逸ノ城 2016年初(一月)場所取組内容

201601-いちのじょう

前頭筆頭だった先場所、6勝9敗の成績だった。→先場所の取組内容
場所前の計量では、214kgと、先場所の208kgよりも更に大きくなる。
前頭3枚目の今場所、初日は関脇栃煌山、二日目は大関豪栄道に敗れ、連敗スタート。
三日目、一緒にモンゴルから来日して親しい大関照ノ富士と対戦。このところ5連敗していたが、相手の上手を切って一気に寄り切り、今場所の初白星。
四日目から黒星が連なる。六日目、大関稀勢の里戦では、1分30秒と長い相撲の末、突き落としで敗れる。
そのまま3横綱1大関を含めて9連敗。
十三日目、勢を2分46秒の相撲の末、寄り切り。2勝目を上げる。
十四日目、松鳳山戦では、物言いがつくものの、「軍配通り」掬い投げで敗れる。
千秋楽、魁聖に寄り切られて連敗。2勝13敗で今場所を終える。
負け越しは2場所連続。二桁負けは、昨年7月場所以来、3場所ぶり。13敗は、入門以来最も多い黒星。



(初) 栃煌山戦 ●掬い投げ 7.5秒
 栃煌山、仕切り線後方で先に手をつく。逸ノ城、仕切り線少し後方で手をサッとつく。栃煌山、素早く立ち、頭から踏み込む。逸ノ城、右肘を固めて当たる。栃煌山、右を差す。逸ノ城、左で相手の差し手を抱える。栃煌山、右差し手を返して前に出、左も差そうとする。逸ノ城、左で差し手を抱え、右脇は固めて中に戻る。栃煌山、左を差そうとする。逸ノ城、右を差し込む。栃煌山、右差しで前に出、左を巻き替えて両差しになる。逸ノ城、外から抱えて前に出る。栃煌山、土俵際、左から掬う。逸ノ城、俵の外に膝をついて落ちる。

(2) 豪栄道戦 ●押し出し 3.0秒
 豪栄道、先に手をつく。逸ノ城、仕切り線後方でサッと手をつく。豪栄道、素早く立ち、左肘を固めて低く踏み込む。逸ノ城、右肘を固めて高い姿勢で当たる。豪栄道、右を差し、左で押っ付けながら前に出る。逸ノ城、右差し手を抜き、引いて体を離すが土俵際。豪栄道、休まず前に出る。逸ノ城、土俵下に落ちる。

(3) 照ノ富士戦 ○寄り切り 7.3秒
 逸ノ城、先に手をつく。照ノ富士、仕切り線後方で手をサッとつき、右肘を固めて踏み込む。逸ノ城、右を差す。照ノ富士、すぐに左上手を取り、引きつけて前に出る。逸ノ城、右下手を取るが離し、右から掬いながら腰を捻って上手を切る。照ノ富士、切れた左上手を取り直そうとするが取れず。逸ノ城、左上手を取り、右差し手を返して一気に前に出る。照ノ富士、上体が起きて俵を割る。

(4) 日馬富士戦 ●寄り切り 4.6秒
 日馬富士は仕切り線少し後方で、逸ノ城は仕切り線後方で、ほぼ同時にサッと手をつく。日馬富士、頭から鋭く踏み込む。逸ノ城、ほぼその場で当たりを受ける。日馬富士、右喉輪で押し上げ、左から張り、低く当たって押し上げる。逸ノ城、左足を俵に掛け、体勢を低くする。日馬富士、一旦体を離し、左から張って頭をつけ、右を差して一気に前に出る。逸ノ城、上体が起きて土俵下に落ちる。

(5) 琴勇輝戦 ●押し出し 4.9秒
 逸ノ城、手をサッとついて突っ掛ける。2度目、両者、ほぼ同時に、仕切り線後方で手をサッとついて立つ。琴勇輝、両手突き。逸ノ城、右肘を固めて当たる。琴勇輝、右喉輪で押し上げ、少し左に回る。逸ノ城、向き直る。琴勇輝、両手で突き放しながら前に出る。逸ノ城、俵に詰まる。琴勇輝、そこを押す。逸ノ城、土俵下に飛び落ちる。

(6) 稀勢の里戦 ●突き落し 90.4秒
 逸ノ城、サッと手をついて突っ掛ける。2度目、逸ノ城、仕切り線少し後方で先に手をつく。稀勢の里、仕切り線少し後方でサッと手をつき、右手を出してやや左へ踏み出す。逸ノ城、左筈で胸を押し上げながら右を差す。稀勢の里、頭をつけて左から絞る。逸ノ城、右差し手を返して前に出る。稀勢の里、上体が起き、深い左上手を取って左へ回る。逸ノ城、右下手を取る。稀勢の里、右下手も取る。両者、右四つ、稀勢の里が両廻し、逸ノ城が右下手を持った体勢で少し止まる(約2秒間)。逸ノ城、右下手を引きつけて前に出ようとする。稀勢の里、堪え、少し前に出る。両者、右四つ、稀勢の里が両廻し、逸ノ城が左押っ付け右下手を持つ体勢で、しばらく止まる(約36秒間)。稀勢の里、腰を振って相手の上手を切ろうとするが切れず。両者、止まる(約13秒間)。逸ノ城、右下手を引きつけて前に出ようとする。稀勢の里、左上手投げを打ちながら堪える。逸ノ城、やや右半身になる。両者、止まる(約13秒間)。逸ノ城、右下手を引きつけて前に出る。稀勢の里、両廻しを引きつけて堪える。逸ノ城、下手を離して右から掬う。稀勢の里、右下手が切れ、右差し手を抜いて左に回る。逸ノ城、前に出ながら両差しになり、左下手を取って前に出る。稀勢の里、土俵際、左に回りながら右で突く。逸ノ城、土俵に落ち、直後、稀勢の里、土俵下に転がり落ちる。

(7) 白鵬戦 ●上手投げ 7.4秒
 逸ノ城、先に手をつく。白鵬、右手をつき、左手をサッとついて素早く立ち、右肘を固めて踏み込む。逸ノ城、少し遅れて立ち、右肘を固める。白鵬、低い体勢ですぐに左上手前廻しを取り、右差し手を返して前に出る。逸ノ城、俵に詰まるが、右差しで少し中に戻る。白鵬、右下手も取り、両廻しを引きつける。逸ノ城、腰を捻って相手の下手を切る。白鵬、すぐに体を開き、左上手投げを下に打つ。逸ノ城、土俵に転がる。

(中) 鶴竜戦 ●寄り切り 13.4秒
 逸ノ城、仕切り線少し後方で先に手をつく。鶴竜、サッと手をつく。逸ノ城、右肘を固める。鶴竜、頭から低く踏み込み、右前廻しを探る。逸ノ城、腰を引いて廻しを与えず、左で差し手を抱える。鶴竜、深い右下手を取る。逸ノ城、左押っ付けで前に出る。鶴竜、左を巻き替えて両差しになり、土俵際堪えて両下手を持って前に出る。逸ノ城、体を開いて右小手投げに行く。鶴竜、左下手を深くして堪え、右下手前廻しを取る。逸ノ城、右で差し手を抱えながら前に出る。鶴竜、左足を俵に掛けて堪え、頭をつけて前に出る。逸ノ城、右小手投げで振る。鶴竜、構わず両廻しを引きつけて前に出る。逸ノ城、上体が起き、あっさり俵を割る。

(9) 蒼国来戦 ●寄り切り 7.5秒
 逸ノ城、先に手をつく。蒼国来、仕切り線少し後方で左手をついて待つ。逸ノ城、先に立つ。蒼国来、右手をサッとついてやや左に踏み出し、右喉輪で押し上げる。ここで行司木村庄太郎が止める。2度目、蒼国来、先に手をつく。逸ノ城、仕切り線少し後方で手をサッとつく。蒼国来、その直前、素早く立ち、やや左に踏み出して当たるが、行司が止める。3度目、両者、ほぼ同時に手をつき、蒼国来、すぐに立ち、逸ノ城、遅れてその場で立って当たる。行司が止める。4度目、蒼国来、先に手をつく。逸ノ城、手をサッとつく。蒼国来、両手を出し、左に変わる。逸ノ城、向き直る。蒼国来、頭を下げて差そうとする。逸ノ城、叩きながら下がる。蒼国来、前のめりになる。逸ノ城、相手の後ろにつこうとする。蒼国来、向き直って右を差す。逸ノ城、左上手に手を伸ばすが取れず。蒼国来、右を差し、前に出ながら左も差し、左下手を取って寄る。逸ノ城、上体が起きて俵を割る。

(10) 栃ノ心戦 ●寄り切り 59.4秒
 栃ノ心、先に手をつく。逸ノ城、手をつこうとする。栃ノ心、素早く立って右肘を固めて踏み込む。逸ノ城、少し遅れて手をついて立ち、右肘を固めて当たり、右を差す。栃ノ心、やや深い左上手を取る。逸ノ城、左上手を取り、右差し手を返し、右下手を取る。栃ノ心、右下手も取り、両廻しを引きつけて前に出る。逸ノ城、右下手を深くしながら堪え、左上手を少し浅くし、両廻しを引きつける。栃ノ心、両廻しを引きつけて堪える。両者、右四つがっぷりでしばらく止まる(約28秒間)。栃ノ心、両廻しを引きつけて前に出る。逸ノ城、引きつけながら堪えるが、少し下がる。両者、止まる(約4秒間)。栃ノ心、左上手で少し振り、両廻しを引きつけて前に出る。逸ノ城、土俵際、右下手投げで振る。栃ノ心、右足が俵に掛かるが、両廻しを引きつけて寄る。逸ノ城、腰が伸びて俵を割る。

(11) 徳勝龍戦 ●送り出し 6.5秒
 逸ノ城、先に手をつく。徳勝龍、手をサッとつき、両手突きから突き放す。逸ノ城、下からあてがい、押し返す。徳勝龍、左から突く。逸ノ城、向き直る。徳勝龍、突き放し、相手の手を叩いて右に開く。逸ノ城、前に泳ぎ、そのまま俵の外に出る。

(12) 玉鷲戦 ●押し出し 6.8秒
 玉鷲、先に手をつく。逸ノ城、仕切り線後方で手をサッとつく。玉鷲、右手を出し、頭を下げてやや左へ踏み出す。逸ノ城、その場で立って右肘を固める。玉鷲、左で押っ付けながら左へ回り、右筈で押し上げながら前に出る。逸ノ城、右を差す。玉鷲、左腕を内に回して相手の差し手を外し、下から押し上げながら前に出る。逸ノ城、土俵際、上体が起きる。玉鷲、休まず、筈で押し上げる。逸ノ城、上体が起きて俵を割る。

(13) 勢戦 ○寄り切り 166.2秒
 勢、先に手をつく。逸ノ城、仕切り線少し後方でサッと手をつく。勢、素早く立ち、右肩から踏み込む。逸ノ城、両腕を下げて当たる。勢、右を差す。逸ノ城、左上手に手を伸ばすが取れず。勢、右差し手を返し、深い右下手を取る。両者、右四つ、勢が下手を取った体勢で少し止まる(約2秒間)。逸ノ城、左手を伸ばして上手を取り、引きつけて前に出、右下手も取る。勢、土俵際、右下手で振り、左を巻き替えて両差しになり、左差し手を返して相手の上手を切ろうとする。逸ノ城、伸びた右上手を離さず、両上手。両者、止まる(約10秒間)。逸ノ城、両上手を引きつけて前に出る。勢、右から掬いながら堪え、左差し手を返して中に戻りながら相手の右上手を切ろうとするが、一枚廻しが伸びて切れず。両者、止まる(約39秒間)。逸ノ城、両上手を引きつけて前に出る。勢、右下手で振って堪える。逸ノ城、そのまま前に出る。勢、左足が俵に掛かるが残し、左下手も取ってじわじわ中に戻り、両下手を引きつけて前に出る。逸ノ城、俵に両足を掛けて堪える。勢、少し引いて右下手投げで振る。逸ノ城、両上手を持って堪える。両者、土俵中央、逸ノ城が両上手、勢が両下手を持った体勢で止まる(約48秒間)。勢、両下手を引きつけて前に出ようとする。逸ノ城、両上手を持って堪え、機を見て右を巻き替えて差し、深い右下手を取る。勢、深い左下手、右下手を持った体勢に変わる。両者、止まる(約9秒間)。逸ノ城、伸びた右下手を取り直そうとする。勢、少し下がってそれを阻む。両者、止まる(約8秒間)。逸ノ城、両廻しを引きつけて一気に前に出る。勢、堪えられず、俵の外に出る。

(14) 松鳳山戦 ●掬い投げ 3.1秒
 松鳳山、手をサッとついて素早く立つ。逸ノ城、仕切り線少し後方で少し遅れて手をサッとつく。松鳳山、右肘を固めて踏み込み、両差しになる。逸ノ城、外から差し手を抱える。松鳳山、両差し手を返して、前に出ようとする。逸ノ城、体を開いて左小手投げに行こうとする。松鳳山、右掬い投げを返す。逸ノ城、手をつき、両者、体が割れて土俵に落ちる。軍配、松鳳山。「物言い」がつき、逸ノ城の手が先についたことを確認、「軍配通り」、松鳳山の勝ち。

(楽) 魁聖戦 ●寄り切り 5.2秒
 魁聖、仕切り線少し後方で先に手をつく。逸ノ城、手をサッとつく。魁聖、素早く立ち、両腕を下げる。逸ノ城、右肘を固めて踏み込む。魁聖、すぐに左上手前廻しを取る。逸ノ城、右下手を探って取る。魁聖、左下手を引きつけ、右差し手を返しながら前に出る。逸ノ城、上体が起き、力なく俵を割る。

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