照ノ富士 2016年初(一月)場所取組内容

201601-てるのふじ

先々場所、右膝を負傷しながら優勝決定戦まで持ち込む。綱取りの可能性もあった先場所、回復していない右膝の影響もあり、9勝6敗の成績だった。→先場所の取組内容
場所前、24歳の誕生日を迎える。
負傷している右膝をかばった影響で、左膝の半月板を損傷。懸念材料が増える。
迎えた今場所、初日は前頭筆頭まで戻ってきた松鳳山と対戦。30秒を超える相撲の末、極め出して初日白星。
二日目、小結栃ノ心を寄り切って連勝。
三日目、過去対戦成績6勝1敗と分のいい逸ノ城と対戦。上手を取るも切られ、寄り切られて初黒星。
四日目、碧山を寄り切って勝利するものの、取組後、右肩を痛そうにする。相手の当たりを受け、鎖骨を骨折する。
五日目は旭秀鵬と対戦。1分を超える相撲の末に敗れ、取組後はやはり右肩を痛そうにする。
六日目から「右鎖骨骨折」との診断書を提出して休場。七日目に「左膝半月板損傷、全治1ヶ月」の診断書も出し、九日目に左膝の内視鏡手術を受けた。
今場所は、3勝3敗9休の成績。来場所は角番となる。



(初) 松鳳山戦 ○極め出し 31.7秒
 両者、見合ったまま、なかなか手をつかず、松鳳山、相手が手をついていない中、立つ。2度目、松鳳山、右手をつこうとして止める。照ノ富士、すぐにサッと両手をつく。松鳳山、少し遅れて手をつき、両者、立つ。照ノ富士、右から張って左を差す。松鳳山、右で押っ付けるが、ここで行司が止める。3度目、松鳳山、右手をつこうとして止め、再び手をサッとつく。照ノ富士、仕切り線少し後方で手をサッとついて立つ。松鳳山、頭から踏み込み、両差しになる。照ノ富士、外から抱えて前に出ようとする。松鳳山、深い右下手を取る。照ノ富士、右から小手に振る。松鳳山、右下手を持ち、両肘を張りながら前に出る。照ノ富士、右から小手に振りながら堪える。松鳳山、下手が切れるが、両肘を張りながら寄る。照ノ富士、俵に両足を掛けて堪える。松鳳山、右掬い投げで振り、前に出ようとする。照ノ富士、右肘を固めて相手に差させず、両手で相手の右腕を極め上げようとする。松鳳山、左上手を取って寄ろうとするが前に出られず、右足を飛ばす。照ノ富士、再び外から抱える。松鳳山、両差しで寄ろうとする。照ノ富士、土俵際を右に回る。松鳳山、両差し手を返して寄る。照ノ富士、土俵際、上体が起きるが堪え、外から抱えながら中へ戻り、そのまま休まず極めながら前に出る。松鳳山、俵を割る。

(2) 栃ノ心戦 ○寄り切り 9.4秒
 栃ノ心、先に手をつくが、その手を引いて見合い、再び手をつく。照ノ富士、仕切り線少し後方でサッと手をつく。栃ノ心、右肘を固めて踏み込む。照ノ富士、低く当たって左上手前廻しを取って引きつけ、左に回って頭をつけ、右差し手を返す。栃ノ心、右下手、左上手を取る。照ノ富士、右差し手を返し、腰を振って上手を切ろうとしながら前に出る。栃ノ心、俵に詰まって上体が起きる。照ノ富士、相手を浮かせるようにして寄り切る。

(3) 逸ノ城戦 ●寄り切り 7.3秒
 逸ノ城、先に手をつく。照ノ富士、仕切り線後方で手をサッとつき、右肘を固めて踏み込む。逸ノ城、右を差す。照ノ富士、すぐに左上手を取り、引きつけて前に出る。逸ノ城、右下手を取るが離し、右から掬いながら腰を捻って上手を切る。照ノ富士、切れた左上手を取り直そうとするが取れず。逸ノ城、左上手を取り、右差し手を返して一気に前に出る。照ノ富士、上体が起きて俵を割る。

(4) 碧山戦 ○寄り切り 18.4秒
 碧山、先に手をつく。照ノ富士、立合いを嫌い、仕切り直し。2度目、照ノ富士、仕切り線少し後方で先に手をつく。碧山、手をサッとついて立つ。照ノ富士、左から張る。碧山、頭から踏み込む。照ノ富士、左で相手の右腕を引っ張り込み、両腕で抱えて腕捻り気味に振って離す。碧山、向き直り、再び右を差す。照ノ富士、右を差し込み、左上手を取って引きつける。碧山、左上手に手を伸ばすが取れず、上体を起こしながら左を巻き替えようとする。照ノ富士、右差し手を返して巻き替えを許さず、左上手を持って前に出る。碧山、右に回りながら左を巻き替えようとする。照ノ富士、頭をつけ、右から絞りながら右上手前廻しを取る。碧山、両差し手をねじ込みながら前に出ようとする。照ノ富士、両上手を引きつけて一気に前に出る。碧山、上体が起きて俵に詰まる。照ノ富士、両上手を離し、腹をぶつけながら腰を下ろし、俵の外の相手の胸を押す。碧山、土俵下に落ちる。勝負後、照ノ富士、花道で右肩を痛そうにする。

(5) 旭秀鵬戦 ●寄り切り 63.3秒
 旭秀鵬、先に手をつく。照ノ富士、仕切り線後方でサッと手をつき、右から張る。旭秀鵬、右肘を固めて踏み込む。照ノ富士、やや右に踏み出し、左をねじ込む。旭秀鵬、頭をつけ、右から押っ付ける。照ノ富士、やや左半身。旭秀鵬、右手を伸ばして深い上手を取る。照ノ富士、左半身で左を差す。旭秀鵬、左上手前廻しも取り、両廻しを引きつけて前に出る。照ノ富士、左差しで堪える。旭秀鵬、頭をつけ、機を見て右を巻き替えようとする。照ノ富士、左差し手を返して巻き替えを許さず。旭秀鵬、深い右上手を取り直し、両廻しを持って頭をつける。両者、止まる(約5秒間)。照ノ富士、左差し手を返して相手を起こし、左下手を取る。旭秀鵬、再び頭をつけ、体勢を低くして相手の上手を切り、両廻しを引きつけて前に出る。照ノ富士、土俵際、腰を振って上手を切ろうとするが一枚廻しで切れず、左差しで中に戻る。両者、止まる(約5秒間)。旭秀鵬、両廻しを引きつけて前に出る。照ノ富士、右足を俵に掛けて堪える。両者、止まる(約6秒間)。旭秀鵬、右上手を引きつけ、伸びた一枚廻しを取り直す。両者、止まる(約9秒間)。旭秀鵬、両廻しを引きつけて前に出る。照ノ富士、俵に両足を掛けて堪えて残し、左下手を取る。両者、止まる(約4秒間)。旭秀鵬、両廻しを引きつけて寄る。照ノ富士、上体が起き、力なく俵を割る。勝負後、照ノ富士、右肩を痛そうにする。

(6) 栃煌山戦 ■ 不戦勝 
 照ノ富士、「右鎖骨骨折」のため、休場。

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