白鵬、優勝インタビュー全文。

2014年11月場所、32回目の幕内優勝を果たした白鵬の館内インタビューは以下の通り。

<それでは、ついに、大記録を成し遂げました、白鵬関にお話を伺います。おめでとうございます>
どうも、ありがとうございます。(館内拍手と歓声)

<優勝、史上最多に並ぶ32回です。今の心境、思いはいかがですか>
いや、言葉にならないです…。はい…。(館内大きな拍手と歓声)

<優勝を決めて花道を下がるとき、そして君が代を歌ったとき、少し、目が潤んだように見えました。どういう思いだったんでしょうか>
ええ。この場を借りて、生中継を見ている両親、また、モンゴルの方々にちょっと、言葉をしたいと思います。
(モンゴル語で話す)(館内拍手と歓声)

<おそらく、大鵬さんへの思いだと思いますが、日本語でも教えて下さい>
…そうですね、あの、角界の父の偉大な記録に(ため息)、並んだということは、約束と恩返しができたと。そういう言葉です。(館内拍手と歓声)

<今こうして、大鵬さんと優勝回数で肩を並べて、角界の師と慕うその大鵬さんの言葉、教え、色んな言葉の中から、どんなことが今、頭をよぎっていますか>
そうですね、あの、天皇賜杯というね、32回、この大記録というのは、私、場所前からずっと思っていましたけれど、皆さんに、知ってもらいたい。また、聞いてほしいなと思います。
15年前に、62kgの小さい少年が、ここまで来たというのは、誰も想像しなかったと思います。(館内大きな拍手)
やっぱり、この国の魂と、相撲の神様が、認めてくれたから、この結果があると思います。(館内大きな拍手と歓声)
そしてうまく言えるかどうか分かりませんが、えー、明治初期に、断髪事件が起きたときに、大久保利通という武士が、当時の明治天皇と、長く続いたこの伝統文化を守ってくれたそうです。
その中で、天皇陛下に感謝したいと思います。(白鵬、お辞儀。館内拍手と歓声)

<こうして優勝回数で32回、大鵬さんに肩を並べ、この日本の伝統文化、大横綱白鵬関は、どのようにしてこれから受け継ぎ、そして引き継いで行こうと考えてらっしゃいますか>
この優勝に恥じないよう、今後も一生懸命、頑張って行きたいと思います。
えー、九州の皆さん、15日間、ありがとうございました!(白鵬、四方に手を振る。館内拍手と歓声)

<新しい年も、素晴らしい活躍を期待しています>
頑張ります。また、来年会いましょう。(白鵬、お辞儀。館内拍手)
<32回目の優勝、白鵬関でした>

インタビュアー:佐藤洋之アナウンサー

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