栃ノ心 2017年初(一月)場所取組内容

201701-とちのしん

前頭6枚目だった先場所は、10勝5敗と二桁勝利を上げた。→先場所の取組内容
小結で迎えた今場所、初日は横綱鶴竜の上手出し投げに敗れて黒星発進。
横綱大関戦が続き、初日から4連敗。
五日目、新関脇の正代と対戦。やや強引に小手に振った際に、膝が入る形になって土俵に倒れ、5連敗。(→取組の様子
六日目から「右膝関節捻挫」のため、休場。2014年1月場所以来、6度目の休場。(→栃ノ心、春日野親方の説明
再出場はせず、0勝6敗9休の成績で今場所を終える。
白星がなかったのは、幕下で全休した2014年1月場所以来、18場所ぶり。



(初) 鶴竜戦 ●上手出投 3.9秒
 栃ノ心、先に手をつく。鶴竜、手をサッとつく。栃ノ心、右肘を固める。鶴竜、右手を出して頭から低く当たり、左上手前廻しに手を掛ける。栃ノ心、右をのぞかせ、腰を引いて相手の上手を切る。鶴竜、右前廻し、左上手を取る。栃ノ心、前に出ながら左で相手の右腕を引っ張り込み、左上手に手を伸ばす。鶴竜、左上手を持って左に回り、そのまま上手出し投げ。栃ノ心、土俵に這う。

(2) 豪栄道戦 ●上手投げ 6.2秒
 豪栄道、右手をつく。栃ノ心、すぐに仕切り線後方でサッと両手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。豪栄道、右手を出し、頭を下げてやや左へ踏み出す。栃ノ心、右肘を固めて当たる。豪栄道、左上手前廻しに手を掛けるが取れず。栃ノ心、左で相手の差し手を抱え、左上手に手を伸ばすが取れず。豪栄道、右下手を取り、それを離して左に回りながら左上手を取る。栃ノ心、前に出ながら右下手を取り、左上手に手を伸ばす。豪栄道、体を開き、右で首を押さえながら左上手投げ。栃ノ心、前に飛んで土俵に転がる。

(3) 琴奨菊戦 ●掬い投げ 10.6秒
 琴奨菊、相手が手をつく前に、ふわっと突っ掛ける。2度目、栃ノ心、先に手をつく。琴奨菊、手をサッとついて立ち、両肘を固める。栃ノ心、右肘を固め、左に踏み出して左上手に手を伸ばすが取れず。琴奨菊、右を差し、左も差そうとしながら前に出る。栃ノ心、右押っ付けで堪える。琴奨菊、右差し手を返し、左差し手を抜いて左上手を取る。栃ノ心、右下手を取る。琴奨菊、左上手を引きつけて寄る。栃ノ心、左上手を取り、俵に両足を掛けて堪える。琴奨菊、体を開いて土俵内に右掬い投げ。栃ノ心、裏返って土俵に転がる。

(4) 白鵬戦 ●寄り切り 20.2秒
 栃ノ心、先に左手をつき、相手が手をつく前に突っ掛ける。2度目、栃ノ心、先に手をつく。白鵬、手をつこうとして止める。栃ノ心、右手をサッとついて前のめりになる。両者、立たず、白鵬、腰を上げる。3度目、栃ノ心、先に両手をつく。白鵬、右、左とサッと手をついて立つ。栃ノ心、右肘を固める。白鵬、右肘を固めて踏み込み、右を差して左上手を取る。栃ノ心、深い左上手を取る。白鵬、左上手を持って左に回り、腰を振って相手の上手を切り、右下手も取る。栃ノ心、右下手を探る。白鵬、右に回って相手に下手を与えず。栃ノ心、左上手を取る。白鵬、右肘を張りながら上手を切ろうとするが切れず。栃ノ心、左上手を引きつけて前に出る。白鵬、すぐに両廻しを持って右に回りながら堪え、右肘を張りながら腰を振って相手の上手を切る。栃ノ心、右差しで廻しを持たない体勢になる。両者、少し止まる(約3秒間)。白鵬、両廻しを持って前に出る。栃ノ心、左上手を取るが俵に詰まる。白鵬、左上手が伸びるが、腰を下ろして相手の上手を切り、寄り切る。

(5) 正代戦 ●浴せ倒し 5.8秒
 正代、仕切り線後方で両手をつく。栃ノ心、すぐに左、右とサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。栃ノ心、左から張る。正代、顔が左向きになりながら両肘を固めて当たり、左を差す。栃ノ心、突き放し、両上手を取る。正代、腰を引いて相手の左上手を切り、深い両下手を取って前に出る。栃ノ心、やや強引に左から小手に振り、右膝が入る形になって土俵に倒れる。勝負後、栃ノ心、右膝を痛そうにし、付き人の肩を借りて花道を下がる。

(6) 高安戦 ■ 不戦勝 
 栃ノ心、「右膝関節捻挫」のため、休場。

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