FC2ブログ

豊山 2018年秋(九月)場所取組内容

201809-ゆたかやま

前頭9枚目だった先場所は、中日から8連勝、大関高安を破って12勝3敗と優勝に次ぐ成績を上げ、初の敢闘賞を受賞した。→先場所の取組内容

夏巡業では、鶴竜、稀勢の里の横綱に稽古をつけてもらった。(→日刊スポーツ記事「鶴竜と稽古」 記事が表示されない場合は →こちら)(→日刊スポーツ記事「稀勢の里と三番稽古」 記事が表示されない場合は →こちら
番付発表後は、時津風部屋に出稽古に来た横綱鶴竜、横綱白鵬や大関高安らと稽古した。

自己最高位の前頭2枚目で迎えた今場所、初日は大関高安に寄り切られて黒星発進。
二日目、角番大関栃ノ心に寄り切られて連敗。
三日目は、初の結び。今場所進退を懸ける 横綱稀勢の里と初対戦。土俵際まで追い込むも、突き落としを食らって逆転負け。
四日目、横綱鶴竜に押し出されて4連敗
五日目から休場。善戦した三日目の稀勢の里戦で、左肘を負傷。「左肘内側側副靭帯損傷。およそ一週間の安静加療を要する見込み」との診断書を提出。時津風親方によると、本人は「状態次第で再び土俵に上がりたい。今場所中に再出場したい」という意向を示す。→豊山休場情報
三日間休場したのち、八日目再出場。いきなり勝ちっぱなしの横綱白鵬と対戦。上手投げで倒され、負け越しが決まる。
九日目、千代大龍を突き出し、今場所の初日を出す。
十日目から貴景勝と玉鷲の両小結、三役経験者の栃煌山と3連敗
十三日目、既に二桁負けを喫している勢を土俵際で突き落として2勝目。
十四日目、今場所不調の遠藤に突き出されて10敗目。
千秋楽、千代の国と対戦。土俵際での首投げがすっぽ抜けるも、俵の上で残して叩き込み。3勝10敗2休で今場所を終える。
負け越し、二桁負けとも2場所ぶり。



(初) 高安戦 ●寄り切り 14.8秒
 豊山、先に両手をつく。高安、腰を下ろし、両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立ち、胸で当たり合う。高安、当たり勝って前に出、顎に向かって突き放す。豊山、堪えて相手の顎を押し上げながら前に出、左をのぞかせる。高安、右で押っ付ける。豊山、左下手を取る。高安、右上手に手をかけるが取れず、左下手を取り、右で押っ付けながら前に出る。豊山、俵の外に出る。
20180909 01 317 高安 寄り切り 豊山 37

(2) 栃ノ心戦 ●寄り切り 11.0秒
 豊山、先に両手をつく。栃ノ心、両手をサッとつく。豊山、右手を出し、左肘を固めて少し左へ踏み出す。栃ノ心、右肘を固めて当たり、左上手前廻しに手を掛ける。豊山、突き放して廻しを与えず。栃ノ心、左上手を探るが取れず、押しながら前に出、左上手、右下手を取り、引きつけて前に出る。豊山、俵の上で左上手を取って堪え、左上手投げに行こうとする。栃ノ心、右下手を持ったまま左筈で押す。豊山、右足が俵の外に出る。その後、栃ノ心、土俵下に落ちる。
20180910 02 317 栃ノ心 寄り切り 豊山 38

(3) 稀勢の里戦 ●突き落し 34.0秒
 豊山、先に左手をつく。稀勢の里、手をサッとついて素早く立つ。豊山、遅れて両手突き。しかし、行司 式守勘太夫が止める。2度目、豊山、先に両手をつく。稀勢の里、手をサッとついて立ち、左肘を固める。豊山、両手を出して頭から低く当たり、突っ張る。稀勢の里、あてがって下がらず、撥ね上げて前に出る。豊山、突っ張り続ける。稀勢の里、あてがい、前に出て左を差し、がぶって深い右上手を取る。豊山、俵に詰まるが、右で突き落とし気味に右へ回る。稀勢の里、右上手を持って前に出る。豊山、土俵際、左から掬って相手の上手を切り、右も差そうとしながら中に戻る。稀勢の里、差させず左をねじ込む。豊山、頭をつけ、右で押っ付ける。稀勢の里、やや左半身で上体が起きた体勢。豊山、左下手を探るが取れず、前に出る。稀勢の里、右から突こうとするが俵に詰まり、左差し手を返して相手を起こし、俵の上で右から突く。豊山、土俵に落ち、稀勢の里、土俵下に転がり落ちる。式守勘太夫、軍配を稀勢の里に上げる。「物言い」がつき、錦戸審判長は、稀勢の里の足が残っていることを確認したと説明。「軍配通り」、稀勢の里の勝ちとなる。
20180911 03 321 稀勢の里 突き落とし 豊山 40
〔説明する錦戸審判長〕
20180911 03 321 稀勢の里 突き落とし 豊山 60 説明する錦戸審判長

(4) 鶴竜戦 ●押し出し 7.5秒
 豊山、両手をつく。鶴竜、すぐに両手をサッとつく。両者、ほぼ同時に立ち、頭から踏み込む。鶴竜、低く当たって右を差す。豊山、突き放す。鶴竜、右上手を取り、出し投げを打ちながら右へ回って体を入れ替え、伸びた右廻しを持ち、左筈で脇を押し上げる。豊山、上体が起き、土俵下に落ちる。
20180912 04 321 鶴竜 押し出し 豊山 40

(5) 豪栄道戦 ■ 不戦勝 
 豊山、左肘内側側副靱帯損傷のため、休場。
20180913 05 316 豪栄道 不戦勝 豊山

(6)(7) 休場
 
(中) 白鵬戦 ●上手投げ 1.5秒
 豊山、先に両手をつく。白鵬、腰を下ろし、両手をサッとつき、左から張って左上手を取り、すぐに体を開いて上手投げ。豊山、土俵に落ちる。
20180916 08 321 白鵬 上手投げ 豊山 38

(9) 千代大龍戦 ○突き出し 10.2秒
 豊山、先に両手をつく。千代大龍、両手をサッとつく。豊山、素早く立ち、両肘を固めて踏み込む。千代大龍、左肘を固め、両者、胸で当たり合う。千代大龍、顎に向かって押し上げる。豊山、あてがって下がらず、突っ張りながら前に出る。千代大龍、俵に詰まり、相手の手を叩きながら右へ回り込もうとする。豊山、相手の腹を突く。千代大龍、上体が起きて俵の外に出る。
20180917 09 314 豊山 突き出し 千代大龍 40

(10) 貴景勝戦 ●突き出し 4.8秒
 貴景勝、先に両手をつく。豊山、仕切り線後方で両手をサッとつく。貴景勝、素早く立ち、右手を出し、左肘を固めて頭から踏み込む。豊山、右でかち上げる。貴景勝、突っ張りながら前に出る。豊山、あてがうが俵に詰まる。貴景勝、相手の胸を突いて土俵外に出す。
20180918 10 316 貴景勝 突き出し 豊山 40

(11) 玉鷲戦 ●押し出し 4.6秒
 豊山、先に両手をつく。玉鷲、左手をついて時を置き、右手をサッとついて素早く立ち、右手を出して頭から踏み込む。豊山、胸で当たり、突っ張る。玉鷲、下からあてがって下がらず、右筈で相手の脇を押し上げて一気に前に出る。豊山、上体が起きて俵に詰まり、土俵下に吹っ飛ぶ。
20180919 11 316 玉鷲 押し出し 豊山 38

(12) 栃煌山戦 ●押し出し 3.3秒
 豊山、先に両手をつく。栃煌山、両足をじりっとすり、仕切り線後方でサッと両手をつく。両者、ほぼ同時に立つ。栃煌山、左肘を固めて踏み込み、右を差す。豊山、右肘を固めて当たり、突き放そうとする。栃煌山、下がらず押し上げながら前に出る。豊山、上体が起きて俵を割る。
20180920 12 313 栃煌山 押し出し 豊山 40

(13) 勢戦 ○突き落し 3.7秒
 豊山、先に手をつく。勢、腰を下ろし、両手をサッとつく。豊山、素早く立ち、右肘を固めて踏み込む。勢、右を差す。豊山、突き放そうとするが前に出られず、土俵際、左で突きながら左へ回る。勢、体が飛んで土俵に転がる。
20180921 13 314 豊山 突き落とし 勢 40

(14) 遠藤戦 ●突き出し 4.9秒
 豊山、先に両手をつく。遠藤、両手をサッとつく。豊山、素早く立ち、両肘を固める。遠藤、左肘を固めて頭から低く当たり、突っ張る。豊山、撥ね上げ、少し突き返し、叩きながら引いて土俵際。遠藤、乗じて前に出、突き放す。豊山、土俵下に落ちる。
20180922 14 312 遠藤 突き出し 豊山 40

(楽) 千代の国戦 ○叩き込み 11.1秒
 豊山、先に両手をつく。千代の国、左手をつく。豊山、突っ掛ける。2度目、豊山、先に両手をつく。千代の国、仕切り線後方で左手をつき、右手をサッとついて素早く立ち、右手を出して頭から踏み込む。豊山、右肘でかち上げる。千代の国、突き放す。豊山、叩く。千代の国、堪えて押し上げ、叩きながら右へ回る。豊山、向き直る。千代の国、突っ張りながら前に出る。豊山、土俵際、突っ張り返す。千代の国、下から押す。豊山、左で首を巻くがすっぽ抜け、俵の上で後ろ向きになる。千代の国、目標を失って前に飛ぶ。豊山、俵の上でくるっと向き直って残し、千代の国、土俵に落ちる。
20180923 15 312 豊山 叩き込み 千代の国 33
20180923 15 312 豊山 叩き込み 千代の国 43

《2018年秋場所取組内容・目次へ》