大砂嵐 2017年初(一月)場所取組内容

201701-おおすなあらし

前頭3枚目だった昨年7月場所、左膝の状態悪化のため、場所前日に休場を決断。一度も土俵に上がらなかった。→昨年7月場所の取組内容
翌9月場所は十両筆頭。途中、左足付け根を痛めて二日間休場し、再出場。6勝8敗1休の成績だった。
11月場所は十両6枚目。十一日目まで優勝争いトップだったが、十二日目に右膝を負傷。十三日目から休場し、9勝4敗2休の成績だった。
3場所ぶりに幕内に復帰し、前頭16枚目で迎えた今場所、初日から3連勝スタート。
四日目、佐田の海に寄り切られて初黒星。そこから黒星が連なる。
七日目の豊響戦は、取り直しの末に敗れる。
十日目の蒼国来戦は、1分15秒を超える相撲の末、寄り切りで敗れる。(→取組中落ちた下がりを取り除く式守与之吉
十一日目、8連敗で負け越し決定。
そのまま十四日目まで11連敗。
千秋楽、錦木を寄り倒して4勝目。4勝11敗で今場所を終える。
蒼国来戦の75.2秒は、今場所の幕内で最長。
場所後の健康診断では、握力測定で91キロの記録を出す。(→ニュース画像



(初) 千代皇戦 ○打っ棄り 6.9秒
 千代皇、先に手をつく。大砂嵐、腰を下ろし、仕切り線少し後方で手をサッとついて立ち、右肘を固める。千代皇、両腕を交差させて踏み込む。大砂嵐、やや左に踏み出し、左上手を狙う。千代皇、左に回って上手を与えず、左上手を取って前に出る。大砂嵐、右下手を取る。千代皇、左上手を引きつけ、相手を浮かせ気味に寄る。大砂嵐、左上手を取って俵に両足を掛け、両廻しを持って右に振る。千代皇、俵の外に出、土俵下に落ちる。

(2) 千代鳳戦 ○上手出投 12.3秒
 大砂嵐、先に左手をつく。千代鳳、体を上下に揺らし、仕切り線後方でサッと手をつく。大砂嵐、右手をサッとついて立ち、両腕を下げて踏み込む。千代鳳、頭を下げてやや左へ踏み出し、左肘を固めて当たり、突き放す。大砂嵐、左に回って左上手を取る。千代鳳、右を差して前に出、右下手を取る。大砂嵐、俵に詰まり、少し叩きながら左に回る。千代鳳、右下手を持って寄る。大砂嵐、左上手を持ち、俵に両足を掛けながら右差し手を返して堪え、左上手を引きつけて少し中に戻り、体を開いて上手出し投げ。千代鳳、前に飛び、俵の外に両手をつく。

(3) 千代大龍戦 ○引き落し 2.4秒
 千代大龍、先に手をつく。大砂嵐、仕切り線後方でサッと手をついて素早く立ち、右肘を固めてやや左へ踏み出す。千代大龍、右手を出し、左肘を固めて当たり、突っ張りながら前に出る。大砂嵐、相手の手を叩いて下がる。千代大龍、体勢を崩し、左側を下にして土俵に落ちる。

(4) 佐田の海戦 ●寄り切り 8.2秒
 佐田の海、右手をつく。大砂嵐、左手をつき、右手をサッとつき、右肘を固める。佐田の海、踏み込んで左上手前廻しを取る。大砂嵐、右下手、左上手を取る。佐田の海、右下手も取り、両廻しを引きつけて前に出る。大砂嵐、俵に両足を掛けて堪え、うっちゃり気味に右へ振る。佐田の海、右足外掛けに行きながら堪え、両廻しを持ってどんどん前に出る。大砂嵐、土俵際、右下手投げに行く。佐田の海、左上手を引きつけて寄る。大砂嵐、俵を割り、両者、土俵下に落ちる。

(5) 貴景勝戦 ●押し出し 4.4秒
 貴景勝、先に両手をつく。大砂嵐、足元を均し、腰を下ろし、仕切り線後方で左、右とサッと手をついて立つ。貴景勝、両手を出して頭から踏み込む。大砂嵐、右肘を固めて当たり、左上手に手を伸ばす。貴景勝、左で押っ付けながら左に回る。大砂嵐、右差し手を抜いて体を離し、右から張る。貴景勝、押しながら前に出る。大砂嵐、叩きながら下がり、俵の上で左へ開くが、先に俵の外に出る。貴景勝、その後、土俵下に落ちる。

(6) 臥牙丸戦 ●押し出し 3.6秒
 臥牙丸、先に右手をつく。大砂嵐、仕切り線少し後方で左手をつき、右手をサッとついて素早く立ち、両手突きに行く。臥牙丸、頭から踏み込もうとする。大砂嵐、両手で顔を押し上げて相手を起こす。臥牙丸、右喉輪で押して前に出る。大砂嵐、右を差すが俵に詰まる。臥牙丸、押す。大砂嵐、右掬い投げに行くが、左足が俵の外に出る。その後、臥牙丸、俵の外に倒れる。

(7) 豊響戦 ●突き落し 4.9秒
 大砂嵐、先に左手をつく。豊響、仕切り線後方で右手をつき、左手をサッとついて素早く立ち、右肘を固めて頭から踏み込む。大砂嵐、右肘でかち上げる。豊響、左上手を探るが取れず、下がりを掴む。大砂嵐、左上手、右下手を取り、前に出ようとするが出られず。両者、右四つで止まる(約3秒間)。豊響、左を巻き替えようとするがならず。大砂嵐、下がって土俵際、体を開いて左上手投げに行こうとする。豊響、右足が上に舞って左肘から俵の外に落ち、大砂嵐、土俵下に落ちる。式守錦太夫は、軍配を豊響に上げる。「物言い」がつき、二所ノ関審判長は「両者の体が出るのが同時」と説明、「取り直し」となる。(14.4秒)
<取り直しの相撲>大砂嵐、先に左手をつく。豊響、右手をつく。大砂嵐、素早く立ち、両手突きから突っ張る。豊響、左筈で脇を押し上げながら前に出る。大砂嵐、左差し手を大きく返し、土俵際で両廻しを取る。豊響、体を開いて土俵内へ右から突く。大砂嵐、土俵に転がる。(4.9秒)

(中) 輝戦 ●寄り切り 7.1秒
 大砂嵐、先に左手をつく。輝、仕切り線少し後方で手をサッとつく。大砂嵐、右肘を固め、左上手に手を伸ばしながらやや左にずれる。輝、右手を出して当たり、右喉輪、左で相手の右脇を押し上げながら前に出る。大砂嵐、左上手に手を掛けて左へ回る。輝、突き放す。大砂嵐、左下手が切れる。輝、左押っ付け右喉輪で前に出る。大砂嵐、向き直って左を差し、左下手を探る。輝、前に出ながら右上手を探る。大砂嵐、上手を与えないようにするが俵に詰まる。輝、左差し手を返し、右押っ付けでそのまま寄り切る。

(9) 大翔丸戦 ●押し出し 3.3秒
 大翔丸、両手をつく。大砂嵐、仕切り線少し後方で左、右とサッと手をつき、右肘を固めて踏み込む。大翔丸、やや左へ踏み出して頭から当たり、左押っ付けで突く。大砂嵐、向き直ろうとする。大翔丸、胸を押しながら一気に前に出る。大砂嵐、上体が起きて俵を割る。

(10) 蒼国来戦 ●寄り切り 75.2秒
 大砂嵐、先に左手をつく。蒼国来、左手をつき、右手をサッとついて素早く立つ。蒼国来、左肘を固めてやや左へ踏み出す。大砂嵐、両手突きで相手を起こし、右から張って左に回り、左上手に手を伸ばすが取れず。蒼国来、右を差し、左上手を探るが取れず、深い右下手を取る。大砂嵐、深い右下手を取る。蒼国来、右下手で振りながら左上手を探るが取れず。両者、右四つ、互いに何度も左上手に手を伸ばすが取れず(約9秒間)。大砂嵐はやや深い左上手を、蒼国来は左上手で横褌を取る。蒼国来、腰を振って廻しを切ろうとするが切れず。両者、土俵中央、右四つがっぷりで止まる(約13秒間)。蒼国来、右足を飛ばして相手の右足を蹴り、左に回ってから前に出る。大砂嵐、土俵際、両廻しを引きつけ、両者、引きつけ合い。大砂嵐、右から掬う。蒼国来、右肘を張って相手の上手を切り、両廻しを持って前に出る。大砂嵐、土俵際、左上手を取り直し、右下手も取り、左に回って中に戻る。蒼国来、腰を捻って相手の上手を切り、相手を右半身にし、頭をつける。大砂嵐、右下手を持って右半身の体勢。両者、止まる(約11秒)。蒼国来、じわじわ前に出る。大砂嵐、俵に詰まる。蒼国来、廻しを引きつけて寄り切る。

(11) 逸ノ城戦 ●寄り切り 19.1秒
 大砂嵐、先に左手をつく。逸ノ城、仕切り線後方でサッと手をつき、右肘を固める。大砂嵐、やや左へ踏み出し、両手で相手の顔を押し上げる。逸ノ城、仰け反るが堪え、右で相手の胸を押す。大砂嵐、叩きながら左へ回り、右から張る。逸ノ城、右を差し、左で相手の右腕を引っ張り込んで前に出る。大砂嵐、右下手を取って土俵際を左へ回り、左上手に手を伸ばすが取れず。逸ノ城、深い右下手を取り、左上手に手を伸ばす。大砂嵐、俵伝いに左へ回る。逸ノ城、左上手に手を伸ばす。大砂嵐、右下手を持ち、左に回りながら中に戻る。逸ノ城、左上手を取る。両者、止まる(約4秒間)。逸ノ城、両廻しを引きつけて前に出る。大砂嵐、右下手投げで振ろうとする。逸ノ城、左足で相手の右足を外掛けに行く。大砂嵐、足を外すが俵に詰まる。逸ノ城、腰を下ろして寄り切る。

(12) 魁聖戦 ●寄り切り 10.1秒
 魁聖、先に両手をつく。大砂嵐、足元を均して腰を下ろし、仕切り線後方で左、右とサッと手をついて立ち、右肘を固める。魁聖、両腕を内に入れる。両者、胸で当たり合う。大砂嵐、深い左上手、右下手を取る。魁聖、左上手前廻しを取り、右下手を探る。大砂嵐、右に回って相手を土俵際にする。魁聖、腰を引いて相手の上手を切り、左上手を持って一気に前に出る。大砂嵐、俵に詰まり、俵伝いに左へ回り、右下手投げに行こうとする。魁聖、右筈で胸を押しながら寄る。大砂嵐、上体が起きて俵を割る。

(13) 旭秀鵬戦 ●寄り切り 8.9秒
 大砂嵐、先に手をつく。旭秀鵬、左手をつく。大砂嵐、素早く立つ。旭秀鵬、右手をサッとついて遅れて立つ。大砂嵐、右肘を固め、左へ踏み出し、左上手、右下手を取る。旭秀鵬、左手を取り、引きつけて前に出る。大砂嵐、俵伝いに左へ回る。旭秀鵬、右差し手を返しながら寄り続ける。大砂嵐、左上手が切れて俵を割る。両者、土俵下に落ちる
(14) 石浦戦 ●突き落し 1.9秒
 大砂嵐は左手を、石浦は右手を、ほぼ同時につく。石浦、左手をサッとついて立つ。大砂嵐、右肘を固めて踏み込む。石浦、左へ変わって左から突く。大砂嵐、前に大きく泳いで俵の上。石浦、後ろから抱えようとする。大砂嵐、踏み止まれずに俵の外に出る。

(楽) 錦木戦 ○寄り倒し 23.2秒
 錦木、先に手をつく。大砂嵐、仕切り線後方で左、右とサッと手をつき、素早く立つ。錦木、頭から踏み込む。大砂嵐、右でかち上げて右を差し、右差し手を返しながら左上手、右下手を取る。錦木、右下手を取り、何度も腰を振って廻しを切ろうとするが切れず。大砂嵐、両廻しを引きつけて前に出る。錦木、左上手を探る。大砂嵐、左に回って上手を与えず、下手を持った右腕を返しながら一気に前に出る。錦木、体勢を崩し、土俵下に転がり落ちる。大砂嵐、土俵下に飛び落ちる。

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