碧山 2014年九州(十一月)場所取組内容

201411あおいやま.gif

先場所二桁勝利を上げ、今場所初めて関脇に昇進(小結は2012年9月及び今年の7月場所に経験)。
初日白星スタートだったが、二日目は大関琴奨菊、三日目は同じ新関脇の逸ノ城に敗れて2連敗。
五日目には大関稀勢の里に初黒星をつけるなど3連勝。
十一日目には横綱日馬富士を破る。
千秋楽を7勝7敗で迎えるが、豊ノ島に勝って勝ち越しを決める。
三役での勝ち越しは初めて。

初) 豊響戦 ○肩透かし 4.2秒
 豊響、先に手をつく。碧山、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立ち、頭から当たる。両者、突っ張り合う。豊響、突き勝って前に出る。碧山、叩きながら右をのぞかせ、俵の上で肩透かし。豊響、前に落ち、碧山、俵の外に出る。軍配、碧山。「物言い」がつき、碧山の足が残っていることを確認、「軍配通り」碧山の勝ち。

(2) 琴奨菊戦 ●寄り切り 8.9秒
 両者、ほぼ同時に手をつき、すぐに立つ。琴奨菊、左から張り、両差しになる。碧山、頭から低く当たり、左で押っ付けながら前に出ようとする。琴奨菊、両差し手を返しながら右に回って体を入れ替え、深い左下手を取って前に出る。碧山、右で首を巻いた体勢で俵に詰まり、俵に両足を掛けながら必死に残す。琴奨菊、右差し手を返しながら相手を起こし、相手の胸を押しながら腰を下ろす。碧山、土俵下に落ちる。

(3) 逸ノ城戦 ●上手投げ 7.0秒
 逸ノ城、仕切り線後方で先に左手をつく。碧山、右手をつく。逸ノ城、素早く立って左から張り、やや深い左上手を取る。碧山、右差しで前に出る。逸ノ城、右で頭を押さえながら左上手投げで振り、右を差そうとする。碧山、土俵際、左肘を固めて差させず、前に出る。逸ノ城、右で首を巻き、左に回りながら豪快な左上手投げ。碧山、土俵に転がる。

(4) 豪風戦 ○押し出し 4.7秒
 碧山、先に右手をつく。豪風、サッと手をついて低く踏み込む。碧山、両手突きから突っ張る。豪風、相手の手を叩き、下からあてがって堪える。碧山、押しながら前に出る。豪風、土俵際、相手の手を叩きながら左に回ろうとするが、土俵下に落ちる。

(5) 稀勢の里戦 ○突き出し 5.5秒
 稀勢の里、先に右手をつく。碧山、右手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。稀勢の里、左肘を固める。碧山、頭から低く踏み込んで当たり、押しながら前に出る。稀勢の里、俵に詰まる。碧山、突っ張る。稀勢の里、下からあてがい、叩きながら俵伝いに左に回ろうとする。碧山、ついて行き、相手の胸を突き放す。稀勢の里、土俵下に落ちる。

(6) 勢戦 ○叩き込み 8.0秒
 勢、先に手をつく。碧山、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。碧山、頭から踏み込み、押し上げて相手を起こし、突っ張りながら前に出る。勢、相手の手を撥ね上げるが徐々に俵に詰まり、土俵際を右に回って体を入れ替える。碧山、叩く。勢、落ちずに堪える。碧山、更に叩いて下がる。勢、前に飛んで土俵に転がる。

(7) 豪栄道戦 ●押し出し 2.4秒
 豪栄道、先に右手をつく。碧山、時間を掛けて右手をつこうとする。豪栄道、先に立ち、碧山、立てず。2度目、豪栄道、先に右手をつく。碧山、右手をサッとつき、頭を下げて踏み込む。豪栄道、両肘を固めて低く当たり、両筈で押し上げながら一気に前に出る。碧山、上体が起きて俵を割る。

(中) 安美錦戦 ○突き出し 9.3秒
 安美錦、先に右手をつき、素早く立つ。碧山、遅れてその場で立ち、不成立。2度目、安美錦、先に右手をつく。碧山、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。安美錦、頭から低く踏み込もうとする。碧山、両手で相手の肩を押さえ、顔を突き上げ、叩きながら右に回る。安美錦、頭をつける。碧山、突き放す。安美錦、左下手を取る。碧山、顔を押し上げて廻しを切り、突っ張る。安美錦、俵に詰まる。碧山、顔に突っ張り、押し上げる。安美錦、下からあてがって堪え、俵伝いに左へ回る。碧山、両手で押す。安美錦、土俵下に落ち、左目を痛そうにする。

(9) 鶴竜戦 ●寄り切り 10.1秒
 碧山、先に右手をつく。鶴竜、手をサッとつく。碧山、素早く立ち、頭を下げる。鶴竜、頭から踏み込み、下から左を差そうとする。碧山、突き放す。鶴竜、突っ張りながら前に出る。碧山、突き返し、頭をつけて右で相手の肩を押し上げる。鶴竜、体を低くし、左を差して深い下手を取る。碧山、外から抱える体勢になり、左を巻き替えて差す。鶴竜、右上手を取って引きつける。碧山、左差し手を抜いて押っ付けに変える。鶴竜、両下手を引きつけて前に出る。碧山、腰が伸びて俵を割る。

(10) 白鵬戦 ●寄り切り 22.9秒
 白鵬、先に手をつき、突っ掛ける。2度目、碧山、先に手をつく。白鵬、仕切り線少し後方で手をサッとつき、左から張って右を差す。碧山、頭から当たり、右下手を取る。白鵬、腰を振って下手を切り、前に出る。碧山、左上手を探るが取れず、再び右下手に手を掛ける。白鵬、腰を引いて廻しを与えず。両者、右四つで止まる(約3秒間)。白鵬、右差し手を返し、左上手を引きつけ、右下手を探って取り、両廻しを引きつけて前に出る。碧山、土俵際、左上手を取る。白鵬、すぐに腰を振って上手を切る。碧山、右下手を探るが取れず、差し手を返しながら中に戻る。白鵬、顎を相手の右肩に置き、深い左上手を持って相手を右半身にする。碧山、、腰を振って上手を切ろうとするがならず。白鵬、左上手を持って前に出る。碧山、俵に足が掛かる。白鵬、左上手を引きつけ、相手を左足一本にして寄り切る。白鵬、俵の外に出た相手を上手投げ。碧山、俵の外に転がる。

(11) 日馬富士戦 ○叩き込み 1.9秒
 碧山、先に手をつき、相手が手をつく瞬間に素早く立つ。日馬富士、左にずれて頭から当たり、左上手を取って開く。碧山、くるっと回って廻しを切り、振り向きざまに叩く。日馬富士、右膝から土俵に落ちる。

(12) 宝富士戦 ○送り出し 2.0秒
 宝富士、相手が腰を下ろす前に両手をつく。碧山、ゆっくり腰を下ろし、仕切り線少し後方で右手をついて、両者、ほぼ同時に立つ。宝富士、頭から低く踏み込む。碧山、右に変わって右から突く。宝富士、前に泳ぐ。碧山、後ろから押す。宝富士、土俵際向き直ろうとするが、俵の外に出る。

(13) 高安戦 ●寄り切り 23.4秒
 高安、先に両手をつく。碧山、仕切り線少し後方でサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。高安、右から張る。碧山、右肘を固めて踏み込む。高安、突っ張りながら一気に前に出る。碧山、俵に両足を掛けて堪え、顎に向かって突っ張りながら一気に前に出る。高安、俵に詰まり、左下手、右下手を取って引きつける。碧山、両手で顔を押し上げながら下がる。高安、左下手前廻しを持ってついて行く。碧山、左喉輪で押し上げる。高安、左下手を離さず。碧山、右で相手の左腕を抱えて小手投げを打ちながら右に回る。高安、下手を離して腕を抜き、突き放す。碧山、叩いて土俵際を右に回る。高安、押し上げ、叩きながら引いて左に開く。碧山、前のめりになるが堪える。高安、左上手に手を伸ばす。碧山、顔に向かって激しく何度も張り手。高安、堪えながら左下手を取る。碧山、左で頭を押さえつけながら下がる。高安、乗じて前に出、左下手を取り、右を差して寄る。碧山、土俵際右を差し込むが、上体が起きて俵を割る。

(14) 照ノ富士戦 ●寄り切り 7.4秒
 照ノ富士、先に両手をつく。碧山、右手をつき、両者、見合う。照ノ富士、やや早く立って踏み込み、左から張る。碧山、頭から低く当たり、右筈で脇腹を押しながら前に出る。照ノ富士、左上手を取るが、右足が俵に詰まる。碧山、左押っ付け、右筈押しで前に出る。照ノ富士、土俵際を左に回り、左上手投げで振って相手を土俵際にし、右差しで前に出る。碧山、左で押っ付けるが俵に詰まる。照ノ富士、腰を下ろして寄り切る。

(楽) 豊ノ島戦 ○押し倒し 5.4秒
 豊ノ島、相手が腰を下ろす前に右手をつく。碧山、右手をサッとついて素早く立つ。豊ノ島、両腕を交差させる。碧山、両手突きから突っ張る。豊ノ島、下からあてがうが俵に詰まる。碧山、左喉輪で押し上げる。豊ノ島、俵に両足を掛けながら仰け反り、両手で相手の左腕を手繰りながら俵伝いに右へ回る。碧山、取られた左で顎を押し上げて抜く。豊ノ島、俵の外に倒れる。

《2014年九州場所取組内容・目次へ》