初場所五日目・幕内。

初場所五日目・幕内の取り組み。
横綱鶴竜が、小結勢に引き落とされて2敗目。勢は、横綱戦初勝利。
日馬富士、白鵬の2横綱は勝利。白鵬は、初日から5連勝。
大関琴奨菊は、小結栃ノ心を寄り切って初日から5連捷。
前日2敗目を喫した大関稀勢の里は、松鳳山を押し出して連敗回避。
大関照ノ富士は、前日の碧山戦で肩を痛め、痛み止めを打って出場。旭秀鵬戦で1分を超える相撲の末、寄り切られて2敗目。勝負後、かなり肩を痛そうにする。
大関豪栄道は、新関脇嘉風の足取りに屈し、2敗目。嘉風は、今場所初めて大関戦に勝利して3勝目。
高安が、臥牙丸を上手投げで転がし、平幕で唯一人、初日から5連勝。
宝富士-蒼国来戦は、大熱戦。3分35秒の相撲の末、宝富士が寄り切りで勝利、今場所の初白星を上げる。
豊ノ島-隠岐の海戦は、隠岐の海が土俵際下手投げで勝利したかに見えたが、軍配は豊ノ島。「物言い」もつかず。隠岐の海はこの相撲で初黒星。
常幸龍、千代大龍に押し倒された際、右膝を負傷。車椅子で花道を下がる。

幕内全取り組み内容は以下の通り。
カッコ内は取り組み時間です。

● 輝 1勝4敗 寄り切り ○ 北太樹 3勝2敗 (7.1秒)
 北太樹、サッと手をついて突っ掛ける。2度目、輝、仕切り線少し後方で先に手をつく。北太樹、すぐにサッと手をついて素早く立ち、頭から踏み込む。輝、右手を出して頭から踏み込む。北太樹、左上手に手を伸ばして取り、左に回って頭をつける。輝、左をねじ込んで両差しになる。北太樹、右上手前廻しも取り、引きつけて前に出る。輝、左差し手で振って右に回る。北太樹、左上手が切れるが、右上手を引きつけ、左押っ付けで前に出る。輝、上体が起きて俵に詰まる。北太樹、腰を下ろして寄り切る。
20160114 301 北太樹 寄り切り 輝 40

● 誉富士 0勝5敗 押し出し ○ 貴ノ岩 3勝2敗 (10.7秒)
 誉富士、先に手をつく。貴ノ岩、右、左と手をつく。誉富士、素早く立ち、頭を下げて踏み込む。貴ノ岩、右手を出して低く当たり、左上手前廻しに手を掛ける。誉富士、右で肩を押し上げながら腰を引き、上手を与えず、突き放す。貴ノ岩、左で頭を突き、体勢を低くし、再び左上手に手を伸ばす。誉富士、突き放しながら前に出る。貴ノ岩、両足を俵に掛け、下からあてがって堪える。誉富士、更に突き放そうとする。貴ノ岩、両足を俵に掛けながら突き返して堪える。誉富士、右から突いて土俵内へいなす。貴ノ岩、向き直り、深い左下手を取って前に出る。誉富士、引いて下手を切るが土俵際。貴ノ岩、そこを突き放す。誉富士、俵の外に出る。
20160114 302 貴ノ岩 押し出し 誉富士 50 爪先きらん

● 豪風 3勝2敗 押し出し ○ 豊響 4勝1敗 (2.0秒)
 豊響、先に手をつく。豪風、手をサッとつき、頭から踏み込む。豊響、右肘でかち上げ気味に当たり、右で押っ付け、左筈で胸を押しながら一気に前に出る。豪風、相手の押っ付けに左半身になり、土俵下に飛び落ちる。
20160114 303 豊響 押し出し 豪風 40

○ 千代大龍 3勝2敗 押し倒し ● 常幸龍 2勝3敗 (4.5秒)
 常幸龍、仕切り線少し後方で先に手をつく。千代大龍、仕切り線少し後方でサッと手をつき、左肘を固めて踏み込む。常幸龍、頭から低く当たる。千代大龍、右喉輪で突き放し、更に両手で突き放す。常幸龍、右から張るが、体勢を崩してやや右半身になる。千代大龍、左押っ付け、右喉輪で前に出る。常幸龍、左足が俵に掛かる。千代大龍、顎に向かって突き上げる。常幸龍、仰け反り、右膝が内に曲がった形で後ろに倒れ、土俵下に落ちる。常幸龍、土俵に戻れず、車椅子で花道を下がる。
〔常幸龍、右膝を負傷し、土俵に戻れず。花道を車椅子で下がる〕
20160114 304 千代大龍 押し倒し 常幸龍 40 20160114 304 千代大龍 押し倒し 常幸龍 55 20160114 304 千代大龍 押し倒し 常幸龍 70

○ 正代 4勝1敗 寄り切り ● 御嶽海 3勝2敗 (5.5秒)
 御嶽海、先に手をつく。正代、仕切り線後方で手をサッとつく。御嶽海、素早く立って頭から踏み込む。正代、やや遅れて立ち、右肘を固めて当たり、両差しになろうとする。御嶽海、左で相手の手首を極めるように絞る。正代、やや仰け反るが下がらず堪え、右差し手をねじ込み、両差しで前に出る。御嶽海、左を巻き替えに行く。正代、乗じて左差しで一気に前に出、右上手に手を伸ばすが取れず、左差し手を返して寄る。御嶽海、土俵下に落ちる。
20160114 305 正代 寄り切り 御嶽海 40

○ 佐田の海 2勝3敗 寄り切り ● 遠藤 1勝4敗 (5.1秒)
 佐田の海、先に手をつく。遠藤、仕切り線後方でサッと手をつく。佐田の海、両手突きから両差しになる。遠藤、右上手を取り、左押っ付けから深い左上手を取る。佐田の海、深い左下手を取る。遠藤、右を巻き替えて右下手を取る。佐田の海、右下手を取る。遠藤、左上手を離し、巻き替えに行って上体が起きる。佐田の海、乗じて両上手を引きつけて一気に前に出る。遠藤、上体が起きたまま俵を割る。
20160114 306 佐田の海 寄り切り 遠藤 40

● 臥牙丸 2勝3敗 上手投げ ○ 高安 5勝0敗 (7.0秒)
 臥牙丸、先に手をつく。高安、仕切り線少し後方で手をサッとついて素早く立ち、左肘を固めて頭から踏み込み、左を差す。臥牙丸、当たりを受け、右で差し手を抱えて前に出ようとする。高安、深い左下手を取り、右で押っ付けながら右上手を取り、左下手を離して右に回る。臥牙丸、乗じて前に出る。高安、土俵際、更に右に回って体を入れ替え、左で頭を押さえながら豪快な右上手投げ。臥牙丸、両足が宙を舞って土俵に落ちる。
20160114 307 高安 上手投げ 臥牙丸 40

○ 妙義龍 3勝2敗 押し出し ● 阿夢露 3勝2敗 (3.1秒)
 阿夢露、仕切り線少し後方で先に手をつく。妙義龍、手をサッとついて素早く立ち、右手を出して低く踏み込む。阿夢露、頭から低く当たり、外から押っ付ける。妙義龍、両差し手を抜き、頭を叩きながら右に回る。阿夢露、前のめりになるが堪え、向き直る。妙義龍、押しながら前に出る。阿夢露、右から絞るが、右足が俵の外に出、土俵下に落ちる。
20160114 308 妙義龍 押し出し 阿夢露 40

○ 豊ノ島 4勝1敗 寄り切り ● 隠岐の海 4勝1敗 (10.0秒)
 豊ノ島、先に手をつく。隠岐の海、サッと手をついて突っ掛ける。2度目、豊ノ島、先に手をつく。隠岐の海、手をサッとつく。豊ノ島、その直前、素早く立ち、両腕を交差させて踏み込む。隠岐の海、右肘を固めて当たり、右上手を取る。豊ノ島、両差しになってがぶろうとする。隠岐の海、左上手に手を伸ばす。豊ノ島、腰を落として左上手を与えず、両差し手を返して相手を起こし、腰を振って相手の右上手を切って前に出る。隠岐の海、右上手前廻しを取るが土俵際。豊ノ島、左差し手を抜き、右差し手を返し、左で押っ付けながら寄る。隠岐の海、俵に両足を掛けながら右差し手を大きく返して堪え、右下手取って下手投げを打ちながら俵の上を右に回ろうとする。豊ノ島、土俵に落ち、隠岐の海、俵の外に出る。隠岐の海が勝ったと思われたが、軍配、豊ノ島、物言いはなし。勝ち名乗りの際、自分が勝ったと思った隠岐の海は蹲踞、豊ノ島は負けたと思って立ったままだったが、行司に促されて勝ち名乗りを受ける。
〔様々な角度から見た、土俵際。隠岐の海が残っているように見える〕
20160114 309 豊ノ島 寄り切り 隠岐の海 40-1 20160114 309 豊ノ島 寄り切り 隠岐の海 40-2 20160114 309 豊ノ島 寄り切り 隠岐の海 40-3
〔隠岐の海は勝ったと思って蹲踞、豊ノ島は負けたと思ったのか立ったままの、勝ち名乗りの場面〕
20160114 309 豊ノ島 寄り切り 隠岐の海 60

● 徳勝龍 0勝5敗 押し出し ○ 玉鷲 2勝3敗 (4.8秒)
 玉鷲、先に手をつく。徳勝龍、手をサッとつき、頭から踏み込む。玉鷲、頭から当たる。徳勝龍、右、左と喉輪で押し上げる。玉鷲、相手の左喉輪を右で突いて右に回る。徳勝龍、向き直る。玉鷲、押す。徳勝龍、押し上げ、引きながら相手の右腕を手繰ろうとして後ろ向きになる。玉鷲、乗じて前に出、相手の背中を押す。徳勝龍、土俵下に飛び落ちる。
20160114 310 玉鷲 押し出し 徳勝龍 40

● 逸ノ城 1勝4敗 押し出し ○ 琴勇輝 4勝1敗 (4.9秒)
 逸ノ城、手をサッとついて突っ掛ける。2度目、両者、ほぼ同時に、仕切り線後方で手をサッとついて立つ。琴勇輝、両手突き。逸ノ城、右肘を固めて当たる。琴勇輝、右喉輪で押し上げ、少し左に回る。逸ノ城、向き直る。琴勇輝、両手で突き放しながら前に出る。逸ノ城、俵に詰まる。琴勇輝、そこを押す。逸ノ城、土俵下に飛び落ちる。
20160114 311 琴勇輝 押し出し 逸ノ城 40

○ 宝富士 1勝4敗 寄り切り ● 蒼国来 1勝4敗 (214.8秒)
 宝富士、先に手をつく。蒼国来、仕切り線後方でサッと手をつき、両肘を固めてやや右に踏み出す。宝富士、すぐに右上手前廻しに手を掛ける。蒼国来、両差しを狙い、腰を引いて相手の上手を切る。宝富士、左で相手の差し手を手繰りながら左へ回り、左で後ろ廻しを取って寄る。蒼国来、左足を俵に掛け、右差し手を返して相手の上手を切り、俵伝いに右へ回る。宝富士、左で差し手を抱えながら前に出る。蒼国来、少し中に戻り、左も差して両差しになり、右下手を取って寄る。宝富士、外から抱えて土俵際堪え、左を巻き替えて差す。蒼国来、右上手を取る。宝富士、左下手を取り、左に回って中に戻る。両者、土俵中央で左四つ、宝富士が左下手、蒼国来が右上手を持った体勢で止まる(約4秒間)。蒼国来、少し左に回り、右上手を浅く持ち替える。宝富士が左下手を持って左半身気味、蒼国来が右上手を持って低めの体勢でしばらく止まる(約22秒間)。宝富士、左下手を引きつけて前に出ようとする。蒼国来、右上手を引きつけて下がらず、逆に前に出る。宝富士、土俵際、左下手を引きつけ、右足一本で必死に堪える。蒼国来、右上手を持って休まず寄り立て続ける。宝富士、左下手が切れ、掬いながら堪えて残し切り、左下手を取り直し、中に戻る。両者左四つ、蒼国来が土俵中央で右上手を持ち、宝富士がそれよりもやや俵に近い位置で深い左下手を持った体勢でしばらく止まる(約35秒間)。蒼国来、右上手を引きつける。宝富士、左下手を引きつけて下がらず。蒼国来、頭をつける。宝富士、左下手を持ってやや左半身の体勢になる。両者、少し止まる(約2秒間)。蒼国来、腰を振って相手の下手を切る。宝富士、左差しで少し前に出る。蒼国来、更に体勢を低くする。両者、左四つ、宝富士は左をのぞかせてやや覆いかぶさる体勢、蒼国来は頭をつけて腰を引き、右上手を持って左足が俵に掛かる位置で、両者、止まる(約12秒間)。宝富士、左差し手を返して腰を引き、相手の上手を切る。蒼国来、頭をつけたまま左に回り、右から絞る。宝富士、左差し手を抜き、左で相手の肩を押さえ、右で相手の左手首を掴む。蒼国来、右手を相手の左手の上に乗せる。両者、頭をつけ合う体勢で止まる(約31秒間)。蒼国来、押し上げる。宝富士、左上手を探るが取れず、右で相手の左手首を掴む。蒼国来、頭をつける。宝富士、左で頭を叩いて前に出、左を差す。蒼国来、左足を俵に掛けて頭をつけ、右から押っ付ける。宝富士、左差し手を抜き、左で肩を押さえる。両者、止まる(約22秒間)。蒼国来、中に戻ろうとする。宝富士、左で肩を押し上げ、相手を起こす。蒼国来、左をのぞかせて中に戻り、右も差そうとする。宝富士、左肘を固めて差させず。両者、止まる(約8秒間)。蒼国来、右足を飛ばして相手の左膝を蹴って崩し、左に回りながら右で頭を叩く。宝富士、前のめりになるが、立て直す。蒼国来、頭をつけ、右から押っ付ける。宝富士、中に戻り、左差し手を抜き、左で頭を叩いて右に回り、右上手を取る。蒼国来、向き直る。宝富士、右上手を引きつけて前に出る。蒼国来、土俵際、左差し手を抜き、左で叩こうとする。宝富士、落ちずに寄り切る。
〔足を飛ばす蒼国来〕
20160114 312 宝富士 寄り切り 蒼国来 30 足を飛ばす蒼国来
〔宝富士の寄り切り〕
20160114 312 宝富士 寄り切り 蒼国来 45

○ 栃煌山 2勝3敗 押し出し ● 安美錦 2勝3敗 (5.4秒)
 安美錦、先に手をつく。栃煌山、仕切り線後方でサッと手をつく。安美錦、素早く立ち、右手を出して頭から踏み込む。栃煌山、その場で立って右を差す。安美錦、左押っ付け、右喉輪で突き放す。両者、体が離れ、右から張るが、栃煌山はきちんと当たらず。安美錦、顎に向かって突き上げる。栃煌山、土俵際、両差しになる。安美錦、両手で頭を抱えて一気に引く。栃煌山、乗じて押しながら一気に前に出る。安美錦、土俵下に飛び、客席に倒れ込み、その後、栃煌山、土俵下に落ちる。
20160114 313 栃煌山 押し出し 安美錦 45

○ 嘉風 3勝2敗 足取り ● 豪栄道 3勝2敗 (6.9秒)
 嘉風、仕切り線少し後方で先に手をつく。豪栄道、手をつこうとする。嘉風、突っ掛ける。2度目、嘉風、先に手をつく。豪栄道、右手ををつこうとする。嘉風、素早く立つ。豪栄道、少し遅れてその場で立ち、両者、両腕を下げて、ややふわっと当たる。行司は「はっきよい」で立合い成立。豪栄道、すぐに左上手前廻しを取る。嘉風、左を差して体勢を低くし、右で差し手を抱える。豪栄道、左差し手を抜き、右小手で振ろうとする。嘉風、左差し手を返して寄る。豪栄道、左足を俵に掛けて堪え、右で首を巻いて体を開き、首投げに行こうとする。嘉風、体勢を低くして右手で相手の右膝を押さえ、左下手で後ろ廻しを取り、前に出ながら右手で相手の右足を抱え上げる。豪栄道、右足が大きく上がり、左足一本で俵に詰まる。嘉風、後ろから押す。豪栄道、土俵下に落ちる。
〔豪栄道、首投げに行く〕
20160114 314★ 嘉風 足取り 豪栄道 25
〔嘉風、相手の膝を押さえ、左下手を取る〕
20160114 314★ 嘉風 足取り 豪栄道 30
〔嘉風、豪栄道の足を取って前に出、土俵外に出す〕
20160114 314★ 嘉風 足取り 豪栄道 40 20160114 314★ 嘉風 足取り 豪栄道 45

○ 琴奨菊 5勝0敗 寄り切り ● 栃ノ心 2勝3敗 (12.5秒)
 栃ノ心、先に手をつく。琴奨菊、仕切り線少し後方でサッと手をついて立つ。栃ノ心、右肘を固める。琴奨菊、右肘を固め、踏み込んで当たる。栃ノ心、左上手前廻しに手を伸ばすが取れず。琴奨菊、両差しになり、左で後ろ廻しを取る。栃ノ心、外から抱えて前に出、左上手に手を掛ける。琴奨菊、前に出ながら上手を切り、右、左と差し手を返す。栃ノ心、上体が起きるが堪える。琴奨菊、右から掬って振り、両差しでがぶる。栃ノ心、土俵際、右で首を巻きながら左で突こうとする。琴奨菊、構わず寄る。栃ノ心、腰が伸びて俵を割る。
20160114 315 琴奨菊 寄り切り 栃ノ心 40

○ 旭秀鵬 2勝3敗 寄り切り ● 照ノ富士 3勝2敗 (63.3秒)
 旭秀鵬、先に手をつく。照ノ富士、仕切り線後方でサッと手をつき、右から張る。旭秀鵬、右肘を固めて踏み込む。照ノ富士、やや右に踏み出し、左をねじ込む。旭秀鵬、頭をつけ、右から押っ付ける。照ノ富士、やや左半身。旭秀鵬、右手を伸ばして深い上手を取る。照ノ富士、左半身で左を差す。旭秀鵬、左上手前廻しも取り、両廻しを引きつけて前に出る。照ノ富士、左差しで堪える。旭秀鵬、頭をつけ、機を見て右を巻き替えようとする。照ノ富士、左差し手を返して巻き替えを許さず。旭秀鵬、深い右上手を取り直し、両廻しを持って頭をつける。両者、止まる(約5秒間)。照ノ富士、左差し手を返して相手を起こし、左下手を取る。旭秀鵬、再び頭をつけ、体勢を低くして相手の上手を切り、両廻しを引きつけて前に出る。照ノ富士、土俵際、腰を振って上手を切ろうとするが一枚廻しで切れず、左差しで中に戻る。両者、止まる(約5秒間)。旭秀鵬、両廻しを引きつけて前に出る。照ノ富士、右足を俵に掛けて堪える。両者、止まる(約6秒間)。旭秀鵬、右上手を引きつけ、伸びた一枚廻しを取り直す。両者、止まる(約9秒間)。旭秀鵬、両廻しを引きつけて前に出る。照ノ富士、俵に両足を掛けて堪えて残し、左下手を取る。両者、止まる(約4秒間)。旭秀鵬、両廻しを引きつけて寄る。照ノ富士、上体が起き、力なく俵を割る。勝負後、照ノ富士、右肩を痛そうにする。
〔旭秀鵬の寄り切り〕
20160114 316 旭秀鵬 寄り切り 照ノ富士 41
〔勝負後、肩を痛そうにする照ノ富士〕
20160114 316 旭秀鵬 寄り切り 照ノ富士 55

○ 稀勢の里 3勝2敗 押し出し ● 松鳳山 1勝4敗 (4.8秒)
 稀勢の里、仕切り線後方で右手拳を浮かせる。松鳳山、手をサッとついて突っ掛け、左肘を固めて当たる。2度目、稀勢の里、仕切り線少し後方で先に手をつく。松鳳山、サッと手をつき、左肘を固めて踏み込む。稀勢の里、左肘を固め、やや右に踏み出す。松鳳山、左を差して頭をつける。稀勢の里、左をのぞかせ、右で押っ付ける。松鳳山、右から絞り、左差し手を抜く。稀勢の里、左差し手を抜いて左で押っ付け、右で顎を押し上げながら前に出る。松鳳山、俵に詰まり、相手の左腕を手繰って右に回ろうとする。稀勢の里、構わず手繰られた左手で押す。松鳳山、土俵下に落ちる。
20160114 317 稀勢の里 押し出し 松鳳山 40

○ 日馬富士 4勝1敗 下手投げ ● 魁聖 2勝3敗 (10.4秒)
 魁聖、仕切り線少し後方で先に手をつく。日馬富士、手をサッとつく。魁聖、素早く立って両腕を下げる。日馬富士、頭から踏み込み、右喉輪で押し上げ、左に下がって深い左下手を取る。魁聖、右で差し手を抱える。日馬富士、右上手前廻しも取り、両廻しを引きつけて前に出る。魁聖、土俵際、右小手投げで振る。日馬富士、少し振られるが堪え、切れて左下手を取り直す。魁聖、左を差し込む。日馬富士、両廻しを引きつけて前に出、上手を離して右手で相手の右膝を押さえて足を送れなくし、腰をぶつけながら左下手投げを下に打つ。魁聖、土俵に転がる。
20160114 318 日馬富士 下手投げ 魁聖 35

● 鶴竜 3勝2敗 引き落とし ○ 勢 2勝3敗 (3.3秒)
 勢、仕切り線少し後方で先に手をつく。鶴竜、手をサッとつく。勢、素早く立ち、右肩から踏み込む。鶴竜、右肘を固めて両足でぴょんと飛び、頭から当たって右上手前廻しを探る。勢、両差しになろうとする。鶴竜、外から押っ付ける。勢、右差し手を抜き、左差しで前に出る。鶴竜、右上手に手を伸ばすが取れず、土俵際。勢、右から絞り、左差し手を抜いて左に開く。鶴竜、前に落ちる。
20160114 319 勢 引き落とし 鶴竜 40

● 碧山 0勝5敗 上手投げ ○ 白鵬 5勝0敗 (2.9秒)
 碧山、先に手をつく。白鵬、右手をつき、左手をサッと動かして立ち、右肘を固める。碧山、両腕を下げて頭から低く踏み込む。白鵬、すぐに左上手前廻しを取ってしっかり握り、左に回りながら上手投げを下に打つ。碧山、土俵に転がる。
20160114 320 白鵬 上手投げ 碧山 40

★来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」
1位:勢、2位:宝富士、3位:嘉風・正代

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