二日目・幕内。(秋場所)

秋場所二日目・幕内の取り組み。
鶴竜、照ノ富士に極められて苦戦するも首投げで仕留めて連勝。
白鵬、日馬富士も勝って、3横綱が2連勝。
大関稀勢の里は、碧山に叩き込まれて黒星。
豪栄道は、不戦勝で大関初勝利。
昨日照ノ富士の変化で敗れた琴奨菊は、常幸龍を小手投げで下して白星。
新入幕の逸ノ城は、千代丸と1分を超える相撲の末、寄り切って連勝。

幕内全取り組み内容は以下の通り。
カッコ内は取り組み時間です。

● 時天空 1勝1敗 押し出し ○ 阿夢露 2勝0敗 (3.1秒)
 時天空、先に左手をつく。阿夢露、仕切り線かなり後方にサッと手をつき、踏み込む。時天空、左から張り、左に動きながら右で頭を抱える。阿夢露、構わず右で押っ付けながら前に出る。時天空、両差しになろうとしながら左に回る。阿夢露、頭をつけて押し上げながら前に出る。時天空、上体が起き、土俵際叩こうとする。阿夢露、落ちずに押す。時天空、土俵下に飛び落ちる。

● 旭秀鵬 0勝2敗 寄り切り ○ 隠岐の海 1勝1敗 (13.6秒)
 隠岐の海、仕切り線少し後方で先に右手をつき、相手が手をつくとすぐに立つ。両者、右肘を固めて踏み込む。旭秀鵬、左上手前廻しを取る。隠岐の海、右差し手を抜き、左を差し込み、右で相手の左腕を抱えて廻しを切ろうとするがならず、再び右を差そうとするがならずに抜き、右上手を取る。旭秀鵬、右上手に手を伸ばす。隠岐の海、左差し手を返して上手を与えず。旭秀鵬、左下手を深くし、再び右上手に手を伸ばすが取れず。隠岐の海、右上手を引きつけて前に出る。旭秀鵬、土俵際、左下手投げに行く。隠岐の海、右上手を持って堪える。旭秀鵬、土俵際、右上手を取って両廻し。隠岐の海、左下手を取り、両廻しを引きつけて寄る。旭秀鵬、土俵際堪える。隠岐の海、左下手が切れるが、右上手を引きつけながら寄り切る。

○ 旭天鵬 2勝0敗 寄り切り ● 鏡桜 0勝2敗 (18.4秒)
 旭天鵬、先に手をつく。鏡桜、仕切り線少し後方にサッと手をついて頭から踏み込む。旭天鵬、右を差して前に出る。鏡桜、左上手を取る。旭天鵬、前に出ながら右下手を探る。鏡桜、右下手も取って両廻しになる。旭天鵬、右下手を取る。鏡桜、少し中に戻り、一呼吸後、両廻しを引きつける。旭天鵬、右下手を持って堪える。鏡桜、腰を振って相手の廻しを切ろうとするがならず、機を見て左に回ろうとする。旭天鵬、乗じて右下手を持って前に出、左で押っ付けながら寄る。鏡桜、俵に足を掛けて堪える。旭天鵬、左上手も取って寄り切る。

● 佐田の海 1勝1敗 寄り切り ○ 蒼国来 1勝1敗 (6.2秒)
 佐田の海、先に右手をつく。蒼国来、左手をつき、両者、合わせて立つ。蒼国来、左肘を固めて踏み込む。佐田の海、両腕を交差させながら当たり、右上手前廻しを探るが取れず。蒼国来、左を差し、右で押っ付けながら前に出る。佐田の海、引いて両手で相手の右腕を抱え、土俵際、左に回りながら網打ちに行く。蒼国来、左上手を取って土俵際堪え、その上手を引きつけながら寄る。佐田の海、右足で外掛けに行くが、左足一本で傾き、俵の外に出る。

● 佐田の富士 1勝1敗 押し出し ○ 貴ノ岩 1勝1敗 (13.7秒)
 貴ノ岩、先に手をつく。佐田の富士、右手をつく。貴ノ岩、立とうと少し動くが立たず、佐田の富士が一瞬早く立って踏み込む。貴ノ岩、低く当たって突き放す。佐田の富士、突っ張る。貴ノ岩、下からあてがって下がらず、左下手前廻しを取る。佐田の富士、右から押っ付ける。貴ノ岩、右から押っ付けながら右上手前廻しも取り、前に出ようとする。佐田の富士、右から押っ付けながら堪える。貴ノ岩、頭をつけ、右上手で絞り、機を見て右から出し投げを打つ。佐田の富士、後ろ向きになって俵に詰まる。貴ノ岩、後ろから押す。佐田の富士、向き直るが俵の外に出る。

○ 逸ノ城 2勝0敗 寄り切り ● 千代丸 0勝2敗 (72.0秒)
 両者、仕切り線少し後方で仕切る。千代丸、先に手をつく。逸ノ城、手をついてサッと立ち、左から張って右を差そうとする。千代丸、両手突きに行くが突き放せず。逸ノ城、突き放して前に出る。千代丸、俵に詰まる。逸ノ城、叩きながら少し引く。千代丸、突っ張りながら前に出る。逸ノ城、土俵際、右から突く。千代丸、少し傾くが堪え、突き上げる。逸ノ城、俵に足を掛けながら仰け反って堪え、右で押っ付けながら中に戻り、右上手に手を伸ばす。千代丸、引いて廻しを与えず、叩きながら右に回る。逸ノ城、前のめりになるが堪える。千代丸、前に出る。逸ノ城、叩いて左に回る。千代丸、突き放そうとする。逸ノ城、右を差す。両者、右下手を取り、足を止めたまま、互いに左で相手の差し手を抱えて上手を探るが取れず(開始22秒から約42秒間)。逸ノ城、左上手に手を伸ばす。千代丸、左から突きながら左に回り、前に出る。逸ノ城、その機に左上手を取り、両廻しを引きつけて前に出る。千代丸、腰が伸びて俵を割る。

○ 北太樹 2勝0敗 寄り切り ● 栃乃若 0勝2敗 (8.9秒)
 栃乃若、仕切り線少し後方に左手をつく。北太樹、サッと手をついて頭から踏み込む。栃乃若、両手を下げて当たる。北太樹、前に出る。栃乃若、左を差すが土俵際。北太樹、前に出ながら右上手を取る。栃乃若、土俵際を右に回りながら肩越しの右上手を探る。北太樹、右上手を引きつけて前に出、左差し手を返しながら寄る。栃乃若、上体が起きる。北太樹、右上手を離し、右で顎を押し上げながら寄り切る。栃乃若、土俵下に飛び落ちる。

○ 栃煌山 2勝0敗 引き落とし ● 玉鷲 1勝1敗 (2.8秒)
 両者、仕切り線少し後方。栃煌山、相手が手をつこうと動いた際に、素早く立って踏み込む。玉鷲、立ち遅れてその場で立つ。栃煌山、両差しになろうとする。玉鷲、突き上げる。栃煌山、叩いて左に開く。玉鷲、前に泳いで落ちる。

● 荒鷲 0勝2敗 寄り切り ○ 千代鳳 1勝1敗 (8.1秒)
 荒鷲、先に右手をつく。千代鳳、仕切り線後方にサッと手をつき、左肘を固めて頭から踏み込む。荒鷲、低く当たって左前廻しを取る。千代鳳、左を深く差して下手を取る。荒鷲、右を巻き替えて下手を取り、両廻しを引きつけて前に出ようとする。千代鳳、堪え、右から掬って前に出る。荒鷲、右下手が切れ、右で頭を叩きながら土俵際を左に回ろうとする。千代鳳、左上手が切れるが、そのまま前に出て寄り切る。

○ 安美錦 1勝1敗 叩き込み ● 松鳳山 1勝1敗 (9.2秒)
 安美錦、素早く立って頭から踏み込む。松鳳山、両手突きから突き放す。安美錦、下がらず突き放しながら前に出る。松鳳山、俵に詰まり、相手の手を叩きながら土俵際を右に回る。両者、突き放し合う。松鳳山、右喉輪で押し上げる。安美錦、相手の喉輪を手繰って外し、頭をつける。松鳳山、顔に向かって突っ張り、相手を起こす。安美錦、下からあてがい、機を見て叩きながら大きく引く。松鳳山、前に飛んで土俵に転がる。

● 魁聖 0勝2敗 寄り切り ○ 勢 2勝0敗 (4.5秒)
 勢、仕切り線後方。魁聖、先に両手をつき、相手が両手をつく瞬間に立ち、両差しを狙う。勢、左肘を固めて当たる。魁聖、両上手前廻しを取って前に出る。勢、右をのぞかせ、左差し手を抜き、土俵際、右掬い投げで体を入れ替えて寄る。魁聖、俵の外に出る。

○ 宝富士 1勝1敗 叩き込み ● 豊響 1勝1敗 (6.4秒)
 宝富士、先に両手をつく。豊響、少し時間を置き、サッと手をついて立ち、突き放す。宝富士、上体が起き、下からあてがう。豊響、突っ張りながら前に出る。宝富士、土俵際を左に回る。豊響、右喉輪で押し上げる。宝富士、あてがいながら更に左へ回る。豊響、押す。宝富士、叩いて左に開く。豊響、足が流れて土俵に這う。

○ 大砂嵐 1勝1敗 小手投げ ● 嘉風 1勝1敗 (5.6秒)
 大砂嵐、相手が腰を下ろす前に手をつく。嘉風、サッと手をついて立つ。大砂嵐、両手突きに行く。嘉風、やや左にずれて当たる。大砂嵐、突っ張りながら前に出る。嘉風、左に回っていなす。大砂嵐、向き直る。嘉風、低い体勢で左を深く差し、右から押っ付けながら前に出る。大砂嵐、土俵際、下がりながら右小手投げを打ち、更に左で頭を押さえつける。嘉風、土俵に落ち、その後、大砂嵐、土俵下に飛び落ちる。

● 高安 1勝1敗 押し出し ○ 豪風 1勝1敗 (4.7秒)
 高安、先に両手をつく。豪風、仕切り線少し後方にサッと手をつき、頭から踏み込み、押し上げる。高安、上体が起きる。豪風、叩きながら下がる。高安、乗じて押しながら前に出る。豪風、土俵際左に開く。高安、つんのめるが、土俵際で踏み止まって向き直ろうとする。豪風、そこを押しながら前に出る。高安、俵伝いに右に回る。豪風、逃さず押し上げる。高安、土俵下に落ちて転がる。

○ 琴奨菊 1勝1敗 小手投げ ● 常幸龍 0勝2敗 (4.3秒)
 常幸龍、先に両手をつく。琴奨菊、見せるように左手をつき、サッと立ち、左肘を固めて頭から踏み込む。常幸龍、低く当たって左を深く差す。琴奨菊、左を差し、右で差し手を抱えながら一気に前に出る。常幸龍、俵に詰まる。琴奨菊、手前に右小手投げ。常幸龍、土俵内に転がる。その後、琴奨菊、土俵に腹這いになる。

■ 豊ノ島 0勝2敗 不戦勝 □ 豪栄道 1勝1敗
 豊ノ島、左膝内側側副靱帯損傷のため、休場。

○ 碧山 2勝0敗 叩き込み ● 稀勢の里 1勝1敗 (2.0秒)
 稀勢の里、仕切り線少し後方で仕切る。両者、合わせて立ち、頭で当たり合う。碧山、当たり勝つ。稀勢の里、相手の当たりに少し下がるが、前に出ようとする。碧山、そこで相手の頭を押さえつけながら下がる。稀勢の里、前に落ちて土俵に転がる。

○ 白鵬 2勝0敗 叩き込み ● 遠藤 0勝2敗 (2.9秒)
 遠藤、先に右手をつく。白鵬、右手をつき、右肘を固めて踏み込む。遠藤、低く当たって左から押っ付け、突き放す。白鵬、叩きながら引き、土俵際頭を押さえつける。遠藤、前に落ち、白鵬、右足を上げてそれをかわす。遠藤、左頬、左肩、左腕、腹に砂がべったり。

○ 日馬富士 2勝0敗 押し出し ● 千代大龍 0勝2敗 (4.8秒)
 千代大龍、手をつく。日馬富士、すぐにサッと手をつき、踏み込み、押し上げる。千代大龍、相手の手を叩いて引き、突っ張る。日馬富士、突っ張り返す。千代大龍、上体が起き、叩きながら引く。日馬富士、乗じて前に出る。千代大龍、俵の外に出る。

● 照ノ富士 1勝1敗 首投げ ○ 鶴竜 2勝0敗 (24.1秒)
 照ノ富士、腰を下ろす前に仰け反り、仕切り線少し後方に手をつき、相手が手をつく瞬間に素早く立ち、右肘を固めて踏み込む。鶴竜、頭から低く当たり、左前廻しを狙う。照ノ富士、相手の右腕を両手で抱えて下がり、そのまま土俵際を左に回る。鶴竜、左を差す。照ノ富士、外から極め上げながら左に回る。鶴竜、堪らず右差し手を抜く。照ノ富士、左差し手を返しながら中に戻る。鶴竜、右腕がバンザイになるが、左下手を取る。照ノ富士、右上手に手を伸ばすが取れず、左差し手を返したまま右上手を探り続ける。鶴竜、バンザイになっていた右で相手の首を抱え、下がりながら首投げ。照ノ富士、深い左下手を取って体を寄せる。鶴竜、更に下がり、土俵際、相手の頭を押さえつける。照ノ富士、土俵に這い、鶴竜、その上に乗る。

★来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」
 1位:旭天鵬、2位:逸ノ城、3位:阿夢露

《2014年秋場所取組内容・目次へ》