千代鳳 2016年秋(九月)場所取組内容

201609-ちよおおとり

前頭8枚目だった先場所は、9勝6敗の成績だった。→先場所の取組内容
名古屋場所後の7月31日、師匠の元横綱千代の富士が死去。巡業から、通夜告別式のために一時帰京し、参列した。部屋は、元大関千代大海が継ぎ、新しい九重親方の下で稽古。出稽古に来た大関稀勢の里とも胸を合わせる。横綱日馬富士から指導も受ける(日刊スポーツより 記事が表示されない場合は→こちら)。
前頭4枚目で迎えた今場所、初日から4連敗。
五日目、錦木を寄り切って初日を出す。取組後、「しんどかった。勝たなきゃと思い過ぎていた」とコメント。(サンケイスポーツより 記事が表示されない場合は→こちら
六日目から再び黒星が連なり、5連敗。
十日目の豪風戦で左膝を痛めて、十一日目から休場。(→休場情報)1勝10敗4休で今場所を終える。
負け越しは4場所ぶり。



(初) 碧山戦 ●送り出し 6.6秒
 碧山、先に手をつく。千代鳳、体を上下に揺らし、仕切り線後方でサッと手をつく。碧山、両手突き。千代鳳、右前廻しを取る。碧山、顔に突っ張り、両手で相手の右腕を極め上げて廻しを切り、右で顔に突き放す。千代鳳、体勢を崩して後ろ向きで俵に詰まる。碧山、向き直ろうとする相手を押す。千代鳳、土俵下に飛び落ちる。勝負後、千代鳳、左目をかなり痛そうにする。

(2) 御嶽海戦 ●上手出投 4.1秒
 御嶽海、先に手をつく。千代鳳、体を上下に揺らし、仕切り線後方でサッと手をつく。両者、ほぼ同時に立ち、右手を出して頭から踏み込む。千代鳳、左上手に手を伸ばす。御嶽海、右で顔を押し上げて上手を与えず、叩きながら左へ下がって左上手を取り、土俵際で体を開いて出し投げ。千代鳳、土俵下に落ちる。

(3) 宝富士戦 ●寄り切り 18.6秒
 宝富士、先に両手をつく。千代鳳、体を上下に揺らし、仕切り線後方で手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立つ。千代鳳、右肘を固め、頭から踏み込む。宝富士、左肘を固めて当たり、右で押っ付け、左を差そうとする。千代鳳、右を固めて差させず、左をのぞかせ、右で押っ付けながら前に出る。宝富士、左差し手を抜き、外から挟み付けながら前に出る。千代鳳、右差し手を抜き、体勢を低くする。宝富士、右で相手の左上腕を押し上げ、左をねじ込んで下手を取る。千代鳳、土俵際、左下手を取る。宝富士、左差し手を返し、右上手を取り、引きつけて寄る。千代鳳、腰が伸びて俵を割る。

(4) 勢戦 ●小手投げ 6.6秒
 勢、先に手をつく。千代鳳、体を上下に揺らし、仕切り線少し後方で手をサッとつく。勢、右肩から踏み込む。千代鳳、左肘を固めて低く当たる。勢、右肘を固めて当たり、右で顎を押し上げる。千代鳳、左を差して下手を取る。勢、右で小手に巻いて下がり、土俵際右小手投げで強烈に振り回しながら左で頭を押さえつける。千代鳳、土俵に落ちる。

(5) 錦木戦 ○寄り切り 13.2秒
 錦木、先に手をつく。千代鳳、体を上下に揺らし、仕切り線後方でサッと手をつく。錦木、頭から踏み込む。千代鳳、頭から低く当たり、左、右と差す。錦木、頭をつけ、左押っ付けから左を差す。千代鳳、左差し手を返し、右で絞る。錦木、上体が起きるが堪え、体勢を低くして右から押っ付ける。千代鳳、体を離し、低い姿勢で右廻しを取る。錦木、叩く。千代鳳、乗じて前に出、左を差して下手を取る。錦木、土俵際、右小手で振ろうとする。千代鳳、両下手を持って寄り切る。

(6) 大翔丸戦 ●送り出し 2.4秒
 両者、体を上下に揺らす。千代鳳、先に左手をつく。大翔丸、手をサッとつき、両者、頭から踏み込む。大翔丸、当たってすぐに叩き、左に開く。千代鳳、前のめりになるが堪える。大翔丸、相手の後ろについて押す。千代鳳、俵の外に出る。

(7) 佐田の海戦 ●浴せ倒し 9.6秒
 佐田の海、先に手をつく。千代鳳、体を上下に揺らし、仕切り線後方で手をサッとつく。佐田の海、頭から踏み込む。千代鳳、左肘を固めて頭から当たる。佐田の海、外から挟み付けて前に出る。千代鳳、右差し手を抜き、頭を下げ直す。佐田の海、右で相手の左上腕を押し上げ、右を差し、左上手を取る。千代鳳、右差し、左押っ付けで前に出、左を巻き替える。佐田の海、頭をつけ、右押っ付けから右上手前廻しも取り、両上手を引きつけて前に出る。千代鳳、土俵際、左から掬って振る。佐田の海、体を寄せる。千代鳳、後ろ向きに倒れ、佐田の海、その上に乗る。

(中) 日馬富士戦 ●上手投げ 5.8秒
 千代鳳、先に左手をつく。日馬富士、仕切り線後方でサッと手をつく。両者、ほぼ同時に立つ。日馬富士、右手を出して頭から踏み込む。千代鳳、頭から当たる。日馬富士、顔に向かって突っ張り、頭を下げて右上手を取る。千代鳳、やや仰け反りながら左下手を取る。日馬富士、右上手を引きつけて前に出る。千代鳳、土俵際、左下手投げに行こうとする。日馬富士、右上手投げを返す。千代鳳、俵の外に転がる。

(9) 稀勢の里戦 ●上手出投 10.9秒
 千代鳳、体を上下に揺らし、仕切り線少し後方で先に手をつく。稀勢の里、仕切り線少し後方でサッと手をついて素早く立ち、左肘を固めて踏み込む。千代鳳、右肘を固めて頭から当たり、左を差す。稀勢の里、右で押っ付け、左を差そうとする。千代鳳、右で差し手争い。稀勢の里、左筈で相手の右肩を押し上げ、突っ張りながら前に出る。千代鳳、相手の手をいなしながら左に回り、左下手に手を伸ばして取る。稀勢の里、左押っ付けで前に出、左を差して右上手を取る。千代鳳、土俵際、左下手を持って腰を引く。稀勢の里、体を開き、手前に右上手出し投げ。千代鳳、土俵に転がる。

(10) 豪風戦 ●叩き込み 3.2秒
 千代鳳、先に左手をつく。豪風、仕切り線少し後方でサッと手をつき、頭から踏み込む。千代鳳、右手を出して頭から踏み込む。豪風、叩いて左に開く。千代鳳、土俵に落ちる。

(11) 正代戦 ■ 不戦勝 
 千代鳳、左膝半月板損傷のため、休場。

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