白鵬 2015年秋(九月)場所取組内容

201509-はくほう

先場所は、14勝1敗で35回目の優勝を果たす。→先場所の取組内容
場所前、宮城野部屋が耐震構造の問題により移転。そのため、場所前の稽古は、ほとんど出稽古となった。
また、場所前に部屋付きの熊ヶ谷親方が傷害容疑で逮捕されるなど、やや周囲も騒がしかった。
9月4日の稽古総見では、相撲を取らなかったが、その後、連合稽古や、時津風、友綱部屋への出稽古で、順調に調整できていると思われた。
迎えた秋場所初日、小結隠岐の海に敗れて黒星。
翌二日目は、平幕の嘉風に敗れて、連敗。左膝に違和感があることを明かした。場所前の連合稽古の際、負傷したよう。
三日目、「左大腿四頭筋腱炎で4週間の加療を要する見込み」との診断書を提出し、休場。白鵬の休場は、横綱在位49場所目で初めて、2006年11月場所以来、約9年ぶり。
歴代1位の横綱連続出場記録は722回で止まり、同じく1位の幕内連続勝ち越し及び幕内連続二桁勝利は、51場所で止まった。
場所後、関東近郊の温泉で療養予定。




(初) 隠岐の海戦 ●寄り切り 8.8秒
 隠岐の海、先に右手をつく。白鵬、右手をつこうとする。隠岐の海、突っ掛ける。2度目、隠岐の海、先に右手をつく。白鵬、右、左と手をつく。隠岐の海、左肘を固めて踏み込む。白鵬、右肘を固めて当たり、左上手前廻しを探る。隠岐の海、腰を引いて上手を与えず、頭をつけて左から絞る。白鵬、右差し手を抜き、叩きながら少し下がる。隠岐の海、乗じて前に出、左を差す。白鵬、深い左下手を取る。隠岐の海、左差し手を返す。白鵬、右は首を巻く形。隠岐の海、深い左下手を取り、右を巻き替えて両下手になる。白鵬、深い左上手を持ち、右を巻き替えて差す。隠岐の海、乗じて両廻しを持って寄る。白鵬、土俵際、右差し手を返して相手の上手を切るが、上体が起きて俵を割る。

(2) 嘉風戦 ●引き落し 7.1秒
 嘉風、相手が腰を下ろす前に両手をつく。白鵬、仕切り線後方で右、左と手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。白鵬、右肘を固めて踏み込む。嘉風、左肘を固め、やや左にずれながら低く当たり、左を差す。白鵬、右で押っ付ける。嘉風、相手の手を叩き、頭を下げる。白鵬、少し叩き、右を差そうとする。嘉風、左で押っ付ける。白鵬、左に開いて体を離し、左から張る動きをする。嘉風、前に出る。白鵬、左に回る。嘉風、押し上げ、右に開く。白鵬、前のめりになって土俵に落ちる。

(3) 碧山戦 ■ 不戦勝 
 白鵬、「左大腿四頭筋腱炎」のため、休場。

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