日馬富士 2014年秋(九月)場所取組内容

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初日から3連勝。特に三日目の高安戦での投げの打ち合いでは、身体能力の高さを改めて見せる。
四日目の嘉風戦。日馬富士が寄り切りで勝ったかに見えたが、「物言い」がつき、取組の途中で髷を掴んだとして反則負け。また、この取組で、相手の頭が右目付近に当たり、「右眼窩内壁骨折」と診断され、翌日から休場した。

(初) 遠藤戦 ○叩き込み 3.2秒
 遠藤、先に右手をつく。日馬富士、仕切り線少し後方に手をサッとつき、頭から低く踏み込み、押し上げる。遠藤、下がらず堪え、押し返して前に出ようとする。日馬富士、叩きながら左に開く。遠藤、前に飛び落ち、日馬富士、左足一本でそれをかわす。

(2) 千代大龍戦 ○押し出し 4.8秒
 千代大龍、手をつく。日馬富士、すぐにサッと手をつき、踏み込み、押し上げる。千代大龍、相手の手を叩いて引き、突っ張る。日馬富士、突っ張り返す。千代大龍、上体が起き、叩きながら引く。日馬富士、乗じて前に出る。千代大龍、俵の外に出る。

(3) 高安戦 ○掬い投げ 25.1秒
 日馬富士、仕切り線少し後方。高安、先に両手をつき、相手が手をつくとすぐに素早く立つ。日馬富士、低く鋭く踏み込み、左上手に手を伸ばすが取れず。高安、相手の当たりに下がらず、右喉輪で相手を起こす。日馬富士、突っ張りながら前に出る。高安、相手の圧力に下がるが、体勢を低くして左を差し込む。日馬富士、右上手を探るが取れず、深い左下手を取る。高安、深い左下手を取り、右上手を探る。日馬富士、すぐに右小手投げで振り回す。高安、土俵内に戻り、右上手に手を伸ばすが取れず。両者、土俵中央で互いに左下手を持つ。高安、左下手投げを打って相手を傾かせ、右上手に手を伸ばす。日馬富士、廻しを遠ざけて上手を与えず。高安、右上手に手を伸ばす。日馬富士、右で差し手を抱えて相手を起こし、左下手を深くする。両者、何度も右上手に手を伸ばすが取れず。日馬富士、機を見て左下手投げで大きく振り、相手を土俵際にする。高安、土俵際、右小手投げを打ち返す。日馬富士、右足一本で体勢が裏返りそうになるところを堪え、下手が切れた左で掬い投げ。高安、俵の外に崩れ落ち、日馬富士、相手の上に乗る。

(4) 嘉風戦 ●反則 6.4秒
 日馬富士、仕切り線少し後方。嘉風、先に両手をつき、相手が手をつこうとしたときに立ち、頭から踏み込む。日馬富士、低く当たって突き放す。嘉風、下から突き放す。日馬富士、左から張り、叩きながら下がる。嘉風、乗じて押しながら前に出る。日馬富士、左に回って中に戻り、再び相手の頭を叩きながら下がる。嘉風、堪える。日馬富士、その機に中に入り、相手の右側につき、左で後ろ廻しを取って寄り切る。両者、土俵下に落ちる。軍配、日馬富士。「物言い」がつき、協議の結果、日馬富士が髷を掴んでいるとし、反則負けとなる。日馬富士、右目に相手の突っ張りが入ったのか、かなり痛そうにする。

(5) 大砂嵐戦 ■ 不戦勝 
 日馬富士、「右眼窩内壁骨折」のため、休場。

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