東龍 2014年名古屋(七月)場所取組内容

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先場所東十両筆頭で二桁勝利を上げ、今場所再入幕。
初日から白星黒星が交互に続き、六日目を終えて3勝3敗と五分の星。
十日目からの3連勝で7勝目を上げ、勝ち越し王手。
十四日目に十両の逸ノ城と対戦。70秒近い相撲で寄り切られた後、右膝が不自然に曲がった形で倒れて負傷し、立ち上がれず。
千秋楽は、「右膝の前十字靱帯と内側側副靱帯の損傷で約1カ月の加療を要する見込み」との診断書を提出して休場。7勝8敗と惜しくも負け越す。
東龍の休場は初めて。

(初) 臥牙丸戦 ○寄り切り 3.0秒
 東龍、突っ掛ける。2度目、臥牙丸、踏み込む。東龍、右に変わって右廻しを取り、そのまま出し投げで体を入れ替える。臥牙丸、俵に詰まる。東龍、左を差し、両廻しを取って寄り切る。

(2) 蒼国来戦 ●寄り切り 28.4秒
 蒼国来、頭から低く踏み込む。東龍、右上手に手を伸ばす。蒼国来、左差し手を返して上手を与えず。東龍、右で差し手を抱えて前に出る。蒼国来、両差しで左に回る。東龍、外から抱え、極めようとする。蒼国来、両下手を取って引きつけ、相手を吊り上げる。東龍、堪えて土俵に下り、左から小手に振って相手を土俵際にする。蒼国来、両下手を持って少し中に戻る。両者、止まる(開始16秒から約6秒間)。東龍、外から抱えながら前に出ようとする。蒼国来、両下手を引きつける。東龍、前に出られず、左を巻き替えようとする。蒼国来、それを許さず、一気に前に出、腰を落として寄り切る。

(3) 旭秀鵬戦 ○寄り切り 3.2秒
 旭秀鵬、突っ掛ける。2度目、旭秀鵬、右肘を固めて低く当たる。東龍、右肘を固め、左にずれて当たり、左上手を取る。旭秀鵬、左上手に手を伸ばすが取れず。東龍、一旦右下手を取り、それを離して左上手で振り、一気に前に出て右差し手を返す。旭秀鵬、上体が起きて俵を割る。

(4) 豊ノ島戦 ●吊り出し 8.0秒
 東龍、右肘を固めて踏み込む。豊ノ島、両腕を交差させて当たり、両差しになって前に出る。東龍、右上手を取る。豊ノ島、がぶりながら前に出る。東龍、右上手を離さず、肩越しの左上手にも手を伸ばす。豊ノ島、左肘を張って上手を切ろうとするがならず、右差し手を返し、左筈で相手の脇腹を押し上げながら相手を腹に乗せ、俵の外に吊り出す。

(5) 若の里戦 ○上手投げ 20.2秒
 若の里、両肘を固めて踏み込む。東龍、左上手前廻しを探る。若の里、右をねじ込む。東龍、左押っ付けから左上手に手を伸ばす。若の里、右差し手を返しながら前に出、左ものぞかせる。東龍、左小手投げで振り、右を巻き替えて差す。若の里、深い左上手を取る。東龍、右下手を取り、体を開いて下手投げに行く。若の里、左上手投げで堪え、腰を引いて相手の下手を切り、頭をつける。東龍、上体を起こし、前に出ながら右をねじ込もうとする。若の里、頭をつけて左上手で絞る。東龍、右下手を探る。若の里、右に回って下手を与えず、左上手で絞りながら前に出、右前廻しも取る。東龍、肩越しの左上手を取り、左に回りながら上手投げ。若の里、土俵に転がる。

(6) 荒鷲戦 ●寄り切り 12.1秒
 東龍、仕切り線少し後方から踏み込む。荒鷲、右肘を固めて低く踏み込む。東龍、左上手に手を掛ける。荒鷲、腰を落としながら右差し手を返す。東龍、左上手が切れ、左で差し手を抱える。荒鷲、左上手を取り、右差し手を抜いて左に回って頭をつけ、右前廻しを取って引きつける。東龍、上体が起きる。荒鷲、右を素早く巻き替えて深い右下手を取り、右腕を返しながら前に出、がぶり寄る。東龍、俵に両足を掛けて仰け反りながら堪える。荒鷲、右差し手を返す。東龍、右足が俵の外に出、俵の外に座る。

(7) 千代丸戦 ●引き落し 2.0秒
 千代丸、仕切り線少し後方。東龍、踏み込む。千代丸、両手突きで相手を起こし、その手を外しながら右に開く。東龍、土俵に落ちる。

(中) 旭天鵬戦 ○上手投げ 3.0秒
 旭天鵬、右肘を固めて踏み込む。東龍、左上手前廻しを取る。旭天鵬、深い左上手、右下手を取る。東龍、体を開いて左上手投げ。旭天鵬、左上手が切れ、体が振られる。東龍、更に右で頭を押さえる。旭天鵬、左手を土俵につき、土俵に落ちる。

(9) 佐田の海戦 ●寄り切り 2.3秒
 東龍、仕切り線やや後方から、両腕を下げて当たる。佐田の海、頭から踏み込んで当たり、前に出ながら両差しになり、深い左下手を取る。東龍、上体が起き、右小手投げに行こうとするが、左足が俵の外に出る。

(10) 豊響戦 ○上手投げ 1.0秒
 豊響、頭から踏み込む。東龍、やや右にずれ、長い腕で右上手を取り、右に回りながら手前に上手投げ。豊響、土俵に落ちる。

(11) 栃乃若戦 ○下手投げ 12.5秒
 東龍、両腕を下げて低く踏み込む。栃乃若、両腕を交差させながら高い体勢で当たり、右を差す。東龍、左上手を取って絞り、相手を右半身にする。栃乃若、右差しで腰をぶつけながら前に出る。東龍、右に回って右上手に手を伸ばす。栃乃若、腰を捻って上手を与えず。東龍、上体を起こして右を巻き替え、頭をつけて左上手を持って左に回る。栃乃若、右差し手を抜き、右で相手の左腕を引っ張り込んで右に回る。東龍、右上手に手を伸ばすが取れず。栃乃若、深い右上手を取り、左差し手を返して前に出る。東龍、左下手を取り、右上手に手を伸ばす。栃乃若、腰を左に捻って上手を与えず、右上手を引きつけて前に出る。東龍、土俵際、体を開いて左下手投げ。栃乃若、足が送れず、土俵に這う。

(12) 徳勝龍戦 ○寄り切り 8.7秒
 徳勝龍、素早く立ち、右手を出しながら低く踏み込む。東龍、叩きながら左に動き、相手の手を左から突き、両差しになる。徳勝龍、右上手を取る。東龍、右下手を取って前に出る。徳勝龍、右上手を持ち、左で首を巻きながら右に回る。東龍、左下手も取り、両下手を引きつけて寄る。徳勝龍、俵に両足を掛けて堪え、俵伝いに右に回りながら左を巻き替えて差す。東龍、構わず両廻しを引きつける。徳勝龍、上体が起きて俵の外に出る。

(13) 千代大龍戦 ●下手投げ 24.8秒
 東龍、仕切り線少し後方。千代大龍、右手を出しながら踏み込む。東龍、左に変わりながら右で首を巻き、左を差すが土俵際。千代大龍、左下手、右上手を取ってがぶり寄る。東龍、右上手を取り、俵に両足を掛けて堪える。千代大龍、右上手を離して顔を押し上げるが寄り切れず、左下手で手前に振る。東龍、右上手を持って中に戻る。千代大龍、休まず左下手を持って前に出る。東龍、右上手投げで振る。千代大龍、深い左下手を持って堪える。東龍、休まず左に回り、右足を相手の足の間に入れてすぐに右上手投げ。千代大龍、少し振られるが土俵際堪え、逆に左足を相手の右足後ろにあてながら切り返す。東龍、右上手を持って堪え、左を差す。千代大龍、右上手を取る。東龍、腰を引いて上手を切り、左下手を取る。千代大龍、右上手に手を伸ばすが取れず。両者、左四つで少し止まる(約5秒間)。東龍、両廻しを持って前に出る。千代大龍、土俵際、左下手投げで振る。東龍、右上手を持って堪え、両者、投げの打ち合い。両者、体が飛んで俵の外に落ちるが、わずかに東龍の左肘が早く土俵についた。

(14) 逸ノ城戦 ●寄り切り 69.2秒
 逸ノ城、左腕を開き、右を差そうとしながら踏み込む。東龍、両腕を下げて踏み込み、左上手に手を掛ける。逸ノ城、左に動いて上手を与えず、左上手を引きつけて前に出る。東龍、左上手に手を伸ばして取り、左に回る。逸ノ城、その機に右下手を取る。東龍、右肘を張りながら腰を振って相手の上手を切り、一旦右下手を取り、それを離して差し手を抜きながら左上手投げで振り回し、頭をつける。逸ノ城、右下手を持って右半身になるが相手と同じように低い体勢になる。両者、少し止まる(約6秒間)。東龍、左爪先を相手の右足首に掛けて脅かし、左上手を引きつけながら前に出る。逸ノ城、俵に詰まる。東龍、左上手を引きつけながら左膝を相手の右足後ろにあてる。逸ノ城、右下手投げで振って前に出る。東龍、左上手を持って下がり、右上手を探る。逸ノ城、左を差す。東龍、そこを巻き替えて右を差し、両廻しを持って左に回り、腰を振って相手の上手を切ろうとするがならず。逸ノ城、両廻しを持って離さず。両者、右四つがっぷりで少し止まる(約4秒間)。東龍、再び腰を振って相手の上手を切ろうとする。逸ノ城、両廻しを引きつけて一気に前に出る。東龍、土俵際、左上手で振って体を入れ替える。両者、右四つがっぷりで止まる(開始39秒から約19秒間)。東龍、右肘を張りながら腰を振って上手を切ろうとする。逸ノ城、少し下がって上手を離さず土俵際。一呼吸後、東龍、両廻しを持って寄る。逸ノ城、堪えて一気に前に出る。東龍、土俵際、左上手で振って堪える。逸ノ城、更に前に出る。東龍、右足が俵の外に滑り出る。逸ノ城、そのまま右下手を持って相手に寄り掛かる。東龍、右膝が不自然に曲がったまま倒れる。東龍、立ち上がれず、車椅子で診療所に行った後、病院に救急搬送される。

(楽) 宝富士戦 ■ 不戦勝 
 東龍、「右膝前十字靭帯損傷・内側側副靭帯損傷(3度)」のため休場。

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