取組書き起こし作業(1)

本場所中、外国に住みながら、どうやって相撲中継を見たり、取組の書き起こし作業をしているのか、知りたいと言って下さる人がいたので、ちょっと説明したいと思います。
(現在は、日本に帰国していますが、PC上で動画を見た方が、作業が効率的にできることと、画像をキャプチャーしやすいので、ほぼ同じ作業をしています)

<テレビの視聴>

 日本のテレビ番組は、日本の家に設置してあるスリングボックス(http://www.slingbox.jp/)という機器を使い、インターネット経由で見ています。

01 201412月スリングボックス画面-矢印つき.gif

この機器は、傍に置いてあるHDDレコーダー等の録画機器を、どこからでも(外国にある自宅でも、旅先でも)リモコン操作できます。(で表示されているリモコンをマウスで操作する)
それにより、設置場所で放送されているチャンネルをリアルタイムで見られますし、録画をして見ることもできます。

この画像では小さい画面で表示していますが、もちろん全画面表示もできます。
映像は通常PCで見ていますが、PCを大きな画面のテレビにつなげば、テレビ画面で見られます。

ただし、画質はインターネットの速度によって左右されますので、割合良い画質で見られるときもあれば、何が映っているのか分からないほどの画質のときもあります。

尚、の丸い部分をドラッグすることにより、映像を最大30分遡ることができます。(ただし、大まかにしか遡れない上、これを使っているときに、このソフトがフリーズする確率が高まります。)この機能を使って、気になる画像をキャプチャーしています。


<取組の録画>
 取組は、PC画面上で、キャプチャー録画します。

本場所中はリアルタイムで取組を見ていますが、通常のスピードで流れる取組を文字で書き起こすのは困難です。
書き起こしには、映像を録画し、それを再生し、一時停止を繰り返しながら行います。

日本にいるときなら、HDDレコーダーを操作すればよい話ですが、インターネット経由でリモコン操作しての作業は大変です。
何が大変って、タイムラグ があるからです。

外国からリモコンを操作して、日本にある機器がそれを認識し、それがこちらで見ている画面に反映されるには、早くて4秒ほど掛かります(ネット速度が遅いともっと遅い)。

単純な操作なら問題ないのですが、早送り、一時停止、コマ送り、スロー再生、等の細かい作業をしたいのにタイムラグがあると、思った所で止められず、作業がはかどりません。

なので、取組毎にPC画面上でキャプチャー録画しています。
(ソフトはBB FlashBack Express http://www.bbflashback.jp/)
02 BB FlashBack Express レコーダー.jpg



十両と幕内の全取組についてこれを行うので、14番(十両)+21番(幕内)計35番の録画を行います。
(下は2014年11月場所3日目の録画リスト)

03 201411月場所リスト.gif


<書き起こし作業ファイル>
 取組の書き起こしは、エクセルのファイルに記録します。

下が書き起こしを記録していくファイルです。
取組が始まるまでに、各取組の力士名、前日までの成績(初日は先場所の成績)を記入しておきます。


04 201411月十両ファイルひな型.gif


幕内の場合は、過去の対戦成績もあらかじめ入力しています。

05-201411月幕内ファイルひな型.gif


取組書き起こし作業(2)へつづく→

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