夏場所十二日目・幕内。(2023年5月)
夏場所十二日目・幕内の取り組み。
横綱照ノ富士は、新関脇の若元春を寄り倒し、1敗を守って11勝目。
もうひとりの1敗力士 朝乃山は、関脇大栄翔と対戦。一方的に押し出されて2敗目。照ノ富士は単独先頭に。大栄翔は勝ち越しを決める。
大関昇進がかかる関脇霧馬山と角番脱出まであと1勝の大関貴景勝が対戦。霧馬山が力強く寄り切り、二桁勝利を挙げる。これで大関昇進への目安とされる三役で3場所連続33勝に到達。
関脇豊昇龍は、長身の北青鵬と初対戦。相手の肩越しの上手を背中で切り、出し投げで崩して送り出し、勝ち越しを決める。
小結正代は、金峰山と初対戦。寄り切って6勝6敗と星を五分に。金峰山は、初土俵以来初の負け越し。
小結琴ノ若は、錦木と対戦。「物言い」がつく際どい相撲で敗れ、7敗と後がなくなる。
剣翔は、勝ち越しの懸かる平戸海を力強く寄り切り、9勝目を上げる。
宇良は、同学年の翔猿と対戦。長い押し合いの末、頭で捻り倒す《頭捻り》(ずぶねり)で勝利。幕内でこの決まり手が出るのは25年ぶり。
宝富士と水戸龍の対戦は、2分20秒近い相撲の末に「取り直し」に。2番目の相撲では、消耗した水戸龍が立合い変わるが、宝富士が送り出して勝利。
幕内全取り組み内容は以下の通り。
カッコ内は取り組み時間です。
立合い不成立がない場合は、記載なし。不成立があった場合は、「待った1回」などと回数ともに表記。
物言いがない場合は、記載なし。物言いがついた場合は、「軍配通り」、「差し違え」、「取り直し」、「反則」と表記。
● 千代翔馬 6勝6敗 押し倒し ○ 一山本 4勝8敗 (12.5秒)
一山本、両手突き。千代翔馬、相手の右腕を手繰り、突き返す。両者、激しい突っ張り合い。千代翔馬、右から張り、左を差して前に出る。一山本、右で押っ付けながら体を入れ替える。千代翔馬、両足が大きく開いて尻餅。

○ 妙義龍 7勝5敗 寄り切り ● 大翔鵬 5勝7敗 (4.8秒) 「待った2回」
大翔鵬、突っ掛ける。2度目、大翔鵬、また突っ掛ける。3度目、妙義龍、両差しになる。大翔鵬、左から突こうとする。妙義龍、右廻しを取り、両差しになって一気に寄り切る。

● 水戸龍 4勝8敗 送り出し ○ 宝富士 4勝8敗 (2.9秒) 「取り直し」
水戸龍、右肘を固めて当たり、突き放す。宝富士、左を差そうとする。水戸龍、頭をつけ、右で相手の左腕を押っ付けて差させず。両者、少し止まる。宝富士、腕を抜いて体を離し、左を差そうとする。水戸龍、差させず。両者、頭をつけ合った体勢で長い相撲に。宝富士、前に出ようとする。水戸龍、土俵際、叩いて左へ回る。宝富士、押しながら中に戻る。両者、再び頭をつけ合って止まる。宝富士、前に出る。水戸龍、叩きながら引き、土俵際で体を入れ替え、相手を後ろから押す。宝富士、土俵際、向き直ろうとする。両者、体が離れ、ほぼ同時に外へ踏み出す。軍配、宝富士。「物言い」がつき、「両者の飛び出すのが同時」として「取り直し」に。(139.2秒)

〔両者の土俵際〕


〔協議する審判団〕

<取り直しの相撲>水戸龍、立合い、右に大きく飛んで右上手を狙う。宝富士、左を差して一気に前に出る。水戸龍、土俵際で右小手投げにいく。宝富士、そこを後ろから押して外へ出す。(2.9秒)

● 阿武咲 6勝6敗 叩き込み ○ 王鵬 8勝4敗 (7.2秒)
阿武咲、踏み込み、押し勝って前に出る。王鵬、土俵際を回り込みながら叩く。阿武咲、俵の外に飛び出る。

○ 剣翔 9勝3敗 寄り切り ● 平戸海 7勝5敗 (17.2秒)
平戸海、左上手前廻しを取る。剣翔、右下手を取って相手の上手を切る。平戸海、再び左上手前廻しを取る。剣翔、右下手で振りながら相手の上手を切り、右下手を引きつけ、左で押っ付けながら力強く寄り切る。

● 佐田の海 5勝7敗 突き落とし ○ 琴恵光 7勝5敗 (2.3秒)
佐田の海、両差しで一気に前に出る。琴恵光、土俵際、右から突き落として逆転勝ち。

○ 北勝富士 5勝7敗 押し倒し ● 竜電 4勝8敗 (9.4秒)
北勝富士、押しながら前に出る。竜電、土俵際堪えて中に戻り、左をのぞかせて右上手を探る。北勝富士、押しながら前に出、叩いていなし、前に出て押し倒す。

● 碧山 4勝8敗 押し出し ○ 玉鷲 6勝6敗 (7.3秒)
玉鷲、やや早く立つ。両者、突き放し合う。玉鷲、押し勝って前に出、相手の引きに乗じて押し出す。

● 輝 5勝7敗 押し出し ○ 御嶽海 7勝5敗 (6.6秒)
御嶽海、踏み込む。輝、押し上げ、右を差して腕を返す。御嶽海、右をのぞかせて前に出、押し上げて相手を起こし、外へ出す。

● 翔猿 5勝7敗 頭捻り ○ 宇良 6勝6敗 (36.2秒)
翔猿、その場で立ち、両手突きから右上手を探る。宇良、相手の左腕を手繰って下がり、押しながら前に出る。翔猿、右で廻しを探るが取れず。両者、頭を下げて突き放し続ける。宇良、下がって右足を俵にかけ、再び押しながら中に戻る。両者、低い体勢で突き放し続ける。宇良、俵に詰まり、ややバランスを崩してしゃがむような体勢になる。翔猿、そこを押し出そうとするが、相手が立て直そうとしたため、左で頭を抱えて覆いかぶさる体勢になる。宇良、頭を反って相手の腕を外す。翔猿、土俵に裏返る。
〔宇良の頭捻り〕


● 隆の勝 4勝8敗 上手投げ ○ 錦富士 3勝9敗 (3.6秒)
隆の勝、右喉輪で押す。錦富士、相手の腕を外して左上手を取り、土俵際を素早く回り込みながら上手投げで倒す。

○ 阿炎 6勝6敗 押し倒し ● 明生 8勝4敗 (3.0秒)
阿炎、立合い左へ変わりながら叩く。明生、泳いで土俵際で堪える。阿炎、そこを押し倒す。取組後、明生、右足を気にする。

● 高安 1勝2敗9休 押し出し ○ 翠富士 4勝8敗 (2.0秒)
翠富士、頭から踏み込む。高安、その場で立ち、両手突きから引く。翠富士、乗じて押し出す。

● 琴ノ若 5勝7敗 押し出し ○ 錦木 6勝6敗 (7.4秒) 「軍配通り」
琴ノ若、両差しになる。錦木、外から極める。琴ノ若、引いて土俵際で体を離し、右を差して腕を返し、左上手を取って俵伝いに左へ回りながら上手投げ。両者、俵の外に飛び出す。軍配、錦木。「物言い」がつき、「錦木の膝がつくのと琴ノ若の足が出るのが同時か協議し、琴ノ若の足が先に出ていた」とし、「軍配通り」、錦木の勝ちとなる。
〔両者の土俵際〕


〔協議する審判団〕

○ 正代 6勝6敗 寄り切り ● 金峰山 4勝8敗 (3.6秒)
正代、両差しを狙う。金峰山、左前廻しを狙う。正代、左で押っ付けながら左へ回って体を入れ替え、両差しになって寄り切る。

○ 大栄翔 8勝4敗 押し出し ● 朝乃山 10勝2敗 (5.1秒)
大栄翔、突き放す。朝乃山、上体が起き、叩きながら右へ回り込む。大栄翔、逃さず押す。朝乃山、土俵下に落ちる。

〔勝ち越しインタビューを受ける大栄翔〕

● 北青鵬 8勝4敗 送り出し ○ 豊昇龍 8勝4敗 (18.4秒)
豊昇龍、右手を出して踏み込み、押し上げ、両下手を取る。北青鵬、肩越しの右上手を取る。豊昇龍、頭を相手の腕の下に入れて背中で上手を切る。北青鵬、左上手を取る。豊昇龍、すぐに左下手出し投げで泳がせ、後ろから押して外へ出す。
〔相手の上手を切る豊昇龍〕

〔豊昇龍の送り出し〕

〔勝ち越しインタビューを受ける豊昇龍〕

○ 霧馬山 10勝2敗 寄り切り ● 貴景勝 7勝5敗 (3.6秒)
両者、見合ってなかなか腰を下ろさず。霧馬山が先に腰を下ろし、両手をつく。貴景勝、手をサッとついて立つ。貴景勝、突き放す。霧馬山、すぐに右下手を取り、左で押しながら一気に寄り切る。

○ 照ノ富士 11勝1敗 寄り倒し ● 若元春 8勝4敗 (10.3秒)
両者、突き放し合い、左四つになる。若元春、左下手を取る。照ノ富士、右上手を探るが取れず、左下手を取る。若元春、右上手も取って前に出る。照ノ富士、土俵際、左下手投げで体を入れ替え、寄り倒す。

★来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」
1位:宇良、2位:霧馬山、3位:大栄翔
《2023年夏場所取組内容・目次へ》
横綱照ノ富士は、新関脇の若元春を寄り倒し、1敗を守って11勝目。
もうひとりの1敗力士 朝乃山は、関脇大栄翔と対戦。一方的に押し出されて2敗目。照ノ富士は単独先頭に。大栄翔は勝ち越しを決める。
大関昇進がかかる関脇霧馬山と角番脱出まであと1勝の大関貴景勝が対戦。霧馬山が力強く寄り切り、二桁勝利を挙げる。これで大関昇進への目安とされる三役で3場所連続33勝に到達。
関脇豊昇龍は、長身の北青鵬と初対戦。相手の肩越しの上手を背中で切り、出し投げで崩して送り出し、勝ち越しを決める。
小結正代は、金峰山と初対戦。寄り切って6勝6敗と星を五分に。金峰山は、初土俵以来初の負け越し。
小結琴ノ若は、錦木と対戦。「物言い」がつく際どい相撲で敗れ、7敗と後がなくなる。
剣翔は、勝ち越しの懸かる平戸海を力強く寄り切り、9勝目を上げる。
宇良は、同学年の翔猿と対戦。長い押し合いの末、頭で捻り倒す《頭捻り》(ずぶねり)で勝利。幕内でこの決まり手が出るのは25年ぶり。
宝富士と水戸龍の対戦は、2分20秒近い相撲の末に「取り直し」に。2番目の相撲では、消耗した水戸龍が立合い変わるが、宝富士が送り出して勝利。
幕内全取り組み内容は以下の通り。
カッコ内は取り組み時間です。
立合い不成立がない場合は、記載なし。不成立があった場合は、「待った1回」などと回数ともに表記。
物言いがない場合は、記載なし。物言いがついた場合は、「軍配通り」、「差し違え」、「取り直し」、「反則」と表記。
● 千代翔馬 6勝6敗 押し倒し ○ 一山本 4勝8敗 (12.5秒)
一山本、両手突き。千代翔馬、相手の右腕を手繰り、突き返す。両者、激しい突っ張り合い。千代翔馬、右から張り、左を差して前に出る。一山本、右で押っ付けながら体を入れ替える。千代翔馬、両足が大きく開いて尻餅。

○ 妙義龍 7勝5敗 寄り切り ● 大翔鵬 5勝7敗 (4.8秒) 「待った2回」
大翔鵬、突っ掛ける。2度目、大翔鵬、また突っ掛ける。3度目、妙義龍、両差しになる。大翔鵬、左から突こうとする。妙義龍、右廻しを取り、両差しになって一気に寄り切る。

● 水戸龍 4勝8敗 送り出し ○ 宝富士 4勝8敗 (2.9秒) 「取り直し」
水戸龍、右肘を固めて当たり、突き放す。宝富士、左を差そうとする。水戸龍、頭をつけ、右で相手の左腕を押っ付けて差させず。両者、少し止まる。宝富士、腕を抜いて体を離し、左を差そうとする。水戸龍、差させず。両者、頭をつけ合った体勢で長い相撲に。宝富士、前に出ようとする。水戸龍、土俵際、叩いて左へ回る。宝富士、押しながら中に戻る。両者、再び頭をつけ合って止まる。宝富士、前に出る。水戸龍、叩きながら引き、土俵際で体を入れ替え、相手を後ろから押す。宝富士、土俵際、向き直ろうとする。両者、体が離れ、ほぼ同時に外へ踏み出す。軍配、宝富士。「物言い」がつき、「両者の飛び出すのが同時」として「取り直し」に。(139.2秒)

〔両者の土俵際〕


〔協議する審判団〕

<取り直しの相撲>水戸龍、立合い、右に大きく飛んで右上手を狙う。宝富士、左を差して一気に前に出る。水戸龍、土俵際で右小手投げにいく。宝富士、そこを後ろから押して外へ出す。(2.9秒)

● 阿武咲 6勝6敗 叩き込み ○ 王鵬 8勝4敗 (7.2秒)
阿武咲、踏み込み、押し勝って前に出る。王鵬、土俵際を回り込みながら叩く。阿武咲、俵の外に飛び出る。

○ 剣翔 9勝3敗 寄り切り ● 平戸海 7勝5敗 (17.2秒)
平戸海、左上手前廻しを取る。剣翔、右下手を取って相手の上手を切る。平戸海、再び左上手前廻しを取る。剣翔、右下手で振りながら相手の上手を切り、右下手を引きつけ、左で押っ付けながら力強く寄り切る。

● 佐田の海 5勝7敗 突き落とし ○ 琴恵光 7勝5敗 (2.3秒)
佐田の海、両差しで一気に前に出る。琴恵光、土俵際、右から突き落として逆転勝ち。

○ 北勝富士 5勝7敗 押し倒し ● 竜電 4勝8敗 (9.4秒)
北勝富士、押しながら前に出る。竜電、土俵際堪えて中に戻り、左をのぞかせて右上手を探る。北勝富士、押しながら前に出、叩いていなし、前に出て押し倒す。

● 碧山 4勝8敗 押し出し ○ 玉鷲 6勝6敗 (7.3秒)
玉鷲、やや早く立つ。両者、突き放し合う。玉鷲、押し勝って前に出、相手の引きに乗じて押し出す。

● 輝 5勝7敗 押し出し ○ 御嶽海 7勝5敗 (6.6秒)
御嶽海、踏み込む。輝、押し上げ、右を差して腕を返す。御嶽海、右をのぞかせて前に出、押し上げて相手を起こし、外へ出す。

● 翔猿 5勝7敗 頭捻り ○ 宇良 6勝6敗 (36.2秒)
翔猿、その場で立ち、両手突きから右上手を探る。宇良、相手の左腕を手繰って下がり、押しながら前に出る。翔猿、右で廻しを探るが取れず。両者、頭を下げて突き放し続ける。宇良、下がって右足を俵にかけ、再び押しながら中に戻る。両者、低い体勢で突き放し続ける。宇良、俵に詰まり、ややバランスを崩してしゃがむような体勢になる。翔猿、そこを押し出そうとするが、相手が立て直そうとしたため、左で頭を抱えて覆いかぶさる体勢になる。宇良、頭を反って相手の腕を外す。翔猿、土俵に裏返る。
〔宇良の頭捻り〕


● 隆の勝 4勝8敗 上手投げ ○ 錦富士 3勝9敗 (3.6秒)
隆の勝、右喉輪で押す。錦富士、相手の腕を外して左上手を取り、土俵際を素早く回り込みながら上手投げで倒す。

○ 阿炎 6勝6敗 押し倒し ● 明生 8勝4敗 (3.0秒)
阿炎、立合い左へ変わりながら叩く。明生、泳いで土俵際で堪える。阿炎、そこを押し倒す。取組後、明生、右足を気にする。

● 高安 1勝2敗9休 押し出し ○ 翠富士 4勝8敗 (2.0秒)
翠富士、頭から踏み込む。高安、その場で立ち、両手突きから引く。翠富士、乗じて押し出す。

● 琴ノ若 5勝7敗 押し出し ○ 錦木 6勝6敗 (7.4秒) 「軍配通り」
琴ノ若、両差しになる。錦木、外から極める。琴ノ若、引いて土俵際で体を離し、右を差して腕を返し、左上手を取って俵伝いに左へ回りながら上手投げ。両者、俵の外に飛び出す。軍配、錦木。「物言い」がつき、「錦木の膝がつくのと琴ノ若の足が出るのが同時か協議し、琴ノ若の足が先に出ていた」とし、「軍配通り」、錦木の勝ちとなる。
〔両者の土俵際〕


〔協議する審判団〕

○ 正代 6勝6敗 寄り切り ● 金峰山 4勝8敗 (3.6秒)
正代、両差しを狙う。金峰山、左前廻しを狙う。正代、左で押っ付けながら左へ回って体を入れ替え、両差しになって寄り切る。

○ 大栄翔 8勝4敗 押し出し ● 朝乃山 10勝2敗 (5.1秒)
大栄翔、突き放す。朝乃山、上体が起き、叩きながら右へ回り込む。大栄翔、逃さず押す。朝乃山、土俵下に落ちる。

〔勝ち越しインタビューを受ける大栄翔〕

● 北青鵬 8勝4敗 送り出し ○ 豊昇龍 8勝4敗 (18.4秒)
豊昇龍、右手を出して踏み込み、押し上げ、両下手を取る。北青鵬、肩越しの右上手を取る。豊昇龍、頭を相手の腕の下に入れて背中で上手を切る。北青鵬、左上手を取る。豊昇龍、すぐに左下手出し投げで泳がせ、後ろから押して外へ出す。
〔相手の上手を切る豊昇龍〕

〔豊昇龍の送り出し〕

〔勝ち越しインタビューを受ける豊昇龍〕

○ 霧馬山 10勝2敗 寄り切り ● 貴景勝 7勝5敗 (3.6秒)
両者、見合ってなかなか腰を下ろさず。霧馬山が先に腰を下ろし、両手をつく。貴景勝、手をサッとついて立つ。貴景勝、突き放す。霧馬山、すぐに右下手を取り、左で押しながら一気に寄り切る。

○ 照ノ富士 11勝1敗 寄り倒し ● 若元春 8勝4敗 (10.3秒)
両者、突き放し合い、左四つになる。若元春、左下手を取る。照ノ富士、右上手を探るが取れず、左下手を取る。若元春、右上手も取って前に出る。照ノ富士、土俵際、左下手投げで体を入れ替え、寄り倒す。

★来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」
1位:宇良、2位:霧馬山、3位:大栄翔
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