豪栄道 2015年九州(十一月)場所取組内容

201511ごうえいどう

先場所は千秋楽で負け越しが決まる。→先場所の取組内容
10月5日に行われた全日本力士選手権では、日本人力士としては、2003年の千代大海以来、12年ぶりの優勝を果たす。
角番で迎えた今場所、初日は隠岐の海、二日目は豊ノ島を下して連勝スタート。
三日目、栃ノ心に寄り切られて初黒星。
四日目は安美錦、五日目は大砂嵐を下して連勝。序盤は4勝1敗。
六日目碧山戦、七日目大関琴奨菊と敗れて3敗目。
中日、大関照ノ富士を寄り切り、5勝目。
九日目は勝ちっ放しの横綱白鵬に敗れたものの、十日目は横綱鶴竜を寄り切り、6勝目を上げる。
十一日目は逸ノ城、十二日目は横綱日馬富士に敗れ、6勝6敗と五分になる。
十三日目、大関稀勢の里を寄り切り、7勝目。角番脱出まであと1つとする。
十四日目、今場所も存在感を見せている嘉風に押し倒されて、7勝7敗に。千秋楽に勝ち越しを懸けることに。
千秋楽、同級生ライバルの関脇栃煌山を、得意の首投げで下し、勝ち越しを決め、角番を脱出する。



(初) 隠岐の海戦 ○寄り切り 5.0秒
 両者、ほぼ同時にサッと手をついて立つ。豪栄道、右肘を固めて低く踏み込む。隠岐の海、右肘でかち上げ気味に当たる。豪栄道、左下手前廻しを取る。隠岐の海、左を差す。豪栄道、右を巻き替えて両差しになる。隠岐の海、左上手を取り、右をねじ込んで差し、腰を引いて相手の上手を切る。豪栄道、右下手を取る。隠岐の海、右差し手を抜き、左上手を持って右で頭を叩きながら少し引く。豪栄道、乗じて右下手を持って前に出、左上手も取り、土俵際、腰を下ろして寄り切る。隠岐の海、土俵下に飛び落ちる。

(2) 豊ノ島戦 ○押し出し 5.3秒
 豊ノ島、先に手をつく。豪栄道、手をサッとついて立つ。豊ノ島、両腕を交差させる。豪栄道、低く踏み込み、左で押っ付け、右を差す。豊ノ島、右を差し、左を巻き替えに行く。豪栄道、右腕を内に回して相手に差させず。豊ノ島、右をのぞかせ、左で頭を叩きながら右に回る。豪栄道、落ちずに突き放す。両者、体が離れる。豪栄道、前に出ながら突き放す。豊ノ島、土俵際、上体が起きて叩こうとする。豪栄道、そこを押す。豊ノ島、土俵下に落ちる。

(3) 栃ノ心戦 ●寄り切り 9.2秒
 豪栄道、手をつかずにサッと動かして立つ。栃ノ心、仕切り線少し後方で手をつき、右肘を固めて踏み込む。豪栄道、左肘を固めて低く当たる。栃ノ心、右を差し、左上手を取る。豪栄道、頭をつけるが、右下手を取り、左を巻き替えようとするが止め、左上手を取り、上体が起きて胸が合う。栃ノ心、右下手を探る。豪栄道、腰を捻って下手を与えず。栃ノ心、左上手を持ち、右差し手を返しながら力強く前に出る。豪栄道、土俵際堪える。栃ノ心、腰を下ろして寄り切る。

(4) 安美錦戦 ○押し倒し 4.0秒
 豪栄道、先に手をつく。安美錦、仕切り線少し後方で手をサッとつく。豪栄道、左から張り、安美錦、右から張る。豪栄道、突き放そうとする。安美錦、両手で頭を押さえつけ、右に回りながら右を差そうとする。豪栄道、左押っ付け、右喉輪で押しながら前に出る。安美錦、右で張り、土俵際、叩きながら右に回る。豪栄道、そこを押す。安美錦、体勢を崩し、俵の外に倒れて転がる。

(5) 大砂嵐戦 ○寄り切り 2.5秒
 大砂嵐、仕切り線後方で先に手をつく。豪栄道、右手をちょんとついて立つ。大砂嵐、両手突きに行く。豪栄道、左から張る動きを見せ、中に入って一気に前に出る。大砂嵐、深い左上手を取るが土俵際、俵に足を掛けながら右を巻き替えて差す。豪栄道、右を深く差し、左で押っ付けながら寄り切る。

(6) 碧山戦 ●引き落し 6.1秒
 豪栄道、手をつこうとし、相手が手をつく前に立つ。2度目、豪栄道、右手を仕切り線少し上で浮かす。碧山、仕切り線後方でサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。碧山、両手突きに行く。豪栄道、いきなり相手の手を叩きながら左に変わる。碧山、踏み止まって向き直る。豪栄道、押す。碧山、突っ張る。豪栄道、左上手を取って前に出る。碧山、引き、土俵際、左で頭を叩き、俵の上右足一本で残す。豪栄道、前にバッタリ落ちる。軍配、碧山。しかし「物言い」がつき、碧山が髷を掴んでいないことを確認、「軍配通り」、碧山の勝ち。

(7) 琴奨菊戦 ●突き落し 2.1秒
 豪栄道、右手を仕切り線すぐ上に浮かせる。琴奨菊、仕切り線少し後方で手をサッとつく。豪栄道、手を動かし、右肘を固める。琴奨菊、右肘を固めて鋭く踏み込む。豪栄道、左上手前廻しを狙うが取れず。琴奨菊、右差しで前に出る。豪栄道、右肘を固めて差そうとする。琴奨菊、左に開いて左から突く。豪栄道、前につんのめり、土俵に飛び落ちる。

(中) 照ノ富士戦 ○寄り切り 2.2秒
 豪栄道、先に手をつく。照ノ富士、手をサッとつく。豪栄道、素早く立ち、相手の目の前で左から張る動きを見せる。照ノ富士、その場で立って伸び上がり、右に変わる。豪栄道、動じず、左差しで一気に前に出る。照ノ富士、土俵下に落ちる。

(9) 白鵬戦 ●寄り切り 4.7秒
 両者、腰を下ろし、すぐほぼ同時に手をサッとついて立つ。白鵬、右で張りながら右に踏み出す。豪栄道、左手を出してそれを阻み、踏み込んで当たる。白鵬、両差しになる。豪栄道、右を素早く巻き替える。白鵬、左上手で後ろ廻しを取り、体を開いて出し投げで振り、一気に前に出る。豪栄道、俵に詰まり、右差し手を返して上手を切る。白鵬、腰を下ろして寄る。豪栄道、俵の外に出る。

(10) 鶴竜戦 ○寄り切り 3.5秒
 豪栄道、先に手をつき、相手が手をつく前に突っ掛ける。2度目、豪栄道、手をつく。鶴竜、すぐに手をつこうとする。豪栄道、その瞬間、素早く立ち、左から張る。鶴竜、左から張り、右前廻しを探る。豪栄道、左を差す。鶴竜、頭をつけて右で押っ付ける。豪栄道、左を差し、右で相手の左腕を押し上げてから深い右下手を取り、一気に前に出る。鶴竜、腰を捻って廻しを切り、土俵際、右小手投げに行こうとする。豪栄道、左差し手を突きつける。鶴竜、土俵下に落ちる。

(11) 逸ノ城戦 ●突き落し 4.7秒
 豪栄道、仕切り線すぐ上に右手を浮かせる。逸ノ城、仕切り線少し後方で手をつこうとする。豪栄道、すぐに手をついて立つ。逸ノ城、手をついて立つ。豪栄道、左から張って左を差し、両下手を取る。逸ノ城、右をねじ込んで巻き替える。豪栄道、左が上手になり、右差し手を返す。逸ノ城、右下手を取る。豪栄道、一呼吸後、左上手を持って左へ回り、頭をつける。逸ノ城、高い体勢。豪栄道、右差し手を抜き、右前廻しを探るが取れず。逸ノ城、右下手を持って前に出る。豪栄道、左上手を持って左へ下がり、俵に両足を掛け、逆の右から突くが、やや体勢を崩して右膝が土俵につきそうになる。両者、右肘から崩れ、豪栄道は前に、逸ノ城は後ろに、体が離れてそれぞれ転がる。軍配は豪栄道に上がり、勝ち名乗りを受けていたところで「物言い」。協議の結果、「逸ノ城の足の甲がつくのと、豪栄道の膝がつくのが同時」と判断、「取り直し」となる。(13.2秒)
<取り直しの相撲>豪栄道、仕切り線すぐ上に右手を浮かせる。逸ノ城、仕切り線少し後方で手をつこうとする。豪栄道、すぐに立つ。逸ノ城、手をついて立つ。豪栄道、左から張る。逸ノ城、やや高い体勢で右を差す。豪栄道、右下手を取り、頭をつける。逸ノ城、肩越しの左上手を取る。豪栄道、右下手を持ち、低い体勢で前に出る。逸ノ城、上体が起き、右で相手の頭を叩きながら下がる。豪栄道、左で押っ付けながら右下手を持って寄る。逸ノ城、肩越しの上手が切れ、俵に詰まるが、右差し手を返しながら再び肩越しの左上手に手を掛ける。豪栄道、左腕がバンザイになるが、腰を引いて相手の上手を切る。逸ノ城、そこを右から突く。豪栄道、俵の外に落ちる。(4.7秒)

(12) 日馬富士戦 ●押し出し 2.1秒
 豪栄道、仕切り線少し上で右手を浮かせる。日馬富士、仕切り線少し後方で手をサッとつく。豪栄道、そのまま立つ。日馬富士、頭から低く踏み込む。豪栄道、ぴょんと飛び、低い姿勢で両肘を固める。日馬富士、突き放そうとする。豪栄道、相手の手を叩きながら左に回る。日馬富士、動じず見ながら押す。豪栄道、左足が俵の外に滑り出、土俵下に落ちる。勝負後、日馬富士、右目を気にする。

(13) 稀勢の里戦 ○寄り切り 4.7秒
 豪栄道、仕切り線すぐ上で右手を浮かせる。稀勢の里、仕切り線少し後方で手をサッとつき、頭から踏み込もうとする。豪栄道、左から張る。稀勢の里、動じず左肘を固めて当たる。豪栄道、右肘を固めて当たる。稀勢の里、やや高い体勢で左を差そうとする。豪栄道、左をのぞかせ、右で押っ付けながら前に出る。稀勢の里、左差し手を抜き、左で相手の差し手を抱える。豪栄道、右差し手を返して一気に前に出る。稀勢の里、左半身で俵に詰まる。豪栄道、左も差し、両差しで寄る。稀勢の里、上体が起きて俵を割る。

(14) 嘉風戦 ●押し倒し 8.0秒
 嘉風、先に手をつく。豪栄道、右手をつこうとする。嘉風、ついていた手を引き、立合いを嫌う。2度目、嘉風、先に手をつく。豪栄道、右手をつこうとする。嘉風、突っ掛ける。3度目、豪栄道、右手を仕切り線すぐ上に浮かせる。嘉風、仕切り線少し後方で手をサッとつく。豪栄道、その直前、素早く手をつき、左から張る。嘉風、張り手にやや左へずれるが、右肘を固めて当たる。豪栄道、左で後ろ廻しを取る。嘉風、突き放して廻しを切り、左から張る動きを見せ、顎に突き上げ、中に入ろうとする。豪栄道、突き放す。嘉風、左から張る動きを見せ、頭を下げる。豪栄道、突き放す。嘉風、左から張り、低い姿勢で押し上げる。豪栄道、叩きながら引く。嘉風、乗じて一気に前に出、俵に詰まった相手の胸を押す。豪栄道、俵伝いに左へ回る。嘉風、ついて行き、押す。豪栄道、左膝から土俵に崩れ、土俵に倒れる。

(楽) 栃煌山戦 ○首投げ 2.3秒
 豪栄道、先に右手をつく。栃煌山、仕切り線後方で手をサッとつく。豪栄道、その直前、素早く立ち、左から張り、両肘を固める。栃煌山、両肘を固めて当たり、両差しになって前に出る。豪栄道、右で首を巻き、体を開いて首投げ。栃煌山、右肘から土俵に落ち、その後、豪栄道、土俵に落ちる。

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