宇良 2017年名古屋(七月)場所取組内容

201707-うら

幕内2場所目で自己最高位の前頭10枚目だった先場所は、11勝4敗の成績を上げるも、三賞受賞ならず。→先場所の取組内容
山響部屋の部屋開きの際、横綱稀勢の里の土俵入りの太刀持ちを務める。(→産経フォト 記事が表示されない場合は→こちら
場所前、木瀬部屋宿舎近くの岐阜羽島警察署で一日署長を務めた。(→デイリースポーツ記事 記事が表示されない場合は→こちら
日刊スポーツで行われた「第6回大相撲総選挙」では、6連覇の稀勢の里に次ぐ2位。人気の高さを証明した。(→日刊スポーツ記事 記事が表示されない場合は→こちら
また、嵐の二宮和也とライオン衣料用液体洗剤「トップ スーパーNANOX」のCMに出演した。(→日刊スポーツ記事 記事が表示されない場合は→こちら
場所直前の舞の海秀平さんの名古屋場所展望では、宇良への期待が語られた(→注目力士宇良)。
幕内3場所目、自己最高位を更新して前頭4枚目で迎えた今場所、初日は初対戦の遠藤を送り出して白星発進。
二日目、千代翔馬を押し出して連勝。相手の指が目に入り、痛そうにする。(→痛そうにする宇良→薄目で勝ち名乗り
三日目、輝に押し倒されて初黒星。
四日目の阿武咲戦では、突き落とされるもその前に相手の足が先に出て勝利。阿武咲の足が出たことが分からなかった観客で場内が騒然とする中、勝負審判が交代のために立ち上がるのを見て、「物言い」と勘違いした宇良が、受け取った懸賞束を返そうとする珍しい場面が見られた。
五日目、先場所敗れた栃ノ心に足取りで勝利。栃ノ心が、体勢の低い宇良の頭に向かって突っ張ったため、髷が乱れる。(→土俵下で髷を直し切れない宇良
六日目、幕下時代から6戦全敗の貴景勝と対戦。引き落としで初めて勝つ。(→貴景勝戦初勝利で嬉しそうな表情)大相撲中継で流れた浴衣コレクションでは、同じ寝屋川市出身大関豪栄道名が入った浴衣を披露(→浴衣姿)。
七日目、初の三役との対戦。相手は、ともに学生相撲出身で同学年の新関脇 御嶽海。押し倒されて2敗目。
中日、2横綱1大関が休場した影響で、横綱白鵬との対戦が組まれる。(→両者の身長体重→取組前の二人)宇良は、角界に入る前に2回、小学生のときと大学生のときに白鵬と会ったエピソードを明かす(→宇良の話)。その取組、白鵬は宇良を警戒したか、相手の顔の前に手を出してずれ、上手を狙う立合い。宇良は相手に上手を取らさないように攻めるが取られ、左上手を切ろうとするところを逆の右掬い投げで倒される。連敗で3敗目。
九日目、横綱日馬富士と対戦。相手の腕を取ってとったりで倒し、初金星を獲得。殊勲インタビューでは涙を流す。(→涙の初金星インタビュー内容)(→「安馬のようになれ」と指導された宇良【デイリースポーツ】 記事が表示されない場合は→こちら)(→「色物と見られて」【日刊スポーツ】 記事が表示されない場合は→こちら
十日目、新大関高安と対戦。宇良は懸命の相撲を取り、途中、自分から大きく下がって俵から走り込んで高安にぶつかる珍しい場面が見られた。足を取って前に出たところ、首投げで倒されて4敗目。しかし、場内を大きく沸かせ、負けたにもかかわらず、来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」で1位となる。
しかし高安戦で右膝を痛めた影響もあり、翌十一日目大関豪栄道戦を始め、逸ノ城、小結琴奨菊、関脇玉鷲に敗れて5連敗。十四日目に負け越しが決まる。
千秋楽、千代の国を叩き込み、連敗を止め、7勝8敗と一点の負け越しに留める。取組後、土俵下に降りる際に足が滑る。
負け越しは、幕内になって初めて。十両だった昨年9月場所以来、5場所ぶり。



(初) 遠藤戦 ○送り出し 9.0秒
 宇良、先に手をつく。遠藤、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。宇良、頭を下げて潜ろうとする。遠藤、見ながら左肘を固めて当たり、相手の肩に向かって突っ張る。宇良、あてがって下がらず。遠藤、少し叩いて右に回り、肩越しの右上手を探る。宇良、乗じて前に出る。遠藤、俵に詰まり、左に回り込もうとする。宇良、逃さず押す。遠藤、後ろ向きになり、土俵下に飛び落ち、花道奥まで走る。
20170709 01 313 宇良 送り出し 遠藤 37

(2) 千代翔馬戦 ○押し出し 5.3秒
 宇良、仕切り線後方で先に手をつく。千代翔馬、両手をサッとついて素早くその場で立ち、見ながら左手を出す。宇良、頭を下げる。千代翔馬、左で相手の肩を押さえ、肩に向かって突っ張り、少し叩く。宇良、乗じて押しながらどんどん前に出る。千代翔馬、土俵下に落ちる。勝負後、宇良、左目を痛そうにする。
20170710 02 312 宇良 寄り切り 千代翔馬 40

(3) 輝戦 ●押し倒し 8.7秒
 宇良、仕切り線後方で先に両手をつく。輝、両手をサッとつく。宇良、素早く立ち、頭を下げて踏み込む。輝、その場で当たりを受け、突き放しながら前に出る。宇良、右足を俵に掛け、頭を下げて押す。輝、突き放す。宇良、叩きながら土俵際を左に回る。輝、前のめりになるが堪え、向き直る。宇良、土俵際、重心が後ろになるが堪え、しゃがむ。輝、そこを押す。宇良、俵の外に倒れて転がる。
20170711 03 312 輝 押し倒し 宇良 38

(4) 阿武咲戦 ○押し出し 6.2秒
 阿武咲、先に両手をつく。宇良、仕切り線かなり後方で右手をつき、左手をサッとついて立つ。阿武咲、見ながら両手を出す。宇良、頭を下げ、左に回る。阿武咲、見ながら相手の肩を押す。宇良、右足を俵に掛けて頭を下げる。阿武咲、突き放し、少し引く。宇良、押しながら前に出る。阿武咲、土俵際、叩きながら左に回る。宇良、土俵際左足一本で堪える。阿武咲、俵伝いに左へ回るが、このとき右足が俵の外に出る。しかし、阿武咲気づかず、そのまま左から突く。宇良、俵の外に飛び出る。その後、阿武咲、土俵内に転がる。軍配は宇良。勝ち名乗りを受けた後、場内が勝負結果に驚いて騒然とする中、勝負審判が交代のために立ち上がるのを見て、宇良は「物言い」と勘違いし、受け取った懸賞束を返そうとする場面が見られた。
〔左足一本で残す宇良〕
20170712 04 311 宇良 押し出し 阿武咲 35 左足一本で残す宇良
〔阿武咲の足が出た場面〕
20170712 04 311 宇良 押し出し 阿武咲 40
〔その後、宇良が俵の外に飛び出し、阿武咲は土俵内〕
20170712 04 311 宇良 押し出し 阿武咲 45-1
〔宇良、勝負審判が立ち上がったのを見て懸賞の束を返そうとする〕
20170712 04 311 宇良 押し出し 阿武咲 65 物言い?

(5) 栃ノ心戦 ○足取り 11.2秒
 宇良、仕切り線後方で右手をつく。栃ノ心、すぐに両手をつき、突っ掛ける。2度目、宇良、仕切り線後方で右手をつく。栃ノ心、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。宇良、右手を出す。栃ノ心、見ながら左に踏み出し、左から張る。宇良、頭を下げて向き直り、右筈で相手の脇を押し上げる。栃ノ心、左で相手の右腕を引っ張り込もうとするがならず、突き放す。宇良、左に回って相手の右膝を取ろうとする。栃ノ心、向き直って体を離し、突き放す。宇良、低い体勢で中に入ろうとする。栃ノ心、宇良の頭に向かって突っ張る。宇良、下がって体を離し、右足を徳俵に掛ける。栃ノ心、見ながらじわじわ前に出、右から張る。宇良、左手で張り手を受け、体勢を低くして相手の右膝を取り、持ち上げて一気に前に出る。栃ノ心、土俵下に落ちる。
〔栃ノ心、自ら下がった宇良に警戒〕
20170713 05 314 宇良 足取り 栃ノ心 30 下がった宇良に警戒する栃ノ心
〔宇良の足取り〕
20170713 05 314 宇良 足取り 栃ノ心 40-2

(6) 貴景勝戦 ○引き落し 0.9秒
 宇良、仕切り線後方で先に両手をつく。貴景勝、ゆっくり左手をつき、右手をサッとついて素早く立ち、両手を出して踏み込む。宇良、その場で見ながら立ち、右で相手の左腕を突きながら右に変わる。貴景勝、土俵に落ちて両手をつく。
20170714 06 313 宇良 引き落とし 貴景勝 37
20170714 06 313 宇良 引き落とし 貴景勝 40-2

(7) 御嶽海戦 ●押し倒し 7.6秒
 宇良、仕切り線後方で先に両手をつく。御嶽海、右、左とサッと手をついて素早く立つ。宇良、頭を下げてやや左へ踏み出す。御嶽海、左肘を固めて当たり、左をのぞかせ、突き放す。宇良、押し上げながら前に出る。御嶽海、右から突いていなし、前に出る。宇良、少し泳ぎ、右足を俵に掛けて向き直り、左で相手の右太ももに手を掛ける。御嶽海、押す。宇良、土俵際を左へ回る。御嶽海、逃さずついて行く。宇良、しゃがむ体勢になる。御嶽海、そこを更に押す。宇良、俵の外に倒れる。
20170715 07 314 御嶽海 押し倒し 宇良 40
20170715 07 314 御嶽海 押し倒し 宇良 42

(中) 白鵬戦 ●掬い投げ 7.6秒
 宇良、仕切り線後方で先に手をつく。白鵬、右、左とサッと手をつき、相手の顔の前に右手を出す。宇良、低い体勢で踏み込む。白鵬、左に開き、左上手を狙うが取れず。宇良、向き直る。白鵬、突き放す。宇良、右足を俵に掛け、頭を下げて相手の足に手を掛ける。白鵬、頭を押さえながら少し下がり、右を差す。宇良、右下手を取って右に回る。白鵬、前に出ながら左上手を探るが取れず、左で相手の右腕を抱えて起こし、左上手を取る。宇良、俵に詰まり、腰を左に捻って上手を切ろうとする。白鵬、逆の右から掬う。宇良、左足が大きく上がり、俵の外に裏返し。白鵬、相手の上に乗る。
〔足を取ろうとする宇良〕
20170716 08 318 白鵬 掬い投げ 宇良 15 足を取ろうとする宇良
〔白鵬の掬い投げ〕
20170716 08 318 白鵬 掬い投げ 宇良 30-2
20170716 08 318 白鵬 掬い投げ 宇良 35-2
20170716 08 318 白鵬 掬い投げ 宇良 40-2

(9) 日馬富士戦 ○とったり 2.9秒
 宇良、仕切り線後方で先に右手をつく。日馬富士、仕切り線後方で両手をサッとつく。宇良、素早く立ち、頭を下げる。日馬富士、頭から踏み込む。宇良、低く当たり、両手で相手の右腕を取って左へ回り、土俵際体を開いてとったり。日馬富士、土俵に落ちる。
〔宇良のとったり〕
20170717 09 318 宇良 とったり 日馬富士 35
20170717 09 318 宇良 とったり 日馬富士 42
〔やや呆然とした表情で勝ち名乗りを受ける宇良〕
20170717 09 318 宇良 とったり 日馬富士 60-3
〔殊勲インタビューで涙を見せる宇良〕
20170717 09 318 宇良 とったり 日馬富士 75 宇良 33
20170717 09 318 宇良 とったり 日馬富士 75 宇良 34

(10) 高安戦 ●首投げ 33.8秒
 宇良、仕切り線後方で右手をつく。高安、すぐに右手をつく。両者、左手をサッとついて立つ。宇良、頭を下げて踏み込む。高安、見ながら両手を出し、突き放す。宇良、下がって右足を俵に掛け、左に回って相手の右足を狙う。高安、見ながら突き放す。宇良、下がって右足を俵に掛ける。両者、見合う。高安、左から張ろうとする。宇良、頭を下げてかわし、踏み込んで当たり、押し上げる。高安、左で顔を押し上げる。宇良、体を離し、頭から当たる。高安、突き放し、右から張る。宇良、頭を下げ、相手の右足を取ろうとする。高安、右で相手の左腕を抱えて左に回る。宇良、左下手投げに行く。高安、右で差し手を抱えながら堪え、左を差そうとする。宇良、右から絞り、左差し手を抜き、両手で相手の左腕を手繰って右に回る。高安、土俵際になる。宇良、押し上げる。高安、動じず、押す。宇良、自ら大きく下がって右足を俵に掛け、そこから走り込んで相手にぶつかる。高安、当たる。宇良、下がって再び右足を俵に掛ける。高安、見ながらじりじり前に出る。両者、押して体を離す。宇良、踏み込んで相手の右足を取り、抱え上げて前に出る。高安、右で首を巻いて首投げに行き、右膝で相手の左足を跳ね上げる。宇良、土俵に裏返る。その後、高安、土俵に膝から落ちる。
〔自ら俵まで下がり、走り込んで高安にぶつかる宇良〕
20170718 10 317 高安 首投げ 宇良 20 下がって走り込む 01
20170718 10 317 高安 首投げ 宇良 20 下がって走り込む 02
20170718 10 317 高安 首投げ 宇良 20 下がって走り込む 05
20170718 10 317 高安 首投げ 宇良 20 下がって走り込む 07
〔高安の首投げ〕
20170718 10 317 高安 首投げ 宇良 37
20170718 10 317 高安 首投げ 宇良 40

(11) 豪栄道戦 ●押し出し 4.0秒
 宇良、仕切り線後方で先に手をつく。豪栄道、右手をサッとついて素早く立ち、左肘を固めて踏み込む。宇良、頭から踏み込む。豪栄道、深い左上手に手を伸ばす。宇良、体を離して廻しを与えず。豪栄道、前に出ながら左を差す。宇良、俵に足が掛かり、体を離そうとする。豪栄道、相手の胸を押す。宇良、俵の外に出る。
20170719 11 317 豪栄道 押し出し 宇良 40

(12) 逸ノ城戦 ●寄り倒し 11.8秒
 宇良、仕切り線後方で先に両手をつく。逸ノ城、両手をサッとつく。宇良、素早く立ち、体を伸ばしながら両手を伸ばし、左へ回る。逸ノ城、左上手に手を伸ばすが取れず、前に出る。宇良、押しながら一気に前に出る。逸ノ城、土俵際、右小手投げに行く。宇良、堪えて押し上げる。逸ノ城、右足を俵に掛けて堪え、突き放して前に出る。宇良、俵に詰まり、両差しになろうとする。逸ノ城、右を差し、肩越しの左上手を取る。宇良、右下手を取る。逸ノ城、左上手を引きつけ、右差し手を返す。宇良、痛めている右膝から土俵に落ちる。
20170720 12 311 逸ノ城 寄り倒し 宇良 40

(13) 琴奨菊戦 ●押し出し 1.8秒
 宇良、仕切り線後方で先に両手をつく。琴奨菊、仕切り線後方で左手をつき、右手をサッと動かして立つ。宇良、頭を下げて踏み込もうとする。琴奨菊、左から張り、左を差す。宇良、両手で相手の左腕を抱えながら下がるが、回り込めずに土俵下に落ちる。
20170721 13 314 琴奨菊 押し倒し 宇良 37

(14) 玉鷲戦 ●叩き込み 3.4秒
 宇良、仕切り線後方で先に手をつく。玉鷲、左手をつき、右手をサッとついて見ながら立つ。宇良、右手を出して頭を下げる。玉鷲、両手で相手の肩を押さえる。宇良、自分から下がって右足を俵に掛ける。玉鷲、見ながら押す。宇良、押し返し、低い体勢で前に出る。玉鷲、叩きながら左へ回る。宇良、足が宙を舞い、土俵に裏返る。
20170722 14 317 玉鷲 叩き込み 宇良 40

(楽) 千代の国戦 ○叩き込み 7.8秒
 宇良、先に両手をつく。千代の国、仕切り線後方でサッと両手をついて見ながら立ち、両手突きに行く。宇良、頭を下げて潜ろうとする。千代の国、肩に向かって突き放そうとする。宇良、相手の腕をかわして押し上げる。千代の国、上体が起き、突き放す。両者、押し合い、体が離れて見合う。宇良、頭を下げる。千代の国、押すが、体が離れて前のめりになる。宇良、そこを叩く。千代の国、土俵に這う。
20170723 15 310 宇良 叩き込み 千代の国 40
〔土俵下に降りる際、滑った宇良〕
20170723 15 310 宇良 叩き込み 千代の国 69 滑る宇良 01
20170723 15 310 宇良 叩き込み 千代の国 69 滑る宇良 02
20170723 15 310 宇良 叩き込み 千代の国 69 滑る宇良 03
20170723 15 310 宇良 叩き込み 千代の国 69 滑る宇良 04

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