里山 2015年名古屋(七月)場所取組内容

201507-さとやま

先場所、十両10枚目で11勝4敗の成績を上げ、今場所、再入幕。昨年3月場所以来、8場所ぶりの幕内。(→昨年3月場所の取組内容
初日の貴ノ岩戦、40秒を超える相撲の末、下手出し投げで勝利し、白星発進。
二日目から黒星が連なり、3連敗。
五日目、遠藤を突き落として2勝目。
七日目、40歳の旭天鵬を寄り切って3勝目。
八日目から再び黒星が連なり、3連敗。7敗目と後がなくなる。
十一日目時天空戦では1分10秒を超える相撲の末、引き落としで勝利。
十二日目、北太樹戦では、相手に軍配が上がるも、物言いの末、取り直しに。2度目の相撲で肩透かし。連勝で踏み止まる。
十三日目、鏡桜に掬い投げで敗れて負け越し決定。
十四日目の豊ノ島戦は、1分30秒を超える相撲の末、小手投げで敗れて連敗。
千秋楽は佐田の富士に押し出されて3連敗。
5勝10敗で今場所を終える。


(初) 貴ノ岩戦 ○下手出投 43.5秒
 里山、先に両手をつく。貴ノ岩、手をサッとついて素早く立ち、右肘を固めて踏み込む。里山、右手を出しながら頭を下げ、中に入ろうとする。貴ノ岩、突き放しながら前に出る。里山、左前廻しをとる。貴ノ岩、右で相手の左腕を抱える。里山、左を深く差し、左下手を取って左へ回る。貴ノ岩、左を差す。里山、頭を下げる。貴ノ岩、右上手を取って右に回る。里山、左下手を持って前に出る。貴ノ岩、腰を振って下手を切ろうとするが切れず。里山、右前廻しも取って拝む体勢。貴ノ岩、右上手を持ち、左で押っ付けながら相手を起こそうとするが、右上手が伸びる。里山、頭を上げずに堪えるが、右下手が切れ、右で絞る。貴ノ岩、覆いかぶさる体勢で堪える。里山、再び右前廻しに手を掛ける。貴ノ岩、肩越しの左上手を取って両上手になる。里山、左下手を深くし、更に右を差し、両下手を持って前に出る。貴ノ岩、右に回るが、左上手が切れ、持っている右上手が伸びる。里山、頭をつける。両者、少し止まる(約5秒間)。貴ノ岩、左で押っ付ける。里山、堪えて頭を上げず、機を見て、右に回りながら右下手出し投げ。貴ノ岩、土俵に転がる。

(2) 豊響戦 ●押し倒し 6.8秒
 両者、仕切り線少し後方。里山、先に手をつく。豊響、サッと手をついて立ち、右肘でかち上げに行く。里山、頭を下げて中に入り、深い左下手を取る。豊響、右で相手の差し手を抱えてぐいぐい前に出る。里山、上体が起き、左下手を持って俵に詰まる。豊響、左喉輪で押し上げる。里山、仰け反って俵の外に倒れ、土俵下に転がり落ちる。

(3) 英乃海戦 ●押し出し 3.5秒
 里山、仕切り線後方で先に手をつく。英乃海、両手をサッとつく。里山、頭から踏み込む。英乃海、右肘を固めて当たる。里山、左肘を固めて当たり、右前廻しに手を掛ける。英乃海、腰を引いて廻しを与えず、右をのぞかせて前に出る。里山、左から押っ付けるが俵に詰まる。英乃海、押す。里山、上体が起きて土俵下に飛び落ちる。

(4) 大栄翔戦 ●突き出し 6.1秒
 里山、仕切り線少し後方で先に両手をつく。大栄翔、サッと手をつき、素早く立って両手突き。里山、相手の腕の下に潜り、左を差そうとする。大栄翔、相手の肩を押し上げて起こし、突っ張る。里山、再び潜ろうとする。大栄翔、左で頭を叩きながら右に回り、再び突っ張る。里山、左廻しを探るが取れず、俵に詰まる。大栄翔、相手の胸を突く。里山、俵の外に出る。

(5) 遠藤戦 ○突き落し 6.0秒
 里山、相手が腰を下ろす前に手をつく。遠藤、時間を取ってから腰を下ろし、また時間を置き、仕切り線後方で手をサッとついて立つ。里山、頭から低く踏み込む。遠藤、両手突きで相手を起こし、突っ張る。里山、下から撥ね上げ、突き返す。遠藤、突っ張りながら前に出る。里山、左に回り、土俵際、左で突いて左に回る。遠藤、前のめりになって土俵に落ちる。

(6) 千代大龍戦 ●寄り切り 2.9秒
 里山、仕切り線かなり後方で先に手をつく。千代大龍、手をサッとつき、左肩から踏み込む。里山、頭を下げて潜ろうとする。千代大龍、左を差して前に出る。里山、左下手を取り、相手の左脇下から頭を出す。千代大龍、右上手を取って前に出る。里山、左半身で右足を俵に掛けて堪える。千代大龍、左で首を抱え、相手の差し手を抱えながらの右上手で寄る。里山、上体が起き、堪え切れずに土俵下に落ち、客席に倒れ込む。

(7) 旭天鵬戦 ○寄り切り 10.1秒
 里山、仕切り線後方で先に両手をつく。旭天鵬、両手をちょんとつき、両者、ほぼ同時に立つ。旭天鵬、見ながらその場で立ち、右手で肩を触ろうと見せ、左を差す。里山、頭から低く当たり、左を差して下手を取る。旭天鵬、左差し手を返して相手を起こそうとする。里山、相手の左脇下から頭を出す。旭天鵬、肩越しの右上手を取り、相手を起こしながら一気に前に出る。里山、土俵際、左下手投げ。旭天鵬、振られて左足一本で堪え、肩越しの右上手を持って再び前に出る。里山、土俵際を左へ回り、体を入れ替えながら左下手投げを打ち、相手を俵の外に出す。

(中) 青狼戦 ●押し倒し 2.4秒
 里山、相手が腰を下ろす前に手をつく。青狼、時間を掛けて腰を下ろし、仕切り線少し後方で手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。里山、頭から踏み込む。青狼、両手突きから右に回りながら叩く。里山、落ちずに向き直る。青狼、左で頭を押さえつけ、右筈で脇を押す。里山、体勢を崩して土俵に落ちる。

(9) 琴勇輝戦 ●突き倒し 1.5秒
 里山、相手が腰を下ろす前に仕切り線少し後方で手をつく。琴勇輝、手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。里山、右手で顔を押さえ、中に入ろうとするが、相手の右腕に阻まれて入れず。琴勇輝、突き放しながら一気に前に出る。里山、俵の外に倒れる。

(10) 蒼国来戦 ●切り返し 37.3秒
 里山、仕切り線後方で先に両手をつく。蒼国来、仕切り線少し後方で手をサッとつき、右肘を固めて踏み込む。里山、右手を出しながら頭を下げ、左肘を固めて中に潜ろうとする。蒼国来、右から押っ付け、左をのぞかせて相手を起こそうとしながら前に出る。里山、堪えて再び体勢を低くし、頭をつけて戻る。蒼国来、相手の背中に顎をつけ、右上手を取る。里山、潜った体勢で深い左下手を取る。両者、止まる(約10秒間)。蒼国来、相手の背中に顎を乗せたまま、右上手を浅く持ち替え、左差し手を返す。里山、下手を持った左腕が絞られて苦しい体勢になり、右に回って正対しようとする。蒼国来、深い右上手を持って前に出、左前廻しを探るが止め、左を差し込みながら前に出る。里山、上体が起きて右足が俵に掛かり、左下手投げで振る。蒼国来、右上手を持って堪える。里山、頭をつけ、土俵中央に戻る。蒼国来、右上手を引きつけて相手を起こす。里山、体を開いて左下手投げに行こうとする。蒼国来、右上手を引きつけ、右膝を相手の左太腿後ろに当て、左喉輪で押し上げながら、右膝で切り返す。里山、仰け反り、土俵に尻餅。

(11) 時天空戦 ○引き落し 73.8秒
 里山、相手が腰を下ろす前に、仕切り線少し後方で手をつく。時天空、腰を下ろしながら仕切り線後方で手をサッとつき、素早く立って左から張る。里山、頭から踏み込んで当たる。時天空、左から突く。里山、土俵際で向き直る。時天空、両手で顔を挟む。里山、中に戻りながら相手の腕を撥ね上げる。時天空、顎に向かって突き放し、右から張る。里山、相手の手を押さえて中に入ろうとするが入れず。時天空、右から張り、突き放す。里山、右手で相手の左手首を掴む。時天空、ほどいて突き放す。里山、相手の手を叩く。時天空、左で相手の右手首を掴む。里山、手を振りほどく。時天空、右、左と顎を押し上げる。里山、右で喉輪を外す。時天空、右から張り、顎に向かって突っ張る。里山、突き返す。時天空、相手の頭を叩く。里山、前のめりになるが堪える。時天空、右足を飛ばして相手の左足を蹴る。里山、少し下がって体を離す。時天空、押そうとする。里山、右で相手の顔を押し上げ、左で相手の右肘にあてがい、頭をつけ、外から押っ付ける。時天空、差し手を抜き、左で肩を押し上げる。里山、頭を下げ、相手の手を叩く。両者、頭をつけて押し合う。里山、頭をつけ、両手で相手の両肘を下へ引きながら少し下がる。時天空、前に崩れかけるが堪える。里山、上体を起こし、右で相手の肩を押す。両者、頭をつけて押し合い、手を取り合う。時天空、両手で相手の左腕を抱えて体勢を低くする。里山、堪え、頭をつける。時天空、左を差す。里山、右で押っ付け、左を差そうとする。時天空、肩を押し上げ、相手を起こす。里山、上がった頭を再び下げる。両者、頭をつけて押し合う(約22秒間)。里山、右で相手の左腕を押し上げ、前に出る。時天空、土俵際堪え、少し中に戻り、両手で相手の右手首を掴む。里山、相手の手首を掴み返し、引っ張りながら左に回る。時天空、土俵に落ちる。

(12) 北太樹戦 ○肩透かし 3.0秒
 里山、仕切り線後方で先に手をつく。北太樹、仕切り線少し後方で手をちょんとつき、素早く立って右を差そうとする。里山、頭から低く当たり、突き放す。北太樹、下からあてがい、右を差そうとしながら前に出る。里山、土俵際、左から突きながら左に開く。北太樹、土俵際踏み止まり、向き直って相手の胸を突く。里山、両足を俵に掛けながら撥ね上げ、左喉輪で押し上げる。北太樹、左で相手の差し手を引っ張り込み、右で相手の喉輪にあてがって堪える。里山、右差しになり、右足を俵に掛け、左で絞りながら右腕を大きく返す。北太樹、苦しい体勢になり、右差し手を抜く。里山、その機に左下手を取る。北太樹、左を差し込み、右で差し手を抱えながら前に出る。里山、土俵際、左下手投げに行こうと左半身になる。北太樹、左差し手を抜き、相手の顎を押し上げる。里山、俵に両足を掛けながら、右で相手の左上腕を押し上げ、右に体を開いて突く。北太樹、前のめりになり、里山、右足を俵に乗せながら土俵下に飛び落ちる。軍配、北太樹。「物言い」がつき、北太樹の爪先が出るのと、里山の踵がつくのが同時と判断、取り直しとなる。(13.2秒)
<取り直しの相撲>里山、仕切り線後方で先に手をつく。北太樹、仕切り線少し後方でサッと手をつき、右肘を固めて踏み込む。里山、頭から当たり、左肘を固めて相手に右を差させず。る。北太樹、右で相手の差し手を引っ張り込む。里山、左差しで左に回り、右で叩いて肩透かしを引き、土俵際、右足を大きく上げる。北太樹、前に飛び、相手の右足下を潜って俵の外に両手をつく。里山、俵の上で際どく残してから土俵下に落ちる(3.0秒)。

(13) 鏡桜戦 ●掬い投げ 5.0秒
 里山、相手が腰を下ろす前に手をつく。鏡桜、ゆっくり腰を下ろし、手をサッとついて立つ。里山、頭から踏み込む。鏡桜、右肘でかち上げる。里山、突き放す。両者、体が離れる。鏡桜、左から張り、左下手を取る。里山、頭をつけて右から押っ付ける。鏡桜、右で頭を叩き、左下手投げで土俵際へ振る。里山、前のめりになる。鏡桜、そこを更に右で頭を押さえつけながら左掬い投げで振り回す。里山、大きく振られて体が裏返り、土俵に落ちる。軍配、鏡桜に上がるが、「物言い」がつき、鏡桜が髷を引っ張ったかかどうか協議し、髷を引っ張っていないと確認。「軍配通り」、鏡桜の勝ち。

(14) 豊ノ島戦 ●小手投げ 94.3秒
 里山、仕切り線後方で先に手をつく。豊ノ島、右手をつき、左手をサッとついて素早く立ち、両腕を交差させる。里山、遅れて立ち、右手を出しながら低く当たる。豊ノ島、左を差す。里山、頭を相手の左脇下に入れ、左から絞る。豊ノ島、両手で相手の頭を抱え、起こそうと押しながら前に出る。里山、頭が抜けて上体が起きるが、再び頭を相手の左脇下に入れ、左下手を取る。豊ノ島、右で相手の差し手を、左で相手の頭を抱える。里山、右で前廻しを探るが取れず。豊ノ島、頭を抱えて前に出ようとする。里山、堪え、右前廻しを探るが取れず。両者、止まる(約12秒間)。里山、右前廻しを取る。豊ノ島、左で首を極めながら前に出る。里山、両廻しが切れ、右足が俵に掛かる。豊ノ島、体を開いて土俵内に右小手投げ。里山、堪えて中に戻り、深い左下手を取り直して頭をつけ、右前廻しを探って取る。豊ノ島、外から抱えながら腰を少し引き、相手の右前廻しを切る。里山、右前廻しを探る。豊ノ島、腰を引いて前廻しを与えず。両者、止まる(約10秒間)。里山、右前廻しを探るが取れず。両者、止まる(約15秒間)。里山、前廻しを探りながら徐々に前に出る。豊ノ島、右小手投げで振る。里山、堪えて向き直るが、頭が少し起きる。両者、少し止まる(約5秒間)。豊ノ島、再び右小手投げで振って相手を俵に追い詰め、そこでまた小手投げ。里山、俵の外に倒れる。豊ノ島、その横に落ちる。

(楽) 佐田の富士戦 ●押し出し 4.6秒
 里山、仕切り線後方で先に手をつく。佐田の富士、手をつこうとする。里山、突っ掛ける。2度目、里山、仕切り線後方で先に手をつく。佐田の富士、手をサッとついて立つ。里山、頭から踏み込む。佐田の富士、右で相手の肩を押さえ、突き放しながら前に出る。里山、上体が起き下がり、右足を俵に掛け、左下手を取る。佐田の富士、右押っ付け、左喉輪で押し上げる。里山、仰け反って俵を割り、土俵下に落ちる。

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