松鳳山 2015年九州(十一月)場所取組内容

201511-しょうほうざん

前頭8枚目だった今年3月場所、初日から13連敗し、1勝14敗と大きく負け越す。(→3月場所の取組内容) 翌5月場所から十両となり、9月場所で十両優勝を果たし、今場所4場所ぶりに幕内に復帰。
前頭10枚目の今場所、初日、二日目と連勝スタート。
三日目の高安戦では、相手の土俵際での小手投げを掬い投げで返し、相手に軍配が上がるも「物言い」。「取り直し」となるが、相手の叩き込みに敗れて初黒星。
四日目から6連勝し、九日目に早くも勝ち越し。全勝の白鵬を追う、1敗勢4人の中に入る。
十日目、今場所好調の勢の小手投げに敗れて2敗目。
十一日目から再び白星を連ね、十四日目の不戦勝を含めて4連勝。1敗で優勝争い単独トップの横綱日馬富士を追い、2敗の横綱白鵬と2人で並ぶ。
千秋楽、勝てば日馬富士との優勝決定戦の可能性もあったが、安美錦の素首落としに敗れて優勝の可能性が消える。
12勝3敗の成績を上げ、敢闘賞を受賞。
幕内での勝ち越しは今年1月場所以来、5場所ぶり。幕内での二桁勝利は、前頭2枚目だった2012年11月場所以来。



(初) 臥牙丸戦 ○上手投げ 10.3秒
 臥牙丸、先に手をつく。松鳳山、手をサッとつき、右から張る動きを見せて踏み込む。臥牙丸、頭から当たる。松鳳山、左を差す。臥牙丸、右喉輪で押し、突き放しながら前に出る。松鳳山、土俵際右に回って体を入れ替え、右下手を取り、左も差して前に出る。臥牙丸、土俵際、深い右上手を取り、左を巻き替えて差す。松鳳山、左で上手を切りながら右に回る。臥牙丸、切れた右上手を探りながら前に出る。松鳳山、休まず、土俵際を右に回りながら右上手投げを下に打つ。臥牙丸、右肘から土俵に落ちる。

(2) 佐田の富士戦 ○押し出し 5.1秒
 松鳳山は仕切り線上、佐田の富士は仕切り線後方で、ほぼ同時に手をサッとついて立つ。松鳳山、やや左にずれて低く踏み込む。佐田の富士、右で相手の差し手を抱える。松鳳山、前に出ながら左差し手を抜き、相手の胸を突く。佐田の富士、左足を俵に掛けながら突き放す。松鳳山、下から押し上げる。佐田の富士、俵に詰まる。松鳳山、両手で相手の胸を押し上げる。佐田の富士、仰け反って俵を割る。

(3) 高安戦 ●叩き込み 3.3秒
 高安、仕切り線少し後方で先に手をつく。松鳳山、手をサッとつく。高安、素早く立ち、頭から踏み込む。松鳳山、低く当たって左を差すが、差し手を抜いて突き上げる。高安、仰け反って堪え、右を差す。松鳳山、突き放す。高安、右から張って差そうとする。松鳳山、突き放す。高安、顔に向かって突っ張る。松鳳山、下からあてがい、左押っ付けで前に出る。高安、右差し手を抜いて上体が起きる。松鳳山、左を差す。高安、土俵際、体を開いて右小手投げ。松鳳山、左掬い投げを返し、両者、俵の外に倒れる。軍配、高安。「物言い」がつき、協議の結果、高安の足が返るのと、松鳳山の体が落ちるのが同時と判断、「取り直し」となる。(8.7秒)
<取り直しの相撲>高安、仕切り線少し後方で先に手をつく。松鳳山、手をサッとつき、両肘を固めて頭から踏み込む。高安、左肘を固めて当たり、左を差し、右で押っ付ける。松鳳山、右で顎を突き上げる。高安、右から張る。松鳳山、押しながら前に出る。高安、上体を起こして体を離し、叩きながら左に回る。松鳳山、土俵に落ちる。(3.3秒)

(4) 御嶽海戦 ○上手投げ 13.3秒
 御嶽海、先に手をつく。松鳳山、仕切り線後方でサッと手をつき、両腕を下げて踏み込む。御嶽海、頭から踏み込む。松鳳山、突き放し、右から張り、左を差して差し手を返し、右上手を取る。御嶽海、右で差し手を抱えて左下手を取り、じわりと前に出る。松鳳山、右上手投げで崩し、前に出る。御嶽海、左下手投げで振って堪え、中に戻る。松鳳山、右上手投げで振り回し、左で頭を押さえつける。御嶽海、土俵に裏返る。

(5) 宝富士戦 ○寄り倒し 13.3秒
 宝富士、先に手をつく。松鳳山、手をサッとつき、左手を出しながら低く踏み込む。宝富士、左を差す。松鳳山、右にずれて当たり、突き放し、左をのぞかせ、右を差そうとする。宝富士、左で差し手争いをするが差せず、外から抱えながら前に出る。松鳳山、下がって土俵際右に開き、右で突く。宝富士、土俵際向き直る。松鳳山、相手の左側について寄る。宝富士、体勢を崩して俵の外に倒れる。

(6) 北太樹戦 ○上手投げ 6.6秒
 北太樹、先に手をつく。松鳳山、仕切り線後方でサッと手をつく。北太樹、頭から踏み込む。松鳳山、右から張って左を差し、差し手を返して前に出る。北太樹、俵に詰まる。松鳳山、左差しで寄りながら右上手を取る。北太樹、土俵際、腰を振って上手を切ろうとするが切れず、右から押っ付ける。松鳳山、左差し手を抜いて下がり、右上手投げを打ちながら右足で相手の左足を跳ね上げる。北太樹、体が飛んで土俵に転がる。

(7) 千代鳳戦 ○押し出し 4.3秒
 千代鳳、体を上下に揺らす。松鳳山、仕切り線少し後方で手をサッとついて素早く立ち、千代鳳、遅れて仕切り線後方でサッと手をついて立つ。互いに肘を固めて当たるが、行司がここで止める。2度目、千代鳳、体を上下に揺らす。松鳳山、仕切り線少し後方で手をサッとついて素早く立つ。千代鳳、遅れて仕切り線後方でサッと手をつき、その場で立つ。松鳳山、右から張り、左肘を固めて当たる。千代鳳、右肘を固めて当たる。松鳳山、左から張り、前に出ながら両差しになろうとする。千代鳳、土俵際、上体が起き、右で首を巻きながら左に回ろうとする。松鳳山、逃さず前に出、左筈で腹を押す。千代鳳、土俵下に落ちる。

(中) 蒼国来戦 ○上手出投 6.4秒
 蒼国来、仕切り線かなり後方で仕切る。両者、ほぼ同時に手をサッとついて立つ。蒼国来、右手を出して踏み込む。松鳳山、両手で突き上げ、突っ張りながら前に出る。蒼国来、下からあてがうが俵に詰まり、相手の左腕を手繰りながら右に回って体を入れ替える。松鳳山、土俵際、右に開いて右で後ろ廻しを取り、すぐに出し投げ。蒼国来、俵の外に転がる。

(9) 大栄翔戦 ○寄り切り 24.4秒
 大栄翔、相手が腰を下ろす前に手をつく。松鳳山、仕切り線少し後方で手をサッとつき、右から張る。大栄翔、頭から当たる。松鳳山、左を差して深い右上手を取る。大栄翔、左下手を取る。松鳳山、左差し手を返す。大栄翔、左下手を持って半身になる。両者、少し止まる(約3秒間)。松鳳山、少し前に出、右上手投げで振って体を入れ替える。大栄翔、左下手を持って堪える。松鳳山、一呼吸後、腰を振って相手の下手を切ろうとする。大栄翔、下手を離さず。松鳳山、じりじり前に出る。大栄翔、左下手を持って相手を左へ振り、土俵際にする。松鳳山、右上手を持って中に戻る。両者、止まる(約4秒間)。松鳳山、左下手に一瞬手を掛けるが止め、再び下手を探って取り、一呼吸後、一気に前に出る。大栄翔、上体が起き、俵の外に出る。

(10) 勢戦 ●小手投げ 7.9秒
 勢、仕切り線少し後方で先に手をつく。松鳳山、手をサッとつき、右手を出し、左肘を固めて踏み込む。勢、右肘を固めて当たる。松鳳山、突っ張る。勢、下からあてがって堪える。松鳳山、右、左と差そうとする。勢、右から小手投げ気味に突き、右で後ろ廻しを取ろうとする。松鳳山、向き直る。勢、突き放し、叩きながら下がる。松鳳山、乗じて押しながら前に出る。勢、右で小手に巻き、土俵際、体を開き、体を入れ替えながら右小手投げ。松鳳山、土俵に転がる。

(11) 魁聖戦 ○掬い投げ 9.6秒
 魁聖、仕切り線少し先に手をつく。松鳳山、仕切り線少し後方で手をサッとついて立ち、頭から踏み込み、左肘を固める。魁聖、両腕を下げて当たる。松鳳山、やや左にずれて当たり、突き放す。魁聖、右で相手の左腕を突く。松鳳山、左肘を固めて当たり、左を差して下手を探る。魁聖、相手の左腕を引っ張り込む。松鳳山、左差し手を大きく返す。魁聖、左に回って少し中に戻り、左から押っ付け、左上手を探りながら前に出る。松鳳山、腰を左に捻って上手を与えず。魁聖、肩越しの右上手に手を伸ばすが取れず。松鳳山、両差しで深い左下手を取る。魁聖、外から抱えて前に出る。松鳳山、左下手を離し、体を開いて右掬い投げ。魁聖、右足一本で傾く。松鳳山、右で掬ったまま、左で頭を押さえつけ、右膝で相手の左足を撥ね上げながら投げる。魁聖、落ちて、土俵下にずり落ちる。

(12) 旭秀鵬戦 ○上手投げ 9.6秒
 松鳳山、仕切り線上で、旭秀鵬、仕切り線後方で、両者、ほぼ同時に手をつく。松鳳山、素早く立ち、やや左に踏み出し、右喉輪で突き放す。旭秀鵬、上体が起きて体が離れる。松鳳山、突っ張る。旭秀鵬、右足を俵に掛け、突き返し、左を差す。松鳳山、左を差し、右押っ付けから右上手を取る。旭秀鵬、左から掬おうとする。松鳳山、右上手を持って堪える。旭秀鵬、右上手に手を伸ばすが取れず、三度目で取る。松鳳山、右上手を引きつけて前に出る。旭秀鵬、土俵際、左から掬いながら堪え、右上手は切れる。松鳳山、右上手投げを下に打つ。旭秀鵬、土俵に落ちる。

(13) 逸ノ城戦 ○寄り切り 8.4秒
 逸ノ城、仕切り線少し後方で先に手をつくが、その手を引く。両者、しばらく見合う。逸ノ城、仕切り線少し後方で手をつこうとする。松鳳山、素早く手をついて立つ。逸ノ城、遅れてその場で立つ。松鳳山、両差しになって一気に前に出る。逸ノ城、土俵際、左小手投げに行く。松鳳山、右差し手を突きつける。逸ノ城、俵の上、右足一本で傾きながら堪え、右上手を取る。松鳳山、腰を引いて相手の上手を切る。逸ノ城、右で差し手争い。松鳳山、押し上げてから左をねじ込む。逸ノ城、右で押っ付け、左で頭を叩いて下がる。松鳳山、左差し手を突きつけて寄る。逸ノ城、右小手投げに行こうとするが、左足が俵の外に滑り出る。

(14) 豊ノ島戦 □ 不戦勝 
 豊ノ島、「左足底筋断裂」のため、休場。

(楽) 安美錦戦 ●素首落し 1.0秒
 安美錦、手をサッとついて立つ。松鳳山、直後、手をサッとついて立ち、両手を出して低く当たる。安美錦、右で相手の頭の後ろを押さえ、上から潰す。松鳳山、土俵に両手をつく。

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