宇良 2017年春(三月)場所取組内容

201703-うら

2015年5月場所で序ノ口デビューし、1年後、昨年5月場所で新十両に。十両を5場所務め、先場所十両3枚目で11勝4敗の成績を上げ、新入幕に。(→新入幕会見の様子
前頭12枚目で迎えた今場所(→中継で流れた新入幕挨拶)、初日は佐田の海を押し出して白星発進。(→勝ち名乗りを受ける宇良
二日目、大翔丸に押し出されて初黒星。三日目、栃煌山に上手投げで倒されて連敗。
四日目、大栄翔を押し出し、2勝2敗と星を五分に。
五日目、体格差のある輝に突き倒されて3敗目。(→両者の体格差→攻められる宇良
六日目、小兵の石浦を押し出し、再び星を五分に。(→石浦戦
七日目、過去4戦全敗の貴景勝に押し出されて4敗目。
十日目、十一日目と連勝し、6勝5敗と白星先行に。
十四日目、錦木に押し出され、7勝7敗で千秋楽へ。(→錦木戦
千秋楽の逸ノ城戦、相手に軍配が上がるも「物言い」。相手の手が先についていると判断され、「差し違え」で勝ち、勝ち越しを決める。(→逸ノ城戦、勝ち越しインタビュー →①→②
勝ち越しは十両5枚目だった先々場所から3場所連続。



(初) 佐田の海戦 ○押し出し 2.9秒
 佐田の海、先に手をつく。宇良、仕切り線後方で右手をつき、左手をつこうとする。佐田の海、素早く立って踏み込む。宇良、頭を下げてやや左へ踏み出す。佐田の海、右でかち上げる。宇良、左で相手の右脇を押し上げ、左へ回る。佐田の海、上体が起きて俵に詰まる。宇良、そこを押す。佐田の海、土俵下に落ちる。

(2) 大翔丸戦 ●押し出し 4.2秒
 宇良、仕切り線後方で先に手をつく。大翔丸、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。宇良、頭を下げて潜ろうとする。大翔丸、右手を出して低く踏み込む。宇良、左から突いて左へ開く。大翔丸、向き直って押しながら前に出る。宇良、俵に詰まって仰け反る。大翔丸、そこを押し、右膝を相手の左足にあてて回り込ませないようにする。宇良、土俵下に吹っ飛ぶ。

(3) 栃煌山戦 ●上手投げ 2.0秒
 宇良、仕切り線少し後方で先に右手をつく。栃煌山、腰を下ろし、足をジリッとすり、仕切り線後方で両手をサッとつき、見ながら立つ。宇良、右手を前に出し、やや左へ踏み出して頭を下げる。栃煌山、叩きながら左へ回る。宇良、左手で相手の左足を抱えようとする。栃煌山、肩越しの左上手を取り、右で頭を押さえつけながら手前に上手投げ。宇良、土俵に落ちる。

(4) 大栄翔戦 ○押し出し 4.2秒
 大栄翔、仕切り線少し後方で先に両手をつく。宇良、仕切り線後方で右手をつき、左手をサッとついて低く踏み込む。大栄翔、その場で立ち、叩きながら左へ回る。宇良、落ちず、乗じて押しながら前に出る。大栄翔、俵伝いに左へ回る。宇良、押しながらついて行き、相手の胸を押す。大栄翔、土俵下に飛び落ちる。

(5) 輝戦 ●突き倒し 4.3秒
 宇良、仕切り線後方で先に両手をつく。輝、左手をトンとつき、両手を出して見ながら立つ。宇良、右手を出し、頭を下げて潜ろうとする。輝、突き起こそうとする。宇良、再び頭を下げ、相手の左腕を手繰って右に回る。輝、突き放す。宇良、俵に両足を掛けて仰け反り、俵の外に尻餅をつく。

(6) 石浦戦 ○押し出し 7.3秒
 石浦、先に右手をつく。宇良、仕切り線後方で右手をつき、左手もつく。石浦、左手をサッとついて立ち、両手を出して頭から踏み込む。宇良、頭から低く当たる。両者、頭をつけ合って肩を押す。宇良、相手の左腕を両手で抱えて右に回り、相手を土俵際にして押し上げる。石浦、上体が起きて俵を割る。

(7) 貴景勝戦 ●押し出し 15.2秒
 宇良、仕切り線かなり後方で先に手をつく。貴景勝、左手をつき、時をおき、右手をサッとついて立ち、両手を出して頭から踏み込む。宇良、頭を下げて低く当たる。貴景勝、両手で突き放しながら前に出る。宇良、右足が俵に掛かるが堪え、突き放す。貴景勝、突き放す。宇良、俵に足を掛けながら右で突き、体を入れ替える。貴景勝、突っ張りながら前に出る。宇良、相手の左腕を手繰りながら右に回る。貴景勝、逃さず押す。宇良、残して中に戻る。貴景勝、前に出て押す。宇良、頭を下げて中に入ろうとする。貴景勝、両手で突き放す。宇良、体が飛んで俵の外に出る。

(中) 琴勇輝戦 ○送り出し 9.7秒
 宇良、仕切り線後方で先に右手をつく。琴勇輝、仕切り線後方でサッと手を動かして立ち、両手突きに行く。宇良、低く当たって前に出るが、行司 木村寿之介が止める。2度目、宇良、仕切り線後方で先に右手をつく。琴勇輝、手をサッとついて突っ掛ける。3度目、宇良、仕切り線後方で先に手をつく。琴勇輝、手をサッと動かし、両手突きに行く。宇良、頭を下げる。琴勇輝、突っ張って相手を起こそうとする。宇良、突き放しながら前に出る。琴勇輝、押しながら前に出ようとする。宇良、右に開いてかわす。琴勇輝、前に泳ぎ、土俵際向き直る。両者、突き放し合う。琴勇輝、押しながら前に出る。宇良、体を開いて右から突いていなす。琴勇輝、土俵際向き直ろうとする。宇良、そこを押す。琴勇輝、土俵下に落ちる。その後、宇良、土俵下に体が飛んで落ちる。

(9) 妙義龍戦 ●寄り倒し 6.4秒
 宇良、仕切り線後方で先に手をつく。妙義龍、右手をつき、左手をサッとついて素早く立つ。宇良、頭を下げて低く当たる。妙義龍、押しながら前に出、右をのぞかせる。宇良、右を差して右に回り、左で頭を抱える。妙義龍、乗じて右差しで一気に前に出る。宇良、体を開いて右足で掛け投げに行こうとするが、俵の外に倒れる。

(10) 千代皇戦 ○押し出し 2.7秒
 宇良、仕切り線後方で先に手をつく。千代皇、手をサッとついて素早く立つ。宇良、右に踏み出す。千代皇、見ながら当たり、右を差す。宇良、左押っ付け、右筈押しで一気に前に出る。千代皇、引いて体を離す。宇良、そこを押して俵の外に出す。

(11) 旭秀鵬戦 ○寄り切り 3.5秒
 宇良、仕切り線後方で先に右をつく。旭秀鵬、サッと手をついて素早く立ち、右を差そうとする。宇良、右手を出して頭を下げ、相手の右足を取ろうとする。旭秀鵬、肩越しの左上手を取る。宇良、潜った体勢で前に出る。旭秀鵬、土俵際、右から掬おうとする。宇良、右半身で相手に寄りかかる。旭秀鵬、俵の外に出、そのすぐ後、宇良、俵の外に倒れる。

(12) 碧山戦 ●叩き込み 2.1秒
 宇良、仕切り線後方で先に手をつく。碧山、右、左と手をつき、見ながら立つ。宇良、頭を下げる。碧山、肩を押さえ、突っ張り、叩く。宇良、土俵にバッタリ落ちる。

(13) 千代翔馬戦 ○寄り切り 3.7秒
 宇良、仕切り線後方で先に右手をつく。千代翔馬、両手をサッとついて素早く立つ。宇良、立てず。2度目、宇良、仕切り線後方で先に手をつく。千代翔馬、両手をサッとついて素早く立って踏み込む。宇良、頭を下げて当たる。千代翔馬、右でかち上げる。宇良、頭を上げず、左を差して一気に前に出る。千代翔馬、右で小手に巻くが俵に詰まり、左で頭を叩こうとする。宇良、左差しで寄る。千代翔馬、土俵下に落ちる。

(14) 錦木戦 ●押し出し 3.7秒
 宇良、仕切り線後方で右手をつく。錦木、両手をつき、見ながら立つ。宇良、右手を出して頭を下げる。錦木、左を差して前に出る。宇良、土俵際、相手の左腕をかついで反りに行く。錦木、取られた左腕を抜き、左半身になった相手の左脇を押す。宇良、右足一本を俵に掛けて堪えようとするが、俵の外に出る。

(楽) 逸ノ城戦 ○掬い投げ 9.0秒
 宇良、仕切り線かなり後方で先に手をつく。逸ノ城、両手をつく。宇良、すばやくぴょんと立つ。逸ノ城、見ながら立ち、右肘を固めて当たる。宇良、右に回って体を離す。両者、見合う。逸ノ城、前に出る。宇良、右から突いて右に回る。両者、体が離れて見合う。宇良、頭から当たり、筈で押し上げる。逸ノ城、叩く。宇良、落ちず、右を差す。逸ノ城、左で差し手を抱えて前に出る。宇良、肩透かし気味に下がり、俵伝いに右へ回りながら右から掬う。両者、俵の外に倒れる。木村元基、軍配を逸ノ城に上げる。「物言い」がつき、二所ノ関審判長は「逸ノ城の手がつくのが早い」と説明、「軍配差し違え」で、宇良の勝ちに。

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