白鵬、37回目優勝インタビュー全文(2016年夏場所)

2016年夏場所、37回目の優勝を果たした 横綱白鵬の館内インタビューは以下の通り。

<それでは、見事に37回目の優勝を全勝で果たしました、白鵬関にうかがいます。おめでとうございます>
どうも、ありがとうございます。(白鵬、両手を上げて、四方に挨拶)(館内、拍手と歓声)
20160522 15 325 白鵬優勝インタビュー 01 ありがとうございます 20160522 15 325 白鵬優勝インタビュー 02 四方に挨拶

<横綱、場所が始まる前から「この国技館で優勝したい」、そういった言葉がありました。今、それを果たされてどうでしょう>
本当に、ほぼ一年半ぶり、優勝が東京で。正直、本当に嬉しいです。(館内、拍手と歓声)

<しかも、一年半ぶりの全勝です>
全勝は……気持ちいいです。(笑顔)(館内、笑いと歓声、拍手)
20160522 15 325 白鵬優勝インタビュー 04 全勝はきもちい

<この場所振り返っていただきたいんですが、初日から横綱の厳しい相撲を見せよう、そういった様子にうかがえました。実際どうでしたか>
そうですね。場所前から、ちょっと、古傷が痛み、また場所に入って三日目から、ちょっと足の方を痛めて、どうなるかと思いましたけど。まあ、本当に自分を奮い立たせて、
ま、だから、自分では分からないんだけど、土俵に上がると違う白鵬がいるような気がするね。はい。
<違う白鵬、ですか?>
はい。だから、二人の白鵬がいるんじゃないかなと思いまして。
20160522 15 325 白鵬優勝インタビュー 08 二人の白鵬
<その二人の白鵬の、使い分けのようなものもあるんですか>
まあ、土俵下りたら優しいというね、はい。(館内、笑いと拍手)
20160522 15 325 白鵬優勝インタビュー 09 土俵を下りたら優しいよ

<さあ、このところ、強い横綱を倒そうと、横綱・大関、みんな必死に向かってきたと思います。それを受け止めた心境というのは、どうだったでしょう>
まあ、やっぱり、この五月場所が終わったら、横綱に昇進して10年目に入るんでね、そういった意味でも、頑張ろうと思いまして。一生懸命やってました。
20160522 15 325 白鵬優勝インタビュー 12 10年目がんばろう
<それがこの結果ですね>
だと思います。

<どうでしょう。場所の終盤まで、優勝争い、激しさが続きました。やはりここ一番の強さというのは、横綱、見せたんじゃないでしょうか>
そうですね、やっぱり、大鵬関の32回の優勝を超えてから、目標がなくなり、色々大変な時期がありましたけれど、やっぱり1000勝というものがね、なんか私を、燃えさせてくれるものがあって、『そうはいかんぞ』という気持ちで土俵を務めました。
<いつもの横綱ですと、次の場所の話はあまりしたがらないと思いますが、名古屋で、その1000勝が懸かります>
そうですね、名古屋場所は年1度ですから、応援してくれる方々に、その大記録を見せられればいいと思うんだけど、もうゆっくり、とりあえず休みたいです。(歓声と拍手)
20160522 15 325 白鵬優勝インタビュー 17 とりあえず休みたい
<そして連勝も29です>
………休みたいです。

<そうですか。では、応援して下った皆さんに、是非>
えー、十五日間、温かい応援の程、ありがとうございました!!(館内、拍手と歓声)
<おめでとうございました>
20160522 15 325 白鵬優勝インタビュー 20 応援、ありがとうございました!

インタビュアー:白崎義彦アナウンサー

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