稀勢の里 2015年名古屋(七月)場所取組内容

201507-きせのさと

→先場所の取組内容
場所前に29歳の誕生日を迎える。
3横綱、琴奨菊・照ノ富士の2大関とも稽古し、今場所に臨んだ。
初日は、実力者の栃ノ心を上手出し投げで下し、白星発進。
二日目、関脇栃煌山に送り出されて早くも1敗。
翌三日目から4連勝するが、七日目に碧山に敗れて2敗目。
九日目は新大関の照ノ富士に敗れて3敗目。七日目以降、トップとの差は2つ以上で縮まらず。
十三日目、1敗で並ぶ両横綱の1人、鶴竜を破り、存在感を見せる。
十四日目、1敗で単独トップになった白鵬を破ることを期待されたが、寄り切られて4敗目。3敗差となる。
千秋楽、大関豪栄道の突き落としに敗れ、今場所を10勝5敗の成績で終えた。



(初) 栃ノ心戦 ○上手出投 11.9秒
 栃ノ心、左手をつく。稀勢の里、右、左とサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。栃ノ心、右肘を固める。稀勢の里、左肘を固めて頭から当たる。栃ノ心、左下手を取る。稀勢の里、右で差し手を抱える。栃ノ心、右から絞りながら右上手を取り、両廻しを引きつけて前に出る。稀勢の里、両廻しを取るが、土俵際。栃ノ心、寄る。稀勢の里、俵に足を掛けながら堪え、伸び上がって相手の上手を切り、体を開いて右上手投げ。栃ノ心、俵の外に倒れる。

(2) 栃煌山戦 ●送り出し 11.2秒
 稀勢の里、仕切り線少し後方で先に右手をつく。栃煌山、仕切り線後方でサッと手をつき、頭から低く踏み込む。稀勢の里、左肘を固めて当たる。栃煌山、左を差す。稀勢の里、左をねじ込む。栃煌山、右から絞る。稀勢の里、左差し手を抜いて左で押っ付ける。栃煌山、両差しになる。稀勢の里、左筈で相手の右脇を押し上げる。栃煌山、上体が起きて体が離れる。稀勢の里、右喉輪で押し上げながら前に出る。栃煌山、左で相手の右喉輪を突き、右から張り、土俵際、再び両差しになる。稀勢の里、左で差し手を抱え、左に回りながら振って土俵際。栃煌山、前に出ながら右差し手を抜く。稀勢の里、左を差すが俵に詰まる。栃煌山、右で押っ付け、左喉輪で押し上げる。稀勢の里、俵に足を掛けて仰け反り、右で相手の喉輪を突いて右に回り込むが後ろ向きになる。栃煌山、そこを押す。稀勢の里、土俵下に飛び落ちる。

(3) 佐田の海戦 ○寄り切り 7.1秒
 佐田の海、先に右手をつく。稀勢の里、仕切り線後方でサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。稀勢の里、左肘を固め、頭から低く踏み込む。佐田の海、右から押っ付けて十分差させず、左を差して差し手を返す。稀勢の里、前に出ながら左をねじ込む。佐田の海、土俵際、右上手を取って前に出る。稀勢の里、左下手、右上手を取る。佐田の海、左下手を取り、右上手に手を伸ばすが取れず。稀勢の里、両廻しを引きつけて一気に前に出、腰を下ろして寄り切る。

(4) 宝富士戦 ○寄り切り 19.1秒
 宝富士、先に両手をつく。稀勢の里、仕切り線後方で右、左とサッと手をついて立ち、頭から踏み込む。宝富士、右肘を固めながら胸で当たり、左を差す。稀勢の里、右上手廻しを取って引きつける。宝富士、左を差し込み、差し手を返しながら相手の上手を切ろうとするが切れず。稀勢の里、右上手を持って前に出る。宝富士、右足を俵に掛けて堪え、左に回って中に戻り、左下手を探る。稀勢の里、前に出る。宝富士、左から掬おうとする。稀勢の里、構わず前に出、胸を合わせる。宝富士、左下手を取る。稀勢の里、左下手を取り、両廻しを持って前に出る。宝富士、右で押っ付けながら土俵際を右に回って相手の下手を切る。稀勢の里、右上手を持って前に出る。宝富士、左から掬う。稀勢の里、構わず右上手を持って前に出る。宝富士、右足を俵に掛けて堪える。稀勢の里、左差し手を返して寄る。宝富士、上体が起きて俵を割る。

(5) 勢戦 ○小手投げ 6.0秒
 両者、仕切り線少し後方。勢、先に右手をつく。稀勢の里、サッと手をついて立ち、左肘を固める。勢、右肘を固めて当たる。稀勢の里、左で差し手争い。勢、左を差し、前に出ながら右も差そうとする。稀勢の里、土俵際、左で小手に巻いて左に回り、右喉輪で押し上げる。勢、右下手を取って前に出る。稀勢の里、左小手投げを打ちながら下がる。勢、体が伸びて左肘から土俵に落ちる。稀勢の里、俵の外に転がる。

(6) 逸ノ城戦 ○寄り切り 23.8秒
 稀勢の里、仕切り線少し後方で先に両手をつく。逸ノ城、仕切り線後方でサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。稀勢の里、頭から踏み込む。逸ノ城、右に変わって両手で相手の左腕を取る。稀勢の里、向き直って取られた左腕を抜き、体を離す。逸ノ城、押しながら前に出る。稀勢の里、左押っ付け、右喉輪で前に出る。逸ノ城、仰け反って堪え、右から押っ付け、体を離す。稀勢の里、右から張り、左押っ付けで前に出る。逸ノ城、右差しで俵に詰まる。稀勢の里、左で押っ付け、右喉輪で押し上げながら前に出、左を巻き替えようとする。逸ノ城、右で押っ付けて差させず、体を離す。稀勢の里、右から張り、左押っ付けで前に出る。逸ノ城、左足を俵に掛けて堪える。両者、体勢を低くし、稀勢の里が左で押っ付ける形で止まる(約9秒間)。逸ノ城、右を差して前に出る。稀勢の里、左を素早く巻き替え、前に出ようとする。逸ノ城、左で首を巻き、首投げに行く。稀勢の里、堪えて寄る。逸ノ城、左半身で俵の外に出る。

(7) 碧山戦 ●押し出し 13.2秒
 碧山、先に手をつく。稀勢の里、仕切り線後方で手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。碧山、頭から踏み込もうとする。稀勢の里、右から張って両差しになろうとする。碧山、左押っ付けで前に出る。稀勢の里、右差し手を抜き、右押っ付けで前に出る。碧山、右で押っ付けながら右に回る。稀勢の里、左差し手を返して前に出る。碧山、左で相手の右腕を押さえながら右に回り、土俵際、顎に向かって突っ張り、右に開く。稀勢の里、土俵際。碧山、頭から当たり、左喉輪で押し上げる。稀勢の里、仰け反って下がり、俵に詰まる。碧山、突き放しながら前に出る。稀勢の里、土俵下に吹っ飛ぶ。

(中) 安美錦戦 ○寄り切り 10.4秒
 両者、ほぼ同時に腰を下ろし、合わせて手をついて立つ。安美錦、頭から低く当たり、左を差す。稀勢の里、右で差し手を抱えながら一気に前に出る。安美錦、土俵際を右に回って右上手を探りながら体を入れ替え、頭をつける。稀勢の里、右足が俵に掛かるが、左差しで中に戻る。安美錦、右上手に手を掛ける。稀勢の里、腰を振って上手を切る。安美錦、頭をつけて右上手を何度も探り、右上手に手を掛けて右に回る。稀勢の里、左差しで前に出る。安美錦、土俵際、右上手が切れて俵に詰まる。稀勢の里、左差し手を返して寄り切る。

(9) 照ノ富士戦 ●押し倒し 13.3秒
 両者、仕切り線後方。両者、ほぼ同時に手をついて立つ。照ノ富士、右肩から踏み込む。稀勢の里、左肘を固めてやや左にずれて当たる。照ノ富士、前に出ながら右を差そうとする。稀勢の里、右で肩を押さえ、左で押っ付ける。照ノ富士、右差し手を抜く。稀勢の里、左を差し、右上手を取る。照ノ富士、左下手を取る。稀勢の里、右上手を引きつけながら前に出る。照ノ富士、左下手投げで振る。稀勢の里、右上手が切れるが、深い右上手を取って堪え、左下手を探る。照ノ富士、右から押っ付けて下手を与えず。稀勢の里、左差し手を返し、深い右上手を持って前に出る。照ノ富士、左下手投げを打ちながら腰をぶつける。稀勢の里、左足一本で傾きながら堪える。照ノ富士、左下手が切れ、右で頭を押さえる。稀勢の里、深い右上手を持って前に出る。照ノ富士、左から掬って相手の上手を切り、左で突く。稀勢の里、前に泳ぎ、土俵際向き直る。照ノ富士、そこを押す。稀勢の里、俵の外に倒れ、土俵下に転がり落ちる。

(10) 琴奨菊戦 ○寄り切り 16.9秒
 稀勢の里、仕切り線少し後方で先に右手をつく。琴奨菊、手をサッとついて素早く立ち、頭から踏み込む。稀勢の里、その場で立って当たりを受ける。琴奨菊、左を差し、差し手を返して前に出る。稀勢の里、右で差し手を抱えて堪え、左下手を取って左に回る。琴奨菊、腰を振って相手の下手を切り、体勢を低くして右から押っ付ける。稀勢の里、左を差して再び下手を取る。琴奨菊、左に回って下手を切り、頭をつけて右で押っ付ける。稀勢の里、左下手を取り直す。琴奨菊、右上手に手を伸ばすが届かず。稀勢の里、左下手を持ち、右上手に手を伸ばして取る。琴奨菊、腰を振って上手を切ろうとするが切れず、左下手を取る。稀勢の里、両廻しを引きつけて前に出る。琴奨菊、土俵際、左下手が切れ、上体が起きて俵を割る。

(11) 魁聖戦 ○寄り切り 10.0秒
 魁聖、相手が腰を下ろす前に手をつく。稀勢の里、腰を下ろし、手をサッとつき、左肘を固めて頭から踏み込む。魁聖、左を差す。稀勢の里、右で差し手を抱え、左下手を取り、右から押っ付けながら右上手を取る。魁聖、腰を捻って上手を切ろうとするが切れず。稀勢の里、両廻しを引きつけ、前に出る。魁聖、土俵際、左下手が切れ、俵伝いに右に回りながら右押っ付けで相手の下手を切る。稀勢の里、右上手を持って前に出、左差し手を大きく返して寄る。魁聖、上体が起きて俵を割る。

(12) 妙義龍戦 ○寄り切り 6.3秒
 妙義龍、先に右手をつく。稀勢の里、仕切り線後方でサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。妙義龍、頭から踏み込み、両差しを狙う。稀勢の里、左を差し勝ち、右で差し手を抱えて前に出る。妙義龍、俵に詰まる。稀勢の里、左差し手を大きく返す。妙義龍、土俵際、左足一本で傾くが、右で首を巻いて堪える。稀勢の里、左下手を取って寄ろうとする。妙義龍、右で差し手を抱え、体を開いて小手投げに行く。稀勢の里、体を密着させて前に出る。妙義龍、上体が起きて俵を割る。

(13) 鶴竜戦 ○寄り切り 4.2秒
 稀勢の里、仕切り線少し後方で先に右手をつく。鶴竜、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。稀勢の里、左肘を固めて頭から踏み込む。鶴竜、右肘を固めて頭から低く踏み込み、下から掬うように左を差す。稀勢の里、左を差して相手を起こし、右で差し手を抱えながら前に出る。鶴竜、右上手に手を伸ばすが取れず、左下手を取る。稀勢の里、前に出ながら左下手、右上手を取る。鶴竜、右を巻き替えに行こうとするが止め、俵に詰まる。稀勢の里、両廻しを持ってがぶる。鶴竜、俵の上で右上手を探るが取れず、上体が起きて俵を割る。

(14) 白鵬戦 ●寄り切り 3.4秒
 稀勢の里、先に右手をつく。白鵬、手をサッとつこうとする。稀勢の里、相手が手をつく瞬間についていた手を引く。白鵬、右、左と手をつき、素早く立つ。稀勢の里、少し遅れて手をついて立ち、左肘を固める。白鵬、左から空振り気味に張り、右肘でかち上げる。稀勢の里、相手の当たりに上体が起きる。白鵬、右押っ付けで前に出る。稀勢の里、左半身で俵に詰まる。白鵬、右を深く差し、左上手を取って寄る。稀勢の里、土俵下に飛び落ちる。

(楽) 豪栄道戦 ●突き落し 6.0秒
 豪栄道、右手を仕切り線の上に浮かせる。稀勢の里、手をサッとつき、左肘を固めて踏み込む。豪栄道、手をつかずに立ち、左で張るような動きを見せ、左を差して前に出ようとする。稀勢の里、左に回って左下手を取る。豪栄道、左差し手を返しながら右上手を探る。稀勢の里、腰を捻って上手を与えず、左下手を持って前に出る。豪栄道、土俵際、右押っ付けで右から突き、左で頭を叩く。稀勢の里、土俵に裏返る。

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