白鵬 2017年春(三月)場所取組内容

201703-はくほう

先場所は、大関稀勢の里と優勝争いするも、十四日目に優勝を逃し、11勝4敗の成績だった。→先場所の取組内容
2月21日、金沢学院大学 中村友哉が宮城野部屋に入門し、山口、石浦に続く、白鵬の3人目の内弟子となる。(→ニュース画像
場所前、田子ノ浦部屋へ出稽古。横綱に昇進したばかりの稀勢の里とも稽古をする。(→ニュース画像)しかしこの日、高安との稽古中、右足裏の皮がむける怪我をしたよう。
春場所は、稀勢の里が横綱に加わって4横綱となり、白鵬も意欲を示す。(→インタビューの様子
迎えた今場所、初日に小結正代に突き落とされて黒星発進。
二日目は、蒼国来を寄り切って白星。
三日目は、幕内最年長の豪風を寄り切って連勝。
四日目、勢に一気に寄られ、土俵際で小手投げに行くも、軍配は相手の寄り倒しに。「物言い」がつく際どい勝負だったが、軍配通り勢の勝ちに。2敗目を喫する。(→取組画像
五日目、「右母趾捻挫と右大腿筋群損傷で今場所の休場と3週間の加療を要する」との診断書を提出して休場。初日の正代戦で右足裏の傷が悪化。更に四日目の勢戦で、昨年秋に手術を受けた右足親指と右足太腿を痛めたとのこと。(→ニュース画像→大相撲中継画像
今場所は、2勝3敗10休で終える。白鵬の休場は、全休した昨年秋場所以来。通算5度目。



(初) 正代戦 ●突き落し 6.1秒
 正代、先に両手をつく。白鵬、腰を下ろし、両手をサッとついて素早く立ち、右肘を固める。正代、両肘を固めて当たる。白鵬、左上手に手を掛ける。正代、やや左に回って体を離し、相手の上手を切る。白鵬、左で顎を押し上げる。正代、差そうとしながら前に出る。白鵬、叩きながら下がって右に回る。正代、落ちずについて行き、左から突く。白鵬、前のめりになって土俵に両手をつく。

(2) 蒼国来戦 ○寄り切り 5.5秒
 蒼国来、先に左手をつく。白鵬、右、左手を手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。蒼国来、両肘を固める。白鵬、固めた右肘から当たり、すぐに左上手前廻しを取る。蒼国来、左上手に手を掛ける。白鵬、腰を左へ遠ざけて相手の上手を切り、左上手を引きつけ、右差し手を返す。蒼国来、両廻しに手を掛ける。白鵬、前に出ながら相手の上手を切り、土俵際で腰を下ろす。蒼国来、上体が起きて土俵下に落ちる。

(3) 豪風戦 ○寄り切り 26.8秒
 豪風、仕切り線後方で先に左手をつく。白鵬、右、左とサッと手をつく。豪風、右手を出し、左肘を固めて頭から踏み込む。白鵬、左肘を固めて当たる。豪風、左を差し、右も差そうとしながら前に出る。白鵬、右で差し手を抱えながら左へ回り、左上手を探る。豪風、腰を引いて上手を与えず。白鵬、体を離して左から突き、顔を押し上げ、右で頭を押さえながら左上手を取る。豪風、両差しになる。白鵬、左上手を持ち、右で差し手を抱えた体勢。豪風、左下手で後ろ廻しを取る。白鵬、相手の下手を切って右で押っ付ける。両者、止まる(約4秒間)。白鵬、右で押っ付け、左上手を引きつけながら前に出る。豪風、上体が起きて俵を割る。

(4) 勢戦 ●寄り倒し 4.9秒
 勢、先に右手をつく。白鵬、右、左とサッと手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。白鵬、右肘を固めてぴょんと立ち、右肘から当たって左上手前廻しを探るが取れず、右を差す。勢、左で押っ付けて前に出る。白鵬、ずるずる下がって左足が俵に詰まる。勢、右差し、左押っ付けで寄る。白鵬、上体が起き、左から小手投げに行く。両者、俵の外に倒れ、白鵬、土俵下に落ちる。軍配、勢。勝ち名乗りを受けた後に「物言い」。勢の手が落ちるのが早いか協議した結果、「勢の手がつく前に白鵬の体がなくなっている」と判断、「軍配通り」勢の勝ちとなる。

(5) 御嶽海戦 ■ 不戦勝
 白鵬、「右母趾捻挫(平成28年9月の手術部位の再損傷)、右大腿筋群損傷」のため、休場。

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