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白鵬 2018年秋(九月)場所取組内容

201809-はくほう

先場所は、初日から3連勝するも、四日目から右膝の怪我により休場。初日から休場の稀勢の里、六日目から休場の鶴竜と、19年ぶりに3横綱休場の場所となった。→先場所の取組内容

7/29から始まった夏巡業に参加するも、8/9に右膝の精密検査のため離脱。しかし8/11に復帰。手術は避けられたよう。(→日刊スポーツ記事 記事が表示されない場合は →こちら
8/24は左足首の水を抜くため早退、しかし翌25日は朝稽古から参加するなど、怪我と付き合いながら巡業を務めた。
番付発表後の稽古総見では、関脇御嶽海以外は平幕と取って9戦全勝だった。→稽古総見の様子
その後も、伊勢ヶ濱一門連合稽古や、時津風部屋への出稽古を行った。

迎えた今場所、初日は小結玉鷲を寄り切って白星発進。
進退を懸ける稀勢の里、白鵬と同じく先場所途中休場だった鶴竜とともに、3横綱で初日から5連勝
六日目の正代戦では、相手に軍配が上がるも、「差し違え」で勝って6連勝。
八日目、豊山を上手投げで倒し、昨年11月場所以来の中日勝ち越しを決めるとともに、横綱勝利数が「800」に到達。 支度部屋でのコメント →①NHK→②TBS→③白鵬メーター
九日目、今場所大関昇進を懸ける 関脇 御嶽海と対戦。右半身で上体が起きた不利な体勢となるが、動きが止まった中、肩越しに相手の足の位置を確認。機を見て足で相手の足をちょっと触ってうながし、素早い動きで相手を崩して寄り切り。1分20秒と長くなるも、見事な相撲で9連勝。
十日目、関脇逸ノ城を寄り切り、鶴竜と2人で10連勝。
十一日目、1差で追う 大関高安を押し倒す。この日、並走していた横綱鶴竜が敗れ、単独トップに立つ。
十二日目、角番大関栃ノ心を掬い投げで倒して12連勝。1敗力士が消え、後続と2差がつく。支度部屋では、翌日、横綱同士で初めての稀勢の里戦を楽しみだと語る。 →①NHK→②TBS
十三日目、その稀勢の里と対戦。寄り切って13連勝。勝負後、相手をねぎらうようにポンと叩く。支度部屋では、対戦を「気持ちよかった」とコメント。→稀勢の里をポンと叩く→支度部屋コメント
十四日目、勝てば優勝という状況で、大関豪栄道と対戦。上手投げで勝ち、昨年11月場所以来、41回目の優勝を決めるとともに、幕内1000勝という大記録を達成。 →優勝決定インタビュー→支度部屋コメント→白鵬メーター1000勝→部屋の力士らバンザイ
千秋楽、横綱鶴竜と対戦。がっぷり四つで廻しを引きつけ合う展開に。出し投げで崩し、送り出しで勝ち、14回目全勝優勝を果たす。 →館内優勝インタビュー→炎鵬とパレード→ご家族と記念撮影
白鵬-御嶽海戦の79.5秒は、今場所の幕内全取組中最長→幕内取組各種データ順位

優勝一夜明け会見では、「ほっとしています」と語る。 優勝一夜明け会見の様子 →①→②4月に亡くなった父について



(初) 玉鷲戦 ○寄り切り 1.8秒
 玉鷲、先に手をつく。白鵬、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。白鵬、左で張って踏み込み、両差し、左下手を取って一気に前に出る。玉鷲、右で小手に巻くが、俵を割る。
20180909 01 320 白鵬 寄り切り 玉鷲 42

(2) 勢戦 ○上手出投 6.4秒
 勢、右手をつく。白鵬、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。白鵬、右肘を固めて踏み込み、すぐに左上手前廻しを取る。勢、右をねじ込みながら前に出、右から掬う。白鵬、左上手を離さず、上手出し投げを打ちながら下がり、土俵際、右で頭を押さえる。勢、土俵に落ちて転がる。
20180910 02 321 白鵬 上手出し投げ 勢 45

(3) 魁聖戦 ○下手投げ 11.3秒
 魁聖、先に両手をつく。白鵬、腰を下ろし、両手をサッとつき、右肘を固めて低く踏み込む。魁聖、右肘を固めて当たり、右を差す。白鵬、すぐに左上手前廻しを取り、右差し手を返す。魁聖、右下手を探る。白鵬、腰を引いて下手を与えず。魁聖、左上手に手を伸ばす。白鵬、腰を左へ捻って上手を与えず、右下手も取り、両廻しを引きつける。魁聖、左上手を取る。白鵬、右下手で振って上手を切ろうとするが切れず、右下手で振り回しながら左を巻き替えて差し、そのまま右下手投げ。魁聖、体が飛んで土俵に転がる。
20180911 03 319 白鵬 下手投げ 魁聖 37

(4) 千代大龍戦 ○上手投げ 20.5秒
 千代大龍、先に右手をつく。白鵬、両手をサッとついて立ち、右肘を固めて踏み込む。千代大龍、左肘を固めて当たり、右喉輪で相手を起こす。白鵬、前に出ながら左を差す。千代大龍、右で差し手を抱える。千代大龍が土俵際の位置で、両者、左四つで止まる(約3秒間)。千代大龍、左下手を取り、右上手に手を伸ばす。白鵬、腰を捻って上手を与えず。千代大龍、ジワジワ右に動き、右上手に手を伸ばすが取れず、右を巻き替えようとするがならず。白鵬、右上手を取り、すぐに体を開いて上手投げ。千代大龍、土俵に転がる。
20180912 04 320 白鵬 上手投げ 千代大龍 42

(5) 貴景勝戦 ○叩き込み 6.8秒
 貴景勝、先に両手をつく。白鵬、両手をサッとつき、右から張って踏み込む。貴景勝、右肘を固めて頭から当たる。白鵬、右上手に手を掛けるが取れず、突き放す。貴景勝、押し返し、土俵際、左に開きながら左で突く。白鵬、つんのめって俵に詰まるが、すぐに向き直る。貴景勝、前に出ようとする。白鵬、そこを飛び上がって叩く。貴景勝、相手の左足を抱えて堪えようとする。白鵬、それを左手で突く。貴景勝、土俵に落ちる。
〔つんのめって俵に詰まる白鵬〕
20180913 05 321 白鵬 叩き込み 貴景勝 25 つんのめって俵に詰まる白鵬
〔飛び上がって叩く白鵬〕
20180913 05 321 白鵬 叩き込み 貴景勝 30 飛び上がって叩く白鵬
20180913 05 321 白鵬 叩き込み 貴景勝 35 相手を落とす白鵬

(6) 正代戦 ○寄り倒し 5.5秒
 正代、先に両手をつく。白鵬、両手をサッとついて素早く立ち、右肘を固めて踏み込む。正代、両肘を固めて胸で当たる。白鵬、左上手前廻しを取る。正代、引いて左へ回り、相手の上手を切る。白鵬、右を差す。正代、右下手を取り、左を巻き替える。白鵬、乗じて右上手を引きつけ、左で押っ付けながら前に出る。正代、俵の上で左下手も取り、左へ振る。両者、俵の外に倒れる。行司 木村玉治郎、軍配を正代に上げる。「物言い」がつき、高田川審判長は「同体か協議した結果、正代の踵が先に出ていた」と説明。「軍配差し違え」で白鵬の勝ちとなる。VTRでは、正代の踵はついていないように見えたが、正代の左膝が先に落ちていた。
20180914 06 318 白鵬 寄り倒し 正代 40
20180914 06 318 白鵬 寄り倒し 正代 43
〔説明する高田川審判長〕
20180914 06 318 白鵬 寄り倒し 正代 61 高田川審判長

(7) 遠藤戦 ○腰砕け 2.5秒
 遠藤、先に右手をつく。白鵬、両手をサッとつき、右肘を固めて踏み込む。遠藤、左肘を固めて頭から当たる。白鵬、廻しが取れず、左に開いて叩く。遠藤、向き直ろうとするが、体勢を崩して土俵に尻餅。白鵬、遠藤を避けて土俵下に飛び落ちる。
20180915 07 319 白鵬 腰砕け 遠藤 35
20180915 07 319 白鵬 腰砕け 遠藤 45

(中) 豊山戦 ○上手投げ 1.5秒
 豊山、先に両手をつく。白鵬、腰を下ろし、両手をサッとつき、左から張って左上手を取り、すぐに体を開いて上手投げ。豊山、土俵に落ちる。
20180916 08 321 白鵬 上手投げ 豊山 38
〔白鵬、横綱800勝に到達〕
20180916 08 321 白鵬 上手投げ 豊山 70 白鵬横綱800勝

(9) 御嶽海戦 ○寄り切り 79.5秒
 御嶽海、先に手をつく。白鵬、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。御嶽海、左肘を固めて頭から踏み込む。白鵬、右肘を固めて踏み込み、すぐに左上手前廻しを取って前に出る。御嶽海、右差し手を返して上手を切ろうとするがならず、左上手を取り、土俵際を左へ回って相手の廻しを切る。白鵬、右を深く差して下手を取る。御嶽海、左上手を手前に持ち替えて絞り、頭をつける。白鵬は、右下手を持って半身の体勢。両者、止まる(約12秒間)。御嶽海、左上手を持って左に回る。白鵬、左を巻き替えようとするがならず、右下手投げで振る。御嶽海、左上手を持って堪える。両者、土俵中央に戻る。御嶽海、左上手を持って頭をつけ、白鵬、右下手を持って右半身で上体が起きた体勢で止まる。動きが止まった中、白鵬、相手の肩越しに相手の足の位置を確認するように見る。両者、しばらく止まる(約45秒間)。白鵬、右足で相手の左足をちょんと触る。御嶽海、すぐに左上手を引きつけて前に出る。白鵬、左を巻き替えて差し、腰を引いて相手の上手を切り、右に回りながら下手出し投げを打ち、相手の左側につき、俵に詰まった相手を左喉輪で押し上げながら寄る。御嶽海、仰け反って俵を割り、土俵下に落ちる。
〔両者動きが止まる中で、肩越しに御嶽海の足の位置を確認する 白鵬〕
20180917 09 319 白鵬 寄り切り 御嶽海 20 白鵬
〔白鵬、右足で御嶽海の足をちょんと触る〕
20180917 09 319 白鵬 寄り切り 御嶽海 30 足ちょん
〔出し投げを打つ 白鵬〕
20180917 09 319 白鵬 寄り切り 御嶽海 35 出し投げを打つ白鵬
〔押し上げながら寄り切る 白鵬〕
20180917 09 319 白鵬 寄り切り 御嶽海 40
〔白鵬、気合いの表情〕
20180917 09 319 白鵬 寄り切り 御嶽海 67 白鵬気合いの表情

(10) 逸ノ城戦 ○寄り切り 19.4秒
 逸ノ城、先に両手をつく。白鵬、両手をサッとつき、左肘を固めて踏み込む。逸ノ城、右腕を内に入れて当たる。白鵬、右をのぞかせ、左で差し手争いしながら右差し手を大きく返す。逸ノ城、右を差せずに体を離す。白鵬、突き放して前に出、左上手を取る。逸ノ城、土俵際、深い右下手を取って前に出、左で押っ付ける。白鵬、土俵際、左上手で振りながら右で頭を押さえ、相手を土俵際にして右を差す。両者、右四つ、逸ノ城が深い右下手、白鵬が左上手を持った体勢で少し止まる(約3秒間)。逸ノ城、やや強引に肩越しの左上手を取る。白鵬、右差し手を返して低い体勢でがぶる。逸ノ城、俵を割る。白鵬、相手の胸を押して土俵下に落とす。
20180918 10 320 白鵬 寄り切り 逸ノ城 40

(11) 高安戦 ○押し倒し 1.4秒
 高安、右手をつく。白鵬、右手をつく。高安、左手をトンとついてその場で立ち、不成立。2度目、高安、右手をつく。白鵬、右手をつく。両者、左手をつこうとするが合わず、白鵬、腰を上げて立合いを嫌う。3度目、高安、先に右手をつく。白鵬、体を揺するがなかなか手をつかず、動きを止め、両手をサッとついて素早く立つ。高安、遅れてその場で立つ。白鵬、踏み込んで右から張り、左肘を固めて当たる。高安、後ろに飛び、右膝から土俵に落ちる。
20180919 11 321 白鵬 押し倒し 高安 35
20180919 11 321 白鵬 押し倒し 高安 42

(12) 栃ノ心戦 ○掬い投げ 2.4秒
 栃ノ心、先に左手をつく。白鵬、両手をサッとつき、両肘を固めて踏み込む。栃ノ心、右肘を固めて当たり、左上手を取る。白鵬、右を差し、すぐに肩透かし気味の掬い投げ。栃ノ心、体が飛んで土俵に転がる。
20180920 12 319 白鵬 掬い投げ 栃ノ心 38

(13) 稀勢の里戦 ○寄り切り 7.6秒
 稀勢の里、先に手をつく。白鵬、両手をサッとつき、両者、ほぼ同時に立つ。白鵬、右から張って踏み込み、左を差し、右で押っ付けながら前に出る。稀勢の里、右で差し手を抱え、左を差せずに俵に詰まり、右で頭を押さえながら俵伝いに左へ回る。白鵬、両差しになって前に出る。稀勢の里、右で首を巻いた高い体勢で俵を割る。
20180921 13 320 白鵬 寄り切り 稀勢の里 42

(14) 豪栄道戦 ○上手投げ 4.1秒
 豪栄道、ゆっくり右手をつく。白鵬、すぐに両手をサッとついて踏み込む。豪栄道、立てず。2度目、豪栄道、右手をつく。白鵬、立合いを嫌う。3度目、豪栄道、右手をつく。白鵬、両手をサッとつく。豪栄道、右肘を内に入れて頭から踏み込む。白鵬、低く踏み込み、左上手に手を伸ばす。豪栄道、上手を与えないよう、左にずれて腰を引く。白鵬、左で相手の右腕を引っ張り込み、左上手を取る。豪栄道、深い右下手を取る。白鵬、すぐに腰を振って相手の下手を切り、下がりながら左上手を引きつけ、上手投げを打ちながら体を入れ替える。豪栄道、土俵下に転がり落ちる。
20180922 14 321 白鵬 上手投げ 豪栄道 45
〔白鵬、幕内1000勝を上げるとともに 41回目の優勝を決める〕
20180922 14 321 白鵬 上手投げ 豪栄道 65

(楽) 鶴竜戦 ○送り出し 32.8秒
 白鵬、両手をサッとついて素早く立ち、右肘を固めて踏み込む。鶴竜、手をサッとつき、右肘を固める。白鵬、すぐに左上手前廻し、右下手を取る。鶴竜、両廻しを取って前に出る。白鵬、左足が俵に掛かるが、両廻しを持って右へ回る。両者、右四つがっぷりに。両者、廻しを引きつけ合う。ともに出られず、少し止まる(約5秒間)。鶴竜、両廻しを引きつけ、右へと寄る。白鵬、堪えてやや中に戻る。一呼吸後、鶴竜、腰を振って相手の廻しを切ろうとする。白鵬、左上手投げで体を入れ替え、腰を引いて相手の廻しを切り、左上手で出し投げ。鶴竜、後ろ向きになる。白鵬、相手の腰を押す。鶴竜、土俵下に落ちる。
〔出し投げで崩す白鵬〕
20180923 15 321 白鵬 送り出し 鶴竜 35 廻しを切って出し投げで崩す
〔白鵬の送り出し〕
20180923 15 321 白鵬 送り出し 鶴竜 40

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