸、体を離して引く。隠岐の海、乗じて前に出、突っ張ってから右を差そうとする。千代丸、両手で顎を押し上げ、突っ張る。隠岐の海、下からあてがう。千代丸、左筈で脇を押しながら前に出る。隠岐の海、左に回り、押し上げ、右下手を探る。千代丸、叩きながら大きく引き、俵の上で右に開く。隠岐の海、前に泳ぎ、俵の上で相手に背中を向けながら右手で後ろにいる相手を押す。千代丸、左足爪先が俵の外に出る。両者、土俵下に落ちる。

(7) 時天空戦 ●寄り切り 51.2秒
 両者、仕切り線少し後方。隠岐の海、両手突き。時天空、右肘を固めて当たり、左前廻しに手を掛ける。隠岐の海、右上手に手を伸ばすが取れず、右で相手の差し手を抱える。時天空、深い左下手を取る。隠岐の海の左、時天空の右で差し手争い。隠岐の海、外から抱えて前に出る。時天空、土俵際堪えて中に戻る。時天空は深い両下手、隠岐の海は外から抱えた体勢。隠岐の海、前に出ようとする。時天空、堪える。両者、少し止まる(約5秒間)。時天空、両下手を引きつけて相手を浮かせる。隠岐の海、堪え、右小手投げで振ろうとする。時天空、堪えてじわりと前に出る。隠岐の海、土俵際の位置で、外から抱えたままやや右半身の体勢になるが、体を起こして向き直る。時天空は両下手を持った体勢。両者止まる(約6秒間)。時天空、吊ろうとする。隠岐の海、堪え、一呼吸後、左に回って少し中に戻り、左上手を探る。時天空、腰を引いて廻しを与えず、両下手を引きつけて前に出て寄る。隠岐の海、俵に足を掛けて堪えようとするが、時天空、逃さず寄り切る。

(中) 栃乃若戦 ●寄り切り 11.3秒
 栃乃若、仕切り線後方から両腕を下げて踏み込む。隠岐の海、両肘を固めて当たる。栃乃若、両差しを狙う。隠岐の海、左から押っ付ける。栃乃若、右を抜く。隠岐の海、左を深く差す。栃乃若、深い右上手を取り、引きつけて前に出る。隠岐の海、俵に両足を掛けて堪え、右押っ付けから右上手を探る。栃乃若、左差し手を返し、右上手を持って休まず寄り立て、腰を下ろして寄り切る。

(9) 臥牙丸戦 ○寄り切り 6.3秒
 臥牙丸、頭から踏み込む。隠岐の海、右肘を固めて当たる。臥牙丸、左から押っ付ける。隠岐の海、右差し手を抜く。臥牙丸、左を深く差して前に出る。隠岐の海、左差し手を返し、左に回って体を入れ替える。臥牙丸、土俵際、右小手投げに行きながら右足で相手の左足を掛け上げようとする。隠岐の海、相手の足をかわし、右上手前廻しを取り、両差しで寄る。臥牙丸、上体が起きて俵を割る。

(10) 徳勝龍戦 ●送り出し 5.2秒
 徳勝龍、頭から踏み込む。隠岐の海、両腕を下げて踏み込む。徳勝龍、右喉輪で押し上げる。隠岐の海、左であてがい、左を差す。徳勝龍、左を差し、右上手を取る。隠岐の海、右上手に手を伸ばすが取れず。徳勝龍、前に出てから、右上手で出し投げ。隠岐の海、後ろ向きになる。徳勝龍、右上手を持ったまま前に出る。隠岐の海、俵の外に出る。

(11) 豊響戦 ●押し出し 3.7秒
 豊響、頭から踏み込む。隠岐の海、右を差す。豊響、左で極め、右喉輪で押し上げながら一気に前に出る。隠岐の海、土俵際右腕を抜く。豊響、右喉輪で押し上げ、左で胸を押す。隠岐の海、土俵下に飛び落ちる。

(12) 佐田の海戦 ○寄り倒し 5.3秒
 隠岐の海、素早く立って右肘を固めて当たる。佐田の海、やや左にずれて低く当たる。隠岐の海、右で相手の差し手を抱え、左を差そうとする。佐田の海、右を巻き替えて差す。隠岐の海、下がりながら右を巻き替えて差す。佐田の海、乗じて前に出、右上手に手を伸ばすが取れず、右を巻き替えに行く。隠岐の海、乗じて左押っ付けで一気に前に出る。佐田の海、土俵際左から掬おうとするが、相手の圧力に土俵下へ落ちる。

(13) 鏡桜戦 ○下手投げ 14.4秒
 隠岐の海、仕切り線少し後方から右肘を固めて踏み込む。鏡桜、頭から低く当たり、左上手前廻しを取り、右前廻しも探る。隠岐の海、右で相手の左腕を引っ張り込んで廻しを切り、左を差そうとする。鏡桜、上体が起きるが右をねじ込み、左差し手を抜いて左上手に手を伸ばして取り、右下手も取る。隠岐の海、右下手を取る。両者、右四つで胸が合う体勢。隠岐の海、左を巻き替えようとするがならず。鏡桜、両廻しを引きつけて前に出る。隠岐の海、右下手、左押っ付けで俵に詰まり、体を開いて右下手投げに行く。鏡桜、左上手投げを返すが、先に右肘から土俵に落ちる。その後、隠岐の海、土俵下に落ちる。

(14) 豊ノ島戦 ■ 不戦勝 
 隠岐の海、「左膝屈筋腱損傷」のため休場。

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