四日目・十両。(九州場所)

九州場所四日目・十両の取り組み。
初日から3連勝の北はり磨、魁が敗れ、全勝は富士東のみとなる。
ベテラン若の里が3勝目。
里山、大道、大栄翔が初日を出した。
新十両の英乃海が、今日から休場した。

十両全取り組み内容は以下の通り。
カッコ内は取り組み時間です。

■ 英乃海 2勝2敗 不戦勝 □ 輝 3勝1敗
 英乃海、「左足関節捻挫」のため、 休場。

○ 東龍 2勝2敗 叩き込み ● 魁 3勝1敗 (0.8秒)
 東龍、先に手をつく。魁、手をサッとついて頭を下げて踏み込む。東龍、叩きながら左に開く。魁、前にバッタリ落ちる。

○ 天鎧鵬 3勝1敗 寄り切り ● 徳真鵬 1勝3敗 (13.0秒)
 天鎧鵬、先に右手をつく。徳真鵬、両手をサッとつく。天鎧鵬、頭から踏み込み、右肘を固めて当たる。徳真鵬、両手で突き放し、押し上げながら前に出る。天鎧鵬、相手の手を撥ね上げ、土俵際右を差す。徳真鵬、左上手を取る。天鎧鵬、右差し手を返しながら腰を振って上手を切ろうとするがならず、土俵際を右に回り、左を差して両差しで前に出る。徳真鵬、左上手を持ち、右で極めようとするが止め、右を巻き替えてねじ込む。天鎧鵬、両廻しを持って一気に前に出、腰を下ろして寄り切る。

○ 栃飛龍 3勝1敗 押し出し ● 玉飛鳥 2勝2敗 (5.4秒)
 玉飛鳥、先に左手をつく。栃飛龍、仕切り線かなり後方でサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。玉飛鳥、頭から低く当たる。栃飛龍、両手突きで相手を起こし、突っ張ろうとする。玉飛鳥、やや高い体勢で左を差す。栃飛龍、下から押し上げながら前に出る。玉飛鳥、叩きながら引く。栃飛龍、落ちずに押しながら前に出る。玉飛鳥、俵の外に出る。

○ 富士東 4勝0敗 突き出し ● 琴恵光 1勝3敗 (4.0秒)
 琴恵光、先に左手をつき、相手が手をつこうとした瞬間、突っ掛ける。2度目、琴恵光、先に左手をつき、相手が手をついてから、素早くぴょんと立つ。富士東、遅れてその場で立つが、力強く突っ張りながら前に出る。琴恵光、下からあてがうが俵に詰まり、相手の手を右から突く。富士東、構わず両手で相手の胸を押す。琴恵光、土俵下に落ちる。

○ 大栄翔 1勝3敗 寄り切り ● 朝赤龍 1勝3敗 (47.5秒)
 大栄翔、先に手をつき、朝赤龍、すぐに両手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。朝赤龍、頭から低く踏み込み、左上手に手を伸ばす。大栄翔、押し上げる。朝赤龍、叩いて体を離す。大栄翔、押しながら前に出る。朝赤龍、土俵際を左に回り、相手の手を撥ね上げ、左を差し、深い右上手を取る。両者、左四つがっぷりで胸が合う。大栄翔、両廻しを引きつけて前に出る。朝赤龍、土俵際堪えて中に戻る。大栄翔、前に出ようとする。朝赤龍、堪え、左に振って中に戻り、腰を引く。両者、左四つ、やや腰を引いた体勢でしばらく止まる(約26秒間)。朝赤龍、両廻しを引きつけて前に出る。大栄翔、相手を腹に乗せるようにして左に振って体を入れ替え、そのまま寄り切る。

● 北はり磨 3勝1敗 押し出し ○ 若の里 3勝1敗 (3.8秒)
 両者、ほぼ同時に手をついて立つ。若の里、右から張り、左を差す。北はり磨、低く当たり、左を差し、右を巻き替える。若の里、乗じて左で押っ付けながら一気に前に出る。北はり磨、両差しになるが俵に詰まる。若の里、両手で顎を突き放す。北はり磨、俵に両足を掛けながら左から突き落とし気味に掬う。両者、俵の外に倒れ、北はり磨、土俵下に転落。両者の出るタイミングが微妙に見えたが、軍配、若の里。物言いはなし。

○ 大道 1勝3敗 叩き込み ● 臥牙丸 2勝2敗 (1.3秒)
 両者、仕切り線少し後方。臥牙丸、先に手をつく。大道、手をサッとついて素早く立つ。臥牙丸、少し遅れて立つ。大道、右で張り、叩きながら右に開く。臥牙丸、土俵に両手をつく。

○ 里山 1勝3敗 押し出し ● 旭日松 2勝2敗 (1.9秒)
 里山、仕切り線後方で先に手をつく。旭日松、左手をサッとつき、右手を出しながら踏み込む。里山、頭を下げて相手の手の下に潜り、左下手を取る。旭日松、左喉輪で押し上げる。里山、右筈で相手の左脇を押し上げ、左下手を持って一気に前に出る。旭日松、土俵際叩こうとするが、左足が俵の外に出、その後、里山、土俵に落ちる。

○ 佐田の富士 2勝2敗 突き出し ● 双大竜 1勝3敗 (11.0秒)
 双大竜、仕切り線後方で先に手をつく。佐田の富士、手をサッとつき、両手突きに行く。双大竜、低く踏み込む。佐田の富士、顎に向かって突っ張る。双大竜、下から撥ね上げて下がらず、突き返す。佐田の富士、突っ張り、右喉輪で相手を下がらせる。双大竜、俵に詰まり、土俵際を右に回る。佐田の富士、逃さず突っ張る。双大竜、右から突こうとするが、俵の外に出る。

○ 土佐豊 2勝2敗 寄り切り ● 千代皇 2勝2敗 (4.9秒)
 土佐豊、仕切り線かなり後方で右手をつく。千代皇、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。土佐豊、両腕を交差させる。千代皇、踏み込んで右を差そうとする。土佐豊、右を差し、左上手を探りながら一気に前に出る。千代皇、俵に詰まる。土佐豊、右差しでがぶって寄り切る。

○ 時天空 3勝1敗 叩き込み ● 翔天狼 2勝2敗 (1.6秒)
 翔天狼、先に左手をつき、相手が手をつく瞬間に素早く立ち、頭から踏み込む。時天空、その場で立って右を差す。翔天狼、左押っ付け、右筈で押しながら前に出る。時天空、引いて体を離し、土俵際左に開く。翔天狼、前にバッタリ落ちる。

● 青狼 1勝3敗 肩透かし ○ 鏡桜 3勝1敗 (5.0秒)
 鏡桜、先に右手をつく。青狼、仕切り線少し後方にサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。鏡桜、踏み込んで左下手を探る。青狼、頭をつけ、左上手前廻しを取り、右上手前廻しにも手を伸ばす。鏡桜、腰を引いて相手に右廻し与えず、右に回り、土俵際、右から掬って相手の左上手を切る。青狼、振られて前のめりになる。鏡桜、そこを叩く。青狼、土俵に落ち、鏡桜、土俵下に飛んで尻餅。両者の落ちるタイミングが微妙だったが、軍配、鏡桜。しかし、鏡桜、負けたと思い、勝ち名乗りの際、そのまま土俵を下がろうとした。VTRで見ると、青狼の手が土俵に落ちるのが早かった。

★来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」
 1位:若の里、2位:里山、3位:大栄翔

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