大栄翔 2017年春(三月)場所取組内容

201703-だいえいしょう


前頭16枚目だった昨年9月場所で、5勝10敗の成績だった。→2016年9月場所の取組内容
翌場所十両に陥落。4場所十両を務め、先場所、12勝3敗で十両優勝を果たし、幕内に復帰を決めた。(→十両優勝インタビューを受ける大栄翔
前頭11枚目で迎えた今場所、初日、場所入りした後、魁聖の休場の影響で、急遽、横綱白鵬土俵入りで太刀持ちを務める。(→横綱白鵬土俵入り) 取組では、栃ノ心を押し出して白星発進。
二日目、栃煌山に押し出されて初黒星。
三日目は石浦、四日目は新入幕の宇良と、小兵力士に連敗。
五日目貴景勝、六日目輝と連勝し、3勝3敗と星を五分に。
七日目、千代皇に寄り切られて4敗目。
中日に隠岐の海を押し出してから白星が連なる。
十日目の妙義龍戦。相手の叩き込みに軍配が上がるが「物言い」。妙義龍の足が先に出ていたとして、「差し違え」で勝つ。(→妙義龍戦
十二日目の佐田の海戦では、相手に軍配が上がるも同体と判断、「取り直し」に。(同体とされた相撲 →①→②)2番目の相撲では、突き出しで勝利。(→2番目の相撲の様子)5連勝で勝ち越しを決める。(→勝ち越しインタビュー
そのまま千秋楽まで8連勝。11勝4敗で今場所を終える。
幕内での勝ち越し、二桁勝利とも、昨年3月場所以来、1年ぶり。



(初) 栃ノ心戦 ○押し出し 2.9秒
 大栄翔、先に両手をつく。栃ノ心、仕切り線後方でサッと手をつく。大栄翔、右手を出して踏み込む。栃ノ心、右肘を固めて当たる。大栄翔、突っ張りながら前に出る。栃ノ心、上体が起き、土俵際で叩く。大栄翔、前のめりになる。栃ノ心、相手が落ちる前に俵を割る。

(2) 栃煌山戦 ●押し出し 5.1秒
 大栄翔、先に両手をつく。栃煌山、腰を下ろし、足をじりっとすり、仕切り線後方で両手をサッとついて立つ。大栄翔、両手を出して低く踏み込み、押しながら前に出る。栃煌山、左をのぞかせ、右で押っ付ける。大栄翔、叩きながら大きく引く。栃煌山、乗じて前に出、押す。大栄翔、俵伝いに左へ回ろうとするが、勢い余って飛び出、土俵下に落ちる。

(3) 石浦戦 ●寄り切り 5.3秒
 大栄翔、仕切り線少し後方で先に手をつく。石浦、右手をつき、左手をサッとつき、素早く立って頭から踏み込む。大栄翔、その場で立ち、両手で相手の肩を押さえ、突き放す。石浦、再び低く当たって中に入ろうとする。大栄翔、叩く。石浦、両差しになって一気に前に出る。大栄翔、左で首を巻いて堪えようとするが、土俵下に落ちる。

(4) 宇良戦 ●押し出し 4.2秒
 大栄翔、仕切り線少し後方で先に両手をつく。宇良、仕切り線後方で右手をつき、左手をサッとついて低く踏み込む。大栄翔、その場で立ち、叩きながら左へ回る。宇良、落ちず、乗じて押しながら前に出る。大栄翔、俵伝いに左へ回る。宇良、押しながらついて行き、相手の胸を押す。大栄翔、土俵下に飛び落ちる。

(5) 貴景勝戦 ○押し出し 33.3秒
 大栄翔、先に両手をつく。貴景勝、腰を下ろし、時をおき、両手をサッとついて立ち、両手を出して頭から踏み込む。大栄翔、両手を出して頭で当たる。貴景勝、突き放す。大栄翔、突っ張る。両者、押し合う。貴景勝、押し勝って前に出、右で相手の腕を突き、左喉輪で俵に追い詰める。大栄翔、土俵際から押し返して中に戻る。両者、右手を相手の肩に置き、頭をつけ合う体勢で止まる(約12秒間)。貴景勝、押す。大栄翔、左下手を探るが取れず、突っ張りながら前に出、少し叩く。貴景勝、乗じて押す。大栄翔、押しながら前に出る。貴景勝、土俵際、左から突いて左に回るが、上体が起きる。大栄翔、向き直って押す。貴景勝、土俵下に落ちる。

(6) 輝戦 ○突き出し 6.8秒
 大栄翔、先に両手をつく。輝、腰を下ろし、両手をサッとつく。大栄翔、素早く立ち、両手を出して頭から踏み込む。輝、頭から当たり、両手で顎を押し上げる。両者、突っ張り合う。大栄翔、突き勝って前に出る。輝、上体が起きて俵を割る。

(7) 千代皇戦 ●寄り切り 17.9秒
 大栄翔、仕切り線少し後方で先に両手をつく。千代皇、両手をサッとついて素早く立ち、右肘を固めて踏み込む。大栄翔、両手突きから突き放しながら前に出、左で押っ付け、右で肩を押し上げる。千代皇、下からあてがって中に戻り、右をねじ込み、左も差し、両差しになって前に出る。大栄翔、左に回るが、上体が起きて俵を割る。

(中) 隠岐の海戦 ○押し出し 5.7秒
 大栄翔、先に両手をつく。隠岐の海、手をサッとつき、右肘を固める。大栄翔、右手を出して頭から当たり、突き放しながら前に出る。隠岐の海、下からあてがうが俵に詰まる。大栄翔、更に押す。隠岐の海、上体が起きて俵の外に出る。

(9) 旭秀鵬戦 ○押し出し 2.9秒
 大栄翔、先に両手をつく。旭秀鵬、仕切り線後方でサッと手をつき、右肘を固めて踏み込む。大栄翔、右手を出して上がり、顎に向かって突き上げながら前に出、土俵際の相手の胸を押す。旭秀鵬、俵の外に出る。

(10) 妙義龍戦 ○押し出し 4.7秒
 大栄翔、仕切り線少し後方で先に両手をつく。妙義龍、右手をつき、左手をサッとついて素早く立つ。大栄翔、右手を出してその場で当たる。妙義龍、押し上げながら前に出る。大栄翔、突き返す。妙義龍、相手の手を叩いて引き、出てくる相手を更に叩く。大栄翔、前のめりになりながらも押す。両者、俵の外に出、大栄翔、俵の外に落ち、妙義龍、土俵下に尻餅。木村秋治郎は、軍配を妙義龍に上げる。「物言い」がつき、協議の結果、山科審判長は「妙義龍の足が先に出ている」と説明。「軍配差し違え」で大栄翔の勝ち。

(11) 錦木戦 ○寄り切り 8.5秒
 大栄翔、仕切り線少し後方で先に両手をつく。錦木、左、右と手をつき、両者、ほぼ同時に立つ。錦木、頭から当たろうとする。大栄翔、両手で相手の肩を押さえ、顎に向かって突き上げる。錦木、左から突く。大栄翔、向き直り、突っ張りながら前に出る。錦木、右で相手の左腕を抱え、右に回りながら小手投げに行く。大栄翔、左差し手を突きつけて寄り切る。

(12) 佐田の海戦 ○突き出し 4.4秒
 大栄翔、仕切り線少し後方で先に両手をつく。佐田の海、仕切り線少し後方でサッと両手をつく。両者、ほぼ同時に立ち、互いに右喉輪で押し上げる。大栄翔、突っ張りながら前に出る。佐田の海、中に入ろうとする。大栄翔、叩きながら下がる。佐田の海、相手にもたれ込みながら土俵に落ち、大栄翔、俵の外に出る。式守錦太夫は、軍配を佐田の海に上げる。「物言い」がつき、協議の結果、二所ノ関親方は「体が落ちるのと足が出るのが同時」と説明、「取り直し」となる。(4.7秒)
<取り直しの相撲>大栄翔、仕切り線少し後方で先に両手をつく。佐田の海、仕切り線後方でサッと手をつく。両者、ほぼ同時に立ち、右手を出して頭から当たる。佐田の海、右喉輪で相手を仰け反らせ、叩いて体を離す。大栄翔、前のめりになるが堪え、顎に向かって突っ張りながら前に出る。佐田の海、土俵下に落ちる。(4.4秒)

(13) 徳勝龍戦 ○押し出し 4.4秒
 大栄翔、仕切り線少し後方で先に両手をつく。徳勝龍、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。大栄翔、右手を出して当たる。両者、突っ張り合う。大栄翔、押し上げながら前に出る。徳勝龍、上体が起きて俵を割る。

(14) 魁聖戦 ○寄り切り 5.0秒
 大栄翔、先に両手をつく。魁聖、手をサッとつき、両腕を内に入れる。大栄翔、右喉輪で押しながら前に出、左筈で相手の右脇を押し上げる。魁聖、土俵際を左へ回り、叩こうとする。大栄翔、右差し手を突きつけ、腰を下ろして寄り切る。

(楽) 琴勇輝戦 ○突き出し 4.2秒
 大栄翔、仕切り線少し後方で両手をつく。琴勇輝、仕切り線後方で両手をサッとつく。大栄翔、両手を出して頭から当たろうとする。琴勇輝、両手突きで相手をのけ反らせる。大栄翔、左で顔を押し上げ、右で押っ付け、突き放しながら前に出る。琴勇輝、下からあてがうが、俵に詰まる。大栄翔、相手の腹を押す。琴勇輝、土俵下に落ちる。

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