琴奨菊、初優勝インタビュー全文(2016年初場所)

2016年初場所、初優勝を果たした 大関琴奨菊の館内インタビューは以下の通り。

<それでは、優勝インタビューです。初優勝です。琴奨菊関です、おめでとうございます>
ありがとうございます。(館内、拍手と歓声)
20160124 325 琴奨菊優勝インタビュー 01

<ついに幕の内最高優勝です。どんな気分ですか>
…言葉に表せないぐらい、本当、嬉しいのと、辛いときも…ね、なかなか成績が残せなかったときも、本当、たくさんの方々に、応援いただいて、今の自分が、こうして立っていることが、すごく嬉しいです。(館内、拍手と歓声)

<31歳。確かに今、お話もありましたが、怪我でずいぶん苦しい時期がありました。よく優勝まで来ましたね>
ま、本当に、あの、半年ぐらい前から続けたトレーニングが(効果が)出て、本当にたくさんの方の応援と声援と、師匠の教えのもと、頑張った結果だと思います。嬉しいです。(館内、拍手と歓声)
20160124 325 琴奨菊優勝インタビュー 05

<土俵の厳しい表情が、満面の笑顔に変わりました。今日は、勝てば優勝という豪栄道戦だったんですが、どんな気持ちで臨みましたか>
…ま、本当、自分のことを一生懸命やって、あまり考えずに土俵に上がろうと思って、本当、一日のルーティーンを、 毎日続けてくれた若い衆のおかげです。(館内、拍手)
20160124 325 琴奨菊優勝インタビュー 10

<えー、そのルーティーンは、花道奥からの動きで言えば、しっかりストレッチをして、体を動かして、いつもの手順で今日は臨んでいましたね>
ま、そうですね。ま、あのー、一日中、ルーティーンでした。
<あ、そうですか>(館内、笑い)
〔優勝インタビューを見守る付け人ら〕
20160124 325 琴奨菊優勝インタビュー 11 見守る付け人たち

<そのお話で言いますと、今場所は三横綱を破ってですね、自身初めて優勝争いの単独トップに立って。優勝への重圧はどうだったんでしょうか>(館内拍手と歓声)
ま、本当、やるべきことをしっかりやって、土俵上の勝ち負けよりも、自分が決めたことをやり切るという気持ちのもと、土俵に上がって、自ずと結果が出て、えー…、ね、本当に、嬉しかったです。
20160124 325 琴奨菊優勝インタビュー 15 嬉しかったです。

<十三日目にですね、少年時代からのライバル、豊ノ島関に敗れましたが、そこからよくまた立て直しましたね>
本当に、呼吸を止めてずーっと我慢していた状態だったので、あの一番、豊ノ島とは、何か縁があるなと思うし、あのー、負けたんですけれども、目一杯やって、自分の相撲を取ったので、次の日(の勝利)につながったと思います。(館内、拍手と歓声)
〔支度部屋の豊ノ島が映る〕
20160124 325 琴奨菊優勝インタビュー 21 豊ノ島

<今日、優勝を決めて花道に下がったところで、その豊ノ島関が出迎えてくれました。何か声を掛けられていましたけれども、どんな言葉をかわしたんですか>
「良かったね」と言われて、もーー、最高に嬉しいです!(館内拍手)
20160124 325 琴奨菊優勝インタビュー 25 最高に嬉しいです

<国技館のファンの皆さんもそうですが、福岡の柳川も大変な盛り上がりで、そして何より、大関、今日、ご両親が国技館に来られていて、勝った瞬間、涙でした。いい親孝行ができましたね>
もう、そうですね。いや、本当、両親には、一番辛いときに壁になってくれて、えー、ね、自分を支えてくれたので、本当に感謝の気持ちしかありません。(館内拍手)
20160124 325 琴奨菊優勝インタビュー 29 両親への感謝

<今場所は、栃東関以来の、日本出身力士10年ぶりの優勝という話題もあったんですが、今そこに辿り着いた思いはどうでしょう>(館内拍手)
ま、私の初優勝が、たまたま その10年ぶりの初優勝だったということなんですけれども、……ま、今日、優勝できて、本当に嬉しく思います。(館内、拍手と歓声)

<見事な初優勝を遂げた直後で恐縮ですが、大関、来場所が大事になってきますね、また>
そうですね。自分の相撲をやり切ったら、できるという自信がつきました。…頑張っていきます。
20160124 325 琴奨菊優勝インタビュー 37 来場所について

<おめでとうございました>
ありがとうございました。
<初優勝、琴奨菊関でした>
20160124 325 琴奨菊優勝インタビュー 50

インタビュアー:NHK太田雅英アナウンサー

《2016年初場所取組内容・目次へ》