豊響 2014年九州(十一月)場所取組内容

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2009年7月場所以来、3度目の自己最高位前頭2枚目。
初日から2連敗、四日目から3連敗し、六日目を終えて1勝5敗。
七日目に大関琴奨菊を破る。
中日から4連敗、十日目に負け越し決定。
終盤3勝を上げ、5勝10敗の成績で終える。
負け越しは3月場所以来、4場所ぶり。二桁負けは1月場所以来、5場所ぶり。

(初) 碧山戦 ●肩透かし 4.2秒
 豊響、先に手をつく。碧山、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立ち、頭から当たる。両者、突っ張り合う。豊響、突き勝って前に出る。碧山、叩きながら右をのぞかせ、俵の上で肩透かし。豊響、前に落ち、碧山、俵の外に出る。軍配、碧山。「物言い」がつき、碧山の足が残っていることを確認、「軍配通り」碧山の勝ち。

(2) 日馬富士戦 ●寄り切り 5.8秒
 豊響、先に手をつき、相手が手をつく瞬間、素早く立って頭から踏み込む。日馬富士、右手を出しながら低く踏み込む。豊響、押しながら前に出る。日馬富士、少し引いて体を離し、左足を俵に掛けながら低い体勢で両下手を取る。豊響、左上手に手を伸ばすが取れず。日馬富士、両下手を引きつけて一気に前に出る。豊響、左を巻き替えて差すが俵に詰まる。日馬富士、がぶって寄り切る。

(3) 嘉風戦 ○押し倒し 2.9秒
 嘉風、先に両手をつく。豊響、なかなか手をつかず。嘉風、一度ついた手を引き、両者、腰を上げて仕切り直し。2度目、嘉風、先に両手をつく。豊響、仕切り線少し後方に両手をサッとつき、頭から踏み込み、押しながら前に出る。嘉風、相手の手を叩きながら土俵際を左に回る。豊響、逃さず相手の胸を押す。嘉風、後ろ向きに倒れ、土俵下に転落。勝負後、嘉風、花道奥で歩けなくなり、車椅子で下がる。左足太腿の肉離れを起こしたよう。

(4) 鶴竜戦 ●寄り切り 5.8秒
 豊響、先に右手をつく。鶴竜、すぐにサッと手をつき、頭から踏み込む。豊響、頭から当たり、突っ張りながら前に出る。鶴竜、右から突いていなす。豊響、向き直る。鶴竜、左から張る。豊響、突っ張る。鶴竜、両上手前廻しを取り、引きつけて前に出る。豊響、腰が伸びて俵を割る。

(5) 白鵬戦 ●上手投げ 3.4秒
 豊響、先に右手をつく。白鵬、右手をつき、左手をサッとついて、両者、ほぼ同時に立つ。豊響、頭から踏み込む。白鵬、踏み込んで右を差し、すぐに左上手を取る。豊響、上体が起き、左で相手の差し手を抱える。白鵬、左上手を引きつけて前に出、体を右に傾かせながら豪快な左上手投げ。豊響、宙で裏返り、土俵に転がる。

(6) 宝富士戦 ●叩き込み 7.7秒
 宝富士、先に手をつく。豊響、仕切り線少し後方でサッと手をつき、頭から踏み込む。宝富士、両手を下げて胸で当たる。豊響、両手で胸を押し上げ、突っ張る。宝富士、突き返し、左で突いていなす。豊響、向き直って押し上げながら前に出る。宝富士、土俵際を左に回り、左を差す。豊響、頭を下げて前に出る。宝富士、そこを左に回りながら叩く。豊響、土俵に落ちる。

(7) 琴奨菊戦 ○小手投げ 2.8秒
 豊響、先に右手をつく。琴奨菊、すぐに手をサッとつき、素早く立ち、左肘を固めて頭から踏み込む。豊響、少し遅れてその場で立ち、頭から低く当たる。琴奨菊、左を差す。豊響、右で相手の左腕を極め気味に抱え、左筈押しで一気に前に出る。琴奨菊、右足が俵に詰まる。豊響、手前に右小手投げ。琴奨菊、土俵に転がる。

(中) 魁聖戦 ●寄り切り 13.5秒
 魁聖、先に両手をつく。豊響、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。豊響、頭から踏み込む。魁聖、両腕を下げて当たる。豊響、右喉輪で押し上げながら一気に前に出る。魁聖、左足一本で仰け反り、俵に詰まる。豊響、左で押っ付けながら押し上げる。魁聖、土俵際を左に回る。豊響、突き放す。魁聖、押し返し、右をのぞかせる。豊響、前に出る。魁聖、土俵際右腕を返しながら右に回り、左上手を取って引きつけながら寄る。豊響、右下手を取り、俵に両足を掛けて堪える。魁聖、左上手を引きつけ、力強く寄り切る。

(9) 稀勢の里戦 ●突き落し 2.2秒
 豊響、仕切り線少し後方で先に手をつく。稀勢の里、右手をつき、両者、合わせて立つ。豊響、右肘を固めて頭から低く踏み込む。稀勢の里、左肘を固めて当たるが、相手の当たりを受けて起きて下がり、土俵際、左から突く。豊響、前に裏返って落ち、稀勢の里、右足一本で残す。

(10) 千代鳳戦 ●突き落し 10.9秒
 豊響、先に右手をつく。千代鳳、体をしばらく縦に揺らし、仕切り線後方にサッと手をついて立つ。両者、踏み込んで頭で当たり合う。豊響、押し上げながら前に出る。千代鳳、俵に詰まり、左から突きながら土俵際を左へ回る。豊響、両手で押しながら前に出る。千代鳳、下からあてがうが、再び俵に詰まる。豊響、右喉輪、左筈で押し上げる。千代鳳、仰け反りながら右で首を巻き、俵伝いに左へ土俵半周し、左から突く。豊響、俵の外に飛び落ち、千代鳳、土俵下に落ちる。軍配、千代鳳。両者の落ちるタイミングが微妙に見えたが、物言いはなし。VTRでは、豊響の右手がわずかに先に落ちていた。

(11) 逸ノ城戦 ●突き落し 2.9秒
 豊響、先に手をつく。逸ノ城、仕切り線かなり後方で手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。豊響、頭から踏み込む。逸ノ城、右を差し、左上手に手を伸ばす。豊響、左押っ付けで前に出る。逸ノ城、土俵際、体を開いて右掬い投げ。豊響、土俵に落ちる。

(12) 豪風戦 ○押し出し 7.0秒
 豊響、先に右手をつく。豪風、仕切り線後方でサッと手をつき、右手を出して頭から踏み込む。豊響、当たって突き放し、顎に向かって突っ張りながら前に出る。豪風、土俵際、相手の手を叩いて左に開き、俵伝いに左へ回る。豊響、土俵際向き直る。豪風、押し上げ、引いて体を離す。豊響、前に出る。豪風、相手の手を叩きながら大きく引いて土俵際。豊響、相手を押し出そうとする。豪風、俵の上で左から突く。豊響、俵の前で前のめりになり、豪風、俵の上を回り込もうとするが、左足爪先が俵の外に出る。その後、両者、土俵下に落ちる。

(13) 安美錦戦 ○押し出し 5.8秒
 豊響、先に手をつく。安美錦、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立ち、頭で当たり合う。豊響、右喉輪で押しながら前に出る。安美錦、引いて体を離し、土俵際頭を下げる。豊響、押し上げる。安美錦、下からあてがって堪え、右で首を巻いて俵伝いに左へ回る。豊響、前のめりになりながらついて行く。安美錦、回り切れずに土俵下に落ちて転がる。

(14) 勢戦 ●突き落し 0.8秒
 勢、先に右手をつく。豊響、仕切り線少し後方でサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。豊響、頭から踏み込む。勢、両手を下げて当たる。豊響、右喉輪で押し上げながら一気に前に出る。勢、俵に詰まり、叩く。豊響、土俵に落ち、勢、俵の外に出る。軍配、豊響。「物言い」がつき、VTRでは豊響がわずかに早く落ちたように見えたが、長い協議の末、豊響の体の落ちるのと、勢が飛び出すのが同時と判断、「取り直し」となる。(2.3秒)。<取り直しの相撲>勢、先に右手をつく。豊響、仕切り線後方でサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。豊響、頭から踏み込む。勢、右腕を後ろにしながら踏み込み、その右でいきなり相手の左腕を抱え、右に開いて突く。豊響、土俵にバッタリ落ちる。(0.8秒)

(楽) 北太樹戦 ○押し出し 2.0秒
 豊響、先に右手をつく。北太樹、仕切り線少し後方でサッと手をつき、頭から踏み込む。豊響、両手突きで起こし、右喉輪で押し上げながら前に出、左喉輪で突き放す。北太樹、土俵下に吹っ飛ぶ。

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