妙義龍 2015年春(三月)場所取組内容

201503みょうぎりゅう

関脇だった昨年9月場所で、左目網膜剥離の手術を受けて全休。そこから2場所連続9勝6敗の成績を上げ、今場所小結に戻った。
初日は横綱白鵬に押し倒されて黒星発進。
二日目は大関稀勢の里を破り、初白星。六日目まで4勝2敗。
七日目から3連敗し、黒星先行に。
十二日目から3連勝し、十四日目に勝ち越しを決める。
千秋楽は、徳勝龍の突き落としに敗れ、8勝7敗で今場所を終える。

(初) 白鵬戦 ●押し倒し 2.8秒
 妙義龍、先に手をつく。白鵬、右、左と手をつき、右肘を固めて踏み込む。妙義龍、叩きながら下がり、両差しになろうとするがならず、左に開く。白鵬、上体を起こして堪える。妙義龍、体が離れて前のめりになる。白鵬、肩越しの右、左上手を探るが取れず。妙義龍、体勢を崩す。白鵬、前に出る。妙義龍、土俵に尻餅をついて転がる。直後、白鵬、前に落ちて土俵に転がる。

(2) 稀勢の里戦 ○寄り切り 2.5秒
 妙義龍、先に手をつく。稀勢の里、手をつく。妙義龍、突っ掛ける。2度目、妙義龍、先に手をつく。稀勢の里、手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。妙義龍、頭を下げ、右手を出しながら踏み込む。稀勢の里、その場で立ち、当たりを胸で受ける。妙義龍、両差しで一気に前に出る。稀勢の里、左で差し手を抱え、右で首を巻いて左に回るが、俵を割って土俵下に落ちる。

(3) 高安戦 ○寄り切り 5.6秒
 両者、ほぼ同時にサッと手をついて立つ。高安、両手突き。妙義龍、右手を出しながら低く当たる。高安、激しく突っ張る。妙義龍、下から撥ね上げ、右から押っ付けて相手を左半身にし、右押っ付け、左喉輪で前に出、右で後ろ廻しを取って寄る。高安、上体が起き、力なく俵を割る。

(4) 琴奨菊戦 ●寄り切り 9.6秒
 妙義龍、先に手をつく。琴奨菊、仕切り線少し後方でサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。妙義龍、右手を出して頭から踏み込み、左を差して差し手を返す。琴奨菊、右で差し手を抱えながら左を差し込む。妙義龍、右上手前廻しを探る。琴奨菊、腰を引いて上手を与えず、左差し手を返して一気に前に出る。妙義龍、俵に両足を掛けて堪える。琴奨菊、左差し手を更に返し、爪先立ちで寄る。妙義龍、足を掛けて必死に堪える。琴奨菊、左差し手を突きつける。妙義龍、土俵下に落ちる。

(5) 碧山戦 ○押し出し 2.2秒
 両者、見合う。妙義龍、先に手をつく。碧山、手をつこうと動き、手をつかずにゆっくり立つ。2度目、両者、見合う。碧山、先に手をつく。妙義龍、サッと手をつき、両者、ほぼ同時に立ち、頭で当たり合う。妙義龍、押し上げて前に出る。碧山、上体が起きて引く。妙義龍、乗じて一気に押し出す。

(6) 宝富士戦 ○寄り切り 38.8秒
 宝富士、仕切り線後方で先に手をつく。妙義龍、手をサッとついて素早く立ち、両手を前に低く出して頭から踏み込み、左、右と差して両差しになる。宝富士、右から突いて左を巻き替える。妙義龍、乗じて前に出、右を巻き替えて差す。宝富士、土俵際、左で押っ付ける。妙義龍、一瞬右半身になって下がり、体勢を低くし、左喉輪で押し上げ、右から押っ付ける。宝富士、左で押っ付ける。妙義龍、右をのぞかせ、左も差しながら前に出る。宝富士、土俵際、右で押っ付けながら右に回り、左を巻き替えて差す。妙義龍、右を巻き替え返そうとする。宝富士、乗じて前に出、右喉輪で押し上げる。妙義龍、左を差し、右で押っ付けながら頭をつけ、左差し手を浅くする。宝富士、右で押っ付ける。両者、止まる(約4秒間)。宝富士、右押っ付けで前に出る。妙義龍、一旦下がって体を離し、押す。両者、頭をつけ合って押す体勢になる。宝富士、相手の右腕を手繰る。妙義龍、堪え、頭をつけて左を差す。宝富士、左を差そうとする。妙義龍、右下手を取って前に出る。宝富士、体勢を低くする。両者、少し止まる(約3秒間)。妙義龍、左を差し、右下手を引きつけて前に出る。宝富士、上体が起きて土俵下に落ちる。

(7) 栃煌山戦 ●押し出し 2.2秒
 栃煌山、腰を下ろし、じりっと前に出る。妙義龍、先に手をつく。栃煌山、サッと手をつく。妙義龍、素早く立ち、頭を下げて踏み込む。栃煌山、右肘を固めて当たり、右、左と差す。妙義龍、叩きながら下がる。栃煌山、乗じて前に出ながら押す。妙義龍、土俵下に落ちる。

(中) 玉鷲戦 ●小手投げ 10.6秒
 玉鷲、先に手をつく。妙義龍、すぐにサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立って頭で当たり合う。妙義龍、両差しになろうとする。玉鷲、右喉輪で押し上げ、突き放す。妙義龍、少し下がる。玉鷲、突っ張る。妙義龍、下からあてがって堪え、前に出て左を差す。玉鷲、右小手で振り、左喉輪で押し上げる。妙義龍、前に出る。玉鷲、土俵際になり、右に回りながら左で頭を押さえつけて右小手投げに行く。妙義龍、土俵際、堪えて向き直る。玉鷲、体を開き、相手の差し手を極め気味に右小手投げ。妙義龍、振り回されて裏返り、土俵に尻餅をつく。

(9) 照ノ富士戦 ●寄り切り 20.0秒
 妙義龍、先に手をつく。照ノ富士、仕切り線後方でサッと手をつき、右肩から踏み込む。妙義龍、頭から踏み込んで当たり、左で押っ付ける。照ノ富士、右手で相手の右腕を手繰って下がり、左上手を取る。妙義龍、向き直って両差しになる。照ノ富士、左上手を持って右押っ付けで前に出る。妙義龍、俵に両足を掛けて必死に堪え、右下手を取る。照ノ富士、左上手で土俵内へ振取る。妙義龍、左を差す。照ノ富士、右上手も取って両上手になる。妙義龍、左下手を取って両下手になる。照ノ富士、左上手が切れ、左で差し手を抱える。妙義龍、左下手を離して差し手を返し、右下手を引きつけながら前に出ようとする。照ノ富士、伸びた右上手を持ち、仰け反って相手を浮かせながら前に出る。妙義龍、左下手を取り、両下手を持って堪え、中に戻る。照ノ富士、伸びた右上手を持ち、相手を腹に乗せるようにして前に出る。妙義龍、俵に詰まる。照ノ富士、腰を下ろして寄り切る。

(10) 栃ノ心戦 ○押し出し 3.0秒
 両者、腰を下ろして見合う。妙義龍、先に手をつく。栃ノ心、すぐにサッと手をつき、両者、立つ。栃ノ心、左から張って右を差す。妙義龍、左押っ付け、右筈で押し上げながら前に出る。栃ノ心、仰け反って俵に詰まる。妙義龍、相手の胸を押し上げる。栃ノ心、俵の上で左から突こうとする。妙義龍、構わず押す。栃ノ心、土俵下に飛び落ちる。

(11) 日馬富士戦 ●寄り切り 21.6秒
 妙義龍、先に手をつく。日馬富士、サッと手をつき、両者、ほぼ同時に立って、頭で当たり合う。妙義龍、突き放そうとする。日馬富士、両手で相手の顎を押し上げ、体勢を低くして左を差そうとする。妙義龍、少し引いて体を離す。日馬富士、乗じて前に出る。妙義龍、土俵際堪える。日馬富士、押し上げ、叩く。妙義龍、堪え、叩き返す。日馬富士、乗じて前に出る。妙義龍、俵に両足を掛け、左を差す。日馬富士、右上手に手を伸ばすが取れず。妙義龍、左足を俵に掛け、左下手を取る。日馬富士、右から絞る。両者、止まる。日馬富士、右押っ付けで前に出る。妙義龍、右で相手の差し手を抱え、俵に両足を掛けて堪える。両者、止まる(約4秒間)。日馬富士、右押っ付けで前に出る。妙義龍、上体が起きるが俵に両足を掛けて堪える。日馬富士、右上手を取り、左差し手を返しながら寄る。妙義龍、上体が起き、土俵下に落ちる。

(12) 魁聖戦 ○寄り切り 30.2秒
 魁聖、相手が腰を下ろす前に手をつく。妙義龍、サッと手をつき、素早く立って頭から踏み込む。魁聖、遅れてその場で立ち、相手の当たりを胸で受ける。妙義龍、頭をつけて左から押っ付ける。魁聖、両差しになろうとするがならず。妙義龍、右で押っ付け、頭をつけて左筈で脇を押し上げる。魁聖、右を差す。妙義龍、左で押っ付けながら左上手前廻しを取り、右筈で押し上げる。魁聖、左で相手の腕を抱え、右に傾いたやや高い体勢。両者、止まる(約11秒間)。妙義龍、左上手を持ち、前に出ようと圧力を掛けてから、左に開いて右で叩く。魁聖、前に泳ぎ、向き直る。妙義龍、両差しになって前に出る。魁聖、土俵際、右で小手に巻き、体を開いて小手投げに行く。妙義龍、深い左下手を取って堪え、そのまま寄る。魁聖、俵の外に出る。

(13) 逸ノ城戦 ○押し出し 7.3秒
 妙義龍、先に右手をつくがその手を引く。逸ノ城、手をつこうとして止める。妙義龍、再び右手をつく。逸ノ城、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。妙義龍、頭を下げて踏み込む。逸ノ城、右肘を固めて当たり、右を差す。妙義龍、両手で相手の右腕を抱え、左に回りながら左廻しに手を伸ばす。逸ノ城、体を離す。妙義龍、右を差す。逸ノ城、左で差し手を抱え、右で押っ付けて前に出る。妙義龍、体を離し、土俵際、叩いて左に開く。逸ノ城、前のめりになり、向き直ろうとする。妙義龍、右喉輪で押し上げながら前に出る。逸ノ城、上体が起きて俵を割る。

(14) 誉富士戦 ○叩き込み 5.8秒
 誉富士、両腕を交差させ、相手が手をつく前に、ぴょんと突っ掛ける。2度目、誉富士、両腕を交差させ、相手が手をつこうと動いた際に素早く立つ。妙義龍、頭から低く踏み込み、突き放す。誉富士、叩きながら引く。妙義龍、乗じて中に入り、前に出る。誉富士、相手に覆いかぶさるように叩きながら俵伝いに下がる。妙義龍、落ちずに堪え、右で顔を張る。両者、互いに右喉輪で突き放し、体が離れる。妙義龍、上から頭を押さえつける。誉富士、前にバッタリ落ちる。

(楽) 徳勝龍戦 ●突き落し 4.3秒
 妙義龍、手をつこうとしてつかず。徳勝龍、先に手をつくが、相手がなかなかつかないのを見て、手を引く。両者、見合い、妙義龍、立合いを嫌う。2度目、両者、ほぼ同時に腰を下ろし、すぐにサッと手をついて立つ。徳勝龍、頭を下げて左肘をを固める。妙義龍、右で張って左を差し、差し手を返し、右押っ付けで一気に前に出る。徳勝龍、土俵際、左から掬う。妙義龍、傾くが堪え、左下手を取る。徳勝龍、すぐに右から突く。妙義龍、右足一本で振り回される。徳勝龍、更に左で頭を押さえつけながら下がる。妙義龍、前に落ちて土俵に転がる。

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